こちらでは、学校では教えてくれない読書感想文の 「書き方のコツ」や 「構成の例 書き方の順序 」を紹介しています。 また、コピペして利用可能な 「構成例のテンプレート」を掲載しておりますのでご活用ください。 おもに、 中学生や 高校生が、1200字、1600字、2000字 原稿用紙3枚、4枚、5枚 の読書感想文を書くことを想定していますが、 小学生の指導にあたる方や、 大学生、 社会人の方にも、参考にしていただけるものと思います。 また、感想文の文字数が足らない場合の 「文字数の増やし方」 「話題の広げ方」についてもお伝えいたします。 Sponsored Link ~~ 目次~~~~~~~~~~~~~~~~ テンプレートがダウンロードできます ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 本の 「読み方」のコツ 趣味の読書と異なり、感想文を書くための読書の際は、次のことがらを 「探す姿勢で読む」ことが重要です。 あらすじ まず、一度「流し読みでも良い」ので全体の話の流れをつかみます。 「あらすじ」と「結末」を把握します。 登場人物 すべての登場人物のキャラクターを書きあげます。 ドラマなどでいう 「人物相関図」「人間関係図」のようなものを理解すると感想が思いつきやすくなります。 気になった部分 物語を読んで気になった部分、つまり「何かを感じた」「思い出した」「連想した」部分は、読者であるあなたが「感じ」「想った」部分ですから、その本で 「感」「想」を抱いた箇所というわけです。 気になった考え方や発言、エピソードなどは感想文で引用し活用するべき部分でもあります。 これらの「気になった部分」には ポストイット ふせん などを貼っておきましょう。 これで作品の 「あらすじ」と 「登場人物」 「気になった部分」が把握できたことになります。 これを基に以下で紹介する感想文の書き方を参考に、文章を組み立てていきます。 Sponsored Link 読書感想文 「書き方」のコツ 一つ、覚えておくべきは、 感想文には必ずしも「正直な感想を書く必要はない」ということです。 >< でも安心してください。 もしあなたが多少の「嘘」を書いたとしても、 先生方は超能力者ではありませんので「あなたが本当にそう思ったかどうか」を知ることはできません。 笑 ある程度の嘘 演出 は「あり」なんです。。。 重要なのは 「読書感想文を書かせる目的」に沿った感想文を書くことです。 以下では、読書感想文で高得点を取るために欠かせない 3つのポイントをご紹介いたします。 ・新しい考え方の発見があったこと ・これまで以上に重視すべきことの気づきが得られたこと ・考え方の幅が広がったこと ・さまざまな立場からの多角的な見方ができるようになったこと ・・これを伝えるための感想文を書くことです。 ただ、どうしても「学ぶ点がなかった」と感じる本もあります。 概していえば、 課題図書の多くは「つまらない本」「面白くない本」です。 「実社会の事例や課題」を絡めることは「社会とのつながりを意識している人間 成長した人間 」であることを伝えるためでもあります。 社会性の発達それこそが教育の重要な目的の一つであるため、社会を意識した内容にするこが高評価のポイントになるのです。 また、感想文の中に経験談や実社会での事例を引き合いにだすことは 「実社会で応用のきく読書のできる人間であることをアピールする効果」もあります。 「表現の上手さ」とは「言葉の選択」や「文章の構成」といってよいものです。 ・ 言葉にする力=言葉の選択 ・伝える力=構成力 「面白かった」「感動した」を伝える場合なら、単に「面白かった」「感動した」ではなく、それが伝わる具体的な表現ができるかが重要ということです。 例えば「母親が認めてくれなかった様子」を表す場合も、単純な表現をすれば・・・ 「母は認めてくれなかった」となりますが、場合によっては 「母は首を縦には振ってくれなかった」というような表現もできるはずです。 このような、 多彩な表現を使える人間になったことを感想文から感じ取れる「やや背伸びをした表現を散りばめておくこと」が高得点に繋がります。 「面白かった」を伝えるにも、例えば「夜が更けるのも忘れ、知らないうちに朝方まで一気に読み進めてしまった」というような表現もできるでしょう。 感想文の読み手に「その時の情景が伝わる表現を用いる」といってもいいでしょう。 