僕もつかってるよ! マドンナ古文単語のメリット• 色使いが鮮やかで、馴染みやすい。 古文を勉強したことがなくても、とっつきやすい。 入試で出題される順番で並んでいる。 すぐに古文の点数が上がる。 各単語の語義説明がもっとも豊富。 別冊で単語カードがついている。 いつでもどこでも、手間なくテストができる。 解説がていねいで、丸暗記にならない。 一度覚えたら忘れない。 索引ページが見やすい。 索引ページでも単語を覚えられるように工夫されている。 マドンナ古文単語のデメリット• 掲載されている単語数が少なめ• 赤シートがついていないので、1ページずつのテストがやりづらい• サイズが大きめ。 電車などで取り出しづらい マドンナ古文単語はこんな人にオススメ!• これから本格的に古文を勉強しようと思っているあなた!• マドンナシリーズで古文を勉強しようと考えているあなた!• 古文に苦手意識を持っていて、ていねいに解説してもらいたいあなた!• 単語帳を使って暗記することに慣れているあなた! マドンナ古文単語の基本情報• ¥972• 収録単語数• 230語(関連語は含まず)• ページ数• 245ページ• 習得にかかる時間• 40時間• 目安時期• 文系:高校1年生〜高校2年生 理系:高校3年生の夏〜センター試験前• レベル• 定期テストからセンター試験・国立2次まで対応可能• 持ち運びやすさ• もうワンサイズ小さいと持ち運びやすい• おすすめ度• 基本的な単語から早慶レベルに対応する単語までカバーしているので、 この1冊を完璧にすればどのレベルでも戦うことができます。 シンプルゆえに、暗記がニガテな人はちょっと……と思うかもしれませんが、 敬語や古文常識、慣用表現もきちんとまとめられているので、上級者には自信をもっておすすめできる王道の単語帳です。 古文単語315のメリット• 例文が豊富。 ひとつの意味に対してひとつの例文。 関連語を豊富に掲載。 ひとつの古文単語に結びつけて、いくつもの単語を覚えられる。 赤シート付き。 意味をしっかりと覚えられたかどうかチェックしながら進められる。 品詞ごとに単語がまとまっていて、ピンポイントで弱い部分を勉強できる。 敬語のみをていねいにまとめているページがあり、古文の難関部分である敬語をマスターしやすい。 古文常識も豊富に掲載。 これ1冊で古文単語から古文常識まで身につく! 古文単語315のデメリット• イラスト・構成がシンプルで若干上級者向け。 単語の重要度の違いが分かりづらい。 古文単語315はこんな人にオススメ!• シンプルに単語を覚えたいんだ!というあなた!• 赤シートを使って単語を覚えることに慣れているあなた!• 例文の中で単語の意味を覚えていきたいあなた!• 古文を読解する際に、使える単語知識を覚えたいあなた!• 1冊で古文単語・古文常識を身につけたいというあなた! 古文単語315の基本情報• ¥886• 収録単語数• 315語 関連語を含まず• ページ数• 304ページ• 習得にかかる時間• 50時間• 目安時期• 文系:高校2年生 理系:高校3年生夏〜センター試験前• レベル• 定期テストからセンター試験・国立2次・難関私大まで対応可能• 持ち運びやすさ• おすすめ度• どうしても覚えられない!てっとりばやく単語を覚えたい!という人におすすめの単語帳です。 載っている意味が少ない分、難関大の古文に対応は対応できない、応用がきかないなどのデメリットはありますが、古文がニガテ!楽しく覚えたい!というあなたにはぴったりです。 古文単語ゴロゴのメリット• ゴロで単語の意味を覚えられる。 しかもゴロが面白い!• イラストも面白い。 どのページも楽しみながら単語を覚えられる。 なによりもとっつきやすい。 古文を勉強したことがなくても単語を覚えられる。 最終ページで、単語の意味をまとめてチェックできる。 テスト前に便利。 赤シート付き。 赤シートでチェックしながら単語を覚えられる。 例文の文法的な解説も載っている。 