お腹の 上の方がチクチク痛い時は、 胃腸等の内臓系の異常が疑われます。 胃の痛みはストレスが原因とも言われますよね。 ストレスを感じることで、胃腸に負担のかかるような生活習慣をしているのかもしれません。 まずは、今の生活を振り返ってみましょう。 お腹の 下の方にチクチクと痛みがあるときは、 虫垂炎・腸炎・潰瘍性大腸炎など大腸系の病気が心配です。 どちらも、 生活を改善することで慢性化するのを防ぐことができます。 痛みが長く続いたり、原因が気になる人は一度きちんと病院で調べてくださいね。 でも、すぐに病院に行けない場合は特に、なんとか原因と対処法を見つけ、少しでも痛みを和らげたいものです。 そこで次からは、場所別にお腹の痛みの原因と対策法をご紹介していきます。 痛む部位によっては絶対にやってはいけないこともありますので、今まさに腹痛に悩まされている方は必見です。 おへその周り(内側・外側)が痛い原因や対処法は? おへその内側の場合 おへその内側が痛い時は、ストレスが主な原因といえます。 仕事や育児だけでなく、環境の変化や温度差でも知らない間に、体はストレスを溜めてしまいます。 なかなかゆっくり休めないのが現状かと思いますが、症状が重くなる前に、 プチ断食などで胃腸を休めるのも良いかもしれません。 おへその外側の場合 おへその外側が痛い時の原因のほとんどは、 おへそに固まった 垢が直接痛みに関係している場合です。 自分で見て分かるようなら、コットンや綿棒を湿らせて優しくおへその掃除をしてあげましょう。 植物性のオイルを使ってケアすると、垢が取れやすいですよ。 Sponsored Link お腹のおへそ部分や真ん中辺りが痛い原因や対処法は? お腹のおへそ部分や真ん中あたりがチクチク痛む場合、 まずは食べすぎや飲みすぎを疑いましょう。 ストレスや室内外の温度差が激しい環境でも、自律神経が乱れてお腹が痛むことがありますよ。 ほかに考えられる疾患としては、 虫垂炎(一般的には盲腸)や急性小腸炎、急性大腸炎、潰瘍性大腸炎などの腸の疾患があります。 サルモネラ菌やノロウイルスなどの食中毒や、魚介類に潜む寄生虫が原因のアニサキス症でもお腹の真ん中あたりが痛みますが、激しい腹痛であることがほとんどです。 また、腎結石や尿管結石の可能性もあり、尿管結石は冷や汗をかくような激しい腹痛ですが、腎結石は鈍痛が生じます。 対処方法 暴飲暴食や自律神経の乱れに心当たりがある場合は、 胃を休めるような食事をとったり、 自律神経を整えるストレッチをしたりなどがおすすめです。 また、夏など室内外での温度差が激しい時期には特に、 室内で体を過度に冷やさないように工夫をすると腹痛を予防できますよ。 ただし、 上記の原因に心当たりがなくお腹の真ん中が痛む場合には注意が必要です。 お腹が痛むときはお腹を温めてしまいがちですが、 虫垂炎の場合には逆効果になり、痛みが増す原因となってしまいます。 はっきりとした心当たりがない場合は自己判断せず、薬局で薬剤師に相談をしたり、病院にかかったりしたほうが良いでしょう。 お腹の左側と右側では、原因が違うの?両方痛い時の原因は? お腹の右側が痛い時の原因は? お腹の右側が痛い時の原因は、いくつかあげられます。 また、 女性の場合は、排卵痛や生理痛、もしくは妊娠初期症状としてお腹の左側がチクチク痛むこともあります。 