「ことわざ」や「名言」「格言」を挿入する 人類の知的遺産といえる「ことわざ」や「名言」「格言」を活用すことは 「教養人であること」を間接的に印象付けられるため文章の説得力を高める効果があります。 例) 「百聞は一見に如かず」のことわざではないが、本やインターネットからの知識だけでは想像の域を超えられないものだと思う。 実際に経験することこそが応用の効く真の学びになることを、著者はこの本を通じて読者に伝えようとしたのだと思う。 例) サッカーの神様ペレの言葉に「ボールが丸いことを理解しろ」という名言があるが、主人公がビジネスで大成功を収めた理由も、やはり同じようにお客様である人間の性質を誰よりも理解しようと努めた経営者だったからだと思う。 例) 「失敗は成功の母」という格言があるが、この伝記の主人公は、正にこの格言の正しさを伝えるために生きたような人間だった。 主人公の・・ 最後の部分で「感謝」を伝える 「この本に出合えたことに感謝したい」「この本を世に送りだしてくれた著者に感謝したい」などの一文を入れることにより、 感謝の心のある成長した人間であることを印象付けることができます。 「感謝の心」は人間が成長過程の中で身に着けていく重要な「徳」の一つであり、生まれもって備わっている能力ではないのです。 そのため、読者であるあなたが感想文の中に「感謝」の文字を埋め込むことは「成長した人間の証」を埋め込むことと同じなのです。 (必ず入れなければならないものではありません) 「書き出し」でインパクトを与える 感想文は書き出しで印象付けましょう。 「書き出し部分の書き方」が分からず苦労している人が多いのですが、書き出し方の例は、こちらにまとめあります。 読書感想文の構成を考える 「構成」とは「何を」「どの順序で」述べるかです。 順序は「つなげ方」といってもよいでしょう。 「構成」=「何を」+「どの順序で」 「書きたいこと」や「使ってみたいフレーズ」は、一度すべて紙に書き出し、全体を外から眺められるようにします。 「メモ書き」のすべてを上から見ることで あとは「並べ方」だけ考えればよくなるからです。 読書感想文に苦手意識のある方は、 感想文は順序だてて「説明するもの」だと思えば比較的楽に書けるものです。 いくつかのパートを作り、それぞれについて「説明していくもの」と考えれば、それほど抵抗なく原稿が書けるはずです。 次の展開は、ほとんどの本に応用が利く 「標準的でまとめやすい構成例」です。 ただし「読む前の私」や「この本を選んだ理由」の部分は、書きたいことがたくさんある場合は省いても構いません。 読書感想文の構成例 テンプレート) 以下は、感想文を大まかに 「4ブロック」に分けた場合構成例です。 太字で表したフレーズは、感想文の中に意識的に散りばめるべきフレーズの例です。 こちらから ダウンロードもできます。 <本の概略の紹介ブロック> この本は、これこれこういう内容の本でこういう登場人物がいて、全世界で200万部も売れた本だといいます。 <気になった部分とその点への自分の考えのブロック> 主人公の・・・・は、ある日・・・・ という事態に遭遇し、 彼は・・・・ということになった。 すると・・・ その部分を読み私は・・・と感じた。 なぜなら・・・だからだ。 最近のニュースでも・・・ という事件が報道されたが、内容として同じようなものだと思う。 私も以前・・・と、主人公と 同じような経験をした。 その際、私は・・・となり、とても嫌な思いをした。 もし・・・ 確かに・・・ならそうかもしれません。 しかし、私が思うにそれは・・・ではないかと思う。 つまり・・・だと考えるからだ。 ———— また・・・の場面での主人公の何げない次の言葉にふれた際、思わずハッとさせられた。 私にとって、彼のこの言葉はこれからの人生の指針になる、まさに 名言といえるものだった。 例えば・・・ 多くの人はそのような状況の中では・・・と考えるに違いない。 これまでの私も、そのように考える一人だったからだ。 しかし、それは数ある考え方の一つに過ぎないのだと 気づかされたのだ。 <読んだ後の自分の変化・反省点・まとめのブロック> 本書を読み、私は主人公のその場面での・・・・な判断に自分に不足していた・・・・を 反省させられた。 ことわざに「・・・・・」というものがあるが、この言葉を残した先人も、失敗の中からこの言葉に気づいたのだと思う。 