発表日:2018年5月22日 クラウドセキュリティの先進企業、ゼットスケーラー社が アジアパシフィック事業を日本へ拡大 東京オフィス開設とともに日本チーム体制を強化 サンノゼ(カリフォルニア州)および東京 - 2018年5月22日(日本時間)-クラウドセキュリティ業界を牽引するゼットスケーラー社(NASDAQ:ZS)は、大手町ファイナンシャルシティのグローバルビジネスハブ内に東京オフィスを新規開設するとともに、セキュリティ業界の深い知識を有する経験豊富な日本チームを構築し、日本国内の大手企業および既存顧客のサポートを強化していくことを本日発表しました。 大規模組織のセキュアなクラウドサービスへの転換(トランスフォーメーション)とその実現を支援しているゼットスケーラー社は、カルフォルニア州サンノゼに本社を構え、アジアパシフィックではシンガポール、オーストラリア、インドでも事業を展開しています。 『Forbes Global 2000』の200社以上が顧客である他、あらゆる主要業界を世界で支援しています。 ゼットスケーラー社CEOのジェイ・チャウドリーは、「今回の新たな展開により、日本の組織および企業に対して、より効果的にサービスを提供できるようになります。 日本および世界中の企業は爆発的に増加するインターネット経由のトラフィックのセキュリティの確保に奮闘されています。 今日の境界線のない世界において、当社のクラウドに特化したセキュリティプラットフォームは、高速なユーザーエクスペリエンスとともにセキュリティを強化する一方、今やレガシーとなったセキュリティ機器の購入、展開、管理の必要性を排除します」と述べています。 企業のビジネス活動が広範になることでインターネットへの比重がますます拡大し、新たな外部型SaaSアプリケーションの採用と社内管理アプリケーションからパブリッククラウドへの移行が、これまで以上に進行しています。 ゼットスケーラーセキュリティクラウドは、企業のデータセンターからクラウドへ、さらに従来のデータセンターベースのネットワークから最新のダイレクトトゥクラウド(Direct-to-Cloud)アーキテクチャへのセキュアなアプリケーション移行を実現することにより、エンタープライズにおけるクラウドへのITトランスフォーメーションの加速に貢献します。 Direct-to-Cloudとは、ローカルでセキュアにトラフィックをインターネットにルーティングできるアーキテクチャです。 「当社ではクラウドへのトランスフォーメーションを計画している企業向けにスケーラブルなクラウドプラットフォームを提供しています。 当社の代表的なサービスであるZscaler Internet Access TM およびZscalerPrivate Access TM は、デバイス、場所、ネットワークなどに影響されることなく、ユーザーとアプリケーション間の高速でセキュアな接続を構築します。 185か国以上で使用されているマルチクラウド分散型セキュリティプラットフォームを運営し、サイバー攻撃とデータ消失から数千社の顧客企業を保護しています。 詳細については、 をご覧いただくか、Twitter zscalerをフォローしてください。 Zscaler、Zscaler Internet Access、Zscaler Private Accessはそれぞれ、米国およびその他の国におけるZscaler, Inc. の商標または登録商標です。 その他の商標はすべて、それぞれの保有者に所有権があります。
次の[スポンサードリンク] Zscaler Inc. 2007年に創業し、上場(IPO)は2018年3月16日、決算7月。 ティッカーシンボルは「ZS」。 英語では「ジースケーラー」と発音しますが、日本では「ゼットスケーラー」と呼ぶのが一般的のようです。 ゼットスケーラーの株主など 大株主にはゼットスケーラーのCEOのJay Chaudhry(ジェイ・チョードリー)氏が、37. 競合企業を上げるなら、同じくクラウドでのセキュリティー提供している「」や、ノートンなどのセキュリティーソフトを扱っている「 Symantec( NLOK)」でしょうか。 日本の企業では「 トレンドマイクロ」でしょうか。 ゼットスケーラーのセキュリティーサービスでは、 クラウド時代の今、コンピューティング、モバイル、IoTと言われるモノのインターネットなどあらゆるデバイスからのアクセスにおいて、ゼットスケーラーのセキュリティーはその力を発揮します。 モバイルデバイス向けで、マイクロソフトより認証を受けている唯一のセキュリティー企業です。 クラウドストライク(CRWD)との違い ゼットスケーラー(ZS)がモバイルやクラウドのデータセンターへの安全な接続を可能とするセキュリティーを提供しているのに対し、クラウドストライク(CRWD)では、クラウド空間での挙動検知などを強みとしており、両社の特徴となっています。 その中でも、ゼットスケーラーの「ZPA」というサービスでは、完全にクラウドで提供されています。 そして、それぞれのデバイスとアプリの間にセキュアセグメントを作成することで、 許可されたユーザだけが特定のプライベートアプリケーションにアクセスできるようになります。 その他にも、 RSA、Okta、OneLogin、Ping Identityなどのシングルサインオンプロバイダーと統合されています。 それらクラウドアプリケーションのセキュリティをシンプルにし、強化します。 ZPAを導入する場合には、クライアント端末に「Zscaler App」をインストールし、利用中のクラウド環境や自社のデータセンターにコネクタ(仮想アプライアンス)をインストールし、「Zscaler Cloud」に接続するだけで導入ができてしまうという簡単さです。 自宅でも業務を行う従業員が、オフィスにいるときと同様の安全性を担保しながら、セキュアな通信環境を提供してくれるのが、ゼットスケーラーのセキュリティーサービスです。 com証券) 日本ではソフトバンクがゼットスケーラーのサービスを提供 ゼットスケーラーのビジネスは、グローバルな電話会社の1つに影響を受けています。 