子宮内膜症や卵管炎、子宮がんなどが痛みの原因となっている場合もありますので、痛みの経過を確認しておきましょう。 お腹の左側が痛い時の対処方法 男性の場合、お腹の左側がチクチク痛む場合にはすぐに病院で診てもらうのが安心です。 女性で自分の月経周期を把握している方の場合は、排卵期や生理前・生理中の痛みだとだいたいの予想がつきますよね。 お腹をあたためたり、あたたかい飲み物を飲んだりすると痛みが和らぐことがありますよ。 しかし、妊娠の可能性がある方や痛みが続く場合には、男性と同じく必ず病院で診てもらいましょう。 両方が痛い時の原因は? 卵巣は左右両方にあるので、どちらに痛みがある場合でも、 卵巣出血・嚢腫・卵管炎の可能性があります。 病気ではないのですが、排卵時にチクチク痛みを伴う場合もあります。 人によっては激痛の時もあるようなので、 調べてみても子宮に異常がなかったら、 排卵痛かもしれません。 お腹全体が痛い原因は? ほかに、お腹の全体が痛い場合の原因として 便秘があります。 便秘に悩まされている人は、多いのではないでしょうか。 慢性化してしまえば、すぐに改善するのは難しいですよね。 悪玉菌がお腹に溜まった状態が続くと痛みの原因になります。 生活のリズムや食事で、腸の中を整えましょう。 痛みの対処だけでなく、 腸がきれいになると肌も生き生きしてきます。 無理せず良いリズムを続けて改善しましょうね。 お腹の下腹部がチクチク痛む原因や対処法は? お腹の下腹部がチクチク痛む場合には、 便秘や下痢が原因であることが多いです。 精神的ストレスや過労によっておこる痙攣性便秘が原因のこともありますが、その場合は下腹部が強く痛みます。 また、 下腹部痛のほかに頻尿や残尿感をともなうときは、前立腺炎や膀胱炎などの可能性がありますよ。 対処方法 便秘や下痢の場合には、 市販の便秘薬や整腸薬、マッサージが効果的です。 ただし、同じ食生活では便秘を繰り返してしまうことになりますので、食習慣を見直して便秘になりにくい体作りを意識して過ごしましょう。 下腹部がチクチク痛むのに便秘や下痢ではない場合には、ほかの疾患にかかっている可能性がありますので、 必ず病院で診てもらいましょう。 お腹がチクチク痛い時の対処法は? お腹がチクチク痛い時は、 食生活や生活習慣の改善に努めましょう。 甘いものや冷たいものを取りすぎてはいませんか? 糖分以外にも、パンや麺類など、 小麦粉の取りすぎは体を冷やしてしまいます。 普段、料理に白砂糖を使っているなら、 オリゴ糖や きび砂糖に変えるだけでも、糖を減らすことはできますよ。 痛みと共に下痢の症状があるなら、暑い季節ですが痛みがなくなってもジュースやアイスクリームなど、しばらく食べるのは控えましょうね。 食事も八分目で抑えて、温かいものやたんぱく質を多く取るように心がけてください。 身体を冷やさない 冷房で体が冷えると、胃腸の機能が低下してしまいます。 冷房の効いた部屋で過ごすときも、 足首や腰は冷やさないように心がけましょう。 普段の過ごし方を改善することで、お腹がチクチク痛むのも予防することができます。 それでも痛みが頻繁だったり下痢や熱などの症状があるなら、病院で診察してもらってくださいね。 いろいろと対策をしてみても治らない場合は、病気を想像して不安が増してしまうものです。 ここでは可能性をご紹介することしかできませんので、痛みが続くようならばできるだけ早く病院で診てもらってくださいね!.
