管理人的には2年に1回くらいは全巻を読み返している定期的に読みたい漫画です。 ちなみに有名な話ですが漫画のメインキャラの苗字は全て数字が使われています。 ヒロイン。 音がないので0) 響子さんが五代君を選んだ理由 さてここからが本題です。 響子さんには五代君と三鷹さんの二人がアプローチをしていました。 しかし最終的に響子さんが選んだのはお金持ちでハンサムな三鷹さんではなく、優柔不断で経済力がない(が優しい)五代君でした。 なぜ五代君を選んだのか。 1巻から読み直してそれは二人の響子さんに対するアプローチ(というか考え方)の違いだと気づきました。 未亡人である響子さんと結ばれるための一番の障害は、響子さんの亡き夫惣一郎への想いにどう決着をつけるかです。 響子さんにとって惣一郎はとてもとても大きな存在ですからこの想いに決着をつけず結ばれることは出来ません。 五代君と三鷹さんのスタンスの違い さて上述のとおり響子さんと結ばれるための一番のポイントは響子さんの惣一郎への想いにどのように決着をつけるかです。 ここに対する五代君と三鷹さんのスタンスは明確に異なります。 三鷹さんのスタンス 三鷹さんは自分に自信があります。 イケメンかつお金持ちで今までモテまくってきたのだからそれも当然です。 そんな三鷹さんのスタンスは亡き夫惣一郎への想いも含めて過去を断ち切り自分と新しい生活をスタートしようというものです。 つまり響子さんの悲しい想いを全て断ち切り自分が新しい楽しい思い出を作るから大丈夫。 というものです。 自信あふれる三鷹さんらしい考え方と言えます。 五代君のスタンス 一方五代君はというと「生きていれば色んな欠点も見えてくるだろう。 でも死人は無敵だ。 彼女の中で理想像が増殖していく」と最初に彼自身も思ったように響子さんから惣一郎への思いを消すのは無理だと考えています。 この考えはそのとおりで響子さんの中で惣一郎の存在はとてつもなく大きいです。 最後にだんだんとその思いは薄まったとはいえ完全に忘れるということは出来ません。 よって五代君のスタンスは響子さんが惣一郎への想いを断ち切れないことを理解して、その上で響子さんを待つというものです。 ただしこのスタンスだけでは三鷹さんに勝つことはできません。 忘れるのを待っている消極的なものですから。 勝つためにというか、響子さんと一緒にいるために成長した五代君が最後の最後に行きついた結論が響子さんの中にいる惣一郎ごと愛す。 というこれ以上ない結論です。 この時の五代君は当初の頼りなさはすっかり消えて実に頼もしくなっていました。 響子さんが五代君と出会えて良かったと思うのも当然です。 管理人はここで感動して泣きました。 よってまとめると三鷹さんは響子さんの中から惣一郎を消そうとした(自分といることでその悲しさを打ち消そうとした)に対して、五代君は響子さんが惣一郎を思い続けるのは仕方ない、だから惣一郎ごと受け入れることにしたというものです。 響子さんの中から惣一郎を消せない以上、五代君のやり方が正解なのは言うまでもありません。 あとがき めぞん一刻は時を越えて愛される作品の一つだと思います。 今回は五代君と三鷹さんのスタンスにスポットを当てましたが実は一刻館に一緒に住んでいる時点で相当五代君有利です。 毎日顔を合わせるというのは恋愛において相当なアドバンテージですから。 なので三鷹さんが五代君に勝つためにはなりふり構わず一刻館の3号室に引っ越すのが正解だったかもしれません。 何回読んでも古臭さを感じずむしろ新しい発見があるめぞん一刻。 管理人はきっといつまでも家に置いておくと思います。 未読の方はぜひ一度読んで欲しい作品です。