単語を覚えながら、文法も勉強できる。 古文単語ゴロゴのデメリット• ひとつの古文単語につき、ひとつの意味しか覚えられない。 ゴロで覚えてしまうから、単語の語義を知れない。 応用が効きづらい。 古文単語ゴロゴはこんな人にオススメ!• 他の科目に時間をかけたくて、古文に時間をとれないあなた!(特に、理系にオススメ)• ゴロで単語を覚えるのが好きなあなた!• 古文を勉強したことがなくて、古文単語でつまずきたくないあなた!• 古文を使うのがセンター試験だけで、古文を深く勉強する必要のないあなた!• 最速で古文単語をマスターしたいあなた! 古文単語ゴロゴの基本情報• ¥972• 収録単語数• 565語 関連語を含まず• ページ数• 297ページ• 習得にかかる時間• 25時間• 目安時期• 文系:高校2年生 理系:高校3年生秋〜センター試験前• レベル• 定期テストからセンター試験で対応可能• 持ち運びやすさ• おすすめ度• シンプル!単語を覚える目的に対して適切なデザイン。 圧倒的に豊富な掲載数。 これ1冊で古文単語はどの入試でも対応できる。 音声CD付き!声に感情がこもっているから、聞いているだけでも単語を覚えられる。 入試での重要度が3段階で分かる。 覚えるべき順番を間違えずに、単語帳を進められる。 プラスの意味か?マイナスの意味か?が、単語の色分けでなされているから覚えやすい。 自分で古文単語を足す欄があり、自分だけの古文単語帳にしていくことができる。 古文単語FORMULAのデメリット• シンプルなデザインで、古文に苦手意識があると継続しづらい。 掲載単語数が若干多い。 古文単語の勉強に時間がかかりすぎてしまいがち。 語義の説明が少なく、単語の意味が丸暗記になってしまう。 古文単語FORMULAはこんな人にオススメ!• 東進のFORMULAシリーズを他の教科でも使っているあなた!• 一問一答的に古文単語を覚えていきたいあなた!• シンプルな単語帳を求めているあなた!• 音声を使って古文単語をおぼえていきたいあなた!• 重要度順に古文単語をおぼえていきたいあなた! 古文単語FORMULAの基本情報• ¥1,080• 収録単語数• 600語 関連語を含まず• ページ数• 243ページ• 習得にかかる時間• 60時間• 目安時期• 文系:高校2年生〜高校3年生 理系:高校3年生夏〜2次試験• レベル• 定期テストからセンター試験・国立2次・難関私大まで対応可能• 持ち運びやすさ• おすすめ度• 各古文単語のコアイメージが書いてある。 これを覚えるだけでも、現代語訳ができるようになる。 入試でどのように意味が問われるのかが解説されている。 得点に直結しやすい。 実践問題付きでアウトプットしながら古文単語の暗記を進められる。 例文の解説の中で古文常識についても触れている。 動画解説授業もあり、詳しい解説が聞ける。 読み方が出題される古文頻出漢字のチェック表もついている。 古文単語330のデメリット• 上級者向け。 古文の基礎が身についている人でないと、挫折してしまいそう。 1ページの情報量が多く、自分でどこを覚えるのか取捨選択しなければいけない。 古文単語330はこんな人にオススメ!• 古文単語の応用の効く知識を身につけて、古文を得意科目にしたいあなた!• 王道の参考書を使っていきたいあなた!(学校採用ナンバー1参考書です)• 古文単語の勉強を通して、すぐに古文の得点をアップしたいあなた!• 学校の授業で古典文法はだいたい頭に入っているというあなた! 古文単語330の基本情報• ¥875• 収録単語数• 330語 関連語を含まず• ページ数• 319ページ• 習得にかかる時間• 50時間• 目安時期• 文系:高校2年生〜高校3年生 理系:高校3年生夏〜2次試験• レベル• 定期テストからセンター試験・国立2次・難関私大まで対応可能• 持ち運びやすさ• おすすめ度• 古文の本質がつまった1冊).
