算数教科書の表紙イラストを担当致しました 2020年度から小学校で使用される「わくわく算数」()の表紙イラストを担当させて頂きました。 テーマは「わくわく算数大冒険」。 4人の妖精さんが乗り物を作りながら旅を続け、最後は宇宙へ飛び出すというストーリー仕立ての連作です。 妖精さんたちも学年を経るごとに少しずつ身長が伸びていっています(笑)。 また、算数の本らしく各表紙ごとにその段階での学びの内容とリンクした数字や矩形(三角形、円錐、台形etc)などが含まれているのですが、のように絵の中に仕掛けがあることがとても好きなので、難しいテーマながらも楽しく描かせて頂けました。 最近は動画もあるのです 加えて啓林館さんのwebには教科書のご紹介とともに動画もあります。 このご時世、教科書制作の際に映像・動画制作も含まれるようになってきているようで、タブレットなどで動画とともに学習が出来るようになっています。 通常は表紙に記載されているQRコードからジャンプするようですが、自分がすぐ見れるように(苦笑)ここにもリンクを掲載しておきます。 学習用の動画には携わっていないのですが表紙イラストを利用した動画もいくつかあり、そのために描き直したり新規に描き下ろしたりもしています。 上のリンクは1〜6年までがまとめて1本の動画になっているものですのでよかったら見てやってください。 4人の冒険は新しい星(中学校)へと続いていきます。 たまには絵の解説や感想など イラスト全体をパッと見るのはに任せるとして、せっかく物語性のある絵なので今回はそれぞれの絵について一枚ずつ触れてみようかなと思います。 広場で動物たちに出会った妖精さんは早速彼らに何かをもらっています。 何に使うのでしょう…? 飛空船完成 使用期間について この本が使用されるのは4年間なので残念ながら妖精さんの旅を全て見届けられる子はいないのですが、旅の行方に興味を持ってから全ての旅を見てくれる子がいたら嬉しいなと思っています。 絵の設定、構成について 今回は啓林館さんが設定された各場面を絵に起こしていく、といった進行方法だったのですが、ストーリーや物の構造などかなり細かいところまで設定頂いていて、普段とは違いとても描きやすかった事を覚えています。 一度絵に起こしたものについても、3D化して考えてくださったり見えない部分もきちっと想像して助言や修正指示を頂くなど、「さすが理系の方々…!!! 」と担当さまの深い洞察力にいつも助けて頂いておりました。 この投稿を書くために製作当時のメールや資料を読み返していたのですが本当に細かいところまでしっかり確認頂いていて、改めてびっくりでした。 普段クライアントさまに隅々までしっかりと絵を確認頂くことは余りありませんので、例えは変ですがなんだかマネージャーさんについて頂いてたような気分でもあり、本当にありがたかったです。 僕自身啓林館さんの教科書で学んだ小学生だったので、このお仕事が決まった際に非常に感慨深かったと同時に、理屈抜きに「楽しそう!!!」と感じれる絵になる事を目指しました。 そんなこともあって(?)この本を使う子供達には本を開く前に少しでも楽しい気分になってほしい、わくわくして勉強に向かってほしい、そんな事を願いながら思いを込めて描きました。 別途blogを書きますが、元々は本の中の挿絵をちょこちょこ描かせて頂いておりまして、それだけでも十分不思議な気分でしたが最後には表紙まで担当させて頂き、本当に光栄なお仕事となりました。 この場をお借りしてこの機会を頂きました啓林館さま、デザイン担当のクラタデザインさま、そして動画を担当いただきましたアートグローブさまに改めてお礼を申し上げたいと思います。 この度は本当にありがとうございました! またこういったお仕事に携われるよう日々精進したいと思います。 そしてここまで読んでくださった方にも感謝を。
次の算数教科書の表紙イラストを担当致しました 2020年度から小学校で使用される「わくわく算数」()の表紙イラストを担当させて頂きました。 テーマは「わくわく算数大冒険」。 4人の妖精さんが乗り物を作りながら旅を続け、最後は宇宙へ飛び出すというストーリー仕立ての連作です。 妖精さんたちも学年を経るごとに少しずつ身長が伸びていっています(笑)。 また、算数の本らしく各表紙ごとにその段階での学びの内容とリンクした数字や矩形(三角形、円錐、台形etc)などが含まれているのですが、のように絵の中に仕掛けがあることがとても好きなので、難しいテーマながらも楽しく描かせて頂けました。 