ヘーベルハウス 外壁。 ”売り”のはずの断熱性に疑問! ヘーベルハウスに泣かされた3つのケース

外壁を玄武にして、後悔してる2つのポイント(※閲覧注意)

ヘーベルハウス 外壁

「やっぱり大手ですからね」 「コマーシャルのイメージが良いよね」 「営業マンの対応がなかなか良いから」 へーベルハウスで家を建てた人たちの多くは、皆このようなことを言いながら、建てたことを悔やんでいます。 旭化成ホームズ、へーベルハウスで家を建てて、不幸のどん底に叩き落されている人は実は大変多く、その一握りが弊社に駆け込んでくるのですが、会社の対応がきわめて悪く、なかには泣き寝入りを強いられるケースもあります。 そもそもこのヘーベルハウス、一体何が悪いのでしょうか? それは社名でもあるこの「ヘーベル」という素材の問題も実は大きく影響しているのです。 ヘーベルとはALC(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)の旭化成における商品名であり、ALCにはほかにも「シボレックス」や「デュロックス」などといった他社商品もあります。 現在でも住宅以外の鉄骨の箱ものの多くに、このALCが多用されていて、重宝がられています。 ですが、その物理的性質は、実は「百害あって一利なし」なのです。 ALCに含まれる気泡が逆に蓄熱しやすく、また吸水しやすいとしたら、果たして断熱になり得るかといえば、 そうはなり得ないことは容易に理解いただけるのではないでしょうか。 にもかかわらず、ヘーベルハウスは、この「ヘーベル」を神のごとく崇め、良いものであると信頼することで、断熱施工の考え方を蔑にしてきたのではないかというのが私の分析です。 では、弊社に相談に来られたケースをいくつかあげてみましょう。 長年騙されていたAさんのケース Aさんはご主人の仕事の関係でドイツ転勤から日本に戻る際、へーベルハウスで自宅を建てました。 その際、娘のピアノ室の防音を依頼したのですが、まったく防音にならず、そればかりか、寒い隙間風に悩まされることになります。 そして多忙なご主人は、1階の和室で「寒い」と言いつつ仕事をしていて、ある日の朝亡くなっていたといいます。 それから数年が過ぎ、リフォームをするか、売却するかというときに弊社に検査の依頼がきたのです。 見れば、断熱はいいかげん、防音と称するも防音にはなっておらず、特にご主人が亡くなられたという和室にはすごい隙間風が吹き込んでいることがわかりました。 しかも、防音の不備に対しては、「これ以上異議を言わない」という承諾書まで書かされていたのです。 どこまで消費者を愚弄しているのでしょうか。 Aさんは、そこで長年騙されてきたことに、やっと気づいたのでした。 カビの原因を認めようとしないBさんのケース Bさんは都内の高級住宅地に娘さんのための家を建てることに決め、1階部分を貸家にした賃貸併用住宅としてヘーベルハウスに建築を依頼しました。 住み始めてからほどなく、1階の床にカビが生えたことをきっかけに、弊社が検査に入ったのです。 カビの原因は、1階床のヘーベル板が建設時に降雪を受け、気泡に入り込んだ水分が十分乾燥しきる前に、工期を急ぐあまり内装工事をしてしまったことと判明しました。 さらに1階床には断熱すら入っていないことがわかったのですが、ヘーベルハウス側はそれを認めず、「カビの原因は部屋の通気をしないから」などと苦しい言い訳を貫くような姿勢に終始したのです。 その他にも調べてみると、駐車場として使用したいと思っていたところに引き込み電柱が立っていたり、北側に無駄な空きが発生していたり、思わず首をかしげてしまうような設計、施工上の不備が多々確認されました。 ヘーベルハウスの言い分は、「図面に描いてあるでしょう。 図面通りなので問題ないはず」というのですが、こちらからすれば、そもそもそのような図面を描くということ自体が問題であると思うのですが…。 「4階建てが建設できる」と言われたから契約したのに… Cさんは都内の駅近くの商店街に面した土地を購入しました。 飲食店が立ち並ぶ一角に、1階を貸店舗に、その上を貸家と住居にしようと考えたのです。 最初はハウスメーカー数社に設計を依頼しましたが、ほかの会社が「この土地では3階建てしか建ちません」と口を揃えて言うなか、へーベルハウスだけが「4階建てが建設可能です」と言ったのだそうです。 そこでCさんは、へーベルハウスだけが4階を建てられる技術的にも優れた会社だと考え、即刻契約に至りました。 ところが実施設計を進めて行く過程で、ヘーベルハウス側から、法規制により4階建てが建てられないことを告げられたのです。 4階が建つということで、他社よりも高額な見積もりに対しても合意して契約したわけですが、3階しか建たないというのです。 Cさんは、この時止めておけばよかった、と当時を振り返ります。 どこか納得できないながらも、それまでの関係性を信じたCさんは、へーベルハウスとの契約を続けましたが、また新たな問題が浮上したのです。 建物が上棟したときに、Cさんは自分の敷地が、前面道路より低く掘り下げられていることに気づきました。 受け取っている図面では道路と高低差なしの表記です。 これを問いただすと、担当者は「工業化認定ですから」と一言。 柱の長さを変えられないから、道路斜線などに当たった場合は、GL(グランドレベル:地面の高さ)を下げるのだと言い放ちます。 自分たちの都合を消費者に強要しているだけ Cさんはこれに対して、「冗談じゃない、そんな話聞いてない」と反論します。 そこで気づいたのですが、通常の注文建築は、階高などに関しても注文の性質や内容に応じて、任意の高さにすることができなければならないはずが、へーベルハウスにはそれができないということなのです。 要は、工業化認定の名の下に、自分たちの都合の良い建て方を消費者に強要しているに過ぎないのです。 そして私が検査してわかったのですが、地盤を掘り下げる工事に要する費用まで、見積もりのなかに計上されていたのです。 柱の長さを変えられないのは、へーベルハウスのシステムが不完全であるからにほかなりません。 にもかかわらず、何の説明もせずに、図面では良いことを描いておきながら、余計にかかる費用については、それをすべて消費者に転嫁するとは、モラル以前の問題ではないでしょうか。 とにかくヘーベルハウスの性能はきわめて低く、工業化認定といわれるシステムそのものも問題があるといわざるを得ません。 これからもこの会社の問題は増えるであろうと予測されます。 私は、日本にはこれ以上鉄骨を使ったプレハブは必要ないと考えています。 これからの時代は家を量産する必要がないのですから、鉄を使う必要もありませんし、したがって認定を取る必要もないのです。 ですから、ヘーベルハウスは、もう社会にとって必要がないのです。

