大雨に祟られながらも多くのライダーが集まった東海シクロクロス・最終戦 ベルギーのコクサイデを思わせる難コース ブースで温かいコーヒーを提供するBUCYO COFFEE 大会当日はあいにくの大雨となったが、東海地方だけでなく関西からも参加者が続々と集まった。 この日のレースにエントリーしたのは267人。 木曽川のほとりにあるワイルドネイチャープラザのコースは、かつての河川氾濫の名残と思われる目の細かい砂が、公園のグラウンドと土手に広がる。 砂丘のような景色は、シクロクロス・ワールドカップで砂のコースとして有名なベルギー・コクサイデを彷彿とさせる。 C1クラスで競り合った筧五郎(左、56cycle)と池本真也(和光機器) 7周回となったレースは、さらに雨足が強まって過酷な状況となったが、それでも地足のある筧とテクニシャンの池本による攻防戦は変わらない。 2人は先頭を入れ替わりながら周回を重ね、勝負はラストラップにまでもつれ込んだ結果、砂の上りで先頭に出た池本が徐々に筧を引き離し、さらに下り区間で一気に差を広げて勝利をもぎ取った。 横浜から参戦した池本は、「今日のコースはアップダウンのある、国内では珍しいコンディションの砂のコースだったので、とても楽しみにしていた。 下りの砂を走るのに轍を使うのが楽しかった。 雨だったので砂が締まっていたが、晴れていればまた違う展開になったと思う」とコースの感想を語った。 長年培ったシクロクロステクニックでコースを走る池本真也(和光機器) 優勝した池本真也(和光機器) また初参戦だったという東海シクロクロスについて、池本は「もっとローカルだと思っていたが、しっかり運営されていて、来て良かったと思った。 また参加したい」と好印象を語った。 現役選手が作るコース ワールドカップも意識 コース設計をして自身も走る筧太一さん シリーズの全てのコース設計は、BUCYO COFFEEの代表で、AJOCC年代別チャンピオン(マスターズ王者)の経験もある筧太一さんが行う。 自らコース設営で杭を打ち、当日はブースで調理して、さらにC1のレースを走る。 あらゆる面から東海シクロクロスを盛り上げる立役者だ。 筧さんは今回のコース設計について、「前回(同会場で開催した第5戦)は砂丘の区間を1カ所の長い担ぎ区間にしてしまい、レースとして面白くなかったので、今回は所々に降りた方が速い区間を設けた」とポイントを語った。 100%乗車できるコースでありながら、降りる所・乗る所の見極めを大事にしたという。 「前回よりも差が付きにくくなったと思う」と筧さんは満足げだ。 ワールドカップなどの映像をよく見て研究し、コース作りの参考にしているという。 「選手からここをこうした方がいいよとアドバイスを受けたので、来年はもっと面白くなる」と、早くも来シーズンに向けて意欲をみせた。 レースを実況するMCを務めたのは丸山由紀夫さん。 元マウンテンバイク・ダウンヒル(DH)のトップライダーで、「」や「」など、自分の企画するレースのプロデュースも行っている、東海地区のオフロードシーンではお馴染みの人物だ。 MCは元ダウンヒルライダーの丸山由紀夫さん C1表彰式。 (左から)2位の筧、優勝の池本、3位の藤川正人(岩井商会レーシング) プレ大会から3シーズンを経た東海シクロクロス。 来季、AJOCCの認定大会になれば、国内統一カテゴリーとポイントランキングの対象となる。 シリーズ戦を運営する岐阜県自転車競技連盟の山田冨美雄さんは、最終戦を終えて「この雨の中でこの盛り上がりは凄いですね」と大会の成長を実感。 今シーズンを振り返って「最初はたくさんの人が集まってくれるか心配だったが、回を重ねるごとに人数が増えて大成功に終わった」と総括し、来季に向けて「シクロクロスの面白さをどんどん知ってもらい、300人が集まる大会にしたい」と抱負を語った。
