現像代を大幅に抑えることができると話題のネットプリント。 私も、ネットプリント業界大手のしまうまプリントを試してみました。 まず、手に持った印象。 最安値のオリジナルペーパーということもあってか、 フジフイルムの純正用紙に比べて少々安っぽい印象を受けました。 軽いというか、薄いというか、麺類でいうところのコシがないというか…。 私的には妥協範囲内ではありましたが、 写真に強い拘りがある場合にはオリジナルペーパーは不向きかもしれません。 次に、 最も気になる画質です。 私には、 純正印画紙や、従来の現像屋さんとの違いはないように感じました。 同じ写真を町の写真屋さんで現像したものがあったので、あえて違いを探してみました。 よくよく目を凝らしてみて しまうまプリントの方が、若干画面が暗い程度だと思います。 しまうまプリントはこんな方にオススメ• オリジナルペーパーは、若干安っぽい印象を受けましたので、 特別な写真の現像には不向きです。 しかし、画質はとても綺麗でしかも低価格、 日頃から取りだめているスナップ写真を現像するのには最適だと思います。 ドキドキです。 まずはトップページにやってくるも、ここで早くも疑問が。 カーソルをプリント代金のところに合わせると、値段が変わる。 オリジナル高級プリントの2L版の値段が22円になったり18円になったり。 プロ仕上げ高級プリントの2L版の値段が28円になったり32円になったり。 FUJICOLOR最高級プリントの値段が9円になったり12円になったり。 お得情報好きな私は、とりあえずキャンペーンページに飛んでみましたが、 イマイチよく分からない。。。 トップページに戻り、今すぐ注文をクリックしてみます。 利用規約&料金表のページ ここで先ほどの疑問が解決。 2L版はキャンペーン中ですが、FUJICOLOR最高級プリントは安くならないようす。 今回の現像は自宅用なので、 一番安い オリジナル高級プリントを注文してみることにしました。 画像のアップロード方法の選択ページ なんとまぁ 自動的にPCの環境を判定してくれている模様。 パソコンに疎い私にはありがたいです。 アプリモードで注文してみます。 アプリケーションの実行画面が出てきました 待つこと10秒ほど…なにやら 警告画面が…! こういった画面がでると、パソコンが苦手な人はドキッとしますよね。 勇気を出して 実行をクリックします。 ログイン画面 初めての利用なので、何も入力せず、 次へボタンを押します。 写真の選択 写真をひとつひとつ選ぶ方法と、フォルダごと注文する方法とがあるようです。 昨日子供が寝ているうちに作っておいた現像用フォルダをまるごと移します。 フォルダから一括選択をクリックすると、 自分のPC内の候補フォルダが表示され、簡単に選ぶことができました。 印刷オプションの内容• 日付印刷• トリミング• 色補正 印刷オプションでは、横に ?マークがついていて、 クリックするとその説明が表示されました。 デジカメプリントでは、トリミングしないで現像すると、 ヘンテコな余白が出来ることがあるなんて…! 思わぬところでひとつトリビアを得た私でした。 支払い方法の選択 支払い方法は クレジットカードのみが手数料無料。 それ以外のコンビニ払い、代引きは、現像料が500円以上の場合、 150〜315円、 500円に満たない場合は、 200〜420円の 手数料がかかるようです。 現像料に対する手数料があまりに高いように感じたので、 クレジットカード嫌いの私ですが、仕方なくクレジット払いを選択します。 お客様情報登録 登録内容は以下の通りでした。 登録内容• 一般的な住所• 電話番号• メールアドレス• パスワード 何のパスワードかと思いきや、どうやら 次回以降、 しまうまプリントにログインするためのパスワードの設定だったようです。 ここまでスムーズにわかりやすく注文作業を進めてこられただけに、 このわかりにくさは少し減点です。 画像送信 〜トラブル発生!〜 ご注文ボタンを押すと、画像を送信する旨の確認画面が出ました。 画像を送ろうとすると、まさかの 送信はキャンセルされましたの表示。 ここまできて何故!? 何枚か写真を削除して再度試みましたが、すべて同じ結果でした。 昼間と全く同じ手順で再試行してみると、今度はうまくいきました。 特に何か手順を変えたりしたわけではないのに…。 昼間の苦労はなんだったのか。 ちなみに送信中は送信画面を最小化することも、 ドラッグ&ドロップでウィンドウの場所を動かすこともできませんでした。 デスクトップのど真ん中に張り付けてあったフォルダを開いて、 少し仕事をしておきたかったのに。 送信にかかった時間は、写真56枚、データ容量は全部で90MBで9分ちょっとでした。 会員メニュー 送信が完了すると、会員メニューに移動ができました。 