駐車場や庭で比較的難易度の低いインターロッキング インターロックは基本的には洋風建築に合うものですが、種類も豊富なため 和風建築にも馴染んだりします。 色の組み合わせでアレンジも可能ですし、センス次第ではプロ業者に負けない出来栄えになる事も十分にあり得ます。 特にインターロッキングが優れているところは、浸水性。 多少ぼこぼこになってしまってもやり直しもできますし、妥協しても水だまりが出来ずらく、見栄えもミスが目立ちません。 これが何よりの利点でしょう。 DIYのコンクリート施行なら、少しのミスで水たまりや見栄えが悪くなってしまいますので。 インターロッキングの材料 インターロッキングをしていく為には、インターロックさえあれば良いという訳ではありません。 インターロッキングしていくうえでも、乗せていく 下地が重要です。 下地等の下準備さえしっかりすれば、インターロッキングブロックを乗せていくだけですので子供でもできます。 インターロックの構造はというと…• スコップ• トンボ• プレートコンパクター(転圧)• サンダー(石切り) この辺りがあれば、充分に施行していけます。 重要なのは下地作り 先にも申しましたが、 インターロッキングで重要な事は下地作り。 作業中、心が折れるのであればここでしょう。 インターを敷き詰めだしたら楽しいですし、すぐに終わりますので。 下地で注意する・苦労することは、高さ調節です。 砕石は高さ3㎝ほど敷き詰めたいですし、砂の層も出来れば3㎝ほど欲しいです。 そこにインターロッキングブロックの厚みが来ますので、10㎝を超える厚さ分の 穴を掘るところから始まることが殆どです。 写真のリブブロックは、サンダーで縦に少し切断し段差をつけて、その上にもインターロッキングをする設計をしました。 本来の工程では砕石を敷き詰めますが、地盤の石の具合を確認したところ… なんだか行けそうだったので、 砕石を敷き詰める工程を省き砕砂をぶちまけるところからスタートしています。 砕石工程カットのおかげで、穴掘りという地獄の作業からも逃れる幸運も手にしました。 という事で、砕砂はとんでもない量が必要だったので大工さんのトラックを借りて山奥へ0. 5立米?の砕砂を購入しに行きます。 砕石場の砂は量り売りです。 しっかり水を含んだ砂を載せられて計量。 水の重さも相当な気がします… 持ち帰り、1部をぶちまけた写真です。 砕砂を敷き詰めインターロッキングブロックを乗せる 砕砂を丁寧に調節して敷き詰めていく事が、何より重要です。 ここで、 下地がボコボコであれば完成もボコボコになってしまいます。 プレートで叩きながら、均していきます。 ある程度均して来たら一度シャワーで水をかけてあげると良いでしょう。 水をかけることで、砂が流れ浸透し隙間が少なくなり下地も固くなります。 雨降って地固まるです。 高さは水平器と水糸を使い調整します。 写真の様に、インターロッキングブロック同士に水糸を巻き付けて高さを出すとしやすいでしょう。 この工程まで行くと、微調整しながらインターロッキングブロックを置いていくだけなので、作業は嘘のように早く終わります。 よく見ると少し凸凹していますが、歩いて引っかかると言うレベルではないのでDYIのご愛嬌という事で。 敷き詰めだしたら、もはや説明は不要。 最終地点で、ブロックの 大きさが合わなければブロックをサンダーで加工するもよし、モルタルを流し込むもよしで、そこはお好みです。 完成はこのような感じです。 傾斜は建物から外に向かって作らないと、家と地面の角に水たまりが出来ますので注意が必要です。 また、 作る予定地に雨水桝や汚水桝がある場合は、埋めてしまってもしっかりと場所が分かるように印をつけておくことをおススメします。 水のトラブルがあった際に剥がすこともあると思いますので。 最後に、インターロッキングブロック同士は隙間が出来ています。 そこに、砂時計の砂や海の砂のような細かい砂を箒で流し込んであげれば完成です。 まとめ インターロッキングは、作業時間こそはかかってしまいますが時間をかければかけるほど美しい仕上がりになりますし、愛着も一入です。 実は、今回の インターロッキングブロックは前から使っていたもので家の建て替えの際に、庭で邪魔になり廃棄されそうになっていたものをキープしていたものです。 かなり年数は経ちますので、写真を見て頂くと少し色落ちがあります。 しかし、欠けているものも少なかったですし問題なく使えますので 耐久性もかなりのものです。 