うどん粉病とはどんな病気なのか見極めましょう うどん粉病は葉っぱに白い斑点がぽつぽつ出来始め、そのうち葉全体が白くなるので他の病気と区別はつきやすく初心者でも発見が容易な病気です。 うどん粉病が 発生するのは、4〜10月で発生温度は17〜25度です。 21度が適温で真夏・真冬は自然治癒してしまいます。 うどん粉病をそのまま放っておくと葉っぱの表面がどんどん白くなって、野菜の光合成を妨げてしまう事が原因で生育不良をおこしてします。 最終的には果実がならない、なっても大きく収穫量が減ってしまいます。 うどん粉病はそれぞれの野菜特有の病気で、 キュウリのうどんこ病ならキュウリにしか伝染しません。 また、 枯れた植物には発生しないという特徴もあります。 白色の斑点はカビの一種。 一旦発生するとたちまち株全体に広がっていきます。 対策:窒素分が多い肥料を控える。 株を軟弱化させない。 排水・通気・日照の良い土壌で育てる。 うどん粉病の症状と対策 うどん粉病の治療は比較的簡単ですが、それでも放っておくとどんどん被害が広がってしまいます。 うどん粉病の発生を確認したらあわてずに、発生が初期で症状が軽いの場合はまずは症状が出た葉っぱだけをちぎって様子を見ましょう。 ただし、うどん粉病の原因になるカビは枯れ葉では繁殖出来ませんが、枯れ葉についた胞子が風などで飛んでしまえばやはり広がってしまいますのでちぎった葉っぱ必ず破棄するようにして下さい。 しばらく様子を見てもうどん粉病の症状が広がる場合は、病気が広がらないように出来るだけ早いうちにうどん粉病の市販薬剤を使う方がいいのですが、せっかく家庭菜園で育てるのですから出来るならば使用したくないのが本音だと思います。 軽症のうどん粉病なら1週間おきくらいに木酢液や酢を水で薄めたものや重曹を散布すると症状が消える事がありますので試してみて下さい。 さらに被害がひどくなった場合には薬剤散布をしないとすべての株が来れてしまう結果になってしまいます。 薬剤を使うのは少し気が引けるかもしれませんが、他の株を守るためにも人体に被害の少ない薬材もたくさん市販されていますから利用することも検討してみて下さい。 うどん粉病のおすすめの治療薬(手作り・市販品) うどん粉病を直す薬剤(手作り・市販品)を紹介します。 手作りのうどん粉病の治療薬の作り方を記載してありますので、市販の薬剤を使いたくない場合は試してみて下さい。 初心者の場合は気づかぬうちに被害が拡大する事が良くあります。 近頃では人体への被害の少ない薬剤も販売されていますので、家庭菜園に慣れるまでは市販の薬剤利用も検討してみましょう。 初期段階なら予防効果は高く薬剤に抵抗がある方は利用してみて下さい。 苗を植え付けてから2週間に1回程度、液を吹きかけることで予防効果が期待できます。 お酢を使うため匂いがするので、近隣への配慮を忘れずに。 葉の表側だけでなく裏側まで丁寧にに吹きかけて下さい。 お酢の濃度が濃いと枯れや萎れの原因になるので、適度に薄めて使いましょう。
次の胡瓜(キュウリ)が掛かる病気の種類と症状 胡瓜(キュウリ) は日当たりが良く通気性と排水性の高い土壌を好むウリ科の野菜。 水はけの良い環境を好みますが乾燥にはめっぽう弱い性質なので、きゅうり栽培では水の管理をしっかりと行う事が 病気の発生を抑制する最大のポイント になります。 キュウリが 病気になりやすい時期 は特に梅雨の長雨が続く時期で多湿条件になると カビが原因で起こる病気 に良く掛かります。 