もくじ• そもそもうどんこ病って? 植物を枯らせてしまう病気だと冒頭に書きましたが、 菌によって起きる病気で 葉や茎などが白くなってしまいます。 最初は少しでも あっという間に広がってしまうために、 見つけたらすぐに対処が必要な病気です。 高温で乾燥しているところに蔓延しやすいと言われているようですが、 年中、油断は禁物だと言うことが言えるようです。 この動画ではそんなうどんこ病について詳しく解説されています。 うどん粉病に「重曹」が効果的? 植物を枯らす厄介なうどんこ病ですが、 重曹で対策することが出来ます。 重曹を水に溶かして吹きかける という簡単な対策でOKなのです。 重曹っていうと よく聞くのがお掃除の時に使うということだと思いますが、 まさにあの重曹がうどんこ病にも効果的なのです。 では、なぜ重曹が効果的かというと、 重曹はアルカリなのですが、 このアルカリが うどんこ病の原因である菌類を死滅させる こととなります。 そのためにうどんこ病の対策になるということなのです。 どうやって作れば良いの? では、肝心の重曹水の作り方ですが、 簡単に言ってしまえば重曹を買ってきて、 水に溶かすだけ。 たった、これだけでOKです。 しかし、 重曹って言ってもいろんな種類のものがありますので、 安全を考えるのであれば 食用の重曹を購入することがオススメです。 価格も高くないですし、 安全であるなら使う時も安心ではないでしょうか。 また、 あまり濃すぎると菌もろとも植物を死滅してしまいますので、 濃度については気を配る必要があります。 重曹によっても違いますが、 800~1000倍ぐらいに希釈するケースが多いようです。 スプレーを使って対策.
次の重曹とは炭酸水素ナトリウムのことで何用であってもそれ自体は全く同じ物質です。 園芸用は添加物として重曹以外にも薬効を高めたりするものが入っているので、他のものよりも効果がある はず)です。 しかし、値段がアホみたいに高いです。 選ぶなら、値段も安く入手しやすい食品用を使います。 もちろん食品ですので経口毒性はありませんので安心して使えます。 使用するときは濃度の確認が必要です。 重曹剤の農薬には ハーモメイト水溶剤 があります。 この薬剤は80%の重曹を含み野菜類には800~1000倍で使用しますので、そこから逆算すれば、純度100%の重曹を使う場合 食品用なら98%くらいのものが普通です)の量がわかります。 ハーモメイト散布液1リットルには800倍の場合1.25g これの80%ですから重曹そのものは1グラムとなります。 つまり食品用重曹1グラムを1リットルの水に溶かせばいいわけです。 予防という意味ならもう少し薄くても大丈夫です。 重曹以外にも同じアルカリである草木灰でも使えます。 それ自体が肥料でもあるので安全性も高いですし、雨で流れてもカリウム肥料となるだけです。 ただ、草木灰は天然の材料ですので、製品によってアルカリ度が違うため、調整が必要です。 新しくアルカリ度が強いものは1000倍程度でも効きますが古いものやしけったものなどはアルカリ度が落ちているので500倍でも効きが悪いことがあります。 あまり濃いと薬害が出ますので、最初は葉っぱ一枚だけにたっぷり散布して一日ほど様子を見てください。 また、重曹だけでなく、食酢も使えます。 25~50倍に薄めて使います。 重曹を散布して数日してから今度は酢、と言うような使い方をすると効果的です。 重曹にしろ、酢にしろ、展着剤を混ぜると効果が長続きし、薬剤も均等にかかるので効果が上がります。 展着剤には「スカッシュ」がお勧めです。 これ自体、うどんこ病の農薬である「カダンセーフ」と同じ成分を含んでいるので、展着剤そのものにも効果を期待できます。 W効果でさらに万全となります。 スカッシュの成分は食品添加物ですので毒性はありません。 一つ注意するのは、使用上の注意はハーモメイトのものに準じてください。 特に炎天下の使用は適切な濃度であっても薬害が出やすいです。 > うどん粉病は、うどん粉ウイルスに因って起きます。 違います。 うどんこ病は 「子嚢菌のウドンコカビ科の純活物寄生菌による植物病害の総称 wikiより)」です。 平たく言えばカビの一種による病気です。 