片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と橋本環奈がW主演を務めた映画『午前0時、キスしに来てよ』のBlu-ray&DVDが17日に発売される。 そのスペシャル・エディションの特典映像となるビジュアル・コメンタリー収録がこのほど行われ、片寄、橋本が撮影秘話を明かした。 2019年12月6日の公開以来、動員数99万人を突破、興行収入12億円を見込む大ヒットとなっている。 今回、ビジュアル・コメンタリー収録に初めて臨むという片寄に、橋本は「注意しなきゃいけないのは、観ちゃうこと。 黙っちゃうの」とアドバイス。 片寄は「ビジュアル・コメンタリーパイセン……ビジュコメパイセン的には、ちゃんとしゃべらないといけないと」と、気を引き締めた。 試写以来、久々に本作を観るという橋本。 かたや片寄は、公開1カ月後に劇場に足を運んで鑑賞したといい、「素敵な映画だと思いました」と自信の表情。 橋本は「どんなテンションで言ってるのかわからない」と笑いながらも、初めて2人で鑑賞することが「楽しみ」と期待を寄せて画面を見つめた。 「原作では柄の入ったパンツだったんですよ」と、あえて原作と変化をつけた衣装で臨んだことを明かした。 続いて盛り上がったのは、楓が突如、日奈々の学校に現れるシーン。 片寄が「私靴に私物のデニムっていう。 実は、本作には同シーン以外にも片寄の私物が衣装として登場している。 片寄自身が積極的に意見を出したという、衣装総数70着にのぼる楓のファッションも注目だ。 また楓が日奈々に「今度、君の名前教えて」と伝える場面では、「(今度ではなく)いま聞きなさいよ!」と互いに声をあげ、純粋に映画を楽しむ姿も。 汚くならなくてよかった」と安堵し、「キスの予約って鼻でできるんだね」(片寄)、「普通はできないです」(橋本)とおどけながら、名場面の撮影を振り返った。 報道陣に囲まれる楓を見て、橋本が「リアルすぎて怖い」と本音を漏らすと、片寄は「好きな人と一緒にいて何が悪いんだろうなぁ。 でも芸能人だしなぁ。 女子高生だしなぁ」とポツリ。 その後、「……って、すっげぇ心動かされちゃってんじゃん、俺!」と我に返る片寄に、橋本は大笑いだった。 コメンタリー収録では共演者の印象も明かされ、日奈々の幼なじみ・浜辺彰役を演じた眞栄田郷敦について「郷敦ってなんかいいよな。 ちょっと切ない感じが」と片寄。 一方、橋本は「おもしろいし、ピュア。 (休憩中に)ずっとカッコいい英語を言わせるっていう(笑)。 また楓のマネージャー・高橋茂雄役の遠藤憲一について片寄は、「セリフをすごく考えてくださって、現場で変えたりもする。 作品のことを考えてやってくださるのが印象的だった」と話し、橋本も「気さくに話してくれた」とにっこり。 その一方で、遠藤との2ショットシーンではカラスの鳴き声に悩まされたそうで、「エンケンさんがしゃべるたびに音が鳴っていて、『うるせぇぞ!』ってカラスに言っていた 笑 」と意外な苦労を明かした。 映画を観終えた橋本は「(公開から)時間が経ってから観ると、また新たに気づくことってあるね」といい、「いや~、よかったなぁ」と続けると、片寄は「思うでしょ?俺もこの間観て、そう思ったの」と嬉しそう。 撮影は「楽しかった」と声を合わせ、良い空気感で撮影できたという共演者との関係性も含めて、「いろんな方に観ていただけたら」と片寄。 またビジュアル・コメンタリーについて「(映画を)本人たちが観ているのは貴重だし、発見もある」とアピールし、橋本も「楽しんでほしい」とメッセージを送った。 収録を終え、片寄が「たまに変なツッコミしていたかもしれない」と感想を述べると、橋本は「ツッコミというか、それってビジュアル・コメンタリーなのかな?っていうコメントはありましたよ(笑)」と笑い。 片寄も「(ただの)ファンかなって」と自覚しているようで、橋本も「観れば観るほど感情移入しちゃって、ファンの集いみたいだった」と笑顔を見せた。 最後に橋本は「Blu-rayやDVDは止めたりできるし、友達と家で楽しめるのは特別感がある。 ビジュアル・コメンタリーなら、私たちと一緒に観ている感覚になれるんじゃないかな」と語り、片寄も「ぜひ、大切な方と一緒に楽しんでください。
