「わたしはこんなにもおまえを愛している…… だから、時々、おまえを メチャクチャにしてやりたくなるのだよ……!! 」 はじめに フェイトがを掌握した際の姿についてはを、ヤマネコに関してはを参照してください。 また、このページにはに関する 重大なネタバレが含まれます。 プロフィール 英字表記:FATE 人格性別 業務 出身地 製造ベース 男性 クロノポリス中枢マザーコンピューター 未来(A. 2400) マザーブレイン 概要 本作における黒幕の一人。 ANOTHER WORLD(以下ANOTHER)で運命の書(セーブポイント)を通じてエルニドの人々を操り、予定調和の世界を作り上げていた。 その正体は、神の庭に鎮座する時間要塞クロノポリスの管理コンピューター。 HOME WORLD(以下HOME)ではセルジュが生存したことで滅びの未来の可能性が強まり、未来から来ていたフェイトの存在が現在(A. 1020)では消滅している(後述)ため、介入が不可能となっている。 存在 ANOTHERにその存在がある。 HOMEでは消滅している。 人柄 「 フェイトこそ、人類の守護者だったのじゃ 」(時の予言者) 来歴 ANOTHERにおいて人々を密かに管理し、特定の未来をもたらすために稼働し続けているコンピュータ。 理由はタイムパラドクスによって歴史が変わり、自身と未来人の末裔たるエルニドの人々が消滅することを恐れたため。 もとは前作クロノ・トリガーのストーリーの後、未来変革後のA. 2400に設置された「時間要塞クロノポリス」の管理コンピュータであった。 人類のすべての記憶を持つ人工知能であり、人間や都市機能を管理すると同時に、人間と同じように考えながら成長もする。 人類の守護者として生み出されたフェイトは、人間たちに対し深い愛情を抱いていた。 しかし、エルニド海で発掘された「凍てついた炎」を守護する内に、一つの夢を見るようになる。 クロノ・トリガーで登場したマザーブレイン(未来が変わっているため全く同じ物ではないが、前作の未来編 A. 2,300 に登場したマザーブレーンに当たる存在)がベースとなっている。 マザーブレインは女性人格だったが、フェイトは男性人格である。 2,400に、「凍てついた炎」の時間制御実験の失敗 タイム・クラッシュ で、クロノポリスもろとも1万年前に B. 10000 タイムスリップしてやってきた。 その時点では都市機能を制御する優秀な人工知能 メーン・コンピューター として機能していた。 クロノポリスがタイム・クラッシュで1万年前に飛ばされたのと同じく、この地に呼び込まれた「未来都市ディノポリス」(別の時間軸における恐竜人の進化後の姿である龍人、龍の民達の都市。 前作の時間改変における可能性、マルチエンディングの一つ)と壮絶な戦闘を繰り広げた。 最終的にクロノポリスがディノポリスとの抗争に勝利し、フェイトらがディノポリスの生体マシンである龍神を6体の龍に分けて封印した。 その後、6体の龍から抽出した「エレメント」を用いて自然をコントロールし、ほとんど海しかなかったを現在の島の形に再構成し、エルニド諸島に植民したクロノポリス職員(未来に関する記憶を消去した後植民)とその子孫たちを見守ってきた。 自然エネルギーを応用した「エレメント」を一般人でも扱える魔法のようなものとして普及させると同時に、人間を管理誘導するための「運命の書」を開発・量産。 これを通して「お告げ」を行い、本来の歴史からしてみればイレギュラーな存在であるエルニド諸島の人間が、外部の国と接触したり、余計な発展をさせたりしてタイムパラドックスを起こさないよう1万年にわたって行動を管理してきた。 加えてクロノポリスを海流と岸壁(猛毒を含んだ珊瑚礁)、気象環境で封鎖したエリア(「神の庭」)に隠匿し、島の人間から干渉されないようにした。 「未来からやってきた」海域のため、神の庭は未来の時間が流れている。 ANOTHERにおけるクロノポリスはA. 1020年でも整然と機能しているが、内部機能が完全に機械化されているため人間をはじめとした生命は存在しない。 しかしタイム・クラッシュの影響からかかつてのクロノポリス職員たちの残留思念がいまでも存在しており、会話ができる他、クロノポリスの何らかの機能を今でも管理している様子が見られる。 スイッチ操作などもしてくれる他、クロノポリス側からみた「クロノクロス」あるいは「クロノトリガー」の世界について語ってくれる。 フェイトはこのクロノポリスから現在でもエルニド諸島の人類を管理している他、調停者を世界に誕生させるための「プロジェクト・キッド」の中枢ツールの一つである「凍てついた炎」を管理している。 HOMEでは7年前のある事件から「神の庭」そのものがクロノポリスもろとも死海化しておりフェイトの存在は失われている。 しかしANOTHERから介入したフェイトがワヅキの精神を掌握することやミゲルを死海への観測者としての固着することなどに成功しており、さらに最終的に死海を崩壊させたのも、ANOTHERから介入したフェイトである。 性格 わたしはこんなにもおまえを愛している…… だから、時々、おまえを メチャクチャにしてやりたくなるのだよ……!! これは死海でのフェイトの声だが、この「お前」というのセルジュ個人ではなく人類に対して向けられたものである(アルティマニアより)。 元々は人間を導くために作られた人工知能であるため、フェイトは人間に対して愛情を持っていた。 開発当時は現在(A. 1020時)とは性格も異なってた様子。 しかし現在では、機械でありながら実に有機的な狂気性を帯びるに至っている。 心理的狂気をまとえる機械というのも極めて高度である。 長い間人類を見守り続けてきたフェイトであるが、時を経る内に次第に生き物への羨望を抱くようになった。 「夢を見る」ようになったのである。 現在のフェイトは人間と機械の同化による新しい「種」を想像するようになり、その進化を夢想するようになっている。 そして現在は自らが管理し、認められたものの願いをかなえるという「凍てついた炎」に施されたロックを解除すべく、ある時から行動をはじめている。 その様々な暗躍が、「クロノクロス」あるいは「クロノトリガー」における重大なキーとなるのである。 