俳優の高橋一生が主演を務め、女優の蒼井優と共演する映画『ロマンスドール』より、ラブドールの造形士役を務める高橋の職人姿を捉えた場面写真が、高橋の39歳の誕生日であるきょう12月9日に、解禁となった。 本作は、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」に連載されたタナダユキの同名小説を、タナダ自身の脚本・監督により映画化。 男女が強く引かれ合い、すれ違い、もがきながらも、夫婦として本当の幸せを見つけていく物語を描く。 高橋と蒼井は映画『リリィ・シュシュのすべて』(2001)以来18年ぶり2度目の共演。 このほか、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、渡辺えり、きたろうといった個性豊かな実力派俳優陣が集結した。 美大の彫刻科を卒業してフリーター生活をしていた哲雄(高橋)は、大学時代の先輩に紹介された「久保田商会」を訪ねる。 職員の田代(渡辺)の説明で、そこがラブドール制作工場だということが判明するが、お金が必要だった哲雄はラブドール職人として働くことを決意する。 リアリティーのある造形士を演じるため、高橋は『南極1号伝説』『愛人形 Love Dollの軌跡~オリエント工業40周年記念書籍~』などの資料を読み込んだ上で、実際にオリエント工業を訪問、製造工程の実習に複数回参加した。 かつて舞台の大道具なども経験したことがある高橋は飲み込みが早く、指導に当たったオリエント工業の造形士・大澤氏も驚くほど上手にドール作りの工程を進めた。 最終的には大澤氏と専門用語で会話できるほどの知識も身につけ、役作りは完璧に。 高橋自身も「今回の役を演じるにあたり、実際にラブドール工場に見学に行き、ドールづくりについて学びました。 今回解禁された場面写真は、そんな高橋が真剣なまなざしでドールに向き合う姿を切り取ったもの。 映画『ロマンスドール』は2020年1月24日より全国公開。
次の自分たちのつくった曲が映画館で流れるという経験がないのでワクワクしました。 映画の本編が終わり、エンドロールを観ながらエンディングの曲を聴いている時間が実は一番脳みそから何か出ている気がするんです。 見終わってジュワーといろいろ実感するというか。 あの時間に自分たちが関われるなんて。 そんな気持ちがあったので主題歌のオファーを頂いた時は単純に嬉しかったです。 映画から受けた印象は、余白があって、凄く素朴。 だからこそ役者さん、音、映像、様々な個性を感じられました。 人間、誰かを愛しても様々なすれ違いがあると思います。 ベストな状況は少しの間。 日々の中、互いに変わっていき、ぶつかる。 それでいいと思うんです。 正しさだけが人を救うわけじゃない。 疲れちゃう。 どんな状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解出来たら。 愛するということは許すということなのかな。 そんなことを思い作りました。 【タナダユキ監督 コメント】 never young beachを知ったのは3年近く前のこと。 彼らの作る曲には新しさと同時に、どこかノスタルジーがありました。 とっつきやすいのに、一筋縄ではいかない豊かさ。 ひねくれてなんかいないのに、でもやっぱりちょっとひねくれているような可愛げ。 いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれが叶いました。 初めて完成した主題歌を聴いた時、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をもやさしく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました。 最後の一音が終わるまでが、映画『ロマンスドール』の世界です。 この曲が沢山の人に届きますように。 【高橋一生 コメント】.
次のタナダユキが自身の小説を自ら脚本・監督を務め映画化する。 この度、主演・高橋一生とヒロイン・蒼井優の視線にドキッとする本ポスタービジュアルと本予告映像が到着した。 今回到着した予告編では、一目で恋に落ち、結婚した哲雄(高橋さん)と妻・園子(蒼井さん)が、嘘と秘密を抱えたまま、次第にすれ違い変わりゆく中で再生していこうとする10年間が映し出される。 哲雄の告白シーンや、結婚式での指輪交換で震えながら自分の手に指輪をはめてしまう、思わずクスッとしてしまう場面から始まる本映像。 幸せそうな場面から一変、ドール職人の哲雄はそのことを妻に言えず、医療関係の仕事と嘘をついたまま時が過ぎ、一方、夫に理解があり完璧に見えていた妻は突如行方をくらまし、哲雄が問い詰めると「私たち離婚でしょ?」と突然切り出す場面も。 そして、「never young beach」による主題歌「やさしいままで」も少し聞くことが出来る。 またポスタービジュアルは、高橋さんと蒼井さんの美しい写真のシンプルな1枚。 「誰かを愛することは、やっかいで、幸せだ。 」というコピーが、結婚後に変化していく2人の感情と関係性を予感させるようだ。 『ロマンスドール』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。 《cinemacafe. net》.
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