好きなところに飛べます• コクワガタの特徴 コクワガタは名前は『コクワガタ』ですが日本全体で見ると中型の種類です。 オスは最大でも55mm以上になり、メスは36mmほどになります。 大顎の形もオオクワガタやヒラタクワガタに比べて細長いのが特徴です。 個人的な印象では自己主張が強くなくて奥ゆかしさを感じますね! コクワガタの飼育や飼い方は? コクワガタはクワガタの中でも 温度や湿度の適応幅が広いため、非常に飼育がしやすいクワガタです。 また、小型のためケースなど飼育スペースも小さくて済むのと餌も少量で良いので 日本のクワガタで最も飼いやすいと言っても過言ではありません。 コクワガタの飼育していて楽しいところは長く楽しめるというところですね! 成虫になってから 2~3年生きることもあるのと、繁殖も比較的簡単にできるため初心者にもオススメです。 大きさは産卵や繁殖を考えている場合は産卵材の朽木を入れることになるので 産卵材に合わせたものを選ぶと良いでしょう。 クワガタ用のマットなども販売されているので好みのものを選ぶと良いでしょう。 産卵材にはクヌギ・ナラやカワラタケの産卵材などいくつか種類があります。 スイカなどの果物も以前は餌として与えられていましたが水分が多すぎてあまり体に良くないので 無難に昆虫ゼリーを与えるようにしましょう。 コクワガタを越冬のさせ方は? Sponsored Link コクワガタは前述の通り成虫になってからも2~3年と比較的長い間生きます。 夏が終わると毎回越冬をすることになります。 爬虫類や両生類もそうですが昆虫も変温動物なので温度が低くとなると動きが鈍くなってしまいます。 冬眠する目的は暖かい季節が戻ってくるのももちろんですが、エネルギーを消費しないようにするために行います。 人間も季節の変わり目など 急な温度変化があると体調を崩したりするように、温度変化に適応するのは非常にエネルギーを使います。 そのため、変温動物で越冬する生き物は温度変化が少ない土の中で越冬します。 これらのことを踏まえると 越冬させる際の大事になるのは『温度管理』です! 急な温度変化というのは良くないので野外の気温と同じように少しずつ温度を下げていくと良いです。 そうなったらまた、来年の暑くなり始めて地上に出てくるまで待ちましょう。 色んな所で言われていますが、長生きさせる場合は越冬させた方が良いです。 通年暖かい状態で飼育すると生きていくときに使うエネルギーを使い続けてしまうからか、早いうちに死んでしまいます。 もしも、 長きに渡って飼育したい場合は冬眠させて冬を越した方が良いでしょう。 コクワガタの繁殖方法は 飼育に必要なものにも出ていますが、クワガタを繁殖させるには産卵用の木が必要になります。 中にはクワガタの産卵用マットなどもありますが、 自然下でも朽木に卵を産みつけるからか効果はいまいちと言われています。 そのため今回紹介する繁殖方法では産卵用の木を使ったやり方になります。 なので 繁殖を試みる場合はその産卵材が入るような飼育ケースで飼育をしましょう。 クヌギやナラの産卵材は購入してから樹皮を剥いでしばらくの間水につけます。 その後は産卵材を水から取り出して6時間ほど陰干しします。 後はマットを敷き詰めたケースに産卵材を入れて、さらにそこにマットを敷き詰めるようにします。 目安は産卵材の上部がやや見えるくらいか隠れてしまうくらいです。 後はケースの中に転倒防止用の枝や木片、餌を入れて飼育していれば産卵をしてくれます。
