猟奇的殺人がお好みの質問者さんにお薦めの2本。 このスタンドは、チキンの店とホラー博物館が併設されており、若者たちは見学することにした。 案内人は主人であるピエロのメークをしたスポールディングという不気味で怪しい男。 彼は「殺人鬼ドクター・サタン」の伝説を話し始めた・・・。 徹底的に計算され尽くした「殺人鬼一家」の猟奇的殺人の話。 「悪魔のいけにえ」のオマージュ的作品だが「悪魔のしたたり」に近い。 70年代ホラーを再現しているが今風の映像でドロドロとした猟奇色は若干物足りないが、出てくるキャラクターや美術や音楽に引き込まれる。 タランティーノやコーエン兄弟(どちらも大好きな監督)を超えたかも?(映画的というところで) 前作の続編ではないが、前作を見たほうが分かりやすい。 前作で殺人鬼一家に惨殺された保安官の息子である熱血保安官と異常な殺人鬼一家の残虐なる攻防戦を1970年代テイストで描くバイオレンスアクション。 もちろん猟奇殺人も満載。 ラストは哀愁さえ漂う 1作目、2作目ともに監督はロブ・ゾンビだが、撮影や美術などの担当は替わっている。 出演はシド・ヘイグ ビル・モーズリーほか 見方によってはパロディームービーといえなくもないが、不気味さといい、残虐さといい、キャラクターといい、気に入った作品。 DVDも発売、レンタルもできますので、一度見てください。 「悪魔のいけにえ」 テキサスの精肉業を営む一家の物語。 血しぶきや臓物、肉片がほとんど飛び散らないのにスプラッターのさきがけのように言われるのは観る者の精神に強烈なイメージ(またはダメージ)を叩き込むからだと思います。 「発狂する唇」 たぶん、見る人の半分はかんかんになって怒り後の半分は呆然とするひととげんなりするひとと手を叩いて喜ぶひとの3つにわかれる作品の構造自体が猟奇的としか言いようのない不思議な映画。 「ベリーバッドウエディング」 人気女優キャメロン・ディアスが出演しているため、映画の実態をかなり捻じ曲げてプロモーションされたらしく、ロマンチックコメディを期待して観賞したひとは怒りと絶望の淵に突き落とされたらしいです。 こういう映画を見て喜んでいると他人の信用をなくすかもしれません。 これなんてどうでしょう。 「乙女の祈り」 それほど、猟奇的ではないんですが、 事件の背景をグロテスクかつファンタジックに描いている。 実録犯罪映画の傑作のひとつです。 タイタニックに乗る前のヒロイン&キングコングに出るために やせる前のピーター・ジャクソン監督 「ありふれた事件」 見る機会が少ない映画かもしれませんが、 ビジネスだと言って、いとも簡単に人を殺す殺人者の 密着ドキュメントという形のフェイク・ドキュメントです。 進むにつれて撮影クルーもつられて殺人に関わっていく辺りが 恐いなぁと思わせる映画です。 ベルギー映画なので妙に記憶にあったりします。 「チカチーロ」 実在の事件は、あまりにも有名なのですが、それを 正面から描いてしまうと、まずいと思ったのか、 捜査が変なことで失敗し続ける話しですが、 犯行場面はソフトに一応描かれています。 連続児童誘拐レイプ殺人のネクロフィリアなので、 映像化は普通に考えれば無茶なので当然ですが。 「エド・ゲイン」 サイコのモデルになったエド・ゲインの実際の奇行を 描いた映画です。 別に面白いものではないですが、奇行は見てると 殺人をされなくても恐いなと思います。 「血のバケツ」 「肉の蝋人形」と似ていなくてもないのですが、 違うのは、殺した相手の断末魔の部分を彫刻にしているというところ これを、周囲が傑作とだといい、彫刻をもてはやすところが、 グロテスクでした。 「地獄の貴婦人」 元がある映画なのでグロテスクですね。 死体を硫酸で溶かすというのは、有名でしょう。 「ホステル」 見ているとは思いますが、最近の映画ではかなりきつい描写の 拷問映画ですね。 「悪魔のしたたり」なんかと比べると映画的には傑作って気もするけど、描写の凶悪さでは落ちるかも。 「ハイテンション」 フランス産のスプラッターです。 DVDでは、結構最後まで見せられるので、それはそれです。 いまさらですが.