次の本作のヒロイン。 若くて美人、スタイル抜群。 本作の舞台となるアパート「一刻館」に住み込みの管理人として赴任する。 その美貌に五代は一目で虜になり、常に気になるマドンナ的な存在となる。 後に未亡人であること、五代より2歳年上であることが分かる。 通称「管理人さん」。 キャラクターのモデルは女優の夏目雅子。 また、原作者の高橋留美子は自身の性格に一番近いキャラクターとして音無響子を挙げている。 女子高である私立桜ヶ丘高校(アニメ53話より)の出身で、テニス部に所属していた。 講師として赴任してきた音無惣一郎と出会い、高校卒業後、両親の猛反対を押し切って惣一郎と結婚する。 しかし、結婚して半年足らずの翌年春に惣一郎は亡くなってしまう。 失意のどん底にあった響子だが、惣一郎の父・音無老人の取り計らいでアパート「一刻館」に住み込みの管理人としてやってくる。 音無老人や母親は響子に再婚を勧めて(実父は再婚に反対)いたが、響子は気持ちの整理が付けられず、音無の姓を名乗り続けていた。 「非常識のかたまり」の一刻館の住民や周囲の人々との触れあいや生活は、少しずつ響子に笑顔を取り戻させ、失意と喪失感に覆われていた心を和らげていった。 五代については一刻館に赴任した当初から少々出来の悪い弟の面倒を見るように世話を焼いていた。 そんなある晩、五代が酔った勢いで響子を好きだと叫んだことから五代の自分への想いを初めて知り、異性として意識し始める。 テニスクラブのコーチ・三鷹瞬からもアプローチを受け両者の間で揺れ動きながらも、五代の心根の優しさや厚意に絆され、次第に心惹かれて行く。 しかし響子は、五代への恋慕の情は亡き夫への想いを「嘘になってしまいそうで…」と自問自答し、自分の気持ちに戸惑いを感じていた。 そのため五代の気持ちを受け入れることにも躊躇していた。 ある出来事から三鷹は他の女性と婚約し、五代とも決定的な破局寸前にまで至る騒動が立て続けに起こった。 それらの誤解が解けた時、自分の気持ちに素直に向き合い結ばれるに至る。 五代の就職後、プロポーズを受け、再婚を決意し、準備を進めるも惣一郎の思い出の品を前に悩む姿もあった。 そんな姿を五代も見ており、その心に棲んでいる惣一郎の存在も否定せず受け入れてくれた五代に「あなたに会えて本当に良かった」と感謝していた。 結婚後、翌春に長女・春香を出産する。 「音無」は結婚後の苗字で、旧姓は「千草(ちぐさ)」。 幼少時は父親が転勤族であったため各地を転々としていた。 普段は穏やかでいつも微笑みを絶やさない。 基本的に明るく快活で優しい性格の反面、非常にヤキモチ焼きで世間知らずであり、思い込みも激しい。 また、親譲りの鈍感な面もあり、三鷹の犬恐怖症に最後まで気付かなかったり、五代の「響子さんの作ったみそ汁が飲みたい」という遠回しの求婚を文字通りに解し、味噌汁を用意するなど、天然ぶりを発揮することもしばしば。 自分が五代や三鷹に求められている存在だと自覚している。 しかし、両者に対してはっきりした態度を取らず「ぬるま湯」の状態の逃避をするも、五代や三鷹が他の女性と仲良くしているのを見聞きしただけで、真意を確認せぬまま自分の中で勝手な解釈をし、独りよがりに不機嫌になり、キツく当たっていた。 特に五代に対しては、女友達から日に何度も電話があるだけで嫉妬し、それに応対している五代の言動を目にするのも耐えられず、それまで管理人室で取り次いでいた黒電話とは別に「アパートの住人用」との名目でピンク電話を設置してしまったほどである。 こずえとのデートに出かける際は「ネクタイを直してあげる」と称して首を絞めたり、いぶきと腕を組んで仲よさそうに学校へ向かう姿を見送る際には笑顔のまま掃除用の竹ぼうきをへし折るなどもした。 しかし、雰囲気が高まると自ら五代にキスしようとするような思わせぶりな仕草を見せたり(実際にハプニングも含めて数回キスしているが、響子の側からのキスの方が多い)、また五代の帰宅時間だけは曜日ごとに把握して庭先で出迎えるなど、五代に好意を持っていた。 ただ、前述のような理由から直接「好き」と言葉ではなかなか言えなかった。 結局一刻館の管理人室で五代と結ばれた時に初めて「ずっと前から好きだった」ことを告白したが、作中で響子が五代に対して愛情を直接言葉で表現したのはこの一度きりだった。 前夫の惣一郎を亡くしたことは(特に物語の序盤では)響子の心の奥底で深い傷になっており、五代のプロポーズを受け入れる時も「1日でいいから自分より長生きして…。 一人ではもう生きていけそうにないから」とその胸のうちを吐露し、五代も決して響子を一人にしないことを約束した。 