ジェイドが2020年8月に生産・販売終了 希少な6人乗りステーションワゴンが消滅 ジェイドが生産終了します。 時期は2020年8月で、後継モデルの予定はなく役割をコンパクトミニバンのフリードに引き継ぎます。 ジェイドは2013年に中国で販売され好調なセールスを記録、日本市場では2015年から発売されていますが、販売台数は振るわず苦戦していました。 ロールーフの3列シートで、3列目の座席は狭く使い物にならない、という声も聞こえていたため、2018年に中国市場で販売する2列5人乗りモデルを投入。 それでも販売台数は伸びず、生産終了になりました。 ジェイドが生産終了する前に噂されたフルモデルチェンジの噂 ジェイドは2020年に販売終了するまでに噂された新型モデルの情報や、廃止などの情報についてまとめています。 安全装備のホンダセンシングのアップデートや、次世代ハイブリッドシステムe:HEV搭載の噂など、期待されたジェイドのフルモデルチェンジについてです。 ジェイドのモデルチェンジ時期は2021年から2022年になると予想 ジェイドのフルモデルチェンジ時期は2021年から2022年になると予想 ジェイドは2013年に中国市場で発売しました。 日本市場には2015年に導入されていますが、モデル期間は2019年で6年を経過しています。 日本は世界の自動車市場と比較するとモデルチェンジ期間が短い傾向にありましたが、近年は輸入車並みにモデルチェンジ周期を長くとることが多くなりました。 人気車種のコンパクトSUVヴェゼルは2013年の登場で6年が経過、リッターカーの3代目フィットも2013年に登場して6年経過しています。 フィットは6年目にあたる2019年にモデルチェンジ予定ですが、同じく6年目にあたるジェイドはフィットのような人気車とは言えないため後回しにされると考えます。 ジェイドの販売台数 年度 2018年 2017年 2016年 2015年 1月 77台 229台 580台 — 2月 50台 222台 627台 2,789台 3月 12台 362台 1,166台 2,174台 4月 1台 129台 362台 681台 5月 614台 194台 413台 657台 6月 497台 136台 621台 1,097台 7月 492台 74台 392台 849台 8月 495台 115台 345台 739台 9月 785台 165台 1,039 1,253台 10月 532台 153台 329台 886台 11月 433台 135台 379台 851台 12月 297台 77台 267台 680台 合計 4,285台 1,991台 6,520台 12,656台 2015年に販売したジェイドの月販目標は3,000台でしたが、目標を超えた月は一度もありません。 2018年の5月にマイナーチェンジして、今まで6人乗り仕様しかなかったラインナップに5人乗り仕様を追加、月販目標を500台に設定しています。 販売台数を見るとハイブリッドセダンのグレイスと同等ですが、グレイスもモデルチェンジを行わずに5年が経過しているため、従来のモデルチェンジ周期に当てはめることはできないですが、2018年にマイナーチェンジしたことから、2年から3年ほど期間を空けた2021年から2022年頃がモデルチェンジ時期だと考えます。 ジェイドのモデルチェンジで注目されるのは2モーター式のスポーツハイブリッドe:HEVと進化したホンダセンシング(自動運転技術) 次期ジェイドにはCR-Vにも採用するスポーツハイブリッドi-MMDから、新型フィットに採用したe:HEVを搭載する可能性が高い ジェイドのフルモデルチェンジで注目するのは2モーター式のスポーツハイブリッドi-MMDから進化したe:HEVの搭載です。 2020年に発売した新型フィット、2020年から2021年にモデルチェンジの噂のある新型ヴェゼルにも搭載予定のハイブリッドシステムで、今後モデルチェンジ予定のジェイドを含めた殆どの車種はe:HEVを搭載すると考えます。 ジェイドは運動性能を武器にしており、日産のeパワーのような動力性能に優れたe:HEVと相性抜群です。 これにより運動性能だけでなく燃費性能も向上しさらに使い勝手が良くなるでしょう。 それともう一つ注目するのが安全装備のホンダセンシングの進化です。 単眼カメラとミリ波レーダーを使用するホンダセンシングは、トヨタのセーフティセンスと同等の安全技術です。 ホンダは2025年に自動運転レベル4(高速道路など特定の場所に限り完全自動運転)を確立することを明言しているため、ジェイドが2022年にフルモデルチェンジした場合は自動運転レベル3(高速道路など特定の場所に限り緊急時以外を自動運転)相当の安全装備や新技術を搭載するでしょう。 2019年5月に廃止されるという噂があったジェイドだが生産継続 ジェイドは6人乗れるステーションワゴンとしてデビュー、取り回しやすいサイズ感でファミリーユースに大人気になると思われました。 しかしジェイドの持つ3列シートの個性が原因で、3列シートを求める方はフリードやステップワゴンなどのミニバンへ、使い勝手を求める方はフィットやシャトルなどのコンパクトカーへ、中途半端な個性を持つジェイドはユーザーを取り込めずにいました。 2018年のマイナーチェンジで待望の5人乗り仕様を追加しましたが、月販目標を3,000台から500台に引き下げたことで、何とか月販目標をクリアすることも増えてきました。 しかし、販売台数が少なくとも明確なターゲットを持つ5ナンバーのハイブリッドセダン「グレイス」と違い、ジェイドの場合はフィットやシャトル、フリードなど替わりになる車があります。 そのため、売れ難いジェイドを継続せずに既存の売れ筋車種に顧客を流す方が良い、という判断を受けても不思議ではありません。 ジェイドの廃止時期は2019年5月という噂もありましたが、2020年の時点で廃止されていません。 