次の未来を舞台にしたヒューマンドラマとして、完成度が高い作品。 設定、ストーリーを原作からアレンジしつつ、原作と主題を変えずに描ききった作品も珍しいと思う。 笑いあり、涙あり、ちょっと「青い」ところにイラっとするところもご愛敬。 伏線が丁寧に貼られていて、観ていてテンポが心地いいです。 (ギャグ回をも伏線にしていく作風は谷口監督作品ゆえだろうか。 ) なかでも7話はおすすめです。 宇宙に生きた地球人と宇宙に生きている月人との出会い、地球以外を故郷とする未来を示唆する回。 特に「私の海!」のシーンは、本当にきれいで、でも少し切なくて…。 関係の進展も含めて見どころのある話なので、ぜひ切らずに見てほしい。 一点、個人的に残念だと思うのは「タナベ」。 (ちょっとわがままかな) 最初はコメディで20話辺りからシリアス展開 作風が終始で変わるのはあまり好きではないがコメディやりながらも 散りばめられた伏線がシリアス展開に繋がっていくのは上手かった 神経質になって妄執に取り憑かれ殺気立った鉢巻は見たくなかったとは思いつつ楽しめました 紆余曲折を経て鉢巻と愛の二人がああいった形に落ち着いた事自体は別にいいんですが 木星行きを曲げない以上はあの形が一番いいのも分かるが古臭い終わりで少々複雑な気分に さらっと治った事になっているけど仮に愛に重篤な障害が残った場合はどうしたのだろうか… 結局のところ自分は木星行きなんかよりデブり屋やってた鉢巻が好きだったという話ですが 11話最初はいじ汚く見えるように書かれたおっさんが終わってみれば… これ1本から1つの長編に出来そうに思えるいい話でした 一番の印象は雰囲気がいかにもNHKらしいということ。 一言で言うと清廉な世界観。 原作が荒っぽいスポ魂気味だったんで余計そう感じる。 原作に比べて会社の描写が増え、登場人物が倍加。 迷いながら裏切りながら進んで行くキモの部分がさらに深くなっている。 あくまで個人だった主人公が周囲に繋がっていく描写がすごくよかった。 全て愛のおかげだ素晴らしい。 そしてノノちゃんかわいい。 ノノちゃん全体的にいろんなひととからむ重要なポシションで、出てくると『おっ』となる存在感。 最後にあいつにまで迷いを発生させるそのパワー。 凄まじい。 大変面白かった。 原作未読でも行けるので、見れる人はぜひ見ましょう。 今度、宇宙作品見ない人に見せてみようと思う。 面白かったです^^ ・・・最初はなんとなく、ハラハラしながら見ていて。 …主人公とか…とびぬけてかっこいいわけでもなく、ヒロインもそこらにいる(失礼><b)女の子を少し可愛くした程度の感じだし。。。 感想の語彙が少なくて。 あれなんですけど^^; 彼もいろいろと経験してもう一人の自分と向き合いながら苦しんで悩んで。 アニメ化にあたり幅広い年郎層で楽しめる様、手を加えるとの話は聞いてましたし、その通りなっていると思います。 ただ変えて欲しくなかった点が2点。 タナベの生い立ちとか説明不足で子供じみた愛を叫ぶだけのキャラに見えることと、ラストでの星野の悟りが強引な気がします。 これが1点減点理由です ただ主題はブレてません。 アニメを活かした宇宙空間の演出はこだわり感じさせますし、宇宙生活にもリアルティを感じさせ夢を見せてくれます。 原作と同じ話ではフィーの体当たりや、ユーリのコンパスの話は臨場感ありまくり!! ただ、大人の都合を理解した上で言わせて貰えば、ゴローさんの破天荒ぶりと親子の掛け合いも最高に好きだったので見たかったなwwww 息遣いや呼吸のちょっとした乱れさえも 気になるような 静かな宇宙空間の描かれ方、 そして、静寂の中、稼働する巨大な装置の描かれ方、 とても良かったです。 OPは人類の宇宙への思いと挑戦の過去、歴史を並べ EDは宇宙が身近な日常になった未来、空想を並べ その対比も面白かったです。 なお、 一部の方が問題にされている件、 ある登場人物の性格ですが、それには私も同感です。 しかし、それにも馴れます。 作品の中でも 現実の中にも 困った人間はいくらでも居るものです。 