目黒女児虐待死事件の船戸優里被告に対して、検察側は懲役11年の求刑をしました。 1年半前の事件ですが、この事件を機に児童の虐待事件が跡を絶たちません。 目黒の結愛ちゃん、野田市の心愛ちゃん、出水市の璃愛來ちゃんに関する共通点や、なぜ繰り返されるのかを調査しました。 スポンサーリンク 裁判の争点 東京都目黒区で2018年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里被告(27)に対し、検察側は優里被告が 虐待の発覚を恐れて病院に連れて行かず、放置したと主張して、懲役11年を求刑。 検察側は論告で「夫との関係を維持するために娘の生命を犠牲にした」と指摘。 「両親に未来を奪われた無念さは計り知れず、結果は極めて重大だ」と述べた。 出典; 一方、弁護側は、罪の成立は争わないとしつつ、 雄大被告から心理的なドメスティックバイオレンス(DV)を受け、精神的な支配下にあったと訴えています。 優里被告は被告人質問で、再婚後に雄大被告から説教が繰り返されるようになったと説明。 雄大被告の命令は絶対で「ロボットのように聞いていた」とし、反発して怒らせると結愛ちゃんに怒りが向くため、結愛ちゃんの衰弱を見過ごしたとしている。 引用; 判決は9月17日(火)15時に言い渡されます。 特にこの事件では、船戸雄大被告、優里被告に虐待されながらも、許してくださいと願い手紙が話題になりました。 〇追記:9月17日 懲役8年の判決 東京地裁(守下実裁判長)は17日、懲役8年(求刑・懲役11年)の判決を言い渡した。 結愛ちゃんの手紙が泣ける! この公判でも、手紙が読まれました。 詳細記事はこちらです。 自宅からは結愛ちゃんが平仮名で「 きょうよりも あしたは もっとできるようにするから、おねがいゆるして、ゆるしてください」などと書かれたノートも見つかったという。 引用; 全文も紹介します。 出典; こんな手紙を5歳の女の子が訴えるのって、悲しすぎますね。 超かわいい、結愛ちゃんの画像 引用; スポンサーリンク 今回は3つの児童虐待事件の共通点についてまとめてみました。 だが児相は虐待の危険度を引き上げず、再度の保護を見送った。 引用; 一時保護をし、病院であざを確認するが、再度保護をしなかった。 香川県の第三者委員会が「児相は、 父親への直接的な指導は十分に行っていなかった」と批判した。 引用; 東京への児相への連絡が不十分のようです。 心愛ちゃんの場合は 父親による心愛さんへのどう喝について、母方の親族から相談があったことを 野田市に引き継いでいなかった。 引用; 転校先の学校でも栗原勇一郎被告の恫喝に学校や委員会がうろたえ、何もできない状況に陥ていました。 父親を指導できないばかりか、イニシアティブを握られ、本当に心愛ちゃんを見殺しにしてしまうことになっていましたね。 璃愛来ちゃんの場合は 児相は母親に交際相手がいることを把握したものの重視せず、転居先の出水市も男と同居していることに気付かないままだった。 薩摩川内市は「交際相手などのプライバシーに踏み込むのは難しい」と説明している。 引用; 璃愛来ちゃんは7月まで住んでいた鹿児島県薩摩川内市で夜間に1人で徘徊していました。 空腹のあまり、スーパーでお菓子売り場の前にポツンと立っていたこともあるようです。 県警薩摩川内署員に4回保護され、同署は児相に「一時保護すべきだ」と通告したが、児相は一時保護しないというミスを。 さらに薩摩川の児相は「 交際相手などのプライバシーに踏み込むのは難しい」と説明しているようです。 それゆえ、出水市は、日渡容疑者と同居していることに気付かないままでした。 どうして児相の判断ミスが生じるのか? 責任を取りたくないからでしょうか? 公務員仕事だからでしょうか? 子どものことを真剣に考えていないからでしょうか? 児相に限らず、どの職場にも使命感の薄い職員はいることでしょう。 専門家の意見によると 児相の裁量が大きすぎるのが問題と指摘されています。 裁量が大きいのに、判断基準があいまい。 これでは、どう判断していいかわからず、また、部署によっても判断がぶれますよね。 