最近は動画もあるのです 加えて啓林館さんのwebには教科書のご紹介とともに動画もあります。 このご時世、教科書制作の際に映像・動画制作も含まれるようになってきているようで、タブレットなどで動画とともに学習が出来るようになっています。 通常は表紙に記載されているQRコードからジャンプするようですが、自分がすぐ見れるように(苦笑)ここにもリンクを掲載しておきます。 学習用の動画には携わっていないのですが表紙イラストを利用した動画もいくつかあり、そのために描き直したり新規に描き下ろしたりもしています。 上のリンクは1〜6年までがまとめて1本の動画になっているものですのでよかったら見てやってください。 4人の冒険は新しい星(中学校)へと続いていきます。 たまには絵の解説や感想など イラスト全体をパッと見るのはに任せるとして、せっかく物語性のある絵なので今回はそれぞれの絵について一枚ずつ触れてみようかなと思います。 広場で動物たちに出会った妖精さんは早速彼らに何かをもらっています。 何に使うのでしょう…? 飛空船完成 使用期間について この本が使用されるのは4年間なので残念ながら妖精さんの旅を全て見届けられる子はいないのですが、旅の行方に興味を持ってから全ての旅を見てくれる子がいたら嬉しいなと思っています。 絵の設定、構成について 今回は啓林館さんが設定された各場面を絵に起こしていく、といった進行方法だったのですが、ストーリーや物の構造などかなり細かいところまで設定頂いていて、普段とは違いとても描きやすかった事を覚えています。 一度絵に起こしたものについても、3D化して考えてくださったり見えない部分もきちっと想像して助言や修正指示を頂くなど、「さすが理系の方々…!!! 」と担当さまの深い洞察力にいつも助けて頂いておりました。 この投稿を書くために製作当時のメールや資料を読み返していたのですが本当に細かいところまでしっかり確認頂いていて、改めてびっくりでした。 普段クライアントさまに隅々までしっかりと絵を確認頂くことは余りありませんので、例えは変ですがなんだかマネージャーさんについて頂いてたような気分でもあり、本当にありがたかったです。 僕自身啓林館さんの教科書で学んだ小学生だったので、このお仕事が決まった際に非常に感慨深かったと同時に、理屈抜きに「楽しそう!!!」と感じれる絵になる事を目指しました。 そんなこともあって(?)この本を使う子供達には本を開く前に少しでも楽しい気分になってほしい、わくわくして勉強に向かってほしい、そんな事を願いながら思いを込めて描きました。 別途blogを書きますが、元々は本の中の挿絵をちょこちょこ描かせて頂いておりまして、それだけでも十分不思議な気分でしたが最後には表紙まで担当させて頂き、本当に光栄なお仕事となりました。 この場をお借りしてこの機会を頂きました啓林館さま、デザイン担当のクラタデザインさま、そして動画を担当いただきましたアートグローブさまに改めてお礼を申し上げたいと思います。 この度は本当にありがとうございました! またこういったお仕事に携われるよう日々精進したいと思います。 そしてここまで読んでくださった方にも感謝を。
次の2019. 06 ジブリ作品の感想、考察と評価(ネタバレ) 高等遊民 乙事主(おっことぬし)の名前の由来と意味やモデルは?なぜ祟り神になるのか? 四本牙の巨大な白い猪神「乙事主」。 人間たちとの闘いで途中タタリ神に変貌する姿はなかなか衝撃的でしたね~。 引き連れてきた多くの猪神とは大きさも色も違いその存在感は圧倒的です。 乙事主(おっことぬし)の名前の由来と意味は?なぜ祟り神になるのか?祟り神にはモデルがあるのか調査! 乙事主 おっことぬし とは?プロフィール紹介。 まずは劇中でどんな役柄であったのか振り返ります! 乙事主 おっことぬし• 四本牙を持つ巨大な白い猪神• 五百歳の最長老• 目は見えないが、嗅覚と洞察力が鋭い• 鎮西(九州)からシシ神の森を守るために海を越えてやって来た モロは三百歳なので二百歳も年上!! 高齢で目が見えないようですが、瞳が白く濁り目やにも出ていることから恐らく「白内障」でしょう。 ストーリーの冒頭に登場した祟り神「ナゴの守」の死を受けて、シシ神の森を守るために遥々九州から来たんですね~。 劇中では一族から祟り神が出てしまったことを残念がっていました。 乙事主 おっことぬし の名前の由来と意味は? 実は宮崎監督の別荘がある長野県の地名が由来だそうです。 その名も 「諏訪郡富士見町乙事」。 他にも「エボシ御前」や「甲六」も同じく長野県富士見町の地名からつけられたのだとか。 