自分でDIYで防犯カメラを設置するメリット・デメリット Amazonなど通販サイトでも本格的な防犯カメラのセットなどが売られているので、ご自分で防犯カメラの設置をする人も多いです。 DIYで防犯カメラを設置するときのメリット・デメリットについてまとめました。 自分でDIYで防犯カメラを設置するデメリットとは? まず自分で防犯カメラを設置するときのデメリットからです。 防犯カメラの設置するための技術が必要 防犯カメラは、ネットショッピングでも購入できるので自分で取り付けることも可能です。 ただし、モニターやそれと繋げるケーブル、映像をストックしておくハードディスクなどいろいろと接続しなければならない作業があります。 そのため。 電子機器の取り扱いに詳しくない場合は、実際に撮影録画できるまでに 「何をどうすれば良いのか」を調べなくてはいけません。 設置前の勉強やリサーチを十分行って、どこからどこまでの範囲を撮りたいのか、それに適応したカメラなのか、設置方法、カメラや録画きの取り扱いについて自分で把握しなくてはいけません。 防犯カメラの機器選定の知識 防犯カメラは種類・機能、屋外・屋内用があるので用途に応じた相応しい防犯カメラを選ばなくてはいけません。 用途が違うカメラだったり、適した取り付け方法じゃなかったことで、自分がイメージしていた映像と違がうことがありえます。 そうなれば、ふただび危険な思いをしてハシゴを使って高いところに登って取り付けし直しや調整をしなければならなくなります。 うっかり屋内用の防犯カメラを、家の外壁に取り付けたと思ったら雨が降って即故障なんていうこともありえます。 防犯カメラで「何をどう撮りたいのか」を前提に、数ある中から適した防犯カメラを選定するためにはこれもまた時間をかけてリサーチする必要があります。 電気工事が有資格者しかできない 本格的な防犯カメラの設置工事をする際には、壁を開けたり配線工事をしないといけません。 特に、配線工事は「電気工事」ですから、電気工事士の資格がないと自分では行ってはいけません。 電気配線は特に危険です。 家族や友人に電気工事士の仕事をしている人がいれば格安で配線工事をしてくれるかもしれませんが、知り合いにいないとなると 配線工事をしなくてもよい防犯カメラにしないと設置はできません。 防犯カメラの設置取り付け工事をするなら、電気工事士資格の有無をチェックしておきましょう。 自分でDIYで防犯カメラを設置するメリットとは? 次に自分でDIYで防犯カメラを設置するときのメリットです。 設置費用が機器配線費用しかかからない 設置費用の取り付け工賃分が丸々カットできることです。 取り付けるための時間は確かにかかりますが、お金を節約できるなら自分で行いたいという人も多く一番のメリットです。 工賃分で、設置する防犯カメラの台数を増やしたり、高機能カメラに変更するなど選択肢も増えます。 配線工事が不要な防犯カメラなら機器交換も簡単 配線工事不要な防犯カメラの場合は、比較的設置工事自体も簡単です。 そのために、機能に不満が出てきたり、新機種が発売されたら、簡単に機器の交換をすることができます。 業者に頼めば、その都度工賃や出張料もかかるので、付帯コストも節約できるんですね。 業者依頼で防犯カメラを設置するメリット・デメリット 業者へ依頼して防犯カメラを設置するときのメリット・デメリットについてまとめました。 業者依頼で防犯カメラを設置するデメリットとは? 先にデメリットを説明します。 工賃や出張料が別途必要になってくる 業者に防犯カメラの設置を依頼すると、設置費用や出張料がかかります。 工事の時間も指定されて拘束されます。 業者によれば保守管理料などランニングコストが発生する場合もあります。 信頼できる業者選びをする必要がある 自分で取り付ける場合には、防犯カメラや関連機器の選定や取り付け技術について調べなくてはいけません。 業者に依頼する場合には、 どこの業者に依頼したらよいのかなど、事前に信頼できる業者選びをしなければならない手間がかかります。 どちらにせよ、調べる時間や手間はかかってしまいますね。 業者依頼で防犯カメラを設置するメリットとは? 次にメリットについて説明します。 防犯設備士による設置提案を受けられる 防犯カメラの設置取り付け業者であれば、防犯設備士の有資格者がお客さんとの相談をやってくれます。 