咳 吐き そう に なる 涙。 このセキを止めたい!

咳の種類

咳 吐き そう に なる 涙

乾いた咳はいわゆる「から咳」で、コンコン、ケンケンなどと表現されます。 一般に「上気道炎」つまりカゼの咳です。 痰のからんだ湿った咳は、「下気道の病気」つまり気管支炎や肺炎などに多く、ゴホンゴホンといった表現をされます。 咳は気道内の分泌物や異物などを外に出すための生体の防御反応のひとつですので、むやみに強い咳止め薬を使うなといわれています。 痰がたくさん出る病気で咳を無理に止めてしまえば、痰はもっと溜まってしまい、呼吸が苦しくなってしまいます。 しかし、咳き込みが激し過ぎて、体力が消耗したり嘔吐して栄養も取れない場合など、咳止めが必要な場合もあります。 いずれにしても、咳の原因となっている病気の根本を良くする治療や薬が大事です。 そのためには、咳の原因になっている病気を正しく診断しなければなりません。 お家の方の話は、診断の大きなたすけとなります。 たとえば、「熱はありませんが、いったん咳が出始めると顔をまっかにし、よだれや涙を流しながら咳き込んで止まりません。 息がつけずに苦しがって最後にはヒューッというんです」と伺えば、「百日咳かな」と考えます。 「夜中に突然、咳をして起きて苦しがりました。 声がかすれて出ないし、馬が吠えるような、オットセイのようなへんな咳です」などと伺えば「仮性クルプ(急性喉頭炎)かな」とわかります。 症状は、専門用語でなくて結構ですので、ご自分なりの表現で具体的に教えていただけるととても助かります。 新生児や、生後数ヶ月の赤ちゃんでは、感染症以外にミルクが気管に入ってしまうせいで咳をすることもあります。 ミルクがむせて上手に飲めない、あるいは胃からミルクが逆流して上がってきてしまう場合です。 幼児が激しくむせた後で、咳が頻発するようになれば、ピーナッツなどの気道異物が疑われます。 診断が遅れると、異物がつまった先に肺炎をおこしてきます。 副鼻腔炎(蓄のう症)の鼻汁がのどに下がって、長引く咳の原因になっていることもあります。 痰がからんだゼロゼロした咳に聞こえるので、気管支炎かな、と思っていると実は蓄のう症だったということはめずらしくありません。 ぜんそくの咳はヒューヒュー、ゼーゼーという喘鳴(ぜんめい)を伴います。 気管支が収縮して内腔が狭くなってしまうためです。 ぜんそくの咳は、夜の就眠時や明け方早朝に出やすいのですが、日中診察にいらしていただいたときにはおさまっていたりします。 そんなときお母さんに「ゆうべ咳き込んだとき、子供の背中に耳を当てて聞いてみたら、ピーピーという音がしていました」などと教えていただけると大変参考になります。 ぜんそくでなくても、1〜2歳までのお子さんは、ゼーゼーしやすいものです。 もともと気管支が細く痰がたまりやすいうえ、上手に痰を出せないからです。 かぜをひいたかなあ、と思うとじきにゼーゼーしてきて、「喘息様気管支炎です」といわれる、そんなことをくりかえす赤ちゃんは「喘鳴児」と呼ばれます。 2歳ごろから良くなってしまうことが多いのですがなかには、小児ぜんそくに移行するかたもあります。 激しい運動の後や、急に冷気を吸い込んだ後に咳き込む、あるいは季節の変わり目や気象の変化で咳が出やすくなる、そんな場合はアレルギー性の咳も考えられます。 咳が長びく感染症に、マイコプラズマやクラミジア感染症があります。 もともと健康な人が「肺炎」になった場合、これらの感染症であることが多く、小児科でもよくみられるものです。 たいていの咳はなぜか夜間にひどくなります。 脳の咳中枢は迷走神経を介するのですが、寝ている間は自律神経が迷走神経優位になっているからか、寝る姿勢では肺に体の水分が多く集まるからか、眠っているとうまく痰が出せなくてたまってくるからか、よく理由はわかりません。 もし、夜間睡眠中はまったく咳をせず、日中のみ激しい場合は、心因性の咳ということも考えられます。 心因性というのは、「わざとしている」のとは違います。 ストレスをうけとめた体が、症状として咳を表している心身症と考えられます。 咳の出る病気は、多種多様です。 診断に苦慮することもままありますが、お家の方に教えていただく、咳の様子や状況が大変役に立つことが多いです。 板倉紀子(水沢市・小児科医師) 胆江日日新聞社より.

次の

吐きそうな咳 わざと?病気?

