当サイトでは、引っ越しの訪問見積りをお願いしたいけれど、知らない人が家に来るのが怖い... すぐに契約しなければいけないのか不安... という方に、女性の一人暮らしで引っ越しの見積り訪問をした口コミ体験談をお伝えしています。 特に引越し当日は運び出しから新居への入居まで、心も体も休まる暇がなかなかない... !そんなクタクタな時、引越しで追加作業が発生し料金でもめるのは本当に消耗しちゃいます。 後でもめない為にも料金を正確に知りたい場合、確実なのが、引っ越し業者の訪問見積りを事前に利用しておくことです。 でも、 女性で一人暮らしだと、引越しの訪問見積りってなんだか怖いですよね。 私も最初は抵抗がありました。 その場で申し込まなかったら、帰ってくれないのかもって。 でも大丈夫。 単身引っ越しの場合、どの引っ越し業者の営業さんでも15分〜20分程度で訪問見積りが終わります。 見積りが終わった後すぐに契約したくない場合は、「他にもお願いしている所があるので・・・」といって帰ってもらっています。 こう伝えると、営業の皆さん忙しいのでいつまでも家に居座るという事はありません。 私は現在、東京都内に一人暮らしで住む30代の女性ですが、20代から何度が一人で引越しをしていて、無料の引越し訪問見積りも利用してきました。 訪問見積りは、実際に担当さんが荷物をみた上で引越し料金を出してくれるので 、引越し当日に料金でもめる事がないのが大きなメリットだと思います。 この時、訪問見積りはお願いしたのですが、複数見積りを取らなかったんですよね... 理由はよく覚えていないのですが、女性単身での引越しにも慣れてきたし、サカイ引越しセンターやアート引越しセンターにお願いすれば、作業が丁寧で問題ないという事が分かっていたので、複数見積り取らなくてもいいや、って思ったのかもしれません。 この時の引越し業者はサカイ引越センターでした。 相見積もりをとるとすごく安いんです。 サカイって。 今までの経験上、少なくとも2社から見積りをとった方が必ず引越し料金は安くなります。 引越し料金をできるだけ抑えたい人は、複数見積りをとるようにしてくださいね。 もちろん引っ越しの見積りは無料です。 \入力は1分/• 引越し先に持っていく大きな荷物(冷蔵庫やベッドなど)を把握• 部屋にものが散らばっている場合は、ある程度まとめておく• タンスやクローゼットに入っている衣類はそのままでOK• 引越し予定の日をざっくりで良いので決めておく 大型の荷物以外にも、洋服や本、キッチン道具など細々としたものも多いと思いますが、 これら細かいものは引越し業者の方で家族構成や住んでいる住居の大きさから把握している事が多く、訪問見積りの段階で細かく伝える必要はありません。 部屋が汚い場合、掃除は必要? 初めて引っ越し業者に来てもらう場合、何を準備すればよいのか、部屋を掃除する必要があるのかよくわからないですよね。 掃除した方が引っ越し業者さんを気持ちよく迎えることはできますが、 掃除は必須事項ではありません。 2年前の引越しでお世話になったサカイ引越センターのお兄さんは、男性の場合、引越しの見積り訪問でも引越し当日でも、掃除していないことが多いと言っていました。 ただ、掃除が必須事項ではないとはいえ、床に物が散乱しどの程度の荷物量になるか業者さんが把握しづらいのは問題です。 引越し料金の見積りを正確に出すことができなくなります。 床が見えないほど散らかっている場合は、業者さんが荷物量を把握しやすいようにどこかにまとめておきましょう。 見られたくないものはトイレまたは浴室へ移しておく クローゼットの中身は見せる必要はあるのか?と気になるところですが、私は一度も見せた事がありませんでした。 恐らく、外からみたクローゼットの大きさで、引っ越し業者さんはある程度荷物量を把握していると思います。 また、タンスの引き出しを開けて中身をチェックする事もありません。 ただ引っ越し業者によってはクローゼットや押し入れの中をみたいと言ってくる可能性もあります。 もしどうしても見られたくないものがあれば、トイレまたは浴室に荷物を移しましょう。 トイレと浴室を引越しの見積り段階で見ることはありません。 何社に訪問見積りを頼む? 