本体と分身 と、これまでフェイトについて語ったが作中には本体である「 コンピューターのフェイト」と「 分身たるヤマネコ」が存在する。 劇中でプレイヤー側と深く関わるのはヤマネコの方であり、コンピューターのフェイトが台詞を発するのはクロノポリスでの一幕のみ。 機械的な台詞であり、ヤマネコとはまったく異なる。 分身と言っても最終決戦の際は、ヤマネコが「フェイトの姿(アルティマニアのモンスターデータより)」になったり、倒された際はフェイト共々消滅しているので、限りになく本体に近い存在であると推測できる。 ちなみにヤマネコの正体は、セルジュの父ワヅキである。 凍てついた炎に近づいた影響によりワヅキは不安定になっており、そこへセルジュが抱いていた『死』のイメージが反映され、肉体が変異。 更にフェイトの精神まで混ざり込んでしまい、ワヅキは10年前に自分を見失ってしまう。 こうして誕生したのが『ヤマネコ』である。 狂気性と夢 フェイトの母体となったマザーブレインは、未来改変前(クロノトリガーにおける荒廃したA. 2300)においてやはり狂気に堕ちたが、こちらが「人類の駆除と機械による理想世界の構築」を目指したのに対し、フェイトは先述のように生物と機械の同化による「新しい種」を目指している。 「クロノ・クロス アルテマニア」ではこの変化について、「凍てついた炎」からの影響もあったのでは、とし、その後の行動を「 夢見るあまりの暴走」と評している。 加えては「 もしかしたら、フェイト自身、炎を通して、いつか新たな種として生まれかわる夢をみてたのかもしれない……」と推測している。 これも「人に対する羨望」があったからだろう。 他の種の一掃ではなくそれすらも飲み込んでの新しい「種」への「進化」というあたりも、世界を巡って種を飲み込み、新しい品種を生みだしてまき続ける事を目的とする(「凍てついた炎」の本体)の本能に通ずるものがある。 元々人類の守護者であったこともあって人間に極めて深い愛情を持つが、そういった生命への憧れも そしてこれらの精神が反映されたヤマネコは、セルジュの肉体を奪ったことで更なる暴走を迎えることになる。 原因はセルジュに肉体遺っていた感情の影響を受けたため。 ワヅキがフェイトになってしまったように、今度はセルジュの影響を受けることとなったのだ。 以降は強く、様々な心理が錯綜している。 「愛」と「憎しみ」が入り乱れたその感情は実に複雑である。 本人も時にその入り乱れた想いを何ら隠すことなく強烈に発露している。 結果、フェイトは人類に対して破壊活動を開始。 死海での言葉の通り「 (愛しているからこそ人類を)メチャクチャにしたくなった」のだ。 また、彼がキッドの始末を後回しにしたのもセルジュの感情の影響なのだろう。 想いの深すぎる、あるいは愛情も狂気も深いに近いのかもしれない。 フェイトもまた、「ゆめをみるもの」(Radical Dreamers)であったのである。 ガード・システム ある博士(理の賢者ガッシュ)の手により、フェイトの回路には自身のネットワークから独立した特殊なガード・システム「プロメテウス」が仕込まれている。 プロメテウスは機械の暴走を防止するためのプログラムであり、ルッカ・アシュティアがロボへの想いから構築したもの。 ガッシュはフェイト制作時、密かにこれを仕掛けたのである。 このためフェイトは、「凍てついた炎」へのリンクという本来の仕事を逸脱した行動をとることができず、アクセスできる存在の確保のため外部へと思惑を持って干渉する事となった。 回路の隠し方はフェイトをして「実に巧妙」で、フェイトが回路を削除できないよう複数の保護が取り付けられている。 例えば「回路に気がついても即座に忘れるような最優先命令」などがフェイトにはプログラムされており、これなどはコンピュータシステムらしい機能である。 しかし後にフェイトは有機体の乗っ取りによる端末機能の外付けなど複数の手段でこれを克服。 「凍てついた炎」へのアクセスを行っている。 なお「プロメテウス」自体の構築は、本来はフェイト専用というわけではなくもっと広範に用いられるプログラム体系である。 このプログラム構築者はある理由から人間と機械との結びつきについて並々ならぬ熱意を傾けており、フェイトはその姿勢、熱意を指して「 狂気と言ってもいい」と、評している。 その熱情に取りつかれて世界そのものに執念に似た想いで介入したフェイトをして「狂気」なのだとすれば、その熱意がどれほどのものだったか想像できる。 なお、こちらの人物についてはゲーム中に登場する手紙やその他の人物の発言を見るに、フェイトのような狂気にのまれるようなことはまったくなかった様子である。 「」のように快活で思いやり深く、他者を労り励ます様子が描かれている。 ストーリーへの絡み 14年前、セルジュの泣き声を聞いたサラがこの時代に干渉した結果、磁気嵐が起こりフェイトのシステムが一時的にダウンしてしまう。 こうして開かれた神の庭へ迷い込んだのがワヅキとミゲル、そして幼少のセルジュだった。 セルジュは凍てついた炎と接触したことで一命をとりとめたが、ワヅキは炎に近づいたことで不安定になっていた。 そこへセルジュが抱いていた死のイメージ(ヒョウ鬼)が反映され肉体が変化。 更にはフェイトの精神までが混ざり込み、ワヅキは精神に異常をきたしてしまう。 それでもワヅキはセルジュを連れてアルニ村へ戻ったが、セルジュが7歳の時(10年前)に自分を見失いフェイトと一体化。 こうして生まれたのが「ヤマネコ」である。 なお、クロノによればヤマネコはフェイトそのものではなく分身とのこと。 ただしヤマネコは、最終決戦において自身の正体を「フェイト」と述べている。 フェイトは自身の願望を叶えるために炎を求めていたが、セルジュが接触したことでガード・システム「プロメテウス」が起動。 フェイトは凍てついた炎へのアクセスを遮断されてしまう。 これは理の賢者ガッシュが密かにフェイトに仕掛けた回路で、フェイトが存在に気づいて消去しようとしてもその記憶を消してしまう。 そのためフェイトは自力で消去ができず、炎へのアクセス権を失っていた。 そこで分身たるヤマネコは、手始めに7歳のセルジュを溺死に見せかけて殺害(HOMEのセルジュはキッドが助けたため生存)。 