もし本書に出会えていなかったら、私はこの分野についての 以前からの疑問を疑問のまま持ち続けることになっていたと思う。 そのため、この言葉を残した先人と同じような失敗を私もすることになっていたかもしれない。 私は、今の年齢でこの本に出合えたことに 感謝したい。 この本は、そのように感じさせる教訓に満ちた作品であった。 太字で示したフレーズを感想文の中で意識的に使うことで、テーマに対して 「多角的な考察」がされた論理性のある感想文にすることができます。 以下は、感想文に論理性を加えるための「要素」とそれに対応したフレーズの例になります。 感想文は 小論文と異なり、高度な論理性を追求されるものではありません。 しかし、自身の文章に説得力が乏しいと感じた場合、以下にまとめた「要素」が、大きく欠けている可能性があります。 そのため、 それぞれの要素が自身の文章に存在するか「確認用」として利用していただければと思います。 コピペをしたり、 プリントアウトもできますので 「メモの書き込み用のテンプレート」として活用してください。 その部分で書きたいことをドンドンメモしましょう。 それらのメモをもとに最後に文章化すれば構成の整った感想文が完成します。 例えば・・ ———————————— この本のおかげで日本語のもつ言葉の美しさを再発見することができた・・ ———————————— ———————————— 作者の文章表現の巧みさに感激を受けたことが切っ掛けで、私は文章の展開方法に人の心を動かす法則性のようなものがあるのではないかと思うようになった。 そこで調べてみると、やはり物語にはいくつかの王道のバターンがあることを発見でき、それが私にとってはとても大きな収穫だった。 ———————————— ・・・などですが、このような 「読書がらみの知的収穫」は、感想文を書く際に付け加えても違和感のないものです。 さらに・・ ———————————— 今回の読書経験を通じ私は思わぬ知恵を得ることができた。 それは普段会話の少ない父との話の切っ掛けを作る方法として、分からないことを質問するという方法が有効であることを発見できたことだ。 これは本の内容から得た学びよりも実は大きかったかもしれない。 ———————————— ・・というような、本とは離れた内容でもOKです。 読書感想文の課題を与える目的は、読書を通じ「生徒の成長」を期待するためです。 そのため、本の内容以外の学びであっても「本を通じての学び」であれば、「読書の効能」の一部であるため、そのようなエピソードを伝える感想文は歓迎されるものです。 ただし、感想文の中心は当然ながら「本の内容にからめたもの」にすべきですから、利用する場合は 「付け加え程度の分量」に抑えておくべきです。 文字数が足らない場合の対策 読書感想文の課題の多くは 800字 以内、 1200字 以内、 2000字 以内など「文字数の指定」がされます。 そのため文章を書き慣れていない人にとっては、書くことが思いつかず 「文字数が足りない」という状態に陥りがちです。 文字数が足りない場合は「例えば」や「もし」「なぜなら」を入れられるところはないかを考えてみましょう。 「例えば」や「もし」で事例をあげ「理由づけ」を書くことで文字数は増やせます。 文章を「。 」で終わりにした場合、その後に次の「つなぎの語句」を入れてみましょう・・ 「例えば」 「もし」 「なぜなら」 「確かに」 「だとすると」 「ところが」 「しかし」 「さらに」 「そればかりか」 「それだけではありません」 「裏を返せば」 「別の言い方をすれば」 「つまり」 「要するに」 「また」 さらに・・ 「一般的には」 「実際は」 「少数意見の中には」 「はたしてそれは本当でしょうか」 「これまでは」 「これまでの私は」 「私も以前」 「昔は」 「以前の日本では」 「最近のニュースでも」 「海外では」 「感情的な意見ではそうなるかもしれませんが」 「以前の私はそう信じて疑いませんでした。 比較しながら解説することで文章の量は増やせる 例えば、そのテーマに対して 「以前の私」と「今の私」の考え方を 比較させながら解説するスタイルにすれば、そのテーマについて 2倍の文章を書き出すことができます。 そのほかにも 「現代」と「昔」、 「日本」と「海外」、 「この本」と「以前読んだ本」など、比較に使うことのできる対象はいろいろあります。 比較させながら解説する技を使ってみましょう。 