咳 吐き そう に なる 涙

私の場合、水をゆっくりゆっくり飲むと収まります。 ちなみに私は「発作」と呼んでます。 病院でも特に問題なしと言われ、かれこれ10年以上のお付き合いです。 咳は特に最近はそのチクチクする辺りがこそこそするような何かがぺたっとはりついたような感じで咳が出てしまうという感じです。 突然、喉の奥が針で突いたようにチクチクし、それに伴って涙目となり、むせ込んでしまうという症状です。 毎回何の前触れもなく、突然その症状が襲ってきます。 一日に5~6回程度でしょうか。 仕事中、レジでの客応対中、電車の中、横になっている時など、時と場所に関係なくその症状が出ます。 毎回10秒~15秒程度で治まり、治まると普段の状態に戻ります。 突然その症状が出るという状態に参っています。 接客中や歯の治療中など、起きてほしくない時に症状が出てしまうのが辛いです。 高校生の時、同じく喉のイガイガチクチク咳き込み、抑えようとすると余計に出て、顔が真っ赤になり、涙でグチョグチョで困りました。 決まって同じ先生の授業の時で、その先生が教室に入ってくるとすぐに症状が出るのです。 咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)とは 咽喉頭異常感症のどに異常感を感じても、耳鼻咽喉科の診察では訴えに見合う病変が咽頭や喉頭に認められない病態を総称した病気です。 内科領域では「ヒステリー球」とも呼ばれます。 さらに咽喉頭異常感症には、「原因」になることは大きく3つあると言われています。 局所的原因 局所的原因にはのどや鼻・副鼻腔、喉頭、咽頭、食道・胃、気管・気管支などの軽い炎症性疾患、およびアレルギー性鼻炎を代表とする鼻や喉頭・気管の過敏症、また甲状腺疾患、咽頭・喉頭・口腔の早期がんや良性腫瘍など腫瘍性病変、さらに形態異常による舌根肥大症、茎状突起過長症、頸椎の変形などがあります。 近年、逆流性食道炎の関与が注目されています。 全身的原因 全身的原因となる疾患としては自律神経失調症、内分泌異常、更年期障害、鉄欠乏性貧血、嚥下障害などいろいろな疾患があります。 精神的原因 精神的原因としてはうつ病、仮面うつ病、心身症、神経症、がん不安などがあげられます。 ここで分かることは「咽頭喉頭異常感症」の原因として上記で挙げられていることが、口コミサイトで飛び交っていた様々な推測交じりの病名と、かなり一致するということです。 まず「のど」に関わる耳鼻咽喉科などを受診する 様子を見るために病気を疑い薬を投与 薬が効かない場合、他の病気を疑う あれこれ試してダメなので、他の内科や胃腸科を受診して回る という感じ。 その中には時間の経過とともに症状が無くなってしまうかもしれません。 試行錯誤で病院を回っているうちに、数ヶ月が過ぎて、ストレスの原因が解消されていることがあるような気がします。 本当は自然治癒なのに、その時に飲んでいた薬が効いている、と結論に至るかもしれません。 お医者さんは最悪のケースを想定して患者の命を守ることを優先します。 慎重に診察を行うのは正しい判断です。 患者の私たちにできることは、自分の身体、性格的特徴をお医者さんにしっかり伝えることや、セカンドオピニオンとして他の先生にも診てもらうことです。 「咽喉頭異常感症」の原因をまとめる• 最初は喘息の症状残っているのかな?と思っていましたが、かかりつけのクリニックで「ストレスが喉に出ているのかも」と半夏厚朴湯を処方してくれました。 半信半疑で服用を始めたら…すぐ良くなりました。 人前では恥ずかしいし、吐いたらどうしようとか一生コレか…と色々と思って暗くなってなんですが、だんだん慣れてきました。 水を飲むとなんとか収まるので、いつでもどこでもペットボトルを携帯してます。 