肌襦袢 たたみ 方。 着物の長襦袢は大切!なしの場合や着方・畳み方・サイズ・お手入れについて

長襦袢のたたみ方を写真でわかりやすく解説!半衿のお洗濯もご一緒に|YOURMYSTAR STYLE by ユアマイスター

肌襦袢 たたみ 方

わたしたちにとってちょっと特別な衣装、着物。 大切な節目である成人式や結婚式も、普段の生活も、華やかに彩ってくれる存在ですよね。 そんな着物を着るときに欠かせない存在、なんだかわかりますか? それは、 長襦袢(ながじゅばん)です。 着物を着るときには、かならず必要な長襦袢。 着物のベースとなる大切な存在ですが、あなたは正しいたたみ方を知っていますか? 着物のたたみ方は知っているけど、長襦袢はあまり気にしたことがなかった、という方も多いはず。 今回は、長襦袢のたたみ方はもちろん、しまう前に確認してほしいことや、長襦袢につけて着る半衿(はんえり)のお手入れ方法についても解説していきます。 長襦袢は、 着た後のアフターケアがとっても大切です! 着終わったら、次の4つの手順でアフターケアをしてください。 ・ 湿気をとる ・ 汚れのチェック ・ 半衿を外す ・ 洗濯する Step1. 湿気をとる 長襦袢を着た後一番にしてほしいのは、湿気をとること! 長襦袢も着物と同じように、 湿気が大敵です。 カビさせたくないですもんね。 ハンガーにかける 長襦袢を広げて、着物用ハンガーにかけておきます。 干す 直射日光が当たらず、電気を消した風通しの良い部屋で、 1~2日干しておきましょう。 Step2. 汚れのチェック お手持ちの長襦袢にシミなどの汚れはついていませんか? 長襦袢で汚れがつきやすいのは裾の部分なので、重点的に確認しましょう。 シミは時間がたつほど落としにくくなってしまうので、そのままにしておくと落とせなくなってしまいます! クリーニング屋さんにお願いしたり、ついたばかりのシミは水洗いをしたりして、きちんと処理をしておきましょう。 Step3. 半衿を外す 長襦袢をご家庭で洗濯する場合には、まず半衿を外す必要があります。 長襦袢と半衿ではお洗濯の方法が違うので、きちんと別にしてから洗ってくださいね。 長襦袢だけでなく、 半衿もお洗濯が必要です。 そのときにはキレイに見えてそのままにしておいて良さそうな気がしてしまいますが、洗わずにしまうと汗ジミや衿垢などが 茶色く変色してきてしまうことも・・・ 半衿のお洗濯の仕方は、 長襦袢のたたみ方の後に解説しているので、そちらを参考にしてください。 POINT 半衿を外すときには、生地がつるのを防ぐために、縫い糸は引っ張らずに、 細かく糸を切って外してくださいね! Step4. 洗濯する 長襦袢にシミなどの汚れがなかった場合でも、汗をかいていたものをそのままにしておくと変色してしまうことがあるんです。 だからしまう前には、一度 お洗濯をしておきたいもの。 こちらの記事「」に長襦袢の洗濯の方法が書いてあるので、チェックしてくださいね。 長襦袢は、前身頃(まえみごろ)と後身頃(うしろみごろ)を縫い合わせてありますよね。 その縫い目が長襦袢の脇のところにあり、それを脇線といいます。 長襦袢を置く 長襦袢を、頭の方が左、裾(すそ)が右になるようにして、きれいにのばした状態で自分の前に置いてください。 脇線に沿って折る まずはじめに自分から見て手前側にある前身頃を、脇線(わきせん)で折りこんでください。 次に、自分から見て奥側にある前身頃を、脇線で折りこみます。 正しく折ることができていれば、3枚目の画像のように、長襦袢を着ているときのように前身頃が重なっているはずです。 手前側にある袖(そで)と身頃を折り、袖を折り返す まずは、 手前側にある袖と身頃から折っていきます。 このとき、手前側の脇線が身頃の中心にくるように、奥側に向かって折りましょう。 1枚目の画像で、 ピンクの点線が水色の点線に重なるようにします。 そして、手前側の袖を、袖の手を出す方の端が折り目から少し内側になるように、手前側に向かって折り返します。 3枚目の画像で、 緑の点線どうしを重ねるようなイメージです! 正しく折ることができていれば、4枚目の画像のように、三つ折りのようになっているはずです。 奥側の袖と身頃を折り、袖を折り返す 次は、 奥側の袖と身頃を、手順3と同じように折っていきます。 奥側の脇線が身頃の中心にくるように、手前側に向かって折ります。 1枚目の画像のように、 ピンクの点線を水色の点線に重ねます。 そして、奥側の袖を、袖の手を出す方の端が折り目から少し内側になるように、奥側に向かって折り返します。 今回も手順3と同じように、2枚目の画像で 緑の点線どうしを重ねるイメージです! 5. 整える 写真のように折れていることを確認したら、シワを伸ばし、キレイな状態にします。 三つ折りにする たたんだ長襦袢を、 三つ折りにします。 POINT 三つ折りにするときは、まずはじめに 裾を、たたまれて内側に入っている「袖の端よりも右側の位置」を目安に、1度折ります。 