原作者の夢枕獏氏が実写版にするにあたり、絶対譲れない条件として 「清明役は、野村萬斎氏以外ありえない」と言わしめただけの作品。 当時も映画館で観ましたが、まさに原作者一押しの役者さんですね。 狂言師でもある野村萬斎さんの、姿勢の美しい事!! 負けず劣らずの真田広之氏の芯の太い演技。 時代考証(?)も自分たちが歴史で習ったような 雅な平安朝が再現されていて、衣装も美しかったです。 とはいえ、やはり野村萬斎さんあってのこの美しい映画が 出来たと言っても過言ではないと思います! 2作目もありましたが、ダントツでこちらの作品がお勧めです。 以前にテレビで見たときは、カクカク動くロボットカラスや、今井絵里子他の出演者の演技に呆れ、白けてしまいましたが、それでもラストまで見ました。 今回は先に、1970年代後半に公開された八つ墓村と犬神家の一族を続けて見ており、自然と目が肥えたようで、本作を久しぶりに見てみましたがあまりのチープさに耐えきれず、途中でリタイアしました。 出演者の芝居については、岡野女史のマンガを読んだせいか、伊藤英明は許容範囲です。 しかし彼の滑舌はねえ…。 やはり今井絵理子がイケマセンなあ…。 小泉今日子も、もっと重みのある中年女優がよかった。 野村萬斎と真田広之を除き、他は八つ墓や犬神家の役者陣とは重み・凄み・上手さが雲泥の差なんですよね。 CGが使えるようになった分、特撮は進化するどころかかえって安直で安っぽくなったように思います。 八つ墓や犬神家で地方に現存する旧家でのロケや、豊富な野外ロケの映像を見てしまうと、本作のセットやロケ、大道具小道具などはいかにもチープです。 私は平安時代の時代考証は詳しくありませんが、夜の私邸で赤子と過ごしている佑姫が裳を付けた正装でいるとか、清明の傍にいる式神の女性が花柄(染付)の着物を着ているとか、合ってるんでしょうか。 陰陽道というのはもつれた人間関係のソリューションなのかも、と思った。 安倍晴明は一貫して命を奪うことはしない。 殺めたように見せかけた蝶からも分かるように、煙に巻くように見せかけて誰も困ることのないように解決する。 この映画では「わからないこと」=力の源だと考える。 だから「呪」を見つけても発信者を特定することから解決のステップが始まる。 「呪」は発信者が誰だか「わかる」ともう「呪」ではなくなる=力がなくなる。 それは見捨てられた女の「憎しみ」であるとか、死んですらもそばにいたい「寂しさ」だとかになる。 わかったものは解決可能なものになるである。 ラスボス道尊と早良親王も早良親王を呪(=ネガティブな心情から発する呪縛・力)から解放して終わりに思えるが、道尊は止まらない。 でも、生命を奪っての解決は道尊のやり方だから晴明は敵が道尊であっても力を奪うに留まる。 結局、道尊は自害しちゃうけど。 晴明が力を見せる時も基本的に何を言っているのかわからない。 道尊の言葉はある程度わかるから晴明に及ばないのかなとも思った。 「我天子を恨むこと絶ゆるきなし」なんかそのまんまだし。 気分を悪くしたらごめんなさい)がまさにこの映画の都で起きていることに通じるように感じたから。 「呪」への対抗策は何なのだろうか、と疑問は尽きないのであるが。 陰陽師を改めて観てみました。 やはり、野村萬斎の安倍晴明が素敵ですよね。 見栄え、しぐさ、呪文?を唱える所が素敵でした。 以前も見ましたが、改めて見るとやはり、かっこいいし、魅力的ですね。 真田広之とのバトルシーンがいいですよね。 私は、最後のバトルシーンで道尊(真田広之)が、「晴明、俺と一緒に都を滅ぼそうではないか。 」(だったかな、セリフは忘れたのですが、)晴明を引き寄せる場面がありました。 その時の野村萬斎さんの顔、しぐさがあまりに色っぽくて、今でも印象に残っています。 ただ、セットがあまりに安っぽいのが残念でした。 せっかくの「陰陽師」、もう少しお金をかけてリアルにしてほしかったです。 続編となると、なかなか難しいのでしょうか? いやー、おそるべし! 2019年より既に18年も前の映画になっちゃうんですね!単純にそれがすごい。 ^^; 実際の感想ですが、物語は正直、大したことありません。 特に後半になるにつれて「あれ? え? そうなの?」