トミー アール ジェンキンス。 【デスストランディング】キャラクター(登場人物)一覧|俳優と声優【デススト】|ゲームエイト

デスストランディングキャスト声優まとめ!PS5やPCでは発売する?

トミー アール ジェンキンス

Contents• デスストランディングをエンディングまで迎えた感想。 見てください、クリアしてから三日くらいの今のステータスです もう日中も自分で仕事をコントロールしてるのでついついやってしまうので・・・やりすぎですね (笑) で、最初に総評として書いておくとデスストランディングはゲームとして 「最高」 でした。 これから感想と理由を書いていきますがまず ストーリー、ゲームシステム、人物・・・細かく書くと惹かれるものがいかに多いかという話になるんですがもう全部ですね。 デスストランディングはPVの時点でかなり期待度が高かったのもあって最初不安だったんですがプレイすればするほど魅力がにじみ出る、そんなゲームでした。 デスストランディング[DEATH STRANDING] MGSこと『メタルギアソリッドシリーズのV』を最後にコナミを退社した小島秀夫さんが自分で立ち上げた新会社コジマプロダクションで初めて開発する完全新規のタイトル。 ゲーム内にも出てくる「ルーデンス」が顔の会社 デスストランディングのプロローグが始まる前でも彼が出てきますね。 「ストレスになりがちな移動を自分で解消していく」 最初の 「ストレスになりがちな移動を自分で解消していく」のはちょうど不便だなーと思ったら配送先の高感度で便利なアイテムが追加されたりストーリー上で驚くほどスムーズに使えるように、 デスストランディングはオープンWorldで主人公は運び屋 僕はFallout: New Vegasが好きだったので近しいものを感じましたが基本的には真逆 拠点間の往復がデスストランディングでは頻繁に行われるが 「行き帰り繰り返すのめっちゃキツイ!」 他のゲームでは荷物を手ぶらとか見えないポケットに収納してるわけですがデスストランディングにはなくマジで荷物背負ってるので当然体幹バランスは崩れまくるし道は 岩とか川とか坂だらけ。 更に自分で依頼を選んで配達を進めていくとバイクのバッテリー強化型、技術者から足に付けるアシストシステム、スケルトンの設計図を貰ったり。 けど設置し終えると30分以上かけて移動した距離を30秒で移動できるようになり一気に爽快感とスピードが増していく・・・。 何故なら他のプレイヤーもバイクの充電のため発電機を建てる、川を渡るため橋を架ける・・・。 皆が自分のためにしていることだけどオンラインになることで他のプレイヤーが建てたりした看板、建設物、山でよく使うはしごやロープが出現し どこに何を置けば便利か感じ取ることができるので使い方がなんとなくわかるという親切に説明しなくてもわかりやすいシステムとなっていて感動した しかも共有ができるおかげで施設同士をつなぎ更に便利にする。 オンラインで他のプレイヤーの姿は見えないが確かに同じ場所にいる、知らないうちに助け合っている。 苦しいときに誰かの気まぐれで置いていったもの、捨てるしかなかったものがその場に残り助け合っている。 そうデスストランディングを語っていましたが。。。 もうプロローグから惹かれました! 「昔、爆発があった」 という語りから入り 名前も知らない主人公が荷物を載せながらバイクで走り、いったん止まる 「雨」が迫ってきて主人公は大急ぎで再びバイクを走らせる。 すると「何か」がバイクの後を追うように雨で湿った地面をバシャバシャと手形を残しながら音を立てながら追う。 主人公は雨から逃げたがったが山岳地帯を走っていたため道を選んでいる余裕がなくなっていき雨に追いつかれてしまう すると空を飛んでいた鴉がボトリと足元に落ちてきて落ちあっという間に息絶える。 そして主人公は雨に追いつかれたことでバイクを崖から崖へ飛びこさせる決断をし、崖から崖へ飛ぶことに成功・・・するが目の前に傘をさしている人を見つけ避けようとして転倒 しかし轢いてしまうはずの目の前にいた傘をさしている人はバイクが当たる寸前忽然と消えてしまう。 主人公は荷物をぶちまけ転がる しかもバイクは崖の下へ真っ逆さま、ここからプレイヤーが操作できるようになります。 ここまで見て鴉が死んだことで「雨」に何かがあること、雨が降っている場所には「手形を残して移動する何か」がいること主人公は「雨」から逃げたかったこと。 プレイヤーが操作できるようになったとき荷物を回収しろと主人公は運び屋であることヒントが出てくる、最初の5分で提示されたことに多くの謎があり僕はかなりワクワクしましたね。 しかもプレイヤーにキャラの操縦権が移ったことで、遠くに見える都市がぼんやりと見え 「どこに行こうとしているのか」 がはっきりしめちゃめちゃリアリティのある世界を眺めることができました。 そしてプレイヤーに少し操作させてから洞窟で雨宿りすると轢いてしまったと思った女性が現れます、これが最初の繋がり デスストはそれから章が進めば進むほど「繋がり」が増えていく、過去と現在が絡み合って強烈なメッセージをたくさん残していく。 かなり重要な場面でも感じ取れるが小島監督はやっぱり戦争とか人が死ぬことは嫌いなんだと思うほど。 チャプターが進むほど一人一人の過去を掘り下げながら主人公であるサムと共に「全てを繋ぐ」 そして少しずつ世界は変わっていく 世界を変えるのは「今とこれから繋がっていく人々」だから・・・。 このゲームのストーリーはもうノーマンリーダスさんはじめ マッツ・ミケルセンさん、 ギレルモ・デル・トロ監督、リンゼイ・ワグナーさん、トミー・アール・ジェンキンスさんがモデルのキャラクター達が織りなす映画のようなものでした。 それに「遊び」を重要視している小島監督のお遊びとも取れる要素がたくさん作品内にちりばめられそれらをプレイヤーがゲームを遊びながらその遊びから更なる遊びが生まれる。 例としては杉田智和さんがMGSネタを噛ませてきたり、現実のモデルキャストネタ ギレルモ・デル・トロ監督(デッドマン)が自分の映画を勧めてきたりダイハードマンの名前とかね・・・(笑)。 キャストが全員実写モデルの方々ですからね、ちょっとした役でも知っている人ならこのようににんまりしてしまう事柄がたくさんあります。 この三点で僕はこのゲームで一週間を消し飛ばしたことを本当に充実した時間だと思っています、ほんとにデスストランディングは 最高です! そしてこのゲームをこれだけやりつくせる環境構築をしてきたことがこのゲームをガッツリやれることに繋がったのが嬉しくてたまりません。 でも残念な事に僕の周りと僕はあまりにもゲームスピードが違います、何故なら僕は会社に行ってないので普通の人とは全然時間の使い方が違う。 なので僕は今共にこういったゲームのスピードが同じくらいに遊べる人と楽しく生きていたいと思い僕がやっているインターネットで生きる生活の術を教科書にしました。 完全0、ガチ初心者から始めた僕がトライ&エラーを繰り返し初心者が詰まるところを動画付きで解説していくものになります、もし興味があるなら手に取ってみてください。

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『DEATH STRANDING』、TGS2018で大塚明夫の演じるキャラ「仮面の男」が明らかに

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概要 [ ] 『』を最後にを退社したが新会社を立ち上げて初めて開発する完全新規のタイトル。 小島が企画・脚本・監督・を手掛ける。 アートディレクターは、タイトルデザインは。 主人公はが起用される。 また、後述の第2弾ティーザートレーラーにおいての出演が公表された。 2016年6月にロサンゼルスで行われた 2016にて第1弾ティーザートレーラーが初公開された。 トレーラーでは、の詩「無垢の予兆」が引用されている。 また、同年12月に第2弾ティーザートレーラーが公開となり、 2016にてINDUSTRY ICON賞を受賞した。 2018年6月にはE3 2018で第3弾ティーザートレーラーが公開。 2019年5月には第4弾ティーザートレーラーが公開となり、発売日が発表された。 2019年10月28日にPC版の登場が発表される。 2020年夏頃発売予定でパブリッシャーは505 Gamesが担当する。 ゲームシステム [ ] 小島秀夫によると「DSはステルス・ゲームとは違います。 主観で進む事も出来ますが、FPSシューターでもありません。 全く新しい繋がり ストランド の概念を取り入れた、これまでにないジャンルのアクション・ゲーム、 ストランド・ゲーム ソーシャル・ストランド・システム と呼んでます。 」 であるとし、ゲームジャンルについてはいわゆるアクションゲームだが、従来のゲームジャンルには囚われないと語っている。 ゲームの目的 [ ] プレイヤーは主人公であるサムを操作し、荷物を目的地に配送()しつつ行く先々で次世代通信インフラ「カイラル通信」を繋いでいく。 最終的に北米大陸を横断し、カイラル通信で全米をつなぐ事が目的となる。 道中にはミュールと呼ばれる集団や、BT(Beached Thing s の略称)と呼ばれる未知の敵が出現しサムに襲いかかる。 プレイヤーはこれを撃退するか、避けて通るかを選択しながら荷物を配送していく。 キャラクター操作 [ ] 基本は3人称視点で進行し、主人公であるサムを操作しミッションを受注する。 サムは配送する荷物や装備を背負ってフィールドを移動する事になる。 荷物ひとつひとつには重さと大きさの概念があり、同じ荷物でも持ち方・背負い方によってバランスが変化し、体勢を崩しやすくなるなどゲームプレイに影響が出る。 そこでをポーチに入れて運ぶなど、荷物の状況に応じて運び方を工夫してバランスを整える必要がある。 面倒な場合は「荷物の最適化」コマンドを用いて一括調整が可能。 大量の荷物を運搬する場合はやといった乗り物や「フローター」というアイテムに荷物を載せる事でサムが運ぶ量を減らす事が出来る。 フローターは2つまで利用可能で、サムが乗って高速移動することも可能となっている。 フィールド [ ] ストーリー開始時点でフィールド上に人工物はほとんどなく、プレイヤーは配達先までの道のりを組み立てつつプレイする必要がある。 道中には様々なオブジェクトを設置する事ができ、梯子やロープの他、アイテムの一つである「建設装置」を使えば荷物を預けるポストや障害物を乗り越える橋、乗り物のバッテリーを回復させる発電機等も設置可能。 これらのオブジェクトはネットワークで共有され、カイラル通信エリア内であれば他のプレイヤーが設置した物を使ったり、「いいね!」を送る事が出来る。 しかしこれらは後述する時雨 タイムフォール の影響を受けて時間と共に劣化・消失するため、定期的に作り直す必要がある。 製品展開 [ ] PS4 [ ] DEATH STRANDING STANDARD EDITION(パッケージ版、ダウンロード版) DEATH STRANDING SPECIAL EDITION(パッケージ版) スチールブックディスクケース ゴールド「Ludens Mask」サングラス(ゲーム内アイテム) DEATH STRANDING:Timefall(デジタルダウンロード) DEATH STRANDING COLLECTOR'S EDITION(パッケージ版) スチールブックディスクケース BBポッド ルーデンスのキーチェーン BRIDGESケース ゴールド「Ludens Mask」サングラス(ゲーム内アイテム) ゴールドパワースケルトン(ゲーム内アイテム) ゴールドパイルスケルトン (ゲーム内アイテム) ゴールド装着式プロテクター(Lv. 2)(ゲーム内アイテム) キャラクターアバターセット DEATH STRANDING:Timefall(デジタルダウンロード) DEATH STRANDING DIGITAL DELUXE EDITION(ダウンロード版) DEATH STRANDING LEMITED EDITION(パッケージ版) PC版 [ ] パッケージ版 デジタル版 ストーリー [ ] デス・ストランディングという現象により崩壊した世界が舞台。 「帰還者」と呼ばれる死亡しても黄泉還りが可能な特殊体質を持ったサム・ポーター・ブリッジズは、そんな世界で孤立した人々のため、単独で物資を配達する仕事をしていた。 ある日、彼の育ての親のブリジット アメリカ最後の大統領 が危篤状態という情報を受け、以前属していたブリッジズ 現在のアメリカ再建を目指すグループ の拠点へ向かう。 サムはブリジットの最期に立ちあい、彼女が果たせなかった望みを聞く。 それは、必要な物資を配達し、カイラル通信 大容量通信網 を繋ぎ、アメリカを再建することだった。 ブリッジズを辞めたサムは一時は断ったが、ブリジットの一人娘アメリ サムの義姉 が、先遣隊として赴いた西海岸の都市でテロリストに身柄を拘束されていることを聞き、アメリを助けるついでに再建の手伝いをすることになる。 成り行きで譲り受けた装備品のBB ブリッジベイビー と共に、サムは単身で北米大陸を横断する任務を開始した。 ビーチと現世を往来し、歪んだ時空間でBBを奪取しようとする謎の兵士や、悪路、分離破壊主義者のテロリスト、配達依存症の集団、UCA 現在のアメリカ 加盟に不信感を持つ孤立主義者など、立ちはだかる様々な困難を越え、サムは配送をこなしながらアメリの救出を目指す。 「伝説の配達人」と呼ばれており、ブリッジズメンバーだけでなく民間人にもその名を知られている。 アメリカ大統領ブリジットを養母に持ち、その娘であるアメリは義姉にあたる。 接触恐怖症であり、他者に触れられることを極端に嫌う。 自分とブリジットと妊娠中の妻の3人で撮った写真をいつも持ち歩いている。 また、幼少期にアメリから貰った""を成人後も手放すことなく持ち歩いており、妻のルーシーはこれをと見ていた。 レベル2の能力者 ドゥームス であり、BTをはっきりと視認はできないものの僅かに感じることができる。 帰還者である彼の血液はBTをあの世へ退けられる性質を持ち、老廃物にはBTの力を弱める性質がある。 そのため、彼の血液や老廃物を用いた対BT兵器が開発されている。 本編の10年前に妻のルーシーを、生まれてくるはずであった子供のルーと共に亡くしている。 妻の遺体は発見が遅れたことでBT化、対消滅が発生してしまい、連絡が取れなくなっていた妻のもとに駆けつけたサムも巻き込まれる。 帰還者である彼は対消滅からの唯一の生還者となったが、そのために世間から対消滅の原因を作った犯人とみなされて非難を受け、その非難が養母であるブリジットや、当時所属していたブリッジズにも向けられるようになった為、ブリッジズから離脱することとなる。 ブリッジズ離脱後から本編開始時までの10年間はポーターとして配達業務に従事していたが、上記の過去や接触恐怖症のため「もう誰とも繋がるつもりはない」と語る程に孤立を深めており、ヒッグスの観察によれば「人と人を繋げることに辛うじて生きる意味を見出している」状態であった。 「ネットが世界を覆いつくしても、争いは絶えなかった。 無理矢理世界を繋げても、また綻びが生まれる」という考えを持ち、それゆえブリッジズの理念に対して極めて否定的であり、当初はアメリやダイハードマンからの依頼を拒否する姿勢を見せていた。 しかし、口では「俺たちは繋がっていない」とアメリに言いつつも、彼女との繋がりを本当に断ち切ってしまうことはできず、「アメリを助けるついで」として北米大陸を繋ぐ任務を引き受ける。 当初は個体識別コードである「BB-28」と呼ばれていたが、物語の途中でサムにより「ルー」という名前を与えられる。 物語序盤、サムはBBを装備したブリッジズ死体処理班のイゴールと共に、座礁地帯を通って遺体を焼却所へ運ぼうとしていたが、このBBが正常に機能しなかったためにBTに捕捉されてしまい、その結果対消滅によるセントラルノットシティの消滅を招いてしまう。 