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次の去年17得点し昇格し2得点の東京世代のCFの一美和成との横浜FC2トップは注目ですね。 CFとGKが枯渇している日本ですがハーフ選手がかなりいます。 三人共にナイジェリアのハーフで日本人離れしています。 この世代は身体が出来上がっていないのでフィジカルがないと試合出場しにくい傾向があり平山相太や森本貴幸が当時同世代の学生を圧倒しましたがフィジカルが強いハーフ選手の試合出場は納得です。 ハーフはポンコツが多いとも言われてましたが最近は改善されてきた印象があります。 NBAの八村累や女子テニスの大阪なおみがいてサッカー界からも出現してもおかしくはない。 GKは日本の弱点ですが仙台で小畑裕馬がスタメンで出場しており試合出場による急速な成長があるかもしれません。 浦和GK鈴木彩艶とLSBのバングーナガンデ佳史扶はガーナのハーフでここも後継者がいないポジションでバングーナガンデはJ3で昨年活躍しましたがこの世代は特に試合出場が重要でJ2でもいいと思います。 西川潤はこの世代のエース格でセレッソでロティーナ監督からどう起用されるか注目しています。 十代の試合出場の成長は計り知れません。 FWでは海外組の若月大和がスイスリーグでデビューしました。 鹿島の染野唯月もデビューしました。 パリ世代は黄金世代になる可能性があります。 中井くんもパリ世代ですからね。 日本代表に期待しています。 総合的にはに日本が負けているでしょうか? しかし、一発勝負なら勝てないこともないかもしれません。 総合的に日本が少し負けているかもしれません。 日本代表に期待しています。 戦力的にははどうでしょうか? 見ていて弱いなと感じていましたが、ブディミルと大迫を比べるとリーガで12得点は大迫は少し厳しい。 クロアチア代表ではないんですが日本代表ならエースですね。 数年後は離されるかもしれない。 ダニ・ロドリゲスと鎌田を比べると鎌田はブンデスで2得点6アシストですが年齢的に若いから同等ですかね。 サルバセビージャと柴崎を比べると負けていますが代表では良いので同等にしました。 イドリスババと遠藤航は守備力で遠藤航。 GKは日本の弱点ですから負けてます。 このマジョルカのGKはよくピンチを防いでいます。 4大リーグのGKは下位でもJリーグなら決まったと思うような決定機を止めるのをみかけます。 RSB LSB CB GKを総合すると守備力は日本代表が上ですよね。 結果としては日本代表とマジョルカは多少日本が強いではないでしょうか? CFとGKは少し負けているかもしれませんが総合的には守備力がある日本が上でしょうか。 中島翔哉 南野拓実 堂安律の三銃士は所属クラブでベンチですがマジョルカならどれくらいやれるのか気になりますね。 オールジャパンでリーガ・エスパニョーラで残留できるのではないでしょうか。 チェコ代表のGKパヴレンカは明らかに日本代表よりレベルが高いですね。 総合するとCFとGKは負けるも日本代表は同じくらいかいくらか強いでしょうか? 年間を通じてフュルクルクが試合出場したら負けてしまうかもしれません。 本来は入れ替え戦まで落ちない戦力かもしれませんね。 CFが少し弱くGKはかなりの差があります。 帰化選手もありですがいませんので4大リーグ級キーパーの出現が待たれます。 権田修一の成長、中村航輔の渡欧や小久保玲央ブライアンの試合出場を待ちわびています。 日本代表に期待しています。 ここでの成績は気になりますね。 五輪の好結果がW杯の好成績に大きく関わることはあまりないのですが、OAを使用した東京五輪代表はA代表と極端な戦力差はない?ので結果を受けて森保さんの続投か否か判断しても間に合うのではないでしょうか? 欧州選手権が来年6月に延期され出場した欧州選手は夏の五輪に参加しない可能性が高く開催国の日本はチャンスだと思います。 来年6月にはコパアメリカもあるんです。 こちらも南米選手は出場したら五輪に参加しないのではないでしょうか。 日本の海外組は開催国なので今回は特別に召集できるんじゃないですかね。 これで悪い成績なら交代もあるのではなかろうか。 仮に解任された場合は、ハリルホジッチさんの時は本大会がせまっていましたから日本人監督で実績のある西野さんに決まりましたが 欧州選手権が1年スライドされましたからW杯も1年スライドされる可能性もありそのタイミングなら海外の監督でも間に合うかもしれません。 日本を知っていて海外も知っている監督は候補ですよね。 ヴェンゲルさんとか。 知名度はないですが、そのタイミングで空いていれば神戸のフィンク監督、セレッソのロティーナ監督は今の日本を知っています。 フィンクさんはかなり優秀だと思います。 選手としてはバイエルンで公式戦200試合に出場しリーグ、CL、トヨタカップで優勝しています。 監督としてはオーストリア3部を優勝し2部へ次はドイツ3部を指揮し2部に昇格、その実績でバーゼルに就任し連覇しCLでローマを破る見事な成績である。 