姿勢矯正ベルトで猫背を治してみた 肩こりや腰痛におすすめの姿勢矯正ベルト
このページのご案内• 姿勢矯正（猫背矯正）ベルトは姿勢を良くする効果があるのか？ 効果はあると思います。 ただ、それは 身に付けている間という期間限定のものです。 基本的に、姿勢矯正ベルトの多くはゴムの力や伸縮性のある繊維の力で後ろに肩を引っ張るものが多いです。 たすきがけのものや、 女性用だと食い込みにくいものや、 ガッツリ背中ごとガードするもの。 様々なタイプがあります。 画像で見てもらうとわかるようにゴムバンドやマジックテープで後ろに引っ張るように出来ています。 ですから、前のめりになる肩が起きるようになり、姿勢が改善されるというわけです。 これなら胸を張り続けるのが辛い方には楽ちんでいいですよね。 姿勢矯正ベルトを買う前に！どうして猫背になってしまったのか？その原因を考える そもそも猫背になった原因ってわかりますか？ え～学生の頃から姿勢は悪かったですよ～なんでですかね？ こんな会話がよくありますが、あなたはいつから猫背になってしまったか覚えていますか？• よく分かんないけど学生の頃から• 社会人になって運動しなくなったから• 座っている時間が長くなったから などありますが、実際は猫背になってしまった原因や時期ってよく分からなくないですか？今まで食べたパンの枚数を覚えていないように、いつから猫背になってしまったのかなんてよく分からないんですよ。 「何となく昔から猫背でした」って方が多いです。 ただ、猫背を直そうと思ってもなかなか治らない。 それは上のベルトのように背中や肩回りしか見ていないから…。 １・筋肉や関節の硬さが原因 猫背って丸まっている状態ですが、実は背中の筋肉は伸びています。 逆に前側の筋肉は硬くなって縮んでいます。 具体的には「首の前、胸、お腹」などの前側の筋肉が硬くなって縮んでいるので、背筋を伸ばそうとしても前が硬くて伸びないし、横隔膜や深層筋も硬くなってしまっています。 すると背中の筋肉も伸びきって突っ張るので背骨も動かす固まってしまい、それが癖となってしまうのでいい姿勢をしようとしても猫背の方が楽な感じがするのです。 その理由は「身体の前面にストレッチをする筋力が背面にない」からです。 つまり背中を伸ばす筋肉が弱すぎて前側に引っ張られているんですね。 ２・いい姿勢を維持するための体幹が弱くなっている 猫背の最終形ってどうなるかわかりますか？これですよ。 この老人も元は猫背だったのですが、腹筋や腹横筋、骨盤底筋群が弱った結果、身体を支えることができずに丸くなってしまいました。 これがいわゆる体幹って言われる筋肉たちですね。 ３・姿勢が悪くて身体が歪んでしまっている 身体の歪みも猫背の原因となることがあります。 歪んだ状態で筋トレしてもストレッチしても大元の骨格が歪んでしまっていてはすぐに戻ってしまうでしょう。 猫背矯正も大切ですが、土台である骨盤や足元から整えることが必要ですね。 ジェンガと一緒ですよ、下がずれたら上の方もバランスをとろうとしてぐらぐらなるでしょ？ つまり、猫背矯正ベルトはジェンガの上部分だけ整えようとしているだけなんです。 ジェンガの土台部分やジェンガが乗っているテーブル部分は無視しているわけなので「つけている間だけしか効果がない」と言い切れます。 ただ、猫背で肩こりが酷すぎたり、頭痛がするなら改善する価値はありそうですが、猫背矯正ベルトを購入するまで改善する必要性はありますか？ そもそも姿勢が悪いことでデメリットはあるのか？ いきなりですが、姿勢悪くたっていいじゃないですか？ 本末転倒な問いかけですが、姿勢矯正ベルトを購入しようと思っているアナタは何かしらのデメリットを感じているからこそこのページにたどり着いたと思います。 この中にひょっとしらあなたが感じているデメリットがあるかもしれないので、チェックしてみてください。 