その後、このBBはイゴールのログを解析したブリッジズによって不良品と判断され、ブリジットの遺体とともに焼却処分される予定であったが、焼却所で大量のBTに囲まれたサムに装備され、彼の窮地を救うことになる。 焼却所から帰還した後は、能力者に適合する稀有な性質を評価され、サムの大陸横断に欠かせないパートナーとして同道することとなる。 ポッドの中のBBに「パパだよ」と語りかけてくる。 第一次世界大戦の死者が集まるビーチでサムと初めて対面し、その後も第二次世界大戦、ベトナム戦争のビーチで衝突することとなる。 BBに強い執着を見せる。 後にサムが彼から奪ったドッグタグから、本名がクリフォード・アンガーである事、アメリカ陸軍の特殊部隊に所属する兵士であったことが判明する。 ブリッジズにおいてBBのメンテナンスを担当。 話し相手にボディタッチしたがる癖があるためサムとは相性が悪い。 の再生研究過程で誕生し、再生できなかった臓器の7割を死者からの臓器移植で補っている「人造人間」又は「フランケンシュタインの怪物」。 母体子宮から「誕生」したのではなく「造られた」試験管ベビーなため魂 カー を持たず、死んでもビーチに辿り着く事がないからという理由で、自ら「死した男 デッドマン 」と皮肉って名乗っており、ビーチに対して憧憬する。 能力者でもあり、自身のビーチを経由して遠隔地へ瞬間移動できる能力を持つ(雨の日は使えない)。 また、この能力を使用して他者を遠隔地へ転送する事も出来るが、魂を持たない物体を転送する事はできない(但し、転送される人物と深い繋がりを持つ物品は例外的に転送が可能)。 彼女のこの能力は、本作のファストトラベルシステムとして機能している。 ただしこの能力を使用するにあたり、一時的に血中酸素の濃度が高くなり、連続使用すると涙や鼻血、果ては昏睡状態に陥る。 フラジャイルとは「壊れ物」の意。 フラジャイル・エクスプレスは彼女の父親が立ち上げた会社であり、父親の死後にリーダーの役目を引き継いだ。 彼女の配送組織はノットシティやプレッパーズ達から強く信頼される存在であったが、後に同業のパートナーであったヒッグスに裏切られ、会社の配送網を秘密裏にテロ活動に利用されてしまう。 その結果、ミドルノットシティが核兵器によって消滅し、彼女とフラジャイル・エクスプレスの信用は地に堕ちてしまう。 同じく標的となったサウスノットシティへのテロ行為は、彼女の身を挺した活動で回避されるものの、その際にヒッグスから仕掛けられたゲームによって首から下の素肌を時雨に晒すことになり、結果頭部を除く全身が急速に老化した状態となっている。 この事件の後、彼女はヒッグスへの復讐の為、復讐に助力するという見返りを条件に、ブリッジズとサムに協力していくこととなる。 死去したブリジットの遺志を継ぎ、UCA(アメリカ都市連合)の新しい大統領に就任した。 名前の由来は、探検家の。 BTをはっきりと視認でき、"身体がビーチにある"ため、見た目は10年前から年を取っていない。 ブリッジズ第一次遠征隊を率いてノットシティを繋げるための遠征に出発したが、エッジ・ノットシティに到達したところでヒッグス率いるテロリスト集団に遠征隊を壊滅させられ、アメリ自身は閉じ込められたという経緯が、サムへのブリーフィング時に語られる。 サムに自身の救出と、各ノットシティにカイラル通信を繋げる仕事を依頼する。 フラジャイル曰く「レベル7か、それ以上」の能力を持つ能力者で、BTを操り、時雨を人為的に引き起こす他、フラジャイルと同じ能力も持つ。 テロリストを率いて各地で対消滅テロを引き起こしており、本編以前には「フラジャイル・エクスプレス」の配送網を利用して核兵器によるテロリズムも行い、その結果としてミドルノットシティを壊滅させている。 「デスストランディングの正体をつかんだ」と語る。 常に黄金の骸骨の仮面を被り、その理由は自身の顔が好きではないからという。 額には英文のタトゥーが彫られている。 かつては彼も各地に荷物を届ける配達人として誇りと使命感を持っていたが、ある日を境に人が変わってしまったと、当時共に活動していたフラジャイルは語っている。 彼の生みの親はプレッパーズであり、その後同じくプレッパーズである養父に引き取られ、幼少期の大部分をシェルターの中で過ごしていた。 暴力的な養父から身を守る為に自衛行動をとり、結果として養父を死なせてしまった過去を持つ。 その時に養父の遺体に触れた事でBTを感じ取れるようになり、そのことに気づいた彼は、能力が衰えるたびに密かに人を殺し遺体(死)に触れることで能力を復活させ、その能力を駆使して生き延びていくようになる。 シェルターを出た後は、体ひとつでできる仕事として荷物の配送業務に従事するようになる。 当初、人々を繋げる配達の仕事はあくまでも自分が生きるための手段であり、自分自身は誰かと繋がる必要はないと考えていたが、配達の仕事を続けていくうちにプレッパーズから信頼され頼りにされるようになったことで、配達の仕事に生きがいを感じるようになっていった。 ある時、いつも荷物を配送していたプレッパーズが病死している現場に遭遇し、遺体の焼却が間に合わないと判断したことから、次善の策として付近の座礁地帯に遺体を遺棄する。 その際にプレッパーズの遺体に触れたことで、BTを感じ取れる能力が復活する。 BTを知覚できるという彼の能力は、西部に基盤を置く配送組織の知るところとなり、その配送組織に招聘された彼は組織の中心人物となっていく。 しかしその後、配達人が理性を失ってミュールとなったり、BTに捕らえられ対消滅したことで、彼とともに配達を行う仲間が少なくなってしまう。 その状況に危機感を抱いた彼は「配達人達も一つにまとまる必要がある」と考えるようになる。 それと同時に、彼自身のBTを感じる能力も弱くなってきていたことから、自分自身ももっと強い力を得る必要があると感じるようになっていった。 そんな時にフラジャイルと出会い、彼女の能力と配送会社を見こんだ彼は、かねてより考えていた「配達人達も一つにまとまるべき」という思想を実現するため、自身の配送組織とフラジャイル・エクスプレスの協力を提案し、彼女のパートナーとなる。 当初彼女を裏切る意思はなかったが、彼女と協働する日々を送る内に、彼女ほどの能力でもBTやDSに対抗するに十分ではないと感じるようになり、更に強力な力を持つ者と組むことを望むようになる。 そんな彼の前にアメリが現れ、彼女の力にほれ込んだ彼は「彼女こそがアメリカ再建の希望だ」と信じるようになる。 その彼女からBBを模した人形を与えられた彼は、その人形と繋がることでアメリと繋がれるようになり、アメリの力を借りて「レベル7かそれ以上」とフラジャイルに評されるほどの能力を行使できるようになる。 しかし同時に、絶滅体であるアメリと繋がったことで絶滅夢を見てしまい、人類が近い内に絶滅する運命にあるのを悟ったことで、人々を繋げることに意味を見出せなくなってしまう。 後に、アメリもその事実を認識しており、それでもなお人々を繋げようとしていることを知った彼は、自分がアメリ 絶滅 と世界を繋げる橋になり、人類に絶滅をもたらすことを己の目標として行動するようになる。 骸骨風の仮面をつけた黒人男性。 大統領の右腕であり、サムに分離主義者に拘束されたアメリの救出と「北米をもう一度繋ぎ直すよう」依頼をする。 DS以前はアメリカ陸軍の特殊部隊所属の兵士として、当時の上官であったクリフと共に様々な特殊作戦に従事していた。 過酷な戦場を幾度も生き延びてきたことから「ダイハードマン」 死なない男 の異名を持つようになるが、帰還者であるサムとは違い、彼本人は特殊能力を持たないと自ら語っており、生き延びて来られたのは死を恐れて戦場を逃げ回っていたからであり、また上官であるクリフが幾度も自分を助けてくれた為でもあると語っている。 能力者であるがレベルは不明。 ブリッジズのメカニック担当で、縁なし眼鏡をかけた若い女性。 赤ん坊のBTと繋がっている。 本人曰く「(このBTは)私の子よ。 私はこの子のママ」 英語版では娘と呼んでいる。 過去に出産のため入院していた病院がテロによって崩壊し、長時間に渡って瓦礫の下敷きとなっていた。 その間に胎内にいた彼女の子供はBT化し、BTとなった子供の泣き声によって彼女は救助隊に発見されることとなる。 それ以来彼女は子供がBT化した場所を離れることができず、病院の跡地に研究所を構えて生活している。 能力者であるがレベルは不明。 BTの調査研究を担当する。 常にを装着し、21分毎に心停止しては3分で蘇生する。 よって、1日に60回死に、60回生き返る。 彼にとって21分は死ぬまでの待ち時間でしかない。 過去に対消滅によって妻と娘を失っており、自身も手術を受けていた病院が被災したことで心停止状態に陥る。 その際に入り込んだビーチ(同じ対消滅で死亡した他の人々と共有されているビーチ)で海(あの世)へ歩み去ろうとする妻と娘を見つけるものの、自身はAEDによる蘇生によって陸(現世)へ引き戻され、それ以来妻と娘とは離れ離れとなってしまっている。 以来、彼は妻と娘に再会するべく、定期的にビーチを訪問しては家族を探す日々を送っている。 その結果、心臓はハート型に歪曲し、ハート型を患う。 自身の心臓の分身としての存在のハート型の湖が眺められる位置に研究所兼自宅を構えている。 サムが彼の自宅に訪問した時点で218549回心停止していることが明かされる。 つまり9年と11ヵ月と22日と12時間このサイクルを繰り返している計算になる。 末期癌に侵されており、死ぬ間際にサムと再会、アメリを救ってほしいと遺言を託し息を引き取る。 遺体はネクローシス化する前にサムにより焼却場まで運ばれて火葬された。 演 ブリジット(アメリの二役) ブリッジズ [ ] イゴール Igor Frank 声 - ブリッジズ死体処理班の男性。 プロローグで登場。 担当していた自殺者の遺体が、発見が遅れたことでネクローシスが始まりかけていた為、座礁地帯を抜けて最寄りの焼却所へ運ぶことを決断する。 そのために能力者であるサムに同行を依頼し、自身もBB-28を装備することでBT対策としていたが、BB-28が正常に動作しなかった為にBTに捕捉され、乗っていたトラックを横転させられてしまう。 トラックの横転後、下敷きとなった運転手の救助を試みるが、運転手がBTのハンターに捕らえられてしまったことで救助を断念し、対消滅を避けるため謝罪の言葉を述べながら射殺する。 その後自らもBTの標的となった為、サムにBB-28を託し拳銃で自死を試みるが、引き金を引く直前にBTに足元を掬われたことで失敗し、拳銃を手放してしまう。 その後もナイフで自死を試みるが、間に合わないまま捕食されてしまい、対消滅によってセントラル・ノットシティとともに消滅してしまう。 マウンテン・ノットシティの代表者であり、ママーと肩を並べる天才的な技術者でもある。 かつてはビーチを介して姉のママーと繋がっており、言葉を使わずして互いの思いを伝えあうことができた(姉妹はこれを「双子通信」と呼んでいた)。 地質学者 アメリが中部に残していったブリッジズ第一次遠征隊のメンバーの一人。 古生物学者 アメリが中部に残していったブリッジズ第一次遠征隊のメンバーの一人。 エボデボ学者 アメリが中部に残していったブリッジズ第一次遠征隊のメンバーの一人。 プレッパーズ [ ] ミュージシャン モデル - ルーデンスマニア モデル - エンジニア モデル - アメリカ中部で機械の研究開発をしている技術者。 アメリカ中部でサムが最初に荷物を配送する三人のプレッパーズのうちの一人。 エルダー モデル - 中部エリアの山岳地帯にシェルターを構える高齢の男性。 生活の必要からカイラル通信を繋ぐことには肯定的だが、過去の経験からUCA加盟には消極的。 DS以前のアメリカで移民として暮らしていたが、が大統領に当選するのを目の当たりにしたことでアメリカへの信頼を失い、となった過去を持つ。 クラフトマン モデル - Hermen Hulst 中部エリアに住む武器職人。 ボーラガンやカスタム血液グレネードの製作者。 ミドル・ノットシティのテロ事件が原因でフラジャイル・エクスプレスに不信感を抱いており、フラジャイルの協力を得ているサムやブリッジズに対しても疑いの目を向ける。 コレクター モデル - 中部エリアに住むプレッパーズの一人。 先祖は雑誌の編集者をしていた。 紙の雑誌を読んでいた影響もあってカイラル通信の接続には消極的。 品質がいい状態で荷物を運ぶと「殿堂入り」という言葉を使う。 コスプレイヤー 中部エリアに住むコスプレイヤーで、同じく中部エリアに住むスピリチュアリストとは双子の姉妹。 サムにコスプレイヤー謹製のラッコフードを託してくれる。 日本語吹き替えではサムのことを「ボス」と呼ぶことがある。 映画監督 モデル - ジャンク屋 クレーター湖の付近にシェルターを構える技術者。 極めて高い技術力の持ち主であり、ジャンクからスピードスケルトンを作り出すことでママーを感心させている。 恋人であるカイラル・アーティストをテロで失ったと思い込んでおり、テロリストを刺激したブリッジズやテロ活動に 知らずに 加担したフラジャイル・エクスプレスに対して強い敵意を向けている。 カイラル・アーティスト モデル - タール湖の湖畔のシェルターに母と住んでいるプレッパーズの一人。 時雨農家 気象観測所の南に時雨環境学者と住んでいるプレッパーズの一人。 元はアメリの指示によりクレーターの緑化を目指して研究をしている研究者だったが、時雨の性質を生かしたの栽培が上手くいったことで栽培に夢中になっている。 小説家の息子 モデル - 北配送センター付近のシェルターに住んでいるプレッパーズの一人。 瓢箪を育てており、瓢箪の中に生息するクリプトピオシスに「クリプトピオシスD」と名付ける。 医者 マウンテン・ノットシティ付近に居を構える高齢の男性医師。 元々はノットシティで医師をしており、カイラル通信を使用した遠隔医療機器の開発をしていたが、ノットシティでの医療に限界を感じて医療機器技師の助手と共にプレッパーズとなった。 その為カイラル通信の接続には肯定的である。 ロボット工学者 雪山にシェルターを構える女性。 子供とともに暮らしている。 登山家 雪山にシェルターを構える男性。 山岳ガイドの妻とともに生活している。 ストーリーが進むと第一子を授かり、「サム」と名付ける。 スピリチュアリスト 雪山にシェルターを構える女性で、コスプレイヤーとは双子の姉妹。 自身の住む雪山をピラミッドと捉えており、古代エジプトの文献や発掘資料と占星術の観点からデスストランディングの謎を究明しようとしている。 カメラマン 山岳地帯の麓で母と生活している女性。 父親は遺跡で撮影した壁画からデスストランディングの謎を解明しようとしたが、志半ばで亡くなったため、父親の意志を継いで活動をしている。 ファースト・プレッパー 雪山にシェルターを構える男性。 冷戦の時代から先祖代々プレッパーとして生活してきており、彼は7代目に当たるとのこと。 ベテラン・ポーター モデル - 雪山の麓にシェルターを構える老齢のポーター。 ヒッグスが配送組織を率いていた当時のメンバーだったが、仲間がミュールになる惨状やヒッグスがテロ行為に加担するようになったことで、組織を信用することが出来なくなり離脱。 仲間が引退していく中で1人周辺のフレッパーズに配送を行っていた。 しかし、身体の限界が来ており、現在はシェルターで療養中。 ピーター・アングレール ミドル・ノットシティのクレーター付近にシェルターを構え、サム指定依頼でピザの配達を依頼してくる謎の人物。 エッジ・ノットシティの決戦後に正体が明かされ、最後のピザ配達を完遂することでカイラル通信接続とUCA加盟が達成される。 演 放浪のMC その他 [ ] ルーシー サムの妻。 物語開始時点では故人であり、その姿はサムが持っている写真の中でのみ確認できる(但し彼女の顔部分は、時雨による劣化でぼやけてしまっている)。 