また「科学は比較することから始まる」ともいうように、比較は思考に科学性・客観性を加える効果も与えます。 「もし、この本に続きがあるなら・・」を加える 「もし、この本に続きがあるなら、私なら・・・」で、勝手なストーリーを展開する作戦もよいでしょう 笑。 個性的であり感想文としても面白いものになります。 応用例としては「もし、私が編集者なら、この部分について、きっと著者にストーリーを変えるように指示を出したでしょう。 私なら・・・」など。 「もし、私なら・・」はさまざまな使い方ができます。 そのため、本を出す際、出版社ではタイトルを決めるためだけの「タイトル会議」が開かれるほどです。 それだけタイトルに関しては様々な考え方ができるということです。 「なぜこの本はこのタイトルなのか?」「なぜ日本語版のタイトルは原著のタイトルとは違うのか?」というような問いを投げかけ、自分なりの意見を感想文の中で展開するだけでも、かなりの文字数を埋めることができるでしょう。 これはすべての本に使える作戦です。 内容以外にも注目する 例えば、本を書いた時の 「著者の年齢」に注目する。 もし、かなり若い年齢でその本を書いていたのであれば、その年齢でこの本を書き上げた著者の凄さに驚かされたことを、自分の精神年齢と対比させて感想にまとめるなど。 また「かなり昔に書かれた本」なら・・・「この本を読み、いつの時代も人間の感情は同じであることに改めて気づかさえた」「この本を読み、歳の離れた大人や老人も、同じような悩みや感情を経験してきた人なのだと改めて思えるようになった。 」・・・というように 「世代の違う人間への見方が変わった点」を感想に書くことができます。 外国の本の場合「心の共通点」の発見があったことを述べる 外国の作家による本の場合、例えば「日本人の私が同じように感動できたことに不思議な喜びを感じずにはいられなかった。 それはきっと改めて人間のもつ心の共通点の存在に気づけからであろう・・・」など、世界を視野に入れられるようになった「気づき」を得られたことを伝える作戦で、文字数を増やせます。 あらゆる外国の本に使える作戦です。 笑 林修先生からのアドバイス 「いつやるの?」「今でしょ!」の 林修先生の推奨する 「簡単な読書感想文書き方」がありましたので、ご紹介いたします。
次の中学生、高校生の夏休みの宿題で大変な宿題の1つは「読書感想文」ですよね。 数学や英語のプリント等は答えが決まっているので、どうにかこうにか終わらせる事ができますが、 読書感想文は「本の感想」というオリジナルな文章を考えなければなりません。 苦手な人には「頭をかきむしりたくなるくらい苦痛」な作業です。 何を隠そう私も、中学・高校時代は読書感想文を書くのにとても苦労していた一人です。 が、今は「物書き」みたいな仕事をしているせいか、簡単な読書感想文ならサラサラと書けるようになりました。 「原稿用紙5枚分も文章なんて書けない!」 と思うかもですが、大丈夫!中学生や高校生の読書感想文はコツをつかめば、原稿用紙5~6枚分の感想くらい簡単に書くことができますよ。 というワケで今回は「 中学生・高校生の読書感想文の書き方」を例付きで紹介します。 読書感想文の書き方に悩んでいる中高校生の男子・女子はぜひ参考にしてくださいね。 中学生の読書感想文の書き方 早く終わらせる方法はコレ! それでは早速読書感想文の書き方を紹介していきますね。 が、もし決めていないなら早めに決めてしまいましょう。 読書感想文で読む本の選び方ですが、基本的に中学生の場合 「主人公に共感できる本」を選ぶのがおすすめですよ。 そちらの方が断然、感想文を書きやすいからです。 「共感できる本自体が分からない」という人は、具体的なおすすめ本をそれぞれ「読書感想文を書く時のポイント」付きでまとめていますので良かったら読んでみてくださいね。 それは、本を読む時に「読書感想文に活かせそうな箇所」を見つけたら 付箋を貼っておく事です。 こうしておくと後から「あれ?さっき読んだあの部分、どんな内容だったっけ?」と悩んだ時にサッと見直せるのでかなり時間を短縮する事ができます。 特に「主人公のセリフや言葉であなたが強く心を動かされた1文」は読書感想文の書き出しとしても使えますので、付箋を貼り付けておくように強くおすすめします。 この時点ではただのメモなので、 文章の上手いヘタなんて気にしなくて大丈夫です。 思いついた事をズラーッと書いていってください。 