手足口病とは?大人にうつる?症状や感染確率と予防方法は? 手足口病とは?子供だけでなく大人にうつる?大人こそ気をつける理由は?症状は?感染経路や確率は?予防できるの?ヘルパンギーナと何が違う?そんな疑問を一気に無くす為にわかりやすく解説して行きます。 手足口病とは? 手足口病はエンテロウイルスというウイルスが原因となる感染症。 主に5歳以下の子供を中心に流行して夏風邪の代表格の1つである。 5歳以下の子供の感染者の9割と言われる。 家庭内で感染が広がる事が多い。 流行期間は 5月から増加し7月をピークに10月には減少していく。 ヘルパンギーナとの違い 手足口病はその名の通り手・足・口周りを中心に全身に発疹が広がるがヘルパンギーナは口の中で発疹が広がり初期症状も発熱から始まる為、初期症状では判断が難しいとされている。 (後述する症状を参照)ヘルパンギーナについて詳しくはこちらを参照。 PR 手足口病の感染原因 主に接触感染(水疱の内容物や便に含まれるウイルスが手に付着して感染)と飛沫感染(咳やくしゃみによる感染)が感染原因である。 特に手足口病の水疱の内容物は気がつかないうちにふくや周囲の環境に触れていて家族間に感染する可能性が高いです。 大人にもうつる? 残念ながら手足口病は大人にも稀に感染します。 患者の9割は子供と言われています。 手足口病の感染確率 患者の9割が子供というデータ以外は国立感染症研究所や厚生労働省にも感染確率の記載が見当たらない為明言は避けます。 すみません。 ただし水疱の内容物による周囲への汚染によって家族間の感染確率はとても高いので注意が必要です。 実際私の子供の頃は兄弟3人共に何度も繰り返し再発してしまい何ヶ月もかゆみと戦った記憶があります。 大人こそ気をつける理由 後述する症状以外にも大人こそ手足口病に気をつける理由、実は大人への感染は稀と言われていますが感染した場合は重症化するケースが多く発症後の全身の水疱の他に40度を越す高熱を出して全身の倦怠感・悪寒・関節痛・筋肉痛などのインフルエンザに似た症状。 更に回復した1ヶ月後に爪が剥がれ落ちてしまうこともあるそうです。 手足口病の症状 その名の通り手・足・口に発疹が現れ全身に広がりる。 かゆみを伴う事は稀と言われている。 その他発熱・咳・鼻水・嘔吐・下痢(腹痛)など 症状は3日〜1週間で回復する。 薬の服用後もぐったりしている・頭痛・嘔吐・高熱が二日以上続く場合は合併症の注意が必要。 発疹が広がる以外は夏風邪の一角であるヘルパンギーナによく似ているので注意が必要だがどちらもウイルスによる感染症である。 手足口病の予防方法 手足口病は有効な特効薬もワクチンも存在しない事。 症状が回復した後もくしゃみなどで1週間・便からは2〜4週間と長いあいだにウイルスが排出され続けます。 その事を意識して家族間の共有物を分ける。 手洗いうがいの徹底をして気を緩めないようにしましょう。 共有物を分ける 洗面所のタオル・コップなどの共有物を個別にする。 食事中の箸やスプーンの共有を避けるなど 感染対策手洗いを行う 正しい手洗い方法を学ぶ。 手のひらだけでなく指先爪の間・親指の全体・指の付け根・手首などの日頃怠りやすい場所の擦り洗いが有効。 感染対策のうがいを行う 正しいうがいを学ぶ。 うがいは2種類ある。 手足口病とは?大人にうつる?症状や感染確率と予防方法は?まとめ 子供だけと思ったら大間違いかかったら重症化してしまう恐ろしい病気手足口病について学べましたね。 私の子供の頃発症した時は兄弟3人同じ部屋にいたのでしっかりと全員にうつり何ヶ月も治っては感染を繰り返した記憶があるのは兄弟間で様々な種類のウイルスを保有していたってことだったんですね。 いまだったらタオルの共有をやめて…と言いたいところですがきっとあの頃に戻っても元気すぎてまたみんな仲良く感染してしまう気がします。 せめて私の家族にはしっかりと対処して行きたいところですね。