防犯設備士の営業が、自分の希望を考慮しつつ、現場に合わせて、この場所にはこんな防犯カメラが良いとか、場所や目的に合った設置方法をプランニングしてアドバイスしてくれるのです。 専門業者なので屋内用の防犯カメラを屋外に設置するような間違いも起こりません。 防犯カメラが捉える範囲なども適正に設置してくれて、チェックしたいポイントをしっかり捉えてチェックできる体制にはしてくれます。 危険な作業を自分で行わなくていい 自分でケーブルを繋げたりするイライラはないし、電子機器に詳しくなくても防犯カメラ設置が実現するのは安全です。 はしごを使って高いところに登って取り付けたりしていたら、落下して大怪我をする危険性もあるので、そのリスクを避けられるます。 まだ電気工事も可能ですから、配線工事や電源取りなどもでき、仕上がりもとっても綺麗になります。 壁開けも対応可能ですし、屋外用の防犯カメラの設置をしてもしっかりと防水処理を行ってくれるので抜け漏れなしです。 機器取扱の相談が可能 専門業者に設置してもらえれば、今後機器のトラブルがあってもすぐに電話して相談が可能です。 今まで経験したトラブルは、映像が映らない、マウス操作ができないなどありました。 基本的には、レコーダーの再起動で治ることがほとんどです。 ただ、治らない場合には、やはりトラブルシューティングして初期不良など判定してくれます。 そうすれば、保証内であれば、そのまま機器交換の手配をしてくれるので安心です。 自分で選んだ機器だと故障診断や保証の確認や交換手配、そして交換作業など自分で行わなくてなりませんが、業者に全部全部お任せできます! 新築住宅で防犯カメラを設置するなら断然業者依頼がおすすめ!その理由とは? 防犯カメラの設置をこれから家を建てようとしている段階で検討しているのなら、断然おすすめできるのは専門業者へ依頼することです。 配線工事を建物の電気工事と同時に行ってもらえる 配線工事を防犯カメラの業者から、建物の電気工事の業者へ指示書を送ってもらい、配線工事のみ行ってもらいます。 そうすれば、防犯カメラの工事の際に、壁明けをしたり配線を通す手間が無くなります。 配線の工事時間を節約できる 事前に配線工事ができていれば、防犯カメラの設置工事の時間は大きく短縮できます。 そうすれば、引っ越し後の設置工事であっても、防犯カメラの取り付けと調整のみが主な作業になり短時間で終わることになります。 立会いの時間を減らすことができますし、工事期間が短くなれば出張料も節約できるのでトータルでコスト削減ができますね。 見栄えが綺麗であること 何より、 防犯カメラの配線工事が建築最中に終わらせられるのでとっても見栄えが綺麗になります。 防犯カメラの台数が増えれば、その分レコーダー位置から様々な箇所へ配線を繋げる必要があります。 それを、竣工引渡し後に工事となると 壁に穴を開けて通す必要が出てきてしまいます。 それを、建築の電気配線工事と同時に行ってもらえれば、全て壁の裏側の家の配線と同じところを通って、断熱材への干渉やショートの心配を一切することのなく可能になります。 我が家のゼロキューブの建築途中の写真ですが、主だった配線は板に這わせているのではなく、穴を開けて通しているのがわかりますよね。 当然防犯カメラの配線も家の配線と一緒に張り巡らせているので、居室内に出っ張りなどが生まれませんし、配線が丸見えなんてこともなくなります。 配線を綺麗にまとめられるのは、新築戸建ての一番のメリットになります。 さいごに 以上、DIYと業者どっち?防犯カメラの設置工事おすすめ方法のメリット・デメリットでした。 防犯カメラの設置工事については選択肢がありますから自分にあった方法を選んでくださいね。 ただ、 これから家を建てようとしているのなら断然業者依頼がもっともおすすめできますよ! 新築戸建てに後から一切穴を開けずに防犯カメラを設置できますから、ショートや雨漏れの心配がないんです! 家族の安全のために防犯カメラの設置はおすすめですよ! 実際に新築戸建てに防犯カメラを設置してみたのでこちらのを合わせてご覧になってください。
