臨月で産まれると早産? 実際にはこの後に「正期産」と呼ばれる期間があり、 ここが赤ちゃんがいつ産まれても大丈夫な時期です。 そのため、正確には臨月で産まれると早産となります。 僕も勘違いしてました(笑)。 でも安心してください。 赤ちゃんは十分に成長しているので、 臨月で産まれても心配することはありません。 臨月の特長 臨月の頃の赤ちゃんの大きさは、体重が2,700g〜3,400g、 身長も48〜53cmくらいになっています。 今までおなかの中で動き回っていた赤ちゃんも、 そろそろ窮屈になってきて、あまり動けなくなってきます。 赤ちゃんの体は少しずつ下がりはじめ、 ママのおなかもさらに大きくなり出産準備に入ります。 臨月の特長とも言えますね。 ママは歩くのも大変になってきますが、 スムーズな出産のためにも散歩に行ったり、 階段を上ったり軽い運動を行いましょう。 臨月になると不安になることも多くなりますから、 体を動かしてリラックスすることも大切です。 また、いざという時のために出産の イメージトレーニングもしておきましょう。 どちらも、パパと一緒だとさらに良いですね。 「おしるし」は出産のサイン 臨月の時期になると、出産のサインとなる「おしるし」や 「おなかの張り」が起きる場合もあります。 詳しくはを ご覧ください。 おしるしとは、子宮口が開き始める時に出る 血液の混じったおりもののことで、一つの目安となりますが、 陣痛が始まるかどうかは人それぞれです。 どちらにしても、安静にし、不安であれば お医者さんに連絡しましょう。 また臨月になる前にしておかなければならないこともあります。 詳しくは「」をご覧ください。 パパにとっては、おなかの大きいママとももうすぐお別れです。 何度も見れるものではないですから、名残惜しんでおきましょう。 ちなみに、この時期のママのおへそは、 中から押し出されてピッチピチになっているので、 ちょっと面白いですよ(笑)。 スポンサーリンク.
次の日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。 現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。 妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 妊娠10ヶ月目は臨月と呼ばれ、出産予定日まで残り1ヶ月です。 出産が間近に迫ってきて、待ち望んでいた赤ちゃんとの対面の瞬間に、胸を躍らせているのではないでしょうか。 これから始まる育児への不安に、ドキドキしている人も多いかもしれませんね。 今回は妊娠10ヶ月目の妊婦さんのお腹の大きさや体重の増え方、胎児の状態など、出産に向けてどのように変化するのかをご説明します。 妊娠10ヶ月目はどんな時期? 妊娠10ヶ月目は妊娠36~39週目の4週間にあたり、「臨月」と呼ばれます。 胎児の内臓や器官は全て完成し、いつでも外に出られるように準備をしていますよ。 出産が近づくにつれて胎児は骨盤内に降りてくるため、子宮のてっぺんの位置が下がり、胃のあたりの圧迫感が減ってきます。 後期つわりの症状が和らぐママも多い時期です。 妊娠36週目 妊娠36週目頃になると、全ての臓器は十分に成熟しています。 また、赤ちゃんの頭が下がってくることで、ママの臓器や器官への圧迫が解消され、マイナートラブルから解放され始めます。 胃が楽になることで食欲が戻りますが、食べすぎて体重が増えないように注意が必要です。 子宮全体が下がってくるので、みぞおち辺りは少しへこんで、へそより下が前にせり出した体型になります。 子宮が下がって胃のつかえが取れると、気持ち悪さがなくなり、食欲が増してきます。 しかし、臨月に入ってからも、体重増加の目安は1週間で0. 3~0. 5kgです。 その範囲におさまるように気をつけてくださいね。 下半身への負担が大きくなる影響で、上半身を支える恥骨や腰の痛みがひどくなったり、頻尿や尿漏れなどの悩みが見られたりするようになります。 