もののけ姫の舞台モデルは屋久島と白神山地と言われていますが、 実は物語の中に諏訪信仰や八ヶ岳周辺の文化がちりばめられているようです。 宮崎駿監督と縁の深い土地なんですね~。 乙事村の名前は、おちこち(遠近)からきているといわれるように、稗之底村をはじめ各地から集まった人によって構成された。 どうやら「遠近」と書いて「おちこち」と読むそうです。 遠近は字の通りに「遠い所。 近い所」なのでつまり 「あちこちから来てる人」から作られた村という解釈で良いようですね。 詳しくはで丁寧に説明して下さってます。 猪神が祟り神になった理由は? 乙事主は祟り神の完全体になる前にシシ神に命を吸い取られたのでギリセーフでしたが 冒頭のナゴの守は完全な祟り神でした。 そもそも祟り神になる理由・条件って何なんでしょう? これは劇中のセリフやシーンにヒントがあるのでまとめます。 ヒイ様「走り走るうちに呪いを集め祟り神になってしまった。 アシタカ「巨大な猪神の骨を砕き肉を腐らせ祟り神にさせた礫 つぶて です。 モロ「奴は死を恐れた。 ナゴは逃げ、私は逃げずに自分の死を見つめている。 」 乙事主が祟り神に変貌する瞬間も人間の攻撃により血は流れ瀕死の状態でした。 そして猪の皮を被った人間にも気づかずに「怒りと憎しみ」で錯乱していました。 通常、シシ神に与えられる安楽な自然死では祟り神にはなりません。 祟り神になってしまうのは• 人間によって強制的に殺される立場になり• それによって生まれる憎悪と恐怖が生み出す現象 祟り神になってしまった「ナゴの守」も「乙事主」も誇り高く強い戦士でしたが、死の恐怖と憎しみの心には敵わなかったということですね。 ミミズのようなニョロニョロを体中に這わせた蜘蛛のような体。 この形は一体なんなんでしょうね? ただただ不気味です・・・ どうやらこの祟り神のモデル この 「土蜘蛛」だそう。 土蜘蛛とは・・・上古の日本において朝廷・天皇に恭順しなかった土豪たちを示す名称。 または日本を魔界にしようとする怪物。 『平家物語』の「剣巻」では「山蜘蛛」と表記されて、源頼光の蜘蛛退治の話が描かれているんですが 宮崎駿監督の高等なジョークで 「アシタカが倒した祟り神の伝記が長い月日を得て源頼光の蜘蛛退治の話になった。 」 としているみたいです。 ・・・このジョークに気付く人っているのかしら。 ちなみに「自称:オタキングの岡田斗司夫さん」が動画でより詳しく解説していますので是非見つけてご覧になってみてください。 まとめ:乙事主(おっことぬし)の名前の由来と意味は?なぜ祟り神になるのか?祟り神にはモデルがあるのか調査! 乙事主(おっことぬし)の名前の由来と意味。 祟り神の謎についてご紹介致しました!• 乙事主(おっことぬし)とは?プロフィール紹介。 乙事主(おっことぬし)の名前の由来、意味は?• 猪神が祟り神になった理由は?• 祟り神のモデルは? どうやら白い猪って縁起が良いみたいですね! 現在でもまれに日本各地で白猪が捕獲されるようです。 乙事主のように猪神なのかもしれませんよね~。 写真はブタに見えたけど 以上「乙事主(おっことぬし)の名前の由来と意味は?なぜ祟り神になるのか?祟り神にはモデルがあるのか調査!」でした! もののけ姫ネタバレ解説• 高等遊民の有料noteの紹介 noteにて、哲学の勉強法を公開しています。 現在は1つのノートと1つのマガジン。 1. 2. 1は 「哲学に興味があって勉強したい。 でも、どこから手を付ければいいのかな……」という方のために書きました。 5つの手順は「絶対挫折しようがない入門書」から始めて、書かれている作業をこなしていくだけ。 3か月ほどで誰でも哲学科2年生レベル(ゼミの購読で困らないレベル)の知識が身につきます。 3か月というのは、非常に長く見積もった目安です。 1日1時間ほど時間が取れれば、1ヶ月くらいで十分にすべてのステップを終えることができるでしょう。 ちなみに15000文字ほどですが、ほとんどスマホの音声入力で書きました。 かなり難しい哲学の内容でも、音声入力で話して書けます。 音声入力を使いこなしたい方の参考にもなると思います。 2は プラトンの主著『国家』の要約です。 原型は10年前に作成した私の個人的なノートですが、今読んでも十分に役に立ちます。 岩波文庫で900ページ近くの浩瀚な『国家』の議論を、10分の1の分量でしっかり追うことができます \無料試し読み部分たっぷり/.
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