過去の「制作ー前準備編」を読み返してみると、制作記事とは関係ない文面がちょっと多いかなぁって、反省したところがありまして。 でもマーチングに対して思うところもあったので、制作記事とは別に「吹奏楽雑記」カテゴリーを作りました。 そちらに制作記事以外の吹奏楽関連の事や、思っている事をちょくちょく書き込んで行こうと思っています。 宜しくです。 ・・・・・・・・ 最近日課になったことがありまして。 PCを立ち上げるとまずyoutubeを開いて、検索窓に「吹奏楽」と打ち込み、フィルター機能で「並べ替え」の「アップロード日」にチェック。 最新投稿動画を確認します。 もちろん、 京都橘高校吹奏楽部の最新動画を調べる事ですが、検索結果に思いの他、吹奏楽動画がたくさん投稿されてて、こんなに投稿あんだ?ってちょいびっくりするくらい。 野外ステージやミニコンサート。 各地のコンテストや定期演奏会の動画。 その内容は実に多彩。 そしてそんな中「これは…」って思う動画をちょっと前に見つけました。 下記動画なんですけど、 pitinpitout11氏 2019出雲ドーム2000人の吹奏楽 松江商業高校、出雲商業高校 さる2019年9月7日に開催された「第28回出雲ドーム 2000人の吹奏楽」に、「島根県立松江商業高等学校吹奏楽部」のみなさんが初参加。 出雲商業高校吹奏楽部に続く、新しい京都橘高校吹奏楽部の親戚筋??? 激しくはありませんがダンスを取り入れた演奏と、橘チックな構成のユニフォームに真っ先に目を惹かれました。 肩章と袖章が入った白シャツベースで黒のデザインアクセント。 黒地のミニスカートにゴールドライン。 スカートスリットに白が入り、品があって落ち着いた華やかさ?って表現が良いのかな?橘や出雲とはまた違う印象を受けます。 素人の上から目線になっちゃいますが、デザインした方のセンスの高さを非常に感じました。 【2020年1月現在】 上記では黒地と書いておりますが、正確には濃いブルー、紺系の色合いである事が判明しました!又どうユニフォームの2019年バージョンと2018年バージョンでは、ジャケットのデザインが微妙に違う事も分かりました。 お互い島根県しかも商業高校どうし。 何らかのつながりや吹部のクラブ交流がありそうかも? 気になって同校ホムペをチェックしてみると、ホムペ内の「お知らせブログ」2019年4月10日、新1年生向けクラブ紹介の記事で吹部部員さん4人が、演奏している画像が。 その出で立ちはホテルレストランやバーで、バーテンダーが着用する様な白シャツと黒チョッキ、黒パンツ。 ん~最近まではこのスタイルだったんだ?なんて思いながら、お知らせブログの月日を更にさかのぼる事、2015年2月10日。 「3年生を送る会」開催の報告記事があり、そこでは現行ユニフォームを既に着用した画像が掲載。 そこそこ前じゃん。 更にさらに、さかのぼって2014年3月27日。 「定期演奏会開催報告」の記事があり、画像が小さく確認しずらいんですけど、上下黒のやっぱりバーテンダーっぽい?それとも黒ジャージ?明らかに現行ユニフォームと違う姿。 もひとつ頑張ってさかのぼると、2013年3月18日の「定期演奏会」報告では、最初に書いたバーテンダースタイルの画像がありました。 断定はできませんが早くて2014年の4月以降、新学期に合わせて現行ユニフォームを、作ったのかもしれませんね。 そして今はバーテンダースタイルがセカンドユニフォーム?なのかも。 同部のドラムメジャーさんは演奏も兼任、カラーガードはいないようです。 京都橘とのつながりもあるんだろうか??? 彼女たちの存在は全く知らなかったよ…。 自分的にはこれから要注目吹部の一つとなりました! ふと思ったんですが。 来年も開催されるであろう「さくらパレード」に参加してもらえたら、出雲商業高校吹奏楽部と併せて大きな注目を集め、パレードもより華やかなものになるだろうなぁ…。 07 島根県立出雲商業高等学校吹奏楽部/第28回出雲ドーム 2000人の吹奏楽 今年のマーチング地区予選では同2校はどちらも地区予選突破、中国大会へ進出します。 開催日は10月6日。 関西大会よりも後に開催。 前年度の中国大会の結果を見ると全国への切符は2校でした。 もうね、はっきり言って思いっきりひいきしちゃいます 笑 今年も同じ2校なら出雲商業、松江商業2校になって欲しい! そして全国の大阪城ホールで京都橘高校吹奏楽部の面々と戦ってほしいのです! ・・・・・・・・・ 話は変わるのですが、今年も関西圏の地区予選ではマーチング強豪校、滝川第二 兵庫)、早稲田摂陵 大阪 、箕面自由学園 大阪 、淀川工科 大阪 がそろって予選を突破してきました。 