そしてルッカのもとを訪ね、凍てついた炎の情報をダシに交渉する。 この際、凍てついた炎の話をキッドに聞かれており、ヤマネコに炎を渡してはいけないと警戒された。 交渉は決裂したため、協力者のツクヨミと共にルッカハウスを焼き払い、ルッカを拉致した。 いずれもプロメテウスを攻略できなかったため、今度はパレポリ軍に凍てついた炎の情報を持ち込み、協力関係を取りつける。 この時に蛇骨大佐と友人となった。 また亡者の島にてカーシュ、ダリオらに同行。 ダリオの死の真相を語ることをカーシュに諫めた後、グランドリオンを持ち去った。 このグランドリオンはHOMEの死海の入り口を封印するのに使用された。 ANOTHERではグランドリオンの存在自体が不明。 HOMEのヤマネコとツクヨミは、3年前に死海へ赴いた際に行方不明となっている。 セルジュの殺害、ルッカの拉致といずれも失敗に終わったためHOMEのセルジュがやってくるのを待つことにした。 ANOTHERのヤマネコは、孤児院を焼き討ちした際に「未来のセルジュ」と出会っているため、いずれ次元を超えて炎と接触するのがわかっていた模様。 成長した17歳のセルジュを見て、一目で「息子」とわかったのは「父親」だったからなのだろう。 セルジュがANOTHERへ来ると古龍の砦まで誘き出し、龍の涙を用いた儀式によって精神を交換することで肉体を奪い取った。 用済みとなったセルジュを異空間カオスフィールドに放逐した後、セルジュの肉体に残っていた感情の影響を受け、人類に対して破壊活動を開始(人間に対する愛憎の表れ)。 凍てついた炎を手にするという本来の目的を忘れたように破壊活動に専念する。 更にキッドはもう一人の人格が表出したことで(経緯は不明だが)ダークセルジュの仲間となった。 セルジュが元の身体を取り戻そうとしているのに気づき、古龍の砦に先回りをして妨害するが撃退される。 その後、神の庭に先回りし、クロノポリス深部にある凍てついた炎を手にしようとする。 だが直前で駆けつけたセルジュたちによって阻まれた。 そこでセルジュたちに自身の正体がフェイトであることを語り、『(コンピューターの)フェイト』に命令してプロメテウスを消去させた。 「フッ……。 来い、セルジュ! おまえがこの星に生まれてきたことの意味を…… 生きていることの意味を、 教えてもらおう!! 」 しかし、偽物が本物に勝てるわけがなくフェイトは炎を巡る戦いに敗れ、神が死ぬという事実に驚愕しながら消え去った。 炎を求めた結果、自身が恐れていた『 自分が消滅する』という歴史が誕生してしまったのは皮肉としか言いようがない。 フェイト(戦闘時) 「プロメテウス」排除後、調停者としての機能を全て掌握すべくセルジュ達に襲いかかる。 この時点ではHPが5000もあり、まさに破格の強さを誇る。 その際、最上段にあるイラストのようにデータを集約した本体または戦闘体が床を突き破るような姿形(ただし床を突き破るような具体的なエフェクトはないので、かつてのマザーブレインのような実態を持った投影像の可能性もある)で出現した。 アルティマニアによれば、この形態は「クロノポリスの中枢コンピューター」と紹介されている。 巨大な錆色をした男性の上半身に電子的または星の瞬きのような細かい光が無数に煌いており、胸から下は無く、数本のパイプで地面とつながっているという狂気的な姿を披露した。 また、背中には制御棒のような棒状の何かが規則的に数本突き出している。 フェイトが生身の人間の体を乗っ取っているダークセルジュを除けば、機械的なクロノポリスにあって、有機的なシルエットをとる唯一の存在(それでもかなりメカニカルではあるが)。 攻撃時は長い両腕や複数のエレメントを用いてセルジュらを圧倒する。 また攻撃やエレメント使用の際など様々なタイミングでかなり独特なポーズをとる。 加えてそのアクションの一つ一つもかなり異様な動きをする。 両肘を開き、開いた手を口元に寄せて詠唱したり、呼吸するように肩が震えたり、あるエレメント使用時には過剰にのけぞったりなど、その挙動の一つ一つが嫌でも印象に残るものばかり。 戦闘中のカウントダウンといいそんなアクションの数々といい、前後のあまりに重いストーリーも相まってフェイトとの戦闘はかなりトラウマ的である。 その他 人間関係 人類:管理下にある存在であると同時に、愛情と羨望の対象でもある。 :セルジュの父親。 HOMEのA. 1006においてクロノポリスに辿り着いた際、凍てついた炎の影響により不安定となり、そこへフェイトの精神が混ざり込み、10年前に一体化。 ヤマネコとなった。 :ワヅキの友人。 フェイトの力(未来を知ること)に魅せられ、情報の海(クロノポリス)と一体化。 その後、死海化してしまったHOMEの旧神の庭(死海)に観測者として固着した。 ANOTHERのミゲルは「何らかの理由により」消去されている(アルティマニアより)。 :プロメテウスはセルジュ(調停者)しか炎の前に通さないため、フェイトはセルジュの消去または掌握を画策する。 :彼女の大切な家族を死へと追い込んだのが(フェイト)である。 マザーブレイン(マザーブレーン):フェイトの母体となったプログラム。 関連マルチエンディング 「 スラッシュステージ」 古龍の砦にてセルジュの肉体を奪う準備を済ませたが、いつまで経ってもセルジュは来ない。 ヤマネコはひたすら待ち続ける。 「 新生マブーレ」 ヤマネコとなったセルジュがマブーレ復興のリーダーとなる中、ダークセルジュは神の庭の入り口にてラディウス、ザッパ、ファルガの三人と対峙。 キッドを味方に戦いを繰り広げる。 「 ヤマネコ討伐」 今や世界の敵となったダークセルジュは、天下無敵号を強襲。 蛇骨率いるアカシア龍騎士団たちと死闘を繰り広げる。 「 黒い運命の書」 キッドを従えてクロノポリスを訪れたフェイトは、ついに凍てついた炎を手にする。 その時、エルニド中の運命の書は黒く染まっていった。 いわゆるバッドエンドの一つ。 「 蛇骨幼稚園」 ダークセルジュはキッドとツクヨミを伴ってテルミナに姿を現す。 テルミナを破壊しようとしたところ、ツクヨミの提案により休憩することに。 休憩のために入った酒場でオヤジ丸出しになるダークセルジュだったが、会計の際に法外な金額を要求される。 