安い料金で引越しするには3〜4社くらいが良いとされていますが、4社の見積り訪問を受けるのも面倒なので(1社につき15分〜30分かかります)、私の場合は2〜3社で済ましています。 複数見積りしないと引越し料金の割引がない 冒頭でも伝えましたが、競争相手がいないと引越し業者さんはなかなか割引きをしません。 こちらは1円でも安く引越ししたいけれど、相手は1円でも高く仕事を受けたいのでこれは当然かもしれません。 「他に見積りをしてもらいました」「これから他にもあたってみます」この一言があるだけで、引越し料金が変わってくるので少なくとも2社から見積りをとる事をおすすめします。 確認の電話がくる 見積りを出すと、訪問日時確認のための電話がきます。 経験上、連絡が一番早いのがサカイ引越しセンターです。 夜11時頃見積り依頼したのに、すぐに電話がきた事がありました。 2LDKでも20分程度でした。 意外と短いですよね。 家族で住んでいる場合も、30分くらいが所要時間の目安です。 引越し希望日• エアコンの移設工事があるか• 梱包作業の有無(自分で行うと安くなる)• 配線工事(テレビ、洗濯機など)の有無• 不用品の処分の有無• 担当さんがチェック後、その場で見積り書を作ってくれます。 この見積りを作る時に、初めて担当さんは座ります。 それまでは立ちっぱなしです。 (1Kの部屋で訪問見積りをお願いした時は、一度も座らなかったかも) 担当さんによりますが、その場で営業所に電話し値引きやトラックの手配をしてくれる場合もあります。 見積り料金に不満がなく引越しを急いでいる人はこのタイミングでお願いしても良いですし、まだ複数見積りを予定している人は、保留してももちろん問題ありません。 見積りだけで終わったとしても引越しの訪問見積りは無料です。 引っ越しは土日や3月など時期によって高くなります。 ただ、土曜日は譲れないけれど時間はいつでもOKとか、条件があっても融通がきくと料金が安くなる事があります。 引越しの日程をざっくり決めると同時に、自分にとって譲れることと譲れないことを事前に把握しておくと見積りがスムースですよ。 訪問見積りでお茶は出す? 私は引越しの訪問見積りでお茶を出した事はないのですが、もしお茶を出すとすれば、一通り荷物などの確認が終わり見積りを作成する時がちょうど良いタイミングです。 ただ見積りを作成して帰宅するまで10分もないと思うので、無理にお茶を出す必要はないかと思います。 スリッパは出す? これもどちらでも良いと思います。 1Kのアパートに出した時は、そもそも自分がスリッパを履いていなかったので出さなかったですし、1LDK以上の時は足が寒いかと思って出しました。 一度、営業さんがスリッパ持参で来た事があり、とても丁寧で感心しました。 契約した場合段ボールやガムテープを受け取る その場で契約すると、担当さんがすぐに段ボールやガムテープをくれる事があります。 車で回っている営業さんの場合、車に段ボールなどを積んでいるですね。 もちろん、その場で契約せず後日の契約でも段ボールをくれるので、慌てて引越しの契約をする必要はありません。 プレゼントや特典を受け取る 訪問見積りのメリットの1つに、お米や洗剤などプレゼントや特典があります。 これは有り難くもらっておきます(笑) 引越しの見積り訪問で注意したいポイント 【依頼日】引越しの訪問見積もりは何日前が良い? 一括見積りなどを利用する場合、可能な時期は次が目安です。 つまり引越しまで2週間を切っている場合は、一刻も早く依頼した方が良いです。 3月の混雑する時期だと2週間でも人員やトラックの確保が難しくなってきます。 引っ越し予定日がある程度目途がついている場合は、早めに見積り依頼もしましょう。 引越しが混雑する時期• 通年を通じ月末の土日• 通常の土日• 3月14〜4月5日• ゴールデンウィーク• 8月 【タイミング】引越しの訪問見積りは夜間や土日でもお願いできる? 担当営業所によりますが、大手の引越し業者の場合、土日の見積りは普通に受けてくれます。 夜は相談になりますが、私の場合、平日夜8時半に見積り訪問にきてもらった事があり、実際に夜間の対応してくれる業者が多いようです。 