次は最下位だったハンブルガーSVに途中就任し見事残留させます。 次はギリシャで監督しリーグ首位で解任されるも数日後にクラブはリーグ優勝しています。 何があったのだろうか 笑 次はオーストリアでザルツブルクではないウィーンで二年連続ヨーロッパリーグ出場に導いています。 次は神戸に初タイトルをもたらしました。 この方は監督経歴に失敗がありません 笑 指揮を取ったクラブが今の日本代表の選手が所属するクラブとレベルが近いんですよね。 ファンウィジョがいるフランス1部のボルドーからオファーがあるみたいですね。 この人はまだ日本から離れてほしくありません。 とても魅力的な監督ではないでしょうか? そしてセレッソのロティーナ監督。 選手としてはスペイン2部のログロニェスではエースもリーガ・エスパニョーラではもの足りない選手だったよう。 そのままログロニェスで長期間監督をしています。 この時に中田英寿が認めていた財前宣之を指導しているんです。 評価が気になりますよね。 次はヌマンシアで2部ながらコパ・デル・レイで1部のソシエダ、ラシン、ヒホンと3連続ジャイアントキリングをしてクライフ率いるバルセロナと当たりホームで2ー2カンプノウで1ー3で破れるも見事な成績だと思います。 日本代表はジャイアントキリングをしなければいけないので気になっています。 次は弱者オサスナをちゃんと1部残留させました。 今のマジョルカと同じ位の強さではないでしょうか。 次はセルタでリーガ・エスパニョーラで4位、CLベスト16と中位でも結果を出しました。 次はエスパニョールでコパ・デル・レイ優勝と見事なジャイアントキリングです。 その後は挫折もありますが今はセレッソですね。 スペイン語で久保くんと通訳なしで会話できます。 ザッケローニさんはミランで優勝ですが中位から下位等、弱者で指揮を執ると微妙な成績です。 低迷期ですがイタリア代表監督とかをされたら本来力があるチームですし自国監督だから合ってそうですよね。 日本代表にはザッケローニさんが活躍した時のセリエA全盛時代のトップ選手層ではないので早すぎたかもしれません。 フィンクさん、ロティーナさんとJリーグにも魅力的な監督さんがいます。 日本人なら長谷川健太さん、鬼木さんも実績があります。 自国の代表監督は岡田さん西野さんでベスト16ですからね。 トルシエさんは開催国で第1シードでしたから対戦相手が比較的楽で二人は立派な成績であり自国監督なら実績のある森保さんという選択肢は理解はできます。 もちろん森保さんで成功するのを期待していますが、最悪の場合は五輪の後に精査すればなんとか間に合うような気持ちもあり少し楽観的に考えサッカーを楽しみ日本代表を応援していきます。 カナダ、アメリカ、日本は有望な若手選手が出現してきています。 中堅国でも世代別でこれくらいのタレントが出てきたんですね。 戦力的にW杯ベスト8でも不思議でないです。 アメリカは黄金世代かもしれません。 日本代表に期待しています。 日本代表の現在地 ・・・・・・・大迫勇也 ・・・・・・・ ブレーメン ・・原口元気・鎌田大地・久保建英 ・・ ハノーファー 🆕 フランクフルト 🆕 マジョルカ 🆕 ・・・・・・柴崎岳遠藤航 ・・・ デポルティーボ シュツットガルト 長友佑都 吉田麻也冨安健洋 酒井宏樹 ガラタサライ サンプドリア ボローニャ マルセイユ ・・・・・・・権田修一 ・・・・・・ ポルティモネンセ 控え 中島翔哉 南野拓実 堂安律 ポルト リバプール PSV 三銃士がベンチも二列目は充実 アトランタ世代 1973〜1976 ・ シェフチェンコ👑ロナウド👑 代表監督 烏 バリャドリード会長 伯 ・・・・・・トッティ ・・・・・・ 引退 伊 ・セードルフ・・・・・ベッカム 喀代表監督 蘭 ・・・ 引退 英 ・・・・・・マケレレ ・・・・・・ 引退 仏 ロベカル・・・・・・・サネッティ 引退 伯 ・・・・ インテル副会長 亜 ・・・・ネスタ カンナバーロ👑 ・ セリエB監督 伊 広州恒大監督 伊 ・・・・・・・ジダ ・・・・・・ 引退 伯 久保竜彦 引退 鈴木隆行 当時ゲンク 川口能活 当時 英2部 シドニー世代 1977〜1980 ・・・・・・ドログバ ・フォルラン 引退 象 オーウェン👑 引退 宇 ロナウジーニョ👑 引退 英 ・・・・・・ 引退 伯 ・・・ランパード ピルロ ・ チェルシー監督 英 引退 伊 アシュリー・コール ・ザンブロッタ 引退 英 ・・・・・・ デリー監督 伊 ・ファーディナンド プジョル ・・・ 引退 英 引退 西 ・・・・・ ブッフォン ・・・・・ ユベントス 伊 中田英寿 引退 中村俊輔 小野伸二 高原直泰 稲本潤一海外組の走りで黄金世代 アテネ世代 1981〜1984 ・・・・・イブラヒモビッチ ・リベリー・・ ミラン 瑞 ・・・ロッベン フィオレンティーナ 仏 ・・・・・ フローニンゲン 蘭 ・・・・・・イニエスタ カソルラ・・ 神戸 西 ダニエウ・アウベス ビジャレアル 西 ・・・・・・・ サンパウロ 伯 ・・・・・マスチェラーノ ・・・・ エストゥディアンデス 亜 ・・・チアゴ・シウバ キエッリーニ ・・・ PSG 伯 ・ ユベントス 伊 ・・・・・・・長谷部誠 ・・・・・・ フランクフルト 日 ・・・・・・カシージャス ・・・・・・・ ポルト 西 カカ 引退 伯 👑バロンドール 川島永嗣 ストラスブール 引退多く現役で選び長谷部はあの年で4大レギュラーはなかなかいない。 