アスベリンとフスタゾールとメジコンの違いは?どの咳止めがいい? 先程も書きましたが、この3種類は中枢性非麻薬性の咳止めとなります。 そして、何故この3種類にしたかと言いますと、個人的に咳止めとしたら良く処方されるイメージがあるため、この3種類にしています。 (あくまで個人的見解になります。 ) 他にもアストミン、レスプレン、トクレス、フラベリック、コルドリンなどありますが、また少しずつ書いていきたいと思います。 話がズレてしまいましたが・・・ それでは各咳止めの特徴になります。 アスベリンは・・・ 気道分泌促進に基づく去痰作用を持ち、気管支筋の収縮抑制作用を持っています。 簡単に書くと 痰を薄めて出しやすくするので、痰の絡む咳には使いやすいです。 フスタゾールは・・・ 抗ヒスタミン作用による気管支筋の収縮抑制作用があります。 また抗ヒスタミン作用があるため、鼻水などの症状にも効きます。 簡単に書くと 咳や鼻水、鼻づまりなどにも効きやすい咳止めです。 しかし、他の咳止めに比べて抗ヒスタミン作用により 眠気の副作用も多めです。 メジコンは・・・ 気管支筋を収縮させ、気道分泌を減らし、気道を乾燥させます。 これにより咳を出しにくくします。 簡単に書くと 咳は咳でも特に 乾いた咳には有効性が高いです。 あと 他の非麻薬性鎮咳薬と比べても咳止め効果は高い方になります。 特徴をまとめてみましたが、こうして書いてみると3種類ともそれぞれその咳止めにあった特有の効果があります。 その為、ドクターも1種類の咳止めだけでなく、こういった症状も見極めて処方されています。 参考にしてみてください。 最後に 今回はアスベリンとフスタゾールとメジコンの違いについて書いてみました。 物凄く簡単に書いたので、厳密に言えばもう少し違いますが、これだけ特徴を抑えておけば十分かと思います。 もう一回まとめておきますと・・・ 痰の絡む咳にはアスベリン 鼻水、鼻づまり抑制効果も期待するならフスタゾール 咳でも結構強い咳や乾いた咳にはメジコン この様に知っておいて頂ければ良いかと思います。 小児科ドクターなどによりますが、メジコンなどは大人にしか出さない小児科ドクターもいます。 (適応はあるので処方されていても問題はありません。 ) それと、ドクターによっては咳は要らないものを出す働きがあるので、あまり抑えすぎるのは良くないと思われるドクターもいますので、軽めの咳止めで様子を見るドクターもいます。 それはそのドクターの考えや経験などを元に処方して下さっていますのでそれに従って服用して頂ければいいと思います。 参考にしてみてください。 お問い合わせはから受付させて頂いております。 すべてに返信は保証できませんが、なるべく返信させて頂きます。 (意外にお問い合わせ多いんです・・・) 尚、頂いた質問内容は記事として使用させて頂く場合がございます。 予めご了承下さい。 (もちろん匿名にさせて頂きます。 ) カテゴリー•
次のフスタゾールの効果 フスタゾールは 延髄に存在する 咳中枢に作用して咳を止める薬です。 また、 気管支平滑筋弛緩作用や 抗ヒスタミン作用もまた咳に効果があります。 咳中枢に対する作用 咳中枢は延髄に存在します。 延髄は大脳の下部に存在する脳幹の最下部に存在する領域のことを指します。 延髄には呼吸の中枢など生命機能の維持に欠かすことのできない中枢(体の機能を調節する指令室のようなもの)が沢山存在しています。 その延髄に数ある中枢の中の1つが咳中枢です。 咳中枢はノドや気管支への異物侵入などの刺激を、知覚神経(刺激を伝達する電線のようなもの)を介して受け取り、その刺激が一定値以上になると、咳を引き起こすように指令をだします。 この咳が起こるために必要な刺激の値を 閾値(いきち)といいます。 フスタゾールの有効成分クロペラスチンは咳中枢に作用して、咳の閾値を上昇させます。 咳の閾値が上がると、咳を起こすために必要な刺激量のハードルが高くなるため、ちょっとした刺激では咳が起こりにくくなります。 このようにして、フスタゾールは咳を止める作用を発揮するのです。 気管支平滑筋弛緩作用 フスタゾールは気管支平滑筋を弛緩させる作用も有しています。 