次の自分でDIYで防犯カメラを設置するメリット・デメリット Amazonなど通販サイトでも本格的な防犯カメラのセットなどが売られているので、ご自分で防犯カメラの設置をする人も多いです。 DIYで防犯カメラを設置するときのメリット・デメリットについてまとめました。 自分でDIYで防犯カメラを設置するデメリットとは? まず自分で防犯カメラを設置するときのデメリットからです。 防犯カメラの設置するための技術が必要 防犯カメラは、ネットショッピングでも購入できるので自分で取り付けることも可能です。 ただし、モニターやそれと繋げるケーブル、映像をストックしておくハードディスクなどいろいろと接続しなければならない作業があります。 そのため。 電子機器の取り扱いに詳しくない場合は、実際に撮影録画できるまでに 「何をどうすれば良いのか」を調べなくてはいけません。 設置前の勉強やリサーチを十分行って、どこからどこまでの範囲を撮りたいのか、それに適応したカメラなのか、設置方法、カメラや録画きの取り扱いについて自分で把握しなくてはいけません。 防犯カメラの機器選定の知識 防犯カメラは種類・機能、屋外・屋内用があるので用途に応じた相応しい防犯カメラを選ばなくてはいけません。 用途が違うカメラだったり、適した取り付け方法じゃなかったことで、自分がイメージしていた映像と違がうことがありえます。 そうなれば、ふただび危険な思いをしてハシゴを使って高いところに登って取り付けし直しや調整をしなければならなくなります。 うっかり屋内用の防犯カメラを、家の外壁に取り付けたと思ったら雨が降って即故障なんていうこともありえます。 防犯カメラで「何をどう撮りたいのか」を前提に、数ある中から適した防犯カメラを選定するためにはこれもまた時間をかけてリサーチする必要があります。 電気工事が有資格者しかできない 本格的な防犯カメラの設置工事をする際には、壁を開けたり配線工事をしないといけません。 特に、配線工事は「電気工事」ですから、電気工事士の資格がないと自分では行ってはいけません。 電気配線は特に危険です。 家族や友人に電気工事士の仕事をしている人がいれば格安で配線工事をしてくれるかもしれませんが、知り合いにいないとなると 配線工事をしなくてもよい防犯カメラにしないと設置はできません。 防犯カメラの設置取り付け工事をするなら、電気工事士資格の有無をチェックしておきましょう。 自分でDIYで防犯カメラを設置するメリットとは? 次に自分でDIYで防犯カメラを設置するときのメリットです。 設置費用が機器配線費用しかかからない 設置費用の取り付け工賃分が丸々カットできることです。 取り付けるための時間は確かにかかりますが、お金を節約できるなら自分で行いたいという人も多く一番のメリットです。 工賃分で、設置する防犯カメラの台数を増やしたり、高機能カメラに変更するなど選択肢も増えます。 配線工事が不要な防犯カメラなら機器交換も簡単 配線工事不要な防犯カメラの場合は、比較的設置工事自体も簡単です。 そのために、機能に不満が出てきたり、新機種が発売されたら、簡単に機器の交換をすることができます。 業者に頼めば、その都度工賃や出張料もかかるので、付帯コストも節約できるんですね。 業者依頼で防犯カメラを設置するメリット・デメリット 業者へ依頼して防犯カメラを設置するときのメリット・デメリットについてまとめました。 業者依頼で防犯カメラを設置するデメリットとは? 先にデメリットを説明します。 工賃や出張料が別途必要になってくる 業者に防犯カメラの設置を依頼すると、設置費用や出張料がかかります。 工事の時間も指定されて拘束されます。 業者によれば保守管理料などランニングコストが発生する場合もあります。 信頼できる業者選びをする必要がある 自分で取り付ける場合には、防犯カメラや関連機器の選定や取り付け技術について調べなくてはいけません。 業者に依頼する場合には、 どこの業者に依頼したらよいのかなど、事前に信頼できる業者選びをしなければならない手間がかかります。 どちらにせよ、調べる時間や手間はかかってしまいますね。 業者依頼で防犯カメラを設置するメリットとは? 次にメリットについて説明します。 防犯設備士による設置提案を受けられる 防犯カメラの設置取り付け業者であれば、防犯設備士の有資格者がお客さんとの相談をやってくれます。 