出張料理人のガッキーです。 少し涼しくなってきました。 秋から冬にかけて、温かいスープは体に浸みますよね。 今までポトフなどいろいろなスープを紹介してきました。 それは ミネストローネです。 トマト料理が得意と言っておきながら、まだ紹介していませんでした。 「ミネストローネ」とは そもそもミネストローネってなんでしょうか? フレンチ? スペイン料理? トマトを使っているからイタリアン? 何が入っているのが正解なの? メジャーな名前ですがなんとなく トマトのスープというイメージ。 「ミネストローネ」はイタリア発祥 イタリアの田舎の家庭料理として生まれたそうで、主に トマトのはいった野菜のスープのことを指します。 まれにトマトが入っていなくても、ミネストローネというみたいです。 いろいろな野菜に、ベーコンやウインナーなどが入ったスープということになります。 材料がこれといって決まりがないというレシピは、自由度が高い分、その人の技量がもろ味にでると言っても過言ではありません。 なんでもいいと言われると、何を入れていいか分からないという方も多いと思います。 なので作り方にいく前に、ガッキー的に必ずいれてほしい基本材料を紹介させていただきます。 ミネストローネに必ず入れたい材料• 玉ねぎ• ベーコンやウインナーなどの加工品• にんにく この4つは必ずいれてほしいです。 西洋料理では香味野菜である玉ねぎ、人参、セロリはかなりの確率で使います。 セロリは今回、苦手な人がたくさんいらっしゃると思い外しました。 玉ねぎや人参は甘みを。 ベーコンやウインナーは旨味、塩気を。 にんにくは香りをつけます。 このベースの材料にトマトの酸味や旨味が加わります。 あとはそこに、自分好みの野菜をいれていきましょう。 それではお待たせしました。 この基本材料を抑えつつ、完全保存版『ミネストローネ』作っていきましょう。 しめじ、キャベツ、ブロッコリーではなくてもいいんですが、あればバランスも良く、より美味しくなります。 玉ねぎ、人参も角切りにします。 しめじは他の野菜と合わせたくらいのサイズにカットします。 ブロッコリーは房で切り落とし、一口大にカットします。 芯の部分は硬い部分だけそぎ落とし、 角切りにします。 キャベツは色紙切りにカットします。 ミネストローネの味を左右するのはこの炒める作業です。 「切って煮ればいいのでは?」と思われる方もいるかと思いますが、材料 特に野菜 を炒めると甘み、旨味が凝縮します。 その旨味がスープにも溶け出すのでおいしいスープになります。 必ず炒めましょう。 ニンニクを手のひらでつぶし、 少し深めの鍋にオリーブオイルをいれて、弱火でにんにくの香りをオイルに移します。 にんにくがきつね色になり、いい香りがしてきたら ベーコン、ウインナーを入れて炒めます。 ベーコン、ウインナーからいい香りがしてきて、油がとけだしたら玉ねぎ、人参、ブロッコリーの芯、しめじをいれます。 ひとつまみの塩をして、水分を出させながら炒めていきます。 野菜が少し、くたくたになってきたら、 キャベツをいれて、ひとつまみ塩をいれます。 キャベツから水分がでてきて、水分がなくなってきたら、 トマト缶を入れます。 プロが作る「ミネストローネ」レシピのポイント 弱火でじっくり炒める です。 フレンチの技法で、シュエという技があります。 カタカナになると難しく感じますが、 弱火でじっくり塩をして、水分をださせながら炒めるだけなので、とっても簡単です。 必ず鍋に材料を入れるたびに塩を必ずしましょう。 このシュエを使うと、材料の旨味が凝縮し甘みが増します。 この野菜の甘みがトマトの酸味とマッチします。 たったこれだけでおいしいミネストローネに大変身します。 シュエの詳細はこちらで説明もしております。 ぜひ合わせてご覧ください。 この技法を使った作る代表的なレシピがこちらになります。 トマトの酸味とのバランスがとれていて最高においしい! ミネストローネまとめ いかがでしたか? 少量作るのではなく、大量に作っておきましょう。 ミネストローネはいろいろ味を変化させて楽しむことができます。 パスタをいれてスープパスタに• お米をいれてリゾットに• チーズをいれてコクを• カレーをいれてスープカレーに などなどいろいろ楽しみが増えます。 寒くて温まりたいときに、野菜を多く摂りたいときに ぜひ『ミネストローネ』作ってみてください。 野菜好きなあなたに!価格高騰時も安心な「宅配野菜」という選択 今回は野菜が中心となったレシピをご紹介いたしました。 僕は野菜が大好きなので、バランス良くたくさんの野菜を食べたいのですが 野菜って、天候に左右されて価格が高騰すると… ・家族の健康のために、食のバランスを死守したい! ・野菜大好きだから、高騰しているときもモリモリ食べたい! ・子どもがいるから「農家さんが見えるような」安心野菜が食べたい! と、千差万別に悩まされてしまうんですよね。 家族構成や生活スタイルに問わず注文できるよう、単品での注文ができるサイトもあります。 よければポチっとお願いします。 👍オススメ記事はこちら.