気管支平滑筋とは、気管支の周りを覆うように存在する筋肉で、気管支平滑筋が収縮すると、気管支が圧迫され、気管支の内側の空間が狭くなります。 逆に気管支平滑筋が弛緩すると、気管支が気管支平滑筋に圧迫されなくなり、気管支の内側の空間が広くなります。 フスタゾールは気管支平滑筋を弛緩させるので気管支の内側の空間は広がります。 すると、呼吸の際に気管支の空気の通りはよくなります。 これによって、 気管支表面への空気の圧力が軽減され、空気の圧力が誘発する反射的な咳が出にくくなります。 また、 気管支が拡張することによって痰の切れがよくなることが期待できます。 抗ヒスタミン作用 フスタゾールは 抗ヒスタミン作用という作用も有しています。 抗ヒスタミン作用とは文字通り人の体内でヒスタミンという物質の働きを弱める作用のことです。 ヒスタミンは人の体内で鼻水・鼻づまり・くしゃみといった鼻炎症状、じんましん・かゆみといった皮膚症状、アトピー咳嗽という咳症状を引き起こします。 咳の原因が アトピー咳嗽である場合にはフスタゾールの抗ヒスタミン作用が咳を止めるのに有効となります。 また、咳とともに鼻水の症状が起こっている場合にはフスタゾールはその鼻水を止めるのにも効果を発揮することが期待されます。 ただし、フスタゾールの持つ抗ヒスタミン作用は比較的弱いものです。 フスタゾールの特徴 非麻薬性鎮咳薬で依存性、耐性が生じない 咳止めの薬の多くは延髄の咳中枢に作用する中枢性鎮咳薬です。 中枢性鎮咳薬はさらに麻薬性鎮咳薬と非麻薬性鎮咳薬とにグループ分けすることができます。 麻薬性鎮咳薬は連用によって依存性や耐性が生じやすいのが特徴です。 依存性とは、薬の連用によって薬を使用し続けないと何らかの体の不調が起こるようになる状態のことをいいます。 また、耐性とは、薬の連用によってその薬の効果が徐々に効きにくくなる状態のことをいいます。 一方、非麻薬性鎮咳薬は、麻薬性鎮咳薬でみられる連用による依存性や耐性が生じないことが特徴です。 フスタゾールは非麻薬性鎮咳薬に該当するので、連用による依存性や耐性の心配をする必要がありません。 気管支平滑筋弛緩作用と抗ヒスタミン作用を併せ持つ フスタゾールは延髄の咳中枢に作用するだけでなく、気管支拡張作用と抗ヒスタミン作用を併せ持つ薬で、これらの作用も咳の症状を鎮めることが期待できます。 この 気管支平滑筋弛緩作用と抗ヒスタミン作用は他の非麻薬性鎮咳薬にはない作用です。 フスタゾールを服用できない人(禁忌) フスタゾールを服用できない条件(禁忌)というのは存在しません。 つまり、どんな持病や併用薬がある方も服用することができます。 フスタゾールの用法用量 成人の場合 通常、成人の場合、1日にフスタゾール糖衣錠10mgを3〜6錠、またはフスタゾール散10%を0.3〜0.6g服用します。 これを1日3回に分けて服用します。 小児の場合 年齢に応じて、以下の1日量を服用します。 フスタゾール錠小児用2.5mg フスタゾール散10% 2歳未満 3錠 0.075g 2歳以上4歳未満 3〜6錠 0.075〜0.15g 4歳以上7歳未満 6〜12錠 0.15〜0.3g これを1日3回に分けて服用します。 フスタゾール散10%の味は? フスタゾール散10%には特に味付けは施されていません。 ただ、 甘味のある薬で比較的飲みやすい薬です。 フスタゾールと他の薬との飲み合わせ フスタゾールと飲み合わせの悪い薬は存在しません。 よって、フスタゾール以外に併用している薬がある方でも飲み合わせの心配をする必要がありません。 フスタゾール服用中に起こる主な副作用 口の渇き フスタゾールを服用中には 口の渇きが副作用で起こることがあります。 これはフスタゾールの持つ抗コリン作用という作用が原因で起こります。 抗コリン作用とは、アセチルコリンという物質の働きを抑制する作用のことをいいます。 アセチルコリンは人の体内で様々な器官の機能を調節する役割を担っています。 アセチルコリンが担う体内の機能調節の1つに唾液の分泌が挙げられます。 アセチルコリンは唾液腺に作用して唾液の分泌を促します。 