足指が痛い!その原因は? 足の痛みの多くは足のアーチの崩れからくるものが多いのですが、それ以外にも足指の痛みの原因はさまざまです。 靴と足との相性によるものや、スポーツによるもの、また、痛風と強剛母趾のように見極めが紛らわしいものもあります。 そこで、原因と痛む場所について解説していきます。 あなたの足のトラブルにあてはまるものはありますか? 足指の痛みの原因はさまざま 1足指の痛みの分類:症状やどうして起こるのかというしくみから大まかに分類 足のアーチの崩れによるもの 外反母趾・バニオン・内反小趾・中足骨骨頭痛 「長時間歩行や履いている靴によって痛みが起こりやすく、ジンジン・ピリピリする痛み」 スポーツや過度の負担によるもの 強剛母趾・種子骨障害・フライバーグ亀裂骨折 ケーラー病 「骨壊死や骨変形によるジンジンという圧痛・ズキズキとうずくような疼痛・腫れなど」 疾患によるもの 痛風 「痛風発作による激痛。 24時間以内に痛みのピーク~数日で痛みが消失していく」 リウマチ等の自己免疫疾患 「慢性的な炎症による関節痛」 その他 巻き爪[圧痛や陥入爪によるズキズキとした疼痛] 痛むのはどこですか? 2 足指の痛みの分類:痛む場所別に分類 A:外反母趾(バニオン含む) 外反母趾の痛みは主に2通りあります。 1つ目は、親指の側面が腫れあがるように痛くなる場合。 コブのような滑液包「バニオン」を伴う痛み。 2つ目は、親指の関節を曲げるだけで痛むもの。 前者は靴にバニオンがあたることによる圧痛で、後者は、母趾の関節がずれてしまっているため、関節の曲げ伸ばしをするだけで痛みを生じてしまいます。 E:フライバーグ亀裂骨折ケーラー病 ケーラー病には舟状骨に発生する第1ケーラー病と、中足骨骨頭部指の付け根に発生する第2ケーラー病がありますが、足指の痛みに起因するものは第2ケーラー病です。 蹴り出すときに、疼痛・圧痛・腫れを生じるため、無意識のうちに患部への荷重を避けた歩き方になります。 原因として考えられるのは、不適合な靴を履いて足底部を絶えず圧迫し、慢性的な刺激が繰り返されることです。 靴底の薄い靴で、硬いアスファルトの上を長時間歩くことで誘発されます。 H:リウマチ(関節リウマチ) 痛風が男性に多いのに対して、関節リウマチは30~50代の女性に多い病気です。 痛み方も突然ではなく鈍い痛みから進行していきます。 発症部位も、1個所ではなく、数か所の関節に広がっていきます。 関節が炎症を起こしているため、朝起きた時に手足にこわばりがあったり、関節が動かしにくくなることで全身の倦怠感を覚えたりします。 関節リウマチは自己免疫疾患のひとつで、自身の免疫システムが関節の炎症を引き起こし、骨や軟骨を破壊していくので、早期に発見・治療し、関節破壊の進行を抑えることが重要です。 とにかく、疑われる症状がある場合は、リウマチ専門のお医者様に早めに相談することをお勧めします。 似ていても違う、痛みの原因 3 紛らわしい痛みの見分け方 A:外反母趾 バニオン と 強剛母趾 外反母趾の痛みは、母趾の関節をどの方向に曲げても痛みはありますが、強剛母趾の場合は、背屈 地面から浮かせる 方向へ曲げた場合に痛みが起きます。 また、外反母趾でバニオン(滑液包のコブ)がある場合は、靴にあたることで圧痛や腫れが起こることがあります。 