次の今回は始めて東海シクロクロスの愛知牧場2日目に出走させて頂きました。 関西シクロクロスのシステムにやっと慣れてきたところだったのですが、東海シクロは初めてだったので、ちょっとドキドキしながら、また強敵が多いそうなので、ワクワクもしながら行きました。 東海地区では、有名?な牧場らしいのですが、私は初めて聞きました。 愛知県の日進市にあるどうで、関西からだと約3時間かかるとのこと。 また早朝7時半から初心者講習会があり、その後すぐにキッズレースのスタートとなるそうなので、6時半には到着しておかなくてはなりません。 と、いうことは、約10分ほどのレース時間なので、9時までには、表彰式まですべて終わってしまう(笑)辛いなぁ。 と、思いながらなのですが、Y君はやる気満々なので、エントリーし、当日を迎えます。 今回は、2時起きで3時出発を予定。 Y君は、いつも通りに寝ましたが、私はそんなに早くは眠れません。 何とか数時間だけ睡眠を取り、予定通り早朝3時に出発致し、日が昇る頃に丁度到着することが出来ました。 いやーしかし、寒い。 駐車場の芝生は霜で真っ白です(笑) にもかかわらず、すでに駐車場はほぼ満車状態。 本当に自転車好きの人はすごいです。 寒い中準備をし、レース会場へ向かいます。 ほんま寒いです。 快晴なのが救いです。 到着後、チームスポンサーのアスリチューンブースに向かい、ブース内で休ませて頂きました。 自転車などの最終チェックをし、しばらくしたらもう講習会の集合時間です。 東海シクロではキッズレースの前に、キッズ講習会を有志のライダーさんが行ってくれているそうで、たくさんの方々がご協力下さっておられました。 人数が多い人もかかわらずアットホームで、いい大会だなぁ。 と、いう好印象。 (個人的には寒いこと以外は(笑)) 今回、シケインという、低いハードルのような障害物が設置されていました。 関西シクロでも大人のレースでは、シケインや階段などの障害物は当たり前なのですが、キッズレースにはありません。 小学校高学年~の上手な人は、自転車に乗ったまま飛び越えて行く人も少数ながらいるのですが、そんな能力を備えた低学年はいないので、シケイン手前で自転車を降りて、自転車を持ち上げて超えて行かなければなりません。 しかし、子供たちにとって、約10キロ超の自転車を持ち上げるのはかなり大変。 またスムーズに乗り降りをしなくてはなりません。 ここをどう乗り越えるかで、大きく順位に影響します。 とはいえ、みんな条件は同じ、キッズ講習と試走が終ったら、そのまま召集時間となり、スタートです。 今回は最前列からのスタート! スタートがいつも苦手なんですが、今回は、なかなかの好スタートを切りました! レース中に聞いたのですが、この愛知牧場は毎年成人式の連休の際に、2日連続で行われ、(内1日はJCX戦)で、東海地区は、関西と関東の真ん中でアクセスもよくことから、非常に人数が集まりやすいという事で、多くのキッズが集まっています。 つまり強敵も多い理由はそういうことだそうです。 CK1(小学1、2年生の部)は今回18名の出走。 早速飛び出したのは、関西でもタイトルを総ナメにしているI君。 1日目も優勝したそうです。 Y君頑張って走っていますが、相変わらずギアチェンジが遅い。。。 ずるずると下がっていきます。 トップから第3グループあたりを何とか走っている感じですが、いつもより一生懸命に走っているような感じは出ています。 今回は2キロのコースを1周回です。 集団内で、抜きつ抜かれつを繰り返しながら、初挑戦のシケインに突入。 かなり苦しそうにもがきながら、何とか重い自転車を押して、シケインを突破! 前を走る子を何とか射程圏内に収めて、最後はL字コーナーとゴール前の直線を残すのみ! 「イケー!!!」と、声援を掛け、Y君も「イケル!!」と、信じていたそうです。 が、この90度のL字コーナーでスリップ。 路面が砂地だったので、特に痛くはなかったようで、何事もなかったかのように、起き上がり、追いかけて、抜くことが出来ず、そのままゴール! 監督はじめ、チームメイトも大爆笑で、初めての愛知牧場でのシクロクロスを終えました(笑) リザルトは8位。 初めてのシケイン、遠征。 落車もありながらのレースにしては、上出来だったのではないかな?と、思います。 ですが、Y君は悔しそうでした(笑) 悔しさを胸に、次回も頑張ってほしいものです。 時間は午前9時、200キロ超の会場に来て、約10分でレースは終了。 なんだかもったいないなぁ。 他の関西から来ている親御さんたちは本当にすごいなぁ。 と思いながら、後は、チームメイトの応援をし、夕方帰路に着きました。 今回も何よりの感想は、寒かったー。 です(笑).
