『再会を祝おうじゃないか…なぁ…シェリー…』 CV: 概要 の幹部で、主人公・最大の宿敵。 取引現場を目撃したを殴打し行動不能にさせた上でを飲ませた張本人でもある 身体を小さくする意図はなく、単に「証拠の上がらない毒殺」とするつもりだった。 彼との関わりが、工藤新一が江戸川コナンとして黒の組織を追い続ける切っ掛けとなった。 単行本41巻にて作者は「1巻から出てるけどコミックス裏表紙の鍵穴に登場したことの無いキャラはいない」ように語っていたが、ジンはこれまで 鍵穴キャラとして登場したことがない。 純粋な悪役キャラではあるのだが、2004年の2時間半スペシャルアニメ(345話)や、劇場版「探偵たちの鎮魂歌」のキャラクター集合シーンではウォッカ達と共に加わっている珍しいシーンがある。 人物像 黒尽くめな衣装のほかに主な特徴は、銀の長髪 アニメ版では当初は金髪だった ・深緑の眼・・細身長躯・。 また頬にはによって負わされたかすり傷が残っている。 黒の356Aを愛車としている。 拳銃は原作では、アニメではベレッタM92を所持している。 高い戦闘能力に加えて非常に頭の切れる優秀な人物で、多方面における知識の造詣も深く、時としてコナンやといった高校生探偵はおろか、赤井秀一や、等にも引けを取らない推理力も発揮する。 ボスであると同様に、非常に用心深く、「疑わしきは罰せよ」を信条とする冷酷な徹底主義者。 殺した人間の顔と名前は忘れることにしているため、殺した相手がもし生きていてもジン本人は気付かない(そこはウォッカがサポートする)。 なお、他人が殺した人間でも、もれなく忘れてしまう こちらは思い出そうと努力すれば思い出せていた。 ただし、自己保身に走る様な小物ではなく、むしろ自身の腕を撃ち抜いてでも任務を遂行しようとする等、組織への強い忠誠心も持ち合わせている。 時計型麻酔銃を撃たれて眠らなかった唯一の人物でもある ただしこれは本人が麻酔針に気づき、自らの腕に銃を発射して強引に眠気を飛ばしたためで、特殊体質というわけではない。 組織の中では、特別な地位と言う訳ではないものの、作戦行動をとるメンバーの中ではリーダー的な存在となっており、指揮を執る事も多い。 ボスであるあの方の命令にも非常に忠実で、直接指示を受けることもある点等からも、それだけあの方から信頼されている証拠とも言え、の調査でも、コードネーム持ちは同格でありながらジンを抑えればボスまで一直線にたどり着けると言われている。 しかし、最近ではボスの側近であるよりは下である事が判明。 単行本83巻の巻末では、たまたまリーダー的な役割を担当していただけと書かれる。 ただ、設定が判明する前からの存在にキレたに愛車をガツンと八つ当たりされた事があり、上下関係はない事は伺う事ができた。 登場回数が増えた弊害か、の正体に気付き、コナンを探偵と知ったや、ではコナンを新一と見抜いたに灰原の正体に気付いたなど、彼が殺害した(若しくは殺害を指示した)者には組織にとって有益な情報を持つ者が多く、なおかつその情報を引き出そうともせずに有無を言わさず殺してしまっており、無自覚ながらもミスと言える指示や行動を繰り返している。 特に組織の頭脳と評された灰原が脱走するという、組織の目的自体に支障をきたす事態も、のスパイであったと関係を持っていたとはいえ、後先考えずに彼女の姉であるを殺害してしまった事が原因となっている。 ただ、組織の意向だったり、あの方の指示だったりする場合もあるため、あの方がチキンすぎるのも原因と言えなくないのだが…。 本名・国籍 『そして人魚はいなくなった』の事件に登場する「儒良祭りの名簿」にある「黒澤陣(くろさわじん)」はジンの記名であると作者は明かしている。 黒澤陣が偽名の可能性もあるが、『ラブ・コナン』内のインタビューではジンの国籍を問われた際に「裏設定では黒澤陣っていう名前」と答えており、作者は黒澤陣を本名として扱っているようである。 