第一の事件 [ ] 1981年午前10時頃、ホテルAで発覚。 発覚までの流れ• 男女2人でチェックイン。 男が先に出る。 チェックアウトの時間が迫っているのに、その様子もなく、内線電話にも応対しない。 不審に思った従業員が部屋を覗いたところ、中年女性のがあるのを発見。 捜査 部屋にあった名刺から、歌舞伎町のキャバレーに勤めていた33歳のホステスと身元が判明した。 しかし、彼女のアパートを捜査したところ、名刺の名前は偽名()であった。 また、年齢も実際には45歳であったことが判明した。 彼女は、夫と子供が相次いで亡くなる少し前に家出し、歌舞伎町のキャバレーに勤めるようになっていた。 チェックインした男が、キャバレーの客だったかどうかは判明せず。 第二の事件 [ ] 1981年午後10時頃、ホテルBで発覚。 発覚までの流れ• 同日の午後9時頃、男女一緒にチェックイン。 男が、利用料も払わずに先に帰る。 不審に思った従業員が部屋に入ったところ、20歳前後の女性が、パンティストッキングで絞殺されているのを発見した。 着衣は浴衣のみだった。 捜査 遺留品は、イヤリング、サンダル、タバコ、ライターしかなく、身元を示すようなものは一切残されていなかった(男が持ち去ったものと思われる)。 で彼女のを作成・公開し、「身近に心当たりは…」というキャッチコピーのポスターで全国の警察機関などに貼り出されたが、身元は判明せず。 被害者の特徴 肺がきれいだった(「地方から上京して、間もなく殺害された」と推察される)。 腋に腋臭の手術痕があった。 歯の状況があまり良くなかった(虫歯が多かった)。 第三の事件 [ ] 1981年午後7時40分頃、ホテルCで発覚。 発覚までの流れ• 同日の午後6時30分頃、男女一緒にチェックイン。 男だけが先に帰った• 不審に思った従業員が部屋を覗くと、全裸の若い女性が首にパンティストッキングを巻き付けられた状態で横たわっていたのを発見した。 この時点では仮死状態だった。 すぐに病院に運んだが、間もなく死亡した。 捜査、報道 被害者の身元は、在住の17歳の女子工員であることが判明した(部屋に残されていた、「図書館で借りた本」などから判明)。 解剖の結果、遺体の胃からはコーヒーが200cc検出された。 そのため、「歌舞伎町の喫茶店で容疑者と落ち合った後、ホテルCに行ったもの」と思われる。 この事件が起きるまでは、「東京地域の事件」として扱われてきた。 3度も同じような事件が続いたことから、東京以外の地方紙でも連続殺人事件として報じられるようになり、週刊誌などでも取り上げられるようになった。 第四の事件(殺人未遂) [ ] 1981年付(東京本社版)朝刊による。 発生日時は午後11時頃。 被害者は、30歳(当時)のホステス。 ホテルDで、一緒にチェックインした男に首を締められた。 抵抗したところ、男は彼女の財布から現金を奪い、利用料も払わずに逃げ去った。 彼女は、ゲームセンターに一人でいたところ、この男に誘われて一緒にホテルに行き、被害に遭ったという。 事件の共通項 [ ] この事件は連続殺人事件とされているが、犯人が同一人物であったかどうかは不明である。 プライバシーへの配慮から「がホテル内に全く設置されていなかった」ことや、「容疑者の似顔絵が作成・公開されていない」ことが大きい。 しかし、事件には以下に挙げる共通項が存在する(ただし、全ての事件に当てはまるわけではない)。 殺害された3人からが検出されたこと。 注射痕はないことから、口(鼻)から飲用したものと思われる。 容疑者が飲ませたかどうかは分からない。 第一被害者と第三被害者は売春をしていた可能性があること。 また、売春をしていなかったとしても、第四の事件のように、「歌舞伎町に一人でいたところを、言葉巧みに誘われた」ということも考えられる。 第二の事件と第三の事件は、パンティストッキングで絞殺していること。 また、第三の事件と第四の事件は、首の絞め方が酷似していること。 容疑者の特徴がよく似ていること。 第一の事件は「若い男性」、第二の事件は「サラリーマン風の男性」、第三の事件と第四の事件は「身長160cm台の30代のサラリーマン風の男性」とされている。 相反する点• 第二の事件は「被害者の身元が判かるような物は、全て持ち帰った」のに対し、第一の事件と第三の事件は身元が判かるような物を残していること。 「曜日や間隔に規則性がない」こと、「同じような場所で4件も事件を起こしている(大胆すぎる)」ことから、「容疑者は同一ではないのではないか? 