防犯設備士の営業が、自分の希望を考慮しつつ、現場に合わせて、この場所にはこんな防犯カメラが良いとか、場所や目的に合った設置方法をプランニングしてアドバイスしてくれるのです。 専門業者なので屋内用の防犯カメラを屋外に設置するような間違いも起こりません。 防犯カメラが捉える範囲なども適正に設置してくれて、チェックしたいポイントをしっかり捉えてチェックできる体制にはしてくれます。 危険な作業を自分で行わなくていい 自分でケーブルを繋げたりするイライラはないし、電子機器に詳しくなくても防犯カメラ設置が実現するのは安全です。 はしごを使って高いところに登って取り付けたりしていたら、落下して大怪我をする危険性もあるので、そのリスクを避けられるます。 まだ電気工事も可能ですから、配線工事や電源取りなどもでき、仕上がりもとっても綺麗になります。 壁開けも対応可能ですし、屋外用の防犯カメラの設置をしてもしっかりと防水処理を行ってくれるので抜け漏れなしです。 機器取扱の相談が可能 専門業者に設置してもらえれば、今後機器のトラブルがあってもすぐに電話して相談が可能です。 今まで経験したトラブルは、映像が映らない、マウス操作ができないなどありました。 基本的には、レコーダーの再起動で治ることがほとんどです。 ただ、治らない場合には、やはりトラブルシューティングして初期不良など判定してくれます。 そうすれば、保証内であれば、そのまま機器交換の手配をしてくれるので安心です。 自分で選んだ機器だと故障診断や保証の確認や交換手配、そして交換作業など自分で行わなくてなりませんが、業者に全部全部お任せできます! 新築住宅で防犯カメラを設置するなら断然業者依頼がおすすめ!その理由とは? 防犯カメラの設置をこれから家を建てようとしている段階で検討しているのなら、断然おすすめできるのは専門業者へ依頼することです。 配線工事を建物の電気工事と同時に行ってもらえる 配線工事を防犯カメラの業者から、建物の電気工事の業者へ指示書を送ってもらい、配線工事のみ行ってもらいます。 そうすれば、防犯カメラの工事の際に、壁明けをしたり配線を通す手間が無くなります。 配線の工事時間を節約できる 事前に配線工事ができていれば、防犯カメラの設置工事の時間は大きく短縮できます。 そうすれば、引っ越し後の設置工事であっても、防犯カメラの取り付けと調整のみが主な作業になり短時間で終わることになります。 立会いの時間を減らすことができますし、工事期間が短くなれば出張料も節約できるのでトータルでコスト削減ができますね。 見栄えが綺麗であること 何より、 防犯カメラの配線工事が建築最中に終わらせられるのでとっても見栄えが綺麗になります。 防犯カメラの台数が増えれば、その分レコーダー位置から様々な箇所へ配線を繋げる必要があります。 それを、竣工引渡し後に工事となると 壁に穴を開けて通す必要が出てきてしまいます。 それを、建築の電気配線工事と同時に行ってもらえれば、全て壁の裏側の家の配線と同じところを通って、断熱材への干渉やショートの心配を一切することのなく可能になります。 我が家のゼロキューブの建築途中の写真ですが、主だった配線は板に這わせているのではなく、穴を開けて通しているのがわかりますよね。 当然防犯カメラの配線も家の配線と一緒に張り巡らせているので、居室内に出っ張りなどが生まれませんし、配線が丸見えなんてこともなくなります。 配線を綺麗にまとめられるのは、新築戸建ての一番のメリットになります。 さいごに 以上、DIYと業者どっち?防犯カメラの設置工事おすすめ方法のメリット・デメリットでした。 防犯カメラの設置工事については選択肢がありますから自分にあった方法を選んでくださいね。 ただ、 これから家を建てようとしているのなら断然業者依頼がもっともおすすめできますよ! 新築戸建てに後から一切穴を開けずに防犯カメラを設置できますから、ショートや雨漏れの心配がないんです! 家族の安全のために防犯カメラの設置はおすすめですよ! 実際に新築戸建てに防犯カメラを設置してみたのでこちらのを合わせてご覧になってください。