次のこのライフレシピのもくじ 【】• 古文単語を暗記する上で厄介なのは、「現代とは意味の異なる語」ですね! 今回は、そうした厄介な言葉を紹介したいと思います。 古文単語:形容詞 1:やむごとなし やんごとなし 「止む事無し」• 活用形: ク活用• 意味:格別だ、高貴である• 例文: やんごとなきお方 2:なまめかし「生めかし」• 活用形: シク活用• 意味:若々しい、優美で風流がある• 例文: なまめかしき声 3:あやし「怪し」• 活用形: シク活用• 意味:気がかりだ、珍しい、見苦しい• 例文:いと あやしきさまを人や見つらむ(源氏物語・若紫) 4:かなし「愛し」• 活用形: シク活用• 意味:かわいい、心惹かれる• 例文: かなしき子 5:らうたし ろうたし 「労たし」• 活用形: ク活用• 意味:かわいい• 例文:をかしげなる児の、あからさまに抱きて遊ばしうつくしむほどに、かい付きて寝たる、いと らうたし(枕草子) 6:をかし• 活用形: シク活用• 意味:面白い、趣がある• 例文:夏は夜。 月のころはさらなり。 やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。 また、 ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも をかし。 雨など降るも をかし。 (枕草子) 7:むつまし「睦まし」• 活用形: シク活用• 意味:親しい、なつかしい• 例文:見し人の煙を雲と眺むれば夕べの空も むつましきかな(源氏物語・夕顔) 8:やすし「安し」• 活用形: ク活用• 意味:(心が)安らかだ• 例文:心もし やすからずは、象馬・七珍もよしなく(方丈記) 9:めやすし「目安し」• 活用形: ク活用• 意味:感じが良い• 例文:髪ゆるるかに、いと長く、 めやすき人なめり(源氏物語・若紫) 10:うしろめたし「後ろめたし」• 活用形: ク活用• 意味:不安だ、やましい• 例文:いとはかなうものし給ふこそ、あはれに うしろめたけれ(源氏物語・若紫) 11:こころもとなし「心許なし」• 活用形: ク活用• 意味:心配だ、待ち遠しい• 例文:かたく封じたる続飯などあくるほど、いと こころもとなし(枕草子) 12:あたらし「惜し」• 活用形: シク活用• 意味:惜しい、もったいない• 例文:若くて失せにし、いといとほうしう あたらしくなむ(増鏡) 13:うたてし• 活用形: ク活用• 意味:嘆かわしい、気の毒だ• 例文:討たれさせ給ひけん宮の御運のほどこそ うたてけれ(平家物語) 14:ほいなし「本意無し」• 活用形: ク活用• 意味:不本意だ、期待はずれだ• 例文: ほいなき事なれば、いとうたて物憂くおぼえて(落窪物語) 15:をし「惜し」• 活用形: シク活用• 意味:いとおしい、残念だ• 例文:この花の散るを をしうおぼえさせたまふか(宇治拾遺物語) 16:つらし「辛し」• 活用形: ク活用• 意味:薄情だ、冷淡だ、つらい• 例文: つらしきおこなひ 17:わりなし• 活用形: ク活用• 意味:むちゃくちゃだ、辛い、仕方が無い• 例文:手にてもえさし出づまじう わりなし(枕草子) 18:あへなし あえなし 「敢へ無し」• 活用形: ク活用• 意味:どうしようもない、がっかりだ• 例文:御使ひもいと あへなくて帰り参りぬ(源氏物語・桐壺) 19:せむかたなし せんかたなし 「為む方無し」• 活用形: ク活用• 意味:どうしようもない• 例文:いみじう心あくがれ、 せむかたなし(枕草子) 20:はかなし「果無し」• 活用形: ク活用• 意味:むなしい、頼りない、取るに足らない• 例文:桜は はかなきものにて、かく程なくうつろひさぶらふなり(宇治拾遺物語) おわりに 現代と意味の異なる古文単語はたくさんありますが、筆者は例文を覚えて暗記しました。 古文単語の場合意味が一つのケースは少なく、意味が複数ある場合がほとんどです。 一つの意味で一つの単語を覚えるのではなく、例文で実際の文章を覚えてしまった方が、理解しやすいですよ! image by image by.