」という見方もある。 話題性 [ ] 「同じ地域のラブホテルで、連続して女性が殺害された」ことから、当時は世間を騒がせたが、直後に大事件・大事故が相次いだ こと、「容疑者や、第二被害者の身元が判明しない」など、事件に進展がなかったことや、同様の事件が同じ歌舞伎町で起き 、「そういう事件が珍しくなくなった」ことなどから、すぐに忘れ去られてしまった。 捜査本部も1年を経ずして縮小されている。 3月から6月に、相次いで公訴時効が成立しているが、そのことは全くといって良いほど報じられることはなかった。 時々、「時代を象徴する事件」として書籍で取り上げられる程度である。 第二被害者の似顔絵は、テレビのワイドショーの公開捜査コーナーなど で扱われたことはあったが、それも事件発生後の数年間だけのことであり、その後は新たなポスターなどは作られていない。 事件の影響 [ ]• この事件が発生するまで、ラブホテルは前記の通り「利用者のプライバシーを重視するため、監視カメラを設置しない」でいた。 その後も、歌舞伎町だけでなく、各地で類似した事件が起きたことなどから、監視カメラを設置するようになった。 「新宿歌舞伎町ディスコナンパ殺傷事件」と併せて、全国的に「歌舞伎町は怖い町である」という印象を与えることになった。 のエッセイ「新宿キッズ」に、ラジオ番組のDJが「歌舞伎町は何が起こるか分からない町だから、気を付けましょう」と言っていたのを聴いた、という記述がある。 出典 [ ]• ・「〈恋愛〉事件PART2 浮遊する性」(刊)• せがわきり「新宿キッズ」(リヨン社刊) 備考 [ ] 報道 『』(系、放送) 同日の終盤部分で、(司会者)が「東京都のの遺骨を納めた施設(正式名称不明)をレポート」した。 逸見は小さなのを開け、「ここには8年前、世間を騒がせた ラブホテル殺人事件の身元不明の被害者の遺骨も入っています」と紹介している。 脚注 [ ].
次の歌舞伎町ビル火災事件の発生 平成13年の9月1日に大きなビル火災が発生しました。 火災発生の場所は、新宿。 その中でももっとも賑わいのある街。 歌舞伎町にあるビルだったのです。 東京の中でも屈指の繁華街であるこの場所で、大きなビル火災が発生してしまったのです。 なぜこの場所で火災が発生してしまったのでしょうか。 死者は?事件が大きくなり死者が増えてしまったのには、歌舞伎町という場所柄もありました。 この場所に潜む闇とは。 気になる歌舞伎町ビル火災事件の真相についてご紹介していきます。 なぜこの場所で起きた火災は、こんなにも死者を増やしてしまったのか。 真相や火災を起こした犯人についても気になります。
次の満員電車に揺られて30分、1時間乗って仕事に行くくらいなら、都心に住めばいい。 「その電車移動の時間を有効に使えた方が有益だ」といった浅はかな理由から都心に住むことを選びました。 しかし利便性が高くなれば家賃も高くなります。 地価が上がるわけですから賃貸料も高くなります。 需要が多くなれば供給側もそれに合わせて金額を吊り上げていくわけです。 部屋探しをしていた時は代官山とか恵比寿とか探していましたが、手の出せる金額ではありませんでした。 そもそも当方はリア充でもなければ陽キャでもなく、どちらかというと日陰の人間です。 そのため住みたいランキング上位の場所に住めるはずがありません。 まぁそもそも住むための原資自体がないというのが一番の理由でしたが。 ただそのような中、唯一手の出せそうな金額だったのが歌舞伎町でした。 最寄り駅はJR新宿駅、小田急、京王、丸ノ内線、副都心線、都営地下鉄新宿線、大江戸線、西武新宿線、東新宿駅、新宿三丁目駅、新宿西口駅。 どこにでも行ける立地。 そして目の前はアジア最大級の歓楽街歌舞伎町が広がっています。 日本一栄えている街です。 そんな好立地のマンションの一室が家賃6万円で借りれるんです。 通勤圏内で30分離れたとしても家賃は1Rで6万円~といったところです。 それが新宿駅まで徒歩10分圏内でこの金額。 別に新宿なら電車乗る予定もないので駅までの距離とかを気にすることもありません。 それが6万円で借りれるわけなんで好都合です。 満員電車に乗る必要もなく、終電も気にしない。 自宅の周りはホテル街、ちょっと歩けばおねぇちゃんのいる店が複数ある。 夢のような場所です。 部屋の間取りは1Rで6畳。 ユニットトイレに申し訳ない程度のキッチン。 