衣類をハンガーにかけたまま、しわも臭いもサッと取ってしまう衣類スチーマー。 高温の蒸気を衣類に通すことで、除菌とアレルゲン対策も同時にできて、衣類を清潔に保つことが簡単にできる優れものです。 プレス併用の1台2役のものや、旅行などに携帯できるコンパクトサイズなど、さまざまな機能性を備えたものが、各家電メーカーから発売されています。 しかし、どんな機能にどんな特徴があるのか、よくわからないことも多いですよね。 そこで今回は、様々なメディアで活躍するデジタル&家電ライター、コヤマタカヒロさんにおすすめの衣類スチーマーをお聞きしました。 また、IPPING編集部による衣類スチーマーの選び方や、口コミ人気ランキングTOP10もご紹介します。 衣類スチーマーを選ぶときに迷ったら、ぜひ参考にしてください。 プレス線をきっちり付けたい、しわだけ伸ばしてふんわり仕上げたいなど、目的に応じた機能がきちんと搭載されたものを選びたいものです。 衣類スチーマーの機能や特徴別に確認してみましょう。 スチーム量が重要 画像: アイロンとの違いの一つに、衣類スチーマーは噴射できるスチーム量が多く、連続して出し続けられることが挙げられます。 大量の蒸気で、衣類についた臭いを飛ばし、しわを伸ばしてくれるからです。 日本のメーカーなどの場合、毎分何グラムスチーム量を出せるかが表示されているものもあります。 スチーマー専用機種は、一般的に小型サイズが多く、必要相当のスチーム量が期待できるものです。 ただそれ以上に、プレス中心のスチームもできる機種、つまりアイロン型のスチーマーは、本体サイズもパワーも大きく、強力なスチームを出すものが多くなっています。 画像: 逆に、プレス兼用衣類スチーマーの場合、スチーム力が専用機種に比べて弱いのが弱点です。 パンツの折れ線を付けるなどには便利ですが、頑固なしわや広い面をかけるには多少時間がかかってしまいます。 朝のお出かけ前などに時短で済ませたい方などには、しっかり強力なスチームを噴射できるタイプがおすすめです。 また、スチーマー専用機で小さめサイズのものは、スチーム量も十分なうえに、しわを伸ばすことに特化しています。 旅行や出張に持ち歩けば、いつでもしわを気にしないで快適に過ごせますよ。 重さと持ちやすさの兼ね合いが大切 画像: 本来、衣類スチーマーは片手で操作するものですから、ほとんどが片手で難なく持てる600~900g程度のものです。 それでも、重さにはばらつきがあり、使用する時間や使う人によって重さへの感じ方も違ってくるはずです。 通常、機能性の高さや本体サイズに比例して重さも増えていきます。 また、タンクの水の容量も重さに加算されますので、全体の重量で考えたほうがよいでしょう。 最近は、片手で持つことの負担を軽減する形状で安定感のあるものが増えています。 デザイン性とともに、グリップの握りやすさや蒸気を当てるときの操作性と重さとのバランスが重要です。 シャツ一枚に蒸気をあてるのに通常5分程度は要しますから、5~10分ほど片手で持っても負担にならないものを選ぶようにしましょう。 起動までにかかる時間はさまざま 画像: 出勤前の時間のないときに使いたい方などにとっては、衣類スチーマーの起動時間は大きなポイントになるはずです。 製品によっては、20数秒で蒸気が出てくるものもあれば、数分かかるものもあります。 サッと時短で使うことが多いならば、スチーマー専用機がおすすめです。 小型ながら熱伝導がいいので起動が早く、使用後に冷めるまでの時間も短くて済みます。 一方、プレス仕上げができるタイプやプレスがメインの機種には、本体サイズが大きめで起動にも相応の時間がかかるものがあります。 台の上でしっかりプレスしたい方には、熱量の多いこのタイプがおすすめです。 連続使用できる時間も重要 画像: スチームを連続して出すことができるのは、どの衣類スチーマーにも備わっている専用の機能です。 しかし、あるメーカーの製品を比較したところ、スチームとアイロンの2WAYタイプの連続使用時間が4分ほどだったのに対し、スチーム専用タイプは16~18分も連続使用できるという差がありました。 