武田薬品や、伊藤忠などでも導入されています。 海外でも、 AT&T、Verizon、British Telecom、Orange Business Services、Swisscomなどが、ネットワークとセキュリティサービスの一部としてZscalerを積極的に販売しています。 テレワークでのゼットスケーラーの強みやメリット 今回の新型コロナウィルスの影響で、在宅勤務が増えました。 そんな環境の中、自宅から、さまざまなデバイスからいろんな情報にアクセスします。 その中で、社内外のリソースやアプリケーションに安全にアクセスできること。 リアルタイムにセキュリティ状況を可視化できること。 コンプライアンスを確保できること、Webとメールのセキュリティが完全に融合されている点などがゼットスケーラーの強みであり、利用する側としてのメリットとなるでしょう。 価格としては、規模や選択するサービスによって違ってきますが、1ユーザーあたり100円~500円程度と安価です。 選べるサービスには、メールやWebのどちらも利用することも、どちらか一方だけ利用することもできます。 ゼットスケーラー、Edgewise Networks社を買収へ 2020年6月4日ゼットスケーラーは、パブリッククラウドとデータセンター向けのアプリケーション間の通信セキュリティの先駆者であるEdgewise Networksを買収したことを発表しました。 Edgewise Networksは、アプリケーションソフトウェア、サービス、プロセスのIDを検証してゼロトラスト環境を実現し、East-West通信を大幅に改善した企業です。 これにより攻撃対象領域が格段に減少し、不正アクセスやデータ漏洩のリスクも軽減されることになります。 [スポンサードリンク] ゼットスケーラー(ZS)の業績・決算 ゼットスケーラーの決算は7月なので、まもなくですね。 前期までは、順調に売上高を伸ばし、営業キャッシュフローも伸ばしています。 2020年期の決算も注目したい所です。 ゼットスケーラー(ZS)の株価の推移と時価総額 (出典:Google finance) ゼットスケーラーは2018年3月16日に株価33ドルでナスダック市場に上場(IPO)してから、現在100ドル近辺まで約3倍ほど上昇しており、現在の時価総額は129億ドル(約1兆3000億円)となっています。 2020年7月の決算が良ければ、さらに株価が上昇しそうです。 決算に注目です! (また決算後に追記するかもしれません。 ) 参考 ・ ・ ・.
次の今は従業員と顧客の健康と安全が第一 安全にテレワークを実現するために ゼットスケーラーの主要プロダクトにはZscaler Internet Access(ZIA)とZscaler Private Access(ZPA)の2つがある。 ZIAはクラウドで実現するセキュリティスタックとなり、IDS、IPS、ファイアウォール、Sandbox、URLやコンテンツのフィルタリング、DLP、CASBなどが含まれている。 ロウ氏は「 管理者には複雑性を減らし、エンドユーザーにはユーザーエクスペリエンスを向上させる」とメリットを挙げる。 ZPAはエンドユーザーが業務で使うアプリケーションやデータに安全にアクセスするためのツールとなる。 ゼロトラストをもとにしたやりとりで、VPNに接続することなく、直接アクセス先のクラウドやデータセンターにアクセスできる。 従業員がリモートワークをするときに用いるツールとなる。 ゼットスケーラーには脅威分析を行う組織「Zscaler ThreaLabZ」もある。 同社のサービスで生じるリクエストは毎日950億を超え、この大量のトラフィックから新たな脅威の検知も行っている。 最近ではコロナウイルスに便乗した各種マルウェアも確認されているという。 こうした脅威に対応するために毎日12万ものセキュリティアップデートを行い、毎日1億以上の脅威をブロックしている。 2020年は全世界で新型コロナウイルスの感染が拡大し、否が応でもテレワークを強行せざるをえない状況だ。 ロウ氏によると、2020年1月から比較してZPAのトラフィックは全世界で8倍、日本でも2倍増加している。 それだけテレワークの実践が広がっているとも言える。 ZPAのトラフィックは2020年1月から世界全体で8倍、日本で2倍伸びている ロウ氏がゼットスケーラーの強みとして挙げるのは展開の速さだ。 社名に「スケール」が入っているだけに、拡張性は同社の強み。 あるグローバル物流企業では1週間でZPAのユーザー数を5000人から2万人へ、別のグローバルな複合企業では2週間の間にZPAのユーザーを2万人から10万人に拡張したという。 どちらも2020年3月にだ。 日本における導入についてはゼットスケーラーの北アジア担当 ダレン マッケレン氏が説明した。 2020年3月始め、大手物流企業からゼットスケーラーに「4月から6,000人がテレワークできるようにしたい」と相談があり、当初の予定を前倒しして3月中に実現したという。 ほかにも武田薬品工業が全社的にゼットスケーラーを利用している。 同社は2月には社員に在宅勤務を推奨するなど、新型コロナウイルス対策の動きが早かったことで知られている。 日本ではここ数年「働き方改革」のもとに政府がテレワークを後押ししてきたが、なかなか定着していない。 厚生労働省がLINEで実施した新型コロナウイルス感染症対策に関するアンケート結果(第1回目)を見ても、 テレワークをしているとの回答はわずか5. 6%にとどまっていた。 新型コロナウイルスとの戦いが長期戦になることは恐らく不可避だ。 マッケレン氏は日本の現状をうけて、次のように語った。 「 いま日本企業において最も重要なのは従業員および顧客の健康と安全です。 今後テレワークはビジネス継続のための重要な柱となるでしょう。 従業員が安全に仕事をするためには、安全に情報にアクセスできるようにする必要があります。 ゼットスケーラーは日本企業に新しい仕事環境への迅速な移行を支援していきます」.
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