次の防犯カメラというとコンビニやオフィスビルなどに設置され、そのシステムは高額であるとイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。 しかし最近では防犯カメラも低価格化が進み、家庭でも手が届く範囲で防犯カメラを設置することもできるようになってきました。 防犯カメラをうまく利用できれば外部からの侵入者の抑制や記録、あるいは離れたところから家の子どもやペットを見守ることも難しくありません。 ただ気になるのがその費用です。 現在手軽な価格のものから高価なものまで、さまざまな防犯カメラが販売されています。 防犯カメラの機種によって一体何が違うのか、よくわからないことも多いでしょう。 今回は防犯カメラの設置費用を中心に、自分で設置するときのポイントや注意点なども確認していきます。 家庭用防犯カメラの設置費用について 防犯カメラは店舗内や商店街での犯罪防止、オフィスビルでのセキュリティ向上などのために広く普及してきましたが、最近では住宅周辺に導入する家庭も増えています。 しかしここで気になってくるのが導入のための費用です。 防犯カメラを一般家庭に導入したい場合、どのくらいの費用を見積もっておけばいいのでしょうか。 防犯カメラの費用の中心は「防犯カメラ本体」「レコーダー」と、それらをつなぐ工事費用です。 今回はこれらの費用について、とくに防犯カメラ本体を「屋外用」「屋内用」に分けて見ていきましょう。 しかし屋外は同時に雨や風の影響を強く受けるため、防水などの対策が不可欠になってくるのです。 屋外用防犯カメラで注目するポイントは次の4つではないでしょうか。 ・防水性能(防じん性能含む) ・夜間暗視機能 ・センサー機能 ・無線機能 以下、それぞれのポイントについて詳しく見ていきます。 防水性能 防水については日本工業規格(JIS規格)による『保護等級』と、国際電気標準会議(IEC)による『IPX等級』の2種類が広く基準として使われています。 この2つの等級はほぼ同じものを示すため、違いについて意識する必要は小さいといえるでしょう。 このIPX等級で防犯カメラの防水面の特徴を見てみると次の通りになります。 なお、Xのところに防じん性能を表す1~6の数字が入る場合もあり、数字が大きいほど性能は高くなるので参考にしましょう。 IPX5……防滴型カメラ。 激しい雨に当たると内部に水が浸入するおそれがある。 IPX6……防雨型カメラ。 激しい雨であっても内部に水が浸入しない。 IPX7……完全防水カメラ。 ある程度の時間水につかった状態でも水は浸入しない。 最近の屋外設置用防犯カメラはIPX6程度の防水性が確保されている場合が多いですが、とくに防滴型カメラの場合は直接雨が当たらない場所に設置するなど注意が必要です。 なお、屋外用ではIPX6相当の防水性能が近年の主流のようです。 防犯カメラ ハウジング 屋外 防雨 型 カバー ロング タイプ アイボリー ブラケット セット 防水性能が不足している防犯カメラでも、カメラを格納・風雨を受ける「ハウジング」を利用することで屋外に設置することができます。 この場合、カメラの購入価格とは別に費用が必要となるので注意しましょう。 こうした屋外用ハウジングは4,000円から7,000円前後で販売されています。 通常より場所を取りますが、全体的な費用が抑えられる場合が多いでしょう。 夜間暗視機能 侵入者は夜間に出現することも少なくありません。 そのため防水性能だけでなく暗視機能についても確認してみましょう。 暗視機能は光の代わりに熱を捉える「赤外線暗視」が近年にいたるまで主流です。 またデジタルカメラで多用されるCMOSセンサーは可視光だけでなく赤外線も感知可能なため、夜間は赤外線を照射して反射を記録することができます。 1つのセンサーだけで昼間は可視光、夜間は赤外線と切り替えることもできるのです。 さらに近年の高性能なCMOSセンサーは、これまで感知できなかった弱いレベルの光にも対応できるようになってきました。 赤外線による映像はモノクロが中心となるため、光を捉えることによるカラーの画像は万が一侵入された際の映像確認時に役立つかもしれません。 そのため死角をカバーする防犯カメラであれば、画面内で動きがあったときのみに録画するセンサー機能を持った防犯カメラを選択するのがベストといえるでしょう。 ただしセンサー機能で動きや熱を感知した後の処理には多少の違いが出てきます。 感知とともに録画を開始する場合、録画が数秒遅れるものが多いです。 