コンタクトレンズをつけていると、何だか目がゴロゴロする、カサカサするなどの症状が起こることありませんか? 目の表面は、絶えず少量の涙の成分で覆われています。 瞬きをしながら目の乾燥を防いでいるのです。 しかし、コンタクトレンズを目につけると、目の周りを涙の成分が上手に覆えなくなってしまうことがあります。 そうすると、目がゴロゴロするなどの違和感がおきてしまうのです。 この目のゴロゴロなどを解消する方法に 目薬があります。 でも、目薬は コンタクトレンズでも使えるものを選ばなくては、目により一層負担をかけてしまうことにつながります。 そこで、コンタクトレンズに使える目薬、特におすすめの目薬や正しい使い方を、詳しくお伝えします。 スポンサーリンク コンタクトレンズに使える目薬の種類 最初に、コンタクトレンズに使える目薬の種類について学びましょう。 一般的に目薬は、次の2つのパッケージがあります。 使い捨てタイプ• そうです。 コンタクトレンズを使っている方は、 使い捨てタイプの目薬を使うのがおすすめです。 使い捨てタイプをおすすめする理由は、防腐剤が含まれていないことがあげられます。 1ボトルに複数回の目薬が充填されている目薬は、当然、長期間にわたって使用することが予測されるので、防腐剤が含まれていることが多いです。 ボトル製品でも防腐剤を含んでいないものもあります。 代表的な防腐剤の成分は、次の3つがあります。 ベンザルコニウム塩化物• パラオキシ安息香酸エステル• クロロブタノール この中でも、特に ベンザルコニウム塩化物には、注意が必要です。 ベンザルコニウム塩化物は、 防腐剤としての効果は優れていますが、体には、あまりよくない成分です。 ベンザルコニウム塩化物などの防腐剤が、目の角膜に長期間付着してしまうと、 角膜が炎症を起こしてしまうことがあります。 コンタクトレンズをしている方は、 コンタクトレンズと角膜の間に目薬の成分が長時間滞留してしまう可能性もあるため、メガネの人よりも防腐剤で目のトラブルを引き起こしてしまう方が多いといわれています。 一方、防腐剤が入っていない目薬は、開封した後、 雑菌が入り込むと、目薬の中ですぐに増殖してしまいます。 これらのことから、防腐剤が含まれておらず、雑菌も繁殖しにくい、使い捨てタイプがコンタクトレンズの方にはおすすめの目薬です。 また、目薬の中には、コンタクトレンズの場合は、使用できないものがあります。 この注意を無視して、使ってしまうと、 コンタクトレンズに目薬の成分がくっついてしまい、コンタクトレンズが使えなくなったり、目薬の成分が角膜に悪影響を与えることもあるので、使用しないでくださいね。 さて、1ボトルに複数回分、充填されている目薬は、防腐剤が含まれているため、目に刺激を与えてしまいます。 まして、目の角膜に密着しているコンタクトレンズならば、なおさら長時間、目に濃い濃度の目薬が影響することになるので、それらが含まれていないものを選んでくださいね。 しかし、コンタクトレンズをしながらも、目薬を使いたいときってありますよね。 次の項では、コンタクトレンズを使用する方の正しい目薬の使い方や開封後の目薬の扱いについて、詳しく紹介していきます。 スポンサーリンク コンタクトレンズを使用している方の目薬の扱い方 コンタクトレンズを使用している場合の、正しい目薬の使い方のポイントを学びましょう。 正しい目薬の使い方は、次の5つが大切です。 手をきれいに洗う• コンタクトレンズを外す• 目薬を1滴、点眼する• 点眼後、5~10分程度、瞼を閉じて、眉間を軽く押す• コンタクトレンズを装着する 「え?コンタクトレンズを外すの?」と思われた方が多いと思います。 そうなんです。 コンタクトレンズを外して、点眼するのが、正しい使い方なんです。 CMなどでコンタクトレンズをつけたまま使えますよ!という内容は、使えなくはない程度に思ってください。 先の項でも説明したように、コンタクトレンズをしたままでは、目薬の主成分や防腐剤が角膜に刺激を与えすぎてしまうため、 目にはとっても負担になってしまうんです。 「毎回、コンタクトレンズを外すのは無理!」という方は、せめて防腐剤が入っていない、使い捨てタイプを使うようにしてくださいね。 また、 目薬は1滴で十分です。 1滴以上の目薬は、目からあふれて、鼻などに流れてしまうだけですので、注意してくださいね。 最後に、目薬を点眼した後は、目を閉じて、 眉間のところを軽く押して安静にしましょう。 瞬きをしてしまうと、せっかく入った目薬を外に出してしまいます。 さらに、目と鼻はつながっているので、眉間を軽く押して、鼻に目薬が流れるのを予防してくださいね。 目薬は、防腐剤が入っていても開封後1ヶ月たったら捨てるようにしてください。 もちろん、目薬が目に触れたり、不衛生な管理をしている場合は、もっと早く処分しなくてはなりません。 多くの方が目薬を保管している、 鞄やポケット、化粧ポーチの中も衛生的に管理できているとは言いがたいのが現状です。 1ボトルの目薬は、基本的に 毎日、複数回、目薬を使用する方が購入するタイプと思ってください。 目薬を1日に大量に必要とする方は、目の病気が隠れているかもしれませんので、本内容とは別に注意してくださいね。 目の健康やコンタクトレンズを大切にしたい方は、使い捨ての目薬がおすすめです。