朝の出勤前だけ、あるいは、帰宅後の夜だけ使う方、または一人暮らしなど、1回の使用時間が短くてよい場合は、連続使用可能時間を気にする必要はないでしょう。 しかし、一度にある程度長時間使うことがある場合は、プレス併用機やプレスがメインのものなどの連続使用時間を確認して選ぶようにしてください。 コードの長さ 画像:myzenke. com 衣類スチーマーは蒸気を出すことが主な機能ですから、相応の電力を要すため、多くがコード式です。 コードレスタイプもありますが、電力の総供給量に限界があるため、コードレスで使用するとスチーム量が少ないか、使用時間が短いということになります。 衣類スチーマーのコードの長さは、平均で2~3mほどです。 製品による大差はあまりありませんが、ハンガー掛けの衣類で上下移動をするので、できるだけ長めのものを選ぶようにおすすめします。 安全装置などの機能面も重視する 画像: 衣類スチーマーは忙しい時間帯に使用することが多いので、スイッチを切り忘れることもあるかもしれません。 しかし、自動ヒーターオフ機能が付いていれば、安心して使用できます。 また、スチームの連続噴射をロックする機能があると、ボタンを押し続けなくてよいので楽です。 さらに、衣類の種類によってはアイロンをかけられない素材もありますが、衣類スチーマーは衣類から離してスチームをあてるので、デリケートな繊維にも対応できるものが増えました。 注意書きをよく読んで、使用できる範囲を確認してから使いましょう。 「アイロンがけが面倒」という主婦の声に応えたアイテムです。 外出前のちょっとした時間に、ハンガー掛けの衣類にサッと軽くあてるだけで、しわを伸ばし臭いを飛ばしてくれます。 本体の向きを変えても水が漏れることのないフリーアングル設計を採用。 ストレスフリーで安定したスチーム掛けができます。 アイロン機能も付いていて、パンツのプレスも簡単です。 レビューでは、「持ちやすくて、小回りのきく形状」という点が、人気のようです。 ジャケットや学生服をハンガーに掛けたまましわ伸ばしができることで、高い評価を得ています。 6(cm) 本体重量 930g スチーム量 0. 140mlと大きめの容量で、7~8分間連続して使用できます。 高温のパワフルスチームが短時間でしわを伸ばしてくれ、自動遮断機能付きの安全対策にも配慮されたアイテムです。 「スチーム量も多くアイロンがいらなくなった」と、衣類スチーマーとしての高い性能にレビューでの評価が集まっています。 1x 9. 1 x 22. 2(cm) 本体重量 700g 立ち上がり時間 120秒 最長連続使用時間 5~7分 参考価格 2,280円(税込) 『Vacplus』の『衣類スチーマー』は前モデルの改良版。 タンクの容量を180mlまで増量し、スチームが起動するまでの時間も70秒に短縮しました。 デザインも一新され、スチーム出口穴を5個から8個に増やしたので、噴出するスチーム量が増え、時短に役立ちます。 付属のミトンを使用すれば、やけどの心配もありません。 「朝の出勤時にシワが気になるときに役立つ」「脱臭もできて一石二鳥」と、衣類スチーマーとしての効果が認められたコメントがたくさん寄せられています。 5x 9. 1 x 22(cm) タンク容量 180 ml 立ち上がり時間 70秒 参考価格 2,110円(税込) 『iSiLER』の『衣類スチーマー ハンディ』は、25秒で蒸気が立ち上がり、連続10分間使える、ハンディタイプの衣類スチーマーです。 ユーザーの意見をもとに、操作ボタンをより使いやすい切替式に改良しました。 コンパクトサイズながら110ml容量ですから、十分なスチーム力を発揮しますので、出張や旅行にも最適です。 起動の立ち上がりが早いので、日常のちょっとしたしわ伸ばしに活躍していることが、レビューのコメントからもわかります。 4x 10x 22. 2(cm) 本体重量 620g タンク容量 110 ml 立ち上がり時間 25秒 最長連続使用時間 10分 参考価格 3,480円(税込) 『ティファール』の『アクセススチーム』は、毎分最大23gのパワフル連続スチームで、手早く簡単にシワのばしができる衣類スチーマーです。 