しかし最近ではドライブレコーダーのように常時録画処理を行い、センサーの感知から遡って記録する防犯カメラもあります。 こうした『スキップバック機能』に対応していると不審者などの映像も録画されやすく、侵入者特定には効果的といえるでしょう。 また、犯罪予防の観点からはセンサーライトと併用したり、センサーライト付きの防犯カメラを選んだりするのも有効かもしれません。 ・動き検知:6,000円前後~ ・センサーライト付:12,000円前後~ 無線機能 屋外で設置するにあたって最大の障害となるのが配線です。 屋外の防犯カメラからの映像を屋内まで取り込むには、壁に穴を開けてケーブルを通すことになる場合が少なくありません。 しかし近年では、Wi-Fiをはじめとした無線ネットワーク機能が充実して価格低下とともに安定した性能となり、防犯カメラにも利用される場合が多くなってきました。 無線で映像を屋内まで飛ばすことができれば配線の取り込み工事は不要となり、手軽に防犯カメラを利用することができます。 ただ家庭用に許可されている2. 4GHz帯や5GHz帯はほかにも多くの無線通信、さらには電子レンジなどにも利用されており、電波状況が不安定になる場合もあります。 また5GHz帯は屋内のみでの利用とされているため注意が必要です。 有線の場合は映像ケーブルが電源ケーブルを兼ねている場合もあり、無線タイプでは別途電源を確保する必要があるのもデメリットといえます。 家庭で屋内用防犯カメラは侵入防止や犯罪行為の記録というより、小さな子どもや赤ちゃん、それにペットなどを見守るために使用することが多いといえます。 この用途から考えれば、重要になるのは、次の2つのポイントです。 ・広角撮影機能 ・首振り機能 どちらも広い範囲を1つのカメラでカバーするのには重要な要素です。 小さな子どもやペットはあらゆるところを走り回るため、カメラの死角を少なくする必要があります。 この際、カメラのレンズを広角のものにすることで映像のゆがみが大きくなりますが、部屋の広い範囲をカバーすることが可能です。 また首振り機能はカメラを上下左右に動かすことで、カメラの撮影範囲外に出た場合でもしっかり追いかけることが可能です。 ハードディスク価格(3. またディスプレイとカメラがセットになり、レコーダー機能を兼ねているようなものもあります。 こうした防犯カメラの場合はSDカードで記録するタイプが多いですが、ハードディスクよりは容量が少ないため録画時間には注意しておきましょう。 設置工事費:40,000円前後~ 設置工事を業者に依頼する場合、機器とは別に費用が必要になってきます。 カメラ台数が多いほど1台当たりの設置工事費は安くなるものの、全体の工事費としては高額になるので注意しましょう。 ただし、防犯カメラは設置場所によって高所での工事、壁や天井への穴あけ、配線を通す工事、ケーブルの延長、配線管の新設など工事費用やかかる時間は大きく変わってきます。 見積もりを取り、高額な追加料金などが発生しないよう内容をしっかりと検討することが大切です。 自分で屋外に防犯カメラを設置する方法 防犯カメラの本体やレコーダーは一般にも販売されており、1台だけの設置であれば取り付けの負担も大きくはありません。 また最近ではWi-Fiを利用したものなど、設置が比較的容易なものも普及してきました。 ここでは防犯カメラ設置をDIYでおこなう際に必要な部材や設置方法について見ていきましょう。 防犯カメラ設置に必要な部材 防犯カメラ設置をDIYでおこなうためには、次のものを準備しておきましょう。 ・電源などの延長ケーブル ・取り付け自在蓋の付いた取付台 壁や天井に穴を開けずに設置したい場合、取付台をPPバンドや金属バンドなどで柱などに巻き付けそこに防犯カメラを固定することが可能です。 必要であれば用意しましょう。 屋外にコンセントがない場合の対処法 屋外にコンセントが設置されていない場合、対処方法は主に2つ考えられます。 ・屋内まで電源を伸ばして接続する ・屋外にコンセントを新設する コンセント新設などの電気配線に関わる工事については電気工事士の資格がなければおこなうことができません。 今回は工事をせず、屋内コンセントから電源を取る方法について考えてみましょう。 