FAX:011-879-5066• FAX:019-638-0100• FAX:022-286-3515• FAX:018-865-5957• FAX:025-383-8440• FAX:0545-65-0380• FAX:054-626-6161• FAX:052-462-0120• FAX:075-602-8188• FAX:083-976-1721• FAX:093-932-7236• FAX:092-433-4178• FAX:0952-36-4160• FAX:096-389-1601• FAX:097-551-4921• FAX:0985-22-3131• FAX:0982-34-4280• FAX:099-267-1260• FAX:0997-53-8874 物流拠点• FAX:048-788-1422• FAX:043-312-2297• FAX:044-588-1322 グループ会社• FAX:0144-55-7033.
次の規格制定等のおしらせ詳細:公益社団法人 日本水道協会【JWWA】 >>おしらせ詳細 【規格課からのお知らせ24】水道用ライニング鋼管3規格の規格改正について(H27. 21掲載) 水道用ライニング鋼管3規格の改正について 1 JWWA K 116 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管 2 JWWA K 132 水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管 3 JWWA K 140 水道用耐熱性硬質塩化ビニルライニング鋼管 水道用ライニング鋼管規格については、平成16年の改正以来10年以上が経過し、その間に改正された引用JIS規格との整合や、規定内容の明確化などの必要性が生じた。 以上のことから,給水装置に関する規格専門委員会において,規格改正に向けた検討を行い,平成27 年7 月21 日付で上記3 規格を改正した。 今回の規格改正の要点は,次のとおりである。 c 現在行われていない縮径法による製造を削除した。 d ライニング管の寸法における測定方法として,試料の状態を追記した。 e ライニング管Dにおける曲げ試験及びへん平試験の供試管について,内面性能としての項目であり,外面被覆の有無は関係ないため,実態に合わせた測定時機とした。 f ライニング管の寸法検査及び外面被覆厚さ検査における試料数について,実態に合わせた規定とした。 h 浸出試験の供試管呼び径を,給水装置用又は水道施設用として製造する最小呼び径とした。 j JIS K 6741の改正に合わせて,外面被覆用樹脂の性能から,浸せき性試験を削除した。 k 取扱い上の注意事項について,附属書E(参考)として解説から転載した。 l 規格本体の備考に記載していた,ライニング管A及びBを地中埋設配管に使用する場合の保護の必要性について,附属書Eに転載した。 b 寸法検査(外径及び長さ)の試料数について,実態に合わせた数とした。 d 取扱い上の注意事項について,附属書D(参考)として解説から移設した。 e 規格本体の備考に記載していた,ライニング管A,Bを地中埋設配管に使用する場合の保護の必要性について,附属書Dに転載した。 f ライニング管Dを屋外露出配管に使用する場合の保護の必要性について,附属書Dに記載した。 b 濃い灰色の色名例として,暗灰緑色を記載した。 d ライニング管の寸法における測定方法として,試料の状態を記載した。 e ライニング管の寸法検査における試料数について,実態に合わせた規定とした。 g 浸出試験の供試管呼び径を,製造する最小呼び径の管とした。 j 取扱い上の注意事項について,附属書C(参考)として解説から転載した。
次のかつて、給水配管専用の「水道用亜鉛めっき鋼管(JIS G 3442・SGPW・通称:ダブダブ管)」が存在したが、現在その名称だけが「水配管用亜鉛めっき鋼管」に変更されて現存している。 しかし、給水配管(飲料水配管)には適用しないことになった。 そこで最近給水配管の主流になっているのが、ここで紹介する「水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(以降塩ビライニング鋼管と称す)」と次項で紹介する「水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管(ポリ粉体ライニング鋼管と称す)」の二つである。 この塩ビライニング鋼管には、以下のような特徴がある。 1:原管(母管)は、SGP(JIS G 3452)を使用している。 2:SGP内の「塩ビ管(VP)」の厚さは、口径:15〜65Aは1. 5mm、口径:80〜125Aは2. 0mm、口径:150Aは2. 5mmである。 3:外面仕上げの方法は、VA:一次防錆仕上げ(管外色:茶色)、VB:亜鉛めっき仕上げ(管外色:亜鉛めっき(水配管用亜鉛めっき鋼管(SGPW)と同様))、VD:硬質塩化ビニルとなっている。 塩ビライニング鋼管は、下図に示すような構造をしている。 1 エルボ継手 2 樹脂成型継手 3 コア装着リング 4 シール止め 5 硬質塩ビライニング鋼管 6 樹脂製ねじ付きコア 7 シール材 この種のライニング鋼管は、直管内面は「合成樹脂(syntetic resin)」で覆われており腐食の問題はないのだが、継手に接合される「管の切断面(管端部)」が水に接すると、この部分に「集中腐食」が発生する。 したがって、いかにして「鋼部分」が水に接しないようにするかが重要であり、本管の使用当たっては、以下のようなことに留意する必要がある。 現在のように「アスベスト(石綿)問題」が社会問題化する以前は、建築設備業界では、「アスベスト・ガスケット(アスベスト・パッキン)」を使用するのが常識であった。 「アスベスト(石綿)」は、「耐熱性」に優れている他に、いくつかの優れた特性を具備しているが、人間にとって「有害物質」であるという理由により、現在ではその使用が制限されている。 建築設備業界もその影響を受け、現在では「石綿製ガスケット」は姿を消している。 その代わりに、「NAガスケット(ノン・アスベスト・ガスケット)」が一般に使用されるようになった。 その主役が現在「PTEF(テフロン)」を材料にした「ガスケット」なのである。 本項の末尾になるが、塩ビライニング鋼管の保管上・施工上の留意事項を記述しておく。 塩ビ管は、「耐熱性」に劣るので、高温の場所に保管しないこと!また、管の切断にあたっては、管が局所的に高温になるような切断を絶対に避けること! 以上のことに留意しないと、塩ビライニング部に、「焼け」・「変質」・鋼管とライニング部の「剥離現象」などの欠陥が発生するので要注意である。
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