関西大会から全国への切符は今年も3枚の様です。 素人が各校を見た感想になるんですが、滝川第二の印象はとにかく美しい。 寸分たがわぬ動きと綺麗な音色。 すべてが綺麗。 早稲田摂陵は2018年は関西ダメ金でしたが、何故に全国代表になれなかったのか、その理由が自分には全く分からない高レベルのマーチング。 箕面自由学園は2011年以降、何度も全国出場&金賞の実績が自信に繋がっているのでしょうか、部員さんたちの顔に、そしてマーチングに凄く風格を感じます。 淀川工科は、ここ7~8年?は曲目とマーチングの構成は変わってないと思います。 もっとかな?、その同じ構成を極めてきわめ上げて、高完成度に仕上げた感じ。 まるでCGで作ったみたいで、全国出て金賞とって当たり前?素人が見ても音に行進に完璧にしか見えない…。 これら各学校をドキュメントした番組を見たり、紹介する記事やレポートを複数見ましたが、それぞれの学校の部員さん達が悩んだり苦しんだり、泣いたり笑ったり。 そして前を向くその姿に感動で涙が出そうになったりもしました。 みなさん見える所でも見えないところでも地道な練習と、たゆまぬ努力をしてきたんだと確信しました。。。。 世界的に見ても、日本のマーチングはレベル高いって言われるのも納得。 そして思ったのはそんな強豪校と比べると、京都橘高校吹奏楽部のマーチングは本当に異質。 ダンスを取り入れ、あれだけステップを踏んでいる学校は上記の学校にありません。 京都橘高校吹奏楽部のマーチングは唯一無二なんだって改めて思いました。 目指す頂きは一緒でも、その道のりは全く違います。 ネットで色々調べると、橘スタイルのマーチングが今のマーチング審査環境もあって、現マーチングコンテストでは、すごく不利だと書いてる感想を時々見ます。 違うコンテストに出るべきでは?。 もっと音に力を入れてダンスは減らした方が良い結果出せる。 リズムが~、ピッチが~etc…。。。。。 でもきっと部員さん達は周りから言われるまでもなく、ずっと前から自分たちの問題点に気が付いているでしょう。 にもかかわらず橘スタイルをさらに高めて、全国を狙い金賞を狙う。 そのモチベーションはどこから来るんだろう。 きっと他人 外野 に安易に伝える事なんてできない、彼女 彼 らの吹奏楽にかける気持ちがあるからなんだと思います。 そしてマーチングも時代とともに変わってきているんでしょうか?他に「岡山東商業高校吹奏楽部」や神奈川県の「大西学園」もかなりダンスを取り入れた演奏をされていて、とってもとっても楽しそう。 今は周りや過去にとらわれず、色んな演奏スタイルが出てきて、時に取り入れたり見直したり。 一生懸命自分達らしさを模索している気がします。 ひょっとしたら学校独自のスタイルが、どこも確立しつつある過渡期なのかも。 そんな頑張っている人達を素直に応援したい。
次の2018年にアメリカ カリフォルニア州 パサディナ市で行われたローズパレードは、世界で何億人もがマス・メディアを含めて観ているというビッグイベント! 沿道には100万人が詰めかけたとか。 そして、このローズパレードには京都橘高校吹奏楽部の総勢200名がアジア圏代表として参加しました。 マーチングの距離は8. 8kmで、この距離を歩くだけでも疲れますが激しいステップに加えて連続の演奏ですから超ハードだと思います。 日頃から鍛えていないと故障者が続出しそうです・・・。 場所は変わって、グランドでの演奏は観客を魅了し、盛大な声援とスタンディングオベーションをもらっていました。 橘の演出も素晴らしく、飽きさせない振付が見事です! オモチャの兵隊さんがピコピコ動くような愛らしい動きが観客の視線をさらっていました。 また、オレンジゴジラがユーモア溢れる動きで登場するシーンもウケていました。 グランドでの演奏後は、外周に移動してマーチングのスタートです。 観客席の前では、ここでもスタンディングオベーションで歓迎されていました。 各パートごとの人数を数えてみました 各パートごとの人数を数えてみることに・・・。 確か怪我をされたカラーガードさんと、オレンジゴジラの2名が抜けていたのかもしれません・・・。 人数を数えながら身震いをしてしまう トランペットだけでも26名!この人数だけでも小規模なバンド全員に値します。 京都橘高校吹奏楽部の場合、ローズパレードに2012年と2018年の2回出場しています。 実はローズパレードは一度出演すると、最低でも5年は出場できない規定があるとか。 つまり、2回続けての出場は奇跡に近いのではないでしょうか。 