B:フライバーグ亀裂骨折 ケーラー病 と中足骨骨頭痛 痛みを感じる部位は似ていますが、中足骨骨頭痛は、人差し指の付け根あたりにタコやマメがある場合が多く、タコやマメを押すとジンジン・ピリピリを神経性の痛みがあります。 対して、フライバーグ亀裂骨折 ケーラー病 は発赤、腫れ等の炎症症状を伴ない、突然に痛みが発生します。 稀に、中足骨骨頭痛が慢性化してしまうような靴底の薄い靴やヒール靴を履き続けることで、中足骨骨頭痛からフライバーグ亀裂骨折 ケーラー病 へ重篤化するケースもあるようです。 また、これらA、Bと混同しがちな、痛風発作や関節リウマチですが、尿酸値が高い男性が、夜中に、指の付け根が痛くなる場合は、痛風発作。 特に、関節リウマチは、関節破壊による足趾変形がおこる前に、治療を受けることである程度の改善も期待できますので、すぐに専門医を受診しましょう。
次の腱鞘炎は、手を酷使することにより引き起こされる疾患です。 指の腱鞘炎で「ばね指」という疾患があります。 これは指を曲げる腱(けん)や腱鞘が炎症を起こし、引っ掛かるようになるというものです。 指の付け根が痛み、腫れが生じることもあり、悪化すると指が動かなくなってしまいます。 ばね指はパソコンを使う職業以外でも、ボルダリングやテニスなどのスポーツ、更年期の女性にもよく見られる疾患です。 自分でできる対処法としては、やはり手を休ませるのが有効です。 仕事などの都合で安静にするのが難しい場合も、サポーターや手の使い方を工夫してうまく休息を取るよう心掛けましょう。 また、痛みが強い場合は消炎鎮痛剤の入ったシップや塗布剤を使用してできるだけ炎症が長引かないようにしましょう。 正式には「化膿性爪囲炎 かのうせいそういえん 」といいます。 手足の指にできた傷などから細菌が入って、炎症が起きる疾患です。 爪の周りが赤く腫れて、発熱を伴う痛みが現れます。 炎症が軽度の場合は膿疱(のうほう)ができる程度で済みますが、重症になると関節にも炎症が及んだり、爪がはがれてしまったりすることもあります。 対処法は、指先にけがをしたらすぐに水道水でよく洗い、傷口を清潔なガーゼなどで保護をすること。 ひょう疽の原因となる細菌の侵入を防ぎましょう。 普段から皮膚の保湿をしてバリア機能を高めておくと予防になります。 なお、「安静にしているときに痛みが出る」、「日常生活に支障が出るほどのひどい痛みを感じる」という場合は、必ず整形外科専門医もしくはリウマチ専門医がいる病院を受診してください。 痛みの原因を探るため、さまざまな検査を行うことができます。 使い過ぎによって筋肉や骨が炎症を起こしている「overuse 体質」や「加齢変化」、免疫作用が働きすぎて自分の細胞を傷つけてしまう「免疫異常」の疑いがある場合は、まずレントゲン検査を行います。 そのほか、超音波検査や血液検査で異常が発覚することも。 症状や検査結果によって消炎鎮痛剤や免疫調整剤などの薬物治療を行います。 症状の悪化を防ぐために重要なのは、「指の関節くらいなら大丈夫だろう」と放置せず、その日のうちに痛みをとるようにすることです。 「同姿勢同作業を長時間しないこと」、「血液循環を良くしむくみを軽減すること」を意識しましょう。 そのほか、日常生活の動作におけるストレスを軽減するのも大切です。 入浴は血液循環の改善やリラックスにつながるのでとてもおすすめ。 痛みを感じるときは、けっして無理はしないようにしてくださいね。 (藤野晶@dcp).