大きなヘッドは一度に広い面積に噴霧でき、衣類を除菌するのにも効果的です。 トリガーロック付きで、ボタンを押し続けなくても連続噴射できるうえ、立ち上がりも45秒という速さ。 毎朝の衣類の手入れが楽しくなります。 レビューでは、スチーム力への評価がとても高いです。 「タキシードやネクタイを熱風洗浄すると気持ちよい」と、ユーザーの満足げなコメントも寄せられています。 立ち上がりが24秒という速さに加え、スチームボタンを押し続ければ最長4分間スチームを出し続けられます。 パワフルスチームの約3倍のスチームが約3秒間噴射される3倍パワフルスチーム機能を搭載。 洗濯しにくい衣類の脱臭に、アレルゲン物質への対策にと、幅広い効果が期待できるアイテムです。 レビューでは、「立ち上がりが早いので直ぐ使えて便利」というコメントが多く見られます。 「軽さに驚いている」、「デザインがカッコいい」といった、総合的評価が高いアイテムです。 『Moregem』の『衣類スチーマー』は、立ち上がりが40秒と素早く、高温スチームが短い時間でしわを伸ばし、臭いも飛ばしてくれる優れものです。 200ml大容量タンクですから、25分間、連続使用することもできます。 シルクや棉、ウール、麻など、デリケートな衣類にも使うことが可能です。 アイロン台を出す手間や、暑い時期のアイロン掛けから解放され、「思い立ったときにすぐに使える」と、レビューで高く評価されています。
次の衣類スチーマーは、ハンガーにかけたまま手軽にアイロンがけができるということでとっても便利ですよね。 しかも、高温の蒸気を出してシワを伸ばしながら同時に除菌効果や消臭まで期待することができるので、日常使いにもピッタリですよね。 でも、最近はパナソニックや東芝、日立・ティファールなどの人気のメーカーからも機能やデザインもいろいろな種類が販売されてるので、多すぎてどれを選んだらいいのか迷っちゃいますよね~ 衣類スチーマーはすぐに買い替えるようなものでもないので、しっかりとしたものを選びたいものです。 そこで今回は、 衣類スチーマーの失敗しない選び方のコツから、通販での口コミ評価の高いおすすめ品を人気ランキング形式でご紹介していきます。 口コミについてもまとめてみたので、ぜひ参考にしながらあなたにピッタリなものを探してみてくださいね^^ 目次• 衣類スチーマーの失敗しない選び方 おすすめランキングを見る前に、買った後に「思っていたよりも使えない・・・」なんていう失敗をしないためにまずは選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。 重さで選ぶ 衣類スチーマーは、ハンガーにかけたままの状態で使えるという優れものですが、スチーマー本体が重たいと腕が疲れてしまって大変ですよね。 そこで、購入する前に本体の重さはもちろんだけれど、水を入れたときの重さについてもチェックするようにするのがおすすめです。 タンク容量が大きすぎると、それだけたくさんの水が入るということなので、使い方を考えながら選んでみてくださいね。 タンクの容量で選ぶ ハンディタイプの衣類スチーマーは、多くが50mlとタンク容量は少ないので、シャツ1枚分くらいになります。 そこでもう少し多くの衣類に使いたい人は、100mlなど大きめなタンク容量のタイプを選ぶのもおすすめ! ただ、水がたくさん入るということはそれだけ重たくなるので、口コミなども参考にして選ぶようにしましょう。 お手入れのしやすさで選ぶ 衣類スチーマーは、タンクに水を入れて使うので、どうしても水垢などの汚れもありますよね。 そこで、タンクのお手入れがしやすいものや水垢を防止してくれるような機能があるタイプを選んでおけば、いつでも清潔な状態で使えるようになるのでおすすめです。 仕上げまでできると便利 衣類スチーマーは、しわを伸ばしたりすることができるけれど、せっかくならスーツやワイシャツなどでキレイな折り目などが着けられるタイプの方が使い勝手はいいですよね。 プレス機能やスチーム機能を切り替えて使えるタイプなら、いろいろなシーンで使いやすいのでおすすめですよ。 