働いていると平日の営業時間は時間がつかないですものね。 もちろん夜遅くは、引っ越し業者にとっても営業時間外になるので、必ず対応してもらえるものと考えるのは良くありませんが、一人暮らしの社会人の引越しなど、日中時間が取れない人も多いので、事情を伝えれば柔軟に対応してくれるところがほとんどです。 【当日】引越しの訪問見積もりは同時に行っても大丈夫? 見積りを同時に行ってはダメという決まりはないので、同時の見積り依頼を頼むこと自体は可能です。 ただ、相手の立場にたってみると、あからさまに買い叩かれているような気分になるなと思い、私は同時にお願いした事はありませんw たまに同時見積りさせている猛者もいますが.... 一日にまとめて見積り依頼したいという事であれば、1時間程度時間をずらして依頼するのが良いと思います。 【当日】引っ越し訪問見積もりは遅刻してくる可能性あり 一度、サカイ引越センターの方が引越しの見積りに20分くらい遅れてきた事がありました。 これだけ遅れると、もしかして約束を忘れてしまったのか?と不安に.... 結局20分遅れで来たのですが、ちょうど引越し繁忙期にあたっていたため、見積り依頼が殺到して時間が押してしまったそうです。 (引越し当日は遅刻なく作業してくれました。 ) 私同様、引越し繁忙期にあたると、見積りの時間に遅れてくる可能性があります。 もし複数見積りを予定している場合、30分置きに見積もりを依頼するタイトなスケジュールを立てるのではなく、1時間くらい余裕を見た方が良いです。 見積りの所要時間は15分〜30分なので、最悪30分遅刻されても次の訪問の前には帰宅してもらえます。 もし引越し業者がバッティングしたら 同時見積りを希望していないのに、上記のような理由で引越し業者がバッティングしてしまった場合、遅く来た方の業者さんに少し待ってもらえるか丁寧な態度で聞いてみましょう。 先方もスケジュールがあるので、もしかしたら後日また改めてという話になるかもしれません。 その場合は、改めてスケジュールを組みます。 訪問見積りがしつこい、嫌・・・ 引っ越しの訪問見積りがきたけれど、しつこいし感じ悪くて嫌だ。 こんな経験ありませんか? 私は、極端にしつこい営業さんにあった事はありませんが、5年くらい前、 「うちほど安くできる業者なんていませんよ」 とちょっと強めに言われてイヤな気持ちになった事があります。 訪問見積りは、営業さんが行っているので、押しが強い人もいるんですよね。 仕事を取ってくる必要があるので、どうしても言葉がきつくなってしまう人もいるんではないかなと思います。 ただ、営業さんは感じが悪くても、引っ越し作業する人は別なので、 引っ越し当日になると印象が良い意味でガラリと変る事もありました。 もし女性が一人で引越しの訪問見積りを依頼する際、 押しの強い営業はイヤという事であれば、アート引越センターがおすすめです。 個人的にアート引越センターは、営業も引越し作業をする人も感じが良いと思っていましが、私だけでなく周りの評価も高いです。 私は、見積り後、サカイ引越センターを選ぶ事が多いですが、サカイの場合、見積りの営業は当たり外れがあるかな、というのが正直なところ。 ただ引っ越し作業はとても良いです。 丁寧で早く、見積り比較すれば引っ越し料金も安く出してきます。 ただ、ここ数年はアート引越センターだけでなくサカイも他の大手の業者も、営業さんのマナーが良くなっています。 最近の引っ越しでは失礼な事を言う人に出会っていないので、会社でも注意が出ているのかもしれませんね。 訪問なしで引越しの見積りをとりたい場合 引っ越し業者が訪問して見積りをとってくれると、見積料金がより正確にでるというメリットがあります。 とはいえ、 訪問見積りの時間がとれない 自分の家に他人が入るのが嫌 といった方もいますよね。 家族が多い家庭や荷物が多い人は、訪問見積りしてもらわないと、当日手配するトラックの大きさが決まらないので、時間を作ってでも引っ越しの見積り訪問をしてもらう事をおすすめします。 単身世帯の場合は荷物量が少ない傾向があるため、見積りをとらなくても済む場合もあります。 (ただ訪問見積りをしてもらった方が確実です) 訪問なしでできるだけ正確な見積りをもらう場合、次のポイントを伝えるようにします。