ほぼ独房に近いのですが、寝るだけのことを考えれば別にこれで充分です。 料理はせずにコンビニか外食で済ます。 ネットさえ繋げられれば快適な生活ができるわけです。 洗濯機を置くスペースもありませんでしたが、近くにコインランドリーもありました。 建物自体は古く、狭い部屋ではありましたが快適な暮らしが出来ていたと思います。 ただこちらに入居をしようとしたとき、不動産屋からこのように言われました。 「ここはヤクザマンションって不動産業界では言われている」 知り合いの不動産屋に「ヤクザマンションに住んでた」と言ったら、場所を知っていたくらいです。 有名なんでしょう。 どうやらマンションには組事務所があったり、組の人が住んでいることが多いようです。 歌舞伎町は歓楽街ですので当然その手の方々が仕切っているところもあるのでしょう。 満員電車に揺られて出勤するヤクザなんてなんか恥ずかしい感じがする。 だから最寄りのマンションに住んでいるのでしょう。 建物が古いから家賃が安いというのではなく、若干治安が悪いから家賃が安いのです。 実際に当方が住んでいた時、事件が起きたこともありました。 発砲事件的なことも過去に何度か起きているようです。 でも、このマンションのセキュリティーはある意味万全なんです。 マンションにはヤクザが住んでいます。 そしてそれを監視するために警察が24時間体制で巡回しています。 中には武装した人が、外にも武装した人がいるわけです。 誰もそんなところに泥棒に入ろうとはしません。 日本一空き巣に狙われないマンションと考えてもよいのではないでしょうか。 流れ弾こそしっかりと避けなければなりません。 あと薬物中毒者がいるのでそのような人にさえ注意していれば概ね問題ない場所でした。 とくに住んでいてヤクザがどうのこうのといった被害はありませんでした。 その手の方はカタギには手を出さないですからね。 それよりも少しうるさいといったことが多かったです。 ホストのタコ部屋みたいなところもあったので朝方騒いだりしている人も多くいて、それを怒鳴る爺さんの声がうるさいんです。 壁が若干薄いんですよね。 建物が古いため壁が薄いのかもしれませんが、隣の部屋の声とかが結構聞こえるんです。 でも、ネットカフェに泊ることを考えたらこのマンションに住んだ方が居心地はよいでしょう。 一応最寄り駅は東新宿か新宿三丁目になる場所です。 でも歌舞伎町の中を通り抜けて新宿駅に行くことのほうが多かったです。 お店はそっちの方がいっぱいありますしね。 家賃は安かったのですが常に外食だったためエンゲル係数は高かったのです。 でもこの当時が一番のミニマリストだったのでしょう。 お金さえあれば全て外で手に入れることができるわけですから。 自宅にあったのもパソコンと衣類とベッドだけでした。 ミニマリストを目指すのであれば、このマンションが一番適していると思います。 キッチンも狭いのでそもそも使うことがない。 だから食器とか冷蔵庫とか電子レンジとかも不要。 一応ホテルにあるようなミニ冷蔵庫もありましたが、それすら使わず、当方の冷蔵庫はマンション近くのファミリーマートでした。 ご近所さんの付き合いというのも一切ありません。 付き合ったら色々と面倒だし、密接関係者になってしまいますし、入居時の挨拶なんてものもしていません。 挨拶に行ったら強面の人が出てきたーってなったら嫌ですからね。 そもそも人の入れ替えが激しいマンションなんで隣に誰が住んでいるかなんてわかっていません。 また夜の仕事をしている人が多いため、日中は寝てるでしょうから起こすのも悪いですからね。 当方は一回更新をしたので3~4年ほど住んでいました。 記した通りコインランドリーもあるため、衣類とパソコンさえ持ち込むだけで住めるわけです。 セカンドハウスとして借りている人もいるようです。 埼玉や神奈川の一軒家に住んでいる。 でも、帰りたくない日があるっていう人もいるでしょう。 そんな人が秘密基地代わりにしているっていうケースもあるんじゃないでしょうか。 ヤクザマンションは一軒だけではありません。 有名どころが一軒ありますが、それ以外にも歌舞伎町は何軒かその手の組織の方が入居するマンションがあります。 好立地、低価格、セキュリティー最高レベル。 もし、都心に住みたいとお考えであれば手始めにこちらに住んでみてはいかがでしょうか?.
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