atwiki. 正体不明の敵性存在により局員が襲われる事件。 倒された敵は死体を残さず、血のように赤いオーブのみを残すという。 その姿は、まるで伝承に伝えられた悪魔のようで・・・ 謎の敵に殺されたティアナの兄、その葬式で唯一兄の死を悲しんでくれていた銀髪の美青年。 それが、ティアナとダンテの初邂逅だった。 ダンテに毒されたティアナがクールにスタイリッシュに復讐と夢を追う、そんなお話です。 兄を失った後、兄代わりになったダンテとティアナが良い意味で似てきてるのが面白い。 無駄にかっこつけるその気障さ妙に様になってるダンテ、無意識にそれを真似して赤面しているティアナが可愛いですね。 この作品は難しい事は何も考えなくて良い気がします。 アクション映画を見るように、かっこいいダンテとその妹分をヒーローに目を輝かせる少年のように見るのがきっと正しい。 ダンテもティアナもマジカッコイイよ、あと何故か意気投合しているダンテとヴィータも実に良い。 「ああ、テメーの正体も目的も分からねえけどな……」 「服の趣味はいいと思うぜ」 言って、自らの赤い外套を手で叩めかせ、ヴィータはニヤリと笑った。 「……俺もさ」 最高だ、お前等w.
次のHa-ha!ドゥーエ嬢ちゃんも良い感じにCrazyだな!Byダンテ 多少クレイジーじゃないと、暗殺業は出来ないのよ。 Byドゥーエ Side:ドゥーエ 市街地では、弩派手なドンパチが展開されてるんだろうけど、其れに参加できないって言うのは少し…否、大いに不満と言うか、不完全燃焼感が有るのは否めないわ。 確かに、トリスマギアとの戦いで、片腕が吹っ飛んで、修理の真最中だった私は戦力としては、不安が有るのかもしれないけどさ。 って言うか、やっとこ修理が終わった所だし。 せやけど、緊急にドゥーエちゃんに頼みたい事が出来てもうたんや……それも、この戦いの結果を左右するかも知れん重要なモンや。 』 「そんな大事なモノを、修理完了直後の戦闘機人に頼む?一応右腕はくっついたけど、未だ試運転もしてないのよ?」 『普通やったら頼まないで?……せやけど、暗殺のエキスパートであるドゥーエちゃんなら、何とかできると思ったんや……私の目が節穴でなければな。 』 マッタク……相変わらず貴女はズルいわねはやて?そんな言い方をされたら、断る事なんて出来ないじゃない。 で、具体的に私は何をすればいいのかしら? 『レイジングハートと閻魔刀の所在を知られないように、誰かがジャミングをしてるみたいなんや。 フレキとゲリの探索に引っ掛からん事を考えるとな。 けど、其れだけのジャミングをするには管理局のホストコンピューターを使わんと無理やろ? とすると、スカリエッティ一味の誰かが、局員に成りすまして、局のホストコンピューターにアクセスしてる可能性は低くないと思うんや。 元より、私の様な暗殺者は、寧ろこっちの方が本分だからね。 時にはやて、見つけ出して処理しろとの事だったけど、別に倒してしまっても構わないんでしょう? 『ここで、アーチャーキター!!……やなくて、倒してしまっても全然OKや!』 なら迷う事は何もないわね……右腕の試運転にもなるし、ジャミングなんて事をしてくれてる猪口才なネズミを、ピアッシングネイルの錆にしてあげるとしましょうか。 」 管理局のホストコンピューターが集まる一室に、其れは居た。 其れは、言うまでもなく、ドゥーエのデバイスであるピアッシングネイル。 ウーノがジャミングに集中していた事を除いても、一切の気配を感じ取られる事なく、ドゥーエはウーノの背後に迫り、その身体を3本の鉄爪で刺し貫いたのだ。 殺気すら も完全に消して。 「お前は……な、何故此処に……いえ、其れ以前にどうやって此処まで来れたと言うのです? 室内の監視カメラには、あらかじめハッキングして嘘の映像を流すようにしておいたし……誰かが近づいて来たら分かるように、感知センサーまで飛ばしていたと言う のに……何故……」 反対に刺し貫かれたウーノの側からすれば、こんな事は起こる筈のない事だった。 あらゆる事態を想定して、策を張り巡らせた上でジャミングをしていたのだから。 特に、感知センサーの感度は、局内で1匹の蟻が動いた事を感知出来る位に鋭いモノだ。 「あぁ、其の事? そんなのは実に簡単な事よ?感知センサーと言えど万能じゃないから、どこかに必ずセンサーで感知できない死角が存在するでしょ? 私は、その死角のみを通って来たのよ。 理解できた?」 