それを乗り越えられなければ 木星には、とてもとても、、、 閑話休題 誠に色々と考えさせられる物語でした。 実際問題、60年後、 世界はどうなっていることでしょう? 産油国で大丈夫そうなのは ブルネイだけの様な気が致します。 そして日本は、、、 いやいや、そんな考え方こそが、小さい小さい。 時折、気が遠くなる作品でした。 タナベというキャラクターの思考を、もう少しマイルドにできなかったのでしょうか いくらなんでも、この思考と性分ではここの年齢にいたるまで孤立していないと、逆に不自然。 友達が普通にできる人柄ではないし、周囲から敬遠されていないと説得力にかける それほどに極めて「他人の考えは全否定、受けいれる器量なく、自分こそが正しい」人物像です。 自分と異なる考えをのべられると「違う!」と即断 先輩だろうと、上司だろうとおかまいなし ありえません 物語上でなんども独断的な暴走がゆるされていますが、こんなのゆるされるはずがない 同じ職場の人間にも、危険がおよぶような環境下 即クビです 彼女の主張はおしつけがましく、本当に嫌気がしました。 もう少し、可愛げのある頑固者にえがけなかったのでしょうか。 いくらなんでもこの人間性、不自然すぎます。 やりすぎ.
次のオーナー:さとし コメントを入れようと思ったら消えてしまいました。 その後、時間がなくてブランクとなってしまいました。 40代のオヤジなので、昔のことの方が詳しいです。 新しいところはぼちぼちと。 ミステリ、映画等、何にでも手を出しましたが、すべて中途半端というヤツです。 妻子がありながらも好きな物はやめられない、というところです。 99年09月28日 18時01分17秒 投稿: さとしです。 MAYさん、「見えているのに見えない」、最近の森氏のテーマのような気がします。 「黒猫の三角」読み終わりましたか。 いかがでしたか。 私は先日、「人形式モナリザ」を読み終わりました。 犀川シリーズとは違うキャラが出てきますが、基本線は一緒、という感じです。 また、少々危ない方向にベクトルが向いているような気がします。 これは本シリーズだけではなく、最近の森作品の傾向です。 ベクトル名は「狂気」でしょうか。 「すべてF〜」から共通しているものではありますが、最初のカラリとしたものから、だんだんとドロドロしてきているようです。 また、「人形式〜」の記述に疑問点があります。 ネタバレにならない程度に後日また。 それでは。 [202. 209. 104. 0 compatible; MSIE 4. 01; Windows 98 ] 158. 99年09月27日 18時29分05秒 投稿: おひさしぶり、さとしです。 takaoさん、ぜんぜん気にしないで下さい。 何といってもミステリ仲間ですから。 ところで「幽霊が多すぎる」はライト感覚のミステリという感じです。 「百舌〜」と続けて読むと淡泊さに失速しかねませんませんからご注意下さい。 「人形式モナリザ」を読み終わりました。 森作品の今後が心配な展開です。 具体的なことはまた後日。 それでは。 [202. 209. 104. 0 compatible; MSIE 4. 01; Windows 98 ] 157. 99年09月21日 09時16分14秒 投稿:takao 029号室のTakaoです。 さとしさん、申し訳ありませんでした。 実は、さとしさんが私宛にメッセージしてくれた内容をMAYさんと間違えてしまいました。 すごく失礼で軽率でした!! 本当に申し訳ありません。 なんと、あやまればよいのか、本当にすみません。 今後、絶対このような事がないよう気をつけますのでゆるしてください。 MAYさんにも、ご迷惑をおかけ致しました。 申し訳ありません。 さとしさんが薦めていただいた本は、昨日さっそく購入してきました。 さわりを読んだだけですが、最後まで一気に読めそうです。 有難うございました。 かなりおっちょこちょいな私ですが、また良い本があれば教えてください。 よろしくお願いします。 (百舌が叫ぶ夜を読み終えたら、次は幽霊が多すぎるを読もうと思っています。 [210. 228. 146. 04 [ja] Win95; I ;Nav ] 156. 99年09月19日 20時16分29秒 投稿: お久しぶりです。 森博嗣さん「黒猫の三角」を読み終えました。 以前さとしさんがどこかに書かれてた気がするんですが、森さんは 【見えているのに見えない】ことに独自の意見がある気がします。 どんどん、作品が作為的になってる気がします・・・。 (もし未読なら、すいません) [210. 172. 05 [ja] Win95; I ] 155. 99年09月18日 22時50分59秒 投稿: ****************************** こんにちは、15号室のわるものアリスです。 「ポワトリン」は途中から偶然に観て、あまりの面白さ(くだらなさ?)に、以後、毎週楽しみにしておりました。 蛍雪次郎のディアブルや怪人「バリカン・ババア」は忘れられません。 今でも柴田理恵をみるたびに、「あ、本間刑事だ」と、つい思ってしまいます。 同じ脚本家で続く「トトメス」「シュシュトリアン」(なんと麿赤児が出ている!)「踊る大竜宮城」とみましたが、だんだんレベルが落ちてきて、「竜宮城」あたりはまともに観る気がしない内容でした。 中川信夫は「東海道四谷怪談」「地獄」「生きてゐる小平次」は観ています。 あと、「憲兵と幽霊」、それと題名は忘れましたが、化け猫映画を一本、かろうじて観ているぐらい。 「牡丹灯籠」はその巻だけ、LDで買えるのかしら? 以前、「テレビ探偵団」という番組で昔の「コメットさん」(九重佑美子の方)の一話が(部分的に)放映されたとき、テロップで「監督 中川信夫」と出たのにのけぞったおぼえがあります。 「怪談 魔の女中」などというタイトルが脳裏をかすめました。 ところで、今は亡き文芸座で、二本立ての合間にトイレに入っているとき、貧相な爺さんがよろよろと入ってきて、となりで用をたし始めました。 なにげなく、その爺さんを見ると、なんと中川信夫その人ではありましぇんか!! しかし、ああいう最中に声をかけるわけにもいかず、それに大体、何を話しかけるのか見当もつかず、ただ黙々と、並んで用を足しておりました。 「生きてゐる小平次」が公開されたちょっと後ぐらいの頃。 いささか尾篭な、わたしの中川信夫体験です。 [202. 247. 130. 0 compatible; MSIE 4. 22] 146. 99年08月26日 13時11分21秒 投稿: オーナーさとしです。 書棚を探していたら、ミステリ映画関連の本がいくつか見つかりました。 まず加納一郎「推理・SF映画史」 旧版はすばる書房のものでした。 児玉数夫「それはホームズから始まった」フィルムアート社 ミステリ映画としてかなり幅広いところから網羅しています。 ハードカバーですが、現在でも入手可能かどうか、文庫化されているのかどうか、ご存じの方がいましたらお願いします。 児玉数夫「名探偵銀幕登場」時事通信社 こちらは本格からハードボイルドまで、探偵が出てくるものを集めたものです。 ソフトカバーですが、これも文庫化されて入手可能かどうかわかりません。 上野友夫「推理・SFグラフ60年」六興出版 こちらは映画ではなく、上野氏がかかわってきたTV番組のものです。 内容はいまひとつという感じで、取り上げられている作品にも物足りないものがあります。 ハードカバーです。 その他、シネアルバムシリーズの「ホラー映画史」にも、純然たるホラーではないミステリ作品が取り上げられています。 例えばダリオ・アルジェント作品、デ・パルマ作品、ヒチコック作品などです。 そういえば、デ・パルマの新作「スネーク・アイズ」がビデオ化されましたね。 劇場に見にいけなかったので、レンタルしようと思っています。 MMさん、伝言板がわりも大歓迎です。 ときどき私も話しにまぜてください。 ところで、 加納一郎のミステリを読んだことがある、というのはなかなかの強者ではないですか。 加納一郎というとどうしてもジュヴナイルをイメージしてしまいますが、大人向けもちゃんとかいていますよね。 