児相の仕事内容や、一時保護する基準など、現場の判断まかせではなく、整備していかないといつまでもなくならないのではないでしょうか? スポンサーリンク ネットの反応 結愛ちゃんにあれだけのことをしておいて懲役11年求刑って短すぎない? 今27歳で38歳で出所。 DV被害者で洗脳されていて正常な判断ができないから罪を軽くするというなら親権は与えないでほしい。 に親権を与えるなんて日本狂ってる。 今は雄大なんかどうでもいい。 あいつが悪い。 あいつだけが悪い、私は無実。 だからはやく助けて、 と言っているお化けのようにしか見えない。 — かふくつ wasuremai4444 結愛ちゃんの ゆるしてください と 船戸の 許してください。 同じ 許してください でも 同じ言葉とすら思えない 全然違う かたや、天使の助けを乞う声 かたや、悪魔の悪あがきの声 — かふくつ wasuremai4444 あなたが語ったことが仮に全て真実だとしても 私はあなたに同情できない ましてや可哀想辛かったねと微塵も思えない。 あなたは言葉の暴力で支配されていたのかもしれない、でも最愛の娘が目の前で暴力をふるわれ泣き叫び痣ができ腫れているのを目の当たりにしたとき — 猫丸。 ご近所の人は何度も通報してくれているのに、、。 通報され、保護されると、なかなか家には帰してもらえないと思ってたけど、こんな状況でも簡単に保護を解除するですね? — さいとう qZPgEQJFXdhM3gy 結愛ちゃんの両親に残した手紙、心が痛い… 遊びたい盛りの幼子が、どんな思いであの文章を書かされたのか考えると胸が痛い… 結愛ちゃんは2度殺されてる。 1度目は心を殺されて… 来年の4月から児童虐待防止法が施行されるが遅いよ… 児相の存在意義ってどこにあるんだ? — ふろん Foget1975 もうこれ以上、犠牲者をださないようにしてもらたいですね。 大人がしっかり子どもを守らないと。 9月10日15時に判決が出ます。 船戸優里被告は見殺しにした罪を残りの人生で償ってもらいたいですね。 スポンサーリンク.
次の目黒女児虐待死事件の船戸優里被告に対して、検察側は懲役11年の求刑をしました。 1年半前の事件ですが、この事件を機に児童の虐待事件が跡を絶たちません。 目黒の結愛ちゃん、野田市の心愛ちゃん、出水市の璃愛來ちゃんに関する共通点や、なぜ繰り返されるのかを調査しました。 スポンサーリンク 裁判の争点 東京都目黒区で2018年3月、船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)が死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里被告(27)に対し、検察側は優里被告が 虐待の発覚を恐れて病院に連れて行かず、放置したと主張して、懲役11年を求刑。 検察側は論告で「夫との関係を維持するために娘の生命を犠牲にした」と指摘。 「両親に未来を奪われた無念さは計り知れず、結果は極めて重大だ」と述べた。 出典; 一方、弁護側は、罪の成立は争わないとしつつ、 雄大被告から心理的なドメスティックバイオレンス(DV)を受け、精神的な支配下にあったと訴えています。 優里被告は被告人質問で、再婚後に雄大被告から説教が繰り返されるようになったと説明。 雄大被告の命令は絶対で「ロボットのように聞いていた」とし、反発して怒らせると結愛ちゃんに怒りが向くため、結愛ちゃんの衰弱を見過ごしたとしている。 引用; 判決は9月17日(火)15時に言い渡されます。 特にこの事件では、船戸雄大被告、優里被告に虐待されながらも、許してくださいと願い手紙が話題になりました。 〇追記:9月17日 懲役8年の判決 東京地裁(守下実裁判長)は17日、懲役8年(求刑・懲役11年)の判決を言い渡した。 結愛ちゃんの手紙が泣ける! この公判でも、手紙が読まれました。 詳細記事はこちらです。 自宅からは結愛ちゃんが平仮名で「 きょうよりも あしたは もっとできるようにするから、おねがいゆるして、ゆるしてください」などと書かれたノートも見つかったという。 引用; 全文も紹介します。 出典; こんな手紙を5歳の女の子が訴えるのって、悲しすぎますね。 