原因を知らないとは・・・ >重曹は、抗菌作用はありません。 使用する事はお勧め出来ません。 嘘です。 重曹はアルカリ性で多くの菌類はそのアルカリによって死滅します。 もちろん完全に死滅するほど濃いものを使うと植物も枯れてしまうので「植物は枯れないが多くの病原菌は死ぬ」というバランスを取って適度な濃度にするわけです。 >夕方、直射を避け木酢液の2000~3000倍液の葉面散布をすると これはやめてください。 「木酢 毒」などで検索してみてください。 木酢には有害物質や発がん性物質が未知数入っています。 安易な使用は市販の農薬より遙かに危険です。 >自然に優しい農法です。 とんでもない間違いです。 木酢で菌が死滅するならそれだけ毒性があると言うことです。 実際木酢の原液を飲むと激しい下痢や腹痛をおこします。 つまり人間にとって毒です。 自然のものだから安心なんて理屈はありません。 自然由来であっても毒は毒です。 食品に使う重曹の方が遙かにましです。 粗悪品だからという理由ではありません。 木酢自体が危険なものです。 重曹の用途の違いというのは、純度のグレードと、製造~梱包までの工程における管理の違いです。 純度は局方・食添・工業用の3グレードあります。 主たる目的は、局方は薬用及び試薬用、食添は食品添加物、工業用は化学工業原料です。 物質としてはどれも同じ炭酸水素ナトリウムで、農薬としての使用にはどれも差し支えないと思います。 おすすめという点で言えば、掃除用の、要するにそこらで売っているうちでいちばん割安なやつ、です。 これでも、ふつう見かけるものでは中身の重曹そのものは食添グレードで、詰めている工場が食品衛生法基準を満たしてないというようなものです。 もしうまくいかなくても、水まわりの掃除で使い切ってしまえますし。 試しにいっぺん使ってみようということであれば、単価でいってそこらのスーパーにある小分けの食品添加用でしょう。 農薬としての使用に関しては、水1リットルあたり1グラム(重量パーセント0. しかして、ウチはといえば、業務スーパーで食品添加用500グラム(井上清助商店純良タンサン)を買って、家での重曹用途全てをこれでこなしています。 小麦まんじゅう膨らすのと同じものでメロンやカボチャのうどんこ病を攻撃し、洗面所の流しを磨きます。
次のうどん粉病とはどんな病気? うどん粉病は、 カビが発生することによって 葉の表面や茎が粉をふったように白くなる病気です。 上の方に新たに出た若い葉よりも、 地面に近い古い葉に発生しやすいのが特徴です。 うどん粉病が発生してもすぐに腐ったり枯れたりするわけではありませんが、放っておくと乾燥した風の強い日に胞子が飛散して周囲の葉にも被害が及び、真っ白くカビで覆われた葉は光合成ができなくなり、黄色く変色・奇形・生育不良が起きて枯れてしまいます。 作物の場合は「味の低下」または「結実しない」こともありますし、草花の場合は「花が咲かなくなる」などの被害が出てしまいます。 カビが葉の全体に広がってしまうと防除しにくくなるので、比較的被害が小さい時に対策を講じるようにしましょう。 スポンサーリンク 捨てるのは待つんじゃ! うどん粉病の菌自体は人体には 無害なので、 過食部位が腐ってでもいない限りは食べても何の問題もないぞい! キュウリやカボチャなどに発症することが多いうどん粉病ですが、白い粉のようなものが「カビ」だと知ると、 「せっかく育ったお野菜も食べられないのではないか?」 「食べたらお腹をこわしてしまうのではないか?」 なんて心配になりますよね? 基本的に、葉や茎などにうどん粉病が広がっている程度でしたら野菜は 食べても全く問題ありません。 ただし、可食部位が腐ってしまっているなどしている場合は、うどん粉病以前に食べられないのでアウトですが、うどん粉病を起こす菌自体は 人体には無害です。 ただし、収穫し終わった株に発生しているうどん粉病は、再度発生しやすく周囲の草花や作物にも影響を及ぼしかねないので廃棄するのが望ましいでしょう。 廃棄する際は地面などに放置せず、しっかりとビニール袋などで密閉して可燃ごみで出すようにしよう! うどん粉病の原因と発生しやすい条件とは? うどん粉病が発生しやすい時期 うどん粉病はカビが原因ですが、一般的な高湿度を好むカビとは違い、 乾燥した環境でも関係なく発生します。 