スポンサードリンク つぐむぐです。 で、 マキエを選ぶ際に必要なポイント4点(比重、色、遠投性、混ぜ方)についてお話しました。 これに基づいて、私も実際に釣りをする際に、マキエの配合を考えています。 以下、今回は私が実際に使っている配合レシピを記載しましたので、今後のマキエ作りの参考にされてみてください。 何度もいいますが、 大事なことは「思考」です。 マキエの基本的な考え方をしっかり理解していれば、別に私と同じレシピである必要はありません。 また、将来的に集魚剤のリニューアルがあっても混乱しません。 なぜなら、マキエに対する思考法が身についていれば、自分のお気に入りの集魚剤が販売停止になってしまっても、同じような性質の集魚剤を選びでカバーできるからです。 ぜひ集魚剤の基本思考を抑えた上で、自分にあったマキエ作りをしてください。 オキアミ1角 私のマキエの配合において、オキアミはいわゆる 「つなぎ」の役割です。 普通マキエに混ぜるオキアミといえば、魚に食わせるエサという認識が多いと思います。 でも私は、チヌにオキアミを食べさせようとは考えていません。 それよりは マキエのまとまり(粘り)を強めて遠投性を高めるために配合しています。 あとはオキアミエキスによる集魚効果狙いかな。 遠投できると、自分の攻略範囲の中に抱え込めるチヌの個体数が増えるため、確率的に有利です。 大は小を兼ねますが、小は大を兼ねません。 遠投できないマキエを作ってしまっては、遠くに狙いたいポイントがある場合にお手上げとなりますので、必ずマキエは遠投できるものを作るように心がけましょう。 私は混ぜる過程の中で、 最後にマキエを足で踏みつけます。 オキアミを完全にペースト状にするため原型は全く残りません。 チヌの習性のところで、 チヌは好奇心が強いと話しました。 関連記事: 白い煙幕は水質がクリアであればあるほど、チヌの興味を引きますし、ニゴリを出してくれるのでチヌの警戒心を解くのにもってこいです。 冬場は特に海水がクリアになるので、この白い煙幕が効果的です。 また、 表層に煙幕が残るので、マキエをどこに投入したか見やすいのもお気に入りのポイントです。 のテクニックを用いるケースでは、なくてはならない配合剤だといえるでしょう。 潮の流れる方向も、ある程度確認することができるすぐれものです。 白はV10を入れてるので、これ以上入れる意味はあんまりないです。 このチヌベストには、ムギ・コーン・ペレットなどの粒系がしっかりはいっています。 粒系がひらひらと舞いながら底まで沈んでくれるので、中層〜深ダナのチヌに演出による集魚効果を発揮すると考えています。 特に 底にたまった粒を拾うチヌをより長く足止めするのに効果的です。 ただ、この集魚剤はウェットタイプ(湿気がある)で固まりができやすいため、混ぜムラなくきれいに混ざるよう、 使用前に指やマゼラーで固まりをきちんと砕いておくことが重要です。 これを怠ると撒き餌をすくう部分によって遠投ができたりできなかったりといった事象が発生します。 基本的に、まとまりがよいということはバラけにくいということですが、これは着水後、程よくバラけながらも、しっかり底に効いてくれるマキエです。 4種類(赤・緑・黄・白)のタブレットが入っているため、その日の天候で、チヌの色に対する反応が変わっても、対応できるというメリットがあります。 カラー戦略を用いる釣り人は、ぜひ混ぜておきたいアイテムと言えますね。 最後に 以上が、私が実際にチヌ釣りで使っている配合例となります。 この3点が実現されるということは、ととても相性が良いということです。 言い換えると、このマキエは 私の仕掛けをサポートするマキエだということもできます。 釣りをする人の中には、「撒き餌に仕掛けを同調させる」という考えの人が多いです。 水中でマキエが溜まっているところに、流しこめる仕掛けはないものか?と。 それに腐心し、誰もが頭を使っていろいろな仕掛けを考えます。 もちろんこの考え方は間違いではありません。 ですが、もっと重要なのは、仕掛けの工夫に加えて マキエの方から仕掛けに同調してくれる配合を考えることです。 同調に強い仕掛けと同調に強いマキエの両方を考えることで、より高いレベルで同調を実現できるのです。 そう思いませんか? この考え方は、たぶん 世の中チヌフカセ釣り師の8割以上が考えていない思考法です(爆) マキエに同調する仕掛けだけでなく、仕掛けに同調してくるマキエをイメージするという思考を頭に叩き込んでください。 それだけで、あなたのこれからのチヌ釣り人生が変わりますから。 ぜひ、今回の撒き餌についての知識を有効活用して、今後の釣りに活かしてみてください。 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 スポンサードリンク 〜お知らせ〜 〜釣り人におすすめの記事〜.