生前はカウンセラーであり、接触恐怖症を患っていたサムの担当医として彼と出会い、彼の治療を続けていく過程で逆転移の影響を受けて彼を愛するようになる。 後に患者と個人的に親しい関係になるという禁忌を犯したことから自身をカウンセラー失格と判断し、自ら職を辞すこととなるが、本人はサムを救えたことに満足していた。 その後、サムとの間に第一子「ルイーズ」(ルー)を授かるが、サムの血を引く子供と繋がったことでビーチの存在を認識した結果、それまで持っていた死生観を大きく揺さぶられて精神的に不安定となり、その不安を打ち消すためにスマートドラッグに依存するようになってしまう。 本編の10年前に死亡し、遺体の発見が遅れたことで対消滅が発生してしまう。 死因はと報告されており、自殺の可能性も疑われたが、真相は不明。 リサ(アノマリサ) クリフの内縁の妻。 BBとの接続時に見えるフラッシュバックでのみ姿を確認できる。 脳死状態で生命維持装置の中に安置されている。 小説版では首吊り自殺を図って脳死状態に陥った事が明らかにされている。 戦士でいられなくなる事を恐れたクリフに拒絶されたのが原因であると仄めかされている。 BT 演 - ゲーム内に登場するBTの中に紛れ込んでいる他、特定の条件を満たした上である操作を行うと現れる。 後者ではサムをあの世に引きずり込もうとするが、その際音声言語を日本語に設定している場合に限り「ヒデオー!!」と叫ぶ。 フィールド [ ] 本作のフィールドは東部・中部・西部の3つに分けられている。 また、エピソードによってはビーチが舞台となることもある。 東部 [ ] 主に序盤と終盤の舞台となる。 さほど険しい地形は無いが道はキャピタル・ノットシティからポート・ノットシティまでほぼ一本道であり、中部に比べて移動の自由度は低め。 セントラル・ノットシティ K1 物語冒頭で荷物を配達しに向かうことになる街。 ブリッジズの本部が存在する。 外観は高層ビルの立ち並ぶ大都会そのものであり、ノットシティの中でも最大規模の街であることが伺える。 プロローグで発生する対消滅によって壊滅してしまい、以降のストーリでは登場しない。 キャピタル・ノットシティ K2 東部エリアの最東端に位置する街。 セントラル・ノットシティの消滅に伴い、ブリッジズの本部が移されてくることになる。 ブリジット大統領の病室もここに存在する。 ポート・ノットシティ K3 東部エリアの最西端に位置する街。 配送担当者はヴィクトール・フランク。 ポート・ノットより西は対消滅によって生じた巨大なクレーター湖となっている為、中部に向かうには船でクレーター湖を渡る必要がある。 配送担当者曰く「ポート・ノットに雨が降ったことはない」とのことだったが、サムが到着した直後にヒッグスの襲撃を受け、街に時雨とBTを呼び寄せられてしまう。 中部 [ ] 本作のメインとなるフィールド。 広大且つ、山岳地帯や荒野、雪山など様々な地形がある。 レイク・ノットシティ K4 中部エリアの東部に位置する街。 ポート・ノットシティからの船はこの街の港に寄港する。 ミドル・ノットシティ K5 中部エリアの北部に位置する街。 本編の1年前にヒッグスの核兵器テロによって壊滅している。 爆心地はクレーターと化しており、その付近はBTが彷徨う座礁地帯となってしまっている。 サウス・ノットシティ K6 中部エリアの南部に位置する街。 テロリストの攻撃によって半壊状態に陥っており、1年前にはミドル・ノットシティと共に核兵器テロの標的にされたことがある。 街のすぐ近くにはタールで満たされたクレーター湖がある。 マウンテン・ノットシティ K7 中部エリアの山岳地帯に位置する街。 ママーの双子の妹であるロックネが代表を務めている。 街の中心部から湧き出るタールに悩まされており、街がタールにのみ込まれてしまうことが懸念されている。 西部 [ ] 行動可能範囲は廃墟と化したエッジ・ノットシティとその付近のみ。 中部と西部の間にはタールベルトと呼ばれるタールの海が存在しており、西部に到達するにはタールの海を渡る何等かの方法が必要になる。 エッジ・ノットシティ K8 西部に存在する唯一の街。 北米大陸の最西端に位置している。 サムの大陸横断の旅の最終目的地。 テロリストによって街の住人が殺害され、その結果街中をBTが取り囲んでいるという状況にある。 ビーチ [ ] ビーチで死亡した場合、サムは現世に帰還できずゲームオーバーとなる。 第一次世界大戦のビーチ サウス・ノットシティで嵐 スーパーセル に巻き込まれたサムが引き込まれたビーチ。 サムがクリフと初めて邂逅する場所でもある。 第二次世界大戦のビーチ マウンテン・ノットシティ付近の山小屋で嵐に巻き込まれたサムとデッドマンが引き込まれたビーチ。 脱出後の分析によれば、舞台となっていた戦場は東欧であるとのこと。 ベトナム戦争のビーチ レイク・ノットシティ近くで嵐に巻き込まれたサムが引き込まれたビーチ。 アメリのビーチ 幼少期のサムがアメリに連れられて度々訪れていた。 ヒッグスとの決戦の舞台であり、クライマックスでも再び訪れることになる。 サムのビーチ サム自身のビーチ。 エピローグで訪れる。 アイテム [ ] 荷物 [ ] サムが配達先に配送する荷物。 配送端末で受注したミッションに応じて配送する荷物が託される。 フィールド上には配達人の落とした落とし物が点在しており、これを拾得して落とし物の持ち主の下に配送する事で評価を得る事も出来る。 落とし物は別の配送端末で「落とし物の届け出」を行う事で他の配送人によって配達され、届け出た場所から持ち主の居場所までの距離に応じて「いいね!」を貰う事が出来る。 荷物は中身とケースの両方に耐久値が設定されている。 ケースは時雨によって劣化し、ケースの耐衝撃性能が低下するが、ケースリペアスプレーにより修復が可能であり、ミッションの評価にも影響しない。 ケース内の物品は荷物に衝撃が加わると劣化する他、一部の荷物は特定の条件(水に沈める、縦に積む、荷物の温度が上昇する等)に抵触することでも劣化が進む。 ケース内の物品は修復不可能であり、中身の劣化状態はミッションの評価にも影響する。 壊れ物注意 衝撃に弱い荷物。 落下したり武器に使ってしまった場合中身が劣化してしまう。 カイラル時計など極めて繊細な配送物については、手に持って運ぶことを強制されるケースもある。 水没注意 川に沈むと劣化してしまう荷物。 運ぶには川に梯子や橋をかけて安全に渡る必要がある。 縦積注意 地面と平行になるように積まないと中身が劣化してしまう荷物。 等が該当し、運ぶ際には荷物の背負い方を考えなければならない。 但し、サムが身を屈める等して一時的に荷物が縦になるケースでは劣化しない。 クール便 低温で配達しなければならない荷物。 常温で場所では徐々に劣化が進み、屋根のある場所、寒冷地、雨天時、トラックに積んでいる状態であれば劣化しない。 遺体 遺体袋に収められた人間の遺体。 通常の荷物よりも左右に振られやすく、バランスを保つのに注意を要する。 遺体を背負っている場合、背中には遺体に加えてサイズM分の荷物しか背負えなくなる。 また、遺体を背負った状態ではプライベートルームに入れない。 本編では生きている人間を運ぶケースもあるが、荷物としての特性は遺体と同じ。 反物質爆弾 その名の通りで作られた。 の除去に使用される。 運搬用のケースは長距離の配送を想定した作りになっておらず、極めて慎重に扱う必要がある。 強い衝撃はもちろんのこと、車両やフローターで移動した際の衝撃でも起爆する恐れがある。 核兵器 あるイベントで配送することになる。 サムと離れ過ぎたりそのまま街に持ち込むと起爆してしまうため適切な方法で処理しなくてはいけない。 配送機材 [ ] サムの配達業務をサポートする為に使用されるアイテム群。 フィールド上に設置するタイプのアイテムは、使用後もその場に残り、ネット上の他プレイヤーも使用可能になる。 フィールド上に設置されたアイテムは時雨によって徐々に劣化し、最終的には消滅する。 梯子 フィールド上に設置することで、高低差のある地形を安全に移動できるほか、川やクレバスの上に設置することで安全に対岸まで移動することもできる。 未使用の梯子は設置後に手元に戻すことができるが、一度でも使用する(梯子に足を掛ける)と手元には戻せなくなる。 また車両と接触すると強制的に廃棄される。 ロープ用パイル 地面に突き刺して固定しロープを括り付けることで、高い崖などを安全に上り下りすることができるようになる。 建設装置 フィールド上に様々な設備を建設可能なアイテム。 ストーリーが進む毎に建設可能な設備が増えていく。 設備にはその場で即時使用可能になる物と、土台を作りそこに資材を投入する事で完成する物の二つに大別される。 後者はオンラインで投入された資材を共有する事も出来る。 ケースリペアスプレー ケースの耐久値を回復するスプレー。 荷物のケース以外には効果がなく、また時雨の中で使用すると効果が低減する。 血液袋 サムの血液をストック出来る。 武器に使用される血液は血液袋から優先して消費され、ダメージを受けた際も血液袋から血液が補給される。 水筒 が入っている水筒。 中身は水と成分の入った粉末を混ぜることで精製されている。 使用する事でサムのスタミナが回復する。 水筒の中身が減った場合は時雨の降っている場所や川で中身を補充出来る。 自動配送ロボ 自動配送をするロボット。 ロボットに配送を任せている間もサムは自分の依頼をすることが可能。 ロボットに任せた配送は評価は下がりやすく配送の中断は出来ない。 装備品 [ ] 装備することでサムの身体を保護する、運動能力を向上させる、外観を変化させること等ができるアイテム群。 ブーツ サムの足を保護するための装備。 徒歩で移動することで劣化していき、最終的には破損する。 ブーツが破損した状態で徒歩移動を続けるとサムのパフォーマンスに悪影響が生じる為、スペアブーツや靴底草を準備しておくのが望ましい。 ブーツはブーツハンガーに掛けることで、荷物の積載容量を節約することができる。 ブーツにはブリッジズ制式ブーツの他、ミュールやポーターが使用しているブーツも存在するが、ブリッジズ制式ブーツと比べると耐久力の点で劣る。 靴底草 靴底に似た形状を持つ植物。 フィールド上で採取することができ、ブーツの代用品として装備することができる。 ブーツと比べ安定性や耐久力で大きく劣るが、足音がしなくなるというメリットもある。 アクティブ・スケルトン サムの脚部に装着することでサムの運動能力を補強できる装備。 パワースケルトン、スピードスケルトン、パイルスケルトンの三種類があり、それぞれ「運搬可能な総重量の増加」、「ダッシュ時の移動スピードの増加」、「悪路での移動スピード低下を抑制+安定感向上」の効果がある。 加えて、スピードスケルトンやパイルスケルトンの装備時は パワースケルトン程ではないものの 運搬可能な総重量も増加する 一方でパワースケルトンの場合、装着すると脚部に荷物を固定できなくなるデメリットが存在する。 プロテクター 防御用の装甲パーツ。 スーツの肩や腰につけると自動で展開し、装着部位への被弾ダメージを無効化する。 ただし、ダメージを受けすぎて壊れると効果を失う。 酸素マスク フード連動型の酸素マスク。 装備時に、バッテリーがあれば酸素を生成し、スタミナの消費を軽減と有毒ガスの影響を無効化する。 パワーグラブ アイゼン状のパーツで手の動作を補助するグローブ。 :装備時、バッテリーがあれば滑落時に止まりやすくなり、両手を使った登攀時に忍耐ゲージを消費しなくなる。 梯子やロープの上下移動速度や荷物回収速度もアップ。 さらに、パンチ力や荷物の投擲距離も上昇する。 ヒートユニット 装着することで使用者の体全体を温めるユニット。 スーツの肩や腰につけると展開され、雪上にいると自動で効果が発動。 雪によるスタミナ低下を軽減、雪中休憩時の凍死を防ぐ。 ラッコフード ラッコを模したフード。 装備すると泳ぎの移動能力が大幅に向上する。 ゲームシステム上のデメリットは存在しないが、説明文では「場面によってはストーリーの雰囲気を壊す可能性がある」と但し書きされている。 武器 [ ] ミュールやBTへ対抗するために使用するアイテム群。 武器によって効果を発揮できる相手が異なる為、相手によって適切な武器を使用する必要がある。 ストランド サムが左腰に装着している縄。 ストランドを装備した状態で背後からミュールに接近すると、速やかにミュールを無力化できる。 また、ストランドを構えることで正面からの近接攻撃を受け流し、そこから敵を拘束する動作へ繋げることも可能。 上記のように縄で直接攻撃する以外にも、ボーラガンの弾として撃つ、ロープ用パイルに結び付けて崖の上り下りに利用する等、用途は多岐に渡る。 血液グレネード サムの血液を利用した対BT兵器。 BTへ投げつけることでダメージを与えられる。 ミュールには効果が無い。 サムの血液を採血して利用する為、使用する際にはサムの血液残量に注意する必要がある。 血液袋を所持している場合は、サムではなく血液袋の血液を優先して使用する カスタム血液グレネード クラフトマンによってカスタマイズされた血液グレネード。 血液グレネードに搭載されていたリミッター サムの血液を採取しすぎないようにするためのもの を解除し、より多くの血液を採取できるようにしたことで、BTに対してより大きなダメージを与えられるようになっている。 その反面、従来の血液グレネードよりも多くの血液を使用するため、血液の残量により一層注意する必要がある。 EXグレネード サムの老廃物を利用した対BT兵器。 ナンバー0、1、2の3種類があり、ナンバー0はサムがシャワーを浴びた際に洗い落とされた老廃物を、ナンバー1はサムが排せつした尿を、ナンバー2はサムが排せつした便を利用して作成される。 スモークグレネード 発煙手榴弾。 爆発すると大量の煙を発し、敵の視界を遮ることができる。 電磁スタンボム 爆発すると周囲に電撃を放ち、触れた人間を気絶させたり、車両を一時使用不能にする。 起爆を任意に行える「リモート電磁スタンボム」も存在する。 グレネード。 投げつけると爆発し、周囲の敵にダメージを与える。 殺傷武器。 チャージ式対BTハンドガン 型番:MA-BIS 弾丸にサムの血液を注入できる対BT兵器。 注入する血液の量に応じてBTにダメージを与えられるが、当然血液を消費する為、血液残量には注意する必要がある。 ハンドガン 型番:WM. 45 CARBINE 弾丸を発射して標的にダメージを与える武器。 銃弾には実弾とゴム弾の2種があり、実弾で攻撃すれば相手を殺害してしまう。 殺害した敵の遺体は時間経過でBT化し対消滅を引き起こす為、その前に焼却所に運び焼却処分する必要が生じる。 通常の銃弾はBTに効果を発揮しないが、サムの血液を塗布した特殊弾であれば効果がある。 また、サムの血液が付着した箇所や、血液グレネードで生じた血煙越しに銃撃した場合でもBTにダメージを与えられる。 HGカスタムの銃に限り、カイラル結晶でコーティングされた黄金弾を撃つことができ、血液弾以上のダメージをBTに与えることができる。 発射時にカイラル結晶を消費する アサルトライフル 型番:WM. 556 装弾数と連射速度に秀でた武器。 銃弾ごとの特性はハンドガンの場合と同様。 ショットガン 型番:WM-MASHER12GA 近距離での火力に秀でた武器。 銃弾ごとの特性はハンドガンの場合と同様。 4種類のグレネード弾の切り替えは可能。 4連装ミサイルランチャー 型番:SLW-X04 無誘導式の4連装ミサイルランチャー。 多弾頭ミサイルランチャー 型番:SLW-X05 誘導式の多弾頭ミサイルランチャー。 最大5対象まで同時ロックオンが可能。 ボーラガン 型番:BOLA 縄を発射して標的を拘束するための武器。 縄が命中した標的は拘束状態になるが、拘束は一定時間で解ける為、その間に逃げる・気絶させる等の手を打つ必要がある(拘束した敵は蹴る事で気絶させる事が可能)。 首に命中させれば即座に気絶させられる。 