次のなぜミネストローネをストウブでつくるか? ミネストローネが最高に美味いのは、トマトのちょっとした酸味と旨み、そして他の野菜達とベーコンの甘みが加わり最高のハーモニーを奏でてくれるとこだと思ってます。 ですので、こいつを作るうえでポイントとなってくるのが、 「 トマトの旨み」と「野菜の甘み」を薄めることなく濃厚に仕上げる ということです。 せっかくの素材の旨みも薄まってしまうと、なんともしまらない味になってしまいますからね。 そこで出番となるのが、 ストウブをつかった無水調理! 余計な水を加えず、野菜から出る旨みを含んだ水分のみでスープを作るので、そりゃあ 濃厚にできあがります。 そしてほんと美味いんです。 トマトと野菜の旨みが体の芯までしみわたる。 想像するだけで最高ですね これを食べると無水調理でないミネストローネに見向きもしなくなる(プロの料理は知りません) 材料は、白菜?それともキャベツ? 基本的な材料は、トマトやベーコン、他の野菜だと思いますが、問題なのはキャベツを使うか白菜を使うかです。 普通ミネストローネといったらキャベツでしょ!という人が多いんじゃないかと想像しますが、うちは 白菜派です。 もちろんキャベツでも甘い味が出ますが、 白菜のとろとろ加減と絶妙な甘さが際立って、断然白菜派になってしまいました。 あとは、家にキャベツよりも白菜の方があることが多いので。 ですので今日紹介するレシピは「白菜」を使用しています。 が、白菜をキャベツに置き換えても問題なしです。 ストウブでつくる無水ミネストローネのレシピ では実際に、簡単激うま無水調理のミネストローネをつくっていきましょー 使用するストウブ鍋は、18cm以上がおすすめ。 というか18cmでギリギリです。
次の次に、ミネストローネをリゾットにリメイクする方法を紹介していこう。 鍋のなかにミネストローネを入れて軽く煮詰めたら、白米とチーズを鍋に投入してさらに煮込むだけで、本格的なリゾットへと早変わりする。 白米の代わりに押し麦や玄米などを混ぜるのもおすすめである。 ミネストローネを使ってリゾットを作る場合、一点注意しておきたいのがごはんの混ぜ方だ。 ごはんを投入したあとに、お玉などで混ぜすぎるとベチャベチャな食感のごはんに仕上がる可能性が高くなる。 ごはんを投入したあとは「混ぜすぎないこと」を意識しながら作ってみよう。 ちなみに、チーズの味をさらにもっと味わいたいという人は、できあがったリゾットにパルメザンチーズをかけるのもおすすめだ。 ミネストローネはトマト風味のスープカレーにリメイクすることも可能だ。 軽く煮詰めたミネストローネに、炒めた鶏のミンチ肉を加え、カレー粉やウスターソースなどで味を調えてから、ごはんと一緒に皿に盛りつければ完成である。 パルメザンチーズなどをトッピングするのもよいだろう。 ミネストローネにカレー粉を混ぜただけだと、トマトの酸味や甘みが目立つ甘口のスープカレーに仕上がるため、辛口のスープカレーが好みの人はホットガラムマサラやクミン、コリアンダーなどを混ぜて、辛さを調整するとよい。 また、具だくさんのスープカレーにしたい場合はレンコン、ズッキーニ、パプリカ、ダイコン、茹で卵などを加えると、さらに豪華になりおすすめだ。 最後にミネストローネをグラタンにリメイクする方法を紹介しよう。 ミネストローネを鍋に入れて煮詰めたあと、耐熱容器にミネストローネ、とけるチーズ、粉チーズを入れて、オーブンで10分ほど加熱すればグラタンの完成だ。 見栄えをさらによくしたい人は、パセリをトッピングするとよいだろう。 たまごが好きな人は、たまごも加えてからオーブンで加熱するのもおすすめだ。 ちなみに、ミネストローネを煮詰めずにそのままチーズとともに耐熱容器に入れて加熱した場合はスープグラタンに早変わりする。 つまり、グラタンを作りたい場合は、ミネストローネをしっかりと煮詰めてやや粘度のある状態にしてからオーブンで焼かないと、スープグラタンになってしまうため注意しよう。
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