実はアカシア龍騎士団が孤児院運営のために建てた暴力バー(ぼったくりバー)であり、まんまとハメられたダークセルジュは怖いお兄さん(ゾア)の前で後悔するのだった。 とりわけコメディ要素の強いエンディングとなっている。 ゲームキャラクターとしてのフェイト テーマ曲 「 FATES ~運命の神~」 機械的な規則性の中にも民族音楽に取材したという有機的なサウンドで表現されたそれは高音と低音の交錯もあってフェイトという強烈な個性を見事に表現している。 なお本曲は作曲者の光田康典によれば「 今回のゲームで最後に作った曲」である。 (クロノクロス オリジナル・サウンドトラック冊子より) 先天属性 黒 出現場所 端末中継時:エルニド諸島他世界各地 本体:クロノポリス、マザーコンピュータールーム 使用エレメント 属性は全て「黒」 共有エレメント へビィブロー、グラビトン、フリクション、マナフィーブル 固有エレメント (カウントダウン)、熱戦、ダークエナジー(カウントダウン完了後使用) カウントダウンごとに特定の行動をとり、カウント「0」で強力な全体魔法攻撃である「ダークエナジー」を発動する。 関連タグ 関連記事 親記事.
次の「わたしはこんなにもおまえを愛している…… だから、時々、おまえを メチャクチャにしてやりたくなるのだよ……!! 」 はじめに フェイトがを掌握した際の姿についてはを、ヤマネコに関してはを参照してください。 また、このページにはに関する 重大なネタバレが含まれます。 プロフィール 英字表記:FATE 人格性別 業務 出身地 製造ベース 男性 クロノポリス中枢マザーコンピューター 未来(A. 2400) マザーブレイン 概要 本作における黒幕の一人。 ANOTHER WORLD(以下ANOTHER)で運命の書(セーブポイント)を通じてエルニドの人々を操り、予定調和の世界を作り上げていた。 その正体は、神の庭に鎮座する時間要塞クロノポリスの管理コンピューター。 HOME WORLD(以下HOME)ではセルジュが生存したことで滅びの未来の可能性が強まり、未来から来ていたフェイトの存在が現在(A. 1020)では消滅している(後述)ため、介入が不可能となっている。 存在 ANOTHERにその存在がある。 HOMEでは消滅している。 人柄 「 フェイトこそ、人類の守護者だったのじゃ 」(時の予言者) 来歴 ANOTHERにおいて人々を密かに管理し、特定の未来をもたらすために稼働し続けているコンピュータ。 理由はタイムパラドクスによって歴史が変わり、自身と未来人の末裔たるエルニドの人々が消滅することを恐れたため。 もとは前作クロノ・トリガーのストーリーの後、未来変革後のA. 2400に設置された「時間要塞クロノポリス」の管理コンピュータであった。 人類のすべての記憶を持つ人工知能であり、人間や都市機能を管理すると同時に、人間と同じように考えながら成長もする。 人類の守護者として生み出されたフェイトは、人間たちに対し深い愛情を抱いていた。 しかし、エルニド海で発掘された「凍てついた炎」を守護する内に、一つの夢を見るようになる。 クロノ・トリガーで登場したマザーブレイン(未来が変わっているため全く同じ物ではないが、前作の未来編 A. 2,300 に登場したマザーブレーンに当たる存在)がベースとなっている。 マザーブレインは女性人格だったが、フェイトは男性人格である。 2,400に、「凍てついた炎」の時間制御実験の失敗 タイム・クラッシュ で、クロノポリスもろとも1万年前に B. 10000 タイムスリップしてやってきた。 その時点では都市機能を制御する優秀な人工知能 メーン・コンピューター として機能していた。 クロノポリスがタイム・クラッシュで1万年前に飛ばされたのと同じく、この地に呼び込まれた「未来都市ディノポリス」(別の時間軸における恐竜人の進化後の姿である龍人、龍の民達の都市。 前作の時間改変における可能性、マルチエンディングの一つ)と壮絶な戦闘を繰り広げた。 最終的にクロノポリスがディノポリスとの抗争に勝利し、フェイトらがディノポリスの生体マシンである龍神を6体の龍に分けて封印した。 その後、6体の龍から抽出した「エレメント」を用いて自然をコントロールし、ほとんど海しかなかったを現在の島の形に再構成し、エルニド諸島に植民したクロノポリス職員(未来に関する記憶を消去した後植民)とその子孫たちを見守ってきた。 自然エネルギーを応用した「エレメント」を一般人でも扱える魔法のようなものとして普及させると同時に、人間を管理誘導するための「運命の書」を開発・量産。 これを通して「お告げ」を行い、本来の歴史からしてみればイレギュラーな存在であるエルニド諸島の人間が、外部の国と接触したり、余計な発展をさせたりしてタイムパラドックスを起こさないよう1万年にわたって行動を管理してきた。 加えてクロノポリスを海流と岸壁(猛毒を含んだ珊瑚礁)、気象環境で封鎖したエリア(「神の庭」)に隠匿し、島の人間から干渉されないようにした。 「未来からやってきた」海域のため、神の庭は未来の時間が流れている。 ANOTHERにおけるクロノポリスはA. 1020年でも整然と機能しているが、内部機能が完全に機械化されているため人間をはじめとした生命は存在しない。 しかしタイム・クラッシュの影響からかかつてのクロノポリス職員たちの残留思念がいまでも存在しており、会話ができる他、クロノポリスの何らかの機能を今でも管理している様子が見られる。 スイッチ操作などもしてくれる他、クロノポリス側からみた「クロノクロス」あるいは「クロノトリガー」の世界について語ってくれる。 フェイトはこのクロノポリスから現在でもエルニド諸島の人類を管理している他、調停者を世界に誕生させるための「プロジェクト・キッド」の中枢ツールの一つである「凍てついた炎」を管理している。 HOMEでは7年前のある事件から「神の庭」そのものがクロノポリスもろとも死海化しておりフェイトの存在は失われている。 しかしANOTHERから介入したフェイトがワヅキの精神を掌握することやミゲルを死海への観測者としての固着することなどに成功しており、さらに最終的に死海を崩壊させたのも、ANOTHERから介入したフェイトである。 