日本では人気車種とは言えないジェイドも、中国市場では2016年以降に販売台数を伸ばしているため、このまま存続する可能性もあるでしょう。 7m 4. 9m 5. 2m 最低地上高 140mm 130mm 135mm 総排気量 1. 496L 1. 496L 1. 496L JC08モード燃費 24. かねてから販売台数は不振で、発売当初の月販目標を1度も達成できませんでした。 2018年に満を持して投入した中国専売だった5人乗り仕様を追加するも、月販目標500台を超えた月は発売初月と9月・10月のみ。 2018年12月には297台になり販売台数も下降していました。 ジェイドの先代モデルにあたるストリームはステーションワゴンの輝かしい歴史を作った名車と言われています。 その後継車として登場したジェイドが販売終了してホンダのコンパクトミニバンのフリードへバトンを繋ぎます。
次の同乗した彼の身長は180cmなので、さらに頭がハマる感じに! もっと厳しいのは床が驚くほど高いこと。 いわゆる体育館座りになってしまい、ヒザが2列目シートの背面に当たり、つま先の置き場所も穴のような形状。 そもそも3列目シートの背面からボディ最後尾までの距離がほとんどないため、追突されたようなときに危険だと考える(日本の法規に追突要件は無い)。 2列目シートはV字型に前後スライドするようになっており、前に出すと2つのシートの間隔が離れ、下げたらピッタリ寄り添うという微妙な動きになる。 大柄な男性で足を伸ばそうとすると……くっつく。 逆に前に出したらくっついて、下げたら離れる動きを選んだらよかった。 5リッターのハイブリッドというパワーユニットは「よく走る」と、これまた好評。 実際、フィットHVで問題になったギクシャク感が無くなり、普通に走ってくれる。 アクセルを床まで踏み込んで2秒はほとんど反応せず、そこから少しずつ加速感が増していき、3秒後にフル加速体制になるというイメージ。 ジェイドの試乗をするなら、この点だけは確認しておくことをすすめたい。 普通に走っている限り、こういった反応遅れがあることは全く気づかないと思う。 同業者はあまり書かないが……自動ブレーキは素晴らしい! 乗り心地やハンドリングは292万円(総支払額で330万円を超える)のクルマとして考えれば普通。 というか質感が低かったら誰も買わない。 一方、同業者があまり書かないのに「これは素晴らしい!」と思ったのが『ホンダ・センシング』と呼ばれる、車両だけで無く歩行者も検知する自動ブレーキ。 それ以上の速度でもフルブレーキしてくれるため、加害性を大幅に減らしてくれる。 このクラスではスバルと並んで最高性能だ。 ジェイドは中国だと「フィットの上級モデル」という位置付け。 8リッターエンジンを搭載し、フィットの40万円高くらいで販売している。 日本でもそういったクルマに仕立て、自動ブレーキ標準装備状態で200万円くらいの価格設定にしたら、きっとマーケットはあったと考えます。 ちなみにハイブリッドじゃないホンダのエンジンは素晴らしく燃費が良い。 最近マツダのエンジンが世界一という認識をみなさん持っているようだけれど、同じ1. 3リッターガソリンエンジン同士で比較(フィットとデミオ)したら、フィットが優性。 普通のエンジンも見直したらいい。 【最近の記事】 更新日:2015年02月26日.
次の英語で「翡翠(ひすい)」を意味するホンダ「ジェイド」(撮影:梅谷 秀司) ホンダが昨冬に新型車として投入した「ジェイド」。 3列シートで最大6人乗車を可能にしながらも、全高をタワーパーキング対応ギリギリといわれる1550mmよりもさらに低い1530mmに抑えたスタイリッシュなミニバンだ。 3・4代目「オデッセイ」(2003~2013年)と「ストリーム」(2000~2014年)の実質的な後継車といっていい存在で、個人的には最も「ホンダらしい」1台だと思っている。 現行オデッセイやステップワゴンなどの背の高いミニバンに対して「その居住スペース、本当に必要?」という反骨精神も見えるパッケージングは、ミニバンと言うより「3列シートのハッチバック」と表現したほうがいいかもしれない。 月販目標を一度もクリアしていない そんなジェイドだが、残念なことに売れていない。 月販目標台数3000台を2015年2月の発売以来一度も達成していないのだ。 それどころか、直近の販売台数は600~800台と、登場からわずか1年あまりとまだ目新しさが薄れていないはずにも関わらず3ケタクラブの常連になってしまっている。 東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧は ジェイドは、背の低さと居住性を両立させるために、低床プラットフォームを超える「超高密度低床プラットフォーム」を新たに採用。 薄型の燃料タンクや排気システムなど、メカニズムは「より薄く」「よりコンパクト」にレイアウトしている。 走りの部分もかなりこだわりを持っており、リアサスはホンダのセンタータンクレイアウトのモデル定番のトーションビーム式ではなく、低床・低重心化のためにダブルウィッシュボーン式を採用。 それも居住性のためにわざわざアッパーアームを湾曲させた専用品だ。 ボディも走りのレベルが高いと定評のある4代目オデッセイから振り20%、曲げ70%のボディ剛性アップも行なわれている。 実際に乗ると、ハンドリングは1. 5トン近い重量にも関わらずミニバンによくあるモッサリした感じではなく、スポーティハッチのようなキビキビ系。 確かにスポーティなハンドリングを備えているが、やりすぎていないのがいい。 そう、ホンダの昔のクルマで例えるならば、EKシビック(6代目)のタイプRではなく、スポーツモデルの「SiR」的な感じだ。
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