次のクワガタやカブトムシが入ってきた、または拾った場合 家の中に入ってきた、道端で拾った、なんとなく捕まえてしまったなど、思いがけずクワガタやカブトムシが手に入ることがあります。 飼育の準備をしていない状態で虫だけが目の前にいる…。 こんなときにどうすればよいかについて、この記事で紹介してみたいと思います。 また、大きなツノやアゴが人気のオスだけでなく、普段目立たない傾向にあるメスにもスポットを当てて紹介したいと思います。 メスにはメスの楽しみ方がある まず何をどうしたらいいの? 入れ物は? 虫カゴや飼育ケースなど専用の容器があればそれに入れておければよいのですが、手元にない場合も多いかと思います。 そんな時にはビンやタッパーで十分代用することが可能です。 紙やビニールでできているものは簡単に破られてしまいますので、丈夫であることが一つポイントとして挙げられます。 虫たちも呼吸をしますので通気を確保する必要があります。 ビンやタッパーなどを使用する際にはフタに穴をあけるなどして密閉状態にならないよう注意してください。 また、クワガタやカブトムシは乾燥に弱いので、容器の中に濡れたティッシュなどを入れて、ある程度の湿度も確保してあげたほうが良いでしょう。 その容器での管理は一時的な処置として、その間に飼育ケースを準備して移してあげたほうが良いでしょう。 専用の飼育ケースなら丈夫で通気もOK エサは? エサは昆虫ショップやホームセンターなどで専用のゼリーが販売されているので、それがあればベストですが、もしなければリンゴやバナナなどを切って与えるとよいでしょう。 昆虫ゼリーがあればベスト 成虫飼育の例 飼育ケースにハスクチップを敷いて霧吹きなどで湿り気を与え、エサのゼリーを置きます。 何虫なのか判定してみよう ひょっこり出会える虫たち どうせなら手に入れた虫が何虫なのかがわかった方がいいですよね。 この章では日本でひょっこり出会う可能性の高いクワガタとカブトムシを写真で紹介します。 カブトムシ(左=オス、右=メス) オオクワガタ(左=オス、右=メス) コクワガタ(左=オス、右=メス) ノコギリクワガタ(左=オス、右=メス) ヒラタクワガタ(左=オス、右=メス) ミヤマクワガタ(左=オス、右=メス) スジクワガタ(左=オス、右=メス) メスなら産卵にチャレンジしてみよう 家の中に入ってくる、道端で拾うなどして出会ったメスは、野外での活動中に交尾を済ませ、お腹に有精卵を持っている事があり、産卵用の飼育セットにいれておくと卵を産んでくれる場合があります。 必要な道具さえあれば特別難しい手順などもありませんので、ぜひチャレンジしてください。 (マット産卵、材産卵共通) オオクワガタのメスには、お手軽なセットがあります。 クワガタやカブトムシのメスが入ってきた場合 まとめ 1 仮の飼育ケースは、ビンやタッパーでOK!(空気穴は必要) 2 エサはリンゴやバナナでOK! 3 メスを手に入れたら産卵にチャレンジしてみよう! 4 メスを産卵に集中させるならオスは別に飼育しよう クワガタやカブトムシが入ってきた、または拾った場合のあれこれ よくある虫との遭遇パターン3つ クワガタやカブトムシとひょっこり出会う事があります。 彼らは基本的に夜行性で、光に集まる習性があるため、「夜間に明るい場所」を探すと出会える可能性が高くなります。 ちなみに高速道路や幹線道路で見られるような、オレンジ色の光にはあまり反応しないようです。 1 家の網戸に張り付いている 2 道端に落ちている(街灯の下など) 3 自販機の前 他にも「産卵に適した環境だから」と、材木屋の「オガ置き場」などに集まってくる場合もあります。 最後に この記事を読んだ後で、どこかで虫を見つけたら、ぜひ飼育や産卵にチャレンジしてみてください! クワガタ遭遇パターン まとめ 1 夜に明るいところで遭遇することがある 2 オレンジ色の光にはあまり反応しない 3 オガ置き場で遭遇することがある 4 見つけたら飼育や産卵にチャレンジ! この記事でご紹介したアイテム 月夜野きのこ園クワガタ菌床販売部にてご購入頂けます > > > >.
