こういう機械があります。 家電製品とコンセントの間に差し込んで、通過する電気の量を計測してくれます。 と検索するとサンワダイレクトの商品が一番先頭に出てきますが、エルパの物と形がまったく同じで、値段が1,000円くらい高いです。 仕様とかを比べて同じようだったのでこちらにしました。 説明書を見るとこう書いてあります。 この辺は自己責任なんですが、うちのエアコンはワンルーム用の小型のもので、冷房での消費電力が最大700W程度だったので、使ってみることにしました。 24時間、冷房と除湿をそれぞれ付けたままにした結果 こういう条件で測定してみました。 四畳半の鉄筋コンクリート造りの部屋• 24時間付けっぱなし• 温度は26度• 風量、風向きは自動• 使用したエアコンはパナソニックのCS-221CF、2011年発売のやや古いモデルです。 気温が同じくらいの晴れた2日間 その結果はこちら。 つけていた時間 冷房 ドライ 24時間 27. 12円 34. 43円 確かにドライの方が高いですね…っていうか、一日の電気代って30円くらいだったんですね…。 ちなみに冒頭の写真は、別の日に27度設定の除湿を24時間付けっぱなしにしておいた物で、 一日あたり25円になります。 ただ、冷房・ドライのどちらを使っていても室外機から水が出てくるので、どちらも除湿をしてるのかなと思っていました。 冷えたジュースに水がつくように、冷房でも湿気が取れている…?除湿の存在意義って何…? 正直なところ違いがわかっていなくて、なんとなく冷房のほうが電気を使っているような気がしていました。 部屋をキンキンに冷やさなくても、軽く湿気を取ってくれればそれでいいや、と思って除湿を使っていました。 ところが、テレビやネットで 「除湿は空気を冷やしたあと加熱するから電気代が上がる」と見聞きして以来、なんとなく怖くなって冷房しか使わないようになりました。 その辺りも確かめてみたくて数日間実験してみたのですが、その結果うちの場合は冷房のほうが安くなり、除湿が高くなりました。 しかし、「やっぱり除湿は高いんや!」と言えるほど価格差がありません。 どういうことなんだろうと調べてみると、ドライには 「弱冷房除湿と再熱除湿」の2種類あることが分かりました。 2種類のドライ: 弱冷房除湿と再熱除湿 除湿について調べてみると次の2つの資料が見つかりました。 エアコンメーカー、東京電力、という信頼できるソースです。 弱冷房除湿• 軽く除湿する• 通称「弱い冷房」• 冷房と比べて電気代が安い場合が多い• 利用想定シーン: 真夏で湿度も高い日など 再熱除湿• しっかり除湿する• 空気を温めるので電気代が高い• 高級機種についている、とされている• 利用想定シーン: 気温の低い梅雨時など で、冷房とドライのどちらがお得なのか? ダイキンの資料によると ドライ 弱冷房除湿 がお得となっています。 東電の資料でも同じです。 同じなんですが、 お使いのエアコンによっては除湿よりも冷房のほうが省エネになる場合がありますという注釈が載っていました。 東電の場合はお客さんがどんなエアコン持ってるかわからないから、こういった注釈が必要なんですね。 おそらく、最近のほとんどのエアコンでは弱冷房除湿がお得になると思います。 うちの場合は…なにか他の要因がありそう。 湿度の高い日だったのかな…。 カンタンにまとめるとこんな感じでした。 冷房: 一番冷やすので電気代が高い。 冷やしたついでに除湿もできてしまう(しかも除湿量が多い)。 弱冷房除湿: 軽い冷房なので実は除湿量も低め。 温度もあまり下がらない。 その代わり電気代が安い。 再熱除湿: しっかり冷やして除湿する。 そして空気を温めて排出するので快適。 電気代は冷房より高い😱 我が家のエアコンは安物なので、再熱除湿は付いていませんでした。 そもそも除湿で温風が出る機種って見たことないかも…。 貴族の家にあるんですかね。 一日つけっぱなしで本当に電気代が30円なのか? これ、試しながら思ったのですが、部屋が広かったり、頻繁に部屋を出入りしたり、日当たりのいい部屋だったり、窓が大きかったり、すき間の多い木造家屋だったり、部屋の中で動画のエンコーディングをしまくっていたり、大人が3人くらいいたり、エアコンのフィルター掃除してなかったり…と、環境によってだいぶ変わりそうだなと思いました。 一般的な軽鉄筋造りのワンルームアパートで一人暮らしとかなら30円位になると思います。 