次の紀州ダンゴ釣りのレシピや配合はどうする? 紀州釣りダンゴ外剛レシピ 身近な堤防からクロダイ(チヌ)を釣ることが出来る紀州ダンゴ釣り。 紀州ダンゴ釣りのコツやポイントはたくさんありますが、今回の記事では紀州ダンゴ釣りの肝中の肝になるダンゴの配合について記事にしました。 バズーカ編集部の釣り部では過去に100匹以上チヌを釣り上げています。 (カウントしてないから本当の数は分からない。 最後までお付き合い宜しくお願いします 笑 紀州ダンゴ釣り自分でダンゴ作る必要ある?? 紀州釣りダンゴ作り方 先ずは紀州ダンゴ釣りの「ダンゴ」をオリジナル配合で作る必要があるのか??この疑問ですがベテランでも市販品を使ってる人たくさんいます。 スポンサーの関係もあるのでしょうが「山本太郎氏」もテレビ番組などでチラッとだけ紹介されるダンゴのレシピは市販品です。 (ほんのちょっとだけ触れるだけだからスポンサーではないような気がする) だから市販品の配合餌でダンゴを作っても何にも問題ありません。 市販品の方が釣果が安定するかもしれません。 しかし、マニアックに自分でコマセ団子の配合を決めてチヌを釣りたい!そんな人は是非オリジナルのダンゴを作ってください。 オリジナルダンゴの方がクロダイ(チヌ)が釣れた時の満足感や達成感は凄く大きいと思います。 市販品のダンゴのおすすめ 市販品のダンゴでおすすめを紹介します。 先ずは釣り餌メーカーの「マルキュウさん」が発表している表をみて下さい。 画像はマルキュウさんのHPより拝借しています。 上の表を見ると4m~5mの水深を約10秒で沈下するようにダンゴの比重が切開されているようです。 紀州マッハだけは別格ですね。 日本の港湾にある堤防周りの水深が平均して5m前後だというのが設計のコンセプトにあるそうです。 つまりオリジナル配合のダンゴもおよそ10秒で着底するくらいの早さを基本にすれば良さそうです。 ちなみに普段ん紀州釣りをするMYポイントが水深10mとかあるようなら市販品のコマセ団子は紀州マッハ攻め深場一択です。 市販品ダンゴの作り方!混ぜる時の注意 市販品のダンゴ材を混ぜfると木の注意点としては袋の裏に掛かれているレシピを忠実に守るという事があげられます。 乾燥サナギは必ず戻してから使います。 乾燥シイタケを水で戻すのと同じ要領でベチャベチャくらいの水やアミエビの汁で戻します。 釣りに行く当日早くから用意しておけばいいのですが、なかなか時間がなくて釣り場でコマセ団子を作るときは仕方がないので10分位で混ぜてしまいますが1時間以上置いた方がしっとりします。 アミエビも混ぜるのにポイントがあり手の平で押し付けて形が無くなるようにすりつぶすのがポイントです。 アミエビは拡散してなんぼの集魚剤。 細かくした方が拡散性も良くダンゴに染み込みやすいです。 ダンゴの配合レシピ!割れる時間の調整 ダンゴが割れる時間の調整は紀州ダンゴ釣りで非常に重要だと考えています。 釣り場の潮の状況にもよって変わってくるのですが、今回は潮の状況は抜きにしてダンゴが割れる時間の基本的な考え方を説明します。 着底後すぐにダンゴが割れるようにする? 着底後にすぐにダンゴが割れて刺しエサが飛び出してくる。 一昔前はこの釣り方が紀州釣りのメインだったと思います。 エサ取りが少ない時はこれでもいいかもしれません。 しかしクロダイ(チヌ)は「他の魚につられてやってくる」という性質があることが分かってきました。 つまり集魚効果のあるダンゴに小魚が寄ってくる。 それにつられて堤防の生態系でトップクラスに君臨するチヌが小魚を蹴散らして付けエサを喰いに来るのです。 ダンゴが着底する• 小魚がダンゴをつつく• ダンゴが割れ始め煙幕が広がる• チヌが釣られてやってくる• 飛び出した付けエサにチヌが喰いつく この4段階のプロセスでクロダイ(チヌ)が釣れると考えられています。 クロダイ(チヌ)が小魚を蹴散らして突進してくるまでの「間」を着底した後のダンゴが作らなければいけません。 どのくらいの間があればチヌが喰いついてくるか?活性が低い時は長く、活性が高い時は早く割っていいと思いますが「着底後1分」というのが基本になると思います。 