キュウリに発生する病気でよく見かける症状は 葉が褐色になる・白い粉が葺いた様になる・葉が萎れる・葉に白いカビが生える・葉に小さな黄色の斑点が出る・根が腐る・葉に穴が空く・株全体が萎れる・葉が枯れる・成長が悪い などで、これらの症状が出た時は病気の発生を疑いましょう。 胡瓜(キュウリ)のうどん粉病 キュウリの 葉にうどん粉の様な白色の斑点 が出る。 進行すると全体に拡がる。 発生しやすい時期 :6~9月 症状の特徴 :カビが原因の病気で初期は小さな白色の斑点が現れ後期は数が増えて全体に拡がる。 発生条件 :気温が低く乾燥状態が長く続くと発生する。 治療方法 :薬剤での治療が可能。 胡瓜(キュウリ)の炭そ病 若葉に縁が 薄褐色で中が灰白色の病斑 が出る。 茎は楕円形や紡錘形の褐色の凹み 発生しやすい時期 :6~7月 症状の特徴 :縁が褐色で中央が灰白色の病斑が出る。 古くなると中央に穴があく。 茎・葉・果実にも症状が出る。 発生条件 :気温が高い梅雨時期に発生する。 露地栽培で発生することが多い。 治療方法 :無農薬と薬剤による治療が可能。 胡瓜(キュウリ)のつる割病 胡瓜の株が 昼に萎れて夜に回復を繰り返す。 進行すると 萎れたままになる。 発生しやすい時期 :6~7月 症状の特徴 :株全体が昼間は萎れて夜に回復することを繰り返す。 病気が進行すると夜も回復しなくなる。 発生条件 :ウリ科の野菜の連作障害 治療方法 :薬剤による治療のみ可能。 胡瓜(キュウリ)の斑点細菌病 胡瓜の葉に 薄い黄色の病斑 が出る・進行すると 大きな角張った褐色の病斑 に。 発生しやすい時期 :6~8月 症状の特徴 :葉・茎・葉柄・果実に症状が出る。 初期は水が染みた様な病斑、後期は褐色の病斑になる。 治療方法 :薬剤による治療が可能。 胡瓜(キュウリ)のべと病 キュウリの葉に 薄い黄色の小さな病斑 が出る・裏に すす状や白色のカビ が生える 発生しやすい時期 :5~8月 症状の特徴 :カビによる病気で葉に淡い黄色の小病斑が現れ葉脈に沿って角張った紋斑に変わる。 発生条件 :気温が低く多湿の環境になると発生する。 治療方法 :薬剤による治療が可能。 胡瓜(キュウリ)が掛かるその他の病気の種類は? キュウリの疫病 キュウリの茎・葉・果実に黄褐色の病斑が出る病気 キュウリの菌核病 キュウリの葉に水染みに似た斑点が出る病気 モザイク病 キュウリの葉にモザイク模様の病斑が出るウイルス性の病気 キュウリのつる枯病 キュウリの葉の一部が褐色になり黒い粒が現れる病気 苗立枯病 キュウリの幼苗の地際付近の茎が腐って萎れる病気 胡瓜(キュウリ)の病気の発生を防ぐための対策は? キュウリは根を浅く広く張る性質があります。 病気の発生を予防するために、有機肥料(堆肥)を多めに施して、畑を良く耕してふかふかの水はけの良い高畝の土壌で栽培するのが病気を抑制するポイントです。 キュウリを病気に掛からずに育てるには土壌の改良は必須ですが、プランターや鉢で育てているとどうしても軟弱になってしまいます。 そのような軟弱な土壌で育てる時は抵抗性接ぎ木を利用すると土壌病害対策になり病気の発生を抑えることが出来ます。 キュウリは多湿を大変嫌います。 夏場の水やりは毎日夕刻に行いますが、土壌の排水性が悪い時は多湿にならないように注意が必要です。 水はけが悪い土壌・雨が多い気候だとカビによる病気が発生しやすくなります。 特に梅雨時期の雨が続いた時は注意が必要です。 病気の発生を防ぐには密植を避けて株元の葉が込み合っていれば風通しを良くするために摘葉をしっかりと行ってやりましょう。
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