次のSponsored Link お腹と腰が痛い時はなんなの? 腰痛は腰に何らかの負担がかかってしまった事が考えられますし、腹痛も胃腸の不都合など単体の理由がありますよね。 腹痛を感じる位置にある腰と関連のある臓器に障害が引き起こされている事が考えられます。 同時に腹痛と腰痛が起こる場合は、身体に何らかの病気が潜んでいる事も考えられます。 以下に腹痛と腰痛を引き起こす病気を具体的に見ていきますが、多くの種類の病気が挙げられます。 また、同時にそれぞれの痛みが偶然に引き起こされている事も考えられます。 Sponsored Link 何か考えられる病気はある? 腰痛と腹痛が同時に引き起こされるには以下の病気があります。 潰瘍・胃炎 胃と十二指腸の潰瘍の場合は、腰痛と腹痛が起こる場合があります。 一般的に潰瘍や胃炎での腹痛は、みぞおちの辺りで痛みが起こりやすいです。 ただし、潰瘍でなくともみぞおちに腹痛を感じる方もいらっしゃいます。 心筋梗塞 心筋梗塞と言えば、胸に強い痛みを引き起こしますが、腰痛と腹痛を同時に引き起こす場合もあります。 腰痛の方が強く痛む場合もあるので、人によってはなかなか心筋梗塞である事に気づきにくい場合も多いようです。 心臓と腰の神経経路が同じ個所にある神経幹を通っているので腰痛が引き起こされるようです。 腹痛は胸の痛みにたどり着くまでの痛みの過程として生じることがあるようです。 中垂炎 盲腸の事も指します。 お臍の周りから右下腹部に痛みを訴える際に同時に腰痛も引き起こされることがあります。 胆嚢周辺の病気 胆嚢に問題が起こっている場合は、腰痛や右の脇腹に痛みを感じます。 考えられる病気としては、胆石や胆嚢に関わる炎症、肝臓の障害など恐ろしい病気が潜んでいる事も考えられます。 泌尿器や大腸周辺の腸臓器 泌尿器系の臓器の痛みは腰にも神経を通り伝わる可能性が大きいです。 具体的に泌尿器系や腸の炎症や腫瘍、膀胱結石や膀胱炎、さらに女性に多いのが子宮や卵巣、卵管などの病気を疑われます。 腎臓や直腸 腎臓や直腸に問題がある場合には、左下腹部に痛みを感じることが多いです。 腎臓に問題がある場合は、腹痛があまりないのにもかかわらず腰痛が酷い場合が多いので体の不調に気づきにくいと言われています。 腰が重くて痛い場合は? 背中から腰にかけて重い、痛いなどの症状を引き起こす場合は、内臓の病気が考えられます。 体の後ろ側にある後腹膜という臓器の周辺である十二指腸や膵臓、腎臓などに異常が起こる事で、背中や腰に重い痛みが起こりやすいです。 出典:遠隔画像診断. 後腹膜はお腹の外の部分にあるので異常が起こる場合には背中や腰に痛みが起こりやすいです。 代表的な病気として、腎盂腎炎は腎臓が後腹膜にあるので背中から腰に痛みが起こりやすいです。 また、子宮内膜症の場合も下腹部のみならず腰にも重い痛みを引き起こすことで有名です。 これらの病気が考えられるので腰があまりにも重くて痛みを訴える場合は、是非医療機関を受診してください。 まとめ ここまで御覧になりいかがでしたでしょうか。 腹痛と腰痛が同時に引き起こされる場合は、単体の痛みももちろん考えられますが、風痛と腰痛を引き起こす重大な病気を抱えている可能性もあります。 それらの重大な病気はなかなか、腰痛とは関連がならさそうに見えますが、腰痛を臓器の近さからそのような痛みが生じることがあります。 また、腰の重い痛みもただのひどい腰痛ではなく内臓に疾患がある可能性もあります。 長引くひどい腰痛の場合は、医療機関を受診し内臓の病気がないか確認してもらう事も大切です。 Sponsored Link•