次の僕は、橋本さん本当に現場に来るのかなあと思っていました。 初日は撮影シーンも少なくてあまりたくさんお話はできなかったですけど、わりとすぐに打ち解けましたよね」 片寄「僕はよく、差し入れなどの参考になるかなと、初めてお会いする方に好きな食べ物は何かお聞きすることが多いんです。 初日からそういう感じでした。 お互い、そんなに人見知りするタイプじゃないので…しないですよね?」 橋本「しませんね(笑)。 さらに2日目の遊園地デートの撮影で、すっかり打ち解け合いました。 ジェットコースターやメリーゴーラウンド、空中ブランコとか、ずっと一緒に乗り物に乗っていて、楽しかったです」 片寄「1つだけ、橋本さんがすごく苦手な乗り物があって。 大きな船が前後に揺れる絶叫マシン。 他のものは全然、得意なのにあれだけダメだったんですよね。 そのシーンもちゃんと使われているんですが、あの笑いは僕の素の笑いです(笑)」 橋本「あの揺れ方が苦手だったんです。 2~3回くらい乗っただけでOK出たので、まだよかったですけど。 でもあの日は本当に楽しい撮影でした。 これを明かすと、自分のことが知られてしまうので恥ずかしいんですけど(笑)。 AB型は基本的にAB型である自分が好き、とか。 あと、あまり照れたりしないとか」 橋本「分かる分かる(笑)。 あと、変わっていると思われがちだけど意外に協調性がある」 片寄「そう! AB型というと大抵、変人でしょと言われてはじかれがちなんです。 でも実は変わっている自分も嫌いじゃない…みたいな話で盛り上がっていました(笑)」 橋本「お会いする前は、片寄さんって、もうちょっとクールなイメージというか、こんなにお話してくださる方だとは思わなかった。
次のGENERATIONS片寄涼太(25)と女優橋本環奈(20)が8日、大阪市内で「午前0時、キスしに来てよ」(新城毅彦監督)の舞台あいさつに出席した。 お笑いの本場、大阪だけに、センターにマイクが置かれ「2人合わせて『よせ・かん』です」と漫才風にあいさつした。 橋本は「舞台あいさつで漫才はおかしいです。 本当にすると思わなかった。 (漫才を)やるって聞いたのさっきだから」と笑顔で話した。 片寄はこの日、京セラドーム大阪で行われていたGENERATIONSのライブ終わりに駆けつけた。 大阪出身の片寄は「大阪でライブがあって、舞台あいさつもあって、特別な気持ちです」と話した。 関西弁を求められると「めちゃくちゃうれしいです」と関西弁のイントネーションで話し、会場を盛り上げた。 国民的スーパースターと女子高生の恋の行方を描く作品。 夢見がちな普通の女子高生、花沢日奈々を演じた橋本は「似ている部分がなくて新鮮でした。 スーパースターとの恋だからこそ、見ている人が(日奈々を)嫌いにならないように心がけました」。 国民的スター綾瀬楓を演じた片寄は「今までGENERATIONSとして活動してきた時間と、個人で芝居に挑戦させていただく時間全部が楓の役作りになるのは感慨深い」と話した。 運命的な恋にちなんで、運命だと思ったことを聞かれると、橋本はマネジャーとの出会いと答えた。 「家族みたいで、3年くらい一緒に暮らしてた。 何でも分かる仲」。 片寄は「楓に出会えたことがすごい運命。 今のタイミングでよかった」と答えた。 2人にはサプライズで原作者のみきもと凜からメッセージとイラストが書かれた色紙が送られた。
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