自動車運転免許を取得している。 海水浴に出かけた際、三鷹が体調不良から運転できなくなった際には帰路の運転をかってでたが、教習所卒業以来運転をしたことがないペーパードライバーであり、ハンドルを握ると性格がいつにも増して強気になる上に、緊張から周囲に気を配る余裕が無くなる。 同乗していた三鷹と五代が顔面蒼白で引きつるほど荒々しい運転をした。 また、一刻館の雨漏りを直すために屋根に上がって応急処置の大工仕事をしたり、停電したときには「簡単な電気工事なら多少の心得がある」と修理をするなど、意外な一面を垣間見せている。 ベースカラーは主にピンクか黄色 )」と、「竹箒」が、響子のトレードマークであり、代名詞的存在となっている。 五代が一刻館から出入りするときは特に、深夜・早朝にかかわらず玄関前を掃除していることが多い。 竹ぼうきで掃く音で響子の機嫌の善し悪しがうかがい知れることも少なくない(上述のようにいぶきと五代が腕を組みながら学校へ行った際には竹ぼうきをへし折ったことすらある)。 五代にセクハラ(例:屋根から落ちそうになって五代に救われた時に胸を触られた、スカートをめくられた)を受けた時などに本気で怒り、平手打ちを食らわせたことも数多い。 第8話にて初めて五代に食らわせた。 (一刻館前にて五代が響子が好きだと絶叫したため。 作者の代表作「うる星やつら」の諸星あたるの母もPIYOPIYOエプロンを着用している場面がある(うる星やつらのテレビ版アニメ・第78話において、紫色のPIYOPIYOエプロンを確認できる)。 PIYOPIYOエプロンは椎名高志などから、オマージュの小道具として広く使われている。 「銀河英雄伝説」のフレデリカ・グリーンヒルもPIYOPIYOエプロンを愛用している(OVA、第60話「魔術師捕わる」やエンディングでのカットで確認できる)。 その他、(高橋作品に限らず)多くの作品にPIYOPIYOエプロンが登場する。 同じ小学館の漫画『鉄子の旅』で、「横見の妄想」シーンにゲストで登場。 これは作者の菊池直恵に高橋が協力して、特別に描き下ろしたものである。 出典:wikipedia 画像を見てのとおり、響子さんはかなりのべっぴんさんである。 恋をするにおいて、容姿を相手に求めるのはあたり前だが、それだけでは恋心は弾まない。 響子さんは誰に対しても人当たりが良く、誰からも好かれているマドンナ的存在なのだ。 非常識な住人しかいない、一刻館での管理人の仕事もテキパキとこなし、 何かトラブルが起きた際は、度々自分を責めたりと責任感も強い デキた女性なのである。 そんな響子さんなのだが、実は非常に子供っぽい面も持っている。 例えば、主人公かつ年下である五代君が、自分以外の女性といちゃついていると、 やきもちを焼きツンツンとした態度を見せたりするのだ。 そういった可愛らしい一面と、真面目な一面とのギャップが、 1番男ゴコロをくすぐるのである。 五代君はそんな響子さんに恋をしている。 彼は響子さんに何度もアプローチはするものの、なぜか変な勘違いをしたり、されたりと。 2人の関係は深まるばかりか、酷くこじれてしまうこともしばしば。 もてない男性の方なら思わず「ああ、もう!」と思わず感情移入してしまうこと間違いなしである。 また、2人の歳の差なのだが、調べてみると2歳しか違わないのだ。 姉と弟でも充分通用する年齢差なのだが、絶対に響子さんの方がもっと年上に見える。 だからといって、けして響子さんのことを、おばさんなどと呼んではいけない。 響子さんは永遠のお姉さんなのだ。 歳の差からみて、物語当初、響子さんは五代君のことを、ひょっとしたら手のかかる弟のように思っていたのかもしれない。 でも、できれば弟ではなく、ひとりの男として見て欲しい、 というのが、年上の女性に恋する男性の気持ちなのである(笑).