次のこのページの目次 OPEN• 1.クワガタの種類でメスを見分ける方法 ブナ科の樹液を目当てにクワガタやカブトムシは集まりますが、 トラップを仕掛けるとより多くの個体をゲットできます。 その中にはオスもいればメスもいるし、1種類だけでなく数種類のクワガタが集まっている場合も少なくありません。 スポンサーリンク どのクワガタを捕獲して飼育しようか考えるとき、同じ種類同士のオスとメスをペアで飼いたいと感じますよね? そんなとき、オスはすぐわかっても、メスがどの種類のメスなのかパッと見ですぐには分からないので悩んでしまいます。 体長はおよそ3cmほどで、アゴが大きく体型がスマートという点が目立つため、他のクワガタのメスと見分けが付きやすいでしょう。 スポンサーリンク 背中は光沢がかった緑色をしているのも目立ちますし、裏返しにしてみるとお腹付近が 黄褐色の毛で覆われています。 もし外見で判断するのが難しければ、裏返してみることで黄褐色の毛で判断可能です。 また背中に光沢がないので、どんよりとした体色をしているため、目立たない存在として見えるでしょう。 最大の特徴は胸部のくびれがハッキリしていることで、他の種類のメスと比べてみると一目瞭然といったところ。 コクワガタのメスは、どこでも見かけることができるので、特徴を把握しておけばすぐに見分けられので覚えておくと便利です。 体長は3cmほどで楕円形の体型をしているため、ここだけは他のクワガタのメスとあまり変わりません。 スポンサーリンク 一番の特徴は体色で、 赤みがかった色をしているので他のクワガタのメスと大きく異なります。 一見するとカッコいい色をしているので、目を奪われやすいために子供の間でも人気のメスクワガタです。 横から見ると背中が盛り上がっているので、この部分も注目できるポイントかもしれません。 また全体的にぽっちゃり体型をしているので、スマートな他のメスクワガタに比べて存在感があります。 ハサミが小さいのでメスだと分かりますが、もしこれでハサミが大きければオスと見間違えてしまうほどでしょう。 体色は黒で縦にスジ模様が甲羅に入っているのも見分けるポイントで、特徴がありすぎます。 一番の特徴は、前足の頸節(けいせつ)が外側へ曲がっていため、ここはコクワガタのメスには見られないので見分けるなら、この部分に注目しましょう。 また横幅が広くて、脚が少し太めというのも覚えておきたいポイントです。 しかしながら、トラップにヒラタクワガタとコクワガタのメスが一緒にいたとしたら、見分けるのは難しいところもあります。 自信がなければ、詳しい人に尋ねてみると良いでしょう。 2.クワガタのメスを見分ける際の注意点 日本で頻繁に目撃するクワガタの種類別で、メスの特徴と見分け方を前章で紹介しました。 ここからも分かる通り、クワガタのメスを見分けるには、以下の点に注意を払ってください。 甲羅の色• 背中のスジ模様• 光沢があるかどうか いくつかのポイントがありますが、一番注意を向けるべきなのは「 甲羅の色」でしょう。 種類によって若干異なりますので、ここが分かってくれば、あとは体長や体格などでほぼ見分けることが可能となります。 産卵させて子孫を残したいなら、オスとメスをペアで飼育する必要があるので、その場合は同じ種類のメスが必要です。 何度も見分けを行えば、自然と慣れてくるので最初は失敗しても何度も続けていくことが大切です。 経験を積み重ねると、自分でも驚くぐらい簡単に見分けられるので、前章で紹介した部分を参考にしながら取り組んでいきましょう。 まとめ ここでは、 クワガタのメスを見分ける方法や注意点などについて紹介していきました。 クワガタのオスはすぐに分かりますが、様々な種類のメスが混在していたら、見分けるのにはコツが必要です。 日本で頻繁に見かける5種類のクワガタのメスの特徴を紹介し、見分けるポイントも記載しているので参考にしてみてくださいね。
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