工事不要で電源ケーブルを通すためには、部屋の開口部である窓を利用するのが一番です。 しかしそのままケーブルを通してしまうと窓が閉まりきらない、ケーブルも破損しやすいとデメリットが大きくなります。 解決方法として、次のようなものを利用してみましょう。 世界で一番薄い0. 9mm 電源コード フラットコード こうしたシート状の電源延長コードを利用することで、窓サッシからコード類を通すことが容易になります。 LANケーブルなどについても同様のケーブルが市販されているため、屋外まで配線を伸ばす際には利用してみてはいかがでしょうか。 その他の方法としては、エアコンダクトの穴を利用することも考えられます。 防犯カメラの設置方法 では、設置方法を手順別に見ていきましょう。 ・設置場所を確認 まずは防犯カメラの設置場所を確認し、土台となる場所の強度が十分か、しっかりと固定できる部分はどこかなどを確認します。 ・配線部品の取り付け 配線配管やモールなど、ケーブルを通すルートに沿って設置します。 ケーブルの延長がある場合は接続部分がどこに当たるかもしっかりと確認しましょう。 ・カメラ本体の設置 屋外の防犯カメラはしっかりと固定する必要があるため、ねじ止めが必要な商品が多くなっています。 取り付け自在蓋なども利用しつつ、強風や雨などに耐えられるよう固定しましょう。 ・配線を通す、接続 固定した配線部品に必要な配管を通します。 防犯カメラによっては2種類以上の配線を通すことになるかもしれません。 DIYでおこなう場合は蓋を外して配線を通せるモールが利用しやすいでしょう。 ・映像チェック 配線がしっかりつながっているか、カメラが目的通り撮影できているかなどを一度確認しておきましょう。 ・防水処理 モールのつなぎ目など、雨が浸入する可能性のある場所はブチルテープやパテを使って防水処理をおこないましょう。 そのため個人情報などプライバシーの権利を尊重した設置・管理をおこなう必要が出てくるでしょう。 防犯カメラを設置するということは、そのカメラに映るものを記録しつづけることになります。 道路に向けた防犯カメラであればいつ、誰が、どちらへ通過したかが記録される可能性があります。 またカメラの撮影範囲に隣家があった場合、特定の個人が生活する様子を記録し続けることにもつながるのです。 そうなればそれは個人情報であり、場合によってはプライバシーの侵害にも当たるでしょう。 一方、こうした個人を特定する情報を保護する法律として『個人情報保護法』があります。 この法律との関係はどうでしょうか。 個人情報保護法で個人情報の収集及び利用目的の通知義務があるのは、事業で情報を取り扱う個人情報取扱事業者に限られます。 そのため、個人での防犯カメラ利用は個人情報保護法の対象外と考えられる場合が多いでしょう。 また防犯カメラの設置によって得られる個人情報にしても利用目的は防犯のためであることが明らかと考えられ、利用目的を明示する必要がないと考えられるのです。 ただ他人の私生活を記録し続けること、ましてやその情報を漏らすようなことは防犯目的以外の利用に当たり、プライバシー保護の観点からもふさわしくありません。 防犯カメラを設置する際には他人の家の中が映らないようにし、半年までを目途に必要以上に記録を残し続けないようにしましょう。 まとめ 防犯カメラ設置の費用はその性能に大きく左右されます。 設置に当たっては「どういう場所に設置するか」「どういった目的か」などの条件をしっかりと確認し、条件にあった製品を選ぶようにしましょう。 とくに費用を節約しようとし、その結果性能的に不十分となれば満足いく設置にはならないでしょう。 ただ防犯カメラの高性能化に当たり気になるのがプライバシーの権利です。 個人で使用するぶんには個人情報保護法などは対象外になることが多いですが、防犯という目的を超えないようカメラの向きや録画の保存期間などに気を付けることが大切になります。 不審者から身を守る取り組みが他人を傷つけることのないよう、しっかりと配慮しつつ防犯カメラを活用していきましょう。 防犯カメラ設置を依頼できる業者や料金 依頼できる業者や料金について、詳しくは「」の「」をご覧ください。
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