次の目次 (クリックできます!)• ・手足口病は大人でもなる?感染率は? 手足口病は夏風邪の一種で、元々は5歳以下の子供に多い感染症ですが、 感染力が強くて子供から大人にうつることが実際に起こっています。 特に疲れていたり、体調の悪い時期であったりすると 大人でも手足口病に感染します。 手足口病に感染するのは90%以上が5歳以下の子供で 大人が感染する率というのは 0. 6%と言われています。 ちなみに大人が感染すると重症化することもあるので 注意が必要です。 続いて喉の痛み、口内炎、足の裏や手のひらに痒みのある発疹が できます。 また頭痛や食欲不振にもなります。 口内炎は1か所ではなく、数か所できるため 痛くて食事ができないといったところです。 そのため、スポーツドリンクや酸味の少ない果汁100%の ジュースで栄養補給するといいでしょう。 潜伏期間 3日~6日だと言われています。 手足口病のウィルスは感染力が強く、症状が出ないうちに 他の人へと感染しやすいのです。 感染経路 ・飛沫感染 感染者がくしゃみや咳をすることによって、ウィルスが 飛び散って他の人が吸い込みます。 ・接触感染 感染者とタオルを共有したり、ドアを触った手で口とか鼻を 触ることで感染します。 ・糞口感染 手足口病に感染した赤ちゃんのおむつを交換した手で 口や鼻を触ると感染します。 おむつ交換時は、マスクや使い捨て手袋の着用をお勧めします。 また、症状は治まってもウィルスは便と一緒に2~4週間は 排出されるので要注意です。 回復するまでどのくらいかかる? 熱や喉の痛み、頭痛は2~3日で治まり、手足の発疹も3~4日ほどでほとんど わからなくなります。 口内炎は1週間ほどすれば治まります。 感染を予防するには まず、 手洗いとうがいをしっかりとするのが基本です。 子供が感染している場合は、マスクを着用したり タオルの共用や同じ食器での食事は避けましょう。 またお風呂に一緒に浸かるのも避けましょう。 赤ちゃんが感染している場合は、おむつ交換の時は 使い捨て手袋やマスクの着用をしましょう。 おむつ交換後の手洗いは石鹸できれいにしましょう。 大人が手足口病に感染しやすくなるのは、疲労が溜まっていたり 睡眠不足や体調不良の時が多いので 日頃から規則正しい生活を身に付け、休む時はしっかりと 休むことが大切です。 手足口病にはワクチンや予防薬がないので、 自分自身でしっかりと体調管理する必要があるのです。 スポンサードリンク• ・手足口病に大人がなった場合の治療法は? 手足口病専用の薬はないのが現状です。 もし、前章でご紹介しました症状があれば まず 内科の受診をお勧めします。 発熱や喉の痛み、頭痛があったら、医師が相応しい薬を処方してくれます。 手足の発疹には、内科でも軟膏を処方してくれます。 痒みのある場合は保冷剤などで冷やすのも有効です。 口内炎は自然治癒するのを待つしかありませんが、 塩水でのうがいをお勧めします。 市販の口内炎専用のバンドエイドのようなものもあります。 口の中で自然に溶けるというものです。 口内炎で食べることが難しいなら、スポーツドリンク(ポカリがおススメ)や 酸味の少ないジュースを飲むといいでしょう。 口内炎の痛みでそれらもあまり飲めないようなら、病院で 点滴をしてもらいましょう。 手足口病は1週間ほど、遅くとも10日ぐらいで回復します。 ・出勤はできる? 大人なら手足口病になったら、気になるのが出勤してもいいかどうかですね。 手足口病の場合は、インフルエンザのように子供でも出席停止という 規則はありません。 当然、大人も出勤停止ということはありません。 しかし、発熱や激しい頭痛など体調が明らかに悪い場合は欠勤するべきでしょう。 発熱もなく喉の痛みや発疹、口内炎だけで 体はしんどくないという場合なら出勤してもいいでしょう。 ただし、手足口病は感染力が強く飛沫感染しますので 他の人にうつらないように マスクの着用は必要です。 ・まとめ 手足口病は子供だけでなく、わずかながら大人でも なる感染症です。 特に家族に小さいお子さんがいる場合は注意が必要です。 また、感染した大人から他の大人へも主に飛沫感染します。 大人も日頃から規則正しい生活習慣を身に付けて 手洗いやうがいはしっかりとしましょう。 自分の体調を考慮して出勤するかどうか判断して下さい。 メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。 メールアドレス 購読 人気記事一覧• 15,451件のビュー• 13,336件のビュー• 8,217件のビュー• 7,910件のビュー• 7,367件のビュー• 6,238件のビュー• 5,675件のビュー• 4,639件のビュー• 4,574件のビュー• 4,470件のビュー 最近の投稿• 最近のコメント• に より カテゴリー• アーカイブ• メタ情報•