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へーベルハウス【外壁塗装前に知っておきたいポイント】お役立ち情報

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今と昔は違います。 公式的には、ヘーベルハウスの外壁塗装は「耐用年数30年」ということになっています。 つまり、再塗装やコーキングの交換などのメンテナンスは30年に1回で十分だということですよね。 外壁の塗装って1回で100万、200万円の出費になりますのでそれが本当ならオーナーさんとしては大助かりです。 実際のところ本当にそんなに長持ちなのか?というと、「ヘーベルハウスの外壁は10年おきに再塗装と防水処理が必要」という書き込みもちらほらと。 え~、やっぱり30年なんて嘘じゃん! と思ってしまいそうですが、実はコレ、ひと昔前の仕様の話みたいです。 最近の外壁は30年仕様になっているので、基本的にメンテナンスも「30年に1度でOK」と考えておいて良いでしょう。 長持ちの秘密はこのオプション! それにしても、30年ってスゴイですよね。 他社だと、いまだに「10~15年の頻度で再塗装が必要」ってところも多いのに。 なぜヘーベルハウスの外壁は長持ちするのかというと、まず一つ目のポイントとして挙げられるのは「ロングライフコート」。 念入りな3層仕上げの塗装になっていて、耐水・耐汚・耐候性に優れたアクリルシリコン系塗料を使っているんです。 そして二つ目は、旭化成オリジナルの長期耐用型光触媒コーティング「デュラ光」が使われていること。 太陽光によって汚れを防止し、雨水によって汚れを落とすことができるので、Wの作用で汚れに強く塗装の美しさが長持ちするんですよ。 外壁塗装は高い!他社に依頼するのはアリ? このようなオリジナルな塗装技術により、ヘーベルハウスは「30年に1度の外壁メンテンナンスでOKな高耐久性」を実現しています。 しかし、そこでかかる費用は400万円~500万円・・・。 この金額にビビって他の安い外壁業者に依頼することを検討するへーべリアンさんもいるようです。 ただ、ヘーベルハウスの外壁はヘーベルという特殊なALC構造を採用していますので、塗装にも特殊な技術や知識が必要になります。 やり方がマズイと、内部の鉄筋の腐食を助長することもありますので、安易に他社に依頼すべきではありません。 依頼するならヘーベルハウスの外壁材について知りつくしている経験豊富な業者を選ぶべきですが、素人目に見てその見極めって難しいですよね!? 外壁メンテナンスを他社に依頼したことでその後の(建物の)保証を打ち切られたりしても困りますし、私だったら安易に他社には依頼しません。 高いのにはそれなりのワケがあるのですから、ヘーベルハウスの外壁塗装は慎重に。

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へーベルハウスの外壁塗装にかかる費用の相場とメンテナンスの費用について 【ファインドプロ】