自分配合コマセ団子を作るメリット 自作のコマセ団子でクロダイ(チヌ)が釣れると感動はひとしおです。 「釣れた」ではなく「釣った」という感覚で、たとえ一匹だけの釣果でもメチャクチャ鼻高な気分になれます。 周りの釣り人がガッツリとした市販集魚剤を使っているにになかなか釣れない。 そんな中でオリジナルレシピのヌカダンゴでチヌが釣れちゃったときには「見たか~俺の実力!」って感じ。 他にも自作のヌカダンゴは安く作れるというお財布に優しいメリットがあります。 ヌカだんごのレシピと配合材料作り方 米ぬか:濁りで集魚効果、ダンゴのベース 砂 :ヌカだけでは比重が軽く沈まない、バラけ、少量で大きくばらけ感が変わる 麦 :ポイントを作って足止め効果、オキアミより比重が重い、チヌが食べる、お腹の中に押し麦一杯の事も サナギ:一部の魚に強い集魚効果。 チヌも好き 米ぬか:紀州釣りヌカだんごレシピ「ベース」 米ぬかはヌカだんごのレシピのベースとなる材料。 半分以上は米ぬかです。 煙幕を発生させチヌに警戒心を解きます。 米ぬか自体には集魚効果はないと思いますが、アミエビを混ぜると途端にヌカ自体を魚が食べるようになります。 精米機で無料でもらってくるか、米屋さんで10㎏300円くらいで購入できます。 アマゾンや楽天で販売されているのはぬか漬け用の高価なものなので買わない方が良いです。 砂:紀州釣りヌカだんごレシピ「重み」 ヌカだんごのベースになるヌカだけのダンゴでは比重が軽くて沈みません。 ダンゴを沈めるためには砂が必要です。 ホームセンターで売っている川砂を使っている人が多いですが砂浜の砂でも問題ありません。 紀州釣りのヌカだんごに入れる材料は、きめが細かい方がダンゴが良く締まりコントロールしやすいです。 砂も同じで細かい目のふるいにかけることで握り具合が格段に良くなります。 おすすめ商品 釣り武者から販売されている「アジャストサンド」という商品です。 たかが砂ですが非常に粒子が細かく、塩や砂糖のようになめらかです。 ダンゴの質が一段高まります。 押し麦:紀州釣りヌカだんごレシピ「足止め」 押し麦は実際にクロダイ(チヌ)が好んで食べています。 紀州ダンゴ釣りで釣れたチヌのお腹の中が押し麦でいっぱいという事が良くあります。 ダンゴの成分は潮で拡散しますが比重が重たい麦は海底に留まりポイント作りに一役買っています。 チヌは麦をむしゃむしゃ食べているうちに、ついつい食べるのが止まらなくなってしまうお茶目な性格らしいです。 真偽のほどは定かではありませんが・・・麦を食べて警戒心も薄らいだところに付けエサのオキアミに飛びついてしまうそうです。 サナギ:紀州釣りヌカだんごレシピ「集魚」 乾燥サナギは紀州ダンゴ釣りの集魚効果を担当する材料です。 集魚効果を高めたい時はサナギの分量を多くします。 乾燥サナギには荒引きサナギと細引きサナギがあります。 細引きサナギの方がきめが細かいので紀州釣りのダンゴの素材としては適しています。 ばらけを重視したい時は荒引サナギを使います。 またオキアミのエサにボラが食いついてくるときは、ダンゴの中で芯残りして付けエサにダンゴ素材がべったりと付いている可能性があります。 オキアミではなくダンゴと勘違いしたボラが吸い込んでしまうのです。 そんな時はサナギを多くすると新残りしにくくなります。 アミエビ:紀州ダンゴ釣りレシピ「集魚」 アミエビは非常に集魚効果の高い材料。 オキアミよりアミノ酸が多く含まれていて拡散しやすく紀州ダンゴ釣りのオリジナル団子の集魚には欠かせない素材。 一説によると、水温5度以下で仮死状態のチヌにアミエビを吸わせると、仮死状態から回復したらしい・・・アミエビパワー恐るべし! アミエビは入れすぎると集魚効果が反面する!? アミエビは紀州釣りには欠かせない集魚剤ですが、配合が多すぎると釣れないこともあるようです。 臭いが強すぎてチヌが顔をそむける、アミエビが大量に含まれたダンゴに興味を惹かれ付けエサに反応しない・・・と言われています。 まあその前にオキアミを入れすぎるとダンゴがベチャベチャですっごい粘り気が出るからかなりつらいダンゴになってしまいます。 