この回答から国籍も日本(もしくは日系人)と考えられる。 ちなみに、この名簿では灰原の記名も「」と本名が使われている(コナンは人魚の不老不死伝説を灰原が追うわけないと思い、同名異人と判断している)。 なお、漫画原作では「宮野志保」の表記は見えるものの、「黒澤陣」については、書かれてると思われる場所がコナンの顔に隠れてしまい、はっきりとは見えない。 しかし、アニメ版でははっきり表示されている。 初期のジン 『おらおら、犯人はそのアマで決まりだ!! 早くオレ達を帰してくれ、刑事さんよ!! 』 初期は完全に小悪党然としており、その言動はほとんどチンピラのそれ。 誰が呼んだか「別ジン」。 初期は関連の設定が定まっておらず、警察の存在に挙動不審で怯えるなど、今となってはなんとも言えないジンの姿が見られる。 現在の設定に落ち着くのは灰原が登場した辺りからである。 ただし、物語初期において、ジンとが巻き込まれた殺人事件は、二人にとって本当に危険な状況だったと言え(殺人現場であるジェットコースターでは、ジンとウォッカの二人が被害者の真後ろにいた上に、毒薬とされるAPTX4869や拳銃も持ち合わせていた為)、下手すると容疑者扱いされて組織の存在について露見しかねなかった事も考えれば、焦るのも当然と言える。 そして皮肉にも、新一の謎解きせずにはいられない性質が、ジンとウォッカを助けてしまう事になっている。 なお、アニメ版では第1話時点での口調は多少修正されている。 それでもまだ漂っていた小物臭もで再構成された時にはウォッカの台詞に変更され、ほぼ完全に脱臭された 初期に見せた挙動不審ぶりは内心気まずさを感じた程度に改められ、表情には出さなかった一方、銃を出して強引にでも脱出しようとする描写も加えられている。 人間関係 組織内 黒の組織の他メンバーと登場する事も多いが、普段から相棒と思われるウォッカとは特によく行動を共にしており、ウォッカがジンのサポートを行う事も多い。 こと灰原を髪の毛一本で認識するなど、彼女の組織脱走前に深い関係があったと思われる。 またベルモットとは肉体関係を持っていることが作中で示唆されている。 しかし基本的に何を考えているのか不明なベルモットに対しては独断行動が目立つことや彼女の秘密主義にうんざりしているようでもあり、最近は以前よりも警戒しており、「季節外れのハロウィンパーティー」の際は、ウォッカに潜入を命令。 「少しでも怪しい素振りを見せたら、構わず殺せ」とまで言っている。 その後も、ベルモットの言動や行動に不自然さを感じた際は、彼女を本気で殺そうとする様子を見せている(『ブラックインパクト』、『漆黒の特急』等)。 ことに対しては、彼女の登場初期こそ比較的甘い対応を取っていたが、一度FBIに捕縛されて以降は、彼女がFBIに抱き込まれているのではないかと疑うようになり、事ある毎に銃を突きつける等、警戒している。 また、信頼回復の為に赤井を抹殺させた後も、警戒を全く緩めようとはせず、赤井が生存している可能性が出てきた際には、即座に彼女に疑惑を向けて呼び出し、赤井の生存の確信が取れた場合は抹殺しようとしていた(実際、この疑いは間違っておらず、キールは赤井と結託して、殺した様に見せかけていた)。 安室透ことの事は、ベルモットと同様の秘密主義者である上に高い推理力も持っている為か、彼女以上に嫌悪かつ警戒している様子が伺われ、やはり機会があれば抹殺しようと考えている模様(『』等)。 ラムは上司にあたるが、ウォッカとの会話では「ラムが抜かった仕事なんざ知った事か」というように、かなり偉そうな態度を取っている。 しかし、『純黒の悪夢』ではキールとバーボンの処刑を中止せよという命令に素直に従っている。 また、キュラソー奪還という追加命令にも「ラムからの命令だ、確実に遂行しねぇとな」とかなり気合いを入れており、命令には逆らえない立場なのは明確である。 