スポンサーリンク 歌詞 「人のために出来る事」「自分がやるべき事」 2つがもしも「=」なら 僕はそれを「幸せ」と呼びたい 現実それは無慈悲に僕らの首を絞める 2つから1つを どちらか選ぶこと それが生きていくということ 「君が欲しい物」「僕も欲しい物」 小さな頃からいつも取り合ってた どんな罵声を浴びようとも 見つけた花は全て引き抜く事 例え誰かの幸せを奪っても それは「正義」と言い聞かせた それこそが僕の「使命」だと言い聞かせた 現実それはいつだって対立し合う定め 見知らぬ誰かを蹴落とす事でしか 自分の価値は見出せない 「君を守る事」「僕を守る事」 なぜかいつも2つに1つだ どんな罵声を浴びようとも 止むを得ないなら全て踏み潰す事 例え誰かの人生を狂わしても それは「正義」と言い聞かせた どんな時代が訪れても 世界中の人の笑顔は見られない だから大切な出会ってきた人とは 何があっても最後は「=」で繋がりたい いつか悲劇が起ころうとも 誰の夜にも朝は訪れるだろう 例え涙が流れても幸せは その手の中にいつか来るんだろう それだけは地球の何処でも 「= おなじ 」なんだろう 作詞作曲:藤原聡 スポンサーリンク 歌詞の意味・解釈 1番 「人のために出来る事」「自分がやるべき事」 2つがもしも「=」なら 僕はそれを「幸せ」と呼びたい 現実それは無慈悲に僕らの首を絞める 2つから1つを どちらか選ぶこと それが生きていくということ 歌い出しから感慨深い歌詞が展開されていく。 現実は都合のいいものばかりではありせん。 「自分のやるべきこと」と 「人のためになること」が常々イコールになるかと言うと、そうではないのです。 特にノルマのために契約を取らないといけない営業マンなら、なおさらそうでしょう。 多少強引でも自分のために成約を掴み取らねばなりません。 「しないといけない、でも後ろめたい」 そんな葛藤を抱える日常だったからこそ、 2つのイコールの幸せに気付くことができ、反対に2つのイコールが成り立たなかったときの 取捨選択の苦しみを知ってしまったのです。 私は営業職ではありませんが、家に時々訪れてくる営業マンを想像させられました。 あの人たちもこんな葛藤を抱えていたのかな。 「君が欲しい物」「僕も欲しい物」 小さな頃からいつも取り合ってた 描かれるのは幼少期と現在の対比。 ここを敢えて歌詞にするのはさすがだなと。 どんな立派な大人でも、小さな頃は自分の欲求に身を任せて、人目を気にせず振る舞ったことでしょう。 言い換えれば「素直」だったのです。 しかし大人になると世間体や情に流されてしまい、少しでも引け目を感じた場合は自分のやりたいことに100%の勢いで突っ込めなくなってしまう。 Bメロでは 大人だからこそ抱えなければならない苦悩。 これに対する嫌気が訴えられていたのです。 つづいてサビに移ります。 サビ1 どんな罵声を浴びようとも 見つけた花は全て引き抜く事 例え誰かの幸せを奪っても それは「正義」と言い聞かせた それこそが僕の「使命」だと言い聞かせた 他人の犠牲の上に成り立つ繁栄 という言葉があるように、経済が潤っていく背景には必ず誰かが犠牲になっています。 本来は営業マン目線でそのようなことを述べたいのだと思いますが、誰しもに解釈の余地を与えるために「花」や「幸せ」という言葉で対比されています。
次の好きな人に出会ったことで、退屈だった日常が変化していく様子が歌われています。 単純に「出会った」と歌うのではなく、「僕が見つめる景色の中に君が入ってから」と表現するあたりが素敵ですよね。 確かに、気になり始めると相手のことをいつも目で追ってしまうもの。 そしてそんな自分にふと気がついて、「あれ、恋してる?」なんて思ったりしますよね。 この一見わかりにくいようで実は誰もが共感できる独特な表現が素晴らしいです。 「好き」って言いたいけど… 冒頭では日常の景色がガラッと変わったことで「恋してるかも」と気づく様子が歌われていました。 それに続く部分では、揺れ動く気持ちが端的に表現されています。 つまり、「私はあなたが好きです」と完全には伝えられていないのです。 