次の本作のヒロイン。 若くて美人、スタイル抜群。 本作の舞台となるアパート「一刻館」に住み込みの管理人として赴任する。 その美貌に五代は一目で虜になり、常に気になるマドンナ的な存在となる。 後に未亡人であること、五代より2歳年上であることが分かる。 通称「管理人さん」。 キャラクターのモデルは女優の夏目雅子。 また、原作者の高橋留美子は自身の性格に一番近いキャラクターとして音無響子を挙げている。 女子高である私立桜ヶ丘高校(アニメ53話より)の出身で、テニス部に所属していた。 講師として赴任してきた音無惣一郎と出会い、高校卒業後、両親の猛反対を押し切って惣一郎と結婚する。 しかし、結婚して半年足らずの翌年春に惣一郎は亡くなってしまう。 失意のどん底にあった響子だが、惣一郎の父・音無老人の取り計らいでアパート「一刻館」に住み込みの管理人としてやってくる。 音無老人や母親は響子に再婚を勧めて(実父は再婚に反対)いたが、響子は気持ちの整理が付けられず、音無の姓を名乗り続けていた。 「非常識のかたまり」の一刻館の住民や周囲の人々との触れあいや生活は、少しずつ響子に笑顔を取り戻させ、失意と喪失感に覆われていた心を和らげていった。 五代については一刻館に赴任した当初から少々出来の悪い弟の面倒を見るように世話を焼いていた。 そんなある晩、五代が酔った勢いで響子を好きだと叫んだことから五代の自分への想いを初めて知り、異性として意識し始める。 テニスクラブのコーチ・三鷹瞬からもアプローチを受け両者の間で揺れ動きながらも、五代の心根の優しさや厚意に絆され、次第に心惹かれて行く。 しかし響子は、五代への恋慕の情は亡き夫への想いを「嘘になってしまいそうで…」と自問自答し、自分の気持ちに戸惑いを感じていた。 そのため五代の気持ちを受け入れることにも躊躇していた。 ある出来事から三鷹は他の女性と婚約し、五代とも決定的な破局寸前にまで至る騒動が立て続けに起こった。 それらの誤解が解けた時、自分の気持ちに素直に向き合い結ばれるに至る。 五代の就職後、プロポーズを受け、再婚を決意し、準備を進めるも惣一郎の思い出の品を前に悩む姿もあった。 そんな姿を五代も見ており、その心に棲んでいる惣一郎の存在も否定せず受け入れてくれた五代に「あなたに会えて本当に良かった」と感謝していた。 結婚後、翌春に長女・春香を出産する。 「音無」は結婚後の苗字で、旧姓は「千草(ちぐさ)」。 幼少時は父親が転勤族であったため各地を転々としていた。 普段は穏やかでいつも微笑みを絶やさない。 基本的に明るく快活で優しい性格の反面、非常にヤキモチ焼きで世間知らずであり、思い込みも激しい。 また、親譲りの鈍感な面もあり、三鷹の犬恐怖症に最後まで気付かなかったり、五代の「響子さんの作ったみそ汁が飲みたい」という遠回しの求婚を文字通りに解し、味噌汁を用意するなど、天然ぶりを発揮することもしばしば。 自分が五代や三鷹に求められている存在だと自覚している。 しかし、両者に対してはっきりした態度を取らず「ぬるま湯」の状態の逃避をするも、五代や三鷹が他の女性と仲良くしているのを見聞きしただけで、真意を確認せぬまま自分の中で勝手な解釈をし、独りよがりに不機嫌になり、キツく当たっていた。 特に五代に対しては、女友達から日に何度も電話があるだけで嫉妬し、それに応対している五代の言動を目にするのも耐えられず、それまで管理人室で取り次いでいた黒電話とは別に「アパートの住人用」との名目でピンク電話を設置してしまったほどである。 こずえとのデートに出かける際は「ネクタイを直してあげる」と称して首を絞めたり、いぶきと腕を組んで仲よさそうに学校へ向かう姿を見送る際には笑顔のまま掃除用の竹ぼうきをへし折るなどもした。 しかし、雰囲気が高まると自ら五代にキスしようとするような思わせぶりな仕草を見せたり(実際にハプニングも含めて数回キスしているが、響子の側からのキスの方が多い)、また五代の帰宅時間だけは曜日ごとに把握して庭先で出迎えるなど、五代に好意を持っていた。 ただ、前述のような理由から直接「好き」と言葉ではなかなか言えなかった。 結局一刻館の管理人室で五代と結ばれた時に初めて「ずっと前から好きだった」ことを告白したが、作中で響子が五代に対して愛情を直接言葉で表現したのはこの一度きりだった。 前夫の惣一郎を亡くしたことは(特に物語の序盤では)響子の心の奥底で深い傷になっており、五代のプロポーズを受け入れる時も「1日でいいから自分より長生きして…。 