超かわいい、結愛ちゃんの画像 引用; スポンサーリンク 今回は3つの児童虐待事件の共通点についてまとめてみました。 だが児相は虐待の危険度を引き上げず、再度の保護を見送った。 引用; 一時保護をし、病院であざを確認するが、再度保護をしなかった。 香川県の第三者委員会が「児相は、 父親への直接的な指導は十分に行っていなかった」と批判した。 引用; 東京への児相への連絡が不十分のようです。 心愛ちゃんの場合は 父親による心愛さんへのどう喝について、母方の親族から相談があったことを 野田市に引き継いでいなかった。 引用; 転校先の学校でも栗原勇一郎被告の恫喝に学校や委員会がうろたえ、何もできない状況に陥ていました。 父親を指導できないばかりか、イニシアティブを握られ、本当に心愛ちゃんを見殺しにしてしまうことになっていましたね。 璃愛来ちゃんの場合は 児相は母親に交際相手がいることを把握したものの重視せず、転居先の出水市も男と同居していることに気付かないままだった。 薩摩川内市は「交際相手などのプライバシーに踏み込むのは難しい」と説明している。 引用; 璃愛来ちゃんは7月まで住んでいた鹿児島県薩摩川内市で夜間に1人で徘徊していました。 空腹のあまり、スーパーでお菓子売り場の前にポツンと立っていたこともあるようです。 県警薩摩川内署員に4回保護され、同署は児相に「一時保護すべきだ」と通告したが、児相は一時保護しないというミスを。 さらに薩摩川の児相は「 交際相手などのプライバシーに踏み込むのは難しい」と説明しているようです。 それゆえ、出水市は、日渡容疑者と同居していることに気付かないままでした。 どうして児相の判断ミスが生じるのか? 責任を取りたくないからでしょうか? 公務員仕事だからでしょうか? 子どものことを真剣に考えていないからでしょうか? 児相に限らず、どの職場にも使命感の薄い職員はいることでしょう。 専門家の意見によると 児相の裁量が大きすぎるのが問題と指摘されています。 裁量が大きいのに、判断基準があいまい。 これでは、どう判断していいかわからず、また、部署によっても判断がぶれますよね。 児相の仕事内容や、一時保護する基準など、現場の判断まかせではなく、整備していかないといつまでもなくならないのではないでしょうか? スポンサーリンク ネットの反応 結愛ちゃんにあれだけのことをしておいて懲役11年求刑って短すぎない? 今27歳で38歳で出所。 DV被害者で洗脳されていて正常な判断ができないから罪を軽くするというなら親権は与えないでほしい。 に親権を与えるなんて日本狂ってる。 今は雄大なんかどうでもいい。 あいつが悪い。 あいつだけが悪い、私は無実。 だからはやく助けて、 と言っているお化けのようにしか見えない。 — かふくつ wasuremai4444 結愛ちゃんの ゆるしてください と 船戸の 許してください。 同じ 許してください でも 同じ言葉とすら思えない 全然違う かたや、天使の助けを乞う声 かたや、悪魔の悪あがきの声 — かふくつ wasuremai4444 あなたが語ったことが仮に全て真実だとしても 私はあなたに同情できない ましてや可哀想辛かったねと微塵も思えない。 あなたは言葉の暴力で支配されていたのかもしれない、でも最愛の娘が目の前で暴力をふるわれ泣き叫び痣ができ腫れているのを目の当たりにしたとき — 猫丸。 ご近所の人は何度も通報してくれているのに、、。 通報され、保護されると、なかなか家には帰してもらえないと思ってたけど、こんな状況でも簡単に保護を解除するですね? — さいとう qZPgEQJFXdhM3gy 結愛ちゃんの両親に残した手紙、心が痛い… 遊びたい盛りの幼子が、どんな思いであの文章を書かされたのか考えると胸が痛い… 結愛ちゃんは2度殺されてる。 1度目は心を殺されて… 来年の4月から児童虐待防止法が施行されるが遅いよ… 児相の存在意義ってどこにあるんだ? — ふろん Foget1975 もうこれ以上、犠牲者をださないようにしてもらたいですね。 大人がしっかり子どもを守らないと。 9月10日15時に判決が出ます。 船戸優里被告は見殺しにした罪を残りの人生で償ってもらいたいですね。 スポンサーリンク.