次の- 2016 11月 12 6:03午後 PST 芝で走れない自覚があったので、前回のワイルドネイチャープラザから、週一ですが最寄りの河川敷の芝で練習をしていました。 自宅から往復1時間、準備と片付け20分、練習40分の計2時間の練習です。 走行時間はタイマーをセットして、40分間休まず全力で走ります。 速度を上げてコーナーに進入する練習と、必ず担ぎで走る事を取り入れ、心拍が高い状態で走る事を心がけました。 写真の左手に見えるを担ぎで登ったり、結構密度が高い練習ができた気がします。 平日は自転車通勤しかトレーニングらしいことができないので、休日の僅かな時間が本当に貴重です。 今まで試走の時はコーナーに重点を置いて、曲がりにくいコーナーを何回も練習していたのですが、今回はとにかくレースの速度を意識して全力で走る事にしました。 遠くに見える人を全力で追うイメージです。 最初の連続Uターンのが特に厳しい路面でした。 Photo by Kikuzo 全力で走ってみてわかった事は「振動がスゴい」という事です。 芝の平坦路に見えるのですが、固く締まった土が凸凹しており、速度を上げると視界がブレる振動です。 長袖インナーが腕に擦れて痒くなりました。 とくに写真にある第1コーナー進入直後からまでのが強烈でした。 あっという間に首と腰が痛くなり、まともに走れなくなってしまいました。 これが前述した「まともにスピードを乗せられない」理由でした。 当時、今よりベーススピードが低かった私は、振動が少なかったため芝に隠れている凸凹に気付かず「何でこんなに進まないんだ」と感じていたのです。 前回のワイルドネイチャープラザでアップの仕方がよくわからなくなってしまった私は、まず1回アップをやめて走ってみることにしました。 今回のレースはAM9:00にはかなり気温が上がっており、寒い感じはありませんでした。 厳冬期のレースなら身体が固まってしまうのでアップが必要だと思いますが、今回は暑かったのでナシとしました。 結果、スタートまで身体は冷えず、気分良くスタートまで過ごせました。 ゼッケンNo. スタート後の舗装路は接触して落車するのが怖いので、無理に前に出ようとせず先頭集団にピッタリくっついて、落ち着いて第1コーナーへ侵入しました。 この時点で6〜7番手で進入。 Photo by Kikuzo ここからが苦しい凸凹路面ですが、前日の試走で尻をサドルからわずかに浮かして中腰状態で漕ぐと少しマシに進むと感じていたので、それを意識しつつ走りました。 後に2人ほど抜かれましたが、ペースを崩さないように走りました。 前を走っている方を抜かすチャンスがあり、2周目の中頃で6位くらいだったでしょうか。 前に、ライバル視している佐藤氏の姿が見えるではないですか。 後で知ったのですが、で落車して順位を落としていたようです。 勝てないと思っていたのに目の前にいるので、必死に追いすがりました。 ですが彼のほうが上手、コーナーの進入までは距離を詰めれても、脱出で逃げられてしまいます。 私は小さいターンが苦手なので、道幅が狭いUターンは降車して走り、少しでも距離を離されないように走りました。 ですが4週目位で1人に抜かされ、さらに距離は広がり、その後は追いつけず。 追いつけなかった理由は、心肺機能ではなく太ももと腰の痛みでした。 今回アップをしていませんでしたが、以外に心肺機能はもったのです。 C2ライダーの友人から、「ダンシングはしないの?」と聞かれたことがあります。 渡しの場合は「ダンシング」ではなく「立ち漕ぎ」です。 下手なので基本的に避けて来ましたが、今回のレースは振動が激しく、中腰で漕がざるをえない状況でした。 結果、まず太ももの前側が痛くなり、続いて腰が痛くなりました。 私の脚には、中腰でを続ける力が備わっていないのを思い知らされる事になりました。 そのままゼッケンNo. と同じ7番手でゴール。 前には追いつけませんでした。 コレは出し切れていない。 振動をいなすために中腰で走ると太腿の前側が痛み、腰周りが力んで痛くなってしまいました。 痛みが無ければもっと出し切れていたはず。 以前から立ち漕ぎするとすぐに前側の筋肉が疲れてしまっていたので、体重に対して弱いのが明らかになりました。 筋トレします。 ・グローブ無しが自分に向いていない 暑かったのでグローブ無しだったのですが、振動がモロに腕に来て力んでしまいました。 少しでもグローブのグリップに頼ればもう少しましだったのでは。 夏用のグローブは今年ストックの2着とも破れてしまい、その後買っていませんでした。 平田リバーサイドプラザはもう一度あるので準備しておきたいと思います。 前で左足を先に外して土踏まずでペダルに乗る 2. 右足を外して降りる という手順で降りました。 結果足がもつれず毎回同じ歩数で越えることができました。 写真では躍動感が全くありませんが、背筋も伸びているし、自分としては上出来です。 マウントも焦らず、気を落ち着けて乗れました。 ・順位を大幅に落とさなかった スタートは良くてもその後ズルズル順位を落とす場合が多いのですが、今回は抜かれたけれど抜き返す事もあり、少しレベルアップした感じがあります。 ライバルに追いすがろうとする気持ちも後押ししたと思います。 「負けへんで」のメンタルが肝心ですね。 ・アップ無しでも意外と走れた アップ無しにしたのは、子連れでレースに来ているので、子供の様子を見ながらレースまでに効率よく準備をするのが私には難しいためです。 アップをするとスタートまでバタバタでに余裕がありませんが、今回は余裕を持ってスタートに立てました。 20分〜30分のこの時間が大きい。 それでもまあまあ走れたという事は、若干は先週までのトレーニング効果があったと考えています。 短時間でもキツめのトレーニングをすると少しは向上する事を実感しました。 滑りやすい丸石がゴロゴロ転がっている走りにくいコース。 次こそ表彰台に絡む走りをしたいです。 tkcx3110.
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