出産まであと少しなので、症状とうまく付き合いながら、マタニティライフを過ごしてくださいね。 関連記事 妊娠10ヶ月目頃から子宮口が開いてくる? 妊娠10ヶ月目に入ると、妊婦健診は週に1度のペースになり、お産の進み具合をチェックする内診が加わります。 内診は、指や専用の器具を膣に挿入して子宮の状態などを確認する検査で、そこで分かる子宮口の開き具合で、出産がどれだけ近づいているを判断します。 子宮口は赤ちゃんが出てくるところなので、これまでは赤ちゃんが出てこないようにしっかりと閉じていました。 しかし、出産が近づくと、ホルモンバランスが変化して、今度は子宮口が柔らかくなり、少しずつ開いてくるのです。 妊娠10ヶ月目の子宮口は1~2cmほど開き、出産が間近になると3~4cmになって本陣痛が始まります。 子宮口が10cmに開ききれば出産となります。 ただ、子宮口が柔らかくなり、開いてくる時期には個人差があります。 妊娠10ヶ月目に入っても子宮口が開かずに、出産予定日を過ぎてから一気に開き始める人もいます。 なかなか子宮口が開いてこなくても、焦らないでくださいね。 関連記事 妊娠10ヶ月目のお腹の張りは本陣痛?見分け方は? 妊娠10ヶ月目は赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくない時期なので、陣痛につながる子宮収縮も本格化します。 子宮収縮の準備運動として起こる「前駆陣痛」を多くの人が感じるようになりますよ。 前駆陣痛はすぐに分娩に至るというものではないので、不規則な痛みで、強さもバラバラであれば、様子を見てください。 しかし、お腹や腰の不規則な痛みが休んでいてもおさまらず、規則的に痛み、徐々に強くなってくるようなら、本陣痛かもしれません。 この場合は一般的に、痛みが10~15分間隔になったら産婦人科に連絡することになるので、痛みが強くなってきたら、痛みが何分間隔で起こるかを測ってみましょう。 また、病院に連絡する時間は個人の状況などによっても異なるので、医師や助産師の指示に従うようにしてくださいね。 頭を下にして背中を小さく丸め、手足を折り曲げた状態になっています。 頭が骨盤におさまって身動きが取りづらくなるので、胎動も大きな動きは少なくなり、手足の細かい動きや、しゃっくりなどの胎動を感じるようになります。 また、全身を覆っていた産毛が背中や腕の周りだけになる、体温を保つための皮下脂肪がついてふっくらした体型になるなど、いつでも外へ出られるような準備が整っていますよ。 妊娠10ヶ月目の赤ちゃんの頭蓋骨は、薄い4枚の骨からできていて、継ぎ目が固まっておらず、膜状の組織でそれぞれの骨が繋がっています。 これは産道を通るときに、頭蓋骨同士を重ね合わせて頭を小さくするため。 生後には5枚の骨がくっついて、頑丈な頭蓋骨へと変化していきます。 関連記事 妊娠10ヶ月目の胎動はどうなるの? 妊娠10ヶ月は胎児の頭が骨盤におさまり、子宮内で自由に動けるスペースがなくなるので、胎動の回数や強さが落ち着いていきます。 ただし、胎動の強さや回数には個人差があるので、臨月になっても胎動が激しい元気な赤ちゃんもいますよ。 妊娠10ヶ月目であまりにも胎動が激しいと破水につながるのではないかと不安になりますが、胎動によって破水することはないので安心してください。 胎児は寝たり起きたりを繰り返し、生まれる直前まで動いているので、胎動は出産まで続きます。 2時間以上まったく胎動を感じない場合は、赤ちゃんにトラブルが起きている可能性もあるので、すぐにかかりつけの医師に相談してください。 関連記事 妊娠10ヶ月目はおりものの変化に注意!おしるしかも? 出産が近づき子宮口が開き始めると、赤ちゃんと羊水を包んでいる「卵膜」がはがれて出血します。 この血がおりものと混ざって外に出てきたものが「おしるし」です。 多くはピンク色や茶色、褐色をしています。 しかし、量や色、出血する時期には個人差があり、おしるしが見られたからすぐに出産ということではありません。 おしるしが見られてから出産までは数日かかることもありますし、おしるしが全くなく陣痛が来る人もいます。 