北京世代 1985〜1988 ・・・・レヴァンドフスキ ・クリロナ👑 バイエルン 波 メッシ👑 ・ ユベントス 葡 ・・・・ バルセロナ 亜 ・・・・・ダビド・シルバ ・・・・・・ マンC 西 ・・・ブスケツ・モドリッチ👑 ・・ バルセロナ 西 レアルマドリー 克 マルセロ・・・・・・クアドラード Rマドリー 伯 ピケ ラモス ユベントス 古 ・・・ バルセロナ 西 Rマドリー 西 ・・・・・・ノイアー ・・・・・ バイエルン 独 入るのは厳しいが長友佑都がインテルでレギュラー、岡崎慎司がレギュラーでプレミア優勝、乾貴士がリーガで吉田麻也がプレミアでレギュラー、本田圭佑が代表実績で爪痕を残す。 ロンドン世代 1989〜1992 ・・・・・・フィルミーノ ・ネイマール リバプール 伯 サラー ・ PSG 伯 ・・・・・・ リバプール 埃 ・・・・・・デ・ブライネ ・・・・・・ マンC 白 ・・・・・カンテ チアゴ・アルカンタラ ・・・・ チェルシー 仏 バイエルン 西 ダビド・アラバ・・・・ダニエル・カルバハル バイエルン 墺 ・・・・・・・・・ Rマドリー 西 ・・ファン・ダイク クリバリ ・・・ リバプール 蘭 ナポリ 塞 ・・・・・・・アリソン ・・・・・・ リバプール 伯 アジア最高のソン・フンミンでさえネイマール、マネ、アザールがいて入れない。 香川真司のドルトムント初期はアジア最高の選手だったと思います。 武藤嘉紀もブンデスでハットトリックがある。 原口元気 柴崎岳 権田修一には4大での活躍も期待しています。 大迫勇也 酒井宏樹にも期待しています。 リオ世代 1993〜1996 ・・・・・・ハリー・ケイン スターリング トッテナム 英 ベルナルド・シウバ ・ マンC 英 ・・・・・・・・ マンC 葡 ・・・・ブルーノ・フェルナンデス ・・・・・・ マンチェスターU 葡 ・・・・ファビーニョ ポグバ ・・・ リバプール 伯 マンU 仏 ロバートソン・・・・・・・・キミッヒ リバプール 蘇 ・・・・・・・ バイエルン 独 ・・・・ヴァラン マルキーニョス ・・・ Rマドリー 仏 PSG 伯 ・・・・・・・オブラク ・・・・・・ Aマドリー 斯 南野拓実 浅野拓磨 鎌田大地 中島翔哉 伊東純也 遠藤航にはまだ伸び代がある。 東京世代 1997〜2000 ・・・・・・・ハーランド ・サンチョ ドルトムント 諾 エムバペ ドルトムント 英 ブンデス13点 PSG 仏 ブンデス17点 ハフェルツ リーグアン得点王 ・・・・・・ レバークーゼン 独 ・・・・・・ブンデス12点 ・・・・デ・ヨング トナーリ ・・・ バルセロナ 蘭 ブレシア 伊 アルフォンソ・デイビス・・・・・・アーノルド バイエルン 加 ・・・・・・ リバプール 英 ・・・・デ・リフト ジョー・ゴメス ・・・・ ユベントス 蘭 リバプール 英 ・・・・・・ドンナルンマ ・・・・・・・ ミラン 伊 冨安健洋の成長を期待しています。 ローマあたりでレギュラーを掴んでほしい。 日本人としては突出している。 堂安律 安部裕葵もまだ伸び代がある。 パリ世代 2001〜2004 ・・・・・・・ポアドゥ アンス・ファティ AZ 蘭 グリーンウッド バルセロナ 西 オランダ14点 マンチェスターu 英 ・リーガ6点・・・・・・・プレミア9点 ・・・・ロドリゴ・久保建英 ・・ レアルマドリー 伯 マジョルカ 日 ・・・・CL4点・・・リーガ4点 ・・・・・・カマヴィンガ ブカヨ・サカ・・ レンヌ 仏 ・・・アイドニス アーセナル 英 ・・・・・・・ シュツットガルト 独 ・・・バディアシル クアッシ ・・・・ モナコ 仏 PSG 仏 ・・・・・・・バジッチ ・・・・・・ サンティエンヌ 仏 久保建英の成長を期待しています。 数年後もパリ世代で入って欲しい。 日本人としては突出している。 無観客試合 欧州では少しずつリーグの再開があるようだが、Jリーグ再開にはまだあと一ヶ月ほどかかる。 待ち遠しいね。 しかし再開したとして、しばらくは無観客試合だろう。 そこは寂しい。 無観客ということについて、今回は「観測者効果」について少し書いておきたい。 観測者効果、読んで字のごとく「見てる人がいることの効果」だが、それは「応援してる人がいると力がもらえる」というような精神論の話ではなく、今回書こうとしてるのは量子物理学で使われる用語としての観測者効果である。 このての理論に詳しい人ならご存じだと思うが、有名な二重スリット実験ってやつ。 観測者を置くか置かないかで、実験結果が変化するという奇妙な現象が起きている。 観測者を置くと光子は粒子となり、観測者を置かないと光子は波状となる、という摩訶不思議な実験結果。 