つまり、フスタゾールの抗コリン作用が唾液腺に働くと唾液の分泌が抑制されます。 これによって口の渇きが起こるのです。 胃のムカムカ、吐き気 フスタゾールを服用中には 胃のムカムカ、吐き気が副作用で起こることがあります。 これもフスタゾールの持つ抗コリン作用が原因で起こります。 抗コリン作用は胃の運動にも影響します。 抗コリン作用が働くと胃の運動が抑制されます。 すると、胃の内容物が腸へと送られにくくなります。 これにより胃の中に食べ物、飲み物がたまりやすくなります。 この食べ物、飲み物が胃から食道へと逆流しようとすることで胃のムカムカ、吐き気が起こります。 また胃の内容物が多いことで胃酸の分泌が促され、これも胃のムカムカ、吐き気につながります。 妊娠中、授乳中のフスタゾールの使用 フスタゾールは妊娠中、授乳中の女性でも使用することができる薬です。 関連ページ アレグラ(フェキソフェナジン)は主に抗ヒスタミン作用によってアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、かゆみの症状を改善する薬です。 アレグラ(フェキソフェナジン)は眠気や痙攣といった抗ヒスタミン薬によくある副作用を起こしにくく安全性の高い薬です。 アレロック(オロパタジン)は第2世代抗ヒスタミン薬でアレルギー性疾患に使用されます。 アレロック(オロパタジン)は第世代抗ヒスタミン薬の中ではアレルギーを抑える効果は強力ですが、眠気や口渇といった副作用は比較的起こりやすいです。 フロモックス(セフカペンピボキシル)はセフェム系抗生物質で感染症の治療に使用されます。 フロモックス(セフカペンピボキシル)のよく起こる副作用は下痢で、その他重大な副作用には薬物アレルギーや低カルニチン血症による低血糖が挙げられます。 ナウゼリン(ドンペリドン)は吐き気止めとして使用される薬です。 胃の中の内容物を腸へと送るのを促し、さらに下部食道括約筋を収縮させることで胃内容物の食道への逆流を防ぎます。 副作用は起こりにくいですが下痢、眠気、めまいを起こすことがあります。 アスベリンは咳止めとして古くから使用されている薬です。 そのため安全性も確立しており、0歳から使用が可能です。 副作用は起こりにくい薬ですが、まれに眠気、めまい、意識障害、吐き気、嘔吐、下痢といったことが起こることがあります。 イナビルはインフルエンザウイルス感染症の治療、及び予防のために使用される吸入タイプの薬です。 一度吸入すると持続的効果が得られるため、薬を1回使用するだけで済むことが特徴です。 タミフルやリレンザ同様に異常行動への注意は必要となります。 アモキシシリン(サワシリン、パセトシン、ワイドシリン、アモリン)はペニシリン系抗生物質で細菌感染症に用いられます。 アモキシシリンは古くからある薬で小さな子供や妊婦、授乳中の母親にも使用されることがある抗生物質です。 リレンザはインフルエンザの治療、感染予防に用いられる吸入薬です。 5歳から使用可能な薬で副作用も比較的起こりにくい薬ではありますが、場合によってはアレルギーや嘔吐、下痢などの副作用が現れることがあります。 異常行動にも注意が必要です。 オノン(プランルカスト)はロイコトリエン受容体拮抗薬で気管支喘息、アレルギー性鼻炎の治療に用いられます。 オノン(プランルカスト)は予防的効果に優れている薬ですが、出てしまっている症状を抑える効果は比較的マイルドです。 タミフルはインフルエンザの治療、予防に用いられる薬です。 内服タイプの抗インフルエンザ薬で、誰にでも使用しやすいというメリットがあります。 ただタミフル服用中に異常行動を起こす例が報告されており、注意が必要な薬でもあります。 ツロブテロール(ホクナリン、セキナリン、ベラチン)は気管支平滑筋を弛緩させることで気管支を拡張させ、呼吸困難、ぜんそく、咳といった症状を改善します。 内服薬の他、テープ剤もあります。 副作用として手足のふるえ、動悸、吐き気等に注意が必要です。 モンテルカスト(キプレス、シングレア)は気管支喘息やアレルギー性鼻炎の治療に用いられる薬です。 