次のどんな事件? 平成30年3月、東京都目黒区にて両親によって船戸結愛ちゃん(5)が虐待死した事件。 先日、母親の船戸優里が東京地裁の裁判員裁判で懲役8年が言い渡されている。 (9月30日付で船戸優里被告が控訴中) 今日は父親の船戸雄大の初公判。 この船戸雄大は実の父親ではなく、結愛ちゃん(船戸優里の連れ子)の 義理の父親である。 事件概要• 事件番号 平成30年合わ第149号• 事件名 保護責任者遺棄致死、傷害、大麻取締法違反• 守下実裁判長• 水橋孝徳弁護士• 刑事第1部• 426法廷 公判内容 冒頭陳述(弁護人) 水橋弁護人の第一声は「人の親になるのは難しい」でした。 「子供が生まれて人はすぐに親にはなれない。 喜びや挫折を味わいながら親として成長していく。 それでも虐待は許されたことではない。 しかし、それでも被告人が結愛ちゃんの父親であろうとしたことは念頭に置いておいてほしい」そんな言葉を裁判員に投げかけました。 ここで雄大被告はハンカチで口を抑えすすり泣きます。 雄大被告の生い立ち、事件の状況など 8歳年下の妹がおり、両親は健在。 千葉で生まれ北海道で育ち、2回の転校を経験している。 その中で人を観察し、人を気にすることが彼の性格となっていった。 大学を卒業しシステム職に就くが、その会社が上場企業となり仕事のプレッシャー、ストレスが増えていった。 それから体調不良や脱毛症に悩むこととなり仕事を辞め、札幌のクラブの黒服として稼動し始める。 平成27年に香川県高松へ移り、キャバクラの黒服として働きそこでキャストとして働いていた優里被告と出会う。 離婚歴があり子持ちであったことを理解した上で関係は急接近、体の関係を持ち真剣交際へと繋がっていった。 同年11月から結婚を意識した同棲を始める。 理想の家族は明るく何でも言い合える仲。 理想の子供は友達が多く目標を持った子。 そんな理想からかプレッシャーを感じ始め、また結愛ちゃんと血が繋がっていないことから、優里被告・結愛ちゃんの日常生活の細かい部分に目がいくようになった。 それからは2人に対してきつく怒声を浴びせるようになる。 雄大被告は涙を流しながらハンカチで口を抑える。 平成28年4月、優里被告と入籍し結愛ちゃんを養子として迎える。 この時期すでに優里被告は雄大被告に反論できない状態にあったという。 また結愛ちゃんに対しては友達が少ないこと、食事への執着に対して怒りを覚え始め、当時3歳であった結愛ちゃんに対して言葉で理解させようと鬼やお化けを使って教育をするも上手くいかず、徐々に押入れに入れる、外に出す、手を上げるなどエスカレートしていった。 平成28年9月に2人の間に息子が生まれる。 同年12月と翌年3月には結愛ちゃんが一時保護をされるまでになった。 児相の職員から「血が繋がっていない家族だから」と言われ、 強い拒否感を感じたという。 その後単独で東京に移り、後から家族3人が東京にやってきた。 その際結愛ちゃんが沢山の食事をしていたことに怒りや不安を覚え虐待が悪化。 結愛ちゃんが小学校に入学する前のことだった。 冷水シャワーを浴びせたり、馬乗りになって顔面を拳で殴るなどの暴力をふるうようになるが当初は結愛ちゃんは食事もでき、喋れる状態にあった。 しかし平成30年2月28日、結愛ちゃんが嘔吐を繰り返し食べたものを戻すようになった。 バナナやジュースを少し食べる程度であった。 この時雄大被告は病院に連れて行かなくてはと思ったが、虐待が発覚するのを恐れそれをしなかった。 まだ生命の危険はないと感じた。 翌日3月1日、結愛ちゃんは黒い嘔吐を繰り返し、そこで雄大被告はこのままだと本当にまずいと感じた。 翌日、ブドウ糖の飴、経口補水液を自ら購入し、結愛ちゃんに与えるなどの行為をしている。 ついに弱ってきた結愛ちゃんは目を開くことはなく自宅で亡くなった。 雄大被告が119番通報をする。 ここでは雄大被告はハンカチで目を抑えていた。 冒頭陳述の終わりに、水橋弁護士はこう語る。 「雄大被告はなぜこのような行為を行ったのか、彼なりの親でありたいという表現であったのではないか。 決して愉快犯的な行為ではなく、連れ子が邪魔だったという訳ではない。 裁判員の皆さんには保護責任者遺棄致死、要するに適切な保護をしなかった罪の重さについて考えてほしい。 それは保護の程度がどれほどであったのかであり、虐待をしたこと、優里被告への暴力とは分けて考えてほしい。 」旨述べた。
次の