次の指の第一関節が痛い場合に考えられる病気は? 指の第一関節が痛む病気として考えられるのは、 ヘバーデン結節です。 ヘバーデン結節は、軟骨がこすれることによって関節の回りの骨が変形しおこる病気です。 ホルモンバランスの崩れや更年期障害の時などに起こる病気として言われています。 関節が腫れたり痛んだりと症状が出るのが特徴となっていますね。 女性ホルモンとして代表的なエストロゲンが分泌されるのはご存知の方も多いと思います。 更年期に入ると、女性ホルモンの分泌量も減少してきます。 女性ホルモンの分泌が減ることによりヘバーデン結節が起こるといわれています。 水疱が第一関節付近にできることも確認されていますね。 症状がひどくなると日常生活にも支障が出てきてしまいます。 X線撮影を行うことで、診断がつきますよ! 指の関節が痛いのは膠原病の場合も? 膠原病は、様々な内容が盛り込まれたもの総称といわれます。 膠原病の主な症状といわれるのは次のような症状です。 関節の痛みは、ほかの部位に起こるようですので指の場合は、膠原病と診断されにくい可能性があります。 指の第一関節の痛みを軽くするには? 指の第一関節の痛みを軽くするためには、 固定をすることがまず一番となっています。 テーピングなどで固定してしまえば、ある程度痛みは軽減できますよ! 固定をしているのが周りの方に知られたくない場合は、テープの色を変えてみるのも良いかもしれませんね。 あまりに痛みがひどい場合は、投薬してもらうのが早期解決になります。 それ以外には、冷やしたりマッサージをすると痛みが軽くなりますよ。 痛いときは、使いすぎないように注意をしてみてくださいね。 ステロイドの注射などもあるにはありますが、人によってはステロイドの注射は嫌という方も当然いると思います。 第一関節が痛み始めたらまずは痛みを和らげるようにしてみてください。 スポンサーリンク 指の第二関節が痛いのはブシャール結節?関節リウマチ? ブシャール結節は、第二関節に痛みが起こります。 その原因として考えられるのは、次のようなものがあげられます。 倦怠感 2. 複数の関節の腫れ 3. 発熱や食欲不振 4. 左右対称に第一関節と第二関節が腫れる 5. 痛みが持続する 6. 起床後に痛みが現れる 7. 関節のこわばり これらの初期症状が当てはまると 関節リウマチの可能性が大となります。 原因として考えられるのは、やはり老化によるものと女性ホルモンの分泌量が減少することが言われています。 症状が進んでいくと、指や軟骨が壊れてしまい、関節が変形してしまいます。 初期治療が変形を防ぐためにはとても重要になってきますので注意してくださいね! スポンサーリンク 関節リウマチを予防するには? 関節リウマチを予防する方法には、いくつか守らなければならないルールがあります。 煙草を吸うことで、免疫力が低下してしまいます。 免疫低下することで、関節リウマチも起こしやすくなります。 禁煙することである程度は、防ぐことができます。 腸内環境を整える点ですが、自己免疫力を高めることができます。 腸内環境は、整えられるだけでそれ以外にもメリットが得られます。 是非整えるように心がけてみてください。 関節リウマチを予防するためには、 関節が冷えるのを防ぐようにしましょう。 夏場冷房が効きすぎているのは、関節を冷やしすぎてしまいます。 腫れがひどいときは、冷やすようにしてくださいね。 ウイルス感染することが多いと、関節リウマチを引き起こす原因となってしまいます。 なるべくウイルス感染をしないように気を付けましょう。 骨の栄養源になるカルシウムやビタミンDを積極的にとるように心がけましょう。 同じ姿勢を続けると、筋肉自体がこわばってしまいます。 一定時間過ぎたらリラックスするためにストレッチなどをしてみてください。 予防方法を知っておけば、悪化は防げるはずですので是非予防してみてください。 指の関節の痛みで指が変形する人は? 指の関節の痛みで指が変形する病気は、たくさんあります。 ヘバーデン結節とブシャール結節があります。 ヘバーデン結節は第1関節が変形します。 男女関係なく発症しています。 ブシャール結節は、第2関節の変形です。 こちらは、更年期発症している女性に多いです。 指の変形する理由は、ホルモン分泌が深く関係しています。 指の変形は、更年期障害の一種と考えられています。 更年期障害の1種と考えられているけれど、治療は何科でするようになるのか気になりますよね。 指のことなのでまずは、整形外科を訪れてみてください。 更年期障害症状の他の症状がある場合は、婦人科を訪れるのもよいかもしれません。 ただ指に関する痛みは、鎮静剤の処方ぐらいになるのではないかと思いますので、やはり整形外科に行かれるのが無難ですね。 整体でこわばりを取ってもらうと多少痛みは軽くなる可能性はあります。 症状など総体的判断は、やはり整形外科で一度レントゲンなどを取ってもらうほうが良いですね。 初期症状の内に治療するのが悪化を防ぐポイントとなります! 指の関節が痛い!第一関節、第二関節まとめ 指の関節が痛い!第一関節、第二関節は、更年期障害の1つということがわかりましたね。 ホルモン分泌が関係しているとは知りませんでした。 年齢を重ねていくと、色々な部位にガタが来てしまうのは当然です。 予防をすることはできますので是非予防をしてみてください。 ちょっと痛みがひどいなと思ったりしたときは、迷わずに病院に行ってみてください。 ひどくなってから受診をしても治りにくくなっています。 初期治療の大切さはどの病気においても言えること。 痛みを我慢するよりもまず治療ということを覚えておいてくださいね。 スポンサーリンク.
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