[もっと野の花を丁寧に見てみよう] ハルジオンとヒメジョオン、コハコベとウシハコベなど、野の花の中には姿・形がよく似ていて違いが判りにくいものが多い。 それが気にならなければ特にどうってこともないのだけれど、違いを知れば、それはそれで何か得をしたような気分になり、より親しみも湧いてくる。 この時期、山地の道沿いなどで目にすることもあるオニルリソウとオオルリソウも既に名前からして判りにくい兄弟であるが、僅かなその違いを見比べてみた。 6~8月、枝先に淡青紫色の花を数個付ける。 花の大きさは直径が4ミリ程と小さく、その花の付き方は総状花序。 国内全域に分布する。 (1)オニルリソウ・・一部オオルリソウと混生。 分岐した枝は左右の横方向に伸び、その枝先に付く花は総状花序。 穂先はサソリの尾状の姿に似る。 花期7~8月。 本州中部から沖縄に分布する。 花はオニルリソウと非常によく似ており、同時に両者を見比べないとその違いには気づかないほどである。 花だけを観察しても違いは判らなかった・・。 初めは何もつけずにいましたが、この言葉をもらい、今回のブログにピッタリでしたので了解を得て使わさせていただきました。 判りやすく味のある言葉で気に入っています。 この野草たちは分布状況からすれば、六甲の山にも生えていると思います。 こちらでもあまり見ることもない野草ですが、たまたまこの場所では群生していました。 オオルリソウは以前投稿しましたが、オニルリソウは初めて。 花の違いは殆どわかりませんでした。 写真からでは判りませんが、花の付く柄などに微妙な違いがあるようです。 今年は予想通りの猛暑ですね。 ライチルサンもお体には充分お気をつけくださいね。 ハウスなども無理をせずに、写真を楽しんでください。 玉ねぎの写真、見比べさせていただきました。 先入観がありますので受ける感じは違いますが、とても良い題材、ここに注目したライチルの感性が光ります。 良いものを拝見し、大いに刺激を戴きました。 ありがとうございます。
次の参考にさせていただきますの「させていただきます」ですが、これさえ文末につけておけば失礼な文にはならないだろうと間違った使い方をしてしまう人が多いため、「させていただきます症候群」なる言葉が存在します。 上記に書いた「相手に配慮しながら、自分の一方的な行動や意向を伝える」というさせていただきますの意味を理解していれば正しく使えると思いますが、間違った使用例をいくつか紹介しましょう。 ・お送りさせていただきます。 ・報告させていただきます。 ・意見を言わせていただきます。 上記のことは相手に配慮する必要性は低く、相手を思っての行動なので一方的に伝える必要はないということから間違いです。 配慮する相手がいないので、これも間違った使い方ですね。 ・休日は温泉でくつろがせていただきました。 ・お客様のため努力させていただきました。 これらの行動は相手に配慮して伝えるべき行動とは言えません。 ・突然ですが、今日でバイトを辞めさせていただきます。 ・用ができたので急遽帰らせていただきます。 迷惑をかける行為を相手に配慮しながら一方的に伝えるというのはもうメチャクチャな使い方です。 一方的にではなく、辞めさせてもらえないか、帰らせてもらえないかと許可を求めるように書きましょう。 ・読ませさせていただきます。 ・作らさせていただきます。 意味には関係しませんが、余計な「さ」が入っている間違った使い方です。 参考にさせていただきますは「参考にします」の謙譲語になります。 なので、参考にしますの敬語例を紹介します。 ・参考に致します。 例文 「本日はご足労頂き有難うございました。 」 返信「こちらこそ有難うございました。 本日の発表はとてもためになったので、これからの研究の参考に致します。 」 ・参考にさせていただきますことをお許し下さい。 かなりへりくだった言い回しなのでなかなか使うことはないかと思いますが、念のため覚えておきましょう。 丁寧語、謙譲語と使用する相手にとって使い分けることができればビジネスメールはバッチリです。 参考にさせていただきますを言い換えるなら? やはり一番使用する場面はお礼の時でしょう。 お礼の例文さえ知っていればとりあえずは大丈夫でしょう。 例文1 「先日の勉強会ではそのレベルの高さから有意義な時間を過ごすことができました。 今後の仕事に参考にさせていただきます。 また私もレベルの高いプレゼンができるように精進していきますので今後もよろしくお願いいたします。 」 例文2 「先日の打ち合わせでは貴重なご経験を伺うことができ、感謝申し上げます。 また、たくさんの資料を頂戴し、今回の経験を無駄にしないよう今後の業務において参考にさせていただきます。 」 例文3 「本日は研究発表会にご招待いただきありがとうございました。 とてもよい発表ばかりで勉強になりました。 また、様々な研究発表会の工夫を弊社で開く際に参考にさせていただきたいと思います。 」 お願いの例文.