理論上、ワケ分かんないんだよね。 この実験から導かれた、観測理論。 「観測された時に初めて世界は確定される。 それまでは確定せず、世界は揺らいでいる」という説は皆さんも一度は聞いたことがあるだろう。 ある科学者は言う。 世界は、我々が観測した時に初めて存在するんだと。 そして、観測するまでは実在していない、と。 夜空に浮かぶ月は観測した時に存在するが、観測してない瞬間には実在すらしていない、と。 観測した瞬間に量子は確定し、そこに出現する。 これ、何だか厨二な発想だと思うかもしれんが、割と量子物理の世界観ではマトモな考え方なんだよね。 コペンハーゲン解釈ってやつだ。 いや、当然のことながら、サッカーの無観客試合と量子物理には何の関係もないんだが、でも観測ってのは必ずや量子干渉があるワケよ。 観測が世界を確定し、観測がなければ世界は確定しない。 そういう量子干渉を想定した時、スタジアムに数万の観測者がいるのといないのとでは、やっぱり何らかの差が出るんじゃないか? 「たくさんの観客の前では緊張する」などとは別次元の話として、そこに干渉が生じないワケがないと私は思うんだよね。 もちろん、スタジアムでの観測だけでなく、テレビでの観測も十分に観測ではある。 しかし二重スリット実験では装置の傍に観測器を設置した時だけ、なぜか量子の構成に変化が起きている。 傍で観測すること。 テレビでなく、スタジアムで観戦すること。 これには、量子に変化を与える何らかの力があるんじゃないかと私は思う。 つまり、言いたいのはこういうことだ。 無観客試合と観客がいる試合とでは、必ずや結果に差が出るということ。 勝てる試合に負けることが生じ、また負ける試合に勝てることも生じる。 単に私の妄想だけどね、無観客試合が増える今季リーグは、おそらくメッチャクチャ荒れますよ。 トンデモない奇跡が起きるかもしれない。 セカイ系 サブカルチャーが市民権を得たのは、90年代からじゃないかな。 社会現象としてのエヴァンゲリオンが大きかったと思う。 それまでのガンダムみたいなロボット物とは一線を画す世界観がそこにはあり、「セカイ系」なるカルチャーが一気に盛り上がったワケだ。 昨年、日本の映画興行収入ランキング1位は「天気の子」だったらしい。 「天気の子」は、「君の名は」に似た感じのセカイ系作品だった。 この作品の中で、「君の名は」の瀧や三葉がストーリーに絡んできたのは胸アツだったよね。 また、昨年のアニメ映画には他にも「HELLO WORLD」や「海獣の子供」など秀作があり、そのいずれもがいわゆるセカイ系である。 こうして考えると、日本人ほどセカイ系が好きな民族はいないかもしれないね。 セカイ系とは何か? 90年代のエヴァンゲリオン、10年代の新海誠作品などがその代表例だろうが、私として一番好きなのは00年代の「涼宮ハルヒ」シリーズである。 これが、サブカルの全てを集約した完成形の極みじゃないだろうか。 ・巻き込まれ体質の男子 主人公キョン ・アスカ的な性格のヒロイン ハルヒ ・綾波レイ的な性格の準ヒロイン ユキ ・ロリ巨乳、ドジっ娘、萌えキャラの美少女 みくる ・執事的キャラの美形男子 古泉 このサブカルにおける必須のアイコン5大キャラクターを押さえ、この5人の高校生がSOS団という同好会を結成して青春を謳歌する物語である。 ラブコメっぽいが恋愛要素は比較的薄く、基本はSFであるところが面白い。 SFファンなら馴染みのある「シミュレーテッドリアリティ説」がベースになっており、分かりやすく言うと「今、我々がいる世界は誰かが見ている夢のようなモノ」という設定なのね。 これはフィクションの世界のみならず、現実世界の物理学者も唱えてる真面目な学説でもあるんだけど。 「マトリックス」や「インセプション」の世界観か。 で、今ある現実世界の実体は涼宮ハルヒというひとりの女子高生が見ている夢のようなモノ。 つまり、ハルヒが世界の創造主。 もしハルヒ自身がそれに気づけば、世界は崩壊する可能性すらある。 それを秘密裏に防ぐべく、それぞれ異なる3つの組織が学園に諜報員を潜入させており、ユキ、みくる、古泉の正体がそれである。 というややこしい設定なんだよね。 少し前に観た「HELLO WORLD」もこれに近い世界観で、主人公はある日、この世界は創られたプログラムなんだと気づく。 「マトリックス」のネオみたいなもんだわな。 で、主人公は超能力を使えるようになる。 あまりにも荒唐無稽な話だと思うかもしれんが、前述の通り、この世界は誰かに創られたプログラムだということを認める高名な学者たちも実際いるワケよ。 人為的に創られていなければ、地球上に生命が生まれ、その生命が進化して文明を持つにまで至る偶然の連鎖なんぞ、自然の成り行きでは絶対あり得ない、と。 絶対誰かがコントロールしてるじゃん、と。 もし、ホントに世界が誰かに創られた 神に? プログラムだとしたら…。 涼宮ハルヒは世界プログラムの創造主ゆえ、「こうなってほしい」というイメージがそのまま現実世界で具現化する 本人はそのことに気づいてないが。 