先ほど紹介した選び方のポイントや、これから紹介する特徴や口コミも参考にしながら、あなたの使いやすそうな衣類スチーマーを見つけてみてくださいね^^ 10位:ハンディ衣類スチーマー 楽天で購入 こちらは、有名雑誌などでも紹介された大人気の衣類スチーマーです。 コンセントに差してから約20秒でスチーム準備が完了できるので、出かける前にサッとシワを伸ばしてお出かけすることができるのはとっても便利ですよね。 ハンガーに掛けたままでもOKなので、毎回アイロン台を出したり閉まったりする必要もないですし、1度スイッチをONにすればスチームが出続けるので指にもやさしく疲れにくいというのも使いやすいですよね。 専用アタッチメントを使えば、ズボンの折り目付けも簡単にできてしまうというのもスゴイですよね。 8m 口コミ・評判・評価 楽天で購入 こちらは、パナソニックさんから発売されてる人気の衣類スチーマーです。 連続・パワフル&ワイドスチームで安定したスチームが続くのが特徴で、しかも立ち上がりも最短で約24秒ととっても早いところも助かりますよね。 安全機能として、自動ヒーターオフ機能を搭載してるので、切り忘れ防止にもなるのはうれしいですよね。 アイロン面がフラットになってるので、アイロン台にしっかりとあててプレスすることもできるので、ワイシャツなどにも使いやすいです。 除菌や防臭効果もあるので、汗をかいたときや仕事から帰ったときにもサッと使って対策ができるのもうれしいポイントですね。 5m 口コミ・評判・評価 楽天で購入 こちらは、アイリスオーヤマさんから発売されてる高耐久のセラミックコーティング加工が施された衣類スチーマーです。 たちあがりは最短30秒と朝の忙しい時間でもサッとアイロンがけができるのが特徴です。 布の厚さに合わせてスチーム量を2段階切り替えすることができるうえに、霧吹き機能も搭載してるので、ワイシャツやブラウスなどのシワもキレイに伸ばしてくれるというのはうれしいポイントですよね。 パワフルなスチームはハンガーに掛けたままでも手軽にシワをの出すことができ、さらにしっかりとアイロンとしてプレスすることもできるので、忙しい朝にもピッタリですね。 スチームが繊維の奥まで届くので、コートやジャケットなどの衣類にも効果的に使えるだけではなく、選択が難しい布製品などに使えば、除菌や脱臭、ダニ由来のアレル物質・花粉対策などにも使うことができるというのも魅力的ですよね。 衣類に合わせて温度やスチーム量を簡単調節することができるほか、注水しやすい、取り外し可能な水タンクというのはお手入れをするときにも楽になるので助かりますね。 スイッチを入れてからスチームが出るまではたったの25秒ととっても早いので、忙しい朝や疲れて帰ってきた夜でも素早く使うことができるのが特徴です。 ハンガーにかけたままの状態でもアイロンがけをすることができるうえに、使うときにコツなどもいらないということなので、アイロンがけをしたことがない人でも使いやすい設計になってるのはうれしいポイントですよね。 どんな角度でもタンクから噴出口までスチームがスムーズに通れるように設計されていて、中でスチームが溜まりにくいので、水漏れの心配もないところもうれしいですね。 安全対策として、タンクの水がなくなると加熱・スチームが自動停止する安全機能も搭載してるので、安心して使うこともできますよ^^ ハンガーにかけたままでも、しっかりプレスと、目的に合わせて自由に使い分けができる2Way仕様です。 ティアドロップ形状の、後方がU型に丸くなったかけ面と、パナソニック独自の「ラウンドベース」との組み合わせで、後方にも戻りシワを抑えて、スムーズなかけ心地を体感できるのが特徴です。 表面は、シルバーチタンコートを採用してるのですべり性も向上してるので、スムーズなかけ心地になってるというのも、アイロンがけにかかる時間を短縮できそうですよね。 ベース面全体にスチームがいきとどきやすくしたスチーム構造で、スチームが全体に行きわたり、キレイな仕上がりを実現できるというのもうれしいポイントですよね。 