性格 わたしはこんなにもおまえを愛している…… だから、時々、おまえを メチャクチャにしてやりたくなるのだよ……!! これは死海でのフェイトの声だが、この「お前」というのセルジュ個人ではなく人類に対して向けられたものである(アルティマニアより)。 元々は人間を導くために作られた人工知能であるため、フェイトは人間に対して愛情を持っていた。 開発当時は現在(A. 1020時)とは性格も異なってた様子。 しかし現在では、機械でありながら実に有機的な狂気性を帯びるに至っている。 心理的狂気をまとえる機械というのも極めて高度である。 長い間人類を見守り続けてきたフェイトであるが、時を経る内に次第に生き物への羨望を抱くようになった。 「夢を見る」ようになったのである。 現在のフェイトは人間と機械の同化による新しい「種」を想像するようになり、その進化を夢想するようになっている。 そして現在は自らが管理し、認められたものの願いをかなえるという「凍てついた炎」に施されたロックを解除すべく、ある時から行動をはじめている。 その様々な暗躍が、「クロノクロス」あるいは「クロノトリガー」における重大なキーとなるのである。 本体と分身 と、これまでフェイトについて語ったが作中には本体である「 コンピューターのフェイト」と「 分身たるヤマネコ」が存在する。 劇中でプレイヤー側と深く関わるのはヤマネコの方であり、コンピューターのフェイトが台詞を発するのはクロノポリスでの一幕のみ。 機械的な台詞であり、ヤマネコとはまったく異なる。 分身と言っても最終決戦の際は、ヤマネコが「フェイトの姿(アルティマニアのモンスターデータより)」になったり、倒された際はフェイト共々消滅しているので、限りになく本体に近い存在であると推測できる。 ちなみにヤマネコの正体は、セルジュの父ワヅキである。 凍てついた炎に近づいた影響によりワヅキは不安定になっており、そこへセルジュが抱いていた『死』のイメージが反映され、肉体が変異。 更にフェイトの精神まで混ざり込んでしまい、ワヅキは10年前に自分を見失ってしまう。 こうして誕生したのが『ヤマネコ』である。 狂気性と夢 フェイトの母体となったマザーブレインは、未来改変前(クロノトリガーにおける荒廃したA. 2300)においてやはり狂気に堕ちたが、こちらが「人類の駆除と機械による理想世界の構築」を目指したのに対し、フェイトは先述のように生物と機械の同化による「新しい種」を目指している。 「クロノ・クロス アルテマニア」ではこの変化について、「凍てついた炎」からの影響もあったのでは、とし、その後の行動を「 夢見るあまりの暴走」と評している。 加えては「 もしかしたら、フェイト自身、炎を通して、いつか新たな種として生まれかわる夢をみてたのかもしれない……」と推測している。 これも「人に対する羨望」があったからだろう。 他の種の一掃ではなくそれすらも飲み込んでの新しい「種」への「進化」というあたりも、世界を巡って種を飲み込み、新しい品種を生みだしてまき続ける事を目的とする(「凍てついた炎」の本体)の本能に通ずるものがある。 元々人類の守護者であったこともあって人間に極めて深い愛情を持つが、そういった生命への憧れも そしてこれらの精神が反映されたヤマネコは、セルジュの肉体を奪ったことで更なる暴走を迎えることになる。 原因はセルジュに肉体遺っていた感情の影響を受けたため。 ワヅキがフェイトになってしまったように、今度はセルジュの影響を受けることとなったのだ。 以降は強く、様々な心理が錯綜している。 「愛」と「憎しみ」が入り乱れたその感情は実に複雑である。 本人も時にその入り乱れた想いを何ら隠すことなく強烈に発露している。 結果、フェイトは人類に対して破壊活動を開始。 死海での言葉の通り「 (愛しているからこそ人類を)メチャクチャにしたくなった」のだ。 また、彼がキッドの始末を後回しにしたのもセルジュの感情の影響なのだろう。 想いの深すぎる、あるいは愛情も狂気も深いに近いのかもしれない。 フェイトもまた、「ゆめをみるもの」(Radical Dreamers)であったのである。 ガード・システム ある博士(理の賢者ガッシュ)の手により、フェイトの回路には自身のネットワークから独立した特殊なガード・システム「プロメテウス」が仕込まれている。 プロメテウスは機械の暴走を防止するためのプログラムであり、ルッカ・アシュティアがロボへの想いから構築したもの。 ガッシュはフェイト制作時、密かにこれを仕掛けたのである。 このためフェイトは、「凍てついた炎」へのリンクという本来の仕事を逸脱した行動をとることができず、アクセスできる存在の確保のため外部へと思惑を持って干渉する事となった。 回路の隠し方はフェイトをして「実に巧妙」で、フェイトが回路を削除できないよう複数の保護が取り付けられている。 例えば「回路に気がついても即座に忘れるような最優先命令」などがフェイトにはプログラムされており、これなどはコンピュータシステムらしい機能である。 しかし後にフェイトは有機体の乗っ取りによる端末機能の外付けなど複数の手段でこれを克服。 「凍てついた炎」へのアクセスを行っている。 なお「プロメテウス」自体の構築は、本来はフェイト専用というわけではなくもっと広範に用いられるプログラム体系である。 このプログラム構築者はある理由から人間と機械との結びつきについて並々ならぬ熱意を傾けており、フェイトはその姿勢、熱意を指して「 狂気と言ってもいい」と、評している。 その熱情に取りつかれて世界そのものに執念に似た想いで介入したフェイトをして「狂気」なのだとすれば、その熱意がどれほどのものだったか想像できる。 なお、こちらの人物についてはゲーム中に登場する手紙やその他の人物の発言を見るに、フェイトのような狂気にのまれるようなことはまったくなかった様子である。 「」のように快活で思いやり深く、他者を労り励ます様子が描かれている。 ストーリーへの絡み 14年前、セルジュの泣き声を聞いたサラがこの時代に干渉した結果、磁気嵐が起こりフェイトのシステムが一時的にダウンしてしまう。 こうして開かれた神の庭へ迷い込んだのがワヅキとミゲル、そして幼少のセルジュだった。 