副作用が出にくく予防的使用に適した薬ですが、出ている症状を速やかに抑えることには適さない薬です。 トスフロキサシン(オゼックス)は小児にも使用できるニューキノロン系抗生物質です。 幅広い細菌感染に効果が出やすい抗菌薬で、他の抗生物質が効きにくい場合によく使用されます。 トスフロキサシン(オゼックス)服用中には副作用で下痢が起こりやすくなります。 セチリジン(ジルテック)は花粉症などのアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、かゆみの治療に用いられる抗アレルギー薬です。 抗ヒスタミン薬といってヒスタミンの働きを抑える薬です。 抗ヒスタミン薬の中で効果は中程度で、副作用で眠気、口渇、めまいが起こることがあります。 レボセチリジン(ザイザル)はアレルギー性鼻炎、じんましん、かゆみを改善する抗ヒスタミン薬の一種です。 この薬は生後6か月から服用することができます。 レボセチリジン(ザイザル)服用中には眠気、口の渇きなどの副作用が起こることがあります。 エピナスチン(アレジオン)はアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、かゆみの治療に用いられる抗ヒスタミン薬です。 エピナスチンは脳に影響を及ぼしにくい抗ヒスタミン薬で眠気、痙攣等の副作用が起こりにくいです。 さらにエピナスチンは1日1回の服用で済む持続力の高い薬です。 メキタジン(ニポラジン、ゼスラン等)は気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、かゆみの治療に用いられる第二世代抗ヒスタミン薬です。 メキタジン服用中には比較的副作用は起こりにくいものの、眠気、口渇、吐き気が起こることがあります。 ケトチフェン(ザジテン、ジキリオン等)は気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん、かゆみの治療に用いる抗ヒスタミン薬です。 抗ヒスタミン薬の中ではけいれんを起こしやすい薬なので小さな子供やけいれん性疾患を起こしたことがある方は注意が必要です。 オキサトミド(セルテクト、セルトミド等)は気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましん、かゆみに用いる抗ヒスタミン薬です。 ドライシロップは甘く飲みやすいですが、小さな子供では副作用が起こりやすいので注意が必要です。 クロルフェニラミン(ポララミン)は第一世代抗ヒスタミン薬で、アレルギー性鼻炎、じんましん、かゆみ、咳などの治療に用いられます。 緑内障を悪化させるリスクや尿閉のリスクがあるため注意が必要で、その他の眠気等の副作用も起こりやすい抗ヒスタミン薬です。 シプロヘプタジン(ペリアクチン)はアレルギー性鼻炎、感染症に伴う鼻水や咳、じんましん、かゆみの治療に用いる第一世代抗ヒスタミン薬です。 抗ヒスタミン薬の中では珍しく抗セロトニン作用をも併せ持っており、これはかゆみに有効です。 ロラタジン(クラリチン)はアレルギー性鼻炎、じんましん、かゆみの治療に用いられる第二世代抗ヒスタミン薬です。 眠気、口渇などの副作用が起こりにくいと言われている第二世代抗ヒスタミン薬の中でも最も副作用の起こりにくい薬の1つです。 ペミロラスト(アレギサール、ペミラストン)はアレルギー性鼻炎、気管支喘息の治療に用いられる抗アレルギー薬です。 副作用が出にくく安全に使用できますが、効果は比較的弱く予防的な治療に用いられることが多いです。 トラニラスト(リザベン)は気管支喘息やアレルギー性鼻炎の治療に用いられる抗アレルギー薬です。 抗アレルギー効果は比較的弱いものの副作用が起こりにくい薬です。 また、ケロイドや肥厚性瘢痕の治療に用いられる唯一の内服薬でもあります。 オラペネム(テビペネム)はカルバペネム系抗生物質で唯一の内服薬です。 肺炎、副鼻腔炎、中耳炎の治療に用いられます。 オラペネム(テビペネム)は各種耐性菌を含むあらゆる細菌に抗菌作用を発揮する薬で、主に他の抗生物質が効かない場合の最終手段的に使用されます。 