本人の前でどのような態度を取るのか見物であるが、いずれにせよ彼の事もあまり面白く思っていないのは確かな様である。 組織外 FBIの赤井秀一に対しては彼が組織に潜入していた頃から嫌っていたらしく、警戒すると共に目の敵にしている。 そして『赤と黒のクラッシュ』にてあの方からの命令を受けてキールこと水無怜奈に指示を出して彼を間接的に抹殺した………かに見えたのだが赤井はコナンの策略でこの抹殺劇から無事に生き延びていたことが緋色シリーズで判明した。 しかし、彼が代役としているに関しては、キールと接触していた事やシェリーが仕掛けたと思っていたのと同じ発信機を使っていた(正確にはコナン)という事実から、強い疑いを持っている。 またの件で近々始末する算段を取っていた堀田凱人の殺人事件の解決にも関わっていた事から、「 暗がりに鬼を繋ぐが如く…鬼だったとしたら眠ってる間に始末しねぇとな…」と、本格的に小五郎の抹殺を思案し始めている様子を見せている。 劇場版 劇場版シリーズでは、第5作『』、第13作『』、第20作『』の3作に登場。 『天国へのカウントダウン』では灰原(シェリー)の髪型を真似たを、本人と勘違いして危うく射殺しかけるというミスを犯している ただしこの時は狙撃手の仲間が未登場。 とはいえ狙撃の実力は他の作品でも十二分にある扱いらしく、『異次元の狙撃手』では本作で狙撃を行っていたためか、劇中でコナンが想像する黒の組織の狙撃手のイメージ映像にジンが登場している。 コナンの咄嗟の機転で園子は難を逃れたが、遠くのビルから動くエレベーター内のターゲットを正確に狙うなどかなりの腕前の様子。 その後の園子の挙動で別人と判断したらしく射殺を中止したが、単なる殺人嗜好者ならついでに園子を射殺してもおかしくないが、余計な行動をしない理念からしなかったようで、これは用心深さも感じられると同時に、無関係な者を巻き込む大量殺人も躊躇わない一方で、意味の無い殺人はしないという、悪人ながら彼なりのポリシーと単純な殺人嗜好者ではない面も示唆されたシーンでもある。 『純黒の悪夢』では赤井の狙撃でローター部分が炎上し、下手したら墜落するほど姿勢制御が困難になったオスプレイでガトリングが観覧車の車軸に集中するよう操縦するなど、戦闘機の操縦もかなりの腕前であることが判明した。 声優について アニメで演じる堀之紀氏は、を演じる氏と兄弟にあたる。 ただし、そのことを連想させる絡みはなかった。 関連イラスト.
次のここがポイント!• 名探偵コナンは作者も認めた「ループもの」のストーリー 名探偵コナンの連載が始まったのは 1994年。 アニメは 1996年から放送開始。 どちらもかなり長く続いており、話数を日にちに換算すると余裕で1年を超えるほどの作品となっている。 だがこの作品の登場人物はいくらたっても 年をとらない。 このことについて作者・青山剛昌氏があるコメントを残したという都市伝説がある。 話によると青山氏は「 サザエさん方式 」のためと答えた。 つまり名探偵コナンはいわゆる「ループもの」の作品ということだ。 読者の多くは都市伝説を聞かずとも分かっていただろうが、公式に認められると納得度も大きいのではないだろうか。 名探偵コナンとルパン三世は以前にもコラボしていた 名探偵コナンとルパン三世のコラボだが、一般には2009年の金曜ロードショーで放送された「 ルパン三世VS名探偵コナン」が最初だとされている。 また2013年にはこちらの映画版が作られて大ヒットしたことも印象に残っているだろう。 Sponsored Link だが都市伝説によると、名探偵コナンとルパン三世のコラボはこれよりも前に行われていた。 その問題となる作品は「 ルパン三世炎の記憶」というタイトルだ。 調べてみるとなんと1998年に放送されたものである。 都市伝説ではこの「炎の記憶」のオープニングテーマが流れている間に コナン、蘭、毛利小五郎の3人が映っているというのだ。 