拘束に使用する縄にはサムの血液が染み込ませてあるため、ミュールだけでなくBTにも有効。 スティッキーガン 型番:MA-STG ワイヤー粘着弾を射出し、命中した荷物を引き寄せる銃。 ただし、ミュールとBTには効果はない。 排尿 サムが放尿する。 放尿した場所にはきのこが生え、建物や梯子と同じくオブジェクトとしてオンライン上で共有される。 サムの体液は特殊なため、BTとの戦闘ではBTをひるませたり動きを封じる事が可能だが、武器使用が制限されるエリア 配送センターやシェルター等 であったり、放尿しようとしている場所の周囲にミュールやテロリスト、ポーター等のサム以外の人物 気絶状態時も含む がいたり、ホログラムが表示されていると放尿することができない。 マグナム マグナムリボルバー。 ダイハードマンが使っていた銃。 車両 [ ] フローター リバース・トライク トラック メモリーチップ [ ] デス・ストランディング発生以前の遺物のデータが入った記録媒体。 その他、小島本人が知見・着想を得た物やお気に入り、全56個。 内1ヶ所に小島による本作世界の風景画を掲示。 敵 [ ] サムの北米大陸横断の障害となる敵。 人間とBTの2種に大別できる。 人間 [ ] ミュール 配達依存症になった配達人。 大陸の各地に拠点を設置しており、付近を通る配達人から配達物を強奪している。 電撃を与える槍やゴム弾の銃、スティッキーガンなどの非殺傷武器で武装しており、配達人の命を奪うことはないが、気絶してしまうと所持している荷物を全て奪われてしまう。 奪われた配達物は縄張り内に設置されているミュールポストに保管される為、ポストに接近できれば取り返すことが可能。 一方で、配達物でない私物はゴミ箱に捨てられてしまう。 彼らの縄張りにはセンサーが敷設されており、荷物を感知すると集まってくる。 ストーリーを進めればオドラデクでミュールのセンサーを打ち消す事が出来るようになる。 近接攻撃や非殺傷武器で縄張り内のミュール全員を無力化すれば、そのエリアをポーターが通行可能になる。 殺傷武器などを使う事で殺害する事も出来るが、その際は遺体がネクローシスしてBTとなるリスクも伴う。 ミュールとは元々、デスストランディング以降の世界で人々のために荷物の配達を行っていた善良な配達人であり、「ミュール」という名称も配達組織のものであった。 しかし、カイラル汚染による精神異常に加え、荷物の配送によって得られる感謝(作中では「いいね!」で表現されている)によって分泌されるオキシトシンと、それがもたらす幸福感に依存するようになった結果、配達物そのものに執着するようになってしまっている。 テロリスト アメリカ都市連合に敵対する武装集団。 ミュールと同じく各地に拠点を設置して活動しているが、ミュールと違い殺傷武器で武装しており、配達物でなくサムの命を狙って襲い掛かってくる。 テロリストの縄張りにもセンサーが設置されているが、こちらは配達物でなく人間を感知する。 そのため配達物を所持していなくてもセンサーに捕らえられてしまう。 ヒッグス 分離過激主義者を率いるテロリスト。 アメリのビーチでサムと対峙する。 第一段階では銃とグレネードを駆使してサムを攻撃する。 サムを見失うとセンサーを打ち、補足すると瞬間移動で死角に回り込み銃撃してくる。 第二段階では銃を捨て、ナイフによる近接攻撃主体に切り替える。 ナイフによる攻撃はストランドで受け流すことが可能であり、そこから拘束に繋げることで大きな隙を作ることが可能。 第三段階では素手での殴り合いになり、それまでとは違った操作で格闘戦を繰り広げることとなる。 クリフ 戦争のビーチでサムと交戦することになる兵士。 骸骨の兵士を引き連れている。 索敵状態では骸骨の兵士とともにサムを探しており、この状態であればストランドによる拘束が可能。 発見状態では骸骨の兵士を指揮しつつ銃撃してくる。 一定のダメージを与えると一時撤退し、骸骨の兵士を召喚して再度サムを探し始める。 BT [ ] ゲイザー BTの一種。 座礁地帯で生者を探しており、その存在を察知すると手形の痕跡を残しながら追ってくる。 ゲイザーは聴覚で生者の存在を察知している為、付近を通り抜ける際は足音や呼吸音を抑える必要がある。 BBが機能している状態であれば、オドラデクの動きによって最寄のゲイザーの位置が分かる。 また、静止状態であればゲイザーの姿を直接視認することも可能。 ゲイザーに発見されると追跡され、追い付かれると周辺の地面がタールに覆われ、地面から後述するハンターが現れるようになる。 発見された場合でも、サムの移動スピードによっては追跡を振り切って逃げることも可能。 ゲイザーへの対処法としては、静かにやり過ごす以外にも、ボーラガンで拘束して通り抜ける、対BT兵器で攻撃しあの世へ退ける等の方法がある。 また、コードカッターを持っている場合は、未発見の状態であればゲイザーの臍帯を切断することで現世から消滅させることが可能。 コードカッターで倒すとそのBTから「いいね!」が貰える。 ゲイザーにも複数の種類が存在し、通常よりも小さく視認も狙撃も難しい胎児型や、コードカッターで臍帯を切断できない種類、逆にコードカッターでしか倒せない種類も存在する。 ハンター BTの一種。 タールに覆われた地面から出現して生者に掴みかかり、後述するキャッチャーの元へ連れ去ろうとする。 地面に引き倒されると連れ去られてしまう為、掴みかかるハンターを振り払いつつ、忍耐ゲージが尽きる前にタールの圏外へ脱出する必要がある。 ゲイザーと同じく、対BT兵器で退けることが可能。 終盤にはタールに引きずり込まれると即ゲームオーバーになる黄金のハンターが出現する。 また、ミュールやポーターが移動不可になった場合のみ現れる銀色のハンターも存在する。 キャッチャー BTの一種。 ハンターによって連れてこられた生者を捕食しようとする。 獣型、イカ型、イルカ型など、複数の形態が存在する。 キャッチャーとの戦いに突入すると、広範囲の地面がタールに覆われると同時に、過去にその地域に存在していた建造物などが出現するようになる。 タールの中ではサムの移動が阻害されるため、有利に戦うにはタールに沈んでいない足場を確保するのが望ましい。 キャッチャーには体力ゲージが設定されており、対BT兵器でダメージを与え体力をゼロにすることで倒すことができ、その身体のあった場所には大量のカイラル結晶が出現する。 また、タールのエリアから離脱することで逃げ切ることも可能。 キャッチャーを倒すか逃げ切ると、その座礁地帯の時雨が一時的に止んで安全に通過できるようになる。 キャッチャーの攻撃を受けると出血してしまう。 また、捕食攻撃を受けるとサムがキャッチャーに捕食されてしまい、対消滅が発生する。 キャッチャーとの戦闘中はパッドボタンを押すと他のプレイヤーに支援を求める事ができ、武器やアイテムを投げ込んでもらえる。 ストーリー上ではボス戦としてキャッチャーとの強制戦闘になることがあるが、倒さなければならない場合と逃走可能の場合がある。 キャッチャー(人型) 人型のキャッチャー。 頭部が人間の両手を合わせたような形状をしているのが特徴。 プロローグでイゴールを捕食したBTであり、後にエッジ・ノットシティでサムと激突する。 縄でサムを手繰り寄せて捕食しようとする他、BTを召喚して嗾けてくる。 ヒッグスが融合している箇所に攻撃すればより大きなダメージを与えられる。 キャッチャー(鯨型) 鯨型の巨大なキャッチャー。 サムがキャピタル・ノットシティに戻る直前に現れる。 本作の実質的な。 世界観・用語 [ ] 本作のテーマ・象徴 監督の小島秀夫は「DEATH STRANDINGでは、手形 掌 が重要なアイコンとなります。 掌を開くと、他人と繋ぐ事が出来ます。 掌を閉じると、それは拳に変わり、他人を排除する事が出来ます。 繋ぐ事と争う事は、表裏一体。 」と作品のテーマについて述べている。 舞台 本作は、デスストランディングによって荒廃し、BTやテロリストによって分断された北米大陸が舞台になっている。 前時代の道路や建築物などは時雨での劣化や対消滅などでほぼ荒野と化しており、人々は地下に街と自治体を形成して住んでいる。 マップはオープンワールド形式で、規模は不明だがアラスカやハワイなどを除く地域を舞台にしている。 ハシゴなどのアイテムによってがけを上り下りすることもある程度は可能。 肉体 ハー と魂 カー 本作の世界観では、人間は肉体と魂で構成されており、肉体が死を迎えると魂はビーチを通って「あの世」へ向かうとされている。 デス・ストランディング 作中において発生した現象。 原因等の詳細は不明。 略称はDS。 本作の設定を作った小島によれば、「デス・ストランディング」は「ある世界」から「あるもの」が座礁することを意味する。 DSが発生したことで北米大陸の各所に座礁地帯が出現し、アメリカ合衆国は分断されてしまう。 さらに大陸各地で時雨や対消滅が発生したことで国土が荒廃し、合衆国は崩壊してしまう。 作中でハートマンらが語るところによれば、デス・ストランディングとはBT(死者)がビーチを通ってあの世 海 からこの世 陸 へやって来る(座礁してくる)現象を指している。 またハートマンやブリッジズ所属の学者たちによる研究の結果、デス・ストランディングが発生したのは今回が初めてではなく、太古の地球でも発生していたことが判明する。 加えて、過去に発生したデス・ストランディングはビッグファイブと呼ばれると同時期に発生していた可能性も浮上し、このことから「過去の大量絶滅はデス・ストランディングによって発生したのではないか」という考えをハートマンは打ち出している。 現実世界では、鯨やイルカが大量に海岸に打ち上げられる現象を マス・ストランディング、生きた状態は ライブ・ストランディング、死んだ状態では デス・ストランディングという。 座礁鯨のことはBeached Whaleと呼ぶ。 ちなみに「 マス・ストランディング」という言葉を小島監督が知ったのは、2010年に東京の国立科学博物館で開催された「大哺乳類展 海のなかまたち」を見たときである。 ラスト・ストランディング 来るべき6度目のを指す言葉。 ビッグ5と呼ばれたこれまでの大量絶滅と異なり、物質と反物質が共に消え去る完全な消滅が発生する。 ブリッジズ デスストランディングによって崩壊したアメリカを再建するべく結成された組織。 「再び都市連合を作らなければ、人類は滅びてしまう」というブリジットの思想の下、各ノットシティを繋いでアメリカ都市連合を築くべく活動している。 組織の長はダイハードマン。 本編の3年前に、アメリをリーダーとする第一次遠征隊を派遣し、エッジ・ノットシティまで辿り着くことに成功するが、そこでテロリスト集団の襲撃を受けたことで遠征隊は全滅してしまう。 その後は第二次遠征隊を派遣する準備を進めていたが、プロローグで発生した対消滅により本部がセントラル・ノットシティごと消滅したことで、第二次遠征隊の派遣も絶望的となってしまう。 そのためブリッジズは、第二次遠征隊が担うはずであった任務を「伝説の配達人」サム・"ポーター"・ブリッジズに託すことを決定し、本編の物語へと繋がっていくこととなる。 アメリカ都市連合(UCA、United Cities of America) ブリッジズが北米大陸に再建しようとしている国家の名前。 DSによって崩壊したアメリカ合衆国の後継となる国家であり、初代大統領にはブリジット・ストランドが就任している。 北米大陸全土にカイラル通信を繋ぐことだけでなく、各ノットシティやプレッパーズの信頼を得てUCAに加盟させることもサムの目的の1つとなっている。 分離破壊主義者(ディメンス) ブリッジズとアメリカ都市連合に敵対するテロリストの総称。 ダイハードマン曰く「彼らは思想の一種」「何者かに統率された一組織ではない」とのこと。 「繋がりは義務を要求し、個人を縛る鎖だ」と主張し、都市や人々の繋がりを分断するべく、大陸の各地で「対消滅テロ」を行っている。 ミュールと同じく大陸の各地に拠点を設置しており、サムを見つけると殺傷武器を用いて襲い掛かってくる。 フラジャイル・エクスプレス フラジャイルがリーダーを務める民間の配送会社。 創業者はフラジャイルの父親。 中部エリアに基盤を持ち、かつてはノットシティやプレッパーズから厚い信頼を寄せられる配送組織であった。 フラジャイルがリーダーを引き継いだ頃に、西部を仕切っていたヒッグスの配送組織と業務提携を行うようになったが、そのヒッグスに裏切られたことで会社の配送網をテロに利用され、それまで築いてきた信頼をほぼ全て失う事となる。 BB(ブリッジ・ベイビー) 専用のカプセルに、臍の緒と人工羊水ごと収められている胎児。 本来の母親は脳死状態で、離れた場所にある病院にいる。 使用者はBBに接続することで、BBを介して脳死状態の母親と繋がることで「あの世」とも繋がることができ、その結果としてBTを(影のような不鮮明な形で)視認することができるようになる。 BBが収められたカプセルは使用者の胸部にある固定具に固定されて持ち運ばれる。 ストレスが溜まると自家中毒を起こしBTを感知できなくなるため、定期的にBBをあやしたり、プライベートルームのインキュベーターにつなぎ母親(スティルマザー)の子宮内環境と同期させたりする必要がある。 BBは紛れもない人間の胎児であるが、ブリッジズではあくまでも「装備品」として扱われており、耐用限界に達したり不良品と判断されたりすれば廃棄される運命にある。 BBはDS後のアメリカにおいて、BTセンサーとして活用することを主目的に研究が始められ、副次目的としてカイラル通信などに利用するための研究も行われていた。 しかしこの研究は倫理的な問題で世論の非難を浴び、加えてBBの研究中に対消滅が起き、マンハッタンが消滅するという大惨事が起きたことで、事故後に就任したブリジット大統領によりBB研究は全て凍結されたとされている。 しかし後にデッドマンの調査により、上記の情報はカバーストーリであることが判明。 BBはビーチに繋がるための装置として研究されていたことが明らかになる。 ビーチを通すことによって、ゼロ時間の大容量高速通信が可能になるばかりか、失われた過去の情報にもアクセスできるようになる。 これがカイラル通信であり、サムがQpidをかざしていた通信端末内にはBBが「人柱」として埋め込まれているのである。 この目的のために、最低でも10人の生体が利用されていることになり、この非人道的な研究開発はブリジット大統領本人の指示により極秘裏に続行されていた。 BB(人形) 人間の胎児を模した人形。 ルーのようなBBとは成り立ちが異なり、人間の胎児ではないが、こちらもBBと呼称される。 クリフの出現時に、彼の付近でこの人形の存在が確認される。 また、ヒッグスのBBポッドに収められているのはこちらのBBである。 ヒッグスの手記によれば、アメリはこのBBについて「人間と人形の中間、すなわち生と死の中間にある存在」であると説明している。 このBBはアメリのビーチと繋がっているため、このBBと接続することでアメリと繋がることができ、その繋がりを利用してアメリの持つ能力を行使することが可能になる。 脳死母(スティルマザー) 状態にあるBBの母親。 BBは脳死母を経由して「あの世」と繋がってるため、「あの世」の存在であるBTを知覚することが可能となっている。 BB-28の脳死母はキャピタル・ノットシティに安置されていることがデッドマンの口から語られている。 キューピッド(Qpid) カイラル通信を繋ぐために必要となる情報が保存されている媒体。 普段はサムの首に首飾りのようにして身につけられている。 構成物にカイラリウムを含む為、重力の影響を受けずに浮遊する。 Qpidのハードウェア部分はママーによって、ソフトウェア部分はロックネによって開発された。 時雨(タイムフォール/ときう) 作品世界にて、デス・ストランディングが起こって以後降るようになった特殊な雨。 空から落下して最初に当たった物体(当たった部分)の時間を進め、当たった後は普通の雨水となる。 