「馬鹿な……そんな事が……」 「出来る筈がないって?……まぁ、普通なら無理でしょうね。 其れこそ、こんな事はなのはやネロだって無理だと思うわ。 だけど、暗殺術を極めた私にとっては、何かの死角に入るなんて言うのは児戯に等しい事よ?自慢じゃないけど、白昼堂々、誰にも姿を見られずにターゲットを葬った 事だってあるしね。 」 しかしそれも、暗殺術を極めたドゥーエからしたら簡単な事だったようだ。 其れこそ、此れまでにレティの政敵で法で裁く事の出来ない外道を何人も暗殺して来たドゥーエにとって、センサーの死角に入る等と言う事は、厳重なセキュリティの施 された豪邸に忍び込む事と比べれば、大した事ではなかったのである。 はやての使い魔である、フレキとゲリでも感知できなくなるほどのジャミングって言うのが、逆にはやてに『管理局のホストコンピュータからジャミングされてる』って言う 導き出させたのよ。 そして、其れは大正解。 こんなネズミが紛れ込んで居た訳だからね。 」 ウーノからピアッシングネイルを引き抜き、其れに付着した血を舐めとるドゥーエの『危険な美しさ』は、何ともアレなモノだが、兎に角これでジャミングは停止出来た。 尤も、だからと言って、事が済んだ訳ではないが。 「普通なら致命傷だけど、戦闘機人の貴女だったらそうじゃないわよね?……加えて、貴女も帰天してるんでしょ?なら、帰天の力を使ってかかってきなさいよ。 」 「其処まで……ならば、望み通りに帰天するとしましょう。 ですが、後悔する事になりますよ……帰天する前に倒してしまえばよかったと。 」 そう、ウーノは戦闘機人であり、同時に帰天の力も得ているので、腹を貫かれた位では致命傷にはなり得ないのだ。 しかしまぁ、思った通り帰天の力を宿してたわね?……何て言うか、見てくれが明らかに人外になってるのはアレだけど。 上半身は、肌の色が変わって、両腕に一体型のブレードが装備された事を除けば原型が可也残ってるけど、下半身は、腰から下が蜘蛛の身体になって、加えて蜘蛛 の足全てが8体の蛇で構成されてるって幾ら何でもグロテスク過ぎるでしょうに。 でもまぁ、帰天して此れなら、負ける事は無いわね。 「なに?本気でそう思っているのですか?」 「えぇ、思っているわ。 「なに?……な、此れは!?」 「迂闊だったわね? 貴女が帰天し、空間が書き換えられたのと同時に、この空間に無数のスロウダガーを配置しておいたのよ、光学迷彩を纏わせた状態でね。 」 そして今、その光学迷彩を解除した……『見えている事が、逆に恐怖だろう?』ってね。 さぁ如何する?帰天した力を使って全方位に攻撃したとしても、全てのダガーを撃ち落とすなんて不可能よ?其れこそ、なのはと同等以上の射撃が出来ない限りは。 イヤリング型爆弾は、手榴弾の変形みたいな物で、耳のリング部分が所謂信管で、飾りが爆弾部分なの。 で、この瓢箪型爆弾は、信管に繋がってる球部分に火薬が、その下の球部分にホーリーウォーターが仕込まれていて、火薬が爆発すると同時にホーリーウォーターが 飛び散る仕組みになっていると言う訳。 理解できた?」 序に言うと、仕込める量が極僅かだから、通常の10倍の濃度に凝縮したホーリーウォーターが仕込まれてるらしいわ。 …其れの開発の方が大変だったみたいだけど。 兎に角これで、少なくとも貴女は全力で戦う事なんかできないわよ?即死でなかったとは言え、人間なら皮膚移植が必要なくらいの大火傷を身体の広範囲に負ったの と同じなんだから。 其れに、此れはクレドから聞いた事だけど、帰天はデビルトリガーと違って、受けた傷が即時治癒を始める効果は無いのよね? だから、大人しく投降するのを薦めるわ。 イヤリング爆弾喰らったのと同時に、結構な量のダガーも身体に刺さったみたいだしね。 直ぐに治療すれば、まだ助かるかも知れないし、この辺で終わりにしない? 「えぇ、終わりにしましょう……ですが、私の降参ではなく、貴女の死によってです!!」 「……そう、なら仕方ないわ。 でも、私は戦闘機人だから、失った腕は新しく作る事で再生する事が容易だったわ。 今回は、最も破壊力のあるグレネードで、貴女の心臓をぶち抜かせて貰ったわ。 」 純粋に悪魔の血を引いてるネロやバージル、ダンテだったら心臓を貫かれても平然と生きてるだろうけど、帰天は悪魔の力をその身に宿すだけで、見た目が悪魔にな った所で、身体も悪魔の其れになる訳じゃない。 ま、あんな姿のまま死ぬってのは、幾らなんでもアレだからね。 