0kg 口コミ・評判・評価 楽天で購入 本体のコードのないコードレスタイプになってるので、アイロンがけをするときにコードが邪魔にならずにラクラク作業をすることができます。 こちらは、日立のコードレススチームアイロンのJoshinオリジナルモデルです。 スタンドの角度は3段階で調節ができるので、アイロンがけに適した角度を設定できますよ。 また、オリジナルモデルは、パワースチームで通常よりもパワフルなスチームを出すことができるので、ハンガーに吊るしたままの衣類にアイロンがけができるのも特徴です。 収納は縦置きも横置きもできるので、収納スペースに合わせて置き方を変えられるところも便利ですよね。 9kg 口コミ・評判・評価 楽天で購入 こちらは、安定蒸気でしっかりシワのお手入れができると評判のTWINBIRDの衣類スチーマーです。 ブラシを外すと小型のスチームアイロンとしても使える2Way仕様になっているのが特徴です。 縦に配列されたスチーム穴から安定したスチームを放出してくれるし、軽量設計なので腕への負担も軽減しながら使うことができるところもうれしいポイントですよね。 アイロン機能を使えば、ズボンやスカートのプレスも簡単にできるし、スチームで繊維の奥に潜んだニオイも吹き飛ばしてくれるので消臭効果も期待できます。 また、こちらは逆さにしても使えるフリーアングル設計なので、いろいろなシーンで使いやすいですよ。 表面温度は最低60度~最高220度までの温度調整ができるので、幅広い衣類のアイロンがけに対応しているのが特徴です。 1m離れた衣類にも届く強力スチームで、生地のホコリやニオイを取り除きながら、殺菌・ダニ除去・クリーニング効果も期待することができるということで、1年を通して使いやすそうですよね。 アタッチメントを切り替えると、衣類ブラシとしてホコリや毛玉の取り除きなどにも使うことができるところも便利ですよね。 クッションや座布団の上にシャツを広げてあてるとすぐにきれいになり使いやすいです。 水漏れなどもなく買って良かったです。 通常のアイロンで難しい細かいところのシワ伸ばしで使いやすく、時間がない時にもサッと使えて便利です。 さいごに いかがでしたか? 今回は、通販でも評判の衣類スチーマーのおすすめ品をランキング形式でご紹介してきましたが、お気に入りは見つかりましたか? 衣類スチーマーはすぐに買い替えるようなものでもありませんから、じっくりとあなたのライフスタイルに合った機能を備えてるものを選んでみてくださいね^^.
次の衣類をハンガーにかけたまま、しわも臭いもサッと取ってしまう衣類スチーマー。 高温の蒸気を衣類に通すことで、除菌とアレルゲン対策も同時にできて、衣類を清潔に保つことが簡単にできる優れものです。 プレス併用の1台2役のものや、旅行などに携帯できるコンパクトサイズなど、さまざまな機能性を備えたものが、各家電メーカーから発売されています。 しかし、どんな機能にどんな特徴があるのか、よくわからないことも多いですよね。 そこで今回は、様々なメディアで活躍するデジタル&家電ライター、コヤマタカヒロさんにおすすめの衣類スチーマーをお聞きしました。 また、IPPING編集部による衣類スチーマーの選び方や、口コミ人気ランキングTOP10もご紹介します。 衣類スチーマーを選ぶときに迷ったら、ぜひ参考にしてください。 プレス線をきっちり付けたい、しわだけ伸ばしてふんわり仕上げたいなど、目的に応じた機能がきちんと搭載されたものを選びたいものです。 衣類スチーマーの機能や特徴別に確認してみましょう。 スチーム量が重要 画像: アイロンとの違いの一つに、衣類スチーマーは噴射できるスチーム量が多く、連続して出し続けられることが挙げられます。 大量の蒸気で、衣類についた臭いを飛ばし、しわを伸ばしてくれるからです。 日本のメーカーなどの場合、毎分何グラムスチーム量を出せるかが表示されているものもあります。 スチーマー専用機種は、一般的に小型サイズが多く、必要相当のスチーム量が期待できるものです。 ただそれ以上に、プレス中心のスチームもできる機種、つまりアイロン型のスチーマーは、本体サイズもパワーも大きく、強力なスチームを出すものが多くなっています。 