ためしに開いてみると、注文した写真は、 30分以内なら変更、取り消しができるとのこと。 これは安心なサービスだなと感じました。 発送メールが届く 注文翌日(厳密には約20時間後)、 登録しておいたメールアドレスに、商品発送のお知らせメールが届いていました。 (実は注文直後にも、注文ありがとうございましたのメールを頂いていたようです。 ) 配送業者は安心の クロネコヤマト。 (主観的でごめんなさい。 ) しかも鹿児島からはるばるやってくるようです。 到着が楽しみです。 商品が届く 配送メール受信から3日、ようやく写真が手元に届きました。 首都圏在住の私は、どんなに遅くとも商品発送翌々日には荷物が届くイメージでしたが…。 クロネコヤマトのHPで調べてみたら、 今回の荷物(メール便扱い)は、普通の宅急便より到着が1日遅いのですね。 発送元と同じ九州地方にお住いの方だったら、もう少し早く到着していたようです。 注文から商品到着まで4日… スピード出荷をうたっている割に 商品が手元に届くまでの時間が予想以上にが長かったので 少しがっかりしました。 (注文翌日には出荷してくれているわけで、遅いのはクロネコヤマトが原因なのですが。 ) 開封してみました プラスチックトレーにプラスチックフィルムで包装されてきました。 特に切り口のようなものはなく、 パッケージの四隅のうち1か所に軽く穴をあけて開封してくださいとのこと。 包装形態も開け方も、 まるでお豆腐のようです(笑)。 さて、肝心の仕上がりは…。 キレイです。 パッと見た感じ、町の写真屋さんで現像した写真との区別はつきませんでした。 今回現像したものと同じデータで、 町の写真屋さんで現像したものがあったので見比べてみましたが、 見分けがつきません。 唯一の鑑別ポイントは、写真裏面に「FUJIFILM」のロゴがないこと。 それくらいキレイでした。
次のカメラ屋で長年、フィルム現像を担当。 現像コンテストで何度も入賞を果たすなど実力は折り紙つき。 デジタル普及を見越して現像の仕事は辞めたが、写真を見る目は衰えていない。 画質のきれいさにおいては、iphoneの画面との比較はせず、 写真そのもののクオリティで評価して貰いました。 今回、こちらの著作権フリーの画像を特に重視しておすすめを選びました。 他にも色の忠実度を選ぶためにカラフルな鉛筆の画像や、モノクロの色あいを見るためにこちらの画像もプリントして比較しました。 全体のコスパ 色の忠実度、画質のきれいさはもちろん、パソコンやアプリでの注文方法の使い勝手や、届くまでの日数、値段などを加味したコストパフォーマンスを私とおばさんで評価しました。 また、それぞれのサービスについての使い方や届いた写真について、私の感想もまとめてあるので、良かったらそちらもご覧ください。 ネットプリントの価格を比較、安いのは? ネットプリントサービス各社の1番安いプリントで30枚、100枚、300枚注文した時の価格を比較しました(送料は出来るだけ安くなる様にメール便で計算しています) 1枚の価格(税抜) 送料(税抜) 30枚の合計(税抜) しまうまプリント 7円 90円 270円(100枚以上で送料無料) Tプリント 6円 90円 270円(50枚以上で送料無料) どんどんプリント 6円 100円 280円(50枚以上で送料無料) しまうまフォト 5円 98円 248円(300枚以上で送料無料) プリントラッコ 3円 90円 180円(200枚以上で送料無料) フジデジタルピクチャーズ 8円 120円 360円(初回300円割引) 楽天写真館(クーポンで1枚6円) 6円(通常12円) 150円 330円(600円以上で送料無料) アプリプリント 5円 110円 260円(100枚以上で送料無料) アオヤギ写真工芸社 6円 110円 290円 1枚の価格(税抜) 送料(税抜) 300枚の合計 しまうまプリント 7円 無料 2100円 Tプリント 6円 無料 1800円 どんどんプリント 6円 無料 1800円 しろくまフォト 5円 無料 1500円 プリントラッコ 3円 無料 900円 フジデジタルピクチャーズ 8円 120円 2100円(初回300円割引) 楽天写真館 6円 無料 1800円 アプリプリント 5円 無料 1500円 アオヤギ写真工芸社 6円 110円 1910円 ネットプリントでは 注文する枚数が多ければ送料が無料になるサービスが多いです。 1枚当たりの料金を安くしたい方は、出来る限りまとまった枚数を注文しましょう。 この中ではプリントラッコは 初回1枚3円とかなり魅力的ですね。 フジデジタルピクチャーズは 初回注文で300円割引で少ない枚数ですと他社に比べてお得感があります。 