次の引越しの一括見積りを依頼すると、引越し業者から連絡があり、訪問見積りの日程を決めるための電話がかかってきます。 単身者での引越しの場合、荷物量が限られている場合が多く、2tトラック1台分など引越し業者側で荷物を把握しやすいので、メールやネット上の見積もりだけでOKというところもあります。 一方で、家族での引越しの場合は多くの引越し業者が訪問見積りをした上で正確な料金を算出するというプロセスをとっています。 実際の荷物量も最小単位の2人家族であっても差が多くあり、正確な見積もりを出すために訪問見積もりを依頼されるケースがほとんどです。 訪問見積りを受けることで、正確な荷物量がわかるだけでなく、引越し業者も訪問見積もり時に引越しの受注を確定できるメリットがあり、複数社から見積もりを取っている場合は価格交渉の結果、最大50%程度引越し料金が安くなることもあります。 ここで訪問見積もりの流れ、交渉の際に知っておくと得するコツなどについて詳しく説明していきます。 訪問見積りの流れを把握しておこう 訪問見積りなんて緊張してしまいそう…という方のために、まずは訪問見積りの流れを紹介します。 1回の訪問で大体1時間前後必要となります。 1日にまとめてお願いできるのは2~3社が限度です。 仕事が忙しい場合や引越し業者の営業担当と直接交渉することに抵抗があるという方も多いのではないでしょうか。 しかし、引越し費用は訪問見積りをしてもらったほうが安く上がることが多くなっており、引越し経験者の7~8割が訪問見積りを依頼したと答えています。 安くなる理由としては以下です。 荷物量が正確に把握でき、正確な見積もり料金が出せる• 引越し料金を安くできるかどうか、引越し日と荷物量によりトラックと作業員の空き状況を確認&調整できる• 引越し業者の営業に割引裁量があるところは、他社の見積もり料金を聞きながらその範囲で調整ができる 次に訪問見積りを受けるメリットを説明します。 正確な荷物の量を把握し、トラックの大きさを決められる 訪問見積りによってタンスや食器棚等の大きな荷物の個数やオプション作業が必要な荷物、また屋外に置いてある荷物など忘れがちな荷物も把握できるため、必要なトラックの大きさを正確に判断し、より適切な料金を算出することができます。 トラックの大きさは荷物だけではなく、旧住居と新居の前の道路の道幅によっても変わってきます。 トラックの大きさは2トン、3トン、4トンとありますが、ワンサイズ大きくなるだけで1~2万円価格が変わることも。 必要以上に大きなトラックを用意されないためにも状況を正確に判断してもらう必要があります。 また、エアコンや洗濯機の有無、脱着を依頼するしないといった引越しに付随するオプションの必要可否も判断してもらえます。 エアコンの脱着は大体2万円前後、洗濯機の脱着は5000~7000円が相場なので、訪問見積もりではじめて金額が決まるケースが多々あります。 必要な段ボールの数も把握できる 訪問見積りでは押入れやクローゼットの中を確認されることがあります。 このことで必要な段ボールの数を把握でき、あとで足りなくなるというトラブルも防げます。 その場で契約すれば当日使用するトラックの大きさや荷物に応じて段ボールを置いていってくれるので、自分のペースで早めに荷造りをすることができます。 電話やネットのみの見積もりの場合、段ボールは自分で用意しなければならないケースもあるようです。 料金を安くする交渉ができる 訪問見積りを依頼すると、即決交渉により料金を安く提示してくれるケースがあります。 さらに営業担当が引越しの条件や要望をうまく引き出してくれるため、時間指定のないプランが利用できないか?梱包を依頼するべきかどうか?などの相談にも乗ってくれます。 分からないことはその場でどんどん聞くとよいでしょう。 訪問見積りの特典が受けられる 引越し業者によっては訪問見積りを受けるだけで特典としてお米や洗剤、掃除用品などの日用品のセットがもらえることもあります。 この特典は契約をしなくてももらえるので、特典がある引越し業者を選ぶのもひとつの方法です。 訪問見積り時の交渉のコツと覚えておきたいこと では訪問見積りを依頼したあと、どのように価格交渉すればよいのでしょうか。 