ただ割と一瞬のことで、しかも後ろ姿だけなのでよく見ないと分からないとのこと。 また都市伝説によると、この作品以外にも2007年の「 名探偵コナン 紺碧の棺」にはルパンと不二子が、2008年の「 ルパン三世GREEN VS RED」にはコナンと蘭がコラボ出演している。 なぜこのようなことが起こるのか。 実はどちらも 制作会社が一緒だったのだ。 このためスタッフが遊び心で共演させていたようだ。 都市伝説によると殺された人の数は1000人以上!? 名探偵コナンは言うまでもなく ミステリーアニメである。 その作品ジャンルのせいか、毎週のように誰かしら殺されている。 都市伝説によると マンガ版とアニメオリジナル回の被害者を合計すると、既に 1000人以上になる。 例えばドラゴンボールなどは地球ごと消し飛んだりしてるので犠牲者は数十億人だろうか。 そちらと比べると流石に見劣りはするが…名探偵コナンの凄いところは犠牲になった人それぞれに何かしらのエピソードがあるということだ。 都市伝説で語られる1000人という数字も半端ないが、これだけのストーリーを考えてきた青山氏の才能たるや…名探偵コナン恐るべしである。 こちらも機会があればぜひ紹介したい。
次の『再会を祝おうじゃないか…なぁ…シェリー…』 CV: 概要 の幹部で、主人公・最大の宿敵。 取引現場を目撃したを殴打し行動不能にさせた上でを飲ませた張本人でもある 身体を小さくする意図はなく、単に「証拠の上がらない毒殺」とするつもりだった。 彼との関わりが、工藤新一が江戸川コナンとして黒の組織を追い続ける切っ掛けとなった。 単行本41巻にて作者は「1巻から出てるけどコミックス裏表紙の鍵穴に登場したことの無いキャラはいない」ように語っていたが、ジンはこれまで 鍵穴キャラとして登場したことがない。 純粋な悪役キャラではあるのだが、2004年の2時間半スペシャルアニメ(345話)や、劇場版「探偵たちの鎮魂歌」のキャラクター集合シーンではウォッカ達と共に加わっている珍しいシーンがある。 人物像 黒尽くめな衣装のほかに主な特徴は、銀の長髪 アニメ版では当初は金髪だった ・深緑の眼・・細身長躯・。 また頬にはによって負わされたかすり傷が残っている。 黒の356Aを愛車としている。 拳銃は原作では、アニメではベレッタM92を所持している。 高い戦闘能力に加えて非常に頭の切れる優秀な人物で、多方面における知識の造詣も深く、時としてコナンやといった高校生探偵はおろか、赤井秀一や、等にも引けを取らない推理力も発揮する。 ボスであると同様に、非常に用心深く、「疑わしきは罰せよ」を信条とする冷酷な徹底主義者。 殺した人間の顔と名前は忘れることにしているため、殺した相手がもし生きていてもジン本人は気付かない(そこはウォッカがサポートする)。 なお、他人が殺した人間でも、もれなく忘れてしまう こちらは思い出そうと努力すれば思い出せていた。 ただし、自己保身に走る様な小物ではなく、むしろ自身の腕を撃ち抜いてでも任務を遂行しようとする等、組織への強い忠誠心も持ち合わせている。 時計型麻酔銃を撃たれて眠らなかった唯一の人物でもある ただしこれは本人が麻酔針に気づき、自らの腕に銃を発射して強引に眠気を飛ばしたためで、特殊体質というわけではない。 組織の中では、特別な地位と言う訳ではないものの、作戦行動をとるメンバーの中ではリーダー的な存在となっており、指揮を執る事も多い。 ボスであるあの方の命令にも非常に忠実で、直接指示を受けることもある点等からも、それだけあの方から信頼されている証拠とも言え、の調査でも、コードネーム持ちは同格でありながらジンを抑えればボスまで一直線にたどり着けると言われている。 しかし、最近ではボスの側近であるよりは下である事が判明。 単行本83巻の巻末では、たまたまリーダー的な役割を担当していただけと書かれる。 