東京乳母車
経歴 [ ] プロ入り前 [ ] 小学3年次から「サクセススポーツ少年団」で野球を始め、6年時には打順4番。 中学時代は「京都田辺ボーイズ」に所属し、として3年春にらとともに全国制覇、また全日本に選ばれ主将を務める。 に進学。 ポジションは。 2年夏に3打席連続を記録し全国屈指の強打者として名を上げる。 3年夏は主将としてチームを率いたが、1回戦で（同年県大会優勝）と当たり敗退。 高校通算は4割以上、本塁打28本、チーム最高成績は2年夏の県大会ベスト4。 2学年先輩にはがいる。 で、から4巡目で指名。 契約金3,000万円、年俸600万円（金額は推定）という条件で入団した。 入団当初のは 68。 楽天時代 [ ] - は登録ではあるが中学以来のに再挑戦し、正式にとして登録された。 二軍で打率. 305、8本塁打の好成績を残し、サードを中心に内野の全ポジションで起用された。 10月2日に一軍へ初昇格。 翌日の戦で「2番・」としてプロ初出場を果たし、4打数2安打・プロ初安打・初打点をあげる活躍で初めてお立ち台に上がりを受けた。 また二軍での活躍が評価され、2007年度のイースタン・リーグ優秀選手賞を受賞した。 2007年8月4日にで開催されたにチームメートらと参加。 予定にはなかったが、パレードを先導するメインのを打ち鳴らしスポットライトを浴びた。 には初の開幕メンバー入りを果たすも出場機会に恵まれず二軍落ちし、その後やとともに一軍に昇格し、その日の試合で「2番・三塁手」で出場するも、バントの失敗などもあり再び二軍落ちした。 二軍では打率. 252、球団トップの9本塁打を打ち、セカンド・サード・ショートをそれぞれ20試合以上守った。 では日本人トップの打率. 291を出すなど活躍した。 2009年も二軍ではチームトップタイの11本塁打を放ち、内野の全ポジションを守るなどユーティーリティーぶりを発揮したが打率が. 225と低迷してしまい、一軍では2年連続の安打なしに終わった。 9月21日の戦では全4打席で出塁し、監督から高評価を得た。 ・セカンド・サード・ショート・の5ポジションでのスタメン出場を果たし、自己最多の出場機会を得た。 シーズン終了後には、台湾で開催されたに選ばれた。 2011年のシーズン終了後、背番号が「 32」に変更となった。 5月23日の戦（）でプロ初本塁打を、7月10日の戦（Kスタ宮城）ではプロ初のサヨナラ本塁打を放つ。 7月13日の日本ハム戦（Kスタ宮城）でプロ初の4番として起用される。 しかし、9月5日の日本ハム戦（）で帰塁の際に左膝を痛め途中交代、左膝後十字靱帯の部分損傷と診断され 、残りのシーズンを棒に振った。 打席数は少なかったものの、打率. 295、5本塁打、. 783と結果を残した。 監督に打撃力を買われ、守備のまずさを我慢して起用され結果を残したことから「 星野チルドレン」とも呼ばれた。 は開幕戦に「3番・左翼手」として出場するも、4月中旬に二軍落ちとなった。 二軍では5月2日の試合で死球を受け、右手の甲を骨折。 再昇格は7月までずれ込んだ。 再昇格以降は「6番・左翼手」 として定着し、特に7月と8月は連続で月間打率3割を超えるなど大活躍。 通年では8本塁打、47打点、. 364と楽天初のリーグ優勝・日本一に貢献した。 1月22日に、登録ポジションを内野手から外野手へ戻すことが球団から発表された。 開幕から左翼手として起用されたが、4月終了時点で打率. 193と打撃不振に陥る。 8月こそ10試合の出場ながらやや上向いたが、前年より成績を悪化させてシーズンを終える。 は、5月に一時期ながら打率が3割に達するなど好調さを見せたが、同月31日の戦でファウルを打った際に右手を骨折し抹消。 8月に復帰後は25打席で3安打しか打てず、再び抹消された。 は開幕から主に代打として出場。 5月28日時点で打率. 353と好調であったため、翌29日の日本ハム戦では5番指名打者として先発出場し、交流戦では4番出場の機会があった。 6月25日のソフトバンク戦でから代打逆転2点本塁打を放った以降は不振となり、8月6日に抹消。 以後出場はなかった。 は6月になってから登録されて以降、抹消を繰り返した。 前年より出場試合数は減ったが、一塁手のスターティングメンバーとして起用されることがあったため打席数は増加した。 しかし打率. 169、1本塁打という結果に終わる。 クライマックスシリーズ・ファーストステージでは指名打者として起用され、第3戦で本塁打を放った。 は33試合の出場に留まり、10月29日に球団から来期の契約を結ばないことを通告された。 11月13日にで行われたに参加し、シート打撃で2安打と結果を残した。 