「何を書いていいのかわからない」という人は読んだときに貼り付けていた付箋部分を読み直してみると良いですね。 この印が本文の最後「起承転結」で言うならば、「転の最後」もしくは「結のまとめ部分」に持ってくる場所です。 読書感想文はこの 「1番言いたい事」に向かって他のメモを順番通りに並べていく作業です。 パズル感覚で楽しみながら並べていきましょう。 とは言っても、これだけではピンとこない人も多いと思いますので、以下で更に詳しく説明しますね。 スポンサーリンク 中学生の読書感想文 構成はどうする? 中学生の読書感想文 構成はどうしたらいいの? 中学生の読書感想文を書くとき「構成」をどうするか気になりますよね。 基本的には ・題名 ・起(書き出し) ・承(本文1、中1) ・転(本文2、中2)*なくてもOK ・結(まとめ、終わり、結び) こんな感じの構成でOKです。 1つ1つ具体的に言っていくと以下のようになりますよ。 中学生の読書感想文 題名の書き方例 題名は「読書感想文の顔」とも言える重要な部分です。 にも関わらず、読書感想文を書く人のほとんどが「〇〇を読んで」という味気ないタイトルを付けてしまいます。 これではちょっと寂しすぎます。 どうせなら他人とは違ったインパクトのある題名を付けて、同級生から一歩飛びぬけてやりましょう。 ・「舟を編む」と私 ・「くちびるに歌を」が私に教えてくれた事 ・「下町ロケット」を読んで私は変わった これだけでもぐっと印象が変わりますよね。 が、この題名はほんの一例です。 こちらに更にたくさんの題名アイディアをまとめていますので、題名が決まらないという人は参考にしてくださいね。 というのも、書き始めに読み手が興味を持つような魅力的な文を書ければ、あとの文章が少しぐらいおかしくても 最後まで好印象を持たれることが多いからです。 読書感想文で最も大切なところは「書き出し」と言っても過言ではありません。 ですので、読み手が興味を持つような書き出し方をしてください。 具体的には以下のような事を書くと良いですね。 ・なぜこの本を選んだのか理由を書く ・本を読んだ感想を一言でまとめて書く ・会話から始めてみる(本を読んだ時に主人公のセリフで感動したところに付箋を貼っておけば、それで決まりです) 「これだけじゃよく分からないから、もっと具体的な書き出し例を知りたい!」という人はこちらを参考にどうぞです。 例えば「この本で主人公は~~~して、次に~~~して、私にはそんな事できないのでスゴイと思いました」こんな読書感想文は失敗例です。 ただし、「読書感想文のできはどうでもいい。 評価を気にしない人はそれでも良いでしょう。 が、「できるだけ良い読書感想文を書きたい!」という人なら「あらすじ」や「ただの感想」ではなく、「本を読んで、 自分の過去を振り返りどう思ったか」を書きましょう。 こんな風に書くと難しそうですが、コツを掴めば簡単です。 例えば「部活」がテーマの本であなたが野球部に入っているとしたら、 ・野球の練習がキツクてくじけそうになった時 ・ライバルに負けた時 ・初めてホームランを打った時 ・守備がうまくいった時 ・チームで目標を達成した時 ・部員間でケンカした時、協力した時 こんな時、「過去の自分はどう感じてどう行動したのか」を書きます。 読んだ本の内容を書くのではなく、「あなた自身の生活」について振り替えれば良いだけなので、簡単に書けそうですよね。 中学生の読書感想文 まとめの書き方 本文まで書いてしまえば、後は最後に「まとめ」を書くだけです。 本文と一緒で何も難しい事を書く必要はありません。 ポイントは過去の自分が「 本を読んだことでどのように変わったのか」を書けばOKですよ。 ・以前はできなかった事が、本を読んでできるようになった ・本を読むことでこんな考え方ができるようになった ・本に出会って、こんな目標ができた ・本で学んだ事を活かしてこんな事をしていきたい こんな感じで書けば良いですね。 ね?以外に簡単に書けそうでしょ。 中学生の読書感想文 コツや注意点は? ある程度の構成が決まったら、次は実際に原稿用紙に書いていきましょう。 1発で書ける自信がない人は先にノートに書いてみると良いですね。 書くときは最初に書いていたメモを中心に書きますが、全部メモ通りに書く必要はありません。 長すぎる時はいらない場所を削れば良いし、逆に短いようならエピソードを膨らませる等して文字数をかせぎましょう。 