次のたかが乾き目、されど乾き目とあなどってはいけません。 ドライアイが起きる原因は? 年齢、エアコン、スマホなどのブルーライトなど様々ありますが、ダントツ多いのが コンタクトを装着している時なんです。 レンズをすることで涙が蒸発しやすくなります。 特にここ最近、スマホの普及により、ドライアイに悩む方が急増しており、コンタクト使用者が半数以上を占めています。 今では、もはや5人に1人はドライアイと言われています。 目薬にも時代に合わせて潤いが持続するものや、乾き目を改善するものが求められています。 そして、これらの症状を改善する今回紹介したい目薬がこれです。 スマイルtheメディカルAコンタクト 出典: この目薬は、コンタクト用目薬の中では、 日本初の処方でコンタクトを付けたままでも使える乾き目改善専門の眼科用薬なんです!根本改善できるのはこれだけ!商品特徴は次の3つです。 そしてなにより、 使うたびに乾かない目になっていくのがポイントです。 他にも、清涼感レベルも0ですので、差し心地もやさしく、使いやすい目薬になってます。 簡単に言うと、 「 日本初の! コンタクトをしたまま使える角膜修復の目薬で、涙をとどめて 渇きなどによる疲れを改善していく目薬なんです!」 ってとこでしょうか?笑 困ったあれこれ ここでは、スマイルtheメディカルAスマイルコンタクトについて困った場合の解決策をみていきます。
次の病院で処方された目薬、コンタクトレンズをつけたまま差していい? 普通の(治療用)目薬とコンタクト用目薬の違い 目が何らかの疾患にかかり、その 治療を目的として使用する治療用点眼薬と、いわゆるコンタクト用目薬とでは、そもそも目的が異なります。 まず病院で処方されたり、ドラッグストアや薬局で売っていたりする治療用点眼薬は、目が疲れている、充血している、視界がぼやけるといった症状を改善するためのものであるため、それぞれの目的に合わせて抗菌作用のある成分やビタミンが配合されていたりします。 一方、 コンタクト用目薬を使用する目的は目を乾燥から守ること。 コンタクトレンズを装用していると、いくらそれが酸素透過性や保湿性の高いレンズでも、長時間の装用やモニターを長時間見続けることなどによって目が乾燥してしまうことがあります。 この乾燥によってレンズが目に張り付いたり、摩擦で目やレンズに傷が付いたりすることを防ぐため、目に水分補給をするために作られたのがコンタクト用目薬です。 涙と同じ成分で作られた目薬や、涙を増やす作用を持つ目薬がコンタクト用目薬の特徴であり、 その他の作用を含む成分は基本含まれていません。 ソフトコンタクトに普通の目薬がNGな理由 コンタクト用目薬はコンタクトを付けたままでも点眼できるのが普通ですが、治療用点眼薬はコンタクトをしたままでさしてもいいのかな?と疑問に思ったことがある人も多いでしょう。 眼科で処方される場合は指導があると思いますが、目の調子が悪く、ドラッグストアなどで自ら購入した場合には、どうすべきか判断に迷うところです。 この時 注意しなければならないのは、点眼薬に配合されている防腐剤です。 治療用点眼薬の中には、目の症状が緩和されるまでの期間、目薬を使い続けることができるようにするため防腐剤が入っているものが多く、この 防腐剤がコンタクトレンズの大敵なのです。 特に危険なのはソフトコンタクトで、素材の特性上、 ソフトレンズを付けた状態で防腐剤の入った点眼薬を使うと、レンズが防腐剤を吸収してしまいます。 そしてこれはレンズの含水性が高ければ高いほど顕著で、レンズに吸収された防腐剤は角膜障害を引き起こす原因となることがあるほか、レンズの寿命をも縮めてしまうと言われています。 ただ、ソフトコンタクトの中でもワンデーは1日で捨ててしまうため、点眼薬を使っても問題無いとする説もあります。 いずれにしても使う前に必ず医師に確認するようにしてください。 ハードコンタクトなら普通の目薬もOK? 一方、ハードコンタクトレンズはレンズ自体に水を含まないため、周囲の水分を吸収する機能もありません。 そのため、ソフトレンズと比較すると、コンタクトを付けたまま点眼薬を使用しても、防腐剤を一気に吸収してしまうといった危険性は低いとされています。 ただし、近年人気の酸素透過性の高いハードコンタクトは、やはりソフトレンズと同様に防腐剤の吸着が見られるとの報告もあり、やはり 基本的にはコンタクトレンズをしたまま治療用点眼薬を使うのはやめておいたほうがよさそうです。 また、治療用の点眼薬を使う必要があるということは、目に何らかのトラブルが起こっているということですよね。 そんな時はコンタクトの装用を一時中断してメガネに切り替え、症状が治まるまでは目を休ませたほうがいいでしょう。
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