「疑うことなく信じれば叶う」みたいな奇跡は世の中にあると思うし、それって立派に世界改変でしょ。 ちなみに「天気の子」は、天候を操る世界改変能力の物語だった。 セカイ系…。 仮に個人の精神が世界プログラムに干渉するとして、サッカーの世界でも当然あることだと思う。 誰よりも強く勝つと信じた奴が、やっぱり勝つ。 2011年ワールドカップのなでしこ優勝なんて、全くもってあり得ない奇跡の連鎖だったでしょ。 あれは世界改変、澤さんのセカイへの干渉だったんじゃないかと思える。 鹿島アントラーズがJクラブでダントツの20冠を成し遂げてるのも、あれってチーム内に誰かセカイへの干渉者が潜んでるんじゃないか? そして日本代表にしても、98年以降ずっとワールドカップ出場権を得て、出場6回のうちの半分、ベスト16を3回成し遂げている。 絶対に誰か、セカイ系の人物が日本にもいるよね…。 サブカル なぜ、日本はアニメ大国となったのか? それは当然20世紀に手塚治虫という巨人がいたことが大きいだろうが、それだけでもあるまい。 もともと、日本はサブカルチャーの国だったんじゃないだろうか。 それは、メインのカルチャーに対するサブの興隆というのが江戸時代にも既にあって、たとえば短歌や俳句に対する川柳や狂歌とか、絵画においては浮世絵、特に春画なんてエロ文化は明らかにサブカルだろう。 文学においても十返舎一九などの滑稽本の興隆があり、落語が生まれ、また滝沢馬琴の「里見八犬伝」のような伝奇物が一世を風靡した。 こういうのを見てると、日本は江戸時代からして大衆文化にかなりサブカルの匂いがするのよ。 だから戦後に漫画が興隆したのは不思議でも何でもないことで、アニメが興隆したのも不思議でも何でもないことさ。 江戸時代の芸能人といえば、歌舞伎役者だったらしい。 このへんは分かるとして、なぜか女性はそこに入ることができず、わざわざ男が女形を演じるドラァグクイーン文化があったことが現代にも近くて面白いね。 じゃ、女性芸能人はいなかったのかというと、これに該当するのは芸者、花魁だったらしい。 「JIN-仁-」でいうのところの野風さん 中谷美紀 か。 野風さんは吉原のナンバーワンとはいえ、今でいうと風俗嬢である。 風俗嬢が芸能人扱いっておかしな話と思うかもしれんが、でもよく考えたら、今だって人気AV女優がスーパースター扱いだもんな。 案外、今と変わらんのかもしれん。 江戸時代のスポーツといえば、やはり相撲が中心かな。 蹴鞠も町人たちの間で流行ったらしい。 昔は蹴鞠といえば貴族の遊戯だったのに、江戸時代になると町人たちがやってたというのが興味深い。 もう、その頃には古代貴族の優雅なニュアンスでなく、いかに難しい技を成功させるかという曲芸みたいなニュアンスになってたみたい。 曲鞠と呼ばれたそうだ。 今でいうリフティングか。 球をゴールに叩き込む球技ではなく、球を延々と蹴り続ける曲芸という形で発展したあたりが、いかにも日本っぽいよな。 今なお日本サッカーの核になってるのは、この曲鞠、オープンスキルのシュートではなく、クローズドスキルのリフティングかもしれないね。 欧州におけるフットボールの起源は古代ローマ帝国の軍事トレーニングだったらしいが、それは戦争シミュレーションゆえ、フィニッシュ、敵の大将のクビをとることが何にもまして優先される。 でも曲鞠には敵の大将など存在せず、もっと平和な遊戯、大道芸である。 江戸時代には見世物として曲芸がかなり水準高かったらしく、幕末には海外公演に出る一座もあったらしい。 そういうDNAが、今の日本サッカーにも受け継がれてると思う。 いまどきのサッカーは曲芸をやれば「軽いプレーをするな」と怒られるもんだが、日本サッカーの本質は曲鞠、おそらく軽いものだと思うよ。 一種のサブカルである。 実写化 日本はアニメ映画が強い文化土壌だけど、映画クリエイターにしてみるとアニメは表現媒体として最強だと思うんだよね。 なぜって、映画にはまず絵コンテがあるでしょ。 実写だと、その絵コンテに合うロケーションを探し、絵コンテに合う役者を探す作業をしなくてはならない。 だけどそれって、なかなかイメージに合うのを探すのは大変だと思うのよ。 絵コンテをそのまま絵で表現できるんだから、割とクリエイターのイメージを忠実に再現できると思うんだ。 役者にしても、その容姿は絵で表現し、声は声だけの声優をチョイスできるんだから、これもイメージに極めて近い形で表現できると思う。 実際、「進撃の巨人」実写版の立体機動はクソだったけど、アニメ版の立体機動はスパイダーマンを超えるクオリティだったでしょ。 やっぱ、アニメは最強なのよ。 宮崎駿にせよ、押井守にせよ、庵野秀明にせよ、新海誠にせよ、彼らがアニメで表現してきたものを実写で表現できるかというと、それはやはり無理じゃない? 現実として、日本のクリエイターはかなりアニメに流れてると思うんだ。 日本も、かつては黒澤明や小津安二郎がいて世界屈指の映画王国だったんだが、それはアニメがまだ無かった時代の話である。 気がつけば日本は世界No1のアニメ王国となり、しかしその代償として、実写映画では隣国の韓国にもかなりの差をつけられてしまっている…。 