以下のポイントを押さえておきましょう。 訪問見積りを受ける業者は3社程度にしておく 依頼する引越し業者は本当に依頼してもいいと思える3社程度にとどめましょう。 一社当たり、訪問見積りにかかる時間は30分から1時間程度。 引越し業者どうしが鉢合わせしないよう、前後に余裕もって時間を決めるようにするとよいでしょう。 訪問見積りのデメリットも押さえておこう 訪問見積りを依頼すると、自身で価格交渉をすることになります。 値下げの交渉やきっぱり断るのが苦手…という方は意外に多いもの。 よくある訪問見積もり時に困ったこととしては以下があります。 家具、家電の営業をされる• 新居のフローリング営業をされる• インターネットの新規契約営業をされる こういった場合、条件の合う引越し業者や、ちょうど必要なものがあればご利用いただくのが良いですが、一方でその場での即決、不要なものを営業されると感じるケースもあります。 そんなときは友人や家族に同席してもらうといいでしょう。 第三者がいれば、営業担当も強引に契約をせまるようなことはしないはずです。 また「訪問見積りを依頼すると知らない人に家の中を見られるからイヤ」という人もいます。 散らかっているし、掃除もしていないから営業担当を家にあげたくないという場合もあるでしょう。 しかし引越し業者の営業担当は1日に何件もの客先を回っているため慣れていますし、見積書を作成したり、プランについて説明したりする時間を除き、家の中を見回る作業はどの引越し業者も手短に行うよう努力しているので、あまり気にする必要はないでしょう。 知らない人が家にくるのはどうしても抵抗がある場合は、引越しする荷物や家具・家電の情報をしっかりと伝えて、電話やメールで詳しい見積もりをお願いするとよいでしょう。 特に単身者の引越しの場合は荷物量も限られているため訪問見積もり無しで見積もりをしてくれる引越し業者がほとんどです。 一方でいきなり無理な値引き交渉をするのはマナー違反であるということも覚えておきたいですね。 単身引越しなら訪問見積りは不要 単身引越しの場合、訪問見積りが不要なケースがほとんどです。 一人暮らしはオプション作業が必要なピアノなどがない限り、特別な作業が必要なく荷物も少なめ。 またアパートやワンルームマンションなどそれほど広くない場所での作業となるため、作業時間もかかりません。 単身パックなどのパッケージプランが利用できれば、安くつくことも多いです。 訪問見積もりでやってはダメなこと 訪問見積もりでマナー違反とされていることがいくつかあります。 よくあるケースが以下です。 複数の会社を同日同日時で訪問してもらう• 引越し業者が決まった後に他社の訪問見積もりをキャンセルしない• 引越し先、引越し日が決まっていないのにお願いする• 見られたくない荷物を隠す• 家具を不用品に出す、引越しするなど決まっていない• 引越し業者の事情を聞かずに、料金交渉で安くすることだけお願いする 引越し業者は訪問見積もりで荷物の量を把握することで、トラックや作業員が空いているかどうか、料金が安くなるかどうかを判断します。 ですので、訪問見積もり時には引越し先に持っていかないと決めたものが、引越し当日になって持っていくとなったものは追加で料金が掛かかるのは当然です。 また、訪問見積もりは引越しを確定させるための営業活動ですので、同時に違う引越し業者を呼ぶのはマナー違反です。 必ず日時をズラし1社1社個別に依頼をしましょう。 気持ちよく訪問見積もりをしてもらい、正確な料金とサービス内容を納得した上で引越し業者を決めるためにも、マナーは必ず守りましょう。 営業担当者への気配り 訪問見積もりの担当者は1日に数件も色々な家庭を営業で回っているのでちょっとした気配りで印象が違ってきます。 例えば、訪問時にお茶や茶菓子を用意すると気持ちよく訪問見積もりに入ってもらえます。 その後の交渉もスムーズに入れるはず。 また、見積もり書をその場で作成してもらう際に、テーブルと椅子を綺麗にしておくと書類もスムーズに作成され、時間短縮にもつながります。 スリッパを用意するなどの気配りができるとさらに良いでしょう。