最初に当たったのが物であれば劣化し、生物であれば成長/老化を早める。 山岳地帯では雪として降り注ぎ、この場合は「時雪」と呼ばれる(性質は時雨と同じ)。 カイラル結晶は時雨の影響を受けない性質を持つため、カイラル結晶でコーティングすることで建造物などを時雨の影響から防護することができる。 しかしながらカイラル結晶を大量に用いるとカイラル汚染による悪影響が発生する為、現状ではカイラル結晶を混ぜたコーティング剤を塗布することで時雨による劣化を低減させる程度が限界という状態にある。 ヒッグスはこの時雨を人為的に降らせる能力を持つ。 また、フラジャイルは過去に首から下の素肌を時雨に晒した影響で、頭部以外の全身が急速に老化している。 BT(Beached Thing s ) BTは"Beached Thing s "、つまり「座礁物」「座礁体」という意味の英語の頭文字をとって省略した言い方。 時雨が降っている時間・場所に現れる幽霊のような存在であり、主にゲイザー、ハンター、キャッチャーの三種類に大別される。 BTの出没地帯は「座礁地帯」と呼称されている。 通常の人間には見ることはできず、サム、アメリ、フラジャイルのような特異体質の者や、BBとつながっている者にだけ察知または視認できる。 人影のような姿をした ゲイザーは人間の存在を視覚ではなく聴覚(足音や呼吸音)で感知し、 ハンターはゲイザーが感知した人間を集団で襲い地獄(ハデス)に引きずり込む。 地獄に現れる キャッチャーは大型かつ動物型であり、その体内に取り込まれるとBT体内の反物質と反応して対消滅が発生し、大爆発を起こす。 これによって、周囲一帯がクレーターとなる。 キャッチャーが出現すると、その力によってあの世とこの世の結びつきが強まり、「死」つまり現在(いま)は存在しない「過去」が立ち現れる。 時雨によって消滅したはずの地形や合衆国時代の建築物、車両等が現れるのはこのためである。 BTから伸びる紐状のものは「臍帯」と呼ばれており、この臍帯によってBTは「この世」に繋ぎ留められている。 そのためコードカッターで臍帯を切断するとBTは「あの世」へ行けるようになり、現世から消滅する。 ハートマンは、BTが生者を探している時に発生する手形の痕跡は、「この世」の者と繋がろうとするBTの意思の表れであると解釈している。 座礁地帯 BTが出没する地帯の総称。 座礁地帯では黒い時雨が降り、地上の植物が急激に生育し枯れるという現象が確認される。 DSによって北米大陸各地に座礁地帯が出現したことで、各都市の間を行き来するのに多大なリスクが伴うようになり、その結果として各都市は孤立してしまっている。 遺体がネクローシスを起こした場所は新たな座礁地帯となる為、遺体の焼却が間に合わないと判断した場合は、次善の策として座礁地帯に遺体を遺棄するという手段が取られることもある。 本作の世界では、人間は死亡してから約48時間後に遺体がBT化する。 すると他のBTが「向こう側の世界」へ招こうと集まり出し、最悪の場合対消滅が起こり、街ひとつが消滅することもある。 そのためネクローシスする前に遺体を火葬しなれけばならないが、火葬時に発生する煙にもカイラル物質が含まれているため、街から離れた場所に火葬場がある。 ネクローシス前の遺体を火葬場に運ぶのは、通常はブリッジズ死体処理班の仕事であるが、サムは例外的に配達人でありながらブリジットの死体処理を引き受けている。 (その際に着用した作業着は死体処理班用のものである) 遺体焼却所 死亡した人間の遺体を焼却する為の施設。 東部と中部に一ヶ所ずつ存在する。 遺体の焼却時にカイラリウムが発生する為、カイラル汚染を防ぐために都市から離れた場所に建造されている。 ゲーム中でミュールやテロリストを殺害した場合、ネクローシス前に焼却所へ運び処分する必要が生じる。 対消滅(ヴォイドアウト) 人間とBTが接触することで起こる現象。 素粒子物理学の(英:Annihilation)に酷似した現象であるが、厳密には別の現象として区別されている。 対消滅が発生すると、人間がBTに捕食された地点を中心に極めて大規模な爆発が発生し、周辺地域を巨大なクレーターに変えてしまう。 BTが人間に接触するだけでは発生せず、BTに捕食されることで初めて対消滅が発生する。 これは、BTの体内にのみ反物質が存在する為であると考えられている。 また、帰還者(サム)が捕食されることで発生する対消滅は、通常の人間が捕食された場合の対消滅よりも比較的小規模なものになる。 これについてハートマンは「対消滅のエネルギーの一部はビーチに持ち去られるが、帰還者が捕食されるケースだとより多くのエネルギーが持ち去られるからではないか」と推察している。 カイラリウム BTから排出される物質でタール状の液体。 単に「タール」と呼ばれることもある。 この液体に触れると肉体汚染や精神汚染を発症する。 カイラル結晶 時雨が降った場所辺りにできる黄金の結晶。 BTと同じように反重力物質でできており、生成された際に手のような形を取る。 液状のカイラルは有害だが、結晶化したカイラルは無害で採取可能であり、また様々な性質を持つ事が発見されており、カイラル通信やカイラルプリンターなどの素材に活用されている。 ヒッグスの付けている仮面もカイラル結晶で生成されている。 時雨の影響を受けないという性質も持つため、カイラル結晶でコーティングすることで建造物などを時雨の影響から守ることができる。 カイラル通信 ビーチを経由して行う通信。 超大容量の情報をゼロ時間で送受信する事ができ、莫大な電力も発電機経由で安定供給する事ができる。 通信にビーチを利用する性質上、カイラル通信を繋いだエリアはカイラル濃度が上昇し、ビーチと接近することになる。 ブリッジズ第一次遠征隊が大陸各地にカイラル通信を繋げる為の通信設備を残しており、サムはこれらの通信設備にQpidをセットしていくことで、大陸全体にカイラル通信を繋げていくことになる。 これは同時に、大陸全土をビーチに接近させることにも繋がる。 ゲームシステム上では、カイラル通信を繋げたエリアではネット上の他のプレイヤーと間接的に協力しあえるようになり、通信が繋がっていない時よりもゲームを有利に進められるようになる。 ハートマンによれば、カイラル通信の原理やメカニズムについては不明な点が数多くあり、「よくわからないまま使っている」というのが現状とのこと。 ハートマンはこの状態を「初めて火を手にした人類」と形容している。 カイラルプリンター いわゆるの一種で、製造するのに必要な材料をプリンターに入れて作動させる事により、カイラル通信から得た原子情報を元に、カイラル結晶で作った水晶体を通して空間上にプリントして製造する装置。 ブリッジスはこの装置を用いて物資の流通が困難な現状が改善できると期待している。 ゲームシステム上ではプリントする事により大陸にアスファルト道路や橋を作る事ができる他、バイクや車もその場で製造する事ができる。 どんなものでも製造可能という訳ではなく、食料や飲料水等の生活必需品や、構成物にカイラリウムが含まれる物品は製造できない。 手錠端末 サムがダイハードマンと契約した際に右手首に付けられた手錠型の通信端末。 装着者の位置情報やバイタルメーターなどを見る事ができ、ストーリーを進める毎になどの機能が追加されていく。 アメリはこの装備を「私たちを繋ぐ象徴」であると主張するが、一方でサムは「束縛だ」と批判している。 コードカッター 物語の途中でサムの手錠端末に追加される機能。 開発者はママー。 サムの血液が持つ性質を利用して作られた刃物であり、BTをこの世につなぎ止めている臍帯を切断できる(BTに発見されている状態では使えない)。 配達人の左肩に装着される風車のような形状をしたセンサー。 周囲の地形を測量する他、荷物のタグを読み取って中身と持ち主を参照する事も出来る。 BBと接続する事でBTを探知出来るようになる。 また、接続中はBBの意思によってもオドラテクを動かせる。 ストーリーを進めることで、上記のような基本的な機能以外にも様々な機能が追加される。 (地形センサーで人間を探知できるようになる、敵のセンサーを無効化する等) 名前の由来はフランツ・カフカの短編小説「家父の気がかり」に登場する生物「オドラデク」から。 ビーチ この世とあの世をつなぐ境界線。 陸側が「この世」を、海側が「あの世」を象徴している。 カイラル通信やフラジャイルのテレポートなどはこのビーチを介して行われる。 人間一人ひとりが個別のビーチを持つが、ハートマンのように他人とビーチを共有できる特殊な例もある。 また、戦争や対消滅などで大勢の人間が死亡した場合、死亡した人々の無念や恨み、この世に繋がりたいという強い思いが、本来個々人で異なるはずのビーチ同士をもつれさせて「ストランド・フィールド」と呼ばれる特殊なビーチを作り出すと考えられている。 このビーチは大勢の死者で共有されている特異なビーチであり、サムが迷い込んだ世界大戦のビーチや、ハートマンが妻子と引き離されたビーチがそれに該当する。 ハートマン曰く、「ビーチの発見により人類は死を認識できるようになったが、同時にBTがビーチを経由して『あの世』から『この世』へやって来るようにもなった」とのこと。 能力者(ドゥームズ、DOOMS) ビーチの発見とともに確認されるようになった、特殊な能力を持つ者たちの総称。 ビーチを介してテレポートやテレパシーといった超能力を行使する事ができ、BTを感知することもできる。 能力の度合いによってレベル分けされており、数字が大きくなる毎に能力も強力になっていく。 共通する特徴として、「絶滅夢」と呼ばれる悪夢を見る事が挙げられる。 帰還者 死亡時に「結び目」と呼ばれる特殊な空間へ移動し、そこから再び現世へ帰還できるという特異な能力を持つ人間を表す言葉。 作中で確認されている帰還者はサムのみである。 帰還者の血液や老廃物にはBTを退ける性質があり、その性質に着目したブリッジズによって対BT兵器が開発されている。 帰還者が現世に帰還できるのは現世で死亡した場合のみであり、ビーチで死亡した場合は帰還できない。 接触恐怖症 サムが患っている恐怖症の一種。 他者の身体に触れる、あるいは他者が自身の身体に触れる事を極度に避けるようになり、触れられた場合にはその箇所に痣が残る。 ポーター フリーランスの配達人の総称。 ブリッジズに復帰する前のサムもポーターとして配達を行っていた。 人々のために荷物を配送する善良な人々であり、サムに対して危害を加えるようなことも無い。 サムやサムの設置したアイテムに対して「いいね!」をくれることがあり、逆にサムから彼らに「いいね!」をあげることもできる。 ノットシティ DS以後の北米大陸に点在している街を指す言葉。 セントラル・ノットシティ K1 、キャピタル・ノットシティ K2 、ポート・ノットシティ K3 、レイク・ノットシティ K4 、ミドル・ノットシティ K5 、サウス・ノットシティ K6 、マウンテン・ノットシティ K7 、エッジ・ノットシティ K8 の8つの都市が存在していたが、ミドル・ノットシティは本編の1年前にヒッグス率いるテロリスト集団の核兵器テロで壊滅しており、セントラル・ノットシティは物語序盤の対消滅で壊滅した為、現存するノットシティは6つである。 また、サウス・ノットシティもテロにより半壊状態にある。 ノットシティ同士は座礁地帯やテロリストによって相互に分断され孤立してしまっている。 これらノットシティをカイラル通信で繋ぐことが、物語におけるサムの目標の1つとなっている。 「ノット KNOT 」とは「結び目」の意味であり、文字通りカイラル通信の結び目の役割を果たす事になる。 プレッパー(ズ)とは、終末に対して「準備する人々」のことを示しており、崩壊前のアメリカ合衆国においては独自にシェルターを建設したり、食糧などを備蓄したりして自然災害や食糧不足、伝染病などの危機に備える人々のことである。 特にアメリカのプレッパーは政治的に右寄りだと自認する者が多く、「保守的」「共和党右派」「自由至上主義」「保守主義者」などを自称している。 本作におけるプレッパーズはDSの危機に備え、街(ノットシティ)ではなくシェルターに住んでいる人々のことである。 政府や組織といった社会機構に依存せず、山奥や谷底など人里離れた場所に個人もしくは家族単位で住んでおり、彼らの下に荷物を運び、カイラル通信をつなぐ事もサムの目的の一つ。 中にはUCA加盟をよしとしないプレッパーもいるため、彼らを加盟させる為に依頼をこなし、信頼を勝ち取る必要がある。 作中のクリプトビオシスは体長約5cmのの一種であり、フィールド上の特定のポイントに浮遊している。 食べる事で時雨への耐性が付き、血液量が回復する。 血液量が十分な場合は捕獲してストックできる。 (Like) NPCや他のプレイヤーに恩恵を施すことで得られるポイント、劇中内では親指を立てた手 のピクトグラムで表示され、本作の世界における人々の感謝や好意を象徴している。 荷物を安全かつ迅速に配送する、落とし物を届ける、他のプレイヤーとアイテムをシェアする等、「いいね! 」を得られる方法は多岐に渡る 逆に、意図的であってもなくても、人々に対して害を与えるような行為(ポーターに危害を加える、遺体をブリッジズの拠点に放置する等)を行うと「いいね! 」を減らされてしまう。 プライベートルーム ブリッジズの配送センターに設置されているサム用のプライベートルーム。 シャワー、トイレ、BB用のインキュベーターやなどが完備されている。 休憩する事でスタミナや血液、BBのストレスが回復する。 ルーム内には様々なギミックが備わっており、シャワーとトイレを使う事でサムの排泄物や老廃物から生成された「EXグレネード」を入手出来る。 配送センター以外にも建設装置を使う事でフィールド上の任意の場所にセーフハウスを建設する事も可能。 国道復旧装置 アメリカ中部に点在する国道を復旧する装置。 必要な素材を投入する事で当該区画の国道が復旧し、安全に長距離を移動する事が出来るようになる。 国道では乗り物やアクティブスケルトンのバッテリーを消費する事なく移動する事が出来る。 との関係性 [ ] クリフの妻であるリサの名前はP. に登場する幽霊と同じ名前である。 また小島はP. で温めていたいくつかのアイデアを本作に取り込んでいる。 EGMは本作が万人向けでなく、また完璧な作品でもないと断った上で、真のオリジナリティを持ち、これまでになく意欲的な体験をもたらすものであると賞賛している。 一方、米IGNも本作を同じく壮大で革新的としつつ、ミッションのバリエーションの乏しさに加え、特に移動中におけるリアリズムとゲームプレイとのバランスの欠如を指摘している。 シリーズで知られる映画監督のは、本作をとてもラジカルで万人が理解できるとは限らないが、作品やメディアに変革をもたらすことは間違いないと評した。 しかしながらはこのレビューに関し、ファミ通の関係者であるが作中にしているために、日本のネット掲示板とSNSではこの高評価に疑いが挟まれていると報じ、作品にとって無用な論争を引き起こしたとする記事を掲載している。 受賞 [ ] 市にて2019年12月9日に開催されたビデオゲームフェスティバル「」でのチタニウム賞授賞式にて、ベストナラティブ賞を受賞している。 さらに、本作のコンポーザーとして参加している作曲家のルドヴィグ・フォルセルにベストサウンドトラック賞が与えられている。 また、クリフ役を好演したマッツ・ミケルセンに対してベストパフォーマンス賞が与えられている。 その他、大手メディアである米IGNのWEBサイト上で開催された「IGN's 2019 Game of the Year Awards」でのファン投票にて、2019年度のベストPS4ゲームに選ばれている。 5万本と推定している。 は韓国と台湾において本作のパッケージ版販売数がそれぞれ販売週の1位であったとしている。 書籍 [ ] 原作:小島秀夫、著:、表紙絵:により、()から上下巻でノベライズが発売された。 