エアコン代を節約する方法にはどんなものがあるのか? エアコンの節電というか効率的な使い方を考えていくと、冷蔵庫と同じになると思うんですよね。 ドアを開けたままにしないとか、物を詰め込み過ぎないとか、温度を下げ過ぎないとか、よく似ています。 エアコンを使う部屋自体を冷蔵庫内と考えるとイメージしやすいです。 そんな視点から、いくつか節電方法を調べてみました。 エアコンを24時間使わない おまえは何を言っているんだと思われそうですが、仕事や旅行で長時間外出する場合は普通に切ったほうが得です。 エアコンを24時間つけっぱなし〜…という言い方の落とし穴は 「こまめに消すか、付けっぱなしにするか」という視点で語られていることが多く、自分が部屋にいる時はつけっぱなしで良いんですが、いない時は消しといた方が節電できます。 本当に24時間使うのは、ペットがいる場合とか、休日くらいですね。 エアコンを買い換える またしてもおまえは何を…と思われそうですが、これは冷蔵庫でもよく言われる話で、10年モノとかのエアコンだったら買い換えたほうがお得になったりします。 古いものは省エネ能力が低いのに加えて老朽化により元々の性能が出せていない事が多いので、1〜2年くらいの長さで考えるとお得になることが多いです。 具体的にいくらお得になるかを出すのが面倒くさいので、10年使ってエアコンが臭いなぁとか、黄ばんでるなぁとか、異音がするなぁとか思うところがあり、手元に5万円程度のまとまったお金があれば、勢いで買ってしまっても良いかもしれません(無責任)。 サーキュレーターを使う これはよく知られた方法ですね。 最近は扇風機よりこっちの方が人気な気がします。 サーキュレーターは扇風機より風量があるので、部屋全体の空気を循環させやすいです。 また風が動くことで体感温度も低く感じ、エアコンの温度を高めにしても快適に過ごせます。 風量を生かして洗濯の室内干しの時にも活躍します。 扇風機より小型な物が多いので、一つ持っておくと何かと重宝します。 カーテンを閉める レースのカーテンを閉めるだけでもだいぶ違います。 外出時などは遮光カーテンも閉めてしまえば、窓からの熱気をだいぶ減らせます。 窓って意外と熱を通します。 夏はモワッと熱いし冬は結露して冷たいし、厳しい季節になると「もうちょっと断熱性あればなぁ…」とよく思います。 南向きの部屋や西日が当たる位置だと最悪で、夕方になっても室温が下がらなかったりします。 日差しが強すぎる場合はこういう商品を使う手もあります。 熱源をできるだけ減らす 主に台所とかでの話になりますが、ヤカンで沸かしたお湯が余った時にそのままにしておくと、湯たんぽのような存在になります。 さっさと捨ててヤカンも水で冷ましておくと良いです。 浄水器やペットボトルの水を使う場合は、マメな話ですが使う分だけ計量してから沸かすようにしています。 外のほうが涼しい日はさっさと換気する 9月頃になってくると、朝晩に涼しい日が出てきます。 エアコンを使っている家の中の方がちょっと暑い、というよくわからない状況になる場合もあるので、気温が変わったらサクッと換気しちゃいましょう。 フィルターを掃除する エアコンって高い場所にあるので、フィルター掃除がすごく面倒なんですよね。 僕も億劫でなかなかできないんですが、月に1回くらいは面倒見ておくと節電になります。 冷房を使う期間って7〜9月の3ヶ月程度なので、1年間に3回だけと割り切れば意外とやれると思います 暖房を使う場合はもうちょっと増える。 電気代には影響しませんが、臭ってきたので先日自分で洗ってみました。 shimashimanoneko. com 室外機を効率的に冷やす エアコンの説明書などを見ると 「室外機の周りに物を置かない」という注意書きが載っています。 室外機の中の扇風機が風を出すんですが、近くにものがあったり雑草が生えていると効率が悪くなるんですね。 室外機の中を見てみると、エアコン内部と同じような冷却フィン ミルフィーユ状に配置された薄いアルミの板 が見えると思います。 超ざっくり言うと、 「室内の熱を外に持ってきて捨てる」というようなことをしています。 熱を捨てる室外機がちゃんと機能しないと効率が悪くなって燃費が悪くなる、というようなイメージです。 なので、室外機の周り、特に風が出てくる場所はしっかりと空けてあげて、熱がこもらないようにしっかりと逃がしてやることが大切です。 また、直射日光が当たる場所だと扇風機で冷やしきれなくなります。 そういう場合は日よけを作るわけですが、山善から出ているこういう商品がコスパ的にもかなり効果的なようです。