次の引越し費用を正確に計算するためには、業者の営業マンが現地を下見する訪問見積もりという作業が不可欠です。 荷物の少ない単身の引越しなどでは省略されることもありますが、訪問見積もりはあなたと業者双方にとって、荷物の積み残し等のトラブルを未然に防ぐことができる最良の方法です。 しかし、訪問見積もりにどれぐらいの時間がかかるのか、夜間や休日にも訪問見積もりをしてもらえるのかなど、わからないことも多いのではないかと思います。 また、クローゼットの中も見せる必要があるのか、部屋が汚いと見積もりに影響するのかも気になりますよね。 このページでは引越しの訪問見積もりにかかる時間と流れ、夜間や休日の訪問見積もりについてまとめています。 訪問見積もりの所要時間 引越しの訪問見積もりに必要な時間は、一般に 30分~1時間程度と言われています。 もちろん、見積もりに必要な時間は荷物の量によっても変わりますし、平屋や2階建てといった建物の構造や間取りによっても変わってきます。 私の営業マン経験からは単身の引越しで30分前後、家族の引越しだとオプション作業等が増えるため、見積もり書の作成までに1時間程度は必要かなという感じです。 訪問見積もりの所要時間について、大手業者ではどのような説明をしているのか見てみましょう。 アート引越センター お荷物の量などにもよりますが、30分~1時間程度の所要時間が最も多いケースとなっています。 当社が訪問見積もりの際に行う主な内容としては、引越条件やご要望の確認・家財のカウント・金額算出・見積もり内容のご説明等です。 基本的には、家財量が多くなるほど所要時間が長くなります。 また、引越経験の少ないお客様には、引越しの準備や流れについての疑問点を丁寧にご説明させていただきますので、その分所要時間は長くなってしまいます。 出典: 訪問見積もりを依頼できる時間帯 8:00~18:00を訪問見積もり可能な時間帯とする引越し業者が多く、なかには夜8時~9時といった夜間の訪問見積もりに対応している業者もあります。 特に個人経営である赤帽など軽貨物業者や地域密着型業者などは、大手よりも訪問見積もりを依頼できる時間帯には融通が利く傾向があります。 私の勤めていた会社は業界大手という位置づけですが、営業マンが自宅に帰る途中で訪問見積もりをすることもありました。 仕事の都合で夜間や休日にしか時間が取れない方などは、 相談をすれば夜間の訪問見積もりに対応できる引越し業者は多いはずです。 アート引越センター、サカイ引越センターのホームページに、訪問見積もりの時間帯についての記載がありますのでご紹介します。 アート引越センター 地域によって若干の誤差はありますが朝8時から夕方18時までになっております。 出典: 訪問見積もりの流れ あなたにとって、今回がもしも初めての引越しなら、 訪問見積もりって何をするんだろうと不安なんじゃないかと思います。 訪問見積もりでは 必要なことはすべて営業マンが聞いてくれるので、あなたは何も心配することはありません。 営業マンにお茶を出す必要もありませんし、デリケートな衣類の入ったクローゼットの中などは見せなくても大丈夫です。 ただし、 部屋が汚いと荷物が多く見えてしまう人間の錯覚があるため、人を招き入れても恥ずかしくない程度の最低限の片付けはしておきましょう。 訪問見積もりは以下のような流れになります。 具体的にどんなことをするのか見ていきましょう。 挨拶、自社PR(5分程度) 営業マンの自己紹介、自社のプラン、他社との違いなど、まずは担当者の話を聞くところから始まります。 特に自社PRについては熱く語る営業スタッフも多いと思いますが、『もういいです。 』などと言わずに最後まで聞いてあげましょう。 訪問見積もりにやってきた営業マンは、その引越し業者とのやり取りすべての担当窓口になります。 荷物の破損や紛失など、万が一の トラブルがあった際にもっとも頼るべき相手ということになります。 愛想のよさだけではなく、あなたの話をきちんと聞いてくれる営業マンであるかどうか、訪問見積もりを通して見極める必要があります。 名刺を渡されると思いますが、 すぐに連絡の取れる携帯の電話番号を確認しておくと、以後のやり取りが楽になります。 