スタイルが悪く見える• 肩こりになりやすい• お腹や背中に肉（脂肪）が付きやすい• 腰痛になりやすい• 太りやすい 猫背のデメリットはコチラの記事に詳しく描いています。 矯正ベルト猫背を改善したらメリットある？ 猫背を改善できたらメリットはたくさんあります。 しかも手軽にできたら嬉しいですよね。 先ほどのようなデメリットも感じないし、体も腰痛や肩こりも感じないな～という方もいらっしゃいます。 それでも見た目なんかの問題で姿勢を改善したらこういうメリットもありますよ。 疲れにくくなる• 仕事やプライベートでちゃんとした人に見られやすい（特に初対面）• ウエストが引き締まりスタイルが良くなる• ストレスが軽減する• 他人から若く見られて異性にモテる 姿勢を良くするといいことしかありません。 デメリットは若く見えてしまうので老けたように見られたいなら姿勢を良くする必要はありません。 姿勢矯正ベルトの【デメリット】 身に付けるだけで姿勢矯正ができるのは整体に通わなくてもいいしお手軽でお財布にも優しいですよね。 しかし、デメリットもあります。 蒸れやすい• 脇に食い込んで痛くなりやすい• ガッチリしたやつだと夏は付け辛い• 外すと姿勢が崩れやすい• どれくらい付ければ猫背が改善されるのか分からない などがあげられます。 特に付けている間はいいけど、外すと崩れてしまうというのは本末転倒ではないでしょうか？この先ずっとつけっぱなしになるのは結構大変だと思います。 更に、このようにゴムで引っ張ったような力に頼ると、この力に依存してしまうことが多くなります。 猫背を改善する力というのは肩甲骨を背骨に寄せる力つまり「背筋力」になります。 つけっぱなしだと、この背筋力をサポートする力に依存するので自身の背筋力は弱っていくのは目に見えませんか？筋肉がない身体に向かってまっしぐらです。 猫背矯正ベルトを付けていないとキツイ！肩が痛い！なくらいなら矯正ベルトも付けたほうがいいです。 しかし、付けている間は背筋は伸びて猫背は改善されますが、問題はいつまで付けたら猫背が改善されるのか？ということです。 つまりいい姿勢でいるための筋力が付くのか？ということになります。 あなたも一生矯正ベルトのお世話になるつもりはないですよね？ でしたら卒業見込みを立てておかなければ、 タンスの肥やしになってしまうことになります。 でも、困ったことに姿勢矯正ベルトには〇〇日付けたら猫背が改善します！といったものはありません。 姿勢を改善するとダイエット効果はあるのか？ ダイエット効果ですが、姿勢を改善すると見た目は良くなります！肋骨が広がらないのでクビレができますし、顔も上がるので二重あご改善の効果もあります。 この方は何もしなくて5キロ落ちたらしいです。 ただ、これはベルトを付けたときの効果ではなく、 自分の筋力で支えた場合です。 今まで使っていなかった筋肉を使い出すので引き締まっていきます。 猫背矯正ベルトをつけたままでは効果は薄いと言えるでしょう。 なぜなら筋肉の代わりにゴムに頼っていますから、あなたの筋力はどんどん低下する恐れがありますね。 ダイエットとは脂肪を燃焼させなければなりません。 どんなに姿勢が良くてもいっぱい食べれば太りますし、姿勢が悪くても食べなければ痩せます。 ただ、痩せているのにクビレがない！背中が大きい！というのは姿勢が関係してきます。 逆を言うなら太っていてもクビレは造れます。 ただ、これは骨格を動かさないといけないのでベルトでは難しいと考えます。 猫背はベルトじゃないと改善しないのか？ あなたの姿勢が悪くなったのは何が原因ですか？仕事？運動不足？ベッド？年齢？なんでしょう？ そう、 生活習慣からきています。 コレ！って断定できるものではないと思います。 だって、同じ仕事をしていても平気な人もいるし、運動していない人でも姿勢は良いし、布団で寝ても大丈夫だし、歳を重ねていても姿勢が良い人はいます。 ですから、普段の何気ない生活習慣や考え方を見直すことから始めませんか？ ベルト何かなくったって猫背を改善する方法はありますよ。 ダサくない猫背矯正ベルトはないけど、代わりにこんなものがオススメ 誰だってオシャレがいいし、見た目はいいに越したことがない。 でも、「猫背矯正ベルト」で検索するとシャツに隠れるかなぁってレベルのものじゃないですか？ ちょっと猫背矯正ベルトとしての効果は落ちるけど、こんなやつがオススメです。 コンプレッションウェアです。 最寄りのスポーツジムに行ったら必ず３人は着ているであろう 笑 コンプレッションウェア。 猫背矯正にいいというか、ピチピチなので背中側から引っ張るような力が働きます。 それにたすき掛けタイプじゃなく肩全体をシャツでカバーしているので食い込むこともないし、トレーニング用だから通気性や乾燥性も抜群です。 これならシャツの下に着ても目立ちません。 Vネックタイプやカラーバリエーションもいっぱいあるのでおすすめです。 ただ、難点は「太っていると結構大変」ということ。 お腹がぽっこり出ている人がこのシャツ着るとお腹が強調されるので見た目が悲惨になります 笑 コンプレッションウェアを猫背矯正目的で購入する場合、加圧があるので着用したときのサイズ感が大切です。 一度最寄りのスポーツ店に行って試着して自分に合ったものを選ぶようにしてください。 あまりブカブカでは効果はありませんので注意しましょう。 足指にはめるバンドで姿勢は良くなるのか？ 大〇式バンド、ナ〇メ式バンド、足指式バンド足の指にはめると姿勢が良くなるというバンドがあるそうです。 使ったことがないのでわかりませんが…。 これなら上半身に装着する必要もないし、ソックスや靴で隠せるので目立ちませんね。 ただ、デメリットもあります。 足指が擦れて痛い…今まで刺激していなかったところを刺激するため痛みが出る場合もある。 特定の指に痛みが出てきた…今まで使っていなかった筋肉や指を使うため違和感を感じることもあります。 お尻や腰が痛くなった…重心や歩き方が変わるため、今まで使っていなかったところが使われ痛みが生じる場合もあります。 痛みが出た場合に装着し続けるか？という点が問題です。 あまり無理して足指バンドをつけていると姿勢矯正どころか変な癖が付く可能性もあります。 その場合は無理をせずに外して様子を見ることも大事ですね。 このような商品の場合は、１点改善すればバランスが取れて全部が改善する！と原因をひとつだけに絞る傾向がありますが、足指以外の関節や筋肉が固まりすぎていると痛みが生じたりするケースがあります。 僕は整体師なので姿勢を改善する道具も使いつつ、最終的に改善することが大切ですね。 姿勢を良くするための具体的な方法 僕はつま先立ちをお勧めします。 元は足を細くするための体操なんですが、この動画の通りやってみてください。 このつま先立ちをしたときって、意識しなくても胸張れていると思います。 つまり、指で地面を掴むと姿勢は良くなりますよ。 あなたは普段からつま先が使えていない、指で地面を掴めておらず、小指側に体重が乗ってしまっています。 少し、この体操を続けてみて、足元から身体を変えていきませんか？ 土台が崩れてしまえば、上もバランス崩します。 マンションの基礎が足りなくて傾いた事件ありましたけど、そんな感じをイメージしてください。 基礎工事（足元）から正しい使い方をしなければ、マンション上部の傾き（上半身の猫背）は改善しません。 ですから、土台が倒れていると上半身は猫背になってバランスをとってるので、足元の重心を意識するだけで変わりますので是非チャレンジして、骨盤締めて足細くして、猫背改善してください。 まとめ 姿勢矯正ベルトはどうしてものときに着けましょう。 結婚式や講演するとき、大勢の人から見られるとき。 日常的に付けていると筋力が落ちていってしまい、自分で姿勢を正すことができなくなります。
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