次のエアコン暖房470wの一ヶ月の電気代 1時間 24時間 一ヶ月 エアコン暖房の電気代 10. 34円 248. 16円 7444. 8円 エアコンの暖房の電気代、節約方法は? 冬はエアコンの暖房でがかかりますね。 しかし少し工夫するだけで電気代をかなり節約できます。 室温設定を1度下げる• エアコン暖房の吹き出し口は下向きに• 電源は1日中つけたままで大丈夫• フィルターの掃除はこまめにする• エアコンと扇風機かサーキュレーターを併用する• エアコンとこたつかホットカーペットを併用する• エアコン暖房の吹き出し口は下向きに エアコンの暖房の暖かい空気は上昇する性質があるので、どうしても足元が冷えます。 暖かい空気を下に降ろすためにエアコンの吹き出し口(フラップ)は下向きにするといいそうです。 電源は1日中つけたままで大丈夫 エアコンはスイッチをONにして電源を入れた直後が一番電力を使うため電源を頻繁につけたり消したりするのは止めましょう。 ちょっとした外出ならば、エアコンをつけたままにしていた方が経済的です。 調査では連続運転と30分おきに電源をON・OFFした時では 40%も電力消費の差が出たそうです。 フィルターの掃除はこまめにする はこまめに、2週間に1回程度はしましょう。 フィルターにホコリやゴミなどが詰まると暖房効果も弱まり、最大で 25%の電気代の差が出るそうです。 足元が寒いと、どうしてもエアコンの温度を上げてしまい、その分電気代もかかってしまいます。 サーキュレーターとは サーキュレーターとは室内の温度を一定に保つために強制的に空気を循環させるファンのこと。 エアコンとかを併用することで、結果的に電気代を抑えることができます。 エアコンとストーブかファンヒーターを併用する エアコンの弱点である、立ち上がりを補うために、スイッチをONにすると瞬時に暖まることの出来るかファンヒーターを併用することで、電気代を節約できます。 まとめ エアコンは1日中つけっぱなしにしていた方が結果的に電気代を節約できることが分かりました。 また、他の暖房器具と上手に併用することでも電気代を節約できそうですね。 これは夏の冷房使用時にもいえますので、上手に電気代を節約したいですね。 スポンサーリンク.
次の電力会社を切り替えるだけで電気代が安くなるってご存知でしたか? 電気代がかさんでしまう夏や冬の季節。 電気代を気にしてエアコンを使うのを我慢したりしていませんか? 電力会社を切り替えれば、今まで通り使っても電気代は安くできるんです! インズウェブなら複数ある電力会社からあなたにぴったりのプランがきっと見つかります!• 質問に答えるだけの簡単診断• 詳細な条件で比較したい方はこちら• エアコンの消費電力量は、外気温と設定温度の差が大きいほど増加します。 このことを踏まえると、エアコンを消して、再度つける間の外気温の変化を考えずに、つけっぱなしにする方がお得というのは間違いです。 日中、外気温の高い時間帯では、外気温と設定温度の差が大きくなるため、こまかくつけなおすと、起動時の消費電力も大きくなってしまいます。 逆に夜中であれば、外気温と設定温度の差が小さいため、つけっぱなしにしてしまうと無駄な電力を消費することになります。 では、目安としては、日中であれば30分程度、夜中であれば20分程度の間隔で消してつけるのであれば、つけっぱなしの方が電気代を節約することができるという結果となっています。 つまりは、ちょっとした外出の後に再度エアコンをつけるのであればつけっぱなしの方がお得で、長時間外出するのであれば消した方がお得といえるでしょう。 冷房運転のポイント(ダイキンの実験結果参考)• 日中30分、夜中20分間隔であればエアコンはオンのままがお得• 長時間の外出など長時間使用しない場合はオフにした方がお得 エアコンで暖房する場合 それでは、暖房の場合はどうでしょうか。 ちなみに、夏の冷房よりも冬の暖房の方が一般的には電気代が高くなります。 冬の方が外気温と設定温度の差が大きくなるからです。 冷房の時と同じく、からですが、暖房の場合においても、冷房と同じく30分程度部屋を離れるだけであるのなら、エアコンを消すよりもつけっぱなしにしていた方が電気代を節約することができます。 