まぁ、其れは良いんだけど、どうやってジャミング解除したモンか? コイツが大人しく投降してくれれば、コイツに解除させたんだけど、投降する気ナッシングだったから殺しちゃったし……うん、此処はシンプルに行こう。 始末書覚悟で。 って言うか、止まらなかった幾ら何でもオカシイし。 兎に角、これでジャミングはシャットアウトしたから、後は何が何でも閻魔刀とレイジングハートを見つけなさいよはやて? 神に捕らわれたネロとなのはを助ける為には、其の2つが絶対に必要になる筈だからね。 」 「俺は悪魔をぶっ殺す時でも、出来るだけスタイリッシュにカッコ良く決めてぇんだよ!つーか、ギルバとしてトニーと仕事を共にしてたんだから、其の位は分かるだろ!」 「スマンな、最近歳のせいか物忘れが酷くてな……そんな過去の事など覚えておれん。 」 言う程年寄りじゃねぇだろバージルゥゥゥゥ!!アンタ普通に二十歳前後で通じる外見だろうが!!ヴィヴィオ嬢ちゃんて言う孫が居るにしてもだ!! そんな奴が、ジジイみたいな事言ってんじゃねぇよ!割とマジで!! 「ふむ……一理あるな。 ならば、ギルバがトニーと組んで居た時の様に、俺が適当に斬り捨て、お前がトドメを刺すと言う形で行ってみるか?」 「おぉっと、ソイツは良いねぇ?燃えて来るぜ!!」 実際あれは効率面では最高だったからな。 行って閻魔刀とレイジングハートを奪還してこい。 」 「はぁ!?何言ってんだアンタ? 今は坊主のモノかも知れないが、閻魔刀は元々アンタのだろ?アンタが直々に取り戻さなくて良いのかよ!?」 「……正直な事を言うなら、俺の手で奪還したいが、しかし己の我を貫いて良い所でもない。 何よりも、効率面を考えるならば、俺が市街地の悪魔の相手の相手をした方が遥かに効率的なのだ……俺の方が、お前よりも纏めて倒すのが得意なのだからな。 」 成程……言われてみりゃ、確かにそうだ。 」 ったく、最高にカッコイイ役を攫ってくとか、本気でアンタはズルいなバージル。 ……この2人に関しては特にね。 」 命令か〜〜〜……なら従うしかねぇよな。 To Be Continued… ドゥーエの活躍によって、ジャミングが解除されたな。 美姫 「これでレイジングハートと閻魔刀も探せるわね」 まあ、相手の方も妨害してくるだろうけれど。 美姫 「それでも流れは変わりつつあるわ」 このまま一気に逆転と行きたいな。 美姫 「どうなるのか楽しみだわ」 次回も待っています。 美姫 「待っていますね」.
次のSS投稿掲示板 その他SS投稿掲示板 No. 鬼哭街クロス ニトロプラスのゲーム、鬼哭街と、デビルメイクライ3とのクロスSS。 時間軸は両作品の本編開始前です。 メタルギアソリッドクロス メタルギアソリッドの1から2の間と、デビルメイクライ3とのクロス。 DMCサイドはゲーム本編前(一部DMC2の悪魔も登場)。 吸血殲鬼ヴェドゴニアクロス(&HELLSING ブレイド その他諸々の映画もクロス) DMCサイドは、1から4の間あたりをイメージ(ムンドゥス撃破後)しております、ヴェドゴニアはリァノーンEDから。 もうお祭り騒ぎだぜ、的な勢いでHELLSINGとかブレイドとかのキャラも顔出します。 正直かなりのカオス。 改めて見返して、凄く大事な台詞を入れ忘れた。 『あいつの行く手に茜と山査子の棘があるように』幼馴染EDは最後にこれがあるから割と好きなんだぜ……。 ゴッド・オブ・ウォークロス DMCサイドは4でゴッド・オブ・ウォー3とのクロス。 両作品とも本編完結後の話となっております。 注意事項:もともとのキャラの濃さのためか、ネロよりクレイトスさんの成分が強めです。 デッドライジングクロス カプコンのゲーム、デッドライジングとDMC3とのクロス。 ぶっちゃけお遊び、壊れギャグ。 キャラ崩壊というか、おばか展開注意。 Phantomクロス ニトロプラスの記念すべき題一作目、Phantom(ファントム)とのクロス。 ファントムは様々なバージョンや媒体がありますが、本作品では言うなれば小説版ED、つまりエレンEDだけどドライが生存しているという形です。 DMC側はゲームの1の前くらいをイメージしております。 テーマは萌。 時間軸は本編中の、神楽がいて黄泉がいる対策室全盛期です。 テーマは喰霊への愛とかポン刀美少女への浪漫とか。 特戦四課は、もちろんアニメへのオマージュたっぷりな活躍ぶりで。 ベヨネッタクロス プラチナのゲーム、ベヨネッタとのクロス。 