セフジトレンピボキシル(メイアクト)はセフェム系抗生物質であらゆる細菌感染症の治療に用いられます。 セフジトレンピボキシル(メイアクト)はセフェム系の中では効く細菌の種類が多いです。 ただセフジトレンピボキシル(メイアクト)服用中は下痢が起こりやすいです。 セフジニル(セフゾン)は様々な感染症に用いるセフェム系抗生物質です。 セフジニル(セフゾン)は鉄、アルミニウム、マグネシウムと一緒に服用すると体に吸収されにくくなり効果が弱まります。 また、セフジニル(セフゾン)服用の影響で便や尿が赤色になることがあります。 セフテラム(トミロン)は様々な細菌感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。 セフテラム(トミロン)はセフェム系の中では多くの種類の細菌に抗菌活性を発揮するタイプの薬です。 トミロン細粒小児用10%は抗生物質の中では比較的飲みやすい薬です。 セフポドキシムプロキセチル(バナン)は感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。 セフポドキシムプロキセチル(バナン)服用中に起こる主な副作用は下痢です。 またセフポドキシムプロキセチル(バナン)は妊娠中、授乳中でも服用でき子供は生後1か月から服用できます。 ファロペネム(ファロム)は様々な感染症に用いるペネム系抗生物質です。 ファロペネム(ファロム)はセフェム系やペニシリン系の抗生物質と同様に細菌の細胞壁合成を阻害する薬ですが、これらより多くの菌種に抗菌作用を発揮します。 またファロペネム(ファロム)は下痢を起こしやすい抗生物質です。 ホスホマイシン(ホスミシン)は細菌感染症に用いられる抗生物質です。 ミノサイクリン(ミノマイシン)は細菌感染症の治療に用いられる抗生物質です。 ミノサイクリン(ミノマイシン)は特にニキビ(ざ瘡)やマイコプラズマ肺炎の治療に用いられることが多いです。 ただ、歯や骨の形成に影響があるため、小さな子供や妊婦はほぼ使用されません。 バラシクロビル(バルトレックス)は単純疱疹(ヘルペス)、水痘(水ぼうそう)、帯状疱疹、性器ヘルペスの治療に用いられる抗ウイルス薬です。 バラシクロビル(バルトレックス)はアシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)の体内への吸収率を改良した薬です。 デスロラタジン(デザレックス)はアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみの治療に用いられる抗ヒスタミン薬です。 デスロラタジン(デザレックス)は眠気等副作用が出にくいこと、いつ服用しても構わないことが特徴で使いやすい薬となっています。 セファレキシン(ケフレックス)は細菌感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。 セファレキシン(ケフレックス)は古くから存在する第一世代のセフェム系抗生物質であり、グラム陽性菌に抗菌作用を発揮します。 セファクロル(ケフラール)は細菌感染症の治療に用いられるセフェム系抗生物質です。 セファクロル(ケフラール)はセフェム系抗生物質の中でも第一世代セフェム系抗生物質に分類され、グラム陽性菌に抗菌作用を発揮しやすいという特徴があります。 ビラスチン(ビラノア)は2016年に発売された比較的新しい抗ヒスタミン薬です。 ビラスチン(ビラノア)は眠気、口の渇き(口渇)といった抗ヒスタミン薬に起こりやすい副作用が起こりにくいのが特徴で、効果は抗ヒスタミン薬の中では中程度です。 ベポタスチン(タリオン)はアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみの治療に用いられる抗ヒスタミン薬です。 ベポタスチン(タリオン)は第二世代抗ヒスタミン薬なので、眠気、口渇等の副作用は起こりにくいです。 効果の強さは抗ヒスタミン薬の中では中程度です。 アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)は主に単純疱疹、水痘(水ぼうそう)、帯状疱疹の治療に用いられる薬です。 アシクロビル(ゾビラックス、ビクロックス)は副作用が比較的起こりにくい薬ですが、下痢、肝機能異常が副作用として起こることがあります。 トラネキサム酸(トランサミン)は鼻血など出血が起こった際の止血薬や抗炎症薬として使用される薬です。 トラネキサム酸(トランサミン)は古くから存在する薬で、小さな子供、妊婦、授乳婦が使用しても安全に使用できることが確認されている薬です。 スルタミシリン(ユナシン)は細菌感染症に用いるペニシリン系抗生物質です。 スプラタスト(アイピーディ)は気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患の治療に用いられる抗アレルギー薬です。 スプラタスト(アイピーディ)は他の抗アレルギー薬とは異なる作用機序で働く薬で、副作用が出にくいことが特徴です。 クレマスチン(タベジールなど)は蕁麻疹、湿疹、かゆみなどアレルギー性皮膚疾患、アレルギー性鼻炎の治療に用いられる第一世代抗ヒスタミン薬の1つです。 クレマスチン(タベジールなど)服用中には特に小児に痙攣の副作用が起こりやすくなったり、眠気が起こったりするので注意が必要です。 デキストロメトルファン(メジコン等)は中枢性非麻薬性鎮咳薬の一種で咳止めとして広く使用されています。 デキストロメトルファン(メジコン等)は麻薬性鎮咳薬と比べて、便秘、口渇などの副作用が起こりにくく、依存性もありません。 酸化マグネシウム(マグミット)は主に便秘の際に緩下剤として使用されますが、制酸剤や尿路シュウ酸カリウム結石の予防にも用いられます。 酸化マグネシウム(マグミット)を使用する際にはテトラサイクリン系抗生物質やニューキノロン系抗菌薬など併用薬との相互作用に注意が必要です。 ジメモルファン(アストミン)は咳止めとして使用される薬です。 この薬は延髄の咳中枢に作用することで咳を止めます。 比較的副作用の出にくい薬ですが、耐糖能異常を起こすこともあるので糖尿病の方はジメモルファン(アストミン)を服用する際にはより注意が必要です。 ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)は咳止めとして使用される薬です。 非麻薬性鎮咳薬に分類されるため、依存性、耐性は生じません。 また、ペントキシベリン(トクレス、ガイレス)は抗コリン作用、局所麻酔作用を併せ持つ咳止めの薬です。 レスプレンは咳止めとして使用される薬です。 延髄の咳中枢に作用して咳を止めます。 また、レスプレンは痰を切れやすくする作用も有しています。 非麻薬性鎮咳薬なので副作用が起こりにくいです。 ブロムヘキシン(ビソルボン)は去痰薬で、内服薬の錠剤、散剤に加え、吸入薬、注射薬が存在します。 ブロムヘキシン(ビソルボン)はネバネバした痰をサラサラにして、さらに線毛運動を促進することによって痰を切れやすくします。 ケイツーはビタミンK2製剤でビタミンKの補充のために用いる薬です。 ビタミンKが欠乏するとビタミンK欠乏性出血症になる恐れがあります。 この予防のために主に新生児、乳児に使用されます。 ピコスルファート(ラキソベロン)は主に便秘に使用する下剤です。 便秘の他、手術の後、造影剤服用後の排便促進や、大腸検査前の腸内容物の除去のためにも用いられます。 大腸刺激性下剤で耐性が生じることがあります。 タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は下痢に用いられる薬です。 腸の粘膜に穏やかな収れん作用を発揮することで、腸に起こる炎症を抑え、下痢に対して治療効果を発揮します。 また、タンニン酸アルブミン(タンナルビン)は子供や妊婦も服用できる安全な薬です。 ガランターゼは乳糖不耐症の治療に用いられる薬です。 ミルラクトは乳糖不耐症による下痢や腹部膨満といった症状を改善する薬です。 オリザチームは乳糖不耐症に伴う下痢や消化不良などの消化器症状を改善する薬です。 カラシミーゼは乳糖不耐症に伴う下痢等の症状を改善する薬です。 