次の>敬語、謙譲語などでも違うと思いますが… 敬語というのは日本語の用法の一つです。 敬語は、普通、尊敬語・謙譲語・丁寧語に分けられます。 人によっては、丁寧語に加えて美化語・荘重語という分類を使うこともあります。 「いただく」は、「もらう」や「飲む」「食う」の謙譲語ですね。 ただし、「朝はいつもパンをいただいております」のように丁寧語として使う場合もあります。 「いただく」には、「お ご ~いただく」「~ていただく」「~せていただく」の3つの形があります。 さらに「~せていただく」には「知らせていただく」のように相手の動作につける場合と、「確認させていただく」のように自分の動作につける場合があります。 今回のメインは、自分の動作につける「~せていただく」の形ですね。 「~せて」の部分は、動詞のうしろにくっつく助動詞「せる・させる」です。 (「せさせる」という語もありますが、あまり使われませんので省略します) もうわかりますよね。 そうです、「せる」がつくものは「~せていただく」、「させる」がつくものが「~させていただく」なのです。 ということは「せる」と「させる」がどう使い分けられるかを知っていればいいわけです。 「せる」は五段とサ変の動詞につきます。 それ以外は「させる」になります。 「使う」は「使わない」「使います」となりますからワ行五段活用です。 つまり、「使わせていただきます」が正解!です。 面倒でしたらサ変も「させる」と覚えたほうがいいかもしれません。 以下、参考までにすべて正解を列挙してみます。 座らせていただきます (五段) 休ませていただきます (五段) 休業させていただきます(サ変) 対決させていただきます(サ変) 相談させていただきます(サ変) 着させていただきます (上一段) 捨てさせていただきます(下一段) 来させていただきます (カ変) 禁じさせていただきます(ザ変) 簡単でしょ? 五段活用のものだけ「さ」をつけないように注意すればいいのですね。 わたしも,みなさんと同じに,前者の方が正しく,後者は間違い,と主張する仲間です。 しかし, なぜいまそのように(使わさせていただきます と)言うひとたちが増えたか?を考えると, 五段動詞だけに「~せる」を使い他の動詞に「~させる」を使うのは使い分け法則がそれだけ複雑になります。 こりゃめんどい。 で,単純化一般化の法則にしたがって,使い分けなどクソクラエ。 どの動詞のときもお客様相手には丁寧な言葉(敬語)が必要,なんでもみんな丁寧にいうときは一律「~させていただく」を使い出したのです。 お電話させていただく,拝見させていただく,見させていただく,読まさせていただく,聞かさせていただく,書かさせていただく,歌わさせていただく,えとせとらえとせとら (「見せる」と「見させる」の違いはなに? わたしゃー「見せていただく」OR「拝見する」派ですが) 数年後はまだ,「サ入れことば」などと悪口を言われて,肩身の狭い思いをこの言葉たちはするでしょうが,15年後ともなれば,れっきとした辞書にも載ってしまうかもしれません。 そうなればそのときこそやつらの天下というものです。 (悲苦笑) 日本語で動詞を使役形にするときには、「せる」か「させる」をつけます。 日本語の動詞では五段活用、上一段活用、下一段活用、サ行変格活用、カ行変格活用がありますが、このうち下一段の「食べる」は「食べさせる」、上一段の「見る」は「見させる」、カ変「来る」は「来させる」、サ変「する」は「させる」と、「させる」になります。 しかし、五段動詞を使役形にするときは、「せる」なのです。 つまり、ご質問の「使う」は「使わせる」です。 この使役形を、謙った表現として言うので、「食べる」の場合は「食べさせていただきます。 」、「見る」は「見させていただきます。 」なのですが五段活用動詞の「使う」は、「使わせていただきます」としなくてはいけないわけです。 つまり、「使わさせていただく」は明らかに間違いです。
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