次の【まめまめ300】はレイアウトがよい(横組みなので赤シートをずらして覚える方法が使いやすい)。 古文単語集を1冊だけにするなら【春つぐ480】がよい。 ぶっちゃけ、語源で覚えるより、長めの用例の文意(場面の情景)で古文単語の意味を覚えたほうが早い。 しかし「語源から覚えたほうが記憶に残る」という単語も、ままある。 臨機応変に。 センター国語は、評論/小説は「本番でどうなるか」という不安定要素が大きく、漢文と古文は、実力通りに結果が出る傾向があります。 センター国語での失点を最小限に抑制するためには、漢文と古文を本気でやるべきです。 「そこまでやる必要はない」「センター試験レベル」とかいって嘗めくさっているオマエは、きっと本番で泣くことになる。 みんなは、陰でしっかり努力してるぞ、この甘ちゃん! 古文常識を知っておくことで、それが合否に影響するような大学は、私大文系と相場が決まっており、そのような大学に進学することは、オススメできません。 文系出身では、就職・再就職で、とても苦労する可能性が高いので、みなさまの将来を考えると、「文系でおk」などという軽々しいことは、とうてい申し上げられません。 コトバをわざとぞんざいにし、きつい口調で書いているのは、あなたの心に情報が刺さるのを願ってのことです。 『まめまめ古文単語300』というのは、古文単語集なのに、古文常識に多くの紙数(B6判:240ページ~273ページ)を費やしているのです。 ほかに古文常識の一環として「年中行事」が4ページ分、『まめまめ古文単語300』には掲載されています。 理系へ進学するつもりなのに、独立した古文常識の印刷教材をやるのは、かなりマトハズレな行為です。 しかし古文常識の知識がゼロでも、古文を読むとき、困ることもあります。 そういった観点から、「ザックリと古文常識を学ぶ」ための手頃な印刷教材として、『まめまめ古文単語300』をご提案する次第です。 こちらはイラストが豊富です。 学校で配られた国語便覧に、古文常識に必要なイラスト/写真などが載っていますよね? それを使ってください。 『まめまめ古文単語300』は、細長い赤シート(赤シート)をタテにスライドさせながら、古文単語に対する短い用例の訳出練習を高速で行うことが可能な「機能性の高い古文単語集」です。 名前が「まめまめ」とか、ふざけやがってますので、「消費者からナメられる」という側面があるのですけれども、『まめまめ古文単語300』は間違いなく、あなたの古文単語学習を超加速してくれます。 古文単語は、用例の意味がもつ情景を脳裏に描き、その脳裏のイメージ(静止画・動画)を語義を象徴する「記号」として覚え込むものです。 語義をコトバで覚えようとするヤツは、どこかでボロを出します。 英単語でも、古文単語でも、語義をコトバで覚えるなよ、おまいら。 語義は「用例の中の場面・情景・思い出」というイメージ(静止画・動画)で覚えるんだよ。 そのイメージ(静止画・動画)を日本語で「実況中継」してみな。 それが語義だよ。 コトバの表層を捉えるなよ、盆暗ども。 語義がもつイメージ(静止画・動画)を知る。 そのためには、その見出し語が、あるコンテクスト(文脈)の中に入ったとき、その見出し語がどのように「変色」するかをよく見るんだよ。 それは結局、その見出し語を理解したり、思い出したりするときには、必ず「用例の中に見出し語を置いた状態」で考えよ、ということだ。 用例から見出し語だけを切り離して、見出し語と訳語とを1対1で覚えさせるような古文単語集は役に立たないぞ。 古文単語を「必ず用例の中で捉える」という思想が、『まめまめ古文単語300』では、それが徹底されているんだ。 チャラい書名に反して、『まめまめ古文単語300』は硬派なんだよ。 『GROUP(グループ)30で覚える古文単語600』で語義の説明を呼んで、それで「覚えた」と思っても、 いざ訳出しようと思うと、適切な訳し方が思いつかない。 そういう状態に必ずおちいる。 