次の明らかに食欲はなく、元気もなさそうです。 実は、4月から保育園の園舎が変わり、通い慣れた場所とは別のところに通い始めたばかりでした。 クラスが合同になって、子どもの数は倍に。 担任の先生も、看護師や調理師の職員も、教室も遊ぶおもちゃもすべて変わりました。 当初は緊張していたものの、2週間ほどたち新しい友達もできて、元気に通っているように見えた、そのやさきでした。 しばらく様子を見ていましたが、「おなかが痛い」と繰り返します。 夕飯に出した大好きなカレーライスも残してしまい、自分からベッドに行って寝てしまいました。 ネット上でも話題になっています。 「新学期になって、『お腹が痛い』という新小1や新幼稚園児が増えています。 その痛みは本物です。 『痛いね、辛いね』と共感してください」 この投稿に8000件を超えるリツイートがありました。 「自分も子どものとき、お母さんに『お腹痛いから無理しないで休もうね』って言われてすごく救われました」 「『嫌だ』という子のほとんどは保育園などが嫌なのではない。 家庭の居心地の良さを求めている子が多い」などなど。 <ストレスも、食事の変化も> なぜ、この時期に腹痛が起きるのか。 「新しい環境へのストレス、また食べ慣れた家庭での食事から給食に切り替わるような変化で腹痛となることがあります」 腸内の免疫の働きに詳しい、理化学研究所・生命医科学研究センターのチームリーダー、大野博司さんの話です。 大野博司さん ポイントは胃酸の分泌や腸内細菌の状態。 慣れない環境での生活が続くことでストレスがたまったり、また食事がこれまでと変わったりすることで、胃酸の分泌量が増えて粘膜を傷つけたり、腸内細菌のバランスが崩れたりすることがあるそうです。 こうした状態が一時的な腹痛や下痢を引き起こすことがあり、体が環境に適応していくと治るケースが多いと話していました。 「特にストレスは胃潰瘍など、胃腸の異変を来すことは動物実験でも証明されています」 「小さな子どもでもストレスがおなかに影響する、それは肝に銘じてほしいです」 <子どもは表現できない> 子どもは、ほかにも不安を抱えていると指摘する専門家もいます。 養護教諭を務めた経験があるNPO法人「子育てひろばほわほわ」の顧問、永瀬春美さんにも話をきいてみました。 そのうえで慣れない新生活に加え、「不安な気持ちを表現できないこと」、それが重なって腹痛の症状が出ることがあるとみています。 <わかってもらえないジレンマ> 「表現できない」とは例えば次のようなケースです。 「日頃の親子関係の中で、子どもに『そんなこと言わないの』とか『平気、平気』などといって、不安な気持ちをうまく感じ取ってあげられないことがあります」 「すると、子どもは自分の気持ちが否定されたと感じます。 新生活の不安にそのジレンマが加わって、腹痛を引き起こしていることもあるという指摘です。 「『不安だよね』『何に困っているの?』といった言葉で、子ども本位になって不安な気持ちを認めてあげることです」 「不安を子どもひとりに抱え込ませないこと。 親が寄り添っているという姿勢を示すだけで、安心して症状が緩和されることもあるんです」 <完璧な子育てはない> 慣れない新生活、表現できない不安、それに加えてもう一つ、永瀬さんが不安に思っていることがあります。 「学校や保育園を、自分の子育てがいいのか悪いのかを、評価される場所のように感じてしまう人がいます」 「例えば子どもが保育園や学校になじめないでいると、『自分の育児は失敗したのではないか』そう思ってしまう。 それは強いストレスになり、小さな子どもも敏感にそれを感じとります。 「完璧でなくても子どもは自分の力で成長していくので、信じてあげることも必要です。 子どもは親を見てまねをするので、まずは、自分が思っていることをちゃんと言葉にして伝えていくことを心がけてほしい」 <ごめんね> 「おなかが痛い」と言っていた娘。 夜中になると体が熱っぽくなり、計ると38度の熱がありました。 翌日に行った病院での診断は、「胃腸炎の典型的な症状」。 思えば新年度、仕事が忙しくなった時、「保育園で頑張ろうね」と娘に何回も言い聞かせるように声をかけていました。 新しい環境で緊張しても、なかなか親に甘えられなかったのかもしれません。 「おなか痛い」は、単なる胃腸炎でなく、そんな娘のメッセージでもあったのでしょうか。 仕事を少し休んで一緒にいる時間を増やしました。 「おなかが痛いの」から10日。 娘はすっかり元気になり「新しいお友達の名前、ぜーんぶ覚えたよ!」と張り切って、いま、保育園に通っています。 投稿者:戸田 有紀 投稿時間:14時56分.
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