ロペラミド(ロペミン)は下痢止めとして使用される薬です。 腸の蠕動運動を抑制することによって腸の内容物を腸に長くとどまらせて水分の吸収を促し下痢を改善します。 通常、ロペラミド(ロペミン)は非感染性の下痢に使用されます。 アセトアミノフェンは解熱鎮痛剤として広く使用されています。 特に小児の解熱鎮痛に用いることのできる貴重な解熱鎮痛剤です。 インフルエンザや水ぼうそうの際にも使用することができます。 12歳未満には通常使用されません。 クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)はマクロライド系抗生物質の一種で細菌感染症の治療に用いられます。 様々な種類の細菌に抗菌効果を発揮し、下痢などの消化器系の副作用が他の抗生物質よりも起こりにくいことが特徴です。 エリスロマイシン(エリスロシン)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いられる薬です。 下痢などの消化器系の副作用が起こりにくいため、広く臨床現場で使用される抗生物質の一つとなっています。 アジスロマイシン(ジスロマック)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いる薬です。 効果の持続性に優れており、少ない服用回数で長期間効果が持続します。 ロキシスロマイシン(ルリッド)はマクロライド系抗生物質で細菌感染症の治療に用いられます。 他のマクロライド系抗生物質と比較して、他の薬との飲み合わせに問題が起こりにくいです。 ルパタジン(ルパフィン)は抗ヒスタミン薬の一種で、体内でヒスタミンの働きを抑制し、アレルギー性鼻炎や皮膚のかゆみ、じんましんの症状を改善します。 さらに、抗PAF作用を併せ持ち、これもアレルギー症状の改善に有効です。 アゼラスチン(アゼプチン)は第二世代抗ヒスタミン薬でアレルギー性鼻炎、蕁麻疹などの皮膚疾患、喘息の治療に用いられる薬です。 第一世代抗ヒスタミン薬と比べて眠気等の副作用が起こりにくいですが、第二世代抗ヒスタミン薬の中では起こりやすいです。 ゾフルーザ(バロキサビル)は抗インフルエンザ薬です。 1回服用するだけでインフルエンザの治療が完了する薬です。 副作用が起こりにくく安全性にも優れた抗インフルエンザ薬です。
次のフスタゾールとアレグラやアレロックの様な抗ヒスタミン薬との併用は問題ない? 今回のフスタゾールなのですが、フスタゾール糖衣錠やフスタゾール小児用、フスタゾール散など様々な剤形があるように、老若男女問わず処方される事の多い咳止めになります。 そして、花粉症の時期になると花粉のせいで咳も伴う方もいますので、今回のような抗ヒスタミン薬と一緒に処方されるケースも珍しくありません。 しかし、あまり知られていませんが、 フスタゾールも抗ヒスタミン薬です。 その為、一緒に併用するのもどうかと考えられるのですが、 併用して頂いても問題はありません。 (一般的に抗ヒスタミン薬同士も併用する場合もあります。 ) 今回はアレグラ、アレロックを例に出しましたが、ザイザル、アレジオン、クラリチン、エバステル、タリオンなどでも問題ないです。 その為、一緒に処方された場合は服用して頂いても問題ありませんので使用してくださいね。 最後に 今回はフスタゾールと抗ヒスタミン薬について色々かいてみました。 結論だけ書けば 併用しても問題ありませんので、処方されたら一緒に服用してみてください。 という事になります。 花粉症かと思いきや、風邪との併発などもこの時期だとあったりしますので、処方して頂いた分は服用するようにしてください。 参考にしてみてください。 お問い合わせはから受付させて頂いております。 すべてに返信は保証できませんが、なるべく返信させて頂きます。 (意外にお問い合わせ多いんです・・・) 尚、頂いた質問内容は記事として使用させて頂く場合がございます。 予めご了承下さい。 (もちろん匿名にさせて頂きます。
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