楽天写真館は通常1枚12円ですが、初回6円でプリント可能、2回目以降も 100枚以上注文すれば1枚9円で注文できるクーポンを 通年で配布しているので(2019年1月現在)今回の対象に入れました。 手数料(税抜) クレジット コンビニ後払い 代引き(宅配便のみ) 銀行振込 しまうまプリント 無料 200円(999円以下は250円) 300円(999円以下は400円) 非対応 Tプリント 無料 200円(999円以下は250円) 300円(999円以下は400円) 非対応 どんどんプリント 無料 200円 対応(金額表記なし) 対応 しろくまフォト 無料 143円(499円以下は190円) 300円(499円以下は400円) 非対応 プリントラッコ 無料 200円 300円(499円以下は400円) 非対応 フジデジタルピクチャーズ 無料 無料 非対応 非対応 楽天写真館 無料 非対応 非対応 非対応 アプリプリント 無料 非対応 300円~400円 非対応 アオヤギ写真工芸社 無料 200円 非対応 非対応 ネットプリントは基本的にはクレジットカードの決済なら手数料が無料でオススメ。 クレジットカードは持っていない、使いたくない、という方は どんどんプリントなら銀行振込が可能になります。 ほぼしゅふ的まとめ 今回分かった事は、 写真のクオリティはプリント代にある程度は比例しますが、 絶対では無いという事。 注意して欲しいのは、あくまでも私の元に届いた写真を基準にしています。 プリントの機械の メンテナンス次第で全く違った結果になる可能性はあります。 とはいえ、今回はどのサービスもスマホとPC両方で注文していますが、vivipriとしまうまプリントは2回ともに高いクオリティでしたので、この2つのサービスは普段から機械のメンテナンスを頻繁に行っていると思って間違いなさそうです。 あとは上述したように、 あなたの予算や用途(誰に、どんな目的でプリントするのか)に応じて注文する会社を決めると良いですよ。 それでは良いフォトライフを。 次に読むならコレ! 今回はL版写真の比較でしたがましかくプリントなら「ALBUS」さんがおすすめ。 しまうまプリントさんと遜色ないクオリティのサービスですよ。
次の公開:2020. 11 更新:2020. 30 この記事では、しまうまプリントのフォトブックの評判を紹介します。 他のフォトブックとの比較やサンプルフォトブックの紹介を通じて、しまうまプリントのメリットとデメリットを掘り下げていきます。 留学とか旅行の写真まとめるためにフォトブック作りたいな〜と思ってたけど、しまうまプリントめちゃ安い……お試しで作れるレベル、、、 他のフォトブックと比較 しまうまプリントのフォトブックは他のフォトブックよりも安く購入できます。 複数人にフォトブックを配る時など、なるべく価格をおさえてフォトブックを注文したいですよね。 しまうまプリントのフォトブックがどれくらい安いのか、サービスごとに値段を比べてみました。 フォトブックの会社 商品名 価格 1ページに 入る写真 文庫サイズ 198円~ 4枚 文庫本サイズ 500円~ 1枚 PhotoZINE 600円~ 1枚 MINI 900円~ 1枚 POCKET 1,000円~ 2枚 A4ソフトカバー 1,500円~ 16枚 しまうまプリントは、1冊あたりのフォトブックの価格がかなり安いですね。 さらに1ページあたり4枚の写真が入るので、最大写真枚数は550枚以上。 写真がたくさんあってどうしよう…と悩んでいるママにおすすめですよ。 しまうまプリント独自の技術でシステムが自動化され、生産効率を高めているのだとか。 自社工場による安定したフォトブック作成で、同じフォトブックを何回注文する時も安心ですね。 フォトブックのページ数を増やせる フォトブックのページ数を増やせるのは、写真がたまって困っているママにも嬉しいメリットです。 旅の思い出作りで、友達とアルバムでも作ろうかって人はしまうまプリントおススメなのでぜひ。 作るのに超簡単だしページ数も選べて写真の並べ方からサイズも選べるし、料金もスタンダードならめっちゃ安いから、友達とか家族の思い出作るならこれぜひ。 選べるページ数 しまうまプリントのフォトブックは、24ページからフォトブックを作成できます。 最大ページ数は、なんと144ページ! たくさんの写真が、フォトブック1冊におさまりますよ。 ページ数ごとの価格は以下のとおりです。 旅行中は、ついつい写真を撮りすぎてしまうのではないでしょうか。 旅行先から帰ってから、1枚ずつ見て写真を整理するのは大変ですよね。 まずはしまうまプリントでコスパ良く、たくさんの写真をまとめましょう。 そしてお気に入りの写真は、写真整理が落ち着いた頃に少し高級なフォトブックに載せてもいいかも。 スタンダードなら、当日23:59までに注文すると、最短翌日発送してもらえるんです。 