気にしないでいると、だんだん発作の頻度も少なくなってきました。 今ではあんまり気にならないくらいです。 とはいえ、お水の飲みづらい環境(美容院のカット中とか、会議中、運転中とか)は今でも恐怖です。 飴玉を舐めてごまかしています。 病院で問題がないとのことであれば、気にしない方がいいですよ。 「あー喉が弱いんだな」ぐらいの感じで気長に付き合ってれば、きっと良くなります。 40代女です。 私は、同様の症状が、ちょっと換気が足りないかな?っていう、室内で、よく起こりました。 また、咳もしづらいコンサートの最中とか。 ほんとに、ホコリがのどに貼り付いた感じです。 咳き込むと、涙は出るし、吐きそうになるほど。 近くの医院で紹介状を書いてもらったけど、大きな病院に行く前に、何時の間にか治りました。 自分では、やはり、室内(音楽ホールも)に漂う何かに、アレルギー的反応をしたんじゃないかと思います。 アレルギー薬頂きました。 調子良いです診断は咽頭過敏症でした… まとめ 「チクチク咳発作」に対処するためには、自分の生活を振り返ってみて、先入観を捨てて原因を見極めることが大事。 原因は人によって様々です。 心と身体と向き合い、人生と向き合い、ちょっとずつ改善していきましょう。 精神的に自分を追い詰めると、悪化する恐れがあるので、「ちょっとずつ」というのがポイントです。 精神的なことが原因だった僕は、苦しみが痛いほど分かるので、 ちょっとずつ、ちょっとずつ、 原因と向き合っていきましょう。 追記) 僕は、ストレスの原因から離れて、時間が経つことで、発作は出なくなりました。 しかし、 10年以上経った今でも、自分に合わない種類のストレスに直面すると、同じ症状が出てきます。 その時は、 「あ、この場所は自分に合わないんだな」 「この人とは関わらない方が良いのかもしれない」 「少し休みを取るべきかな」 と判断する指標にしていたりします。 発症から10年以上たって、症状の原因と向き合うなかで、僕はその考えに至りました。 チクチク発作が出てしまうのは、自分の限界を超えているサインかもしれない。 無理しすぎている自分を守るため、身体が教えてくれているサインなのかも。 受検や仕事など、日々の努力の集大成であり、人生を左右する場面で症状が出てくるのは、辛かったです。 しかし、 他の全てを差し置いてでも守るべきものは「自分の心と身体」だと僕は確信しています。 みなさんの病状が改善させることを願っています。 運動不足を解消して、ストレスに対処する 他にも、運動不足はストレスとかなり関連が深いと言えます。 手軽にできる運動もあるので、続けやすさ重視で、何か運動をしてみるのもオススメです。 空気中のホコリや花粉、アレルギーを引き起こす物質を物理的に取り除いてくれる空気清浄機は僕の生活に無くてはならない必需品になっています。 花粉、ホコリ、ハウスダスト、臭い、乾燥、などの対策に、一年中空気清浄機が大活躍しています。 電気代も一日つけっぱなしで5~10円以下。 部屋の消臭剤やアロマも買う必要がなくなり、経済的です。 結果として、喉のチクチクを通り越して、うつ状態になって引きこもりを経験したり、長いブランクで転職に苦労したり、という経験をしました。 この記事をきっかけにして、自分の生活を振り返ってみて、改善できるところを1つ1つ取り組んでいくことが、問題の根本解決に繋がるかもしれませんよ。 もしかして、あなたは5人に1人の「HSP」かも 人間の5人に1人はHSP Highly Sensitive Person という気質を持っていることが、研究で明らかになっています。 病気じゃないのに、周りと馴染めない、意見が合わない、生きづらい…と感じながら、辛い気持ちを抱えている人が5人に1人もいます。

