前作とは別物の映画になってた。 追加されたテル役の花澤香菜の演技力が凄かった。 前作ではバラバラだと思っていたセリフも、全て意味があったことに気づかされた。 劇場で観て欲しい。 といった意見がありました。 映画「 この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の評価は、 ストーリーや声優に関して 男性も女性も高評価でした。 前作が日本映画史上最長ロングラン上映をしていることもあり、新作としての評価が難しいかと思われましたが、 30分以上の追加シーンにより、新キャラの テル(声: 花澤香菜)や リン(声: 岩井七世)について掘り下げられ、主人公: 北條すず(声: のん)の心情が浮き彫りになったことで、完全に新作として受け入れられている印象でした。 その一方、 日記のように進行する物語が苦手という声も一定数ありました。 戦争のシーンやどんでん返し、謎解きや重大な事件等の盛り上がりを期待すると、拍子抜けするかもしれません。 また、年齢層で見ると 10代 〜70代の方まで 高評価の傾向にありました。 戦争映画でありながら、悲惨さや、戦争の怖さ、人間の醜さばかりを描いているわけではないので、どんな年齢層にも受け入れられたのだと考えられます。 また、普通の戦争映画と違って、直接的な残酷描写が少ない点も、若者に受け入れられている点なのかなと感じました。 コトリンゴさんの歌う「 悲しくてやりきれない」や、主題歌「 みぎてのうた」、エンディングテーマ「 たんぽぽ」の新バージョンも聴けるので、前作を観た方も、新たに描かれるいくつもの「世界の片隅」を覗いてみてください。 今回が初見の方は、前作を見ずに鑑賞することをオススメします^^ とても素敵な映画ですので、ぜひ劇場で「 この世界の(さらにいくつもの)片隅に」をご覧ください。 スポンサーリンク この世界のさらにいくつもの片隅に【映画】の評価は? 花澤香菜演じるテル『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』本編映像 さんから — ウッパラー naokiti666 1129日連続公開(2019年12月15日現在)という 日本映画史上最長のロングラン上映を記録している映画「 この世界の片隅に」(2016年)に、30分強の新たなシーンが加わり、続編でも完全版でもない新作として劇場公開されることとなった映画 「 この世界の(さらにいくつもの)片隅に」。 監督の 片渕須直さんは、公式ホームページで今作について下記のように語っています。 戦争しおってもセミは鳴く。 ちょうちょも飛ぶ。 そして、人には人生がある。 それが戦争中であっても。 明るくぼーっとした人のように見えるすずさんが 自分以外の「世界の片隅」と巡り合うとき、 すずさんの中にはどんな変化が生まれるのでしょうか。 すずさんの中にあったほんとうのものを見つけてください。 片渕須直 引用:この世界の(さらにいくつもの)片隅に公式ホームページ 前作は戦争時の日常を描いている印象でしたが、今作は 主人公: 北條すずさんの心の交流をクローズアップすることで、作品のより深いところまで一緒に入って感じることができるようになっているそうですよ^^ また、 今作初登場の 北條すずさんが遊郭で出会う女性: テルを演じる 花澤香菜さんは、下記のようにコメントしています。 観て…というより、すずさんを通してあの体験をしてからずっと大切にしていた作品だったので、参加できるなんて信じられませんでした。 原作を読みながら、自分なりにテルちゃんの描かれていない部分も想像して収録に臨ませていただきました。 さらに多くの方に観ていただけますように! 引用:アニメージュプラス 人気声優さんの参加ということもあり、とても楽しみですね^^ 実際に観た方の評価として、 花澤香菜さんの演技は テル役に合っていてとても素敵だったそうですよ。 そして、3年ぶりに 主人公: 北條すずを演じた のんさんは、 期間を置いてから同じ役に挑むことが初めてで、すごく緊張していました。 何度も前作を観たり、原作を読み返したり、新しいシーンに向かってどう解釈していこうかと悩みましたが、役を構築していくうちにすずさんの皮膚感がよみがえってきました。 引用:映画ナタリー と語っています。 また、内容について、 すごく複雑ですね。 リンさんがすずさんの中でこんなに大きな存在なんだと思えるシーンがたくさんあるんですよ。 彼女は、すずさんがお嫁入りしてきて、嫁の義務を果たすことで居場所を見つけようとする日々の中で、初めてすずさんに絵を描いてほしいと言ってくれた人物なんです。 自分がもともと持っていたものを認めてもらえた、ということをすずさんは心のよりどころにしていたんじゃないかと思います」と役の心情に思いを馳せる。 また「周作さんとの秘密を知ったとき、すずさんがどういう感情でいればいいのか戸惑っている気がしました。 それ以外にも、いろんな感情が入れ替わり立ち代わり出てくる場面が難しく、監督に演出をしていただきながら『こういうことか』と気付く部分もありました。 引用:映画ナタリー と苦労した点を振り返っていました。 映画 「 この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、30分以上の新規映像が加わったことで、159分というとても長い映画となりました。 その長さを感じさせない魅力がたっぷり詰まっています。 年齢や自分自身が置かれている環境、戦争に対する認識の違いによっても、感じ方が分かれる作品だと思っています。 戦争映画は、良い評価をしなければいけないとか、難しく考えなければいけないとか、悲惨さを感じなければいけないとか、堅苦しいことは考えずに、気楽に観るのが一番良いかなと個人的には思います。 ぜひ、前作を観た方も観てない方も、ぜひ映画館で 「 この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を楽しんでくださいね^^ スポンサーリンク この世界のさらにいくつもの片隅に の評判や評価は?