みたいな展開が多く、 すっごい方術使いなのに先読み能力が全然なくて、 源博雅に死なれちゃったり、青音の事情を知らなかったり、簡単に封印解かれちゃったり、涙を流したり、 非常に凡人臭く、「本当にただのすごい方術師って描写だけなのかよ!?」みたいに思うことしきり。 また尺の使い方が冗長的で、もうちょっとテンポいい映画にできたんじゃないかな?と。 特に最後の方は真田広之に頼りすぎでしょう。 とにかくテンポがグダグダ。 本当になんのひねりもないくらいおもしろくない。 神秘性あふれる野村萬斎の陰陽師が、 何種類もの色鮮やかな衣装をまとい、実に不敵に魅力的に描かれていきます。 ある意味、陰陽道の宣伝フィルムと言ってもいいかもしれません!w 尋常じゃないくらい素晴らしい! なので、逆に【野村萬斎と陰陽道】に関心が無ければ、観なくてもいいと思います。
次の野村萬斎の経歴とプロフィール 野村萬斎さんは、1966年4月5日生まれの52歳です。 狂言方和泉流の家に生まれ、幼い時からお父さんの野村万作さんより狂言の指導を受けて育ちます。 実は野村萬斎さんは4兄弟なんですが、上に2人お姉さんがいて、下に妹がいるということで、男の子は一人なんです。 なので、野村萬斎さんにかかる重圧というのはかなりあったんじゃないでしょうか? 小学校から高校まで筑波大付属の学校に通っているエリートです。 大学は、東京藝術大学に進学し、音楽学部邦楽科能楽専攻を卒業していて、大学に行っても能楽、家に帰っても能楽といった生活を送っていました。 家で能楽をやっていたら、学校では別のことやりたくなるような気もするんですが、本当に好きじゃないとこんな生活送れないですよね。 現在の名前『野村萬斎』を襲名したのは、1994年のことでした。 野村萬斎さんは結婚されていて、お子さんも3人おり、学習塾『公文式』のCMでは、息子さんの裕基さんとは親子共演していますよね。 さらに、この公文式のCMで長女、彩也子さんもCMデビューを果たし、話題なりました。 野村萬斎さんは、東京オリンピックの開会式の演出を担当することになるなど、狂言師以外の仕事でも脚光を浴びています。 以前、羽生結弦選手が陰陽師のプログラムを滑っていた時も、野村萬斎さんは所作など羽生結弦選手に指導していたことがありました。 こんなにもスポーツと親和性の高い狂言師の方は他にいないのではないでしょうか?オリンピックが楽しみですね。 狂言師と言えばもう1人、和泉元彌さんを思い出す方も多いのではないでしょうか?次の項目では、和泉元彌の経歴と現在の肩書は!?今は何してるの?過去のトラブル騒動も!というテーマについて調べましたので、引き続きご覧ください。 和泉元彌の経歴と現在の肩書は!?今は何してるの?過去のトラブル騒動も! 野村萬斎さんと和泉元彌は同じ和泉流という流派ではあるのですが、現在の立場が全然違うとのことです。 まずは和泉元彌さんの経歴と現在について簡単にご紹介したいと思います。 和泉元彌さんは、1974年6月4日生まれの44歳で、お父さんは和泉流十九世宗家である和泉元秀さんです。 野村萬斎さんと同様に、幼少期からお父さんに狂言の稽古をつけてもらっていて、子どもの時から舞台に上がるなど、狂言の世界でもサラブレットとして成長していきます。 しかし、お父さんの死後、和泉流二十世宗家を名乗っていたのですが、和泉流職分会・能楽協会・能楽宗家会などの狂言関係の方たちから『彼を宗家と認めていない!』と反発の声があがり、実は和泉元彌さんは能楽協会から退会命令という重い処分を下されてしまっており、現在は『自称狂言師』という肩書になってしまっています。 その原因となったのは、ダブルブッキング騒動や、ドタキャン、協会を批判するなどの騒動を起こしたことで、能楽の伝統と格式を汚したというのが理由になっています。 懐かしいですねダブルブッキング騒動!あの頃ワイドショーを連日賑わせていましたよね。 和泉元彌の大根芝居に加えて、翌年のダブルブッキング、ドタキャン騒動で大河の主役に抜擢するんじゃなかったて炎上したろうなあ… — The Explosion Band daisuke5513 現在も自主公演という形で狂言の舞台に上がっていて、狂言に携わていらっしゃいます。 それでは、次の項目は、野村萬斎と和泉元彌に血縁関係はあるの?