次の

長引く咳にご注意!咳喘息(せきぜんそく)

咳 吐き そう に なる 涙

スポンサーリンク 喉が痛いし咳が出る原因は何?病気なの? 喉の痛みが取れなくて、咳が続くのは風邪ではないかもしれません。 症状が1週間以上続いている場合は要注意です。 間違った対処法をしていたり、違った薬を飲んでいても治りません。 正しい原因・病名を知り、適した対処方法をすることで回復を早めることができます。 関連記事 胃液の影響で咳と喉の痛み 逆流性食道炎 逆流性食道炎になると、すっぱい胃液が口まで上がってきて「おえっ」って吐きそうになることがあります。 胃液は酸性で、鉄を溶かすほどの力を持っています。 胃には胃粘膜があるので胃液の影響を直接受けることはないのですが、 食道や喉には粘膜が無いので、逆流してきた胃酸の影響をまともに受けてしまうのです。 ダメージを受けた喉は炎症を起こし、痛みになります。 また、逆流してきた胃液が食道付近にある気管支にも刺激を与えるため、咳が出るのです。 逆流性食道炎の咳には以下の特徴があるのでチェックしてください。 脂っこい物が好きで、いつも腹10分目まで食べてしまう• 消化に時間がかかるたんぱく質(お肉)を良く食べる• ズボンのベルトをきつく締めている人• 肥満体形の人• 姿勢が悪い人 逆流性食道炎は食生活を見直すことで治りますので、自分一人での治療が可能です。 その方法はとてもシンプルで 「しっかりと噛んで食べる」「アルコールを控える」です。 この2つを意識するだけで症状はかなり改善されていきます。 放置すると合併症の恐れがある 溶連菌感染症 溶連菌に感染すると風邪に似た症状の咳・喉の痛みが出ます。 溶連菌は細菌による感染で発症し、普通の風邪よりも症状が重くなるのが特徴です。 治療を受ければすぐに回復するのですが、 放置しておくと合併症として急性腎炎やリウマチ熱を発症することがあるので注意が必要です。 よく風邪だと思い込んで風邪薬を飲んでいる人がいるのですが、原因が細菌なので効果はありません。 溶連菌は風邪とは明らかに違う症状が出るので、チェックしてみてください。 スポンサーリンク 気管支喘息 または 咳喘息 気管支喘息は気道に炎症が起こり、呼吸が難しくなり咳こんで喉が痛くなる病気です。 炎症が起きると、刺激に対して過敏に反応して発作的に気管支喘息が起こります。 考えられる原因はウイルス・細菌・部屋と室外の温度差・受動喫煙・ハウスダストの影響です。 気管支喘息には特徴があり、 呼吸をすると「ゼェゼェ」という音が聞こえてきます。 自分でできるテストを紹介します。 まず、思い切り息を吸ってください。 次に全部吐き出しましょう。 肺からすべての息を吐きだしてください。 その時に「カラカラ・・」という音が聞こえて来たら気管支喘息の可能性があります。 気管支喘息になってしまうはっきりとした原因はわかっていませんが、アレルギー・自律神経・感染症が考えられています。 病院で治療をすると気管支拡張薬やアレルギーを抑える薬が処方されます。 関連記事 夜に咳がひどくなる マイコプラズマ肺炎 マイコプラズマ菌が気道に付着し炎症を起こすことで発症するマイコプラズマ肺炎。 症状は咳、喉の痛みが主で夜になると咳がひどくなる傾向があります。 潜伏期間が長いため、初期症状で風邪と間違われることが多い病気ですが、時間の経過にともなって徐々に咳が強くなる特徴があります。 マイコプラズマ肺炎の症状を抑えておきましょう。 喉の痛み• 咳が長期間続く• 頭痛やだるさ(初期の症状)• 鼻水が出る・鼻が詰まる• 38度程度の熱が出る• 関節痛• 胸の痛み マイコプラズマ肺炎に感染しているかどうかは病院で血液検査をすればすぐにわかります。 治療法ですが、マイコプラズマ肺炎は抗生物質が効かないため対症療法になります。 自然治癒で治すことも可能ですが、咳が取れるまでには1か月程度時間を要します。 また、感染性の病気なので周囲に感染者がいる場合は、細菌をうつされてしまったことも考えられます。 初期症状が風邪に似ている 百日咳 百日咳になると、喉の痛み、咳、鼻水、発熱など風邪に似た症状が出るので、正確な診断が遅れることがあります。 百日咳の特徴は「コンコンコン・・・」と続く咳で、100日近く続くとこから名づけられました。 最初は軽い咳なのですが、時間が経つにつれて激しくなり、悪化すると嘔吐や呼吸が難しくなることがあります。 また、 咳をするたびに「ヒューヒュー」と笛を吹いたような音がするのが百日咳の特徴です。 ただ、症状を見ただけで百日咳と断定するのは難しく、血液検査で抗体を調べることが必要です。 風邪だな~と思っていて2週間経っても治らずに「ヒューヒュー」と音がする咳がある場合は病院で検査を受けましょう。 百日咳は治療が遅れると気管部分に後遺症が残ることがあるので早めの対処をお勧めします。 治療は抗生物質の投与になります。 空気の乾燥で細菌やウイルスが付着する 空気が乾燥すると、細菌やウイルスの活動が活発になります。 乾燥した喉にウイルスが付着して炎症を起こすことで痛みが起こります。 体は喉に付着したウイルスを体外に排除しようとして、咳を繰り返します。 乾燥した環境にいる間は同じことが繰り返されるので、できるだけ喉の乾燥を防ぐことが重要です。 以下の対策方法が有効です。 マスクを付ける• 部屋に加湿器を置いて、一定の湿度に保つ• こまめにのど飴を舐める(ハチミツ入りや龍角散が効果的)• 喉を冷やさないようにマフラーで温めておく• うがいをして喉に入ってきた細菌やウイルスを洗い流す 最後に 喉が痛くなって咳が出る病気を解説させていただきました。 自然治癒できるものもありますし、病院に行かなければならない病気もあります。 どちらにせよ大事なのは「今、自分の身体に起きている症状を正しく知る」ことです。 思い込みによる間違った薬の服用は、効果がないだけではなく薬の副作用で体調が悪化することもあるからです。 おかしいな、と思ったら病院で検査を受けましょう。

次の