荷物のチェック(10分程度) 訪問見積もりでは、使用するトラックのサイズや作業員を計算する必要があるため、すべての部屋の家具や荷物を営業マンが見て回ることになります。 タンスやクローゼットの中などに入っている衣類などはそのままで大丈夫ですが、下着などデリケートなものを見られるのには抵抗があると思います。 訪問見積もりで見られたくない場所があるときは、あらかじめ営業マンに伝えるか、あなたも一緒に荷物のチェックに立ち会うのがいい方法です。 引越し費用は運ぶ荷物の量が大きく影響するため、 持って行くものと持って行かないものは、見積もりの段階ではっきりと伝えることが重要です。 あなたが特に指定しない限り、営業マンはすべて転居先に持って行くものとして見積もりをすることになります。 不用品などはあらかじめ処分しておくか、転居先に持って行かないものはそれとわかるようにラベルをつけておくのも良い方法です。 引越し業者に不用品の処分を依頼するにしても、持って行くものと持って行かないものは、誰が見てもわかるようにしておくことが正確な見積もりにつながります。 日程、作業内容の確認(10分程度) いつ引越しをするのか、どのような作業をするのかで費用は大きく変わるため、訪問見積もりの前に日程と業者に依頼する作業を決めておく必要があります。 たとえば、仕事や学校が休みの週末を選ぶか平日を選ぶかで、料金は2割から3割変わってきます。 また、引越しプランでもっとも人気があるのは朝からの作業となる午前便ですが、午後便やフリー便を選ぶと午前便の半額程度にまで安くなる場合もあります。 ただし、複数業者の訪問見積もりを予定しているのなら、 すべての業者に同じ内容で見積もりをしてもらう必要があります。 複数業者に条件を変えて見積もり依頼をしてしまうと、どの業者が高いのか安いのか、比較が困難になってしまうためです。 荷造りや荷解き、不用品の処分やエアコンの取り付け、取り外しなどオプション作業を依頼するのであれば、 どちらがどこまでやるのかの確認も必要です。 現在の住居へ家具を搬入する際に、クレーンや吊りといった特殊作業が必要であったのなら、その旨も営業マンに伝えておきましょう。 会社へスケジュールの確認(5分程度) 家具や荷物の下見を終えた営業マンは、運ぶ荷物の量を容積に換算して使用するトラックのサイズを決めることになります。 運ぶ荷物の量と作業環境から必要な作業員の数も計算できるため、使用するトラックのサイズが決まれば、それが基本運賃となります。 希望する日程に使用するトラックのスケジュールが空いているかの確認をして、見積もりの提示という流れになります。 日程によっては使用したいサイズのトラックに空きがなかったりするため、訪問見積もりの依頼は早めにすることが望ましいのです。 見積もり書の作成(10分程度) 引越しの場合には、 見積もり書をそのまま契約書とする業者が多く、後からプランの変更をするときなどは都度書き換えた最新版を入手しておくことが大切です。 また、訪問見積もりをしたからといって契約をしなければならないといったことはなく、営業マンに求められても見積もり書に押印などをする必要はありません。 大切なことは営業マンとの口約束にするのではなく、必ず見積もり書なり契約書なりの書面に追記してもらい、 当日の作業員にもわかるようにしておくことです。 特に『大丈夫です。 』『全部運びます。 』など、具体的な根拠に欠ける営業マンのセリフには注意が必要です。 私の作業員としての経験上、 営業マンとの口約束はあてにならないと断言できます。 引越約款の確認(5分程度) 上の画像は国土交通省告示のから、見積もりに関しての項目を一部抜粋したものです。 約款は『やっかん』と読みます。 通販には商品の購入後一定期間内なら解約できるクーリングオフ制度がありますが、実は引越しにも同じような仕組みがあるのをご存知ですか? 引越し業者は引越運送約款というルールに基づいて業務を行っており、多くの業者は国土交通省告示の標準引越運送約款をそのまま使用しています。 独自の約款を使用する業者もありますが、国土交通省の認可が必要であるため、利用者に著しい不利益をもたらすような約款はありません。 