読書感想文を早く終わらせる方法は、「とにかく手を動かしてなんでも良いので書いてみる」事です。 手を動かさないことには読書感想文は終わりません。 心配しなくても、書いているうちに不思議と文章がまとまっていきますよ。 読書感想文を書いてしまったら、最後に何度か読み直し「間違いがないか」「読んでいて矛盾点がないか」等を確認すれば、読書感想文のできあがりですよ。 読書感想文を原稿用紙に書くときの注意点は? ちなみに原稿用紙の書くときはこのようなことに注意してくださいね。 ・題名は3文字下げて書く ・名前は苗字と下の名前の間を1マスあける。 名前の下も1マスあける。 ・文章の始めは1マスあける。 ・会話は「」を使って書く ・句読点(。 、)や小さい文字(ゃ、ゅ、ょ、っ)が1番上のマスになる時は、前の行の最後に文字と一緒に書くか、マスの下に書く。 一緒に読まれている人気記事 『』 『』 中学生・高校生の読書感想文の書き方まとめ いかがだったでしょうか?中学生、高校生の読書感想文で高評価されたいなら、あらすじやただの感想を書くのではなく、本の内容を自分の生活と関連付けて書くのが1番ですよ。
次の中学生、高校生の夏休みの宿題で大変な宿題の1つは「読書感想文」ですよね。 数学や英語のプリント等は答えが決まっているので、どうにかこうにか終わらせる事ができますが、 読書感想文は「本の感想」というオリジナルな文章を考えなければなりません。 苦手な人には「頭をかきむしりたくなるくらい苦痛」な作業です。 何を隠そう私も、中学・高校時代は読書感想文を書くのにとても苦労していた一人です。 が、今は「物書き」みたいな仕事をしているせいか、簡単な読書感想文ならサラサラと書けるようになりました。 「原稿用紙5枚分も文章なんて書けない!」 と思うかもですが、大丈夫!中学生や高校生の読書感想文はコツをつかめば、原稿用紙5~6枚分の感想くらい簡単に書くことができますよ。 というワケで今回は「 中学生・高校生の読書感想文の書き方」を例付きで紹介します。 読書感想文の書き方に悩んでいる中高校生の男子・女子はぜひ参考にしてくださいね。 中学生の読書感想文の書き方 早く終わらせる方法はコレ! それでは早速読書感想文の書き方を紹介していきますね。 が、もし決めていないなら早めに決めてしまいましょう。 読書感想文で読む本の選び方ですが、基本的に中学生の場合 「主人公に共感できる本」を選ぶのがおすすめですよ。 そちらの方が断然、感想文を書きやすいからです。 「共感できる本自体が分からない」という人は、具体的なおすすめ本をそれぞれ「読書感想文を書く時のポイント」付きでまとめていますので良かったら読んでみてくださいね。 それは、本を読む時に「読書感想文に活かせそうな箇所」を見つけたら 付箋を貼っておく事です。 こうしておくと後から「あれ?さっき読んだあの部分、どんな内容だったっけ?」と悩んだ時にサッと見直せるのでかなり時間を短縮する事ができます。 特に「主人公のセリフや言葉であなたが強く心を動かされた1文」は読書感想文の書き出しとしても使えますので、付箋を貼り付けておくように強くおすすめします。 この時点ではただのメモなので、 文章の上手いヘタなんて気にしなくて大丈夫です。 思いついた事をズラーッと書いていってください。 「何を書いていいのかわからない」という人は読んだときに貼り付けていた付箋部分を読み直してみると良いですね。 この印が本文の最後「起承転結」で言うならば、「転の最後」もしくは「結のまとめ部分」に持ってくる場所です。 読書感想文はこの 「1番言いたい事」に向かって他のメモを順番通りに並べていく作業です。 パズル感覚で楽しみながら並べていきましょう。 とは言っても、これだけではピンとこない人も多いと思いますので、以下で更に詳しく説明しますね。 スポンサーリンク 中学生の読書感想文 構成はどうする? 中学生の読書感想文 構成はどうしたらいいの? 中学生の読書感想文を書くとき「構成」をどうするか気になりますよね。 基本的には ・題名 ・起(書き出し) ・承(本文1、中1) ・転(本文2、中2)*なくてもOK ・結(まとめ、終わり、結び) こんな感じの構成でOKです。 1つ1つ具体的に言っていくと以下のようになりますよ。 中学生の読書感想文 題名の書き方例 題名は「読書感想文の顔」とも言える重要な部分です。 にも関わらず、読書感想文を書く人のほとんどが「〇〇を読んで」という味気ないタイトルを付けてしまいます。 