次のSponsored Link 感染の原因は?どのようにしたら感染するの? 手足口病の原因ウイルスは現在わかっているだけで10種類以上あります。 その中でも例年感染報告が多いウイルスは「コクサッキーウイルスA16」と「エンテロウイルス」の2種類です。 手足口病にはワクチンも特効薬もありませんので、予防接種などで事前に予防することはできません。 ウイルスを保有している人の咳やくしゃみでウイルスが飛散し、他の人の粘膜に付着することで感染します。 手足口病のウイルスは高温多湿を好みますので、通勤の電車やバスには要注意ですね。 また、ウイルスがついた手で触った食べ物や物にはウイルスが付着します。 その食べ物や物を知らずに触った場合、手にウイルスが付着しますので、その手で粘膜に触れると感染します。 浴室の物やタオルの共有で感染する率が高いので、注意してくださいね。 オムツ交換やトイレでそのウイルスが手に付着し、手洗いをしないと感染する危険があります。 この3種類の感染経路を予防するには、 「マスクの着用」「手洗い」「うがい」が効果的です。 風邪やインフルエンザの予防と同じですね。 難しいことではないので、積極的に予防してください。 Sponsored Link 感染したらすぐ発疹が出る?潜伏期間はどのくらい? 予防をしているつもりでも感染することはあります。 会社に勤務する方などはマスクをしたまま商談、接客をすることも難しいでしょう。 万が一自分が感染した場合、どのような経過を辿るのか見ていきましょう。 自分が感染していることに気付かないので、他の人にうつしてしまう可能性があります。 普段からマスクを着用したり、デスク周りを除菌したりする癖をつけることで感染させてしまう可能性を減らすことができますね。 ・発症期(1日~3日) 手足の発疹、口内炎、発熱、下痢などの初期症状が出始めます。 症状が軽い時期のため、感染に気付いても会社へ行くことができると思います。 もしも出勤する場合には、人にうつさないよう十分に配慮しましょう。 ・重症期(6日~9日) 発疹や口内炎にかゆみ、傷みを伴います。 熱が出る場合は高熱になる時期でもあります。 手足口病の感染期間のうち一番長く、辛い期間になります。 最後まで残る症状はほとんどの場合、発疹です。 発疹は3日~4日の間で乾燥し、その後自然に消えますが、子供と比較すると予後は良いとは言えません。 皮や爪が剥がれる、痕が残るなどが確認されています。 手足口病の症状自体はこの発症期間~回復期間の合計10日~2週間程度でなくなり、唾液などからもウイルスはなくなります。 しかし、その後排泄物内にのみ1か月ほどウイルスは残りますので、保菌者であることを自覚した行動をしてくださいね。 感染は子供から?大人同士でも感染することがあるの? 結論から言ってしまうと、大人同士でも感染します。 一般的に子供の病気と思われるほど子供の感染者が多いため、感染元が子供であることも多くなります。 しかし、手足口病に感染する条件として 「子供から感染する」という条件はありません。 あくまでも、原因ウイルスをもっている人から 飛沫感染、接触感染、糞口感染で感染をする病気なのです。 手足口病は出勤停止命令対象の病気ではないため、重症期を除いたほとんどの方が出勤しているようです。 実はあなたの身近にも手足口病の原因ウイルスを保有した人がいるかもしれないのです。 また、潜伏期間で気づかないだけで自分が保菌者かもしれないのです。 手足口病は夏風邪の一種とされていることから、真冬に感染する確率は低いですが、夏前後には相手が子供でも大人でも感染することをよく覚えておいてくださいね! まとめ いかがでしたか? 手足口病は大人同士でも感染する可能性がある病気です。 日本の夏は原因ウイルスにとって格好の条件のため、毎年流行します。 潜伏期間があることからいつ誰が感染しているかわかりにくいので、日常的な予防を心掛けてくださいね! Sponsored Link•
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