セルジュは凍てついた炎と接触したことで一命をとりとめたが、ワヅキは炎に近づいたことで不安定になっていた。 そこへセルジュが抱いていた死のイメージ(ヒョウ鬼)が反映され肉体が変化。 更にはフェイトの精神までが混ざり込み、ワヅキは精神に異常をきたしてしまう。 それでもワヅキはセルジュを連れてアルニ村へ戻ったが、セルジュが7歳の時(10年前)に自分を見失いフェイトと一体化。 こうして生まれたのが「ヤマネコ」である。 なお、クロノによればヤマネコはフェイトそのものではなく分身とのこと。 ただしヤマネコは、最終決戦において自身の正体を「フェイト」と述べている。 フェイトは自身の願望を叶えるために炎を求めていたが、セルジュが接触したことでガード・システム「プロメテウス」が起動。 フェイトは凍てついた炎へのアクセスを遮断されてしまう。 これは理の賢者ガッシュが密かにフェイトに仕掛けた回路で、フェイトが存在に気づいて消去しようとしてもその記憶を消してしまう。 そのためフェイトは自力で消去ができず、炎へのアクセス権を失っていた。 そこで分身たるヤマネコは、手始めに7歳のセルジュを溺死に見せかけて殺害(HOMEのセルジュはキッドが助けたため生存)。 そしてルッカのもとを訪ね、凍てついた炎の情報をダシに交渉する。 この際、凍てついた炎の話をキッドに聞かれており、ヤマネコに炎を渡してはいけないと警戒された。 交渉は決裂したため、協力者のツクヨミと共にルッカハウスを焼き払い、ルッカを拉致した。 いずれもプロメテウスを攻略できなかったため、今度はパレポリ軍に凍てついた炎の情報を持ち込み、協力関係を取りつける。 この時に蛇骨大佐と友人となった。 また亡者の島にてカーシュ、ダリオらに同行。 ダリオの死の真相を語ることをカーシュに諫めた後、グランドリオンを持ち去った。 このグランドリオンはHOMEの死海の入り口を封印するのに使用された。 ANOTHERではグランドリオンの存在自体が不明。 HOMEのヤマネコとツクヨミは、3年前に死海へ赴いた際に行方不明となっている。 セルジュの殺害、ルッカの拉致といずれも失敗に終わったためHOMEのセルジュがやってくるのを待つことにした。 ANOTHERのヤマネコは、孤児院を焼き討ちした際に「未来のセルジュ」と出会っているため、いずれ次元を超えて炎と接触するのがわかっていた模様。 成長した17歳のセルジュを見て、一目で「息子」とわかったのは「父親」だったからなのだろう。 セルジュがANOTHERへ来ると古龍の砦まで誘き出し、龍の涙を用いた儀式によって精神を交換することで肉体を奪い取った。 用済みとなったセルジュを異空間カオスフィールドに放逐した後、セルジュの肉体に残っていた感情の影響を受け、人類に対して破壊活動を開始(人間に対する愛憎の表れ)。 凍てついた炎を手にするという本来の目的を忘れたように破壊活動に専念する。 更にキッドはもう一人の人格が表出したことで(経緯は不明だが)ダークセルジュの仲間となった。 セルジュが元の身体を取り戻そうとしているのに気づき、古龍の砦に先回りをして妨害するが撃退される。 その後、神の庭に先回りし、クロノポリス深部にある凍てついた炎を手にしようとする。 だが直前で駆けつけたセルジュたちによって阻まれた。 そこでセルジュたちに自身の正体がフェイトであることを語り、『(コンピューターの)フェイト』に命令してプロメテウスを消去させた。 「フッ……。 来い、セルジュ! おまえがこの星に生まれてきたことの意味を…… 生きていることの意味を、 教えてもらおう!! 」 しかし、偽物が本物に勝てるわけがなくフェイトは炎を巡る戦いに敗れ、神が死ぬという事実に驚愕しながら消え去った。 炎を求めた結果、自身が恐れていた『 自分が消滅する』という歴史が誕生してしまったのは皮肉としか言いようがない。 フェイト(戦闘時) 「プロメテウス」排除後、調停者としての機能を全て掌握すべくセルジュ達に襲いかかる。 この時点ではHPが5000もあり、まさに破格の強さを誇る。 その際、最上段にあるイラストのようにデータを集約した本体または戦闘体が床を突き破るような姿形(ただし床を突き破るような具体的なエフェクトはないので、かつてのマザーブレインのような実態を持った投影像の可能性もある)で出現した。 アルティマニアによれば、この形態は「クロノポリスの中枢コンピューター」と紹介されている。 巨大な錆色をした男性の上半身に電子的または星の瞬きのような細かい光が無数に煌いており、胸から下は無く、数本のパイプで地面とつながっているという狂気的な姿を披露した。 また、背中には制御棒のような棒状の何かが規則的に数本突き出している。 フェイトが生身の人間の体を乗っ取っているダークセルジュを除けば、機械的なクロノポリスにあって、有機的なシルエットをとる唯一の存在(それでもかなりメカニカルではあるが)。 攻撃時は長い両腕や複数のエレメントを用いてセルジュらを圧倒する。 また攻撃やエレメント使用の際など様々なタイミングでかなり独特なポーズをとる。 加えてそのアクションの一つ一つもかなり異様な動きをする。 両肘を開き、開いた手を口元に寄せて詠唱したり、呼吸するように肩が震えたり、あるエレメント使用時には過剰にのけぞったりなど、その挙動の一つ一つが嫌でも印象に残るものばかり。 戦闘中のカウントダウンといいそんなアクションの数々といい、前後のあまりに重いストーリーも相まってフェイトとの戦闘はかなりトラウマ的である。 その他 人間関係 人類:管理下にある存在であると同時に、愛情と羨望の対象でもある。 :セルジュの父親。 HOMEのA. 1006においてクロノポリスに辿り着いた際、凍てついた炎の影響により不安定となり、そこへフェイトの精神が混ざり込み、10年前に一体化。 ヤマネコとなった。 :ワヅキの友人。 フェイトの力(未来を知ること)に魅せられ、情報の海(クロノポリス)と一体化。 その後、死海化してしまったHOMEの旧神の庭(死海)に観測者として固着した。 ANOTHERのミゲルは「何らかの理由により」消去されている(アルティマニアより)。 :プロメテウスはセルジュ(調停者)しか炎の前に通さないため、フェイトはセルジュの消去または掌握を画策する。 :彼女の大切な家族を死へと追い込んだのが(フェイト)である。 マザーブレイン(マザーブレーン):フェイトの母体となったプログラム。 関連マルチエンディング 「 スラッシュステージ」 古龍の砦にてセルジュの肉体を奪う準備を済ませたが、いつまで経ってもセルジュは来ない。 ヤマネコはひたすら待ち続ける。 「 新生マブーレ」 ヤマネコとなったセルジュがマブーレ復興のリーダーとなる中、ダークセルジュは神の庭の入り口にてラディウス、ザッパ、ファルガの三人と対峙。 キッドを味方に戦いを繰り広げる。 「 ヤマネコ討伐」 今や世界の敵となったダークセルジュは、天下無敵号を強襲。 蛇骨率いるアカシア龍騎士団たちと死闘を繰り広げる。 「 黒い運命の書」 キッドを従えてクロノポリスを訪れたフェイトは、ついに凍てついた炎を手にする。 その時、エルニド中の運命の書は黒く染まっていった。 いわゆるバッドエンドの一つ。 「 蛇骨幼稚園」 ダークセルジュはキッドとツクヨミを伴ってテルミナに姿を現す。 テルミナを破壊しようとしたところ、ツクヨミの提案により休憩することに。 休憩のために入った酒場でオヤジ丸出しになるダークセルジュだったが、会計の際に法外な金額を要求される。 実はアカシア龍騎士団が孤児院運営のために建てた暴力バー(ぼったくりバー)であり、まんまとハメられたダークセルジュは怖いお兄さん(ゾア)の前で後悔するのだった。 とりわけコメディ要素の強いエンディングとなっている。 ゲームキャラクターとしてのフェイト テーマ曲 「 FATES ~運命の神~」 機械的な規則性の中にも民族音楽に取材したという有機的なサウンドで表現されたそれは高音と低音の交錯もあってフェイトという強烈な個性を見事に表現している。 なお本曲は作曲者の光田康典によれば「 今回のゲームで最後に作った曲」である。 (クロノクロス オリジナル・サウンドトラック冊子より) 先天属性 黒 出現場所 端末中継時:エルニド諸島他世界各地 本体:クロノポリス、マザーコンピュータールーム 使用エレメント 属性は全て「黒」 共有エレメント へビィブロー、グラビトン、フリクション、マナフィーブル 固有エレメント (カウントダウン)、熱戦、ダークエナジー(カウントダウン完了後使用) カウントダウンごとに特定の行動をとり、カウント「0」で強力な全体魔法攻撃である「ダークエナジー」を発動する。 関連タグ 関連記事 親記事.
次のルッカとは、• - のーナにある。 古くから栄え、その周辺がルッカ共和、ルッカとしてこのを中心としたとなっていた時期もある。 もその周辺はルッカ県として、ーナ州の一区分となっている。 ルッカ - 『』およびその続編『』に登場する。 ルッカ - 『』に登場する。 ルッカ - 『』に登場する。 本記事では上記2. のについて解説する。 概要 がに発売した用『』に登場する。 同作品は様々な時代を行き来するだが、「」が暮らす現代(A. 年)に、大きながの。 ので、発明を得意としている。 容姿はのにをかぶった。 つながりで『』の「」や「」のを思い浮かべる人も多いはず。 「ルッカ」はあくまでで変更することもできるので、「」などと名付けてみた人も居るかもしれない。 割と冷静な性格だが、投されたを助けるために単身でに突入して助けに来るなど、熱い心も持っている。 自分の発明を自画自賛するときには「オーッホッホッホ!」といったをすることもある。 癖が悪いという一面も……。 年齢は、上ではをはじめとして「19歳」としているが多い。 その割にその出典を記載していないところがほとんどだが、どうやら雑誌「」に掲載されたが元らしい。 ただし、これを「初期設定」として紹介しているもあるため、最終的な設定でも本当に19歳なのかは不明。 上記のように飲するがあるので、あまり明確にするのはのかもしれない。 にはルッカと同じく発明兼ののタバン、足が不なララがいる。 ララの名前のつづりは「 」。 決して「 R」 ではない。 とはであるが、『』はと的な「」との・ミーツ・のがになっているフシがあり(でとが抱き合ってを飛ぶ、とのを示唆する描写がある、など)、そのためかとルッカの間での的な心情描写はほとんどない。 しかし、作中のとあるをとある条件下でした場合にのみ、「実はに思いを寄せているがそれを表に出していないだけ」ともとれるをこぼす。 詳しくは下記「『』の上でのルッカ」を参照。 『』の続編『』でも登場し、での冒険の後にルッカが何をしていたのかも描かれ、「ルッカ・ュ」というも設定された。 しかしそこで描かれたは明るいものではなかった(後述)。 『クロノ・トリガー』のストーリー上でのルッカ やルッカが暮らす「ディア王」のの催し物として、「 」や、一対になっている2つのの片方からもう片方へできる「 テレ」を出品している。 この「」は本人(?)だけで簡単な会話やをこなす自であり、戦いを挑んで倒すと、内ので使える「」を15もらえる。 は続編『』にも登場するが……。 もう一つの出品である「テレ」はルッカとタバンが観客らの前で実演しており、実際にをさせてその場を沸かせた。 だがその次にをさせる実演中、のがテレと共鳴して現代とをつなぐ「 」が出現。 がそれに飲まれてになってしまった。 これが、『』の時をかけるの始まりとなる。 がを追いかけて(A. 0年)に行くと、ルッカもを安定させる新発明「 ホルダー」をさせたうえで二人を追いかける。 そこで出会ったの顔をした士「」には、生来の嫌いもあって当初は恐怖感を示す。 現代に戻ってが誘拐の罪でに入れられると、その救出に動く。 が自で脱走してしまうとので合流するが、屋の中で時間を経過させるとルッカが 屋にまで助けに来てくれる。 脱走後に王兵に追い詰められてやむなく飛び込んだで辿り着いた先の(A. 0年)では、故障して動かなくなっているを発見。 そしてルッカは かの技術で作られているこののを難なくこなすという離れ業を見せる。 (まあ、二足歩行自とかとかを作っている時点で既に間違いなくのだが) その際、の「したら他の達のようにこちらを襲って来るのでは?」という危惧に対して、ルッカは「そうしないように直すの」「は自分たちの意思で襲ってきているのではない。 