ベッツィー・ロス(1752-1836)という女性です。 ロスは、星の形を尖りが6つで難しい六芒星から、尖りが5つで簡単な五芒星に変えたことでも知られています。 彼女がフィラデルフィアで旗職人をしていたのは間違いないのですが、この話を実証する記録的な証拠はありません。 100年近く経った1870年、ロスの孫が叔母から聞いた話として、歴史協会に連絡しています。 あったかも知れないし、なかったかも知れない、という感じでしょうか。 ここまでコロコロ国旗のデザインが変わるのは、アメリカが一番だそうですよ! もう州が増えることは、なかなか無さそうですが、ここで トリビアです。 ちょ〜っと難しい質問かも?! 独立記念日、7月4日です。 1月1日とかじゃないんですね。 旗が使われていた期間と増えた州を一覧表にまとめてみました。 国旗が変わる歴史的瞬間、見てみたいです! ところでこの星の部分を「 カントン」と言います。 星条旗を縦に掲げる場合、ある大切なルールがあります。 それは、どんなルールでしょうか? ヒント: 日の丸は縦にしてもあまり見た目が変わりませんね。 では星条旗の場合は? 正解は!• 旗を地面、床、水に触れるように掲げてはいけません。 夜間は点灯している場合のみ、掲げることができます。 雨が降っている時は、掲げてはいけません。 旗は良い状態のものだけ掲げます。 汚れたり、破れたり、色あせた旗は新しいものに変えます。 古い旗は敬意を払って処分します。 儀礼を尽くした態度で燃やします。 (意図を誤解されないよう慎重に。 ) これを不快に感じる場合は、米国在郷軍人会に連絡すれば、旗の日に行われる処分式で処理されます。 旗の日は6月14日です。 衣類、寝具、クッション、ハンカチ、コスチューム、消耗品の紙ナプキン、箱などに使用することは推奨されていません。 衣類やコスチュームでは、星条旗をあしらった物がよくありますが(特に独立記念日の辺り)…本当は余り良くないようですね。 基本は、• 星条旗、星の数は50個• アメリカにある州の数を表している• 線の数は赤の横線が7本、白の横線が6本• イギリスから独立した当時の植民地を表している でした。 星条旗の星と横線には、 歴史が詰まっているという感じでしたね。 アメリカ人は国旗が大好きで、よく国旗がデザインされた服を着たり、旗を飾ったりしています。 そういう様子は、日本人からすると、 実に羨ましいなと思います。
次のContents• アメリカの国旗の星の数は? 星のついた国旗は数あれど、アメリカの国旗にはたくさんの星がついています。 左上の青い部分に白い星が散りばめられていますよね。 あれっていくつあるんでしょう。 星の数が 6つ並んだ5行( 30個)、その間に星の数が 5つ並んだ4行( 20個)があり合計 50個ですね。 「 現在は」とつけた意味には、過去にアメリカの国旗の星の数が違ったからです。 アメリカの国旗の星の数の意味は? なぜアメリカの星の数は過去には違う数だったのか、それには、その星の意味が関わっています。 アメリカの国旗の星が意味しているのは、現在の「 州」の数です。 星の数が現在の 50個となったのは、 ハワイが州に昇格した1959年の翌年の 1960年7月4日に 27番目の国旗デザインとして認められました。 それ以来、ずっと50個の星のままです。 赤と 白のシマシマ カントンと呼ばれる左上部の 青地部分の中に 白い星 になったのは、 1777年の6月14日です。 この当時は、 イギリスとイギリス領の 13植民地との独立戦争時でした。 赤と白のシマシマの数と同じ、星も13個で、その時に独立した13の入植地を表していました。 ちなみに、このデザイン(青地の中の星)を最初に誰が作ったか、 ベッツィー・ロスvsフランシス・ホプキンソンで議論があることもあるみたいです。 その後、 1795年に 2州が加わり15州となった時、赤と白のシマシマも15本、星の数も15個としましたが、 1818年に 20州となった際に、赤と白のシマシマがどんどん増えていくのは「 デザイン的に微妙じゃない?」ということから、赤と白は13本で、 星の数を増やしていくスタイルに戻りました。 そして、州の数が増えるごとに星の数も増え、 1912年に 48個となりました。 48州は、 アラスカ州と ハワイ州を除いた、アメリカ本土にある州です。 