上巻(01) 2019年12月1日発売、• 下巻(02) 2019年12月1日発売、• 「THE ART OF DEATH STRANDING」 英語 出版社 Titan Books 2020年2月11日• 「THE ART OF DEATH STRANDING」(大型本) ファミ通書籍編集部 編集 出版社 KADOKAWA 2020年1月29日 オリジナル・サウンドトラック [ ]• Don't Be So Serious by Low Roar• Bones by Low Roar feat. Easy Way Out by Low Roar• Poznan by Low Roar• Asylums for the Feeling by Silent Poets feat. Leila Adu• Once in a Long, Long While by Low Roar• Eriksplan by Low Roar• Death Stranding by CHVRCHES• Please Don't Stop Chapter 1 by Low Roar• Because We Have To by Low Roar• Waiting 10 Years by Low Roar• Almost Nothing by Silent Poets feat. Okay Kaya• Tonight, Tonight, Tonight by Low Roar• Nobody Else by Low Roar• The Machine by Low Roar• Anything You Need by Low Roar• Give Up by Low Roar• Patience by Low Roar• Path by Apocalyptica• Not Around by Low Roar• I'm Leaving by Low Roar• I'll Keep Coming by Low Roar• Once, There Was an Explosion - Artist Ludvig Forssell• Alone We Have No Future - Artist Ludvig Forssell• BRIDGES - Artist Ludvig Forssell• Soulless Meat Puppet - Artist Ludvig Forssell• Beached Things - Artist Ludvig Forssell• Chiral Carcass Culling - Artist Ludvig Forssell• The Face of Our New Hope - Artist Ludvig Forssell• John - Artist Ludvig Forssell• An Endless Beach - Artist Ludvig Forssell• Heartman - Artist Ludvig Forssell• The Severed Bond - Artist Ludvig Forssell• Claws of the Dead - Artist Ludvig Forssell• Fragile - Artist Ludvig Forssell• Stick vs Rope - Artist Ludvig Forssell• A Final Waltz - Artist Ludvig Forssell• Strands - Artist Ludvig Forssell• Lou - Artist Ludvig Forssell• BB's Theme - Artist Ludvig Forssell and Jenny Plant• Flower of Fingers - Artist Ludvig Forssell• Cargo High - Artist Joel Corelitz• Demens - Artist Joel Corelitz• Decentralized by Nature - Artist Ludvig Forssell• Mules - Artist Ludvig Forssell• Porter Syndrome - Artist Ludvig Forssell• Chiralium - Artist Ludvig Forssell• Spatial Awareness - Artist Ludvig Forssell• Stepping Stones - Artist Ludvig Forssell• Frozen Space - Artist Ludvig Forssell• The Timefall - Artist Ludvig Forssell• Sony Classical 2019年11月8日 ASIN: B082PPN9ZC フィギュア [ ] サム・ポーター・ブリッジズ ねんどろいど サム・ポーター・ブリッジズ 伝説の配達人 Ver ねんどろいど クリフ ねんどろいど クリフ DX 脚注 [ ] []• PlayStation. Blog 2019年5月30日• リアルサウンド 2019年11月11日. 2019年11月19日閲覧。 PlayStation. Blog 2016年6月14日• ファミ通. com 2018年6月12日. 2019年5月30日閲覧。 ファミ通. com 2019年5月30日. 2019年5月30日閲覧。 2020年2月10日閲覧。 小島秀夫 2019年6月4日. 2019年6月18日閲覧。 ファミ通. com 2019年11月9日. 2020年2月10日閲覧。 ファミ通. com 2019年11月19日. 2020年2月10日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2019年5月30日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2019年5月30日閲覧。 2019年8月12日閲覧。 小島秀夫 2019年5月30日. 2019年6月18日閲覧。 Productions, Kojima 2019年6月4日. KojiPro2015. 2019年6月18日閲覧。 Productions, Kojima 2019年6月4日. KojiPro2015. 2019年6月18日閲覧。 英語圏でいうところの「サムアップ」(Thumbs up)• 2020年2月4日閲覧。 Carter, Chris 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 Moore, Ben 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 2019年11月6日閲覧。 Kato, Matthew 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 Faulkner, Jason 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 Plagge, Kallie 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 Hurley, Leon 2019年11月1日. GamesRadar. 2019年11月6日閲覧。 Navarro, Alex 2019年11月6日. Giant Bomb. 2019年12月3日閲覧。 2019年11月6日閲覧。 Wise, Josh 2019年11月1日. 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デス・ストランディング 情報総まとめ!

トミー アール ジェンキンス

略称は「デススト」。 概要 [編集 ] 『』を最後にを退社したが新会社を立ち上げて初めて開発する完全新規のタイトル。 小島が企画・脚本・監督・を手掛ける。 アートディレクターは、タイトルデザインは。 主人公はが起用される。 また、後述の第2弾ティーザートレーラーにおいての出演が公表された。 2016年6月にロサンゼルスで行われた 2016にて第1弾ティーザートレーラーが初公開された。 トレーラーでは、の詩「無垢の予兆」が引用されている。 また、同年12月に第2弾ティーザートレーラーが公開となり、 2016にてINDUSTRY ICON賞を受賞した。 2018年6月にはE3 2018で第3弾ティーザートレーラーが公開。 2019年5月には第4弾ティーザートレーラーが公開となり、発売日が発表された。 2019年10月28日にPC版の登場が発表される。 PC版は2020年夏頃発売予定でパブリッシャーはSIEではなく505 Gamesになる予定。 ゲームシステム [編集 ] 小島秀夫によると「DSはステルス・ゲームとは違います。 主観で進む事も出来ますが、FPSシューターでもありません。 全く新しい繋がり ストランド の概念を取り入れた、これまでにないジャンルのアクション・ゲーム、 ストランド・ゲーム ソーシャル・ストランド・システム と呼んでます。 」 であるとし、ゲームジャンルについてはいわゆるアクションゲームだが、従来のゲームジャンルには囚われないと語っている。 ゲームの目的 [編集 ] プレイヤーは主人公であるサムを操作し、荷物を目的地に配送しつつ行く先々で次世代通信インフラ「カイラル通信」を繋いでいく。 最終的に北米大陸を横断し、カイラル通信で全米をつなぐ事が目的となる。 道中にはミュールと呼ばれる集団や、BTと呼ばれる未知の敵が出現しサムに襲いかかる。 プレイヤーはこれを撃退するか、避けて通るかを選択しながら荷物を配送していく。 キャラクター操作 [編集 ] 基本は3人称視点で進行し、主人公であるサムを操作しミッションを受注する。 サムは配送する荷物や装備を背負ってフィールドを移動する事になる。 荷物ひとつひとつには重さと大きさの概念があり、同じ荷物でも持ち方・背負い方によってバランスが変化し、体勢を崩しやすくなるなどゲームプレイに影響が出る。 そこでグレネードをポーチに入れて運ぶなど、荷物の状況に応じて運び方を工夫してバランスを整える必要がある。 面倒な場合は「荷物の最適化」コマンドを用いて一括調整が可能。 大量の荷物を運搬する場合はリバース・トライクやトラックといった乗り物や「フローター」というアイテムに荷物を載せる事でサムが運ぶ量を減らす事が出来る。 フローターは2つまで利用可能で、サムが乗って高速移動することも可能となっている。 フィールド [編集 ] ストーリー開始時点でフィールド上に人工物はほとんどなく、プレイヤーは配達先までの道のりを組み立てつつプレイする必要がある。 道中には様々なオブジェクトを設置する事ができ、梯子やロープの他、アイテムの一つである「建設装置」を使えば荷物を預けるポストや障害物を乗り越える橋、乗り物のバッテリーを回復させる発電機等も設置可能。 これらのオブジェクトはネットワークで共有され、カイラル通信エリア内であれば他のプレイヤーが設置した物を使ったり、「いいね!」を送る事が出来る。 ストーリー [編集 ] デス・ストランディングという現象によって繋がりが分断され崩壊した世界。 伝説の配達人。 アメリカ大統領ブリジットを養母に持ち、その娘であるアメリは義姉にあたる。 接触恐怖症であり、他者に触れられることを極端に嫌う。 自分とブリジットと妊娠中の妻の3人で撮った写真をいつも持ち歩いてる。 レベル2の能力者 ドゥームス であり、BTをはっきりと視認はできないものの僅かに感じることができる。 帰還者である彼の血液はBTをあの世へ退けられる性質を持ち、排泄物にはBTの力を弱める性質がある。 そのため、彼の血液や排泄物を用いた対BT兵器が開発されている。 過去に妻のルーシーを、生まれてくるはずであった子供のルーと共に亡くしている。 その際に妻の遺体の発見が遅れ、BT化したことで対消滅が発生してしまい、妻のもとに駆けつけようとしていたサムも巻き込まれる。 帰還者である彼は対消滅からの唯一の生還者となったが、そのために世間から対消滅の原因を作った犯人とみなされて非難を受け、その批判が当時所属していたブリッジズにも向けられるようになった為、ブリッジズから離脱することとなる。 そうした過去や接触恐怖症の存在のため、「もう誰とも繋がるつもりはない」と語る程に孤立を深めており、ブリッジズの理念に対しても極めて否定的な態度を取る。 そのため当初はアメリやダイハードマンからの依頼を拒否する姿勢を見せるが、アメリを見捨てることができず、「アメリを助けるついで」として北米大陸を繋ぐ任務を引き受ける。 当初は個体識別コードである「BB-28」と呼ばれていたが、物語の途中でサムにより「ルー」という名前を与えられる。 物語序盤、サムはBBを装備したブリッジズ死体処理班のイゴールと共に、座礁地帯を通って遺体を焼却所へ運ぼうとしていたが、このBBが正常に機能しなかったためにBTに捕捉されてしまい、その結果対消滅によるセントラルノットシティの消滅を招いてしまう。 その後、このBBはイゴールのログを解析したブリッジズによって不良品と判断され、ブリジットの遺体とともに焼却処分される予定であったが、焼却所で大量のBTに囲まれたサムに装備され、サムの窮地を救うことになる。 焼却所から帰還した後は、能力者に適合する稀有な性質を評価され、サムの大陸横断に欠かせないパートナーとして同道することとなる。 ポッドの中のBBに「パパだよ」と語りかけてくる。 第一次世界大戦の死者が集まるビーチでサムと初めて会合し、その後も第二次世界大戦、ベトナム戦争のビーチで衝突することとなる。 BBに強い執着を見せる。 ブリッジズにおいてはBBのメンテナンスを担当する。 話し相手にボディタッチしたがる癖があるためサムとは相性が悪い。 の再生研究過程で誕生し、再生できなかった臓器の7割を死者からの臓器移植で補っている「人造人間」であり、母親の子宮から「誕生」したのではなく「造られた」試験管ベビーなため魂 カー を持たず、死んでもビーチに辿り着く事がないと、自ら「死した男 デッドマン 」と皮肉って名乗っており、ビーチに憧れを抱いている。 能力者でもあり、自身のビーチを経由して遠隔地へ瞬間移動できる能力を持つ(雨の日は使えない)。 また、この能力を使用して他者を遠隔地へ転送する事も出来るが、魂を持たない物体を転送する事はできない 但し、転送される人物と深い繋がりを持つ物品は例外的に転送が可能)。 彼女のこの能力は、本作のファストトラベルシステムとして機能している。 ただしこの能力を使用するにあたり、一時的に血中酸素の濃度が高くなり、連続使用すると涙や鼻血、果ては昏睡状態に陥る。 フラジャイルとは壊れ物の意。 フラジャイル・エクスプレスは彼女の父親が立ち上げた会社であり、父親の死後にリーダーの役目を引き継いだ。 彼女の配送組織はノットシティやプレッパーズ達から強く信頼される存在であったが、後に同業のパートナーであったヒッグスに裏切られ、会社の配送網を秘密裏にテロ活動に利用されてしまう。 その結果、ミドルノットシティが核兵器によって消滅し、彼女とフラジャイル・エクスプレスの信用は地に堕ちてしまう。 同じく標的となったサウスノットシティへのテロ行為は、彼女の身を挺した活動で回避されるものの、その際にヒッグスから仕掛けられたゲームによって首から下の素肌を時雨に晒すことになり、結果頭部を除く全身が急速に老化した状態となっている。 この事件の後、彼女はヒッグスへの復讐の為、復讐に助力するという見返りを条件に、ブリッジズとサムに協力していくこととなる。 死去したブリジットの遺志を継ぎ、UCA(アメリカ都市連合)の新しい大統領に就任した。 BTをはっきりと視認でき、"身体がビーチにある"ため、見た目は10年前から年を取っていない。 