それから二つに折るようにしてみてください。 思わず見とれちゃいます。 着物姿を彩ってくれる半衿も、できることならその鮮やかさを保っておきたいもの。 半衿をご家庭でお洗濯する場合は、必ず 長襦袢から外して別々にお手入れしてください。 ・ 正絹(しょうけん)の半衿 ・ ポリエステル・木綿の半衿 絹が100%の素材である正絹、またはポリエステル・木綿の半衿で、さらに先にご紹介した洗濯できない半衿の特徴に当てはまらない半衿は、ご家庭で洗濯することができます! 正絹の半衿か、ポリエステル・木綿の半衿かによって 洗い方は異なるので、別々にご紹介していきますね。 具体的な手入れ方法 それでは洗濯へ移る前に、日頃から行える 半衿のお手入れ方法です。 一見汚れていないように見えても、汗シミなどは 時間が経つと目に見えるもの。 いざ取り出した時に、目立っていたりするものです。 洗濯まではいかないまでも、少しのお手入れで解決できるかも。 そんな場合に 役立ててほしいテクニックですので、ぜひご覧ください。 手順通り正確に 用意するもの ・半衿 ・タオル ・桶(浸かるサイズ) ・中性洗剤 ・歯ブラシ ・アイロン 手順 1. 半衿を外す お手入れのたびに外すのは面倒かも知れませんが、大切なこと。 生地を傷めないためにも、 丁寧に糸を切って外しましょう。 つけ置き 半衿がしっかり浸かるくらいに水を張り、 中性洗剤を少しだけ入れましょう。 お湯じゃないの?と疑問を持つ方もいるかも知れませんが、 必ず水にしてください。 汚れが目立たないようであれば、そのままつけ置きでOK。 手順4へ。 落としたい汚れがある場合は、手順3へ進みましょう。 歯ブラシで落とす 汚れには直接歯ブラシを使い、丁寧に落としていきましょう。 この時強く擦ってしまうと、 生地が傷んでしまうので要注意。 しつこい汚れもムキにならず、あくまで やさしく擦ってあげましょう。 その後つけ置きをして、次に進みます。 すすぎ 洗剤が残らなように、しっかりすすぎましょう。 色柄ものの場合、洗剤が残っていると 変色する恐れがあります。 すすぎ過ぎも生地を傷めますが、様子を見ながらこの工程を繰り返してください。 乾かす すすぎ終わったらタオル等でやさしくはさみ、水気を取ります。 絶対に絞ってはいけませんよ! できたら風通しの良い場所を探して陰干しです。 アイロンがけ ある程度乾いたら、アイロンをかけていきましょう。 少し濡れていた方が、シワもよく伸びるのでオススメです。 全工程が終わっても湿っているようでしたら、再度陰干しをして終了です。 気をつけるべき点 上の工程で 気を付けたいポイントをおさらいしましょう。 せっかくお手入れしたのに、傷んでしまえば逆効果。 理由は縮み。 生地によってはお湯を苦手としているものもあるのです。 ・丁寧に扱う 全工程そうなのですが、着物類は繊細な生地が多く、雑に扱うと シワが残ります。 さらに染物も滲んだり、色移りしたりと大変なので、 丁寧に扱うことが大前提。 間違ってもかたく絞ったりはしないでくださいね! ・日光は避けて陰干し さらっと説明してしまいましたが、 日当たりを避けることもポイント。 直射日光や紫外線は、洗濯物の色を あせさせる働きがあります。 早く乾くイメージがありますが、繊細な生地、色物は 陰干しがオススメです。 まずは 正絹の半衿の場合、 次にポリエステル・木綿の半衿のお洗濯のやり方を解説していきます! 正絹の半衿は手洗い 正絹の半衿のときは、かならず手洗いでやさしくお手入れしてあげましょう。 用意するもの ・洗面器 ・中性洗濯洗剤(おしゃれ着用洗剤) ・やわらかいタオル ・アイロン ・アイロン台 ・ハンガー 手 順 1. 洗浄液を作る 洗面器に水を張り、中性洗剤を5~6滴溶かします。 注意 生地がこすれると色落ちしてしまうことがあるので、あまりこすらないように注意してくださいね。 すすぐ 水でよくすすぎましょう。 タオルにはさむ 洗濯機から出したら、半衿をやわらかいタオルにはさんで表面の水分を取ってください。 アイロンをかける 半衿が濡れているままの状態で、アイロンをかけて半衿を伸ばしていきます。 生地を引っ張るようにしてアイロンで伸ばし、半衿を 半乾きの状態にします。 陰干しする ハンガーに半衿をかけて形を整え、そのまま日の当たらないところで陰干しをします。 ネットに入れる 半衿をネットに入れます。 半衿の大きさに合ったネットを使ってくださいね! 2. 洗濯機にかける 中性洗剤を入れて、洗濯をはじめましょう。 タオルにはさむ 洗濯機から出したら、半衿をやわらかいタオルにはさんで表面の水分を取ってください。 アイロンをかける 半衿が濡れているままの状態で、アイロンをかけて半衿を伸ばしていきます。 生地を引っ張るようにしてアイロンで伸ばし、半衿を 半乾きの状態にします。 陰干しする ハンガーに半衿をかけて形を整え、そのまま日の当たらないところで陰干しをします。 まとめ いかがでしたか? 長襦袢をたたむ前には、 4ステップでお手入れが必要です。