画像: 逆に、プレス兼用衣類スチーマーの場合、スチーム力が専用機種に比べて弱いのが弱点です。 パンツの折れ線を付けるなどには便利ですが、頑固なしわや広い面をかけるには多少時間がかかってしまいます。 朝のお出かけ前などに時短で済ませたい方などには、しっかり強力なスチームを噴射できるタイプがおすすめです。 また、スチーマー専用機で小さめサイズのものは、スチーム量も十分なうえに、しわを伸ばすことに特化しています。 旅行や出張に持ち歩けば、いつでもしわを気にしないで快適に過ごせますよ。 重さと持ちやすさの兼ね合いが大切 画像: 本来、衣類スチーマーは片手で操作するものですから、ほとんどが片手で難なく持てる600~900g程度のものです。 それでも、重さにはばらつきがあり、使用する時間や使う人によって重さへの感じ方も違ってくるはずです。 通常、機能性の高さや本体サイズに比例して重さも増えていきます。 また、タンクの水の容量も重さに加算されますので、全体の重量で考えたほうがよいでしょう。 最近は、片手で持つことの負担を軽減する形状で安定感のあるものが増えています。 デザイン性とともに、グリップの握りやすさや蒸気を当てるときの操作性と重さとのバランスが重要です。 シャツ一枚に蒸気をあてるのに通常5分程度は要しますから、5~10分ほど片手で持っても負担にならないものを選ぶようにしましょう。 起動までにかかる時間はさまざま 画像: 出勤前の時間のないときに使いたい方などにとっては、衣類スチーマーの起動時間は大きなポイントになるはずです。 製品によっては、20数秒で蒸気が出てくるものもあれば、数分かかるものもあります。 サッと時短で使うことが多いならば、スチーマー専用機がおすすめです。 小型ながら熱伝導がいいので起動が早く、使用後に冷めるまでの時間も短くて済みます。 一方、プレス仕上げができるタイプやプレスがメインの機種には、本体サイズが大きめで起動にも相応の時間がかかるものがあります。 台の上でしっかりプレスしたい方には、熱量の多いこのタイプがおすすめです。 連続使用できる時間も重要 画像: スチームを連続して出すことができるのは、どの衣類スチーマーにも備わっている専用の機能です。 しかし、あるメーカーの製品を比較したところ、スチームとアイロンの2WAYタイプの連続使用時間が4分ほどだったのに対し、スチーム専用タイプは16~18分も連続使用できるという差がありました。 朝の出勤前だけ、あるいは、帰宅後の夜だけ使う方、または一人暮らしなど、1回の使用時間が短くてよい場合は、連続使用可能時間を気にする必要はないでしょう。 しかし、一度にある程度長時間使うことがある場合は、プレス併用機やプレスがメインのものなどの連続使用時間を確認して選ぶようにしてください。 コードの長さ 画像:myzenke. com 衣類スチーマーは蒸気を出すことが主な機能ですから、相応の電力を要すため、多くがコード式です。 コードレスタイプもありますが、電力の総供給量に限界があるため、コードレスで使用するとスチーム量が少ないか、使用時間が短いということになります。 衣類スチーマーのコードの長さは、平均で2~3mほどです。 製品による大差はあまりありませんが、ハンガー掛けの衣類で上下移動をするので、できるだけ長めのものを選ぶようにおすすめします。 安全装置などの機能面も重視する 画像: 衣類スチーマーは忙しい時間帯に使用することが多いので、スイッチを切り忘れることもあるかもしれません。 しかし、自動ヒーターオフ機能が付いていれば、安心して使用できます。 また、スチームの連続噴射をロックする機能があると、ボタンを押し続けなくてよいので楽です。 さらに、衣類の種類によってはアイロンをかけられない素材もありますが、衣類スチーマーは衣類から離してスチームをあてるので、デリケートな繊維にも対応できるものが増えました。 注意書きをよく読んで、使用できる範囲を確認してから使いましょう。 「アイロンがけが面倒」という主婦の声に応えたアイテムです。 