しかも、この両方に参加したメンバーがいらっしゃるなどとは驚きです! メンバーの年齢差は2012年の卒業生と2018年の1年生では8歳異なります。 2012年当時に高校3年生だったメンバーと小学校4年生のメンバーが一緒に参加しているようなものです。 恐るべき橘の年齢層! 卒業したメンバーは橘を誇りに思い、これからもずっとサポートしていくのでしょう・・・。 ローズパレードの様子は永久保存版にしたい! さて、現地での演奏時にはどれほどの音圧があったのでしょうか?(橘の200名の音圧って想像できます?) パレードは横に10名並んでいたので、最前列から最後列までの距離は70mを軽く超えているように思います・・・。 演奏メンバーは他パートの音がかなり小さな音に聞こえたに違いありません。 あるいは、観客の声援にかき消されたかもしれませんし・・・。 そういえば、全日本マーチングコンテストに出た部員が、「周りの音が聞き取りにくかった」と証言しているように、一人で吹いているような感じなのでしょう。 そこで、他愛もない案ですが、全体を2分割して大きなバンドが2つ繋げたような配置にするのはいかがでしょうか。 そうすることで、各パートの音が混ざり合い、音がまとまって飛んでくるように思えるのですが・・・。 実は、前述した考えを改めました。 ローズパレードの様子をじっくり見てみると、 きっちりまとまっていました。 しかも、橘吹奏楽部の音圧は他の高校よりも大きいと言われていますので、今回も相当大きな演奏音だったと思います。 (いわゆる、美爆音) 動画で確認すると、観客のずっと後ろからでも演奏音がきちんと収録されていました。 200名の美爆音はどんな音だったのでしょうか? ローズパレードで注目したい110度カーブ ローズパレードのコースには名所と呼ばれる110度のカーブがあります。 実は、そこをどのように乗り切るかが重要な見せ場になっており、マニアには注目度の高い場所でもあります・・・。 2018年のこの地点の演奏曲はスーパーマリオでした。 各パートの1~2名が曲に合わせてピョンと数回ジャンプするところが観客の印象に残ったことでしょう。 (素晴らしいアイデアだと思います) 一般的にマーチングの隊列を崩さずに進行角度を変えるには、内側のメンバーは小刻みの歩幅移動で、外側のメンバーはかなり速い速度で重心を低くしながら移動しなくてはなりません。 今回のローズパレードでは10列で110度カーブですから、外周メンバーは マラソン選手のように駆け足で移動しています。 パーカス隊のスネア4連を持っているメンバーはバランスを取りながら移動していますね!さぞかし緊張したと思います。 あらためて横が何人いるのか、縦も後尾のガード隊に至るまで何十メートルもあるだろうから、マーチングや演奏もかなり大変だったと思う。 年末に渡米して、大谷君がいるロスアンジェルスエンゼルスのアナハイムのエンゼルススタジアムの駐車場でTコーチの表現だと「死ぬほどの練習をした」とのこと。 html? 明らかに直角よりも角度がありますね!日本なら峠の急カーブのような感じです。 13:50あたりから110度カーブに入ります。 この様子を近隣のビルの上階から見ている観客は感激してキャーキャー言っています。 (別動画で発見しました) OH!MY GOD! ここでのマーチングを見ると、管理人は感激して涙が出てしまいます・・・。 上の動画の左端に見えるメンバーが次期ドラムメジャーさんです。 京都橘吹奏楽部の場合は堂々とステップを踏んでいました! 後半、sing sing singの演奏がスタート(15:10あたりから)すると、大きな歓声がメンバーを包むように沸き起こります!これぞ、アメリカンパワーですね! 関連する記事• 2018. 30 2018年3月25日に京都で開催された「第17回京都さくらパレード2018」では、トリに京都橘高校吹奏楽部が出演しました。 このさくらパレードには、近隣[…]• 2019. 28 東京オリンピックも近づいてきました!そのアトラクションにオレンジの悪魔(京都橘高校吹奏楽部)たちが登場することを夢見て止まないのですが、奇抜なアイデア[…]• 2019. 13 京都橘高校吹奏楽部の運営方法については容易に知ることが出来ないのですが、もしかすると極秘情報扱いなのでしょうか? とは言え、管理人が知っても運営に参加[…]• 2019. 26 2018楽器フェア(東京ビッグサイト=東京国際展示場)で京都橘高校吹奏楽部の演奏中に、後方ステージで演奏準備をしていた女性とバンドが気になっていたので[…].
