電話番号のかっこは必要なのか・書き方・位置｜右/携帯電話
履歴書などで自分の電話番号を書かなければならないときに、電話番号欄にかっこが書かれていることがあります。 このかっこは、どういった書き方をすれば良いのでしょうか。 ここでは、電話番号のかっこの必要性と、その書き方についてみていきます。 電話番号のかっこには意味がある 電話番号欄にかっこがあった場合、どう書いたら良いのか迷う方は多いでしょう。 人によっては、かっこを無視して二重線などで消してその後に電話番号を書いたという方もいらっしゃるでしょうが、このような書き方だと履歴書の場合は良くありません。 電話番号のかっことは、『（）』ですが、種類によってこのかっこが書かれている位置が異なります。 例えば、『（ ） 』と最初にかっこがあるものもあれば、『 （ ） 』と中間にかっこがあるものもあります。 また『 （ ）』と後ろにかっこがあるパターンもたまにあります。 かっこの位置によって、電話番号のかっこに書くべき番号は異なります。 ここでは、電話番号のかっこの書き方についてみていきます。 携帯 携帯の電話番号を書く場合には、090から始まったり、080から始まったりします。 もし、かっこが電話番号欄に書かれていない場合には、090-9999-9999というように、間にハイフンを入れて記入しますが、かっこが書かれている場合にはそのかっこを利用します。 前述のように『（ ） 』 と前半にかっこがあれば、（090）とかっこの中に090や080の番号を書き、その後『9999-9999』とハイフンをつけて書きます。 中間にかっこがあれば、『090（9999）9999』というように間の番号をかっこ内に書きますし、後半にかっこが書いてあれば『090-9999（9999）』というように書きます。 履歴書 履歴書の電話番号欄には、かっこが書いてある場合と書いてない場合があります。 かっこが書いてある場合には、かっこの位置により、書くべき番号をかっこ内に書き、ハイフンも利用して見やすいように電話番号を書きます。 間違っても、修正液や修正テープなどでかっこを消してから、電話番号を書くというようなことはやめましょう。 また、かっこを無視して二重線などで消してその横に電話番号を書くのも良くありません。 電話番号の書き方としては、その電話番号欄が家電なのか携帯の電話番号を想定しているかによって、それぞれの番号を書くようにします。 前述のようにかっこがどの位置にあるかによって、かっこ内の番号は変わります。 また、履歴書によっては固定電話の番号と携帯番号（日中帯に連絡可能な）を分けて書く場合もありますので、指示どおりに書くようにします。 固定電話 固定電話の場合は、電話番号は市外局番から始まります。 もし、同市内や都内の場合でも市外局番から電話番号を書くようにしましょう。 そして、電話番号欄にあるかっこが『（ ） 』と前半にある場合には、かっこ内には市外局番が入りますし、中間にかっこがあれば、かっこの前に市外局番、中間のかっこ内にその後の番号、かっこの後にその後の番号となり、ハイフンは書かなくてよくなります。 後半にかっこがある場合には、市外局番にハイフンをつけて番号を書き、その後の番号をかっこ内に書きます。 電話番号欄には、固定電話がある場合には固定電話番号を書き、もし他に携帯番号を書く欄があれば携帯番号を書きましょう。 もし、固定電話がなければ携帯番号を書くと良いでしょう。 現在では固定電話にこだわらなくてよい 前述では固定電話の番号を第一に書くと説明しましたが、現在では携帯番号を電話番号欄に書いたからといっても問題ありません。 一昔前までは固定電話がないということは信用性に欠けると考えられていましたが、現在では最もつながりやすい番号を書いた方が良いという考え方も多いため、携帯番号を電話番号欄に書くのも良いでしょう。 もし、固定電話も携帯番号もどちらもある場合には、どちらも二つ、電話番号欄に書くとより、つながりやすくなりますので良いです。 電話番号は、いざという時に連絡をするために書きます。 目的はつながることですので、最もつながりやすいように書くことが重要です。 電話番号のかっこの書き方 履歴書や連絡先を書く場合に、電話番号欄にかっこが書かれている場合があるとご説明しましたが、前述のようにかっこの位置によって、番号の書き方が異なります。 ここでは、かっこの位置の違いによって、どのように電話番号を書くべきかについてみていきます。 電話番号のかっこ；右 電話番号欄の右端にかっこがある場合、つまり、『 （ ）』となっている場合には、固定電話であれば、『03-9999（9999）』というように書きます。 携帯電話であれば『090-9999（9999）』というように書きます。 かっこの前は、市外局番や、携帯電話の090（または080）の番号と、それ以降の番号の区切りにハイフンを書きます。 電話番号のかっこ；左端 電話番号欄の左端にかっこがある場合、つまり『（ ） 』というようにかっこがついていた場合には、かっこ内には、固定電話であれば市外局番を、携帯電話であれば090や080などの番号を書きます。 その後の番号では、ハイフンによって区切りを入れます。 ハイフンを入れないと、見にくい上に電話を実際にかける場合に、間違いやすくなります。 必ず、かっこの後にハイフンを入れて、見やすくしましょう。 電話番号のかっこ；中央 電話番号欄の中央にかっこがある場合、つまり『 （ ） 』となっている場合には、固定電話の場合はかっこの前に市外局番を書き、その後の番号をかっこ内に書きます。 そして、その後の番号をかっこの後に書きます。 中央にかっこがある場合には、ハイフンを書く必要はありません。 そして、携帯番号の場合は、かっこ前に090や080を書き、その後の番号をかっこ内に書きます。 