外出前のちょっとした時間に、ハンガー掛けの衣類にサッと軽くあてるだけで、しわを伸ばし臭いを飛ばしてくれます。 本体の向きを変えても水が漏れることのないフリーアングル設計を採用。 ストレスフリーで安定したスチーム掛けができます。 アイロン機能も付いていて、パンツのプレスも簡単です。 レビューでは、「持ちやすくて、小回りのきく形状」という点が、人気のようです。 ジャケットや学生服をハンガーに掛けたまましわ伸ばしができることで、高い評価を得ています。 6(cm) 本体重量 930g スチーム量 0. 140mlと大きめの容量で、7~8分間連続して使用できます。 高温のパワフルスチームが短時間でしわを伸ばしてくれ、自動遮断機能付きの安全対策にも配慮されたアイテムです。 「スチーム量も多くアイロンがいらなくなった」と、衣類スチーマーとしての高い性能にレビューでの評価が集まっています。 1x 9. 1 x 22. 2(cm) 本体重量 700g 立ち上がり時間 120秒 最長連続使用時間 5~7分 参考価格 2,280円(税込) 『Vacplus』の『衣類スチーマー』は前モデルの改良版。 タンクの容量を180mlまで増量し、スチームが起動するまでの時間も70秒に短縮しました。 デザインも一新され、スチーム出口穴を5個から8個に増やしたので、噴出するスチーム量が増え、時短に役立ちます。 付属のミトンを使用すれば、やけどの心配もありません。 「朝の出勤時にシワが気になるときに役立つ」「脱臭もできて一石二鳥」と、衣類スチーマーとしての効果が認められたコメントがたくさん寄せられています。 5x 9. 1 x 22(cm) タンク容量 180 ml 立ち上がり時間 70秒 参考価格 2,110円(税込) 『iSiLER』の『衣類スチーマー ハンディ』は、25秒で蒸気が立ち上がり、連続10分間使える、ハンディタイプの衣類スチーマーです。 ユーザーの意見をもとに、操作ボタンをより使いやすい切替式に改良しました。 コンパクトサイズながら110ml容量ですから、十分なスチーム力を発揮しますので、出張や旅行にも最適です。 起動の立ち上がりが早いので、日常のちょっとしたしわ伸ばしに活躍していることが、レビューのコメントからもわかります。 4x 10x 22. 2(cm) 本体重量 620g タンク容量 110 ml 立ち上がり時間 25秒 最長連続使用時間 10分 参考価格 3,480円(税込) 『ティファール』の『アクセススチーム』は、毎分最大23gのパワフル連続スチームで、手早く簡単にシワのばしができる衣類スチーマーです。 大きなヘッドは一度に広い面積に噴霧でき、衣類を除菌するのにも効果的です。 トリガーロック付きで、ボタンを押し続けなくても連続噴射できるうえ、立ち上がりも45秒という速さ。 毎朝の衣類の手入れが楽しくなります。 レビューでは、スチーム力への評価がとても高いです。 「タキシードやネクタイを熱風洗浄すると気持ちよい」と、ユーザーの満足げなコメントも寄せられています。 立ち上がりが24秒という速さに加え、スチームボタンを押し続ければ最長4分間スチームを出し続けられます。 パワフルスチームの約3倍のスチームが約3秒間噴射される3倍パワフルスチーム機能を搭載。 洗濯しにくい衣類の脱臭に、アレルゲン物質への対策にと、幅広い効果が期待できるアイテムです。 レビューでは、「立ち上がりが早いので直ぐ使えて便利」というコメントが多く見られます。 「軽さに驚いている」、「デザインがカッコいい」といった、総合的評価が高いアイテムです。 『Moregem』の『衣類スチーマー』は、立ち上がりが40秒と素早く、高温スチームが短い時間でしわを伸ばし、臭いも飛ばしてくれる優れものです。 200ml大容量タンクですから、25分間、連続使用することもできます。 シルクや棉、ウール、麻など、デリケートな衣類にも使うことが可能です。 アイロン台を出す手間や、暑い時期のアイロン掛けから解放され、「思い立ったときにすぐに使える」と、レビューで高く評価されています。
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