ところで最近、私は韓国映画で「EXITイグジット」というのを観たんだ。 これは韓国で昨年大ヒットした作品なんだが、内容は超シンプルで、街に毒ガスが撒かれました、さぁどうする?というだけのストーリーである。 毒ガスを撒いた悪と戦う等のサスペンスは一切なしで、ただひたすら主人公はガスから逃げる、走る、隣のビルに跳ぶ、高層ビルをよじ登る、それだけである。 だけど、役者はかなり危険なクライミングにもチャレンジしていて、これがまた手に汗を握るのよ。 もうね、役者の頑張りがハンパないわ。 なんていうかさ、日本サッカーがなかなか韓国に勝ちきれない意味が、このへんに通じると思うんだよね。 今の日本サッカーに足りないのは、実写化するパワーなんじゃないかな、と。 日本サッカーはややアニメ的というか、2次元的というか。 絵コンテを忠実に再現しようとするあまり、綺麗にまとめちゃう癖があるというか、ある意味で声優的なのかもしれないね。 もうちょっと、実写感を出した方がイイのかも。 たとえば「EXITイグジット」なんて、アニメ化をしても全然面白くないと思うんだよ。 あれは人間が生でやるからこそ、手に汗を握るワケで。 というか、アニメ表現のヘタクソな韓国は、肉体を資本にした実写しかできないんだろうけどさ。 逆に、日本の声優レベルは世界屈指なんだろうけど、その代償として俳優のレベルにはリミットを作ってるかもね。 思えば、今の日本サッカーの興隆は「キャプテン翼」という2次元からのスタートだったもんな。 日本サッカーの原点は、やはり一種の絵コンテなんだと思う。 クレヨンしんちゃん 今月、Abemaで「映画クレヨンしんちゃん祭り」をやってて、名作「オトナ帝国」をはじめとする映画シリーズが幾つか無料配信されている。 そうそう、先月に野原ひろし役の声優、藤原啓治さんが癌で亡くなったんだよね。 藤原さんは「アベンジャーズ」シリーズの主役トニースタークの声優でもあり、昨年にスタークが「エンドゲーム」で亡くなり、それを追うようにして藤原さんが亡くなったのは何やら感慨深いものがある…。 ご冥福をお祈りいたします。 それにしても「クレヨンしんちゃん」の映画、どれも面白いよね。 国民的アニメとしては、これ以外にも「サザエさん」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」「名探偵コナン」など色々あるけど、映画シリーズとしては「クレヨンしんちゃん」が頭ひとつ抜けていると思う。 これの何が凄いって、野原一家の団結力がハンパないんですよ。 サザエさん一家あたりと比べても、一家の団結力では野原一家の方に軍配が上がるだろう。 この野原一家は悪の組織と戦って地球の危機を救ったことが数知れず、そういう意味ではアベンジャーズとも少しカブるんだが、しかしアベンジャーズはもともとスーパーヒーローの集まりであるのに対し、野原一家は凡人たちの集まりである。 ひろしはただのサラリーマンだし、みさえはただの主婦だし、しんちゃんはただの5歳児だし、ひまわりはただの0歳児だし、シロはただの雑種犬だ。 誰ひとりとしてスーパーヒーローじゃないのに、それでもこの一家が鉄の結束で悪を蹴散らしていくところにカタルシスがあるんですよ。 野原一家、まさに理想の家族である。 ひろしは現代における理想の父像であり、みさえもまた理想の母像でないだろうか。 あと、ひまわりがやたらカワイイ。 地上波テレビ離れの今の傾向からしてやむを得ないと思うが、でも映画の方はちゃんと安定した興行成績を記録している。 これ、「しんちゃん」の映画は面白いという認識がもう完全に浸透してて、新作が出たら家族みんなで見にいくというルーティーンが出来てると思うんだよね。 普通、親の立場からすると子供向けの映画に同伴するのは面倒なことなんだろうけど、「しんちゃん」はどちらかというと大人が楽しめるテイストが強いじゃん? 特に「オトナ帝国」なんて、ああいう昭和ノスタルジーは逆に子供が理解できない世界観で、むしろ大人しか楽しめない作風でしょ。 大人ほど泣くよね。 ああいうのを一度やられると、その後は大人が積極的に子供を引っ張って「しんちゃん」の映画に行く、という循環ができたと思うんだ。 うまいマーケティングだと思うよ。 子供はひとりで映画館に行けないんだから、子供向け映画は親のハートを押さえるのが先決である。 家族サービスとして、映画に行くってのはディズニーランド行くよりかなり安上がりなんだし、きっと今後も「しんちゃん」の映画は安定して興行収入を得ていくんだろうよ。 それにしても日本の映画市場はちょっと特殊で、昨年の映画興行収入TOP5のうち、4つがアニメなんですよ。 世界的には「アベンジャーズ」や「スターウォーズ」がどの国でも必ずTOP5に入ってるのに、日本ではそのふたつともがTOP5に入ってないんだ。 どんだけアニメ強いねん…。 いや、だからそういうことなのよ。 アニメ映画は子供に両親が同伴する構図、つまり単位が個人でなく家族ゆえ、単価を稼げるってことでしょ。 ファミリー向けコンテンツって、やっぱり強いんですよ。 