英語と日本語では表現の違いがありますが、簡単にまとめると「あの…私は…あの…」としどろもどろな状態なのではないでしょうか。 おそらく、躊躇っているのは相手に振られるのが怖いからという理由だけではないでしょう。 それよりも、「自分を受け入れる」ことへの抵抗ではないかと思います。 なぜなら、「崩れる」と表現されるほど日常がガラッと変わったわけですから。 ではなぜそんなにも日常が変化したのか。 その答えはサビの部分で歌われています。 つまり、崩れるほどに日常が変化した理由は、恋をしたから。 そんな風に日常を変えてしまう「好きな人」って、歌詞でも表現されているように、まさに「イレギュラー」な存在ですよね。 そして「イレギュラー」な事態です。 なかなか受け入れるのは難しいかもしれませんね。 しかし、続く歌詞では次のように表現されています。 でも、恋をすることで初めて毎日の楽しさや充実感に気づいたりするもの。 一人では決して気づけません。 そう考えると、恋って素晴らしいですよね。 サビの最後では「I LOVE」の続き、つまり「YOU」を含めた気持ちを伝えたいと歌われているのも魅力的なポイント。 日常の楽しさに気づかせてくれた大切な存在には、感謝も込めてきちんと気持ちを伝えたいですよね。 2番以降でも、好きな人の存在による気づきや戸惑い、そしてそこから生まれた発見や感情の素晴らしさが歌われています。 「誰かを好きになるってこんなに素敵なことなんだ!」という気持ちになれますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 TEXT ゆとりーな.
次の2019年〜2020年にかけて、音楽シーンを変えたバンドといえばOfficial髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)とKing Gnu(キングヌー)だ。 2強状態を迎えた進化するJ-POPバンドシーン。 そんななか、Official髭男dismが2020年2月12日にリリースした最新曲「I LOVE…」のロングヒットの兆しがみえてきた。 本作が、昨年リリースし、国民的ヒット曲となった「Pretender」を超える楽曲になりつつある。 すでに「I LOVE…」はYouTubeで34,336,495回再生(3月19日時点)を超え、猛スピードで拡散を続けている。 「I LOVE…」が主題歌となった、佐藤健・上白石萌音主演のTBS系火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の視聴率は毎週のように右肩上がりで更新され、最終回は15. ドラマと楽曲の相乗効果もあり、ヒゲダンによる主題歌「I LOVE…」は、各音楽配信チャートで「Pretender」を超え23冠を獲得している。 さらに人気曲「イエスタデイ」が、当週、ストリーミング総再生回数1億回を突破。 なお、Official髭男dismは、「イエスタデイ」が自身4作目の1億回再生突破楽曲となった。 ヒゲダンらしさである、耳をつかむメロディとボーカリゼーションを織り成しつつも、絶妙に進みそうで進みすぎない焦らしの展開。 そして思わず踊りたくなる高揚感という美しきカタルシスを与えてくれるアイデアに富んだ傑作だ。 Official髭男dism — I LOVE…[Official Video] 2020年を代表するヒット曲へと突き進む「I LOVE…」。 音楽ストリーミングサービスによる再生数がヒットの指標となった現在。 現在進行形でJ-POPシーンを革新するトップランナーとして、怒涛の躍進を続けるヒゲダンの活躍がどこまで伸びていくか楽しみだ。 ニュース、J-WAVE、NHK、Spotify、LINE MUSIC、AWA、ミュージックマガジン、音楽主義などで書いたり喋ったり選曲したり考えたり。 Spotifyで公式プレイリスト『キラキラポップ:ジャパン』を毎週火曜日更新で選曲中。 I LOVE….
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