でも、読んだことがある人は少ないのでは。 実は私も短編は読んだことがありますが、長編となるとちょっと。 面白い作品があれば教えて下さい。 森下さん、「ポワトリン」をご存じというのは!! 私は子供と一緒に「トトメス」と「シュシュトリアン」は見ていました。 うーん、「ポワトリン」の頃はまだ子供が産まれていなかったので、見たことがありません。 「ちゅうかなぱいぱい」とか「いぱねま」とかもご覧になっていたのでしょうか。 よろしければ教えて下さい。 中川信夫はいろいろといい作品がありますが、ビデオで入手できるものがどのくらいあるのかが分かりません。 最近、かつて東京12チャンネルで放映された「日本怪談劇場」がLD化されたはずなので、その中に傑作「牡丹灯籠」が入っているはずです。 私はTV放映で2週にわたって見ましたが、都筑道夫のエッセイにもあるように、新三郎の死後の話がありました。 しかもこれが、原作通りだということです。 通常、新三郎が取り殺されるというパターンで話が終了するわけですから、意外な気がしました。 その他、傑作といわれている「東海道四谷怪談」や「地獄」など、ご覧になる機会があったらぜひどうぞ。 晩年の「生きている小平次」もなかなかの作品です。 それでは。 [202. 247. 130. 0 compatible; MSIE 4. 01; Windows 98 via Squid Cache version 1. 22] 145. 一冊は『女優グラフィティ』でしたね。 ヒッチコックの「39夜」「暗殺者の家」は観ています。 「殺人!」「恐喝(ゆすり)」「下宿人」は、PAOPAOさま御推薦の「サボタージュ」と合わせて、そのうちレンタルで観てみます。 監督はアルトマンでした。 劇場公開されています。 アルトマン映画というより、シシー・スペイセクが出ているので観ました。 (笑) ご購入依頼がくることをお待ちしています。 鈴木清順はあまり熱心には観ていないのですが、観た中では「刺青一代」「殺しの烙印」がベストです。 世評に高い「東京流れ者」は、あまり好みではありません。 最近は映画監督というより俳優としての方が知っている人が多いかもしれないですね。 かなり前ですが、「美少女仮面ポワトリン」に神様役に出ていたのが印象に残ってます。 [202. 247. 130. 0 compatible; MSIE 4. 22] 144. 99年08月24日 21時19分46秒 投稿:MM PAOPAOさま レス、おくれて、ごめんなさい。 ヒッチコック「救命艇」は、テレビ放映していたのを ビデオテープに録画したものでした。 川口さま PAOPAOさまへのフォロー、どうも、ありがとうございます。 わたくしめは、なぜか、新刊書店で、ずいぶんむかし(つまりは、出版時?) 、購入しようかと、迷ったのですが、あまりにも(当時のわたしにとって) 高価でありましたので、買いそびれてしまった、書籍です。 大家さまの方で、「歪んだ夜」の入手のはなしが出ていましたが、 おお、これまたわたしの探求書の一冊では、ありませんか。 (でも、加納の本を読んでいるなんて、世の中、ひろいなあ) 森下さま いやあ、どうも、どうも。 鈴木の「刺青一代」のおはなしができる方が、いらっしゃるなんて、世の中・・・。 つぎは、まっとうなおはなしをさせていただきます。 [202. 247. 130. 0 [ja] Win95; I via Squid Cache version 1. 22] 143. 99年08月24日 18時57分31秒 投稿: こんにちは、さとしです。 少し夏休みを取っていたら、映画の話がいっぱいです。 私も映画は大好きなので、大歓迎です。 MMさん、「救命艇」は一度だけですがレンタルして見ました。 ヒチコックの傑作と言われている作品と比べると少しおちるかな、という気がしました。 たしかにモノクロ画像の方がいい雰囲気です。 そういえば「サイコ」はわざとモノクロで作ったものでした。 昔のモノクロはコントラストが強くて(技術のせいです)、それが独特の雰囲気となっていたんですね。 