だから古文単語は、用例をバンバン訳してみて、その訳出練習の中で覚えなきゃダメ。 訳出練習とは、「用例の意味というイメージを、自分のコトバで実況中継する練習」なんだよ。 訳文をアタマで覚えるんじゃないんだよ。 イメージを即興で実況しろ。 学校一括採用系の古文単語集 いいずな書店の古文単語集のよくない点 (1)用例が冗長で、必要な訳語を効率的に覚えることができない。 『春つぐる頻出古文単語480』の用例は短く切ってある。 (2)文字の大きさやフォントにメリハリがなく、用例において、古文と口語訳との見分けがつきづらい。 また赤刷りを利用して覚えるための工夫が足りない。 『春つぐる頻出古文単語480』のほうが見やすく、赤刷りによる暗記にかんして機能的。 (3)受験とは直接関係のない余計な情報がたくさん載っていて、「終わりが見えない」。 内容豊富であることは、受験生にとって逆風になることがわかっていない。 いいずな書店の古文単語集は、古語辞典としてなら適切だと思う。 受験用古文単語集としては、3冊ともおすすめできず、私は『春つぐる頻出古文単語480』をおすすめする。 基本的には書店に出ない本だから、人柱になって買うしかないんだよ。 失敗したよ、古語辞典を買っちまったと思った。 人柱は、私1人だけでじゅうぶんだ。 もう買うな。 買う必要はない。 『つながる・まとまる古文単語500PLUS』は、くわしくて、受験に必要な単語・語義も入っているけど、それ以外の余計な情報が多すぎて、受験生にとっては酷だと思った。 特に「関連語」のところに、いかにも覚えなきゃいけない風に単語が載っているのが気になってさぁ。 こんな余計なこと載せないでくれよ。 この著者は「国語しか、あるいは、古文しか科目がない」とか思ってるよね。 受験生の立場からしたら、もっと少なくしてくれないと覚えられないってことだ。 『古文単語330三訂版』のほうが受験向きで、『みるみる覚える古文単語300+敬語30 改訂版』は「劣化版」みたいでイヤだと思った。 『古文単語330三訂版』よりも『つながる・まとまる古文単語500PLUS』のほうが、見出し語や用例の選定が受験向きに洗練されていると感じた。 ただし、『つながる・まとまる古文単語500PLUS』よりも『読んで見て覚える重要古文単語315|桐原書店』のほうが、見出し語の選定・用例の選定が的確だよ。 そして『読んで見て覚える重要古文単語315』よりも『春つぐる頻出古文単語480|河合出版』のほうが、見出し語の選定・用例の選定が的確だよ。 学校一括採用系の古文単語集は、『春つぐる頻出古文単語480』から見たら「劣化版」だからやめとけってこと。 『春つぐる頻出古文単語480』を『まめまめ古文単語300』のように横組みにしたら最強になる。 【2018-06-02 20:07追記】:大学入試 古文単語速読マスター500|4053047765 『大学入試 古文単語速読マスター500』は、持ち運びにやや向かない変形のB6判という判型だと思います。 横組みの対訳式で、古文パッセージの中で古文単語を覚える形式です。 「文あるいはパッセージの中で語彙を覚える」という形式は「多義語がカバーできない」という大きな欠点を抱えています。 『DUO|アイシーピー』『速読英単語|Z会』『コブタン|ゴマブックス 』などもそうですし、もちろん『大学入試 古文単語速読マスター500』もそうです。 『大学入試 古文単語速読マスター500』は、補助的に使うぶんにはいいですけれども、メインの古文単語集にはなりません。 ただし、重要語彙の含有率が高い「読み込み用のパッセージ集」として『大学入試 古文単語速読マスター500』を捉えた場合、かなり効率的です。 『春つぐる頻出古文単語480|河合出版』をメインとしながらも、読み込み用教材として『大学入試 古文単語速読マスター500』を併用するという戦略は、大いにアリだと思います。
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