もちろん、Jリーグもそのてのファミリーコンテンツである。 どうしても欧州サッカーになると個人向けコンテンツになるだろうが、しかしJリーグは単価稼ぐ意味でも家族をターゲットの単位にすべきであり、家族で楽しめる内容にすべきじゃない? たとえスーパーヒーローがそこにいなくとも、凡人たちが鉄の結束で悪を蹴散らす野原一家みたいな活躍をそこで表現できれば、きっとJリーグも「しんちゃん」並みに安泰なんですよ。 Jリーグにはトニースターク並みのヒーローはいないにせよ、野原ひろし並みのヒーローは確実にいるよね。 エクストラキッカー 時代により戦術は常に変化し、ファンタジスタを使いにくくなってるのは間違いないと思う。 たとえば、中村俊輔。 もし全盛期の彼が今いれば、使うか否か。 使うんじゃないだろうか。 だって、一番うまい選手だから。 ただ、どこで使うかが難しい。 トップ下?ウィング?インサイドハーフ? どこで使うにも、硬度とスピードが足りない。 でも、イイじゃないか。 そういう俊輔がそこにいる、という前提で周囲を固めればイイんだから。 水を運ぶ人、である。 オシムも言ってたが、エクストラキッカーはふたりまで。 これ、裏を返して言えば、ふたりぐらいまでなら多少の弱みもチームの中で消化できるということだと思う。 今の代表の中で、そういうエクストラキッカーの扱いをされてるのは中島かな? 守備意識が低い、と。 でも、リオ五輪を見てた人なら分かると思うけど、中島って決して走らない選手じゃないんだよね。 ならば、なぜ中島が守備の穴とされてるのか。 それは、マンツーマン守備の意識だろう。 彼は代表でウィングをやってるワケで、そこでは敵サイドバックのマンマークをしなければならない。 ゾーンではなく、マンツーマンだ。 中島って、体小さいからマンツーマンはヘタクソっぽい…。 だけど、そこに目を瞑っても余りあるほど彼のドリブルのキレは凄いワケで、こういうエクストラキッカーを使うか否かでチームの個性が設定されると思うのよ。 教則本から、いかに崩すかがポイントである。 一番分かりやすい例は、トルシエジャパンだったよね。 俊輔、本山、小野、そういうのを左ウィングバックに使うという完全な教則本破りをトルシエはした。 でも、あれはあれで何とか形になってたと思う。 それは、「左ウィングバックの守備は期待できない」とメンバーの皆が最初から理解してたからだ。 トルシエは、左センターバックに中田浩、服部などボランチ系の選手を必ず使ってたし。 座頭市は目が見えないという障害があるんだけど、それを補ってか、聴覚は凄いんですよ。 で、強い。 こうして、座頭市的に戦うやり方もあるということさ。 というより、目の見える座頭市の戦いなんて面白いと思うか? フィールドプレーヤー10人が全て攻撃値50ポイント、守備値50ポイントという攻守バランスがあったとして、するとチームトータルでは攻撃500、守備500となる。 しかし、その中にひとりだけ攻撃80、守備20の選手がチームに入ってたとしても、代わりに攻撃20、守備80の選手を入れれば一応ツジツマは合うんじゃない? 私はエクストラキッカー大歓迎だし、水を運ぶ人も大歓迎である。 昔より、遥かにビルドアップで苦労する時代だ。 だからこそ、サイドバックがインサイドに入ってくる「偽サイドバック」なるものが出てきたりしてるんだろう。 最近3バックがまた増えてきてるのも、これは最終ラインからのビルドアップをしやすくする目的からきてるのは間違いないね。 森保ジャパンが基本型を361としてるのも、まさにそれ、ビルドアップの為である。 【東京五輪代表】 ・・・・小川 ・・久保・・堂安 遠藤渓・・・・・相馬 ・・中山・・田中碧 ・板倉・冨安・渡辺 ・・・・大迫 ビルドアップの時、板倉、冨安、渡辺の3人がワイドに開く。 やはり、3バックの方が4バックより後ろからの繋ぎは絶対やりやすいんだ。 パスコースを確保しやすいから。 で、クサビがうまく入ったら、そこからは可変ですよ。 遠藤渓・小川・・相馬 ・・久保・・堂安 板倉・-田中碧-・渡辺 ・・中山・・冨安 ・・・・大迫 433ね。 結局、これが一番トライアングルの数を多く作れるのでパスを回しやすい。 大事なのは、後ろを4バックにすることでSBを設定し、そのSBの押し上げからWBの遠藤渓と相馬をWG機能にすることである。 これ、攻撃の意味もあるけど、もうひとつ大事なのは遠藤と相馬を敵SBとマッチアップさせること。 ここはデュエル。 裏を返せば、そこにポジショニングすることで敵のビルドアップ封じにもなるんだよね。 一応、433への可変は攻撃シフトということになってるけど、それだけじゃなく、ハイプレスへのシフトという解釈もできるんじゃないかな。 A代表の方でもシミュレーションしておこうか。 361 ・・・・大迫 ・・鎌田・・南野 原口・・・・・・伊東 ・・柴崎・遠藤航 ・畠中・吉田・三浦 ・・・・権田 433 原口・・大迫・・伊東 ・・鎌田・・南野 畠中・・柴崎・・三浦 ・・吉田・遠藤航 ・・・・権田 森保さんの可変は、守備時541になると言われてるけど、それはウチのWGが敵SBにマンツーマンDFをしてるからこその顛末で、もし敵SBがオーバーラップしないなら無理して5バックにしなくてもイイと思うよ。 