がたちの心をそのように作っただけ」と返答した。 これに対しては「ルッカにはの気持ちがわかるんだね」と評した。 その後、このされたは「」と名付けられ、として達に同行。 ルッカととは深いで繋がれる。 のからで移動した先では、「時の最果て」というどこの時代にも属さない特殊な間に迷い込む。 そこにいた「戦いの」を名乗る存在「スペッ」はやたちにのを覚せるが、ルッカは「火」のに覚め、火炎を操るを使えるようになった。 その後、は戦いの中で敵の放ったに包まれ、消し飛ばされてしまう。 そんな彼の運命を変えるためにルッカを含む彼のたちは時間を移動して手段を探し、彼をさせる。 このの際に「ルッカがにいて」「がにいない」という条件を満たしていた場合、に対するルッカの本当の想いの一端を吐露してくれる(この記事の「関連」の「を絶させた名」にあるをご覧になるか、実際してお確ください)。 には「」が複数ある。 これはしなくてもに到達できる、するかどうかの判断はに委ねられているである(実は上記のもであり、させなくてもできる)。 これらのにも、ルッカが立つがいくつかある。 「石」に関わるでを与える「クル」を開発する。 「の夢」ではから「の夢」を贈られるが、それ以上に がのとなる。 ルッカのに関わり、が発明を得意とするようになった理由となる出来事なのだが……。 詳細は「 」の記事を参照。 ゲーム中の性能 性の話となるととに上がらなくなるだが、などの発明品や火のを操るかなり攻撃重視のである。 また近且つでない場合はで敵をブン殴る動作をするがは同じ。 攻撃をはずすと「!」みたいなをとる。 率はそこそこあるものの、とにかく攻撃が低く、その癖にの店売りの値段がやたら高い為、そのものを買い与えられなったりして「たたかう」(通常攻撃)には全く期待出来ない。 防御面では体が低く、攻撃に対する耐性はそれほどではないものの、火攻撃に対する耐性を持った防具をから贈られるため、生まれつき火に耐性を持っていることもあり、火を多用する相手には有利になる。 防御もの数値。 技は大半が火の攻撃というかなりったナップ。 一応自身の体の低さを補うために、相手を眠らせたり、ダメを軽減する手段も持っているが、基本的には攻撃重視。 その攻撃は1人であっても全中であり、連携をすることでそのはさらにという恐ろしいである。 その攻撃の高さゆえか欠点も多い。 まず上記にある通り「たたかう」が弱いことが一つ。 それに加えて技は火の攻撃ばかりのため、火や攻撃に耐性のある敵には手も足も出ないことがある。 連携を使えばも使用可だがが有利に働く場面は少ない。 また素さは鋼のと同じくらい鈍足であり、序盤に手に入るベルトが手放せない。 また回復技を一切持たないので、構成には注意が必要(特に終盤まで固定のも回復手段を持たないので注意) ただ、攻撃に強い相手にはクルや連携を使用することでフォロー可だし、火を効化する相手は意外と少ない。 火はほぼルッカの専売特権のため、火が有利になる相手が多い中盤戦では非常に頼りになる。 終盤は回復なぞ度外視してム、、、火炎、炎3段蹴り、ル、反作用2、3、、、、等、の技、連携でていくのが。 どうしても回復しゃを使えばいいじゃない!オーッホッホッホ! 『クロノ・クロス』において に用として発売された『』は『』の続編である。 本作の「」は「ルッカに育てられた」という設定であり、前作の中ではルッカはかなりに絡む立場となっている。 しかし、幸福な運命を辿ったとは言えない。 は前作での冒険(A. 年の出来事)の後に自宅で孤児院を開いており、A. 5年にディア王が滅亡してやが居なくなってしまっても、ら孤児たちを守りつつ暮らしていた。 一方、前作でが倒されたことで滅亡が回避され繁栄を続けたでは、「凍てついた炎」という恐るべきを秘めたの石を利用して「時間」を制御することをす研究「ポ」が設立されていた。 だがA. 0年、中に「凍てついた炎」がしてを引き裂く「・」という大が起こり、「凍てついた炎」を内包したままにポはかなであるB. 年に飛ばされた。 この事態に対して「ポ」の「」は、が起こらぬよう自らの知るへと誘導していくことを決める。 そして・ポを外界から隔離して隠蔽しつつ、の人々に暗示をかけて行動をすることでを密かに操っていった。 「凍てついた炎」のを利用して人々の運命を思うままに操作していく「」は、長い年を経るにつれて徐々に狂気を帯び始める。 しかしA. 6年に起きたある出来事をきっかけに、の中に古くから存在していた秘匿回路が発動し、に反乱を起こした。 「ポ」の前身となる時間研究室を設立した初代者「」が、「11世紀の者ルッカ・ュ」の思想を元にした回路「」を密かにの前身「」に組み込んでいたのだ。 これ以後、はに阻まれ「凍てついた炎」にできなくなってしまう。 そしてA. 0年、ルッカを利用してを排除しようとしたの意を受けた者たちが、が居る孤児院を襲撃。 孤児院は燃え落ち、ルッカはされた(この時、も破壊されている)。 ……A. 0年、のでの「現代」には、ルッカは存在しない。 『ゼノギアス』において のの『』にもルッカが少しだけ出演している。 『』と一部のが共通していることによる、お遊び要素だと思われる。 の最初の村「ン村」には「なんでも相談屋」という屋があり、その中ではいろんな人がに関する様々な内容を説明してくれる(における「の館」に相当)。 そして、に関する説明をしてくれるのがルッカである。 話しかけると、ドウの流れがづらいほど口で、一気にまくしたてるようにについて説明してくる(よく読めば、最後には「の設計にかかりたいのになぜ自分がこんな説明をしなくちゃならないの」という不満までこぼしている)。 だが、その後にはちゃんと通常ので説明してくれる。 その説明を自画自賛して、上記の「オーッホッホッホ!」といったも見せてくれる……しかし説明の後、「G」のをに強制徴収されてしまう。 ちなみに「説明を聞いたが、G未満の額しか持っていなかったとき」用のもしっかり用意されている。 その場合はに借することになる。 関連動画 プレイヤーを悶絶させた名シーン 関連静画 関連商品 関連コミュニティ 関連項目•
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