「やではプレーせず、プロからの誘いがなければ現役を引退する」と覚悟を決めていたが 、他球団から声がかかることはなく、11月26日、球団より枡田の現役引退が発表された。 現役引退後 [ ] 「今まで野球以外の仕事に就いたことも、そのような仕事を知ることもなかった。 『を経験することも大事かな』って思う」という理由 で、に仙台市内のゴルフショップへアルバイトスタッフとして勤務。 楽天のOBとして、の楽天戦中継に副音声のゲストとして招かれることもあった。 飲食店のアルバイトスタッフを経て、からは、同市内でとして活動。 知人が営むレンタカーサービスの営業、マイナスイオン生成器の販売代理業、飲食店のデリバリーサービス業に携わっている。 その一方で、仙台で中学生の選手を指導。 2月7日付でから学生野球資格回復の適性を認定されたこと によって、同協会に加盟する大学・高校の野球部で指導できるようになったため、同年6月23日付で地元の進学校・硬式野球部のコーチに就任した。 選手としての特徴 [ ] 打撃 [ ] 楽天の打撃コーチをが務めていた時期には、内角球をさばく技術を大久保から賞賛されている。 2012年は左投手相手に. 237、. 595と苦手にした。 守備 [ ] 中学時代はであったが守備にあまり自信が持てず、また打撃に集中するために、高校からに転向。 プロ入団時の登録もとなった。 しかしプロに入る際にスカウトからは「選手としての幅が拡がるから」という勧めを受けており、に再挑戦することも視野に入れていた。 入団2年目から内野手登録となるが、ジャッグル癖が抜けない など、守備面での課題は多かった。 ちなみに、楽天が日本シリーズを初めて制した2013年には、主にとして公式戦へ出場。 2014年には、登録ポジションを7年振りに外野手へ戻した。 人物 [ ] 楽天での同期で現役時代のチームメイトだったと親交が深く、一緒にカラオケなどに行くこともある。 銀次によれば、枡田はの大ファンなのでカラオケのレパートリーもそれが多いという。 2012年の春季キャンプではと合わせて3人で「 どろんこ三兄弟」と呼ばれた。 男気溢れる豪快な性格で、楽天の選手時代には、後輩からは「兄貴分」として慕われていた。 2018年に楽天から戦力外通告を受けた後も、秋季キャンプで挨拶するなど礼節を重んじた。 現役からの引退後に仙台第一高校硬式野球部のコーチへ就任したのは、同部OB会からの要請による。 就任に際しては、「 どろんこ三兄弟」の名付け親である（当時の楽天一軍監督）を引き合いに出しながら、「グラウンドでは選手に厳しくても、プライベートでは優しく接することができるほど愛情の深い指導者になりたい」との抱負を述べた。 詳細情報 [ ] 年度別打撃成績 [ ] 3 12 11 1 5 1 0 0 6 2 0 0 1 0 0 0 0 2 0. 455. 455. 545 1. 000 2 5 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0. 000. 000. 000. 000 2 4 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0. 000. 250. 000. 250 17 54 48 7 10 3 0 0 13 1 0 0 0 0 6 0 0 13 0. 208. 296. 271. 567 14 30 26 3 3 1 0 0 4 4 0 0 2 1 1 0 0 10 0. 115. 143. 154. 297 79 290 254 29 75 14 3 5 110 32 1 1 7 5 19 2 5 56 2. 295. 350. 433. 783 86 311 268 32 73 17 0 8 114 47 1 0 1 6 33 1 3 81 2. 272. 352. 425. 777 71 251 210 25 46 9 0 5 70 31 3 1 1 2 35 0 3 66 8. 219. 336. 333. 669 28 94 82 7 19 2 1 2 29 7 3 1 0 0 12 0 0 24 3. 232. 330. 354. 683 45 66 54 5 15 1 0 1 19 6 3 0 0 0 11 0 1 23 1. 278. 409. 352. 761 32 77 71 7 12 4 0 1 19 4 1 0 0 0 6 0 0 23 1. 169. 234. 268. 501 33 70 62 7 11 4 0 3 24 13 0 0 0 1 6 1 1 14 2. 177. 257. 387. 