「レベッカ」もモノクロ画像がいいムードを出していた作品で、私も好きな一作です。 PAOPAOさん、クルーゾー「悪魔のような女」は、ご覧になる機会があったら、ぜひ予備知識なしでご覧下さい。 私はある程度のストーリーを知っていて見ましたので、いくつかあるショックシーンにもショックを受けませんでした。 残念です。 部分的に記憶喪失になって見たいと思う作品です。 レンタル店にあるはずですので、探してみて下さい。 加納一郎「推理・SF映画史」は持っています。 一度増補・改訂されているのですが、改訂前の実にムードのあるカバーのものを持っています。 改訂後のにぎやかでカラフルなカバーのものも増補部分のためだけに買いました。 その他、ミステリ映画関連の本はかなり持っていると思いますが、今すぐタイトルが出てきません。 植草甚一氏の物もあります。 かつて文春文庫だったと思いますが、推理・サスペンス映画に関するビジュアル版が刊行されていました。 まだ書店にあるかもしれませんが、あれはいいガイドブックです。 知らなかった作品をたくさん教えてもらいました。 ところで「サボタージュ」、しぶい好みですね。 でもいい作品です。 レンタル店に置いてあります。 森下さん、はじめまして。 ヒチコックのイギリス時代の作品は、私も全部カバーしているわけではありませんが、川口さんがあげている「バルカン超特急」「下宿人」はいい作品です。 「下宿人」はあの有名な殺人鬼がモチーフで、ラストはヒチコックが当初考えていたものとは変わっていると聞いた覚えがあります。 「海外特派員」がイギリス時代の作品かどうか確認できませんが、あれもいい作品です。 MMさんが言っているように、あの時代の作品はモノクロ画像で、それをうまく利用して雰囲気を作り出すテクニックに、ヒチコックの才能が見て取れると思います。 川口さん、「世界の映画作家35」私も持っています。 かなり繰り返して読んだ覚えがあります。 あの本を買った当時は、海外の推理・サスペンス映画関連の本はほとんどなかったんです。 書店で見つけたときは欣喜雀躍しました。 かなりページが変色したものが私の書棚にしまってあります。 「映画術」もいい本ですね。 ただあれは大きいので、書棚に納めるときに場所をとってしまう、という欠点があります。 私もあの本でヒチコックの登場シーンを確認しました。 「ロープ」の登場シーンは見た覚えがあるようなないような・・・ ノーカット版があるはずですので、いずれ確認してみます。 クルーゾーの「犯罪河岸」、初見当時はつまらない映画だと思いました。 スリラーを期待するとつまらないと思うのかもしれません。 今では一種の恋愛映画かな、と思っています。 最近はあまり映画を見に行くことがありません。 どうしてもレンタルを借りてきてしまいます。 でも、スクリーンで見ると格別、という作品はたくさんあります。 できれば映画館に行きたい、とは思っているのですが。 ヒチコック作品では「めまい」、「裏窓」などのジェームス・スチュアート主演のものもいい味です。 「裏窓」の原作がアイリッシュだと知ってから見直したときに、なるほど、と思いました。 都会の裏側の雰囲気、確かにアイリッシュでした。 「幻の女」から「自殺室」まで、アイリッシュもかなりの作品を読んでいます。 そういえば先日の深夜TVで「黒衣の花嫁」を放送していました。 それでは。 [202. 247. 130. 0 compatible; MSIE 4. 01; Windows 98 via Squid Cache version 1. 22] 142. 99年08月23日 15時08分22秒 投稿: >川口様 ヒチコック・トリュフォー「映画術」に一覧があるんですか。 この本、持っているのに知らない私。 私のガイドブックはもっぱら「ヒチコックを読む」だったものですから。 こちらの本も時々、間違いが指摘されておりますので、鵜呑みは禁物ですネ。 >森下様 川口様の推薦作品に加え「サボタージュ」もなかなか面白いと思います。 