次の

キモノのたたみ方(2):夜着だたみ

肌襦袢 たたみ 方

また、肌襦袢も同じようにたたみます。 1.衿を左にし広げます。 下前を脇の縫い目できちんとたたみます。 2.上前も下前と同じように脇の縫い目できちんとたたみます。 3.衿を折る場合は、自然に内側へ折り整えます。 4.背縫いを目安にして、下前の脇を中心に向かってたたみます。 次に袖(袖口)は脇の折り目に向かって折ります。 5.上前も4と同じように、中心に向かってたたみ、袖も同様にします。 (上前、下前の脇線が中心で合います。 ) 6.裾を肩山に向かって、たとう紙に合わせ折ります。 (背縫いが中心にきています)たとう紙などに収納します。 写真は二つ折りにしました。 長襦袢から訪問着、帯までお手頃価格で揃います、.

次の

きもののたたみ方|きもののさが美

肌襦袢 たたみ 方

襦袢のたたみ方 長襦袢のたたみ方は着物と少し異なりますが、二部式の襦袢や肌着類もこのたたみ方で片付けると良いでしょう。 1.衿を左側にして襦袢を広げます。 2.手前の脇縫いが襦袢の中心に重なるように折ります。 袖も同じように折り返します。 3.向こう側(向かって左側)の脇縫いも同じようにたたみます。 袖も同じようにたたみます。 裾を持って半分に折ります。 5.たたみあがりました。 着終わったら、半日~1日ハンガーにかけ、陰干ししてからたたんで片付けましょう。 着終わった時の後片付けは、をご参考になさってください。

次の