ルミネ ざ よしもと。 エンタメノート:空席多数でも「満席」 再開「ルミネtheよしもと」で笑った笑った

新宿・ルミネtheよしもとの劇場紹介

ルミネ ざ よしもと

劇場は、その日に向けて少しずつ始動している。 吉本興業は19日から一部の劇場でお客さんを入れての公演を再開した。 東京・JR新宿駅の駅ビルにある「ルミネtheよしもと」の再開初日公演を見てきた。 その後は状況を見てということになる。 密にならないよう、1.8メートルの距離を取って券を販売しているので、ルミネで販売するチケットは458席のうち57席。 全体のわずか12%に限定していて、最前列はすべて空席にした。 だからすでに予約で「空席が多いけど満席」の公演もあり、普段のような立ち見券もない。 そこで、劇場閉館中も無観客で生配信するなどのノウハウがある吉本は、劇場公演を同時生配信している。 有料だが、劇場の入場料よりは安い入場料設定で、期間限定でアーカイブも見られる。 ルミネは駅ビルなので、この日も雨だったが、ぬれずに駅からすぐ行けるのは、今のコロナの状況を考えてもありがたい。 劇場ロビーに着くと、たしかに、いつもと違う。 入り口ではカメラで体温をチェックし、反応があれば検温をお願いしているという。 万が一のために連絡できるよう電話番号などの情報提供も求めている。 チケットは自分でもぎって箱に入れる形だ。 吉本といえば、芸人さんのグッズを次々と開発し、修学旅行の季節などは劇場の売店は大混雑するのだが、しばらくはグッズ販売や自動販売機の使用も中止している。 ロビーに、そして劇場内にもほとんど人がいない光景が広がっていた。 トップに登場したのは、NON STYLE(ノンスタイル)のご両人だ。 いつもは下手(しもて)から2人そろって登場だが、両サイドから登場してきた。 井上裕介さんが「まだちょっと慣れないですね」といきなりツッコむと、石田明さんは客席に視線を向けて「見事に等間隔でね。 どんな気持ちですか」。 ここで最初の笑い声。 井上「これからのお笑いの形ですから」 石田「気持ち、背筋もピンとなりますよね。 私これ見られてる可能性ある、みたいな」 井上「でもなかなかレアじゃないかって。 予約席こんだけしかないわけやから。 笑いを誘い、ネタに入った。 それぞれ客席に視線を向けながら、時には両者が目を合わす。 でも、いつものように相方をたたくことはできない。 持ち時間が終わると場内は暗転。 出演者が代わるごとに、スタッフがマイクとアクリル板を取り換えていた。 コントではアクリル板は置けない。 でもGAGの3人はそれぞれ離れた距離で近寄ることなく、舞台いっぱいを使って、見事にコントを演じ終えた。 あっという間の70分強の公演だった。 お客さんはほとんどが女性だったが、笑いのボリュームも次第に大きくなり、久しぶりの生の舞台を、制約がありながらも、十分楽しんでいるように見えた。 そして、私はというと、もちろんずっとマスク着用なので、笑いによる息で、口の周りがちょっとかゆい感じに。 マスクで大笑いというのは初体験だったもので。 【油井雅和】.

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<エンタメノート>空席多数でも「満席」 再開「ルミネtheよしもと」で笑った笑った(毎日新聞)

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ルミネtheよしもと再開初日は完売。 劇場は、その日に向けて少しずつ始動している。 吉本興業は19日から一部の劇場でお客さんを入れての公演を再開した。 東京・JR新宿駅の駅ビルにある「ルミネtheよしもと」の再開初日公演を見てきた。 その後は状況を見てということになる。 密にならないよう、1.8メートルの距離を取って券を販売しているので、ルミネで販売するチケットは458席のうち57席。 全体のわずか12%に限定していて、最前列はすべて空席にした。 だからすでに予約で「空席が多いけど満席」の公演もあり、普段のような立ち見券もない。 そこで、劇場閉館中も無観客で生配信するなどのノウハウがある吉本は、劇場公演を同時生配信している。 有料だが、劇場の入場料よりは安い入場料設定で、期間限定でアーカイブも見られる。 ルミネは駅ビルなので、この日も雨だったが、ぬれずに駅からすぐ行けるのは、今のコロナの状況を考えてもありがたい。 劇場ロビーに着くと、たしかに、いつもと違う。 入り口ではカメラで体温をチェックし、反応があれば検温をお願いしているという。 万が一のために連絡できるよう電話番号などの情報提供も求めている。 チケットは自分でもぎって箱に入れる形だ。 吉本といえば、芸人さんのグッズを次々と開発し、修学旅行の季節などは劇場の売店は大混雑するのだが、しばらくはグッズ販売や自動販売機の使用も中止している。 ロビーに、そして劇場内にもほとんど人がいない光景が広がっていた。 トップに登場したのは、NON STYLE()のご両人だ。 いつもは下手(しもて)から2人そろって登場だが、両サイドから登場してきた。 さんが「まだちょっと慣れないですね」といきなりツッコむと、さんは客席に視線を向けて「見事に等間隔でね。 どんな気持ちですか」。 ここで最初の笑い声。 井上「これからのお笑いの形ですから」 石田「気持ち、背筋もピンとなりますよね。 私これ見られてる可能性ある、みたいな」 井上「でもなかなかレアじゃないかって。 予約席こんだけしかないわけやから。 笑いを誘い、ネタに入った。 それぞれ客席に視線を向けながら、時には両者が目を合わす。 でも、いつものように相方をたたくことはできない。 持ち時間が終わると場内は暗転。 出演者が代わるごとに、スタッフがマイクとアクリル板を取り換えていた。 コントではアクリル板は置けない。 でもGAGの3人はそれぞれ離れた距離で近寄ることなく、舞台いっぱいを使って、見事にコントを演じ終えた。 あっという間の70分強の公演だった。 お客さんはほとんどが女性だったが、笑いのボリュームも次第に大きくなり、久しぶりの生の舞台を、制約がありながらも、十分楽しんでいるように見えた。 そして、私はというと、もちろんずっとマスク着用なので、笑いによる息で、口の周りがちょっとかゆい感じに。 マスクで大笑いというのは初体験だったもので。 【油井雅和】.