次の(2020.6.12 更新) 橘のパフォーマンスはアメージング! マーチングの進化の末に現れた、突然変異。 『正統』にとって、それは、亜種。 橘との遭遇は感動だった。 これは、私にとって五十年ぶりの大きな感動だった。 Rose Parade 2018 「」 一般的なマーチングは、軍楽隊の延長線上にある。 だから、マーチングバンドは、『りりしく歩く』 しかし、橘は違う。 『かわいく踊る』 楽しく、可愛く、ノリノリ。 これはエンターテイメントだ! パレードでは、時々、音がぶれるが、橘は楽しさを優先する。 連盟にとって、橘は悩ましい存在だろう。 未熟なバンドが橘にあこがれて、 グダグダので踊るようになったら、、、 日本中、そんなマーチングバンドだらけになってしまったら。。。 こう考えると、吹連は何らかの対策をとることになるだろう。 私も、それは必要だと思う。 だからと言って、 橘のような素晴らしいパフォーマンスを 否定するようなことになってはいけない。 コンクールで『グッドダンシング賞』を新設してはどうだろうか。 school live show 2012「sing sing sing」 私は、から離れて45年。 たったの一度も振り返ることはなく生きてきた。 「振り返ることはなく」とは、、、 高校時代、コンクールに青春を捧げてきたことによる。 高校は、シンフォニー中心のコンクールに特化したバンドだった。 目指せ!全国ッ! しかし、いつも関東で負けていた。 そのなかで、青春の気づきとでも言うのか、、、 『は、エンタメでもアートでもない。 これは採点競技だ。 』 そこに感動があったとしても、それはノーミスに対する感動など、 技術面に対するものだ。 それは、それで良いと思う。 その、おかげで日本ののレベルが ここまで上がったのだから。。。 しかし、その時の私は、 『演る者と、観る者が感動を共有する』 そういうことをやりたいと思った。 音楽をやっている者は、朝から晩まで一年中、切磋琢磨。 同じように人生を使うなら、感動できることをやりたいと思った。 その後、からの誘いは断り続けた。 そして、ロックのほうに入っていった。 ちゃっかりと会社員になって、生活の基盤は押さえておいて、 ロックバンドで感動の共有をめざして、、, その後は、その時々の生活環境によって、 やったり、やらなかったり。。。 気がつけば、今、64歳。 しかし、いまだに月一回程度で、ライブやらイベントやら。。。 橘っ子たちは幸せだと思う。 幸運だと思う。 パフォーマンスの、本当のよろこびを体験している。 Rose Parade 2018 Kyoto Tachibana 2015 TV特番 『6年ぶりの金賞を』 Kyoto Tachibana Disneyland Parade REMIX 〜 京都橘ディズニーランドパレードREMIX RoseParade2018 Kyoto Tachibana S. S GreenBAND 2017年11月23日 にて出場国内記念パレード 第54回 ロビー演奏「4k」 2017年12月17日 114期の皆さん、、、ロビーでのお見送り時の演奏 hi-hat1955.
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