家賃や月謝など毎月一定額を銀行振込する場合、自動振込サービスを使うと払い忘れがなく便利ですよね。 実際、私も賃貸物件に住んでいた時には大手銀行の自動振込サービスを利用していました。 ですが、ゆうちょ銀行の自動振込サービスはタダではなく、手数料ががかります。 例えば、自動振込先がゆうちょ銀行同士の場合、 年間1,500円。 振込先がゆうちょ銀行以外の場合は、振込金額が5万円以上なら何と 年間9,240円もの手数料がかかります。 しかも、インターネットバンキングでは手続きができず、 ゆうちょ銀行の窓口に行かないと契約も解約も延長もできないという不便さ。 そこで今回は ゆうちょ銀行の 自動振込および自動送金にかかる手数料を完全に無料にする方法を紹介します。 もちろん、郵便局へ出向く必要はなく、 ネットだけで手続き完了できますよ! 住信SBIネット銀行への入金も無料! 住信SBIネット銀行の定額自動振込サービスを使えば、無料で毎月振込できることが分かりました。 でも今度はゆうちょ銀行から住信SBIネット銀行への振込手数料がかかってしまうのでは・・・!? 大丈夫、住信SBIネット銀行への振込手数料もかかりません! それは「 定額自動入金」という画期的なサービスで、 他の銀行の自分名義の口座から住信SBIネット銀行に毎月一定額を入金できるのです。 このサービスを使うと、ゆうちょ銀行の口座から住信SBIネット銀行へ例えば毎月10万円を入金するといったことができるわけです。 こんなに便利なのに 定額自動入金サービスの利用料金は無料です。 ただし、定額自動入金サービスの注意点としては、以下の2点があります。 毎月5日もしくは毎月27日しか引落しができない• 住信SBIネット銀行に実際に入金されるまで 引落日から4営業日かかる たとえば、引落日を毎月27日にする場合、3月27日にゆうちょ銀行から引き落としが行われ、4月2日にSBIネット銀行に入金されます。 これだと、毎月25日が給料日の場合は、月末までの家賃振込が間に合わなくなってしまいますね。 対処方法については、この後詳しく解説していきます。 入金スケジュールをどのように組むか? 定額自動入金と定額自動振込を組み合わせるときに注意しないといけないのは、 入金日と振込日とのタイムラグです。 住信SBIネット銀行への入金が振込予定日に間に合わなければ、家賃などの振り込みが行わなくなってしまいます。 よくある例として、毎月の給料から家賃を支払っている場合、定額自動入金の入金日をいつにすればよいかをまとめてみます。 給料日が毎月25日の場合 残念ながら、 当月末までの家賃振込には間に合いません。 引落日を毎月27日にした場合でも、住信SBIネット銀行への入金に4営業日かかるため、入金日は翌月1日~8日頃になってしまいます。 そのため、給料日が25日の場合には、 当月の給料は翌月末の家賃支払いに充てることになります。 1か月遅れとなってしまい、ちょっと紛らわしいですが、これだけは回避できないようです。 定額自動振込を始める前に、住信SBIネット銀行の口座には 1か月分の家賃をあらかじめ入金しておくようにしましょう。 そして、 定額自動入金の引落日は毎月5日がおススメです。 翌月末の振込に間に合わせるという目的であれば、引落日を毎月27日にしても間に合います。 ですが、賃貸物件の更新月に定額自動入金の金額を変更するときには、 引落日の8営業日前までに変更手続きを行う必要があります。 引落日を毎月5日に指定しておけば、前月21日~26日までの申請で引落金額の変更手続きが間に合うので、時間的な余裕がありますよね。 なお、毎月5日に引落したお金が入金されるのは毎月9日~14日頃になるため、 定額自動振込の振込日は毎月15日以降にするとよいでしょう。 給料日が毎月15日の場合 この場合も 当月末までの家賃振込には間に合いません。 月末まで2週間くらいあるので間に合いそうに思えますが、ちょうど良いタイミングの引落日を指定できないためです。 したがって、給料日が15日の場合も25日の場合と同じく、給料で翌月分の家賃を払うことになります。 定額自動入金の引落日は毎月5日、 定額自動振込の振込日は毎月15日以降がよいでしょう。 給料日が月末もしくは毎月1日の場合 この場合は、 引落日を毎月5日にするのがお勧めです。 毎月5日にゆうちょ銀行の口座から引き落とされたお金は、毎月14日ごろには住信SBIネット銀行に入金されているため、振込日を20日などにすれば、 当月末までの家賃振込に間に合います。 手続き方法 「さっそくやってみよう」と思った人は、次の4ステップで手続きを進めてください。 まだ利用開始手続きを済ませていない人は、Webかんたん利用申し込みの[お手続きはこちら]ボタンを押して、ゆうちょダイレクトの利用開始手続きに進んでください。 もちろん無料です。
