「ぴよ将棋」のレーティング(R値)は信用できますか? 中年になってつい最近将棋を始めました。 将棋倶楽部24などを利用する前に自分の実力がどの程度なのか知っておきたいと思っています。 「ぴよ将棋」というiPhoneアプリを使ってコンピュータと対戦を数日間繰り返したところ、自分の実力はだいたいR500に落ち着きました。 この「ぴよ将棋」のレーティングは将棋倶楽部24のレーティングに近いものでしょうか? また、将棋倶楽部24はR500くらいのヘボ将棋でもご迷惑をおかけせずに楽しめるものなのでしょうか。 宜しくお願い致します。 補足【お礼】 みなさま、回答ありがとうございます。 あきらかなヘボ将棋なのにR500はおかしいなと思っていましたが、将棋倶楽部24はまだまだずっと先のものなのだということがよくわかりました。 将棋ウォーズが比較的参加しやすいようですので、修行と情報収取をして参加を目指して見ます。 ありがとうございました。 ぴよ将棋はして居ますが、オンライン含め対人対局はしていないので、聞きかじりからの私見回答になります。 以前のぴよ将棋は、将棋倶楽部24のレーティングを参考にして、段、級位を設定して居ましたが、今は、町道場レベルの段、級位に修正されて居ます。 以前は、実力初段で3級程度でしたが、今は、実力初段で初段〜2段くらいだと感じます。 段、級位で言えば、将棋倶楽部24は、約3〜4階級下になるくらいと思いますので、とても厳しい場所です。 R500だと、ぴよ将棋で7級ですから、将棋倶楽部24だと10級以下 ウォーズだと4〜6級位で指せるのでは無いかと思います。 それでも、棋力が上がったのを実感して居ます。
次のレーティングとは? レーティングの基本的な原理は、一局ごとに相手とのレーティング差により以下のように変動する、というものです。 具体的には:• 自分より高い(低い)相手に勝つと大きく(小さく)上昇する• 自分より高い(低い)相手に負けると小さく(大きく)下落する という性質があります。 また、相手とのレーティング差が大きければ大きいほど、順当勝ち(負け)による変動幅は小さく、大番狂わせが起きた時の変動幅は大きくなるような計算式になっています。 「段位」や「順位戦のクラス」との差 強さを表す指標として、一般的に最も認知されているのは「段位」でしょう。 囲碁や剣道、書道などあらゆる分野で用いられるこの日本固有のシステムは、将棋を知らない方にも理解されやすいというメリットがあります。 しかし、昇段はあっても降段はないという構造や、通算勝ち星による昇段規定もあることから、現在の実力を正確に反映しているとは言えません。 昨今の将棋ブームもあり、「順位戦のクラス」という概念も、報道で取り上げられる機会が多くなりました。 こちらは段位と違って降級があり得るため、より正確な指標だと言えます。 ただし、一年に一階級ずつしか昇級・降級出来ない、という制限により、一局ごとに変動するレーティングと比べると、実力が反映されるまでにどうしても時差が生じます。 例えば、仮に藤井六段がA級に在籍していれば、名人挑戦の有力な候補であることに異論はないと思われます。 しかし現実にはA級へ昇級できるのは最短でも3年後なので、C級1組という「順位戦のクラス」が藤井六段の実力を正確に表しているとは言えません。 レーティングもある程度の対局数を必要としますが、順位戦よりは遥かに短期間で他の棋士と比較可能な指標を得ることが出来ます。 将棋界のレーティング 国際チェス連盟が公式レーティングに採用しているイロレーティング Elo rating という方法で計算すると、現在の将棋界のレーティングは以下のようになります: 15位の藤井六段の躍進が目を引きますが、トップ棋士ばかりと対戦する中で高勝率を挙げているこの表の上位陣とはまだ100点近く差があります。 今後藤井六段が真の実力を証明するためには、今後対戦が増えるであろう自分よりレーティングが高い棋士達に勝っていかなければなりません。 ちなみに、レーティングが同じ棋士同士が対局すると、勝った棋士が8点上昇し、敗れた棋士は8点下落します。 200点差(藤井六段と全棋士平均の差が約200点です)だと、順当勝ちしても4点しか上昇しませんが、番狂わせで負けてしまうと12点下落します。 「不運な棋士」達 また、レーティングが興味深いのは、高い点数が必ずしもタイトル獲得などの目に見える結果に直結するわけではない点です。 例えば、トーナメントを勝ち上がって挑戦者になり、タイトル戦で惜しくもフルセットの末に敗れると、当然タイトルは取れませんがレーティングは大幅に上昇します。 大一番に弱いと言ってしまえばそれまでですが、もう少し好意的な表現をすると、実力に見合った結果が出ていない「不運な棋士」だと言えます。 このような「あと一歩」という結果が年々積み重なった末にレーティングが上昇しているのが、現在羽生竜王をレーティングで上回っているにも関わらずタイトル獲得経験がない、豊島八段、永瀬七段、稲葉八段です。 特に豊島八段は先日、結果的に勝っていれば単独挑戦を決められたA級順位戦最終局に敗れたために、6者プレーオフで挑戦まで5連勝が必要になる、というとてつもない不運を経験したばかりです。 トップ棋士との対局が殆どの中で毎年7割近い勝率を残している豊島八段。 今年こそはその確かな実力で不運を払拭することが出来るでしょうか。 2018年7月24日追記 7月17日に行われた棋聖戦第5局で、豊島将之八段が羽生善治棋聖を破り、自身初となるタイトルを獲得しました!順位戦や王将戦の敗退後も安定して高勝率を残し、5度目の挑戦でついに「不運な棋士」の称号を払拭した新棋聖は、依然として全棋士中レーティング1位を維持しており、現在王位戦でも挑戦者として番勝負を戦っています。 長年のレーティングの高さからはこれまでタイトルに恵まれなかったのが不思議だっただけに、豊島棋聖が今後一気に複数冠を奪取して名実ともに棋界の第一人者に躍り出ても全く不思議ではありません。
次の<基本操作> 基本的な操作方法は将皇の実戦詰将棋と同じです。 将皇の説明書をご覧ください。 <遊び方> まず、挑戦する問題の難易度を選択します。 難易度は「入門」「初級」「中級」「上級」があります。 相手の王を詰ませればクリアになり、持ち時間がゼロになるかギブアップボタンを押した場合は不正解になります。 問題に正解するとレート値が上昇し、間違えると下落します。 レートの変動幅はプレイヤーと問題とのレート差によって変化します。 相対的にレートが大きい問題に正解するとプレイヤーのレートはより大きく上昇します。 <待った> 「待った」ボタンを押すと自分の指し手を戻すことができます。 使用回数に制限がついている問題もあります。 <制限時間> 制限時間は、問題1問に対して設定されている場合と1手毎に設定されている場合があります。 1手毎に設定されている場合は、初期局面で詰みを読み切ってから指さないとクリアが難しくなります。
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