アミエビをたくさんいれたい人は水分を切ってから入れるといいです。 ちなみにチヌの適水温は15度~23度で5度を下回ると仮死状態になるらしいです。 ヌカ4000cc、砂1000cc、アミエビ200cc、サナギ400cc、押し麦適量 釣り場でダンゴを調整するときの作り方 米ぬか:多く入れるとゆっくり沈み割れにくくなる 砂 :多く入れると早く沈み割れやすくなる サナギ:多く入れると集魚力が増し割れやすくなる アミエビ:多く入れると集魚力が増し粘り気が増え割れにくくなる 海水 :多く入れるほど割れにくくなる クロダイ(チヌ)の活性による調整 活性が高い時:早く沈めて早く割ってOK 活性が低い時:ゆっくり沈めてゆっくり割る ダンゴの調整の仕方 夏から秋にかけて活性が高くエサ取りが多い場合はアミエビを入れない方が良い場合があります。 基本的には他の小魚が集まることでチヌにもアピールが出来るのですが、エサ取りが集まりすぎると付けエサがあっという間になくなり釣りにならないことが多いです ヌカ4:砂1. 2に増やす!注意:砂は少し入れただけで大きく変化する 紀州ダンゴ釣りのエサ 紀州ダンゴ釣りに使う付けエサを簡単に紹介します。 常温サナギより格段に食いがいいように感じます。 アクセントで投入するとドカンと来ることがあります。 設計としては「魚玉の方が柔らかい」です。 食い渋りイエローや集魚レッドはフカセで竿を振って投げ込んでも外れないように固め設計です。 紀州釣りで使うなら魚玉の方が良いでしょう。 最後にヌカダンゴの沈下スピードについて ダンゴの沈下スピードの基本は「春はゆっくり、夏は早く」です。 ゆっくり落とせばチヌにアピールできます。 活性の低いチヌには「ゆっくり見せる」のが定石です。 夏のチヌは速いスピードでも喰いついてくれます。
次のまずは、チヌ 黒鯛 ってどんな魚? 料理する相手がどんなお魚なのかを知っておくと、魚それぞれの持つ本来の美味しさを引出しそれらに見合った料理もしやすいということ。 まずはチヌ 黒鯛 ってな~にからお勉強してみましょう。 チヌと呼ぶのは日本でも関西よりもっと西側の地域だけの呼び名で、関東方面では「黒鯛」のほうが一般的な呼び名のようです。 チヌには海側に居着きやすい黒鯛と、内湾を好み河口域に多く生息するキビレチヌ きちぬ も同じ仲間で、河川でも釣りの対処魚として良く釣れる魚のひとつ。 お魚屋さんでよく見かけるチヌ 黒鯛 は体長が30㎝くらいまでがもっとも良くとれるサイズだそうですが、中には50㎝以上の物を年無しと呼び、60㎝以上の物を「ロクマル」という地方もあります。 気になる身質は高級魚として名高い鯛とおなじ科目のタイ科の魚で、味も鯛に負けず劣らずの 良質な白身で、やや鯛よりも歯応えがあるとされています。 旬を迎える初夏6月~8月下旬頃になるとその味はタイを超えるとほど美味といわれています。 磯臭いという方もいらっしゃいますが、気になるほどではなくその他の青魚と比べたらよりあっさりした白身です。 気になる方は臭みとりをするといいですがチヌの臭みとりは「やり過ぎ」に注意したいところ。 また別のページでお伝えします。 チヌ 黒鯛 の塩焼き きれいな白身を持つ魚なら当然たべたい!チヌ 黒鯛 の焼き物料理といえば塩焼き!料亭の塩焼きのように降り塩だけでなくすべてをきれいに焼き美味にするための方法をご紹介。 チヌ 黒鯛 も例に漏れず海の王様と呼ばれる真鯛にも匹敵する美味しさ 単純な料理だからこそ、下ごしらえは念入りに、しかも調理は大胆に! 塩焼きは焼き立てがいちばん!必要な大根おろしなどは事前に準備しておきましょう。 チヌ 黒鯛 のカマ焼き 大き目のチヌ 黒鯛 が釣れたら迷わずカマと頭と身は別々に分けて料理もしてみたい。 一番のおすすめはカマの塩焼き!! 何も気取らなくていい、単にしっかり塩をまぶして焼くのみ!骨の裏側までおいしい。 端っこまで丁寧に鱗を取っておくこともこの料理を最後まで美味しく食べるコツです。
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