次のゆうちょ銀行はゆうちょ銀行間のATMでの送金が月3回、ゆうちょダイレクトなら月5回まで無料です! 土日祝も平日と変わらない料金である事も特徴の1つ。 郵便局内のATMは土曜日の午前中だけなど、設置ATMによって利用できる時間帯はバラバラなので、事前に調べてみてください。 2018年1月15日から一部のファミリーマートにもゆうちょATMが設置されるようになりました。 コンビニであれば24時間利用できます。 振込( 他の金融機関口座への送金)は、 平日15時以降または 土曜日、日曜日・休日(12月31日を含む)は、 翌営業日の取扱いされますので、当日の送金はできません。 ゆうちょダイレクトとは 今持っているゆうちょ口座番号を変える必要もなく、インターネット上で振込や定期貯金の作成などお金のやりとりができるようになります。 ゆうちょ銀行間の取引であれば土日祝でも即時送金できますし、窓口やATMの取り扱い時間外でも自宅で簡単に振込できます。 他の銀行の口座を持つ相手へ• 総合口座:記号・番号の記号が「1」から始まる口座• 振替口座:記号・番号の記号が「0」から始まる口座 取引内容 5万円未満 5万円以上 通常払込 (相手の振替口座へ) 窓口 130円 340円 ATM 80円 290円 ゆうちょダイレクト 取扱なし 取扱なし 電信払込 (相手の振替口座または総合口座へ) 窓口 540円 756円 ATM 取扱なし 取扱なし ゆうちょダイレクト 取扱なし 取扱なし.
次の【1】2018年10月1日改悪まとめ ゆうちょ銀行の口座を持っている…すべての人に再び衝撃的なニュースが入ってきた! 2016年10月1日からゆうちょ銀行が2年間続いてきた『ゆうちょATMを利用すればゆうちょ銀行口座同士の送金手数料は 3回まで無料キャンペーン』は2018年9月30日で終了。 2018年10月1日からはゆうちょATMを利用して…ゆうちょ銀行口座同士の送金手数料無料はたった 1回だけに改悪されることが決まった。 なお下記の一覧表にある ゆうダイとは、ゆうちょダイレクトのこと。 ゆうちょダイレクトで 月間6回目以降にとられる 113円はそのままで今回の改悪は関係ない。 【2】2016年10月1日改悪時のまとめ ゆうちょ銀行の口座を持っている…すべての人に衝撃的なニュースが入ってきた! 2007年10月1日の郵政民営化以来、ゆうちょ銀行が9年間ずーっと続けてきた『ゆうちょATMを利用すればゆうちょ銀行口座同士の送金手数料は何度でも無料キャンペーン』を2016年9月30日で終了する、ATMでの送金手数料を 有料にするというのだ。 2016年8月16日の日本経済新聞が報じている。 1つ目は 窓口を利用して送金する場合に月間送金回数には関係なく毎回かかる 144円。 2つ目は ゆうちょダイレクトで 月間6回目以降にとられる 113円。 つまり、ゆうちょATMを利用すればゆうちょ銀行口座間の送金手数料は無料だったのだ。 なお下記の一覧表にある ゆうダイとは、ゆうちょダイレクトのこと。 マイナス金利導入の影響で国債の利回りは大きく低下し、結果として資産運用の収益が悪化した。 それで、ゆうちょ銀行ATMの送金手数料無料キャンペーンを終了せざるを得なくなってしまったようなのだ。 ただし、ゆうちょ銀行自体は2016年8月16日…今のところは「報道は正式発表によるものではなくノーコメント」としている。 【2016年8月17日続報】 ゆうちょ銀行が『ゆうちょ銀行口座間ならATM送金手数料は無料キャンペーン』の終了を正式発表した。 正式発表の内容は、上記でご紹介した内容の通りだった。 なお2016年10月1日から始まる、ゆうちょATMを使った…ゆうちょ銀行口座同士での送金手数料は月間3回まで無料、月間4回目以降は毎回123円の送金手数料についても 2年間の期間限定キャンペーン扱いで期限が2018年9月30日までと設定されている。 もし期限の延長がなければ当然終了してしまうので2018年にも、ゆうちょ銀行同士のATM送金手数料無料化の問題は再び2018年問題としてクローズアップされることになるだろう。 nikkei. itmedia. jp-bank. japanpost. jp-bank. japanpost.
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