おしるしがあった場合には慌てず、生理用ナプキンをあてて様子を見ましょう。 おしるしと同時に、規則的な本陣痛がきているようであれば、産院に連絡してください。 関連記事 妊娠10ヶ月目には出産の流れを再確認! 一般的に初産の場合、陣痛が始まってから出産を終えるまでは10時間以上の長丁場です。 子宮口の開き具合、陣痛の間隔や時間によっていくつか段階があるので、陣痛の痛みに耐えながら、気持ちの面でも乗り越えられるように、出産の流れを把握しておきましょう。 陣痛が10~15分間隔で規則的にくるようになったら、病院に連絡して指示を受けます。 病院についてからは、陣痛の痛みに耐えながら、うまくいきみを逃がし、子宮口が全開になるのを待ちます。 ここが、分娩でもっとも時間がかかります。 どうやって陣痛の痛みをやわらげるのか、いきみ逃しの呼吸法はどうするのかなど、今のうちからシミュレーションをしておくと、出産当日も落ち着いて迎えることができますよ。
次の安産体質のためのストレッチを知りたい• 妊娠初期や臨月でも安全に行える運動を知りたい• 一人目が難産で辛すぎたので、二人目は楽に産みたい• 背が小さく、骨盤が狭い「難産体質」である 上記のうち一つでも当てはまる方は、是非本記事を読み進めてください。 妊婦さんであれば、誰もが安産を願うはずです。 妊娠中に神社に足を運んで祈願する人も多いですよね。 しかし実際には、• 陣痛開始から20時間かかった• 超難産で赤ちゃんが仮死状態だった• 自然分娩の予定が緊急帝王切開になった といったケースは頻繁に起きています。 安産の要因は、「骨盤が広い」といった元々の体型だけではありません。 むしろ妊娠中の過ごし方による影響の方が強いため、 安産を望むのであれば、骨盤の可動性を確保し、産道がスムーズに広がるための準備をする必要があります。 実際に、妊娠中にストレッチや運動をしていた人は安産になりやすいと言われていますし、私も妊婦の患者さんには必ずエクササイズを指導していますが、多くの方が安産です。 本記事では、 結論からいうと、お産の質を左右するポイントとして、骨盤の形状や骨盤底の柔軟性といった根本的な体型・体質はもちろん関係します。 しかしそれ以外にも、妊娠中のストレッチやウォーキングなどの運動も非常に重要な要因となります。 身長が低くても、元々骨盤が小さくても、妊娠中に適切な運動を継続することで安産になりやすい身体をつくることは可能なのです。 私は整体師として活動する中で妊婦の患者さんと接する機会も多いのですが、元々骨盤が狭いと言われていた人でも、「ストレッチを継続していたら超安産だった」というケースは何件も見てきました。 そう考えると、安産かどうかを決めるのは根本的な体型だけでなく、むしろ妊娠中の運動が与える影響の方が大きいのではないでしょうか。 また、妊娠中のストレッチはお産を軽くするだけでなく、腰痛や骨盤の痛みに対しても有効なので、すべての妊婦さんに運動の重要性を知っていただきたいと思っています。 一日20~30分• 自分のペースで歩く• 背筋を伸ばす• 無理はしない これらを意識して、上述したストレッチと合わせてウォーキングも実践してみてくださいね。 ストレッチや運動をした上で安産祈願へ 安産を願うのなら、神社に祈願するだけではいけません。 もちろん神様にお祈りすることは大切ですが、自分でできることを実践した上で参拝するべきでしょう。 「もう出産間近だし、今更運動しても意味ないのでは…」 「身体が硬いから、やっても無駄じゃないの?」 などと思う必要はありません。 「臨月のストレッチ」で紹介したしゃがみ込み動作を行うだけでも、何もしないよりは絶対に良いです。 身体が硬くても、毎日継続することで必ず安産体質に近づくことができます。 また、運動には身体的な効果だけでなく、前向きになれたり心を安定させるという精神的なメリットもあります。 妊娠・出産という貴重な体験が幸せな思い出となるように、今日から早速実践してみましょう! 関連記事:『』.
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