一人ではもう生きていけそうにないから」とその胸のうちを吐露し、五代も決して響子を一人にしないことを約束した。 自動車運転免許を取得している。 海水浴に出かけた際、三鷹が体調不良から運転できなくなった際には帰路の運転をかってでたが、教習所卒業以来運転をしたことがないペーパードライバーであり、ハンドルを握ると性格がいつにも増して強気になる上に、緊張から周囲に気を配る余裕が無くなる。 同乗していた三鷹と五代が顔面蒼白で引きつるほど荒々しい運転をした。 また、一刻館の雨漏りを直すために屋根に上がって応急処置の大工仕事をしたり、停電したときには「簡単な電気工事なら多少の心得がある」と修理をするなど、意外な一面を垣間見せている。 ベースカラーは主にピンクか黄色 )」と、「竹箒」が、響子のトレードマークであり、代名詞的存在となっている。 五代が一刻館から出入りするときは特に、深夜・早朝にかかわらず玄関前を掃除していることが多い。 竹ぼうきで掃く音で響子の機嫌の善し悪しがうかがい知れることも少なくない(上述のようにいぶきと五代が腕を組みながら学校へ行った際には竹ぼうきをへし折ったことすらある)。 五代にセクハラ(例:屋根から落ちそうになって五代に救われた時に胸を触られた、スカートをめくられた)を受けた時などに本気で怒り、平手打ちを食らわせたことも数多い。 第8話にて初めて五代に食らわせた。 (一刻館前にて五代が響子が好きだと絶叫したため。 作者の代表作「うる星やつら」の諸星あたるの母もPIYOPIYOエプロンを着用している場面がある(うる星やつらのテレビ版アニメ・第78話において、紫色のPIYOPIYOエプロンを確認できる)。 PIYOPIYOエプロンは椎名高志などから、オマージュの小道具として広く使われている。 「銀河英雄伝説」のフレデリカ・グリーンヒルもPIYOPIYOエプロンを愛用している(OVA、第60話「魔術師捕わる」やエンディングでのカットで確認できる)。 その他、(高橋作品に限らず)多くの作品にPIYOPIYOエプロンが登場する。 同じ小学館の漫画『鉄子の旅』で、「横見の妄想」シーンにゲストで登場。 これは作者の菊池直恵に高橋が協力して、特別に描き下ろしたものである。 出典:wikipedia 画像を見てのとおり、響子さんはかなりのべっぴんさんである。 恋をするにおいて、容姿を相手に求めるのはあたり前だが、それだけでは恋心は弾まない。 響子さんは誰に対しても人当たりが良く、誰からも好かれているマドンナ的存在なのだ。 非常識な住人しかいない、一刻館での管理人の仕事もテキパキとこなし、 何かトラブルが起きた際は、度々自分を責めたりと責任感も強い デキた女性なのである。 そんな響子さんなのだが、実は非常に子供っぽい面も持っている。 例えば、主人公かつ年下である五代君が、自分以外の女性といちゃついていると、 やきもちを焼きツンツンとした態度を見せたりするのだ。 そういった可愛らしい一面と、真面目な一面とのギャップが、 1番男ゴコロをくすぐるのである。 五代君はそんな響子さんに恋をしている。 彼は響子さんに何度もアプローチはするものの、なぜか変な勘違いをしたり、されたりと。 2人の関係は深まるばかりか、酷くこじれてしまうこともしばしば。 もてない男性の方なら思わず「ああ、もう!」と思わず感情移入してしまうこと間違いなしである。 また、2人の歳の差なのだが、調べてみると2歳しか違わないのだ。 姉と弟でも充分通用する年齢差なのだが、絶対に響子さんの方がもっと年上に見える。 だからといって、けして響子さんのことを、おばさんなどと呼んではいけない。 響子さんは永遠のお姉さんなのだ。 歳の差からみて、物語当初、響子さんは五代君のことを、ひょっとしたら手のかかる弟のように思っていたのかもしれない。 でも、できれば弟ではなく、ひとりの男として見て欲しい、 というのが、年上の女性に恋する男性の気持ちなのである(笑).
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