この約款には キャンセルが3日前までなら無料でできること、業者の責任範囲や荷物の補償についてなど、引越し契約に関する重要事項が記載されています。 引越しの見積もりでは、この約款の提示が義務付けられていますが、長文であるため実際の現場では重要項目のみ営業マンが読み上げるといった対応が一般的です。 また、見積もり書のなかには裏面に引越運送約款が印字されたものもあり、約款の提示とする業者もあります。 無料ダンボールの受け渡し(終了) 引越し業者の営業マンが1日に担当する訪問見積もりは、だいたい4件から5件前後ですが、3月、4月の繁忙期前になると、1日に10件前後の訪問見積もりをすることもあります。 訪問見積もりには車両を使って回ることになりますが、あらかじめ荷造り用のダンボールを積んでいることがほとんどです。 業者が訪問見積もりを行うのは基本的に1回だけなので、成約した際にはすぐに荷造りが始められるようにというのが目的です。 しかし、荷造り用のダンボールを受け取ってしまうと、『この業者でいいか。 』といった心理が少なからず働いてしまう可能性があります。 つまり、そのあとに 予定していた業者の訪問見積もりをキャンセルしてしまう可能性があるということになります。 そうした心理効果を見越して、見積もりの最後になんとかダンボールを置いて帰ろうとする営業マンも少なくありません。 『ダンボールを置いて帰る。 』というのは、営業マンのテクニックのひとつなのですが、 すべての訪問見積もりが終わるまでは受け取らないことが、スムーズな業者選びにつながります。 見積もり時間が長くなるのはどんな時? 値引き交渉には時間がかかる 訪問見積もりにかかる時間はおよそ30分~1時間とご紹介してきましたが、値引きの交渉となると、あなたと業者との間で折り合いをつける必要があるため、時間がかかることになります。 引越しでは最初から営業マンが収支ギリギリの見積もりを提示することはないので、ぜひ積極的に値引き交渉をしてみてください。 しかし、引越し業者と上手に値引き交渉をするためには、あらかじめ などで 他社の安い見積もりを揃えておく準備が必要です。 他社の安い見積もりがあれば営業マンが値段を下げる理由になるため、複数業者の見積もりを揃えることはとても効果的な方法です。 また、複数業者の見積もりを揃えることは、自動的にそれぞれの業者の最安値に近づいていくことになります。 『この金額なら。 』や『この業者よりも安くなるなら。 』といった 具体的な金額を営業マンに提示できれば、値引き交渉の時間も短縮できるはずです。 帰らずに居座る営業マンも 『契約してくれるまで帰りません。 』とは言わないものの、そんな雰囲気を醸し出す営業マンにあたることもあるかもしれません。 訪問販売では、営業マンのあまりのしつこさに根負けして商品を買ってしまったという話はよくあります。 引越しでもなんとか受注しようと、いつまでも粘る営業マンもいるようですが、『今日は契約しません。 』とはっきりと伝えて帰ってもらいましょう。 あなたがあいまいな態度でいると、『もしかしたら契約してくれるかも。 』と勘違いした営業マンが、いつまでも帰らずに居座ることになるかもしれません。 笑い事では済まされないのですが、私が勤めていた引越し会社の同僚は、訪問先で粘ったあげく警察沙汰にまでなったことがあります。 そのような状況になたとき、『帰ってください。 』と言ってくれる誰かに、訪問見積もりの立ち合いをお願いするのも良い方法です。 まとめ 引越しの訪問見積もりにかかる時間は30分~1時間程度を見ておきましょう。 相談をすれば、夜間や休日に訪問見積もりを依頼できる引越し業者も多くあります。 すべての訪問見積もりが終わるまで、ダンボールは受け取らないことがスムーズな引越し業者選びにつながります。 営業マンとの値引き交渉には、あらかじめ一括見積もりサイトなどで複数業者の見積もりを揃えておきましょう。 あなたの引越しが素敵な思い出になりますように。 以上、『引越し業者の訪問見積もり所要時間と流れ|夜間や休日の見積もりは?』を最後までお読みいただきありがとうございました。
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