これではちょっと寂しすぎます。 どうせなら他人とは違ったインパクトのある題名を付けて、同級生から一歩飛びぬけてやりましょう。 ・「舟を編む」と私 ・「くちびるに歌を」が私に教えてくれた事 ・「下町ロケット」を読んで私は変わった これだけでもぐっと印象が変わりますよね。 が、この題名はほんの一例です。 こちらに更にたくさんの題名アイディアをまとめていますので、題名が決まらないという人は参考にしてくださいね。 というのも、書き始めに読み手が興味を持つような魅力的な文を書ければ、あとの文章が少しぐらいおかしくても 最後まで好印象を持たれることが多いからです。 読書感想文で最も大切なところは「書き出し」と言っても過言ではありません。 ですので、読み手が興味を持つような書き出し方をしてください。 具体的には以下のような事を書くと良いですね。 ・なぜこの本を選んだのか理由を書く ・本を読んだ感想を一言でまとめて書く ・会話から始めてみる(本を読んだ時に主人公のセリフで感動したところに付箋を貼っておけば、それで決まりです) 「これだけじゃよく分からないから、もっと具体的な書き出し例を知りたい!」という人はこちらを参考にどうぞです。 例えば「この本で主人公は~~~して、次に~~~して、私にはそんな事できないのでスゴイと思いました」こんな読書感想文は失敗例です。 ただし、「読書感想文のできはどうでもいい。 評価を気にしない人はそれでも良いでしょう。 が、「できるだけ良い読書感想文を書きたい!」という人なら「あらすじ」や「ただの感想」ではなく、「本を読んで、 自分の過去を振り返りどう思ったか」を書きましょう。 こんな風に書くと難しそうですが、コツを掴めば簡単です。 例えば「部活」がテーマの本であなたが野球部に入っているとしたら、 ・野球の練習がキツクてくじけそうになった時 ・ライバルに負けた時 ・初めてホームランを打った時 ・守備がうまくいった時 ・チームで目標を達成した時 ・部員間でケンカした時、協力した時 こんな時、「過去の自分はどう感じてどう行動したのか」を書きます。 読んだ本の内容を書くのではなく、「あなた自身の生活」について振り替えれば良いだけなので、簡単に書けそうですよね。 中学生の読書感想文 まとめの書き方 本文まで書いてしまえば、後は最後に「まとめ」を書くだけです。 本文と一緒で何も難しい事を書く必要はありません。 ポイントは過去の自分が「 本を読んだことでどのように変わったのか」を書けばOKですよ。 ・以前はできなかった事が、本を読んでできるようになった ・本を読むことでこんな考え方ができるようになった ・本に出会って、こんな目標ができた ・本で学んだ事を活かしてこんな事をしていきたい こんな感じで書けば良いですね。 ね?以外に簡単に書けそうでしょ。 中学生の読書感想文 コツや注意点は? ある程度の構成が決まったら、次は実際に原稿用紙に書いていきましょう。 1発で書ける自信がない人は先にノートに書いてみると良いですね。 書くときは最初に書いていたメモを中心に書きますが、全部メモ通りに書く必要はありません。 長すぎる時はいらない場所を削れば良いし、逆に短いようならエピソードを膨らませる等して文字数をかせぎましょう。 読書感想文を早く終わらせる方法は、「とにかく手を動かしてなんでも良いので書いてみる」事です。 手を動かさないことには読書感想文は終わりません。 心配しなくても、書いているうちに不思議と文章がまとまっていきますよ。 読書感想文を書いてしまったら、最後に何度か読み直し「間違いがないか」「読んでいて矛盾点がないか」等を確認すれば、読書感想文のできあがりですよ。 読書感想文を原稿用紙に書くときの注意点は? ちなみに原稿用紙の書くときはこのようなことに注意してくださいね。 ・題名は3文字下げて書く ・名前は苗字と下の名前の間を1マスあける。 名前の下も1マスあける。 ・文章の始めは1マスあける。 ・会話は「」を使って書く ・句読点(。 、)や小さい文字(ゃ、ゅ、ょ、っ)が1番上のマスになる時は、前の行の最後に文字と一緒に書くか、マスの下に書く。 一緒に読まれている人気記事 『』 『』 中学生・高校生の読書感想文の書き方まとめ いかがだったでしょうか?中学生、高校生の読書感想文で高評価されたいなら、あらすじやただの感想を書くのではなく、本の内容を自分の生活と関連付けて書くのが1番ですよ。
次の