そして、その後の番号をかっこの後に書きます。 電話番号のかっこの位置 電話番号のかっこの位置については、上記のように右端か中央か左端に書くということがわかっていただけたでしょう。 また、その場合に、どういった書き方をすれば良いかもご説明しました。 しかし、実はかっこの書き方というのは、どれが正しいかというのは決まっていません。 そのため、履歴書の種類や、各企業毎に電話番号のかっこはどこについているかは異なります。 また、かっこ自体ない場合もあります。 その場合は、ハイフンを二つつけて見やすいように書く必要があります。 むしろ、かっこなしでハイフンを自分でつけて書いた方がわかりやすくて良いと感じている方も多いため、そのような電話番号欄もあります。 電話番号欄に書くのは利用頻度が高い番号 履歴書などで電話番号欄に番号を書く場合には、最も利用頻度が高い番号を書くようにします。 現在では、固定電話よりも携帯電話の方が、使用頻度も高く、緊急時もすぐに出ることが可能な場合も多いため、まずは携帯番号を電話番号欄に書いても問題ありません。 ただし、固定電話と携帯電話両方の欄があれば、どちらも書いておきましょう。 もし、書き添えることができる場合には、携帯電話の方が緊急時にすぐ出れるということがわかるように一言添えると相手もわかりやすいでしょう。 電話番号欄の書き方 1．電話番号欄が縦長 中には電話番号欄が縦長の場合もあります。 そのような場合に一行では収まらないということもあるため、その場合は二行になっても良いので見やすいように書きます。 無理にそこに納めようと、小さくて見にくい数字を書いてしまうと、結局電話番号が正しく相手に伝わらない危険があります。 必ず、読むことができるように綺麗に書くようにしましょう。 2．電話番号欄が一つだが固定電話と携帯電話がある 電話番号欄が一つしかない場合で、固定電話と携帯電話両方ある場合はどう書けば良いのでしょうか。 どちらかつながりやすい番号を書くという手もありますが、できれば両方知らせておきたいという場合には、その電話番号欄にどちらかの番号一つを書いて、余白が近くにあればそこに何の番号かを書いて（携帯番号とか固定電話など）電話番号を書くと良いでしょう。 もし、そのような余白がなければ備考欄に書いても問題ありません。 3．かっこに番号が入りきらない 電話番号欄に電話番号を書いたとしても、いつでも電話に出ることができる状況にない場合は、留守番電話設定を行っておきましょう。 また、直接電話で話さなければならないという場合には、あらかじめ「17時以降の連絡をお願いします」「電話に出れない場合には折り返しご連絡します」というようにただし書きを添えると良いです。 6．電話番号欄に書いた電話 履歴書などで電話番号を書いた場合には、急にその番号に連絡が来ることがあります。 できるだけ、すぐに出ることができる電話番号を書くようにしましょう。 また、転職などの場合に現在会社で使っている携帯電話番号を書かないように気を付けましょう。 会社支給の電話は会社のものであり、他の会社関係の方から連絡がある場合もあります。 履歴書への電話番号には必ず自分の電話番号を書くことが基本です。 履歴書の電話番号欄の書き方ポイント 電話番号を書くということは、日常生活で多いですが、中でも履歴書への電話番号の書き方には注意すべき点がいくつかあります。 ここでは、履歴書への電話番号の書き方で注意すべき点をご紹介します。 1．書き間違えない 履歴書への電話番号の記載では、電話番号を絶対に書き間違えないようにしましょう。 履歴書に書いてある電話番号に、面接をした担当者など会社の方から直接連絡がある場合があります。 もし、間違った番号を書いてしまった場合、連絡の取りようもない上、そのような重要な書類を書き損じるという行為が相手への印象を悪くします。 もしかしたら、受かっていた可能性があるのに、電話番号を書き損じたばっかりに就職試験に失敗することもあり得るということです。 履歴書への電話番号は、書き終わった場合でも必ず正しく書いているか再チェックするようにしましょう。 2．携帯電話複数所持 あまりいないでしょうが、携帯電話を複数台持っている場合に履歴書の電話番号欄にはどのように書けば良いのでしょうか。 携帯を複数台持っている場合には、最も所持率の高い携帯電話の番号を書きましょう。 また、複数台所持していて日替わりで使っているというような場合でも、面接などで履歴書に電話番号を書いたときには、その携帯電話はできるだけ身近に所持しているようにすべきです。 3．携帯電話を所持していない 自分の固定電話もなく、また携帯電話も所持していないという方も中にはいるでしょう。 携帯電話不所持の場合は履歴書の電話番号に住んでいる寮や下宿先の電話番号を書きます。 4．「方呼び出し」とある場合 電話番号欄には、中には「方呼び出し」と書かれているものがあります。 この「方呼び出し」のところには、取次ぎが必要な場合の相手方を書きます。 その場合、取次ぎをする人に敬称をつける必要はありません。 例えば、「鈴木さん」という人のところに下宿しているという場合には、「鈴木方呼び出し」と書くということです。 もし、この「方呼び出し」が不要な場合には、二重線で消しておいても良いでしょう。 5．ケアレスミスで書き間違えた 履歴書への電話番号は書き損じのないようにと前述しましたが、うっかりして「090」を「080」と書いてしまった、または固定電話の市外局番を最後の一桁間違ってしまったという場合には、必ず訂正しましょう。 住所は正しく書いているから、市外局番を間違えても訂正してくれるだろうなどと思わないようにして、最初から全て書き直しましょう。 電話番号のかっこの書き方をおぼえましょう.
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