ブリッジズ第一次遠征隊を率いてノットシティを繋げるための遠征に出発したが、エッジノットシティに到達したところでヒッグス率いるテロリスト集団に遠征隊を壊滅させられ、アメリ自身は閉じ込められたという経緯が、サムへのブリーフィング時に語られる。 サムに自身の救出と、各ノットシティにカイラル通信を繋げる仕事を依頼する。 フラジャイル曰く「レベル7か、それ以上」の能力を持つ能力者で、BTを操り、時雨を人為的に引き起こす他、フラジャイルと同じ能力も持つ。 テロリストを率いて各地で対消滅テロを引き起こしており、本編以前には「フラジャイル・エクスプレス」の配送網を利用して核兵器によるテロリズムも行い、その結果としてミドルノットシティを壊滅させている。 「デスストランディングの正体をつかんだ」と語る。 常に黄金の骸骨の仮面を被り、その理由は自身の顔が好きではないからという。 額には英文のタトゥーが彫られている。 かつては彼も各地に荷物を届ける配達人として誇りと使命感を持っていたが、ある日を境に人が変わってしまったと、当時共に活動していたフラジャイルは語っている。 骸骨風の仮面をつけた黒人男性。 大統領の右腕であり、サムに分離主義者に拘束されたアメリの救出と「北米をもう一度繋ぎ直すよう」依頼をする。 名前のダイハードマンは『死なない男』を意味する。 本名はジョン。 能力者であるがレベルは不明。 ブリッジズのメカニック担当で、縁なし眼鏡をかけた若い女性。 赤ん坊のBTと繋がっている。 本人曰く「(このBTは)私の子よ。 私はこの子のママ」。 過去に出産のため入院していた病院がテロによって崩壊し、長時間に渡って瓦礫の下敷きとなっていた。 その間に胎内にいた彼女の子供はBT化し、BTとなった子供の泣き声によって彼女は救助隊に発見されることとなる。 それ以来彼女は子供がBT化した場所を離れることができず、病院の跡地に研究所を構えて生活している。 能力者であるがレベルは不明。 BTの調査研究を担当する。 常にを装着し、21分毎に心停止しては3分で蘇生する。 よって、1日に60回死に、60回生き返る。 彼にとって21分は死ぬまでの待ち時間でしかない。 過去に対消滅によって妻と娘を失っており、自身も手術を受けていた病院が被災したことで心停止状態に陥る。 その際に入り込んだビーチ(同じ対消滅で死亡した他の人々と共有されているビーチ)で海(あの世)へ歩み去ろうとする妻と娘を見つけるものの、自身はAEDによる蘇生によって陸(現世)へ引き戻され、それ以来妻と娘とは離れ離れとなってしまっている。 以来、彼は妻と娘に再会するべく、定期的にビーチを訪問しては家族を探す日々を送っている。 その結果、心臓はハート型に歪曲し、ハート型を患う。 自身の心臓の分身としての存在のハート型の湖が眺められる位置に研究所兼自宅を構えている。 サムが彼の自宅に訪問した時点で218549回心停止していることが明かされる。 つまり9年と11ヵ月と22日と12時間このサイクルを繰り返している計算になる。 末期癌に侵されており、死ぬ間際にサムと再会、アメリを救ってほしいと遺言を託し息を引き取る。 遺体はネクローシス化する前にサムにより焼却場まで運ばれて火葬された。 その他 [編集 ] BT 演 - 特定の条件を満たした上である操作を行うと現れ、サムをあの世に引きずり込もうとする。 その際「ヒデオー!!」と叫んでいる。 サムにコスプレイヤー謹製のラッコフードを託してくれる。 エンジニア モデル - アメリカ中部で機械の研究開発をしている技術者。 アメリカ中部でサムが最初に荷物を配送する三人のプレッパーズのうちの一人。 映画監督 モデル - カイラル・アーティスト モデル - タール湖の湖畔のシェルターに母と住んでいるプレッパーズの一人。 マウンテンノットシティの代表者。 フィールド [編集 ] 本作のフィールドは東部・中部・西部の3つに分けられている。 東部 [編集 ] セントラル・ノットシティ K1 物語冒頭で荷物を配達しに向かうことになる街。 ブリッジズの本部が存在する。 外観は高層ビルの立ち並ぶ大都会そのものであり、ノットシティの中でも最大規模の街であることが伺える。 プロローグで発生する対消滅によって壊滅してしまい、以降のストーリでは登場しない。 キャピタル・ノットシティ K2 東部エリアの最東端に位置する街。 セントラル・ノットシティの消滅に伴い、ブリッジズの本部が移されてくることになる。 ブリジット大統領の病室もここに存在する。 ポート・ノットシティ K3 東部エリアの最西端に位置する街。 配送担当者はヴィクトール・フランク。 ポート・ノットより西は対消滅によって生じた巨大なクレーター湖となっている為、中部に向かうには船でクレーター湖を渡る必要がある。 配送担当者曰く「ポート・ノットに雨が降ったことはない」とのことだったが、サムが到着した直後にヒッグスの襲撃を受け、街に時雨とBTを呼び寄せられてしまう。 中部 [編集 ] レイク・ノットシティ K4 中部エリアの東部に位置する街。 ポート・ノットシティからの船はこの街の港に寄港する。 ミドル・ノットシティ K5 中部エリアの北部に位置する街。 本編の1年前にヒッグスの核兵器テロによって壊滅している。 爆心地はクレーターと化しており、その付近はBTが彷徨う座礁地帯となってしまっている。 サウス・ノットシティ K6 中部エリアの南部に位置する街。 テロリストの攻撃によって半壊状態に陥っており、1年前にはミドル・ノットシティと共に核兵器テロの標的にされたことがある。 街のすぐ近くにはタールで満たされたクレーター湖がある。 マウンテン・ノットシティ K7 中部エリアの山岳地帯に位置する街。 ママーの双子の妹であるロックネが代表を務めている。 街の中心部から湧き出るタールに悩まされており、このままでは街がタールにのみ込まれてしまうことが懸念されている。 西部 [編集 ] 中部と西部の間にはタールベルトと呼ばれるタールの海が存在しており、西部に到達するにはタールの海を渡る何等かの方法が必要になる。 エッジ・ノットシティ K8 西部に存在する唯一の街。 サムの北米大陸横断の旅の最終目的地。 テロリストによって街の住人が殺害され、その結果街中をBTが取り囲んでいるという状況にある。 アイテム [編集 ] 荷物 [編集 ] サムが配達先に配送する荷物。 配送端末で受注したミッションに応じて配送する荷物が託される。 フィールド上には配達人の落とした落とし物が点在しており、これを拾得して落とし物の持ち主の下に配送する事で評価を得る事も出来る。 落とし物は別の配送端末で「落とし物の届け出」を行う事で他の配送人によって配達され、届け出た場所から持ち主の居場所までの距離に応じて「いいね!」を貰う事が出来る。 荷物は中身とケース双方に耐久値が設定されており、時雨に濡れたり落としたりすると劣化していき、劣化状態はミッションの評価にも影響する。 壊れ物注意 衝撃に弱い荷物。 落下したり武器に使ってしまった場合中身が劣化してしまう。 水没注意 川に沈むと劣化してしまう荷物。 運ぶには川に梯子や橋をかけて安全に渡る必要がある。 縦積注意 横に積んでしまうと劣化してしまう荷物。 等が該当し、運ぶ際には荷物の背負い方を考えなければならない。 配送機材 [編集 ] サムの配達業務をサポートする為に使用されるアイテム郡。 フィールド上に設置するタイプのアイテムは、使用後もその場に残り、ネット上の他プレイヤーも使用可能になる。 フィールド上に設置されたアイテムは時雨によって徐々に劣化し、最終的には消滅する。 梯子 フィールド上に設置することで、高低差のある地形を安全に移動できるほか、川やクレバスの上に設置することで安全に対岸まで移動することもできる. また、未使用の梯子は設置後でも手元に戻すことができるが、一度でも使用する 梯子に足を掛ける と二度と手元には戻せなくなる。 ロープ用パイル 地面に突き刺して固定しロープを括り付けることで、高い崖などを安全に上り下りすることができるようになる。 建設装置 フィールド上に様々な設備を建設可能なアイテム。 ストーリーが進む毎に建設可能な設備が増えていく。 設備にはその場で即時使用可能になる物と、土台を作りそこに資材を投入する事で完成する物の二つに大別される。 後者はオンラインで投入された資材を共有する事も出来る。 ケースリペアスプレー ケースの耐久値を回復するスプレー。 荷物のケース以外には効果がなく、また時雨の中で使用すると効果が低減する。 血液袋 サムの血液をストック出来る。 武器に使用される血液は血液袋から優先して消費され、ダメージを受けた際も血液袋から血液が補給される。 水筒 が入っている水筒。 使用する事でサムのスタミナが回復する。 水筒の中身が減った場合は時雨の降っている場所や川で中身を補充出来る。 装備品 [編集 ] 装備することでサムの身体を保護する、運動能力を向上させる、外観を変化させること等ができるアイテム群。 ブーツ サムの足を保護するための装備。 徒歩で移動することで劣化していき、最終的には破損する。 ブーツが破損した状態で徒歩移動を続けるとサムのパフォーマンスに悪影響が生じる為、スペアブーツや靴底草を準備しておくのが望ましい。 ブーツはブーツハンガーに掛けることで、荷物の積載容量を節約することができる。 ブーツにはブリッジズ制式ブーツの他、ミュールやポーターが使用しているブーツも存在するが、ブリッジズ制式ブーツと比べると耐久力の点で劣る。 靴底草 靴底に似た形状を持つ植物。 フィールド上で採取することができ、ブーツの代用品として装備することができる。 ブーツと比べ安定性や耐久力で大きく劣るが、足音がしなくなるというメリットもある。 パワースケルトン 装備することで、サムが持ち運べる荷物の総重量を大きく増加させることができるが、両脚に荷物を固定できなくなるというデメリットもある。 スピードスケルトン 装備することで、サムのダッシュスピードを向上させることができる。 また、持ち運べる荷物の総重量も少し増加する。 パイルスケルトン 装備することで、悪路での移動スピードの低下を抑制でき、坂道などで踏ん張った際の踏ん張り値消費を抑制できる。 また、ダッシュ時にサムの安定性を補強する効果もある。 武器 [編集 ] ミュールやBTへ対抗するために使用するアイテム群。 武器によって効果を発揮できる相手が異なる為、相手によって適切な武器を使用する必要がある。 ストランド サムが左腰に装着している縄。 ストランドを装備した状態で背後からミュールに接近すると、速やかにミュールを無力化できる。 上記のように縄で直接攻撃する以外にも、ボーラガンの弾として撃つ、ロープ用パイルに結び付けて崖の上り下りに利用する等、用途は多岐に渡る。 ボーラガン 縄を発射して標的を拘束するための武器。 縄が命中した標的は拘束状態になるが、拘束は一定時間で解ける為、その間に逃げる・気絶させる等の手を打つ必要がある。 拘束に使用する縄にはサムの血液が染み込ませてあるため、ミュールだけでなくBTにも有効。 血液グレネード サムの血液を利用した対BT兵器。 BTへ投げつけることでダメージを与えられる。 ミュールには効果が無い。 サムの血液を採血して利用する為、使用する際にはサムの血液残量に注意する必要がある。 血液袋を所持している場合は、サムではなく血液袋の血液を優先して使用する カスタム血液グレネード クラフトマンによってカスタマイズされた血液グレネード。 血液グレネードに搭載されていたリミッター サムの血液を採取しすぎないようにするためのもの を解除し、より多くの血液を採取できるようにしたことで、BTに対してより大きなダメージを与えられるようになっている。 その反面、従来の血液グレネードよりも多くの血液を使用するため、血液の残量により一層注意する必要がある。 EXグレネード サムの老廃物を利用した対BT兵器。 ナンバー0、1、2の3種類があり、ナンバー0はサムがシャワーを浴びた際に洗い落とされた老廃物を、ナンバー1はサムが排せつした尿を、ナンバー2はサムが排せつした便を利用して作成される。 ハンドガン 銃弾を発射して標的にダメージを与える武器。 銃弾には実弾とゴム弾の2種があり、実弾で攻撃すれば相手を殺害してしまう。 殺害した敵の遺体は時間経過でBT化する為、その前に焼却所に運び焼却処分する必要が生じる。 通常の銃弾はBTに効果が無いが、サムの血液を塗布した特殊弾を使用すればBTにも効果がある。 また、血液グレネードで生じた血煙越しに銃撃した場合でもBTにダメージを与えられる。 アサルトライフル ハンドガンよりも装弾数と連射速度で勝る武器。 銃弾ごとの特性はハンドガンの場合と同様。 放尿 サムが放尿する。 放尿した場所にはきのこが生え、建物や梯子と同じくオブジェクトとしてオンライン上で共有される。 BTとの戦闘ではBTをひるませたり動きを封じる事が可能。 世界観・用語 [編集 ] 本作のテーマ・象徴 監督の小島秀夫は「DEATH STRANDINGでは、手形 掌 が重要なアイコンとなります。 掌を開くと、他人と繋ぐ事が出来ます。 掌を閉じると、それは拳に変わり、他人を排除する事が出来ます。 繋ぐ事と争う事は、表裏一体。 」と作品のテーマについて述べている。 舞台 本作は、デスストランディングによって荒廃し、BTやテロリストによって分断された北米大陸が舞台になっている。 前時代の道路や建築物などは時雨での劣化や対消滅などでほぼ荒野と化しており、人々は地下に街と自治体を形成して住んでいる。 マップはオープンワールド形式で、規模は不明だがアラスカやハワイなどを除く地域を舞台にしている。 ハシゴなどのアイテムによってがけを上り下りすることもある程度は可能。 プレイヤーはこのフィールドでクエストをこなし、街同士を繋いでアメリカを再び一つに戻すのが目的となる。 デス・ストランディング 作中において発生した現象。 原因等の詳細は不明。 本作の設定を作った小島によれば、「デス・ストランディング」は「ある世界」から「あるもの」が座礁することを意味する。 現実世界では、鯨やイルカが大量に海岸に打ち上げられる現象を マス・ストランディング、生きた状態は ライブ・ストランディング、死んだ状態では デス・ストランディングという。 座礁鯨のことはBeached Whaleと呼ぶ。 ちなみに「 マス・ストランディング」という言葉を小島監督が知ったのは、2010年に東京の国立科学博物館で開催された「大哺乳類展 海のなかまたち」を見たときである。 ブリッジズ デスストランディングによって崩壊したアメリカ合衆国を再建するべく結成された組織。 「再び都市連合を作らなければ、人類は滅びてしまう」というブリジットの意思の下、各ノットシティを繋いでアメリカ都市連合を築くべく活動している。 組織の長はダイハードマン。 本編の3年前に、アメリをリーダーとする第一次遠征隊を派遣し、エッジ・ノットシティまで辿り着くことに成功するが、そこでテロリスト集団の襲撃を受けたことで遠征隊は全滅してしまう。 その後は第二次遠征隊を派遣する準備を進めていたが、プロローグで発生した対消滅により本部がセントラル・ノットシティごと消滅したことで、第二次遠征隊の派遣も絶望的となってしまう。 そのためブリッジズは、第二次遠征隊が担うはずであった任務を「伝説の配達人」サム・'ポーター'・ブリッジズに託すことを決定する。 分離破壊主義者(ディメンス) ブリッジズとアメリカ都市連合に敵対するテロリストの総称。 ダイハードマン曰く「彼らは思想の一種」「何者かに統率された一組織ではない」とのこと。 「繋がりは義務を要求し、個人を縛る鎖だ」と主張し、都市や人々の繋がりを分断するべく、大陸の各地で「対消滅テロ」を行っている。 フラジャイル・エクスプレス フラジャイルがリーダーを務める民間の配送会社。 創業者はフラジャイルの父親。 中部エリアに基盤を持ち、かつてはノットシティやプレッパーズから厚い信頼を寄せられる配送組織であった。 