ただ、設定が判明する前からの存在にキレたに愛車をガツンと八つ当たりされた事があり、上下関係はない事は伺う事ができた。 登場回数が増えた弊害か、の正体に気付き、コナンを探偵と知ったや、ではコナンを新一と見抜いたに灰原の正体に気付いたなど、彼が殺害した(若しくは殺害を指示した)者には組織にとって有益な情報を持つ者が多く、なおかつその情報を引き出そうともせずに有無を言わさず殺してしまっており、無自覚ながらもミスと言える指示や行動を繰り返している。 特に組織の頭脳と評された灰原が脱走するという、組織の目的自体に支障をきたす事態も、のスパイであったと関係を持っていたとはいえ、後先考えずに彼女の姉であるを殺害してしまった事が原因となっている。 ただ、組織の意向だったり、あの方の指示だったりする場合もあるため、あの方がチキンすぎるのも原因と言えなくないのだが…。 本名・国籍 『そして人魚はいなくなった』の事件に登場する「儒良祭りの名簿」にある「黒澤陣(くろさわじん)」はジンの記名であると作者は明かしている。 黒澤陣が偽名の可能性もあるが、『ラブ・コナン』内のインタビューではジンの国籍を問われた際に「裏設定では黒澤陣っていう名前」と答えており、作者は黒澤陣を本名として扱っているようである。 この回答から国籍も日本(もしくは日系人)と考えられる。 ちなみに、この名簿では灰原の記名も「」と本名が使われている(コナンは人魚の不老不死伝説を灰原が追うわけないと思い、同名異人と判断している)。 なお、漫画原作では「宮野志保」の表記は見えるものの、「黒澤陣」については、書かれてると思われる場所がコナンの顔に隠れてしまい、はっきりとは見えない。 しかし、アニメ版でははっきり表示されている。 初期のジン 『おらおら、犯人はそのアマで決まりだ!! 早くオレ達を帰してくれ、刑事さんよ!! 』 初期は完全に小悪党然としており、その言動はほとんどチンピラのそれ。 誰が呼んだか「別ジン」。 初期は関連の設定が定まっておらず、警察の存在に挙動不審で怯えるなど、今となってはなんとも言えないジンの姿が見られる。 現在の設定に落ち着くのは灰原が登場した辺りからである。 ただし、物語初期において、ジンとが巻き込まれた殺人事件は、二人にとって本当に危険な状況だったと言え(殺人現場であるジェットコースターでは、ジンとウォッカの二人が被害者の真後ろにいた上に、毒薬とされるAPTX4869や拳銃も持ち合わせていた為)、下手すると容疑者扱いされて組織の存在について露見しかねなかった事も考えれば、焦るのも当然と言える。 そして皮肉にも、新一の謎解きせずにはいられない性質が、ジンとウォッカを助けてしまう事になっている。 なお、アニメ版では第1話時点での口調は多少修正されている。 それでもまだ漂っていた小物臭もで再構成された時にはウォッカの台詞に変更され、ほぼ完全に脱臭された 初期に見せた挙動不審ぶりは内心気まずさを感じた程度に改められ、表情には出さなかった一方、銃を出して強引にでも脱出しようとする描写も加えられている。 人間関係 組織内 黒の組織の他メンバーと登場する事も多いが、普段から相棒と思われるウォッカとは特によく行動を共にしており、ウォッカがジンのサポートを行う事も多い。 こと灰原を髪の毛一本で認識するなど、彼女の組織脱走前に深い関係があったと思われる。 またベルモットとは肉体関係を持っていることが作中で示唆されている。 しかし基本的に何を考えているのか不明なベルモットに対しては独断行動が目立つことや彼女の秘密主義にうんざりしているようでもあり、最近は以前よりも警戒しており、「季節外れのハロウィンパーティー」の際は、ウォッカに潜入を命令。 「少しでも怪しい素振りを見せたら、構わず殺せ」とまで言っている。 