スタンダード仕上げとプレミアム仕上げの違いは? 発送までの日数が異なる品質の違い、ここで実際に印刷された写真を参考にみてみましょう。 スタンダードではマット紙が使われるところを、プレミアムとプレミアムハードではプレミアムサテン紙を使用。 左がスタンダード、右がプレミアム印刷です。 右の写真は光があたって、特に上部に光沢感が出ているのがわかります。 配送方法を選べる しまうまプリントでは、以下の配送方法を選べます。 配送方法 メール便 宅配便 送料 100円 600円 特徴 ・発送日から3~7日程度 ・日曜祝日は除く ・追跡なし ・発送日から2日程度 ・日曜祝日も発送 ・追跡あり フォトブックがすぐに手元に届いてほしいママは、宅配便を選びましょう。 ポストに入る フォトブックをポスト投函すると聞いたら、 「ポスト投函時にフォトブックが壊れないかな…」 と心配なママもいるでしょう。 しかし、しまうまプリントでは丁寧な梱包でフォトブックに傷がつかない工夫をしています。 しまうまプリントのフォトブックが届く時は、赤いパッケージが目印。 パッケージを開けると、白いトレーの上にフォトブックがのっています。 つまり、フォトブックはトレーとパッケージに保護された状態で届くのです。 ちなみに、フォトブックがポストに入らない場合は、不在票を入れて手渡ししてくれますよ。 イラストを作品として残せる フォトブックは写真だけでなく、イラストを残しておくこともできます。 実は、写真以外にもイラストを載せるママも増えているんです! サンプルでは、以下のようなイラストをフォトブックに掲載していました。 写真同様、イラストも色を忠実に再現してくれていますよ。 子どもの書いた絵をフォトブックにまとめれば、数年後に見返すのが楽しいこと間違いなし。 世界に1つだけの作品集を作って、楽しく読み返しませんか? ここからはデメリットもぶっちゃけて紹介していきます。 しまうま、綴じが固いみたいで、見開きにしても真ん中らへん見えんくなるらしい?ので片面片面にする 無線綴じ製本は見開き写真に向いていない しまうまプリントのフォトブックは、見開きの写真を載せた際にズレが生じます。 無線綴じ製本の特徴は、背面を糊で固めていること。 糊を使って丈夫に綴じられているため、真ん中は見開きいっぱいまで開くことができないのです。 特に見開き集合写真を載せたい場合は、真ん中にうつる人が綴じ目にかぶらないように写真の載せ方を考えましょう。 フルフラット製本のフォトブックがおすすめ フルフラット製本のフォトブックなら、フォトブックを180度開くことができますよ。 フォトブックを見る時に、誰かが手でページをおさえる必要はありません。 無線綴じ製本とフルフラット製本の綴じ目の違いを見てみましょう。 フルフラット製本のフォトブックは、まっすぐ開いても曲がりません。 フォトブックの長持ちを重視するなら、フルフラット製本がおすすめです。 以下の記事では、フルフラット製本のフォトブックを5種類紹介しています。 しまうまプリントのフォトブックデータ保管期限越えてて既刊データが飛んでもうた。 保管期限90日しかないうえに通知すらくれないの困る。。。 最終更新日から90日間更新されていないデータは自動削除される しまうまプリントでは、保存期限を過ぎたデータは自動的に削除されます。 以前は1年間データが保存されていましたが、2019年8月15日からは保存期限が短くなり、90日になりました。 つまりフォトブックのデータは、最終更新日から90日間は保存されます。 気づけばフォトブックのデータが消えるとなると、少し不便に感じる人もいるかもしれませんね。 しかし、これから紹介する方法を使えば、データが削除されずにフォトブックをつくることができます。 延長ボタンは何回押しても対応しています。 ボタンを押したその日から保存期間が90日プラスされます。 たとえしばらくの期間フォトブックを編集しない時でも、延長ボタンだけは押しておきましょう。 うっかりフォトブックのデータが消えてしまった、なんて不安はありません。 まとめ しまうまプリントのフォトブックには、以下のようなメリットとデメリットがあることがわかりました。 メリット ・フォトブックが安い ・フォトブックのページ数を増やせる ・フォトブックがすぐに届く ・イラストを作品として残せる デメリット ・フォトブックの見開きには向いていない ・期限を過ぎるとフォトブックのデータが消えてしまう 安くてページ数も自由自在なしまうまプリント。 見開きページが作りづらいことや、フォトブックデータが消えるなどのデメリットを理解した上で、フォトブック作成を楽しんでくださいね!.
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