一方で、長時間の外出ではエアコンをオフにした方が電気代が安くなります。 部屋が完全に冷え切ってしまうと、エアコンで暖めるのに大きな電力を消費します。 暖房運転のポイント(ダイキンの実験結果参考)• 30分程度であれば、エアコンはオンのままお得• 長時間の外出など長時間使用しない場合は、エアコンをオフにしよう 今より安く!お得に! 電力会社変更で 電気代の変化を実感してみませんか?• \質問に答えるだけの簡単診断/• \詳細な条件で比較したい方はこちら/• \詳細な条件で比較したい方はこちら/ エアコンをつけっぱなしにする時の注意点! 時間帯や状況によって、エアコンをあえてつけっぱなしにすることで電力消費量を抑えることができる場合もあることは明らかになりました。 しかし全てのエアコンに当てはまるわけではありません。 特に注意が必要なのは、製造年月日が古いエアコンです。 エアコンは時代が進むにつれてどんどん省エネ化していますが、古いタイプのエアコンでは、エネルギー効率面が十分ではないために、不必要な電力を消費することになってしまいます。 もしもご家庭のエアコンが古いタイプの場合には、いっそのこと新しいエアコンを買ってしまうのも、長期的にみれば節約になります。 また、エアコンに備わる一部の機能にも注意が必要です。 エアコンには、ほとんど除湿機能がついていますが、この除湿機能が再熱除湿方式の場合、単なる冷房よりも多くの電力を必要とします。 再熱除湿というのは、除湿のために取り込んで冷やした空気を、適温に温め直してから送り出すものです。 ただ冷やすためならば特に必要ではない工程が含まれてしまうため、余分な電力を消費してしまいます。 エアコンの電気代を抑えるためには、使用する時間帯と状況をよく考えて稼働させることが重要なことなのです。 節電するポイントを教えて! エアコンは使い方によって消費電力量を抑えることは可能ですが、使用方法以外でもちょっとした工夫や手間が節電に繋がります。 例えば夏の暑い日には打ち水をするなどして、室外の温度を下げるようにしましょう。 具体的に打ち水は、1Lの水を撒くと、1000立方メートルの空間を約2度下げる効果があります。 室内の温度の問題に、室外周辺の温度というのは少なからず影響するので、内側だけではなく、外側の気温にも意識を傾けるようにしてください。 また、エアコンの消費電力を抑えるうえで重要になってくるのが、室外機です。 実はエアコンの消費電力の9割は、この室外機が消費しています。 つまり、室外機の環境整備を行うことで、エアコンの消費電力をかなり抑えることができます。 室外機の周りを掃除したり、風通しが悪くならない程度に日よけをつけて、直射日光を遮ることで、室外機が熱くなってしまうのを防いだりすることが有効です。 室内でできる工夫としては、すだれやカーテン等で窓からの熱の出入りを防いだり、サーキュレーターで室内の空気を循環させたりすることで、エアコンの負担を少なくすることが出来ます。 また、エアコンのフィルターを掃除することも大切です。 エアコンによっては、自動運転モードがあったりするので、上手く利用し、無駄な消費電力を減らすようにしましょう。 また、快適さと電気代のどちらをとるのかという問題もあります。 エアコンはつけっぱなしにしておいたほうがお得なのか、こまめに消した方がよいのかは、実験データを参考に実生活に役立てましょう。 エアコンの使用は、冷房と暖房どちらも20~30分の不在であれば電気をオンのまま、長時間であればオフにした方がお得• 古いタイプのエアコンはエネルギー効率面が十分でないため、買い替えを検討した方がよい場合がある• 室外機の周りを掃除するなどの環境整備でエアコンの電力の消費を抑えることができる エアコンの電気代が気になる方におすすめなのが、電力会社の変更をすることです。 電力自由化以後、地域の電力会社よりも電気代が安くなる料金設定の電力会社が多く参入しています。 どの電力会社がおすすめかは電気使用量や他のサービスの利用状況などでも変わってきます。 そこで、電力会社の比較サービスを利用することをおすすめします。 1か月分の検針票の内容から、電気代が安くなる電力会社を探すことができます。 変にエアコンを我慢するのではなく、電力会社を変更して電気代を節約してみましょう。
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