是非、一見してみてください。 「三人の女」ってもしかしたら、R・アルトマン監督の?これって劇場公開されたんですか。 ある時期から映画に関しては、時間が止まっていますので。 だったら、是非観たい私。 ところで同じ監督の「ナッシュビル」ってビデオ化されましたでしょうか?これは、もう一度観たい私。 [202. 247. 130. 0 compatible; MSIE 4. 01; MSN 2. 5; Windows 98 via Squid Cache version 1. 22] 141. 99年08月23日 10時38分04秒 投稿: クルーゾは『恐怖の報酬』『悪魔のような女』が飛びぬけてますね。 あと1本を選べば「犯人は21番に住む」「犯罪河岸」のどちらかでしょうか。 未見ですがステーマン『六死人』の映画化「六人の最後の者」の脚本もして いるみたいです。 ミステリとは少し違うけど、映画のできなら「情婦マノン」。 「囚われの女」は趣味じゃありません。 >PAOPAO様、「救命艇」はのちビデオ出ております。 最初から廉価版 (2900円くらい)での発売でした。 加納一郎の本は私も愛読書です。 ただ索引がないのが不満ですね。 私にとって、並んで役立っているのは『世界の映画作家35 探偵映画の作家と 主役』(キネマ旬報社)かなあ。 >森下様、『傍役グラフィティ』と『女優グラフィティ』の2冊です (『スキ・スキ・バンバン』という本もありましたが)。 僭越ながら申しますと、ヒッチコックイギリス時代は 「暗殺者の家」「39夜」そして「バルカン超特急」がベスト3だと思います。 特に「39夜」は是非見て欲しいです。 その他、余裕があれば、「殺人!」「恐喝(ゆすり」「下宿人」の三作もご覧 戴きたいと愚考しております。 なお「ロープ」のヒッチ登場シーンは冒頭のクレジットタイトルが終わった後、 街路を横切っているそうです(確認してません)。 [202. 247. 130. 5 [ja] Win98; I via Squid Cache version 1. 22] 140. 99年08月22日 01時34分33秒 投稿: はじめまして。 森下というものです。 映画の話題、仲間に入れてください。 わたしのヒッチコックのベスト3は 「バルカン超特急」 「見知らぬ乗客」 「汚名」 でしょうか。 「バルカン超特急」はリメイクの「レディ・バニッシュ/暗号を歌う女」も観たのですが、あんまり面白くなかったです。 主演がシビル・シェパードとエリオット・グールドで、どうもシビル・シェパードにはヒッチコック映画の女優さんのような気品がないですね。 ヒッチコックのイギリス時代の未公開作品がビデオでかなりでていますが、ほとんど観ていません。 〈何度〉も観たわけじゃないですが。 「傍役グラフィティ」って、男優編と女優編の二冊あった本でしたか? 執筆者が数人いたように記憶しているのですが。 (もしかしたら他の本と記憶違いをしているかもしれません。 わたしも、今、手元に本がないので確認出来ないのです)もしその本でしたら、わたしも随分と楽しませてもらった本です。 最近、「殺しの烙印」を久しぶりにLDで観たのですが、これがじつに面白く感じられました。 昔、二十代に観たときは、馬鹿にしていたのを反省しています。 最近はビデオやLD情報をこまめにあたってないのですが、お薦めの作品はありますか? ところで、むかし観た映画で「三人の女」という、シシー・スペイセクとシェリー・デュバルともう一人、今名前が思い出せない女優さんが出てくる映画があるのですが、この映画が(当時)結構好みでした。 ホラーというより、サイコ・サスペンス風の作りで、出てくる三人の女優がいずれも好みだったせいもあるのですが。 もう一度観たいのですが、どうもビデオにもLDにもなっていないようです。 [202. 247. 130. 0 compatible; MSIE 4. 22] 121〜140件(保存数190件.
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