ベヨは作中のロリコン天使ら辺、DMCは3でメインキャラはバージル鬼いさんです。 今までの作品に比べて読みやすくあっさりした風味を目指しました。 若干ギャグ入ってます。 そして……前代未聞のバージルデレッッ!! マルドゥック・スクランブルクロス 冲方丁せんせいの小説作品、マルドゥック・スクランブルとのクロス。 時間軸的にはDMC側が1の前、マルドゥックの方も本編前あたりを設定しております。 ダンテはまだ魔帝を倒しておらず、ウフコックもまだバロットと出会っていません。 そして文体は冲方せんせいの諸作品へのオマージュとしてクランチ文体としております。 追記、冲方丁ファン的に、他作品(シュピーゲルシリーズ)のネタもちらほら入れております。 ヘルシングクロス デビルメイクライは3でバージル、ヘルシングは本編(二巻のヘルシング本部襲撃前あたり)で最後の大隊がメインです。 ありきたりというか、毎度の如く血煙漂うバトルものでございます。 *ただしあとがきSSに関しては徹底的にアホ全開でいくのであしからず。 ブラックラグーンクロス デビルメイクライのノベライズ小説版と、漫画ブラックラグーンとのクロス。 どちらも本編前の時間軸を想定しており、トニーはあの街で便利屋を家業を始める前、ラグーン商会はロックが入る前という按配です。 *追記 当初、全三編を予定していましたがなんか容量がアホみたいに増えそうなので、急遽四編に分けることにしました。 さらに追記:本編のシリアス台無しのオマケSSあり。 孤独のグルメクロス 漫画、孤独のグルメとのクロス。 ゴローとダンテがただメシを喰うだけの話。 非バトル・非シリアスで、孤独のグルメ感のある風情を目指したSSです。 なんというか、説明し難いあの空気感を味わっていただければ何より。 棺担ぎのクロクロス きゆづきさとこ先生の漫画『棺担ぎのクロ 懐中旅話』とのクロス。 クロス先の空気を出すために今までにない雰囲気にチャレンジ。 バトル皆無ほのぼのSS。 バイオハザード(他ゾンビ諸作品)クロス【連載凍結致します 期待してくださった方が申し訳ございません】 バイオハザードとかデッドライジンとかロメロの旧ドーンことゾンビとかとにかく好きなゾンビものをぶちこみまくった『ぼくのかんがえたゾンビメイクライ』的な何か。 たぶん大量にいろんなキャラが出てきます。 あと設定とか作品別の時系列とかは全部無視してすき放題しますのでその辺はご了承を。 *追記 本作ではクロス元が膨大かつ、キャラが多いのでキャラ紹介を追加しました。 *12/9/21ふとネタが舞い降りたので更新再開。 ゲームのデビルメイクライ2のエンディングから繋がった感じです。 ソウルキャリバークロス ソウルキャリバーってそういえば舞台中世だしスパーダ絡んでも良いくね? ヨーダとかダースベイダーも居るしスパーダくらい出ても問題ないよね? とか妄想しました、そして書きました、その結果がこれ。 設定捕捉:本SSシリーズで注意点というか、特徴的設定があるので追記しておきます。 *エンツォ:情報屋で仕事の仲介をするイタリア人エンツォ、こいつはゲーム説明書の一文や、小説版、漫画版に登場するキャラです。 SSまで読むようなDMC通は大概知ってるかもしれませんが、アニメのモリソンとかの印象が強い人は違和感を覚えているかもしれないので列挙しておきます。 ちなみに筆者は漫画版のこいつが大好き。 *スパーダについて:作中でスパーダは人界で人として死んだ、と出てきますが、こいつはDMC3の漫画版での設定です。 他の作品、例えばアニメやDMC4のノベライズなんかでは消息不明となっていました。 採用した理由は、この設定が一番美しいと感じたからです。 いや、だってそうでしょ? 妻の死や息子が魔帝と戦う時に、どこぞで諦観するようなスパーダでしょうか? 生きているならそれはありえないでしょう。 魔帝を滅ぼすほどの力を持つ最強の悪魔でありながら、しかしその力を捨てて人として天寿を全うした。 実に美しく纏まっている、良い設定じゃないですか。 おそらく後の公式作品で消息不明とされているのは、シリーズを続けるに当り使い勝手の良い設定を残すためだと思いますが。 ここは作品の美感の為に漫画版のこの設定を流用しております。 アニメやノベライズを見た方のために、一応記しておきます。
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