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ルミネtheよしもとチケット一覧│チケット流通センター

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ルミネtheよしもと再開初日は完売。 あとはオンライン配信で=東京都新宿区のルミネtheよしもとで油井雅和撮影 お笑いの生の舞台、客席は満席、劇場はどっかんどっかんと笑いが響く--そんな日が戻るのはいつだろう。 劇場は、その日に向けて少しずつ始動している。 吉本興業は19日から一部の劇場でお客さんを入れての公演を再開した。 東京・JR新宿駅の駅ビルにある「ルミネtheよしもと」の再開初日公演を見てきた。 その後は状況を見てということになる。 密にならないよう、1. 8メートルの距離を取って券を販売しているので、ルミネで販売するチケットは458席のうち57席。 全体のわずか12%に限定していて、最前列はすべて空席にした。 だからすでに予約で「空席が多いけど満席」の公演もあり、普段のような立ち見券もない。 そこで、劇場閉館中も無観客で生配信するなどのノウハウがある吉本は、劇場公演を同時生配信している。 有料だが、劇場の入場料よりは安い入場料設定で、期間限定でアーカイブも見られる。 ルミネは駅ビルなので、この日も雨だったが、ぬれずに駅からすぐ行けるのは、今のコロナの状況を考えてもありがたい。 劇場ロビーに着くと、たしかに、いつもと違う。 入り口ではカメラで体温をチェックし、反応があれば検温をお願いしているという。 万が一のために連絡できるよう電話番号などの情報提供も求めている。 チケットは自分でもぎって箱に入れる形だ。 吉本といえば、芸人さんのグッズを次々と開発し、修学旅行の季節などは劇場の売店は大混雑するのだが、しばらくはグッズ販売や自動販売機の使用も中止している。 ロビーに、そして劇場内にもほとんど人がいない光景が広がっていた。 劇場をのぞいたのは2回公演の2公演目。 トップに登場したのは、NON STYLE(ノンスタイル)のご両人だ。 いつもは下手(しもて)から2人そろって登場だが、両サイドから登場してきた。 井上裕介さんが「まだちょっと慣れないですね」といきなりツッコむと、石田明さんは客席に視線を向けて「見事に等間隔でね。 どんな気持ちですか」。 ここで最初の笑い声。 井上「これからのお笑いの形ですから」 石田「気持ち、背筋もピンとなりますよね。 私これ見られてる可能性ある、みたいな」 井上「でもなかなかレアじゃないかって。 予約席こんだけしかないわけやから。 相当な運の持ち主よ」 石田「相当な運の持ち主やのに、そんな端で見てるあなた、どんな気分ですか?」 空席が多数あろうとも、さすがM-1王者、つかみはお見事。 笑いを誘い、ネタに入った。 それぞれ客席に視線を向けながら、時には両者が目を合わす。 でも、いつものように相方をたたくことはできない。 持ち時間が終わると場内は暗転。 出演者が代わるごとに、スタッフがマイクとアクリル板を取り換えていた。 この日の出演者はほかに、タカアンドトシ、和牛、トータルテンボス、プラス・マイナス、佐久間一行、ゆにばーす、そして3人組のGAG(ジーエージー)はコントを披露。 コントではアクリル板は置けない。 でもGAGの3人はそれぞれ離れた距離で近寄ることなく、舞台いっぱいを使って、見事にコントを演じ終えた。 あっという間の70分強の公演だった。 お客さんはほとんどが女性だったが、笑いのボリュームも次第に大きくなり、久しぶりの生の舞台を、制約がありながらも、十分楽しんでいるように見えた。 そして、私はというと、もちろんずっとマスク着用なので、笑いによる息で、口の周りがちょっとかゆい感じに。 マスクで大笑いというのは初体験だったもので。 【油井雅和】.

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