理論上、森保戦術は結構完璧なシステムだと思うよ。 森保戦術というよりペトロビッチ戦術なんだけど、ペトロって、なかなか凄い戦術家だよね。 システムは良いんだけど、問題はそれをうまく使いこなせるかなんだけど…。 現代守備 基本、守備ブロックは中盤の4枚+最終ラインの4枚で作る方陣である。 たとえば、ロベルトバッジオ。 たとえば、柿谷、宇佐美など。 とかノンキなこと言ってられたのは、少し前の話。 そのへんを、ちょっとシミュレーションしてみようか。 まず、敵のセンターバックが球を保持してる場面を想定してほしい。 そのセンターバックからのパスコースは? 【A】相棒のセンターバック 【B】サイドバック 【C】ボランチ この3つのいずれでもなくロングボールを蹴るという選択もあるが、それはまた別の話。 ただし、敵ボランチが2枚の場合は必ず片方が空いてしまう。 イメージを図解すると、こうなる。 これって、どう考えても433だよね。 スペイン型の433は、敵陣でパスコースを切る戦術に適してるんだな? 「なぜ、いまどきのサッカーはどこも1TOP 3TOP なの?」と疑問を持つ人もいるだろうが、その答えは割とシンプルで、前線が3枚じゃないと敵のパスコースを切りきれないからだろう。 大体のメカニズムはご理解いただけたと思うが、問題は、こういう守り方をウチもされる側に回ってしまうことの恐ろしさである。 ボールホルダーのセンターバックがふと前を見ると、パスコースが完璧に消されてた、なんてこともあるかもしれない。 そんな時、どうする? 全部マークされてしまったのなら、私はそのボールホルダーが自ら持ち上がるのもありだと思う。 おぉ、それってリベロ、ベッケンバウアーの再来じゃないか。 やはり、時代はループしてるようだ。 必然の才能 これまで外国人指導者は、日本代表を指揮する際に何とか日本の良さを引き出そうと努力してくれた。 その多くが、中盤を生かす、MFの攻撃の才能を生かすという形じゃなかっただろうか。 トルシエしかり、ジーコしかり。 だけど、そのMFたちの攻撃力を生かそうとすると、裏返して守備が難しくなるという壁にいつもブチ当たってきた。 その中でザックがトライしてくれたアプローチは、セリエ式の本格派ゾーンプレスを導入することだった。 大昔に加茂さんがトライしたマガイモノじゃなく、今度はホンモノのやつね。 これには一定の効果があったと私は思う。 しかし、アギーレを挟んで次はハリルとなり、そのハリルがやったアプローチはザックとはまた違う形だったんだ。 ゾーンプレスというより、ややマンマーク寄りにチームのベクトルを設定したワケね。 彼の連呼する「デュエル」とは一対一のこと、つまりマンツーマンであることをまず理解してほしい。 これはハリルが特殊な指導者だったというより、世界サッカーのトレンドがややそっち側に向かっていたということだと思う。 一番分かりやすくそれが出た形は、ハリル最大の正念場とされた2017年8月のオーストラリア戦。 そこでハリルは、敵DFにマンマークをつけた。 これは、ザックまでのアプローチと全く異なる。 それまでの日本は、「シールド」を中盤+最終ラインのブロックという形で張ってたんだよ。 しかしハリルの張った「シールド」は、そうではなく最前線+2列目だった。 ここ、大きな修正ポイントね。 そう、世界サッカーはどんどん変貌してきてるワケさ。 中盤で勝負するのでなく、そのひとつ前、中盤に球を供給する入り口で勝負を仕掛ける。 そこは、一対一、デュエル、マンツーマンの世界なんだよ。 ある意味、一周回って昔のサッカーの世界観にまで戻ってしまったのかもしれん。 ただし、昔のようにフルコートのマンツーマンではない。 前はマンツーマン、しかし後ろに行くにつれてゾーンとなるグラデーション構造である。 特に、最終ラインの選手に求められる要素は大きく変わったんだ。 トレンドとしてDFにはFWのマークが付けられるもんだから、DFにはそのマークを無力化して球を前に運べるだけの技術力が求められるようになり、もはやDFは守る人じゃなく、司令塔なんだよね。 逆に、守る人は前の選手の方かもしれない。 完全に逆転現象が生じている。 トップ下に司令塔を置いていたのは、もはや懐かしい時代の話だよな…。 そんな中、冨安という傑出したDFが日本に出てきたのは非常に良い流れなんだよ。 老師オシムも、冨安を見て驚いてたらしいね。 あと、中山や板倉もDFながら司令塔の色が強い逸材である。 彼らは、たまたま運良く出てきたのか? いや、そんな都合の良い話ではないだろう。 彼らはいずれもユースから出てきた才能であり、これは世界サッカーの潮流を知るクラブが、敢えて若者たちに英才教育を施してきたと見るべきじゃないかな。 つまり、彼らは必然として出てきた才能なんだよ。
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