まとめ 🌸サイン入りポスター掲出中🌸 『この世界の さらにいくつもの 片隅に』 広島の にて、 監督と、 さんの サイン入りポスターが掲出されております。 劇中にも建物が登場する、 にとって とても大切な場所です。 前作が日本映画史上最長ロングラン上映をしていることもあり、新作としての評価が難しいかと思われましたが、 30分以上の追加シーンにより、新キャラの テル(声: 花澤香菜)や リン(声: 岩井七世)について掘り下げられ、主人公: 北條すず(声: のん)の心情が浮き彫りになったことで、完全に新作として受け入れられている印象でした。 また、年齢層で見ると 10代 〜70代の方まで 高評価の傾向にありました。 低評価の意見としては、 日記のように進行する物語が苦手という声もありました。 前作を観た方も観てない方も、新作として映画 「 この世界の(さらにいくつもの)片隅に」をご覧ください^^ 映画 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」 は、2019年12月20日(金)から公開です。
次の大人気、ロングラン上映中の、映画「この世界の片隅に」ですが、2018年12月に「この世界の(あさらにいくつもの)片隅に」になって公開が決定したと、7月25日に発表になりました。 【特報&ティザービジュアル解禁】 皆さまに支えられ、2016年11月12日から1日も途切れることなく上映が続いている映画『』。 本作に新規場面を追加したもう一本の映画が、今年12月に公開決定しました。 タイトルは 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』です。 この世界の(さらにいくつもの)片隅にとは この世界の(さらにいくつもの)片隅にとは、2016年11月からロングラン公演している、映画「この世界の片隅に」 約30分ほどの新カットが追加になった作品です。 追加された内容は・・・ すずさんとリンさんの交流を描く昭和19年秋と昭和20年冬~春のエピソードや、すみちゃんを案じながら迎える20年9月の枕崎台風などが追加されます。 追加される部分は、リンさんとの交流と、すみちゃんを案じる台風と言う事ですね。 遊郭の 遊女のリンさんと、 妹のすみちゃんですね。 たくさんの新規場面が加わることで、主人公すずさんだけではない「さらにいくつもの人生」が描かれ、すずさんたちの心の奥底で揺れ動く複雑な想い、も描き出されます。 より大人な印象となるすずさんにも、また劇場に会いに来ていただけると嬉しいです 【この世界の(さらにいくつもの)片隅に】のタイトル通り、色々な人々のの生きざまで、揺れ動く主人公のすずさんを見れそうですね。 この世界の(さらにいくつもの)片隅に・評判 「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は 片渕監督が予算の都合で会議室のテーブルにこぶし大の穴をあけるぐらい悔しい思いでカットしたエピソードが復活した映画です。 — 新垣亘洋 wataruhiro テーブルにこぶし大の穴をあけるぐらい悔しい想いでカットしたエピソードが復活! 私はリンさんのくだりがこの漫画で一番好きだったので、本編でカットされたときには本当に悲しかった……だからすごく嬉しい!製作者の皆さま、ありがとうございます!リンさんパートの追加ですずや周作のイメージもまたさらに奥深いものに変わるんじゃないかな。 映画でもじっくり見れるとなると嬉しいですね。 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 ねえ、すごくないですか?このタイトル😭 細かな説明がなくても、片渕監督が何を大切に描きだそうとしているのかがわかる。。 — さっさん sassan888 確かに、タイトルだけで充分表現していますよね。
次のネタバレ! クリックして本文を読む 2016年に賞レースを席巻したこの世界の片隅にの「長尺版」いくつもの片隅に。 東京映画祭の先行上映で観てきました。 未完成版です。 加筆します。 東京映画祭版から再修正された場面もありました。 こだわりたるや、見事です。 ……胸が痛い。 登場人物が皆、善良と言われていた前作この世界の片隅に、しかし、 すずさんは意外と勘が鋭く、人並み、またはそれ以上に嫉妬深く、主人の過去カノにプレゼントを突き返す強さがありました。 その優しい主人は遊郭の女に入れあげた過去があり、 人が良さそうな叔母は人前でズケズケと配慮のない言葉を並べ… 前作では見られなかった人の心の複雑さ、ややこしさを感じる場面がところどころに追加されています。 さらに描かれる5つの「死」 主人公のひとり、りんさんは理解ある友人、大人なようで、それは実は諦めが達観に繋がっているだけで、これがまた観ていて辛い。 彼女は言葉通り女街を出る事なく空襲で命を落とし、彼女の同僚ですずさんに口紅を託したテルは呆気なく病で死に、最愛の妹は父母の死と、自らの死と必死に向き合い、知多さんはすずさんの想いを目の当たりにしたことが命取りに。 そして慕ってくれた姪も。。 脆い、あまりに弱い彼女たちの毎日の暮らし。 それでも時に笑顔溢れる暮らし。 ささやかな日々、それらいくつもの片隅が、べったりと真っ黒に、戦争に塗りつぶされていく。 前作で、私はりんさんもすみちゃんもきっと生きていると考えていました。 しかし、いくつもの片隅にを観た後はそうは思えなかった。 きっと、彼女たちは皆死んだ。 戦争に殺された。 義理の姉との関係に特化されていたこの世界の片隅に、とは違い、りん、テルらの物語も交えた多層的な物語に生まれ変わりました。 それがややこしく、テンポが悪く感じる方もいると思います。 一度観て整理できなかったら原作を一読頂ければと思います。 いくつもの痛み、苦味、辛さ。 そしてだからこその人の美しさ。 こちらもまた傑作。 この世界の片隅にとは別の作品としておすすめします。
次の