フラジャイルがリーダーを引き継いだ頃に、西部を仕切っていたヒッグスの配送組織と業務提携を行うようになったが、そのヒッグスに裏切られたことで会社の配送網をテロに利用され、それまで築いてきた信頼をほぼ全て失う事となる。 BB(ブリッジ・ベイビー) 専用のカプセルに、臍の緒と人工羊水ごと収められている胎児。 本来の母親は脳死状態で、離れた場所にある病院にいる。 使用者はBBに接続することで、BBを介して脳死状態の母親と繋がることで「あの世」とも繋がることができ、その結果としてBTを 影のような不鮮明な形で 視認することができるようになる。 BBが収められたカプセルは使用者の胸部にある固定具に固定されて持ち運ばれる。 ストレスが溜まると自家中毒を起こしBTを感知できなくなるため、定期的にBBをあやしたり、プライベートルームのインキュベーターにつなぎ母親の子宮内環境と同期させたりする必要がある。 BBは紛れもない人間の胎児であるが、ブリッジズではあくまでも「装備品」として扱われており、耐用限界に達したり不良品と判断されたりすれば廃棄される運命にある。 脳死母(スティルマザー) 脳死状態にあるBBの母親。 BBは脳死状態にある母親を経由して「あの世」と繋がっており、そのためBBは「あの世」の存在であるBTを知覚することが可能となっている。 BB-28の脳死母はキャピタル・ノットシティに安置されていることがデッドマンから語られている。 空から落下して最初に当たった物体(当たった部分)の時間を進め、当たった後は普通の雨水になる。 最初に当たったのが物であれば劣化し、生物であれば老化を早める。 カイラル結晶は時雨の影響を受けない性質を持つため、カイラル結晶でコーティングすることで建造物などを時雨の影響から防護することができる。 しかしながらカイラル結晶を大量に用いるとカイラル汚染による悪影響が発生する為、現状ではカイラル結晶を混ぜたコーティング剤を塗布することで時雨による劣化を低減させる程度が限界という状態にある。 ヒッグスはこの時雨を人為的に降らせる能力を持つ。 また、フラジャイルは過去に首から下の素肌を時雨に晒した影響で、頭部以外の全身が急速に老化している。 BT 時雨が降っている時間・場所に現れる、幽霊のような存在。 主にゲイザー、ハンター、キャッチャーの三種類に大別される。 「座礁体」とも呼ばれ、BTの出没地帯は「座礁地帯」と呼称されている。 通常の人間には見ることはできず、サム、アメリ、フラジャイルのような特異体質の者や、BBとつながっている者にだけ察知または視認できる。 人影のような姿をした ゲイザーは人間の存在を視覚ではなく聴覚 足音や呼吸音 で感知し、 ハンターはゲイザーが感知した人間を集団で襲い地獄(ハデス)に引きずり込む。 地獄に現れる キャッチャーは大型の動物型の個体であり、これに食べられると対消滅(ヴォイドアウト)が起こり、辺り一帯がクレーターとなる。 キャッチャーとの戦闘時は周辺の地形がタールに呑まれ、そこから建物や車などその場所の「過去の地形」が浮かび上がってくる。 BTから伸びる紐状のものは「臍帯」と呼ばれており、この臍帯によってBTは「この世」に繋ぎ留められている。 そのためコードカッターで臍帯を切断すると、臍帯によって「この世」に繋ぎ留められていたBTは「あの世」へ行けるようになり、現世から消滅する。 ハートマンによれば、BTが生者を探している時に発生する手形の痕跡は、「この世」の者と繋がろうとするBTの意思の表れであるとのこと。 ネクローシス この世界では、人間は死亡した後、約48時間後に遺体がBT化する。 すると他のBTが「向こう側の世界」へ招こうと集まり出し、最悪の場合対消滅が起こり、街ひとつが消滅することもある。 そのためネクローシスする前に遺体を火葬しなれけばならないが、火葬時に発生する煙にもカイラルが含まれているため、街から離れた場所に火葬場がある。 ネクローシス前の遺体を火葬場に運ぶのは、通常はブリッジズ死体処理班の仕事であるが、サムは例外的に配達人でありながらブリジッドの死体処理を引き受けている。 その際に着用した作業着は死体処理班用のものである カイラル BTから排出される物質でタール状の液体。 単に「タール」と呼ばれることもある。 この液体に触れると肉体汚染や精神汚染を発症する。 カイラル結晶 時雨が降った場所辺りにできる黄金の結晶。 BTと同じように反重力物質でできており、生成された際に手のような形を取る。 液状のカイラルは有害だが、結晶化したカイラルは無害で採取可能であり、また様々な性質を持つ事が発見されており、カイラル通信やカイラルプリンターなどの素材に活用されている。 ヒッグスの付けている仮面もカイラル結晶で生成されている。 時雨の影響を受けないという性質も持つため、カイラル結晶を混ぜ込んだコーティング剤を塗布することで建造物などを時雨の影響から守ることができる。 カイラル通信 大陸中に存在するカイラル結晶を利用した、現実世界におけるインターネット回線のようなものであり、大容量の情報を瞬時に送受信する事ができるのはもちろん、莫大な電力も発電機経由で安定供給する事ができるのが特徴で、サムはダイハードマンからの依頼で大陸各地にカイラル通信を繋げる電波設備を増やしていき、ゲームシステム上では通信網を広げる度に移動できるマップが解放される。 一方でビーチやカイラル結晶を用いる関係上、カイラルアレルギーを持つ人間の場合はアレルギー反応で涙が出るなどの難点を抱えている。 ハートマンによれば、カイラル通信の原理やメカニズムについては不明な点が数多くあり、「よくわからないまま使っている」というのが現状とのこと。 ハートマンはこの状態を「初めて火を手にした人類」と形容している。 カイラルプリンター いわゆるの一種で、製造するのに必要な材料をプリンターに入れて作動させる事により、カイラル通信から得た原子情報を元に、カイラル結晶で作った水晶体を通して空間上にプリントして製造する装置。 ブリッジスはこの装置を用いて物資の流通が困難な現状が改善できると期待している。 ゲームシステム上ではプリントする事により大陸にアスファルト道路や橋を作る事ができる他、バイクや車もその場で製造する事ができる。 手錠端末 サムがダイハードマンと契約した際に右手首に付けられた手錠型の通信端末。 装着者の位置情報やバイタルメーターなどを見る事ができ、ストーリーを進める毎になどの機能が追加されていく。 アメリはこの装備を「私たちを繋ぐ象徴」であると主張するが、一方でサムは「束縛だ」と批判している。 コードカッター 物語の途中でサムの手錠端末に追加される機能。 開発者はママー。 サムの血液が持つ性質を利用して作られた刃物であり、BTをこの世に繫ぎ止めている臍帯を切断することができる。 BTに発見されている状態では使用できない オドラテク 配達人の左肩に装着される風車のような形状をしたセンサー。 周囲の地形を測量する他、荷物のタグを読み取って中身と持ち主を参照する事も出来る。 BBと接続する事でBTを探知出来るようになる。 また、接続中はBBの意思でオドラテクを動かすこともできる。 ビーチ この世とあの世をつなぐ境界線。 陸側が「この世」を、海側が「あの世」を象徴している。 カイラル通信やフラジャイルのテレポートなどはこのビーチを介して行われる。 人間一人ひとりが個別のビーチを持つが、ハートマンのように他人とビーチを共有できる特殊な例もある。 また、戦争や対消滅などで短期間の内に大勢の人間が死亡した場合、その死者たちがビーチを共有する現象も発生する。 ハートマン曰く、「ビーチの発見により人類は死を認識できるようになったが、同時にBTがビーチを経由して「あの世」から「この世」へやって来るようにもなった」とのこと。 能力者(ドゥームズ) ビーチの発見とともに確認されるようになった、特殊な能力を持つ者たちの総称。 ビーチを介してテレポートやテレパシーといった超能力を行使する事ができ、BTを感知することもできる。 能力の度合いによってレベル分けされており、数字が大きくなる毎に能力も強力になっていく。 特徴として「絶滅夢」と呼ばれる悪夢を見る事が挙げられる。 帰還者 死亡時に「結び目」と呼ばれる特殊な空間へ移動し、そこから再び現世へ帰還できるという特異な能力を持つ人間を表す言葉。 作中ではサムが唯一の帰還者である。 帰還者の血液や老廃物にはBTを退ける性質があり、その性質に着目したブリッジズによって対BT兵器が開発されている。 帰還者が現世に帰還できるのは現世で死亡した場合のみであり、ビーチで死亡した場合は帰還できない。 ポーター フリーランスの配達人の総称。 ブリッジズに復帰する前のサムもポーターとして配達を行っていた。 人々のために荷物を配送する善良な人々であり、サムに対して危害を加えるようなことも無い。 サムやサムの設置したアイテムに対して「いいね!」をくれることがあり、逆にサムから彼らに「いいね!」をあげることもできる。 ミュール 配達症候群になった配達人。 武装して他の配達人を襲い、配達物を強奪して自分たちのアジトへ持ち帰ってしまう。 強奪されるのは配達物のみであり、配達物でない私物は捨てられてしまう。 彼らの縄張りにはセンサーが敷設されており、荷物を感知すると集まってくる。 ストーリーを進めればオドラテクでミュールのセンサーを打ち消す事が出来るようになる。 ミュールは元々、デスストランディング以降の世界で人々のために荷物の配達を行っていた善良な配達人であり、「ミュール」とい名称も配達組織のものであった。 荷物の配送によって得られる感謝(作中では「いいね!」で表現されている)によって分泌されるオキシトシンと、それがもたらす幸福感に依存するようになった結果、配達物そのものに執着するようになってしまっている。 殺傷武器などを使う事で殺害する事も出来るが、その際は遺体がネクローシスしてBTとなるリスクも伴う。 ノットシティ DS以後の北米大陸に点在している街を指す言葉。 セントラル・ノットシティ K1 、キャピタル・ノットシティ K2 、ポート・ノットシティ K3 、レイク・ノットシティ K4 、ミドル・ノットシティ K5 、サウス・ノットシティ K6 、マウンテン・ノットシティ K7 、エッジ・ノットシティ K8 の8つの都市が存在していたが、ミドル・ノットシティは本編の1年前にヒッグス率いるテロリスト集団の核兵器テロで壊滅しており、セントラル・ノットシティは物語序盤の対消滅で壊滅した為、現存するノットシティは6つである。 また、サウス・ノットシティもテロにより半壊状態にある。 ノットシティ同士は座礁地帯やテロリストによって相互に分断され孤立してしまっている。 これらノットシティをカイラル通信で繋ぐことが、物語におけるサムの目標の1つとなっている。 プレッパーズ プレッパーズとは、終末に対して「準備する人々」のことを示しており、崩壊前のアメリカ合衆国においては独自にシェルターを建設したり、食糧などを備蓄したりして自然災害や食糧不足、伝染病などの危機に備える人々のことである。 特にアメリカのプレッパーズは政治的に右寄りだと自認する者が多く、「保守的」「共和党右派」「自由至上主義」「保守主義者」などを自称している。 本作におけるプレッパーズはDSの危機に備え、街(ノットシティ)ではなくシェルターに住んでいる人々のことである。 政府や組織といった社会機構に依存せず、山奥や谷底など人里離れた場所に個人もしくは家族単位で住んでおり、彼らの下に荷物を運び、カイラル通信をつなぐ事もサムの目的の一つ。 中にはUCA加盟をよしとしないプレッパーズもいるため、彼らを加盟させる為に依頼をこなし、信頼を勝ち取る必要がある。 作中のクリプトビオシスは体長約5cmのの一種であり、フィールド上の特定のポイントに浮遊している。 食べる事で時雨への耐性が付き、血液量が回復する。 血液量が十分な場合は捕獲してストックしておく事も可能。 プライベートルーム ブリッジズの配送センターに設置されているサム用のプライベートルーム。 シャワー、トイレ、BB用のインキュベーターやなどが完備されている。 休憩する事でスタミナや血液、BBのストレスが回復する。 ルーム内には様々なギミックが備わっており、シャワーとトイレを使う事でサムの排泄物や老廃物から生成された「EXグレネード」を入手出来る。 配送センター以外にも建設装置を使う事でフィールド上の任意の場所にセーフハウスを建設する事も可能。 国道復旧装置 アメリカ中部に点在する国道を復旧する装置。 必要な素材を投入する事で当該区画の国道が復旧し、安全に長距離を移動する事が出来るようになる。 国道では乗り物やアクティブスケルトンのバッテリーを消費する事なく移動する事が出来る。 EGMは本作が万人向けでなく、また完璧な作品でもないと断った上で、真のオリジナリティを持ち、これまでになく意欲的な体験をもたらすものであると賞賛している。 一方IGNも本作を同じく壮大で革新的としつつ、ミッションのバリエーションの乏しさに加え、特に移動中におけるリアリズムとゲームプレイとのバランスの欠如を指摘している。 シリーズで知られる映画監督のは、本作をとてもラジカルで万人が理解できるとは限らないが、作品やメディアに変革をもたらすことは間違いないと評した。 脚注 [編集 ] []• PlayStation. Blog 2019年5月30日• リアルサウンド 2019年11月11日. 2019年11月19日閲覧。 PlayStation. Blog 2016年6月14日• ファミ通. com 2018年6月12日. 2019年5月30日閲覧。 ファミ通. com 2019年5月30日. 2019年5月30日閲覧。 Gnn Web News Gnn Web News. 2019年10月28日. 2019年10月28日閲覧。 小島秀夫 2019年6月4日. 2019年6月18日閲覧。 Gnn Web News 2019年9月13日. Gnn Web News. 2019年9月13日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2019年5月30日閲覧。 2018年9月27日閲覧。 2019年5月30日閲覧。 2019年8月12日閲覧。 小島秀夫 2019年5月30日. 2019年6月18日閲覧。 Gnn Web News 2019年8月20日. Gnn Web News. 2019年8月20日閲覧。 Productions, Kojima 2019年6月4日. KojiPro2015. 2019年6月18日閲覧。 Productions, Kojima 2019年6月4日. KojiPro2015. 2019年6月18日閲覧。 2019年11月8日閲覧。 Carter, Chris 2019年11月1日. Destructoid. 2019年11月6日閲覧。 Moore, Ben 2019年11月1日. Easy Allies. 2019年11月6日閲覧。 Electronic Gaming Monthly. 2019年11月6日閲覧。 Kato, Matthew 2019年11月1日. Game Informer. 2019年11月6日閲覧。 Faulkner, Jason 2019年11月1日. Game Revolution. 2019年11月6日閲覧。 Plagge, Kallie 2019年11月1日. 2019年11月6日閲覧。 Hurley, Leon 2019年11月1日. GamesRadar. 2019年11月6日閲覧。 2019年11月6日閲覧。 Wise, Josh 2019年11月1日. VideoGamer. com. 2019年11月6日閲覧。 metacritic. 2019年11月8日閲覧。 YouTube 2019年10月25日. 2019年10月30日閲覧。 外部リンク [編集 ]•

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