という話題について調べましたので、引き続きご覧ください。 野村萬斎と和泉元彌に血縁関係はあるの? 野村萬斎さんと和泉元彌さんの間に血縁関係があるのかどうかについて調査しました。 実は、野村萬斎さんと和泉元彌さんは、遠い親戚関係に当たり、一応血縁関係はあります。 お二人のおじいさんがいとこ同士なので、野村萬斎さんと和泉元彌さんは『 はとこ』、もしくは『 またいとこ』という関係になります。 血縁があると言っても、かなり血縁関係にはなりますね。 さて、続いての項目では、野村萬斎と和泉元彌は仲悪いの!?という話題について調べましたので、引き続きご覧ください。 野村萬斎と和泉元彌は仲悪いの!? 野村萬斎さんと和泉元彌さんの間に血縁があるということは先ほどもお伝えしましたが、お二人が共演してるところってみませんよね? ということで、野村萬斎さんと和泉元彌さんが仲がいいのか悪いのかについて調べました。 本人同士が仲がいい悪いかは別として、 野村家と和泉家の間には確執があるのは間違いないようです。 というのも、和泉元彌さんのお父さんが三宅派という流派から本家に養子になって、和泉流の宗家となったんですが、この時に三宅派と野村派でもめたという情報がありました。 さらに、先ほどの項目でもお伝えしましたが、和泉家は、ダブルブッキング騒動、駐車違反、ドタキャン騒動と言ったトラブルから、能楽協会を追放されているので、おそらく今後もお二人が共演することはないでしょうし、あまりよく思っていないのではないでしょうか? ということで次の項目は、野村萬斎と和泉元彌の違いは!?家系や狂言の実力の差についても調べてみたというテーマでお届けしますので、引き続きご覧ください。 野村萬斎と和泉元彌の違いは!?家系や狂言の実力の差についても調べてみた! 野村萬斎さんと和泉元彌さんの違いですが、狂言師としての実力の違いについてですが、狂言の実力は野村萬斎さんの方が上だという声が圧倒的です。 その原因としては、野村萬斎さんは、長らく人間国宝である野村万作さんから稽古をつけてもらっており、狂言師としての実力を着実につけていきました。 これに対して、和泉元彌さんは稽古をつけてくれていたお父さんが早くに亡くなり、その後は誰かから指導を受けるということをしませんでした。 そのため、芸が未熟なのに家元を名乗るのはいかがなものか・・・と能楽協会から批判が出てしまい、先輩について芸を磨くことを勧められたりもしたんですが、これも拒否したという情報もありました。 和泉元彌さんも、プロレスに挑戦したり、バラエティー番組に出演するなど、狂言以外の世界でも活躍しているので、何とも言えませんが、狂言の実力という点では野村萬斎さんの方に軍配が上がるようです。 空中元彌チョップ、懐かしいですね。 盆明けの仕事、ちゃきちゃき動いてもう汗だくじゃ。 野村萬斎の家系図を探してみた! 野村萬斎さんは由緒ある能楽の家系であるということは、皆さんすでにご存じだと思いますが、野村家の家系図が気になりますよね?早速探してみました。 exblog. jp パッと見ただけでも人間国宝がたくさんいますね!本当に由衣氏正しい家系です。 ちなみに、中央の下から2番目にある『和泉元秀』さんは、和泉元彌さんのお父様です。 その次の枠が白く抜けているのは、和泉元彌さんが能楽協会から退会命令を出されてしまっているからだと考えられます。 野村萬斎さんと、和泉元彌さんのおじいさんが兄弟になるので、お二人ははとこ同士ということになりますね!血のつながりがあるとは驚きでした。 さて、続いては、野村萬斎が総合プロデュース!東京五輪開会式、閉会式にかける思いとは!?というテーマでお届けしますので、引き続きご覧ください。 野村萬斎が総合プロデュース!東京五輪開会式、閉会式にかける思いとは!? 野村萬斎さんの直近で一番大きなニュースと言えば、東京オリンピックの開会式、閉会式を統括する、『チーフ・エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター』という役職に就任しました。 mu 長い役職名ですが、なんかすごいというのは伝わってきますね 笑 この大役に任命された際、野村萬斎さんは、『式典を担う大役に、非常に身の引き締まる思い。 