この48州の事を、 on May 3, 2019 at 1:37pm PDT と呼ばれる真っ青な下地に星があしらわれた旗でした。 真っ青に星!! これがデザインの元に??と思いたいところですが、あくまで議論のうちの一つなので、実際のところはわかりません。 ただ、デザインを依頼する案には、すでに「どの星のパターンを使用するか」と言うものがあったというので、星のアイデアは初期からあったようですね。 他にも面白いのは、 ジョージ・ワシントンは、 フリーメイソンのメンバーで、フリーメイソンでは星は「 自由や平等」の思想のシンボルです。 だから「星」なのか!!??といろいろ想像が膨らみますよね。 ただ、世界中をみても国旗に星を使用している国はたくさんあります。 昔は、航海中など、空に見える星は、船の行き先を確認するための「 目指すもの、所」というイメージもありました。 それが「 団結」を意味するような意味で使われているのではないかとする人もいます。 ワシントンD. のあるコロンビア特別区• プエルトリコ ですね。 ワシントンD. ってアメリカ本土にあるのに 州には属せず「 コロンビア特別区」と呼ばれているんですね。 国名のコロンビアもあるしまぎらわしいですね。 プエルトリコは、アメリカの 自治的・未編入領域となっており、グアムと同じような感じです。 ただし、プエルトリコは、自治政府による内政は認められるが国防や外交は米国が行うコモンウェルスという格付けが与えられています。 (ややこしい!!!) プエルトリコは、過去にも何回かの住民選挙で、州に昇格する賛成票を多数獲得していますが、アメリカの連邦議会で可決されるにはなかなか難しいようです。 他にも揶揄や冗談などで、 カナダや 日本などの事を、アメリカの51番目の州だしねなんて使われることもありました。 ちなみに、星の数が51個になったら、星が9個並んだ3行(27個)、星が8個並んだ3行(24個)になるデザインがあったりします。
次の1:三日月と星 世界中の国旗を見渡すと、三日月に星を描いた国旗が多くあると分かります。 例えばアジアでも、 ・シンガポール ・パキスタン ・マレーシア ・モルディブ ・ウズベキスタン などが挙げられます。 世界的に見れば、 ・トルコ ・アゼルバイジャン ・トルクメニスタン ・アルジェリア ・コモロ ・チュニジア ・モーリタリア などが挙げられますが、こうした国に共通する点は何だと思いますか? 答えはイスラム教を国教とする国です。 三日月と星はイスラム教を象徴するモチーフだと言いますので、ぱっと国旗を見たときに三日月と星があれば、イスラム教の国なのだなと分かりますよね。 2:南十字 次のモチーフは南十字です。 南十字とは主に南半球で見られる美しい十字を描く星座になりますが、この南十字を国旗に使用している国があります。 具体的には、 ・オーストラリア ・サモア ・ニュージーランド ・パプアニューギニア ・ソロモン諸島 ・ブラジル ・ミクロネシア連邦 です。 ブラジルはよく見ると、中央に描かれた青い円の中に南十字が描かれていますね。 共通点は全て南十字が見える南半球にある国家です。 南十字のデザインを見たら、南半球にある国家の国旗だと考えればいいのですね。 3:スカンジナビアクロス 北欧の諸国は似たような国旗が多いですよね? 具体的には、 ・アイスランド ・スウェーデン ・デンマーク ・ノルウェー ・フィンランド になりますが、これらの国旗にはスカンジナビアクロスという共通のモチーフが使われています。 世界最古の国旗とも言われるデンマークの国旗が基となっており、かつてデンマークに統治されたり連合を形成したりと関係の深かった北欧諸国の国々が国旗にスカンジナビアクロスを採用したとか。 少し左に寄った十字を国旗に見付けたら、デンマークを中心とした北欧諸国だと考えればいいのですね。 以上、知っておくだけで国家の大まかな歴史や立ち位置、場所などが見えてくる国旗のモチーフをまとめました。 海外旅行の際に国旗の意味を調べる習慣を身に付けると、その国が大事にしている価値観などが見えてきて、より楽しめるかもしれませんね。 [] [All Photo by ] AREA•
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