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ALC外壁(ヘーベルボード)とは ALC外壁とは、工場で出来上がった複数のパネル(ALCパネル)で構成された外壁のことです。 ・ パネルで構成される点はサイディングと同じですが、様々な材質を外装材に用いているサイディングとは異なり、 ALC外壁は「 軽量気泡コンクリート」を外装材として使用しています。 ヘーベルとALCは同じ?違う? 「ヘーベル」は超有名なALCの商品名• ヘーベル• ヘーベルボード• ヘーベルハウス これらの名称は 旭化成のヘーベルハウスでお馴染みの旭化成建材が売り出していて、ALCの代名詞となっています。 そのため、ALC外壁を呼称する際、「ヘーベルの外壁」「ヘーベルボード」と呼ばれることも多いですが、実際は全てが「ヘーベル」ではありません。 ヘーベル以外のALCブランド によると、日本でALCボードを販売している建材メーカー・ブランドは以下の3社です• ALC外壁のメンテナンスの特徴 外壁塗装を考える際のALCのメリット また、ALCはサイディング同様、パネルの板間目地にはシーリングが充填されていて建物の揺れに追随します。 ですからモルタル外壁とは違い「どこにヒビが入ってしまうか分からない」といった事が無いのが、外壁塗装のメンテナンス上の特徴になります。 ALC外壁は「半永久的」は誤解 ALC外壁はサイディングと比較して厚みがあり、かつ特殊な構造のコンクリートを採用することにより耐火性・遮音性・耐震性全てにおいて効果を発揮するとされています。 メーカーは「サイディングに全てにおいて勝り張り替えも不要、 半世紀・あるいは半永久的に工事不要」とまで謳っています。 ただ、 この謳い文句を誤解して「メンテナンスフリー」と捉えてしまうお施主様も多いので、注意が必要です。 「半永久的」という単語に目を引かれがちですがこれは誤りです。 メーカーのアナウンスにも 「塗り替えなど適切なメンテナンスをもとに張り替え不要と推定される年数で、保証値ではありません」とあります。 いかに丈夫なALC外壁でも、表面の塗装や目地シーリングの寿命の限界は15年です。 それ以上放置してしまうと紫外線や雨水によって雨漏りやALC素材の劣化や欠け、表面塗装の再生が不可になるなどの不具合が起きて来る確率がとても上がってしまいます。 ALC外壁は塗装と目地のシーリングが命 ALCは雨漏りしやすい? ALC外壁が雨漏りしてしまうケースは、ほとんどがシーリング切れによるものです。 いくらALCの板が軽石のようであるにしても、外壁から染み入った雨水により漏水してしまう事は無いでしょう。 つまり、ALC外壁で雨漏りしてしまう場合は、屋上の防水の不具合以外のほとんどがシーリングの劣化によるものと言えます。 よくあるALCの雨漏り事例 よくあるALCの雨漏り事例では、外壁塗装を行った時にシーリングの劣化に対して【シーリングの増し打ち】で対応したケースです。 7mの板がメインです。 その為、シーリングで継ぎ目を埋めている長さが物凄く多いのも特徴です。 さらに、目地も深いので材料も沢山使います。 これを交換するには外壁塗装と同程度の予算が掛かってしまいます。 そこで安易に「大丈夫だろう」とシーリングを交換せずに、今あるシーリングの上から重ねる「打ち増し工事」を行ってしまうケースがあります。 重ねるので大丈夫そうに思えますが、結局新しいシーリングが薄くしか付かないので早々に劣化してしまいます。 そうすると、工事した直後は「直った!」と喜んでいられるのですが3年~5年程度でまた雨漏りが始まってしまうのです。 ALC外壁のメンテナンスサイクル ALC外壁を丈夫で長持ちに保つ為には、定期的で適切な外壁の塗装とシーリングの交換が必須です。 (同じ状況下でサイディングよりも少し持つくらいの感覚でいると、個人的には良いと思います。 ) サイディング同様に目地シーリングは経年劣化しますが、サイディングパネルの厚みが16㎜程度なのに対し、ALCの厚みは35㎜~200㎜まであるので、シーリングの奥行き(厚み)が倍以上違います。 その為、サイディング外壁とは違い10年前後であれば必ずしも「シーリングの交換が必要ですね」とは言えないケースも多いのがALC外壁の特徴でもあります。 本来はALC外壁に限らず外壁の塗り替えは10年前後で行うのが望ましいのですが、約2年ほど伸ばして【12年~14年】での外壁メンテナンスが必要です。 また、築20年を過ぎたら、全体の目地シーリングの打ち替え工事が必須となりますので、工事の見積もり段階で十分業者からの説明を受ける必要があります。 ALCの画像集.

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