その後も、ベルモットの言動や行動に不自然さを感じた際は、彼女を本気で殺そうとする様子を見せている(『ブラックインパクト』、『漆黒の特急』等)。 ことに対しては、彼女の登場初期こそ比較的甘い対応を取っていたが、一度FBIに捕縛されて以降は、彼女がFBIに抱き込まれているのではないかと疑うようになり、事ある毎に銃を突きつける等、警戒している。 また、信頼回復の為に赤井を抹殺させた後も、警戒を全く緩めようとはせず、赤井が生存している可能性が出てきた際には、即座に彼女に疑惑を向けて呼び出し、赤井の生存の確信が取れた場合は抹殺しようとしていた(実際、この疑いは間違っておらず、キールは赤井と結託して、殺した様に見せかけていた)。 安室透ことの事は、ベルモットと同様の秘密主義者である上に高い推理力も持っている為か、彼女以上に嫌悪かつ警戒している様子が伺われ、やはり機会があれば抹殺しようと考えている模様(『』等)。 ラムは上司にあたるが、ウォッカとの会話では「ラムが抜かった仕事なんざ知った事か」というように、かなり偉そうな態度を取っている。 しかし、『純黒の悪夢』ではキールとバーボンの処刑を中止せよという命令に素直に従っている。 また、キュラソー奪還という追加命令にも「ラムからの命令だ、確実に遂行しねぇとな」とかなり気合いを入れており、命令には逆らえない立場なのは明確である。 本人の前でどのような態度を取るのか見物であるが、いずれにせよ彼の事もあまり面白く思っていないのは確かな様である。 組織外 FBIの赤井秀一に対しては彼が組織に潜入していた頃から嫌っていたらしく、警戒すると共に目の敵にしている。 そして『赤と黒のクラッシュ』にてあの方からの命令を受けてキールこと水無怜奈に指示を出して彼を間接的に抹殺した………かに見えたのだが赤井はコナンの策略でこの抹殺劇から無事に生き延びていたことが緋色シリーズで判明した。 しかし、彼が代役としているに関しては、キールと接触していた事やシェリーが仕掛けたと思っていたのと同じ発信機を使っていた(正確にはコナン)という事実から、強い疑いを持っている。 またの件で近々始末する算段を取っていた堀田凱人の殺人事件の解決にも関わっていた事から、「 暗がりに鬼を繋ぐが如く…鬼だったとしたら眠ってる間に始末しねぇとな…」と、本格的に小五郎の抹殺を思案し始めている様子を見せている。 劇場版 劇場版シリーズでは、第5作『』、第13作『』、第20作『』の3作に登場。 『天国へのカウントダウン』では灰原(シェリー)の髪型を真似たを、本人と勘違いして危うく射殺しかけるというミスを犯している ただしこの時は狙撃手の仲間が未登場。 とはいえ狙撃の実力は他の作品でも十二分にある扱いらしく、『異次元の狙撃手』では本作で狙撃を行っていたためか、劇中でコナンが想像する黒の組織の狙撃手のイメージ映像にジンが登場している。 コナンの咄嗟の機転で園子は難を逃れたが、遠くのビルから動くエレベーター内のターゲットを正確に狙うなどかなりの腕前の様子。 その後の園子の挙動で別人と判断したらしく射殺を中止したが、単なる殺人嗜好者ならついでに園子を射殺してもおかしくないが、余計な行動をしない理念からしなかったようで、これは用心深さも感じられると同時に、無関係な者を巻き込む大量殺人も躊躇わない一方で、意味の無い殺人はしないという、悪人ながら彼なりのポリシーと単純な殺人嗜好者ではない面も示唆されたシーンでもある。 『純黒の悪夢』では赤井の狙撃でローター部分が炎上し、下手したら墜落するほど姿勢制御が困難になったオスプレイでガトリングが観覧車の車軸に集中するよう操縦するなど、戦闘機の操縦もかなりの腕前であることが判明した。 声優について アニメで演じる堀之紀氏は、を演じる氏と兄弟にあたる。 ただし、そのことを連想させる絡みはなかった。 関連イラスト.
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