場所を変えてそのままリサイクル出来る事は、かなり評価高めです。 アスファルトやコンクリート塗装に比べ、揺れなどによる割れなどに強いだけでなく見た目も損ないにくい事や、浸水性の高さなどの機能面も非常に高いです。 今回のインターロッキングDIYで掛かった費用は… 砕砂とモルタルのみで8000円程。 本来業者に注文するのであれば、 1㎡あたり1万円前後。 今回のインターロッキングの施行の広さは、 駐車場が長さ10mの幅が3m弱=30㎡弱 通路は長さ12mの1m=12㎡ 合計約40㎡の施行となりましたので… 相場金額にすると40万円。 つまり、 DIYで約40万円の節約に成功しています。 しかも、かなり良い出来栄えと自負するところ。 知り合いと道具を貸しだして下さった業者に感謝の気持ちでいっぱいです。 これは、かなりのパフォーマンスではないでしょうか。 追記)2018年の大阪北部地震や各地で甚大な被害が出た台風21号でも無傷でした。 こちらも併せてご覧ください。
次の駐車場舗装DIYの進め方 PART1 長いので、二部構成にすることにしました。 整地 雑草をが生えているなら剥がして、地面がでこぼこなら、ある程度均します。 完成時のコンクリートの仕上げ面から舗装部分と砕石の路盤部分を含むと25センチ掘り下げる必要があります。 水盛り、遣り方をして水平、水勾配を整える 水盛り、遣り方は結構面倒なのですが、これをやらないと何も始まりません。 でも、駐車場の場合は、何か基準になる線がある場合が多いので、まっさらなところに水糸を張るよりも簡単だと思います。 駐車場の水勾配は2%以上が基本です。 砕石を敷き、転圧する 砕石は、厚さ15センチなので、1平方メートルあたり0. 15立方メートル必要です。 必要な砕石料の計算 例えば、標準的な駐車場1台分の面積を舗装すると仮定して、どのぐらいの砕石が必要になるか見積もってみましょう。 駐車場の面積は、縦5メートルx横2. 5メートルなので、12. 5平方メートル。 なので、砕石は1. 875立方メートル必要です。 砕石の比重は1. 7~2. 0なので、重量は3トンとか3. 5トンとかになります。 ホームセンターで袋売りの砕石を買うと20kg、1袋300円ぐらいはするので、150袋で45,000円ですね。 地域にもよりますが、砕石業者に頼んで運搬してもらったほうが、コツコツとホームセンターから運ぶよりいいと思います。 何が何でもすべてDIYでやる必要ないですからね。 転圧 なんとか砕石が手に入ったら、ひたすら転圧です。 振動コンパクターなどの工具をレンタルして、ひたすら締め固めます。 転圧が終わったら、型枠、ワイヤーメッシュ入れ、そして、舗装へと移ります。
次の駐車場舗装DIYの進め方 PART1 長いので、二部構成にすることにしました。 整地 雑草をが生えているなら剥がして、地面がでこぼこなら、ある程度均します。 完成時のコンクリートの仕上げ面から舗装部分と砕石の路盤部分を含むと25センチ掘り下げる必要があります。 水盛り、遣り方をして水平、水勾配を整える 水盛り、遣り方は結構面倒なのですが、これをやらないと何も始まりません。 でも、駐車場の場合は、何か基準になる線がある場合が多いので、まっさらなところに水糸を張るよりも簡単だと思います。 駐車場の水勾配は2%以上が基本です。 砕石を敷き、転圧する 砕石は、厚さ15センチなので、1平方メートルあたり0. 15立方メートル必要です。 必要な砕石料の計算 例えば、標準的な駐車場1台分の面積を舗装すると仮定して、どのぐらいの砕石が必要になるか見積もってみましょう。 駐車場の面積は、縦5メートルx横2. 5メートルなので、12. 5平方メートル。 なので、砕石は1. 875立方メートル必要です。 砕石の比重は1. 7~2. 0なので、重量は3トンとか3. 5トンとかになります。 ホームセンターで袋売りの砕石を買うと20kg、1袋300円ぐらいはするので、150袋で45,000円ですね。 地域にもよりますが、砕石業者に頼んで運搬してもらったほうが、コツコツとホームセンターから運ぶよりいいと思います。 何が何でもすべてDIYでやる必要ないですからね。 転圧 なんとか砕石が手に入ったら、ひたすら転圧です。 振動コンパクターなどの工具をレンタルして、ひたすら締め固めます。 転圧が終わったら、型枠、ワイヤーメッシュ入れ、そして、舗装へと移ります。
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