644 ：12年 412 1264 1093 123 269 56 4 25 408 147 12 3 13 15 130 4 13 315 19. 246. 329. 373. 703 年度別守備成績 [ ] 内野守備 年 度 試 合 刺 殺 補 殺 失 策 併 殺 守 備 率 試 合 刺 殺 補 殺 失 策 併 殺 守 備 率 試 合 刺 殺 補 殺 失 策 併 殺 守 備 率 2007 - 3 11 7 0 4 1. 000 - - 2008 - - 2 1 2 0 1 1. 000 - 2009 - 1 2 4 0 2 1. 000 1 0 1 0 0 1. 000 2010 3 8 0 0 0 1. 000 7 10 15 0 3 1. 000 4 0 4 0 0 1. 000 3 1 9 0 2 1. 000 2011 - - 5 2 8 0 0 1. 000 7 4 7 0 2 1. 000 2012 29 201 13 0 14 1. 000 1 0 1 0 0 1. 000 27 16 44 1 3. 984 22 22 39 8 8. 884 2013 6 21 0 0 2 1. 000 - - - 2014 22 176 16 1 10. 995 - - - 2017 20 107 5 1 8. 991 - - - 2018 4 10 0 0 1 1. 000 - - - 通算 84 523 34 2 35. 996 12 23 27 0 9 1. 000 39 19 59 1 4. 987 32 27 55 8 12. 911 外野守備 年 度 2010 4 7 0 0 0 1. 000 2012 2 2 0 1 0. 667 2013 80 99 3 2 1. 981 2014 43 68 1 1 0. 986 2015 21 17 0 1 0. 944 2018 4 4 0 0 0 1. 000 通算 154 197 4 5 0. 976 表彰 [ ]• ：1回 （2012年7月）• イースタンリーグ優秀選手賞：1回 （2007年） 記録 [ ]• 初出場・初先発出場：2007年10月3日、対24回戦（）、2番・で先発出場• 初打席：同上、1回裏にから遊撃ゴロ• 初安打：同上、3回裏にライアン・グリンから左前安打• 初打点：同上、7回裏にから左越2点適時二塁打• 初本塁打：2012年5月23日、対1回戦（日本製紙クリネックススタジアム宮城）、5回裏にから右越2ラン• 初盗塁：2012年7月13日、対10回戦（宮城球場）、1回裏に二盗（投手：、捕手：） 背番号 [ ]• 68 （2006年 - 2011年）• 32 （2012年 - 2018年） 登場曲 [ ]• 「」（2007年）• 「」（2008年）• 「anything」（2009年）• 「Changes」（2010年）• 「」（2011年）• 「」（2012年 - 2013年途中）• 「」（2013年途中 - ） 代表歴 [ ]• 脚注 [ ] []• 日刊スポーツ. 2020年6月24日. 2020年6月24日閲覧。 楽天イーグルスファームブログ 2007年8月6日• Sponichi Annex. 2010年9月22日. nikkansports. com. 2012年9月7日. 2012年9月15日閲覧。 nikkansports. com. 2012年7月16日. 2012年9月7日閲覧。 2013年7月11日. 2013年7月13日閲覧。 2014年1月22日. 2014年1月22日閲覧。 2018年10月30日. 2018年11月26日閲覧。 2018年11月20日. 2018年11月26日閲覧。 Full-Count. 2018年11月26日. 2018年11月26日閲覧。 日刊スポーツ. 2018年12月26日. 2019年8月22日閲覧。 BS12プロ野球中継. 2019年9月5日. 2020年6月24日閲覧。 夕刊フジ. 2020年6月3日. 2020年6月24日閲覧。 スポーツニッポン. 2020年6月24日. 2020年6月24日閲覧。 日本学生野球協会• Sponichi Annex. 2012年7月11日. 2012年9月15日閲覧。 『2013 プロ野球オール写真選手名鑑』、2013年、162頁。。 2 2012年5月23日. 2012年9月15日閲覧。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]• - NPB. jp 日本野球機構• 選手の各国通算成績 、•
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