シンプルかつ和の精神に富んだオリンピック・パラリンピックになるよう全力を尽くしたい。 』と意気込みを語っていました。 どんな開会式、閉会式になるのか今から本当に楽しみですね! それでは、続いての項目では、野村萬斎の代表作!映画『陰陽師』とは!?という話題についてお伝えしますので、引き続きご覧ください。 野村萬斎の代表作!映画『陰陽師』とは!? 野村萬斎さんと言えば、映画『陰陽師』を思い浮かべる方も多いと思います。 どんな映画だったかさっそくおさらいしていきましょう! このあと18:30からBS朝日で映画「陰陽師」 放送するよ~~~!!!ガチすぎる野村萬斎さんの安倍清明が見られるよ~~~~!!!!美しや~~~~~ — 4415 生存 kurumi4415 この映画は2001年に公開された映画で、平安時代を舞台に陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明の活躍を描いたものです。 この時の野村萬斎さんの役のハマりっぷりに、陰陽師ブームが巻き起こりました。 この映画で野村萬斎さんは日本アカデミー賞の『新人賞』と『主演男優賞』を受賞しました。 本当にかっこよかったですよねー!この世の人じゃないような不思議な雰囲気が印象的でした。 さて、続いての項目では、野村萬斎は女好き?狙っている女優をしゃべくり007で暴露!という話題についてお届けしますので、引き続きご覧ください。 野村萬斎は女好き?狙っている女優をしゃべくり007で暴露? 野村萬斎さんが女好きであるということを、しゃべくり007で暴露したという情報が入ってきました。 この放送自体、かなり前のものなので、詳しい内容についての情報が見つからなかったのですが、野村萬斎さんがドラマや映画を理由は、『女優さんに会えるから』といううわさがあるけど、本当なのか?といった内容でした。 真相が気になりますが、男ばかりの狂言の世界にいると、女優さんがたくさん出演するドラマや映画はかなり華やかに見えるんじゃないでしょうか 笑 それでは最後に、度野村萬斎さんのプロフィールをご覧ください。 野村萬斎プロフィール 野村萬斎(のむらまんさい) 本名:野村武司(のむらたけし) 生年月日:1966年4月5日(52歳) 出身地: 東京都 血液型:B型 身長:174cm 野村萬斎と和泉元彌ちがいは?家系図や狂言師としての実力を比較!まとめ 今回はここまで、野村萬斎と和泉元彌ちがいは?家系図や狂言師としての実力を比較!というテーマでお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?狂言師、俳優、さらには東京オリンピックの統括ディレクターと、とにかく多彩な野村萬斎さんから目が離せませんね。 これからも大注目していきたいと思います。
次の狂言師で重要無形文化財総合指定者。 本名、および旧芸名は野村武司。 東京芸術大学音楽学部卒業。 祖父・6世野村万蔵及と、父・野村万作に師事し、3歳で初舞台を踏む。 1994年に曽祖父・5世野村万造の隠居名「萬斎」を襲名した。 文化庁芸術家在外研究生として英国へ留学し、名門ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどで学ぶ。 帰国後は多数の公演に参加し狂言の普及に貢献する一方、映画・TV・ストレートプレイなど幅広い分野で活躍。 銀幕デビュー作は黒澤明監督の「乱」(85)、その後「陰陽師」(01)、「陰陽師II」(03)、「のぼうの城」(12)、「花戦さ」(17)などに主演する。 16年には「シン・ゴジラ」でゴジラのモーションキャプチャーアクターを務めたことでも話題となった。 TVでは、NHK大河ドラマ「花の乱」(94)やNHK木曜時代劇「鞍馬天狗」(08)に俳優として出演するだけでなく、03年からNHK教育(現・Eテレ)の「にほんごであそぼ」にレギュラー出演している。 関連作品(映画)• 6 2019年公開• 8 2019年公開• 3 2017年公開• 6 2017年公開• 8 2016年公開• 1 2016年公開 受賞歴.
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