真夏の高温期や雨が続く梅雨の時期はあまり発生しませんが、乾燥気味~そこそこの湿度で、雨の日や晴れの日が繰り返すような時期 春先~初夏:5~7月、晩夏~初秋:9~10月 等によく発生します。 乾燥した時期に風に乗ってカビ菌が飛散し、短期間で大発生することも少なくないので注意しましょう。 うどん粉病が発生してしまう原因 ・土壌の 窒素肥料分が多すぎる ・夜間の涼しい時間帯の水やりによる 高湿度 ・うどん粉病が発生しやすい種 在来種 である ・葉が茂りすぎて 日当たり・通気性が悪い ・ 同じ種類の作物を続けて育てている ・土壌の 水はけが悪い うどん粉病が発生しやすい条件には上記の項目があります。 特に土壌の窒素分が多く、作物が軟弱徒長してしまっている場合はうどん粉病が発病しやすく、葉が茂りすぎて通気性や日当たりが悪い場合でも起きやすいです。 前述の通り、作物によって発病するうどん粉病の種類が違うので、同じ種類の作物を育て続けている場合も頻繁にうどん粉病が発症する原因となります。 薬剤を使って防除している場合でも同じ薬剤ばかり使っていると耐性菌ができやすいので、ローテーションで使う薬剤を替えることで対策を講じることができます。 スポンサーリンク では最初に 「重曹」と 「お酢」を使った方法を紹介するぞい! うどん粉病対策に重曹スプレーや食酢スプレーは有効? うどん粉病が発症してしまった後の対策として、薬剤をどうしても使いたくない方におすすめなのが 「重曹」や 「食酢」を使ったスプレーを自作するという方法です。 うどん粉病のカビ菌に対する殺菌効果を持つ水溶液を作ることで退治することができるのですが、注意点と合わせて作り方を解説していきましょう。 重曹スプレーの作り方 作り方は簡単で 「重曹と水を1:1000の割合で溶かす」だけ! 水1リットルに1グラムの重曹を溶かすだけでできるのでとても簡単です。 あとは霧吹きや噴霧器で水溶液を散布しましょう。 重曹スプレーを使うときの注意点 自作の重曹スプレーの使用上の注意点としては以下の2点です。 1.効果を高めるために希釈倍率を上げると葉に 薬害が出ることがある 2.市販の薬剤に比べて 効果が乏しい 重曹スプレーを作る方法として、希釈倍率を500倍~1000倍としているところもありますが、500倍の濃度 水500mlに対して重曹1g では、吹きかけた葉が黒ずむなどの薬害が出ることもあります。 1000倍の濃度でしたらさほど問題がないのですが、効果が乏しい場合は複数回に分けて塗布するなどの工夫が必要でしょう。 食酢スプレーの作り方 食酢スプレーの場合は、 約20倍希釈 お酢2~3mlに対して水は40~60mlの量 で作成します。 お酢の場合も、重曹同様に倍率を上げ過ぎたりせずに、複数回にわたって塗布するようにしましょう。 うどん粉病対策に有効な薬剤・農薬 うどん粉病は、発生初期段階であれば安全で効果的な薬剤・抗菌剤が数多くあるので駆除にはあまり困らないことが多いです。 ここでは主なものを紹介しますが、被害を受けた作物・果樹・草花によっては適応が無い場合もあるので、詳しくは各薬剤の適応表などを確認してから使用するようにしましょう。 1.カリグリーン ・うどん粉病は、 カビが原因で葉や茎が白くなる病気 ・うどん粉病に侵された作物でも、 可食部分の被害が大きくなければ食べられる ・ 土壌の 窒素分が多かったり、日当たり・通気性が悪いと発生しやすい ・高湿度時よりも 乾燥しているときに発生し、風に乗って胞子が飛散して短期間に広まる ・重曹や酢で自作スプレーをしても良いが、 効果は限定的で濃く作りすぎると薬害を生じる ・花なら市販のスプレー剤でもいいが、 作物や果樹には カリグリーンや ダコニールが良い 多種多様なうどん粉病を退治するには、しっかりと適応のある薬剤を使用することが大切です。 初期段階での駆除はさほど難しくないので、しっかりと管理を行って葉の表面が白くなったのを見つけたら早急に対処するようにしましょう!.
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